JP2633196B2 - 光情報処理装置 - Google Patents

光情報処理装置

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JP2633196B2
JP2633196B2 JP10849094A JP10849094A JP2633196B2 JP 2633196 B2 JP2633196 B2 JP 2633196B2 JP 10849094 A JP10849094 A JP 10849094A JP 10849094 A JP10849094 A JP 10849094A JP 2633196 B2 JP2633196 B2 JP 2633196B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等に情報を
記録・再生する光情報処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、従来アナログで行なっていた信号
処理をディジタルで行なう「ディジタル信号処理法」が
盛んとなっており、コンパクトディスク(CD)やディ
ジタル・オーディオ・テープ(DAT)、通信回線など
の広い分野で実用化されている。これは、「ディジタル
信号処理法」が、複雑な信号処理アルゴリズムをソフト
ウェアで実現できるので、ハードウェアの簡略化とシス
テムの低廉化がはかれること、フィルタ定数やアルゴリ
ズムの選択など仕様の変更にフレキシブルに対応できる
こと、などのメリットをもつためである。それに加え
て、IC技術の進歩により、高速の演算処理速度をもつ
ディジタル信号処理用のIC、DSP(ディジタル・シ
グナル・プロセサ)が低価格で入手できるようになった
からである。
【0003】一方、光ディスク等の光情報処理装置は、
再生専用型のCDから追記型(DRAW)を経て、書き
換え可能型の光磁気ディスクまで、高密度大容量メモリ
として急速な進歩を遂げている。特に、光磁気ディスク
は、コンピュータの外部メモリとして、前述の高密度大
容量に加え、高信頼性、高速アクセス等が必要とされて
いる。
【0004】このため、電気サーボ系も、多種のセンサ
からの出力を複雑に組み合わせた制御が必要となってき
ている。従来の光磁気ディスク装置の一例を、図16を
用いて説明する。
【0005】図16において、半導体レーザ1から出射
された光束は、コリメータレンズ2により平行光束とさ
れ、ビーム整形機能付偏光ビームスプリッタ3でほぼ円
形の断面をもつ光束とされる。平行光束は、プリズム4
で反射され、対物レンズ5に入射する。対物レンズ5
は、アクチュエータ(図示しない)により、フォーカス
方向6、及びトラッキング方向7に可動であり、ディス
ク9上に微小な光スポットを集光する。ディスク9は、
光磁気記録層が成膜されており、矢印10の方向がトラ
ック方向で、矢印11がディスクの回転中心である。な
お、プリズム4、対物レンズ5、アクチュエータ等は、
キャリジ13に固定されており、リニアモータ(図示し
ない)等を用いて、ディスク9の半径方向に移動する。
【0006】ディスク9からの反射光は、再び対物レン
ズ5で平行光束とされ、プリズム4で折り曲げられて、
偏光ビームスプリッタ3に向かう。偏光ビームスプリッ
ター3で、検出光学系方向に反射された光束は、集光レ
ンズ15を経てビームスプリッタ16でサーボセンサー
18方向に反射される光束と、RFセンサー19、20
方向に透過される光束に分割される。
【0007】集光レンズ15には、例えば非点収差を発
生する素子が含まれていて、光束はサーボセンサ18上
に集光される。サーボセンサ18は、4分割センサ18
−1〜18−4からなる。そして、ディスク9上で光ス
ポットが所定のトラック上にフォーカスしていることを
観察しながら、3軸方向にこのサーボセンサ18を位置
決めし、4つのセンサから等しい出力が発生するように
調整されている。
【0008】ビームスプリッタ16を透過した光束は、
偏光ビームスプリッタ17で2分割され、ラジオ・フレ
キュエンシー(RF)センサ19、RFセンサ20に各
々集光される。半導体レーザ1、コリメータレンズ2及
びRFセンサ等は、全てヘッド固定部14に固定されて
いる。
【0009】図16の光ディスク装置の例は、キャリジ
13とヘッド固定部14に分離されたいわゆる分離光学
系であり、高速アクセスを可能としている。
【0010】従来の光磁気ディスク装置のアクチュエー
タ部を、図17を用いて説明する。
【0011】図17において、5は対物レンズであり、
ボビン21に固定されている。22、23は各々トラッ
キング用コイル、フォーカス用コイルであり、ヨーク2
6に固定されたトラッキング用マグネット24、フォー
カス用マグネット25と協同して、ボビン21をトラッ
キング方向7、フォーカス方向6に駆動する。27は、
ボビン21の支持軸であり、28は、ボビンの最下端を
決めるためのアンダー・リミッタである。29は、対物
レンズ5のカウンタウェイトでボビンに固定されてい
る。
【0012】30は、発光ダイオードであり、31は、
この発光ダイオード30用のフレキである。発光ダイオ
ード30から出射された光束は、スリット32を通過し
て整形され、2分割センサ34上に光束33として投影
される。発光ダイオード30は、21に固定されてい
て、アクチュエータがトラッキング方向にずれた場合に
は、光束33の2分割センサの各々の受光面34−1、
34−2に入射する光量が変化するので、これらの出力
を演算すれば、対物レンズ5の位置を検出することがで
きる。35は、2分割センサ34用のフレキである。
【0013】従来の光磁気ディスク装置のリニアモータ
部を、図18を用いて説明する。
【0014】図18において、5は対物レンズ、21は
ボビン、24はマグネット、26はヨーク、27はボビ
ン支持軸であり、これらがアクチュエータとしてキャリ
ジ13に固定されている。キャリジ13は、ベアリング
37−1、37−2等でレール36−1、36−2に支
持されており、ディスク半径方向12に可動であり、リ
ニアモータ部は、コイル38、ヨーク39、マグネット
40−1、40−2などからなり、キャリジ13をディ
スク半径方向に駆動する。この例では、リニアモータを
キャリジの両側につけ、高速アクセスを可能としてい
る。41は、ディスクを回転させるためのスピンドルモ
ータである。
【0015】図16〜図18にて説明してきた光磁気デ
ィスク装置のサーボ系について、図19を用いて説明す
る。
【0016】サーボセンサ18は、対物レンズ5が半導
体レーザ1からの光束の中心にあり、かつ、光束が対物
レンズ5によりディスク9のトラック上に1ミクロン程
度の微小なスポットとして集光された場合、4つのセン
サ18−1〜18−4から各々等しい出力が発生する用
に調整されている。この例では、フォーカス誤差検出方
式に非点収差法を用いているので、18−1〜18−4
の各センサからの出力を各々S1 〜S4 とすると、ディ
スクとスポットのフォーカスずれに応じて、対角和の出
力の差が観測され、以下のフォーカスエラー信号SAF
得られる。
【0017】SAF=(S1 +S3 )−(S2 +S4 ) 例えば、光スポットがディスク上に合焦では上記出力は
0、ディスクが近い場合には負、遠い場合には正の出力
を得る。
【0018】また、トラッキング誤差検出方式には、プ
ッシュ・プル法を用いている。プッシュ・プル法は、デ
ィスクの案内みぞからの回折光のバランスをファー・フ
ィールドで観測する方法であり、ディスク上の所定のト
ラックと光スポットのラジアル方向の位置ずれに応じ
て、回折光の分布にアンバランスが生じ、センサ18の
タンジェンシャル方向の分割線で分割されたセンサの出
力の差が観測され、以下のトラッキングエラー信号SAT
が得られる。
【0019】SAT=(S2 +S3 )−(S1 +S4 ) 例えば、光スポットがトラック上にあれば上記出力は
0、ディスク内周方向にずれた場合は負、ディスク外周
方向にずれた場合は正の出力を得る。
【0020】プッシュ・プル法では、対物レンズ5がマ
ルチ・トラック・ジャンプ等でラジアル方向(トラッキ
ング方向)に大きくずれると、サーボセンサ18上に集
光された光束がラジアル方向に移動するので、前述した
トラックずれに応じた回折光の分布のアンバランス以外
に、オート・トラッキング(以下、ATと記す)出力に
オフセットが生じてしまう。高速アクセスを行なうため
には、対物レンズを100〜150トラック程度、半導
体レーザ1からの光束の中心より移動させて使用できる
と有利である。このオフセットは、ほぼ対物レンズの光
束中心からのずれ量に比例するので、対物レンズ位置が
検出できれば、容易に補正しうる。
【0021】そこで、この例では、図17で説明したよ
うな対物レンズ位置検出手段(以後レンズ位置センサと
呼ぶ)を設けている。ラジアル方向に並べられた2つの
センサ34−1、34−2からの出力を、各々SLP1
LP2 として、対物レンズが光束中心にある場合に以下
のレンズ位置(以下、LPと記す)出力SLPが0となる
ように調整される。
【0022】SLP=SLP1 −SLP2 例えば、対物レンズ5が、光束中心にあれば上記出力は
0、ディスク内周方向にずれた場合には正、ディスク外
周方向にずれた場合には負の出力を得る。
【0023】また、レンズ位置センサ出力は、キャリジ
13と対物レンズ5の位置ずれを表わすので、これを用
いてリニアモータを駆動すれば、常に対物レンズ位置を
光束の中心に保つことができる。
【0024】以上、サーボセンサ等について述べてきた
が、これらはメカ的に完全に位置合わせをすることは不
可能なので、従来のアナログ的なサーボ信号処理を行な
う場合には、メカ調整後にセンサ出力に調整ボリウム
(図示しない)等を設けて、電気的な調整を行なうのが
普通である。
【0025】次に、サーボ信号処理について簡単に説明
する。
【0026】サーボセンサ18からの出力S1 〜S4
は、プリアンプ43で増幅されたあと、演算回路44で
AT、オート・フォーカス(以下、AFと記す)出力と
して前述のように取り出される。レンズ位置センサ34
からの出力SLP1 、SLP2 は、プリアンプ45で増幅さ
れたあと演算回路46でレンズ位置出力として取り出さ
れる。このうち、AT出力とLP出力は加算回路47で
加算され、対物レンズ位置がずれてもトラッキング誤差
信号にオフセットが発生しないように補正される(補正
後AT出力)。AF出力、補正後AT出力、LP出力
は、各々サーボ信号処理回路48に取り込まれ、適当な
タイミングでAFドライバ49、ATドライバ50、リ
ニアモータドライバ51に出力される。各ドライバから
は、駆動信号が各々AFコイル23、ATコイル22、
リニアモータコイル38に出力され、フォーカス制御、
トラッキング制御が行なわれる。
【0027】次に、図20を用いて、RF系について説
明する。
【0028】図20において、19、20は、各々前述
のRFセンサ、RFセンサである。52、53は、各々
RFセンサ19、20からの出力を増幅するプリアンプ
である。54、55は、おのおのRFセンサ19、20
の出力を差動、加算するアンプである。光磁気信号出力
56は光磁気効果による光束の偏光面の回転がビームス
プリッタ17で検光されて、RFセンサ19、20の出
力の差として検出される。また、セクター・マークやア
ドレスなどのプリフォーマット信号57は、RFセンサ
A、Bに入射する光量の一様な増減となるので、RFセ
ンサ19、20の出力の和として検出される。
【0029】図21を用いて、従来の光磁気ディスクに
ついて説明する。
【0030】図21において、11は、ディスク中心で
あり、らせん状にトラック58及び案内みぞ(グルー
ブ)59が設けられている。トラックは、セクターマー
クやアドレスなどのプリフォーマット信号がピット60
の形で予め成形されているヘッダー部と、光磁気信号を
光磁気ピット61の形でユーザーが情報として記録する
データ部に分けられている。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】さて、以上説明してき
た構成の光磁気ディスク装置では、サーボセンサ等をメ
カ的に完全に位置合わせすることは不可能なので、メカ
調整後にセンサ出力に調整ボリウム等を設けて、いちい
ち電気的な調整を行なうため、コストダウンが困難であ
った。
【0032】また、前述のフォーカス、或はトラッキン
グ誤差検出方式は、ディスク上の光スポットの集光状態
を直接に検出するものではないので、サーボセンサとサ
ーボセンサ上の光スポットの相対位置、或は、半導体レ
ーザの位置等が、調整後に何らかの外力によって位置ず
れした場合には、ディスク上の所定のトラックに光スポ
ットが正しく集光されなくなってしまう。これらの状態
の変化は、温度変化や輸送時の振動等により、しばしば
起こりうるものでありサーボ精度を低下させる。或は、
サーボセンサ自体に位置ずれが生じなくても、温度変化
により半導体レーザの波長が変化し、ビーム整形機能付
の偏光ビームスプリッタでの光束のふれ角が変化して、
サーボセンサ上での光スポット位置が移動してしまう場
合もある。
【0033】また、マルチ・トラック・ジャンプ等で、
対物レンズをラジアル方向にずらした位置で使用する場
合に生ずるATオフセットは、ディスクの案内みぞの深
さのばらつき等によって変化するので、ディスク毎にオ
フセット値を調整しなければトラッキング精度の低下を
招く。
【0034】本発明は、上記問題点に鑑み為されたもの
で、複雑な調整工程を不要とし、トラッキング誤差信号
あるいはフォーカス誤差信号のオフセットを簡易に補正
することが可能な光情報処理装置を提供することを目的
とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的を達成
する一実施態様の光情報処理装置は、光源と、該光源か
ら発した光ビームをトラックが形成された光記録媒体上
に照射する光学系と、前記光ビームの媒体による反射光
又は透過光を検出する光検出器と、該光検出器の出力か
ら光ビームの照射位置とトラックとの位置ずれを表すト
ラッキング誤差信号を生成する手段と、前記光学系の少
なくとも一部をトラックを横切る方向に移動させるトラ
ッキングアクチュエータと、前記トラッキング誤差信号
に応じてトラッキングアクチュエータを駆動することに
よって前記位置ずれを補正するトラッキング制御手段
と、前記装置内の温度変化を検知する温度検知手段と、
前記トラッキング誤差信号のオフセットを測定する手段
と、前記オフセットを補正する手段とを備え、前記温度
検知手段で検知された温度変化が所定値以上となる度
に、前記オフセットを自動的に補正することを特徴とす
る。
【0036】本発明の上記目的を達成する他の実施態様
の光情報処理装置は、光源と、該光源から発した光ビー
ムを光記録媒体上に集光する集光レンズと、前記光ビー
ムの媒体による反射光又は透過光を検出する光検出器
と、該光検出器の出力から光ビームの集光位置と光記録
媒体とのデフォーカスを表すフォーカス誤差信号を生成
する手段と、前記光検出器の出力から光記録媒体上に記
録された情報信号を再生する再生手段と、前記集光レン
ズを光軸方向に移動させるフォーカスアクチュエータ
と、前記フォーカス誤差信号に応じてフォーカスアクチ
ュエータを駆動することによって前記デフォーカスを補
正するフォーカス制御手段と、前記装置内の温度変化を
検知する温度検知手段と、前記再生手段によって再生さ
れる情報信号の振幅が最大となるフォーカス位置を検知
する手段と、前記フォーカス位置に光ビームの集光位置
を一致させるべく前記フォーカス誤差信号にオフセット
を印加する手段とを備え、前記温度検知手段で検知され
た温度変化が所定値以上となる度に、前記フォーカス位
置の検知とオフセットの印加を自動的に行なうことを特
徴とする。
【0037】
【実施例】図1は、本発明の光情報処理装置に用いる制
御回路の一実施例を示すブロック図である。ここで、サ
ーボセンサ18、プリアンプ43、演算回路44は図示
のように接続され、入力切換回路62、アナログ/ディ
ジタルA/D)変換器63を経てディジタル信号処理回
路48に接続される。演算回路44はトラックカウント
回路64にも接続されている。この出力はディジタル信
号処理回路48に接続されている。レンズ位置センサ3
4はプリアンプ45を介して入力切換回路62に接続さ
れている。ホームポジションセンサ65の出力はディジ
タル信号処理回路48に接続され、また、中央処理装置
(CPU)66はディジタル信号処理回路48及び外部
インターフェイス回路67に双方向接続されている。デ
ィスクを回転させるためのスピンドルモーター42はモ
ータードライバー68を介してディジタル信号処理回路
48に接続されている。2個のRFセンサ19、20は
プリアンプ52、53を介してRF信号処理回路69に
接続され、この出力は1つは検波回路70を介して入力
切換回路62に接続され、もう1つはディジタル信号処
理回路48へ入力される。各種データを保管するメモリ
71はディジタル信号処理回路48に接続されている。
ディジタル信号処理回路48からはD/A変換器72、
出力切換回路73を介して4つのサンプルホールド(S
/H)回路74、75、76、77、さらにドライバ7
8、49、50、51を介してそれぞれレーザーダイオ
ード1、フォーカスコイル(AFコイル)23、トラッ
キングコイル(ATコイル)22、リニアモーターコイ
ル38に接続されている。レーザーダイオードの出射光
をモニタするモニタフォトダイオード79はプリアンプ
80を介して入力切換回路62に接続されてる。また、
機内の温度を検出する温度センサ81は入力切換回路6
2に接続されている。
【0038】次に図1図示の回路の基本動作について説
明する。
【0039】サーボセンサ18に入射した光束はプリア
ンプ43で電圧信号に変換されたあと演算回路44にて
フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号、フォ
ーカストラッキング和信号に演算処理される。これらの
信号は入力切換回路62で1つを選択されたあとA/D
変換器63でディジタル信号に変換されディジタル信号
処理回路48に入力される。ディジタル信号処理回路4
8は、トラッキングエラーレベル、フォーカスエラーレ
ベルが零となるようにATコイル、AFコイルを制御す
べくディジタルコントロール値をD/A変換器72へ出
力する。アナログ化されたコントロール信号は、出力切
換回路73で選択され、S/H回路75、76でそれぞ
れホールドされたあとドライブ回路49、50に出力さ
れる。ドライバーはそれぞれAFコイル23、ATコイ
ル22をドライブする。
【0040】一方、光磁気信号の読み書きにはディスク
へレーザー光を照射することが必要であるが、ディジタ
ル信号処理回路48はレーザー光コントロール値をD/
A変換器72に出力する。アナログ化された信号は、出
力切換器73で選択されたあとS/H回路74を通り、
レーザードライバ78に入力される。レーザードライバ
は読み書きに必要な光量が得られるようにレーザーダイ
オード1を制御する。レーザーダイオードにはその出射
光をモニタするモニタフォトダイオード79が取付けて
ありその出力はプリアンプ80を介して入力切換回路6
2に入力される。モニタフォトダイオード79で光量を
モニタすることによりディジタル信号処理回路48は正
確にレーザー出射光量を制御できる。ディジタル信号処
理回路48からレーザードライバ78へ直接接続されて
いる信号線は、書き込み時のレーザーON/OFF信号
線である。
【0041】レンズ位置センサ34は2分割フォトダイ
オードで構成されており、レンズ位置センサ用発光ダイ
オード(LED)30によって照射されている。対物レ
ンズ位置の変化によりフォトダイオードの出力には変化
が生じるが、この出力はプリアンプ45で増幅された
後、入力切換回路62に入力され、A/D変換器63を
通りディジタル信号処理回路48に入力される。外周側
にあるホームポジションにアクチュエータが移動したこ
とを検出するホームポジションセンサ65の出力はディ
ジタル信号処理回路48に入力されている。
【0042】本発明における全体的なシーケンス動作を
管理するCPU66はディジタル信号処理回路48に接
続され、その動作をコントロールするとともに、外部イ
ンターフェイス回路67に接続され、外部機器とのデー
タのやりとりを管理している。
【0043】メモリ71がディジタル信号処理回路48
またはそれを介してCPU66から送られる各種データ
の保管を行なう。
【0044】スピンドルモータ42はモータドライバ6
8によって回転を制御されるが、そのスタート及びスト
ップはCPU66からディジタル信号処理回路48を介
して制御される。
【0045】リニアモーターコイル38は、ディジタル
信号処理回路48からの速度指令によりドライバ51を
介して駆動される。リニアモーターが起動すると、演算
回路44のトラッキングエラー信号はトラック横断信号
となって現れる。リニアモーター移動中のトラッキング
信号をトラックカウント回路64でカウントすることに
より移動トラック数を検出できる。ディジタル信号処理
回路48は目標トラック数と現在トラック数とから目標
移動速度等を算出する。
【0046】2個のRFセンサ19、20は光磁気信号
及びプリフォーマット信号を電気信号に変換する。この
信号はプリアンプ52、53で増幅されたあとRF信号
処理回路69にて差動検出、同相検出及びピーク検知処
理をなされる。この出力はディジタルデータとしてディ
ジタル信号処理回路48を経由し、CPU66で処理後
外部インターフェイス回路67を通り外部機器へディジ
タル情報として出力される。一方、RF信号処理された
信号はアナログ信号のまま検波回路70によってエンベ
ロープを検出され、その大きさレベルの信号として入力
切換回路62、A/D変換器63を経由してディジタル
信号処理回路48に入力される。これはRF信号レベル
の大きさを判断してフォーカス、トラッキングが正しく
動作しているか否かの検出をする時に使用される。
【0047】図2に、本発明の装置における、サーボ系
の自動調整の手順を示す。
【0048】まず、最初に対物レンズを半導体レーザか
らの光束の中心に置き、AFサーボのみをかけてトラッ
キングエラー信号のオフセット値を計測し、これを補正
する。(ステップ1)この時に補正されるオフセットと
しては、サーボセンサ等の調整時の位置合わせ誤差、調
整後の位置ずれ、ディスクのそり等があげられる。
【0049】次に、対物レンズ位置センサの校正と対物
レンズが光束の中心からずれた場合のトラッキングエラ
ー信号のオフセット補正を行なう。(ステップ2)これ
ら2つは、同時に行なうことも出来るし、個別に行なう
ことも出来る。対物レンズ位置センサの校正は、ディス
クのトラックの本数をカウントして光束中心からの絶対
的な対物レンズの位置を知り、それを用いて対物レンズ
位置センサ出力を校正するものである。これにより、対
物レンズ位置センサのリニアリティが補正される。
【0050】対物レンズが光束の中心からずれた場合の
トラッキングエラー信号のオフセット補正は、ステップ
1で述べた原因で生ずる対物レンズ位置とトラッキング
エラー信号のオフセット値のリニアリティを補正するた
めのものであり、同時にディスクによるの案内みぞの深
さ等のばらつきによるオフセットの大小も補正する。
【0051】次に、フォーカスエラー信号のオフセット
補正を行なう。(ステップ3)これは、ステップ2の工
程と入れ替えて行なっても良い。AF、ATサーボをか
けて、ディスクにあらかじめフォーマットされた信号
(セクターマークやアドレス信号など)の再生振幅が最
大となるようにオフセット値を定める。これにより、サ
ーボセンサ等の調整時の位置合わせ誤差、調整後の位置
ずれ、ディスク基板の厚み、屈折率のばらつき、ディス
クの案内みぞのばらつきなどに起因するAFオフセット
を補正することができる。
【0052】次に、AFゲイン調整を行なう。(ステッ
プ4)AF、ATサーボをかけ、ディジタル信号処理回
路から適当なフォーカスの外乱を加えてやり、それに対
する応答を計測して所定の適当なゲインに調整する。ア
クチュエータの初期および経時後のばらつきやディスク
のばらつきなどを同時に補正できる。
【0053】ステップ4と同様にして、ATゲインの調
整を行なう。(ステップ5) 次に、リニアモータのゲイン調整を行なう。(ステップ
6)所定のトラックにAF、ATサーボをかけ、ディジ
タル信号処理回路より適当な外乱をリニアモータに加え
てやり、リニアモータの応答を、ステップ2で校正され
た対物レンズ位置センサ出力を用いて行なう。リニアモ
ータの初期及び経時後のばらつきを補正することができ
る。
【0054】最後に、レーザパワーモニタのリニアリテ
ィの補正を、半導体レーザ内に組み込まれているモニタ
・フォト・ダイオードについて行なう。(ステップ7)
光磁気ディスク装置出は、データ再生時と消去及び書き
込み時で、10倍程度レーザパワーを変化させて使用す
るので、ディスクからの戻り光によりモニタのリニアリ
ティが悪い。そこで、サーボセンサの出力を用いて、こ
れを補正してやればよい。これにより、最適なレーザパ
ワーでの記録/再生が可能となる。
【0055】以下、上記各ステップにおける補正方法に
関し、詳細に説明する。
【0056】対物レンズ基準位置(光軸上)でのトラッ
キングエラー信号のオフセット補正方法 まず、補正時にすでに記録されているデータを消さない
ようにするため、キャリッジをホームポジションへ移動
させる。ホームポジションへ移動したことはフォトイン
タラプタやメカニカルスイッチで構成されるホームポジ
ションセンサ65で検出される。次に対物レンズを半導
体レーザーからの光束の中心位置(以後、レンズ基準位
置と記す)に持っていく、方法としては、フォーカスア
クチュエータを最下点まで下げた時にアクチュエータの
メカニカルピンが中点で嵌合するようにしてもよいし、
レンズ位置センサ34のプリアンプ45の出力が前記レ
ンズ基準位置であらかじめ決められた値になるように製
造時に調整を行なっておき、補正時にまずレンズ位置セ
ンサ出力が前記のあらかじめ決められた値にあるように
レンズ位置を電気的に動かしてもよい。
【0057】この状態でフォーカス引き込み動作を行な
い、フォーカスをおおむねフォーカスポイントになるよ
うにする。次に、以下の方法でトラック横断時のトラッ
キングエラー信号を発生させる。その方法の1つとして
は、レンズを基準点に固定したままで、リニアモーター
コイル38に通電し、リニアモーターを振動させる方法
がある。リニアモーターを正弦波的に振動させれば、対
物レンズはトラックをクロスするように振動するので、
演算回路44からはトラッキングエラー信号((S2
3 )−(S1 +S4 ))を得ることができる。第2の
方法としては、リニアモーターは動かないようにホーム
ポジションに固定したままにして対物レンズを前記基準
位置でトラッキング方向に微小に振動させる方法を用い
てもよい。このようにして、レンズ基準位置近傍でオフ
セットを含んだトラッキングエラー信号を得ることがで
きる。
【0058】図3に示すように、トラッキングエラー信
号はオフセット分を有している。この信号は前述のよう
に演算回路44から出力されるトラッキング信号である
が、入力切換回路62を経由して図3に示すサンプリン
グパルスでA/D変換され、ディジタル化された信号が
ディジタル信号処理回路48に入力される。ディジタル
信号処理回路48ではディジタル化されたトラッキング
信号から波形のピーク値及びボトム値を求め、さらにこ
の値の中点を求めることによって、それをオフセット値
として認識するようになっている。ピーク値、ボトム値
をより正確に求めるために、トラッキングエラー信号は
数回分以上取り込むことが望ましい。このようにして求
めたオフセット値はメモリ71に格納されるが、補正完
了後のトラッキング動作においては演算回路44よりA
/D変換器63を経由して得られるオフセット補正前の
ディジタルトラッキングエラー信号からここで求めたト
ラッキングオフセット値を引き算し、オフセット補正後
のトラッキングエラー信号をつくり、このオフセット補
正後のトラッキングエラー値を用いてトラッキングルー
プの制御を行なう。
【0059】対物レンズ位置センサの校正 レンズ位置センサ34の出力は図4のごとく2個のセン
サ出力SLP1 、SLP2が対物レンズ位置ずれにたいして
互いに逆方向に変化する特性を有する。基本的には、 (SLP1 −SLP2 )/(SLP1 +SLP2 ) の演算を行なうことにより、センサ出力の温度変動等の
同相性の変動を除去し、対物レンズ位置を検出すること
ができる。しかしながら、SLP1 、SLP2 は対物レンズ
位置に対してリニアな変化はしていないため、以下の方
法によりセンサ出力と対物レンズ位置の関係を知る必要
がある。
【0060】(第1の方法)対物レンズ位置を半導体レ
ーザの光束の中心にしてフォーカス、トラッキングとも
に引き込み状態としディスクを回転させる。ディスクに
は偏心があるので、トラッキングアクチュエータは偏心
に追従してトラッキング方向に揺れ、これにしたがって
2個のレンズ位置センサ34の出力SLP1 、SLP2 も変
動する。図5に示すように、この揺らいでいるSLP1
LP2 をディスクの回転に同期している回転同期サンプ
リングパルスでサンプルし、A/D変換器63でディジ
タル化しディジタル信号処理回路48を経由し、メモリ
71に一回転中の偏心データを格納する。このデータは
以下に述べる対物レンズ位置のデータどりにて偏心成分
の除去に使用する。
【0061】次にトラッキングサーボループをオープン
にして、トラッキングアクチュエータを対物レンズ可動
範囲(例えば、±250ミクロン=±170トラック)
だけトラックジャンプさせ、その最中にレンズ位置セン
サ出力SLP1 、SLP2 と対物レンズ位置変位の関係のデ
ータどりを行なう。対物レンズ位置を−170トラック
から+170トラックまで移動させながら、10トラッ
クおきにSLP1 、LP2の出力をサンプリングし、A/
D変換を行なう。SLP1 、SLP2 の出力は図6に示すよ
うに偏心の影響を受け揺らいでいる。ここで前述の偏心
データを利用して偏心分をさし引き偏心除去したデータ
をメモリ71に格納する。
【0062】(第2の方法)第1の方法では、対物レン
ズ位置を−170トラックから+170トラックまで連
続的に移動させ移動中にデータどりを行なったが、本方
法ではたとえば数10トラック分ずつジャンプしトラッ
キングループを閉じデータどりを行なう。まず対物レン
ズ位置を光学的中心点にもってきてトラッキングループ
をオンするまでは第1の方法と同一であるが、第2の方
法においては偏心データどりは実施しない。ここではデ
ィスク1回転ないし数回転の間、対物レンズ位置出力S
LP1 、SLP2 を読み込み、その間のSLP1 、SLP2 の出
力をディジタル信号処理回路48にて平均値を求め偏心
成分の除去された対物レンズ位置出力を得る。ここで図
7に示すように予め決められたトラック数だけトラック
ジャンプを実行し、移動後の対物レンズ位置でトラッキ
ングループを閉じ1回転ないし数回転の間、対物レンズ
位置出力を読み込み平均値を求めそのポイントでの対物
レンズ位置出力を得る。このようにトラックジャンプと
データどり平均値算出をくりかえし対物レンズ可動範囲
全域における偏心成分の除去された対物レンズ位置出力
値がメモリ71に格納される。
【0063】(第3の方法)第1、第2の方法では対物
レンズ位置を連続的に動かしまたはトラックジャンプを
行ないながらデータどりを行なっていたが、本方式では
トレーシングを行ないデータどりをする。まず対物レン
ズ位置を内側へ170トラックジャンプさせトラッキン
グループを閉じる。ディスクは内周から外周へスパイラ
ル状の溝がきざんであるので、この状態のままにしてお
くと対物レンズ位置は内周から外周にむかってトレース
する。ここではトレースしながら1回転ごとに対物レン
ズ位置出力のデータどりを行なう。このようにすると、
1回転ごとにデータどりが行なわれるため偏心成分は捕
捉されず、自動的に偏心成分の除去されたデータどりが
行なわれる。
【0064】上記第1〜第3のいずれかの方法にて、対
物レンズ位置とレンズ位置センサ出力の関係のデータど
りが完了したが実際にこのデータを使用する場合、対物
レンズ位置出力からの対物レンズ位置を求めねばならな
い。一つの方法としてメモリ71内に変換テーブルを持
つ方法もあるが、ここでは高速演算可能なディジタル信
号処理回路(DSP等)をもちいた数値演算方式につい
て述べる。
【0065】基本的にはレンズ位置を5次式で近似する
方法である。
【0066】位置=A・(X+B・X2 +C・X3 +D
・X4 +E・X5 ) ここで、Xは正規化された対物レンズ位置出力値、A、
B、C、D、E、は定数である。すなわち、
【0067】
【外1】 ここで、G、Kは定数である。Gは、前述のSLP1 、S
LP2 の値を代入したときに、Xの範囲が+−1.0とな
るように選定する。A、B、C、D、EはSLP1、SLP2
の値から位置の誤差が最小となるよう、例えば、最小
二乗法で決定すれば良い。KはSLP1 、SLP2 の出力レ
ベルの差を補正するためのものであるが、対物レンズが
レンズ基準位置にあるときに、SLP1 =SLP2 となるよ
うに、あらかじめ調整されていれば、K=1としてよ
い。
【0068】対物レンズが基準位置からずれた場合のト
ラッキングエラー信号のオフセット補正 トラッキングエラーのオフセット量と対物レンズ位置変
位にはある程度リニアな関係があるためこの関係を用い
てトラッキングオフセットの補正をすることは十分可能
である。この場合オフセット補正はデジタル信号処理回
路内で実行される。
【0069】しかしながら、ここではより厳密にオフセ
ット補正をする方法について述べる。前述の対物レンズ
位置とレンズ位置センサ出力の関係のデータをとる際に
同時に対物レンズが基準位置からラジアル方向にずれた
場合のトラッキング信号を観測し、対物レンズ位置とト
ラッキングエラー信号のオフセット量との関係を求める
のである。図8に示すようにトラッキングエラー信号に
はトラック横断時の信号が混入する。そこでトラッキン
グエラー信号のピーク値とボトム値を読み取ったあとそ
の中心値をトラッキングエラー信号として算出する。こ
の値は、メモリ71内に変換テーブルとして格納する方
法もあるし、レンズ位置センサの補正の説明で述べたよ
うな近似式を求め、高速で演算可能なディジタル信号処
理回路(DSP等)を用いて数値演算する方法もある。
【0070】この場合のトラッキングエラー信号は偏心
よりずっと高域の信号であるからサンプリングパルスは
トラッキングエラー信号のピークとボトムを十分捕捉で
きるような高い周波数であることが必要である。例えば
偏心のみであれば偏心成分50Hzの10倍の約500
Hzで可能であるが、トラック横断時の信号を読み取る
ためには、トラック横断時のトラッキングエラー信号約
1kHzの10倍10kHz位のサンプリングパルスが
必要である。
【0071】フォーカスエラー信号のオフセット補正 フォーカスエラー信号のオフセット補正では、第1の方
法として、ディスクにあらかじめフォーマットされた信
号(セクターマークやアドレス信号)の再生振幅が最大
となるようにオフセット値を定める方法がある。
【0072】まず、AF、ATサーボをかけ、強制的に
フォーカスエラー信号にオフセットを加えたときのプリ
フォーマット部にある信号の振幅値をモニタする。これ
を、図9を用いて説明する。図9において、横軸はAF
オフセット量、縦軸は信号の振幅値である。初期のAF
オフセット位置(図9点P1 )を中心として、プラス側
に所定のオフセット量を加えたとき(図9点P3 )のプ
リフォーマット信号の振幅が、図10の(a)、マイナ
ス側にオフセット量を加えたとき(図9点P2)のプリ
フォーマット信号の振幅が図10の(b)に示す値であ
ったとする。それぞれの振幅x、yの2値をメモリーし
てこれらを比較した場合、x>yであるためプリフォー
マット信号振幅値の最大点、すなわちジャストフォーカ
ス点は現在の位置よりプラス側にあることになる。
【0073】次に、図9において、点P3 のプラス側に
所定のオフセット値を加えた点を新たな中心点をP4
する。さらに、点P4 のプラス側に所定のオフセット値
を加えた点P5 でのプリフォーマット信号の振幅値を新
たにメモリし、点P3 でのプリフォーマット信号の振幅
のメモリ値と比較する。点P5 での振幅値は点P3 より
大きいため、さらにプラス側にジャストフォーカス点が
あることになる。このようにして、この動作を繰り返
し、点P4 と点P6 の間にジャストフォーカス点がある
ことをサーチする。
【0074】次に、所定のオフセット量を最初の1/2
として検索の範囲を狭めていき、点P4 、点P6 の中間
の点P5 を中心として同じ動作を繰り返してジャストフ
ォーカス点でのオフセット量を追い込んでいく。そし
て、比較されるプリフォーマット信号振幅の差がなくな
るまでこの動作を続ける。これにより決まったフォーカ
スオフセット量は記憶され、フォーカスエラー信号に常
に印加され続ける。なお、プリフォーマット信号は、微
分回路(図示しない)を用いて微分した後の信号を用い
たほうがジャストフォーカス点の検出感度が向上する。
【0075】プリフォーマット信号の振幅値の検出方法
として、次の様な方法がある。
【0076】a.RFセンサ19、20からの光電流
を、プリアンプ52、53で増幅し、その出力を直接モ
ニターして、この時のピーク値をホールドしてDC分を
検出する方法。
【0077】b.RFセンサプリアンプ52、53から
の出力を微分回路(図示しない)で微分することにより
信号のピークを知る手段としているが、この微分後の信
号のp−p値をモニターすることで検出する方法。
【0078】c.微分後の信号出力を片波整流もしくは
両波整流を行ない、このピーク値をモニタして検出する
方法。
【0079】d.AFオフセット量の変動が、顕著に振
幅値の変動に表われるある種の帯域だけを抜き取るため
のフィルターを用い、このフィルターの出力をモニター
する方法。
【0080】これらの振幅値の情報はすべてA/D変換
して取り込まれ、デジタル信号処理回路48内で処理さ
れる。
【0081】第2の方法としては、ディスクのデータ部
にある光磁気信号情報を直接取り込みその振幅値をモニ
タする方法がある。その手順は、第一の方法と同じであ
る。
【0082】又は、フォーカスエラー信号に図11
(b)のようなオフセット量を変化させるための信号を
加え、図11(a)のような光磁気信号の微分回路後の
出力をモニタしてもよい。このとき、光磁気信号の振幅
値が最大となる所でのAFオフセット印加信号の電圧値
を読み取り(図11(b)では点Pにあたる)、この値
をフォーカスエラー信号に常に加えることにより、ジャ
ストフォーカスとすることができる。
【0083】オートフォーカスゲイン調整 オートフォーカスゲイン調整の第1の方法について、図
12を用いて説明する。図12は、ディジタル信号処理
回路48内の処理手順の疑似ブロック図である。まず、
AF、ATサーボをかけ、対物レンズを基準位置とし、
1つのトラックに追従させるか、またはトラックトレー
スの状態とする。図12において、フォーカスエラー値
(前述の過程でオフセットを除去されている)、和信号
値は、各々A/D変換された後のディジタルデータであ
り、出力値、評価値もすべてディジタルデータである。
ここで、オートフォーカスループゲインの0dB交さ周
波数と同じ周波数でエラーとならない程度の外乱値を与
える。その外乱値の振幅は、ディジタル信号処理回路内
でデータの増減により与えられ、その周期も(1/交さ
周波数)秒で与えることができる。外乱値印加後のBで
の振幅値データと、印加前のAでの振幅値データを除算
回路90で比較し、(B<A)または(B>A)の場合
は乗算回路91でのKの値を(A=B)となるような操
作を行ないゲイン調整を行なう。
【0084】第2の方法では、図13においてディジタ
ル信号処理回路48をゲートアレイに限定した場合でも
行なえる方法で、発振器82より外乱を印加した後のB
の振幅値と、ゲートアレイ出力後のAの振幅値を比較
し、A=Bとなるようにゲイン調整を行なう。この時、
Bの代わりに出力切換回路73後のCを用いてもかまわ
ない。また、Aでの読み値とBでの読み値は位相が異な
り同じタイミングでは読み込めないので、外乱の1周期
分をサンプリングしてAとBそれぞれの振幅値を検出
し、それらを比較するための比較器85とゲイン調整を
ゲートアレイに行なわせるためのゲイン設定回路85を
別途要する。
【0085】また、ゲートアレイ入力側において、A/
D変換器63後に外乱を印加し、その印加後の振幅値と
入力切換回路62後での振幅値を比較することでもゲイ
ン調整は行なえる。
【0086】オートトラッキングゲイン調整 オートトラッキングゲイン調整は、オートフォーカスゲ
イン調整と同様に行なう。
【0087】リニアモーターゲイン調整 リニアモーターのゲイン調整は図1に示すように、リニ
アモーターコイル38にリニアモーターループゲインに
おける0dB交さ周波数と同じ周波数の外乱を与え、こ
れにより発生するリニアモーターの変位をレンズ位置セ
ンサの出力により検出して行なうものである。
【0088】(第1の方法)リニアモーターはホームポ
ジションで固定されるようサーボをかける。次に、対物
レンズが基準位置となるようにしてフォーカス及びトラ
ッキングサーボをかける。ここで、ディジタル信号処理
回路48はディジタル外乱信号を発生し、D/A変換器
72等を経由してリニアモーターコイルに外乱を印加す
る。外乱によりリニアモーターは振動するが、トラッキ
ングサーボがかかっているため、対物レンズはトラッキ
ングを維持するよう、リニアモーターの動きにあわせて
ディスク半径方向に振動する。したがって、レンズ位置
センサも振動に同期した出力を発生する。リニアモータ
ーオープンループゲインはリニアモーターのメカニカル
な感度を除けば一定であるから、ある一定の外乱振幅を
加えた時にリニアモーターの変位が所定の値(0dB交
さ周波数で0dB)となるように、演算ゲイン設定すれ
ば良い。ディジタル信号処理回路48はレンズ位置セン
サの出力値を読み込み、この振幅値が所定の値となるよ
うにリニアモーターサーボループゲインを設定する。
【0089】(第2の方法)この方法は、図13に示す
ようにディジタル信号処理回路48の外に設けた発振器
82より外乱を発生するものである。第1の方法と同様
に、ホームポジションにてフォーカス、トラッキング、
リニアモーターの各サーボをかける、また対物レンズ位
置は基準位置であり、外乱周波数は0dB交さ周波数で
ある。ここでは出力した外乱信号をA/D変換器86で
取り込み振幅値検出器92でその振幅を検出しディジタ
ル信号処理回路48で評価する。リニアモーターの変位
は、第1の方法と同様にレンズ位置センサ出力を検出し
て行なう。一定の外乱振幅を加えた時にリニアモーター
の変位が所定の値(0dB交さ周波数で0dB)となる
ように、ディジタル信号処理回路48は、演算ゲインを
決定する。本方法では、アナログ発振器を用いているた
めディジタル信号処理回路で発振波形を発生させる必要
がないため、ソフトウェア負担が少なくなるのみなら
ず、容易に高い周波数まで発生させることができる。
【0090】(第3の方法)この方法では、対物レンズ
を基準位置に固定し、トラッキングサーボをオープンと
して、リニアモーターに外乱を加え振動させることによ
り、対物レンズをディスク半径方向に振動させ、トラッ
ク横断時のトラッキングエラー信号をカウントすること
によって、リニアモーターの変位量を検出する。ホーム
ポジションにてフォーカス、リニアモーターの各サーボ
をかけること、外乱周波数が0dB交さ周波数であるこ
とは、第1の方法と同様である。この場合、偏心成分を
カウントすると、変位量の検出に誤差を生じるので、あ
らかじめ、外乱をかけない状態で、偏心成分のみをカウ
ントしておき、外乱をかけた状態のカウント値から差し
引くことが、必要である。しかしながら、この方法では
最大1トラック程度の誤差が生じることがあるが、変位
量を大きく設定しておけば、問題ない量である。
【0091】レーザーパワーモニタのリニアリティ補正 本発明におけるレーザーパワーのコントロールはモニタ
フォトダイオード79からの出力信号を検出することで
行なっているが、これのみではモニタがディスクからの
戻り光の影響をうけるためディスクに照射されるレーザ
ー光のパワーを完全な精度でコントロールすることはで
きない。
【0092】そこで、本発明では、ディスクからの反射
光を用いてリニアリティを補正する。ディスクからの反
射光はサーボセンサ18で受光され電流電圧変換後、演
算回路44で和信号(S1 +S2 +S3 +S4 )に変換
される。和信号はA/D変換後、デジタル信号処理回路
48に入力される、一方、モニタフォトダイオード79
の出力はプリアンプ80、A/D変換器63を経由して
ディジタル信号処理回路48に入力される。図14に示
すように、ディジタル信号処理回路48は比較的モニタ
リニアリティの良好な10mWのレーザー光を発光する
ようにレーザードライバー78を制御する。この時、和
信号が10Vであったとすれば、レーザー出力は和信号
/1000(W)である。和信号出力が例えば0.1V
ずつ下がるようにレーザー出力を下げながらモニタ出力
との関係をデータどりすれば和信号出力をもとにしてモ
ニタ出力を補正することができる。補正データはメモリ
71に格納されており、このデータでモニタ出力を補正
しレーザーパワーを制御することにより、正確なレーザ
ー照射が可能となる。
【0093】図15に、本発明のサーボ系の自動調整法
を実施するためのアルゴリズムについて示す。
【0094】本発明の自動調整は、光磁気ディスクがロ
ードされ、光磁気ディスク装置が立ち上げられる度に行
なっていも良いし、使用中に装置内に設けた温度センサ
が所定値以上の温度変化を示し、前述したような光学部
品等の位置ずれが懸念されるたびごとに行なっても良
い。光磁気ディスクが新しくロードされる度に自動調整
を行なえば、サーボセンサ等の調整時の位置合わせ誤差
や調整後に生じた位置ずれを、その度に簡単に補正しう
る。そればかりか、ディスクの案内みぞのばらつきに起
因する対物レンズをラジアル方向にずらした場合に生ず
るATオフセットのばらつきやAFゲイン、ATゲイン
のばらつきなどもすべて補正することができる。また、
ディスク基板の厚みや屈折率のばらつきに起因するAF
オフセット、ディスク基板のそり等に起因するATオフ
セットなども同時に補正することができる。
【0095】また、温度センサが所定値以上の温度変化
を示す度に、自動調整を行なえば、温度変化に起因する
光学部品の位置ずれや、半導体レーザの波長変化による
サーボセンサ上の光スポットの位置ずれ等を補正するこ
とができる。例えば、図16に示した光磁気ディスク装
置において、ビーム整形プリズム3のビーム整形比を
2、ガラスをBK7とすると、光束のふれ角は、波長が
1nm変化する当たりに3秒程度である。集光レンズ1
5の焦点距離を40mmとすれば、サーボセンサ上での
光スポットずれは、おおよそ、波長が1nm変化する当
たりに0.6ミクロン程度となる。半導体レーザは、温
度が1度変化する当たりに0.3nm波長が変化するの
で、30度の温度変化では、光スポットのずれは、ほぼ
6ミクロンとなりトラッキングサーボ精度に影響を与え
る。しかし、温度変化が、5度ごとに自動調整を行なえ
ば、上記はほぼ問題のない値に収まる。これにより、ビ
ーム整形プリズム複数の種類のガラスを組み合わせた高
価なものを使用して色消しプリズムとする必要がなくな
る。
【0096】以上、サーボ系の自動調整について述べて
きたが、本発明は、実施例で述べたフォーカス誤差検出
方式、トラッキング誤差検出方式、対物レンズ位置検出
方式以外のものでも全く構わない。フォーカス誤差とト
ラッキング誤差は、別個の検出器を用いても構わない。
【0097】また、前述の実施例では、媒体の反射光を
検出するように構成したが、媒体が透過型の場合には、
その透過光を検出することによって、制御手段の構成を
行なうようにしても良い。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光情報処
理装置は、装置内の温度変化を検知する温度検知手段を
備え、この温度検知手段で検知された温度変化が所定値
以上となる度に、トラッキング誤差信号あるいはフォー
カス誤差信号のオフセットを自動的に補正するようにし
たので、複雑な調整工程を不要とし、トラッキング誤差
信号あるいはフォーカス誤差信号のオフセットを簡易に
補正することが可能となる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光情報処理装置に用いる制御回路の一
実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の装置における自動調整の手順を示す流
れ図である。
【図3】本発明で用いるトラッキングエラー信号オフセ
ット値の補正法を説明するための図である。
【図4】本発明で用いる対物レンズ位置センサの出力を
示す図である。
【図5】対物レンズ位置センサを用いてディスクの偏心
を検知する方法を説明するための図である。
【図6】本発明の対物レンズ位置センサの校正法の第1
の実施例を説明するための図である。
【図7】本発明の対物レンズ位置センサの校正法の第2
の実施例を説明するための図である。
【図8】本発明の対物レンズが基準位置からずれたとき
のトラッキングエラー信号のオフセット値の校正法を説
明するための図である。
【図9】本発明のフォーカスエラー信号のオフセット補
正の第1の実施例を説明するための図である。
【図10】本発明のフォーカスエラー信号のオフセット
補正の第1の実施例を説明するための図である。
【図11】本発明のフォーカスエラー信号のオフセット
補正の第2の実施例を説明するための図である。
【図12】本発明のAFゲイン調整法の第1の実施例を
説明するための図である。
【図13】本発明のAFゲイン調整法の第2の実施例を
説明するための図である。
【図14】本発明のレーザ・パワー・モニターのリニア
リティ補正を説明するための図である。
【図15】本発明を実施するためのアルゴリズムを説明
するための図である。
【図16】従来の光磁気ディスク装置の光学系を説明す
るための図である。
【図17】従来の光磁気ディスク装置のアクチュエータ
を説明するための図である。
【図18】従来の光磁気ディスク装置のリニアモータを
説明するための図である。
【図19】従来の光磁気ディスクのサーボ系を説明する
ための図である。
【図20】従来の光磁気ディスク装置のRF系を説明す
るための図である。
【図21】従来の光磁気ディスクを説明するための図で
ある。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 18 サーボセンサ 19 RFセンサ 20 RFセンサ 34 2分割センサ 79 モニタフォトダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 臼井 正幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 渡辺 良彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 馬場 久年 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 安藤 浩武 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中嶋 英雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 堺 信二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 玉木 賢二 埼玉県秩父市大字下影森1248番地キヤノ ン電子株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、該光源から発した光ビームをト
    ラックが形成された光記録媒体上に照射する光学系と、
    前記光ビームの媒体による反射光又は透過光を検出する
    光検出器と、該光検出器の出力から光ビームの照射位置
    とトラックとの位置ずれを表すトラッキング誤差信号を
    生成する手段と、前記光学系の少なくとも一部をトラッ
    クを横切る方向に移動させるトラッキングアクチュエー
    タと、前記トラッキング誤差信号に応じてトラッキング
    アクチュエータを駆動することによって前記位置ずれを
    補正するトラッキング制御手段とを有し、前記光記録媒
    体に情報の記録及び/又は再生を行なう光情報処理装置
    において、前記装置内の温度変化を検知する温度検知手
    段と、前記トラッキング誤差信号のオフセットを測定す
    る手段と、前記オフセットを補正する手段とを備え、前
    記温度検知手段で検知された温度変化が所定値以上とな
    る度に、前記オフセットを自動的に補正することを特徴
    とする光情報処理装置。
  2. 【請求項2】 光源と、該光源から発した光ビームを光
    記録媒体上に集光する集光レンズと、前記光ビームの媒
    体による反射光又は透過光を検出する光検出器と、該光
    検出器の出力から光ビームの集光位置と光記録媒体との
    デフォーカスを表すフォーカス誤差信号を生成する手段
    と、前記光検出器の出力から光記録媒体上に記録された
    情報信号を再生する再生手段と、前記集光レンズを光軸
    方向に移動させるフォーカスアクチュエータと、前記フ
    ォーカス誤差信号に応じてフォーカスアクチュエータを
    駆動することによって前記デフォーカスを補正するフォ
    ーカス制御手段とから成る光情報処理装置において、前
    記装置内の温度変化を検知する温度検知手段と、前記再
    生手段によって再生される情報信号の振幅が最大となる
    フォーカス位置を検知する手段と、前記フォーカス位置
    に光ビームの集光位置を一致させるべく前記フォーカス
    誤差信号にオフセットを印加する手段とを備え、前記温
    度検知手段で検知された温度変化が所定値以上となる度
    に、前記フォーカス位置の検知とオフセットの印加を自
    動的に行なうことを特徴とする光情報処理装置。
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