JP2008041207A - 電子機器、制御方法、および制御プログラム - Google Patents

電子機器、制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より確実に記録再生性能の劣化を防止できるようにする。
【解決手段】ドライブ27の動作の診断処理、およびドライブ27の各部の制御に用いられるパラメータの再調整処理は、複数の単位処理から構成され、ドライブメモリ47は、診断処理または再調整処理を構成する単位処理と、それらの単位処理が実行される順番とを示す工程テーブル、および単位処理を実行させるための単位プログラムを記録する。ファームウェア制御部46は、工程テーブルを参照し、単位プログラムを順番に実行することで、指示された診断処理または再調整処理の実行を制御する。本発明は、ディスクカムコーダに適用することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は電子機器、制御方法、および制御プログラムに関し、特に、より確実に記録再生性能の劣化を防止できるようにした電子機器、制御方法、および制御プログラムに関する。
近年、製造コストや材料コストが低価格であるCD-R(Compact Disk Recordable)、CD-RW(Compact Disk Rewritable)、MO(Magneto Optical disk)、MD(Mini Disc)、DVD-R(Digital Versatile Disc Recordable)、DVD-RWなどのディスクにデータを記録したり、ディスクに記録されたデータを再生したりするディスク記録再生装置が急速に普及してきている。
これらのディスクは耐久性や携帯性に優れているため、例えばディスクを外部記録媒体として用いたディスク記録再生装置として、コンピュータやVTR(Video Tape Recorder)だけでなく、デジタルスチルカメラやディスクカムコーダ等のモバイル機器も普及してきている。
ところで、このようなディスク記録再生装置には、記録再生性能を維持するために、ディスク記録再生装置の各部の動作を制御するときに用いられるパラメータの再調整を行う機能を有するものもある。
例えば、ディスクカムコーダにおいては、ユーザの撮影機会の損失を防ぐ観点から、ディスクの認識時間の短縮、および屋外での使用や振動、衝撃環境下での安定した記録再生動作が、ディスクカムコーダに特有の製品仕様として要求される。
そのためディスクカムコーダには、そのような要求を満たすために、出荷前に行われる調整以外に出荷後においても各ベンダ、すなわち製造販売元により提供される様々な種類のディスクに関する特性、例えばスキュー、偏芯、面振れなどに対して、各部の動作を制御するために用いられるパラメータを再調整するものもあり、パラメータの再調整によってディスクの認識時間の短縮、および記録再生性能の維持の両立が図られている。
しかしながら、ディスク記録再生装置においては、記録再生性能の維持に必要な全ての調整項目についてパラメータの再調整が行われる訳ではないので、パラメータのうちのいくつかは、出荷前の調整値が固定値として用いられることになる。このような固定値とされるパラメータの最適値は、部品自身の組み立て時のばらつきや経時変化等により、製造時に調整された値から変化することもあり、記録再生性能の劣化の要因となっている。
そこで、ディスク記録再生装置の部品の経時変化や故障などの異常を検出することによって、ユーザに対してディスク記録再生装置の修理、メンテナンス、または部品の交換を促すディスク記録再生装置もある。
例えば、そのようなディスク記録再生装置として、レーザダイオードを流れる電流を検出するレーザ電流検出回路が設けられ、電流の検出結果に基づいてレーザダイオードにおける異常や故障を検出するもの(例えば、特許文献1参照)や、ディスクへのデータの記録時に発見された不良セクタの数を記憶し、その数が所定の数以上となった場合、ユーザに光学ヘッドのクリーニングを促すもの(例えば、特許文献2参照)などがある。
また、ディスク記録再生装置には、ユーザの使用履歴に基づいて、従来においては固定値とされていたパラメータのうちのいくつかを再調整するものもあり、そのようなディスク記録再生装置としては、ディスク記録再生装置内の温度を検出し、その検出された温度が所定の温度を超えた場合、トラッキング誤差信号またはフォーカス誤差信号のオフセットの再調整を行うもの(例えば、特許文献3参照)や、レーザダイオードを構成する部品の劣化に対し、予め設定された時間ごとに、レーザダイオードが射出するレーザの出力強度を再調整するものがある(例えば、特許文献4参照)。
さらに、ユーザからの指示により記録再生性能の自己診断を行い、その診断結果に応じてパラメータの再調整を行うディスク記録再生装置もある(例えば、特許文献5参照)。このディスク記録再生装置においては、ユーザの指示に応じて、製品出荷後にもレーザダイオードが射出するレーザの出力強度の再調整を行うことで、記録再生性能の劣化が防止される。
特開2000−90438号公報 特開平10−149556号公報 特開平7−50019号公報 特開平10−228644号公報 特開2006−4580号公報
しかしながら、ディスク記録再生装置の動作中に何らかのエラーが発生した場合、想定されるエラーの原因は多岐にわたるため、それらのエラーの発生を防止し、ディスク記録再生装置の記録再生性能を維持するには、多くの項目について診断処理や再調整処理を実行する必要があった。したがって、それらの診断処理や再調整処理の項目の数だけ、診断処理または再調整処理を実行させるためのプログラムが必要であった。
また、近年ではディスクの種類は増加傾向にあり、ディスクの種類に応じて各部の動作時に設定の変更が必要な場合、ディスクの種類ごとにパラメータの値が異なるため、診断処理や再調整処理を実行させるプログラムのデータ量の増加が顕著であった。
ディスク記録再生装置においては、このような診断処理や再調整処理を実行させるプログラムを予めROM(Read Only Memory)に記憶したり、そのプログラムを実行するときにRAM(Random Access Memory)に一時的に記憶したりする必要があるため、ディスク記録再生装置に設けられたROMやRAMにプログラムを記憶させるために充分な容量がない場合、ディスク記録再生装置は、充分な数の項目について診断処理や再調整処理を実行することができず、記録再生性能を維持することが困難であった。
また、ホストコンピュータが、診断処理や再調整処理を実行させるプログラムをアプリケーションプログラムとして記憶し、そのアプリケーションプログラムを実行することによって、ホストコンピュータに接続されたディスク記録再生装置に対する診断処理や再調整処理を制御することもできるが、この場合、診断処理や再調整処理におけるアルゴリズムや処理の大半をホストコンピュータ側に実装する必要があった。
したがって、ホストコンピュータは、ディスク記録再生装置と通信しながら診断処理や再調整処理の実行を制御しなければならず、ATAPI(AT Attachment Packet Interface)パケットコマンドに準拠した通信フォーマットを採用することによる通信のオーバーヘッドの増加によって、処理時間も増加してしまう。また、ユーザは、ディスク記録再生装置の記録再生性能を維持するためだけに、このようなホストコンピュータを購入しなければならず、現実的ではなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より簡単、確実、安価に記録再生性能の劣化を防止することができるようにするものである。
本発明の一側面の電子機器は、実行する任意の数の処理を制御プログラムにより制御する電子機器であって、前記電子機器が実行する各処理を、それぞれ複数の単位処理の組み合わせで構成し、前記電子機器の前記処理を実行する前記制御プログラムを、前記処理ごとに、前記単位処理を実行する単位プログラムと、前記単位プログラムの実行順を規定する工程テーブルとで構成し、前記処理ごとの前記工程テーブルを記憶するとともに、前記各工程テーブルに規定されている前記単位プログラムを記憶する記憶手段と、所定の前記処理が指示された場合、記憶されている前記工程テーブルであって、指示された前記処理に対応する前記工程テーブルに規定されている前記単位プログラムを、規定されている順番に実行する実行手段とを備える。
前記処理は、前記実行手段が正常に動作しているかを診断する診断処理、または前記処理が実行されるときに用いられるパラメータの値が適切な値となるように再調整する再調整処理とすることができる。
前記処理は、ディスクからのデータの読み出し、または前記ディスクへのデータの記録に関する処理とすることができる。
前記工程テーブルは、第1の前記単位プログラムの実行時にエラーが発生したときに実行される前記単位プログラムであって、実行の順番を第1の前記単位プログラムに復帰させるための第2の前記単位プログラムを示す情報を有するようにし、前記実行手段には、第1の前記単位プログラムの実行時にエラーが発生した場合、前記工程テーブルを参照して、第2の前記単位プログラムをさらに実行させることができる。
本発明の一側面の制御方法または制御プログラムは、電子機器が実行する任意の数の処理を実行させるための制御方法または制御プログラムであって、前記処理が指示された場合、前記電子機器が実行する各処理を、それぞれ複数の単位処理の組み合わせで構成し、前記電子機器の前記処理を実行する制御プログラムを、前記処理ごとに、前記単位処理を実行する単位プログラムと、前記単位プログラムの実行の順番を規定する工程テーブルとで構成した場合における前記工程テーブルと前記単位プログラムであって、指示された前記処理に対応する前記工程テーブルと、そこに規定されている前記単位プログラムを読み出し、読み出された前記単位プログラムを、読み出された前記工程テーブルに規定されている順番に実行するステップを含む。
本発明の一側面においては、実行する任意の数の処理を制御プログラムにより制御する電子機器において、前記処理が指示された場合、前記電子機器が実行する各処理を、それぞれ複数の単位処理の組み合わせで構成し、前記電子機器の前記処理を実行する制御プログラムを、前記処理ごとに、前記単位処理を実行する単位プログラムと、前記単位プログラムの実行の順番を規定する工程テーブルとで構成した場合における前記工程テーブルと前記単位プログラムであって、指示された前記処理に対応する前記工程テーブルと、そこに規定されている前記単位プログラムが読み出され、読み出された前記単位プログラムが、読み出された前記工程テーブルに規定されている順番に実行される。
本発明の一側面によれば、処理を実行させることができる。特に、本発明の一側面によれば、より簡単、確実、安価に記録再生性能の劣化を防止することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の電子機器(例えば、図1のディスク記録再生装置1)は、実行する任意の数の処理を制御プログラムにより制御する電子機器であって、前記電子機器が実行する各処理を、それぞれ複数の単位処理の組み合わせで構成し、前記電子機器の前記処理を実行する前記制御プログラムを、前記処理ごとに、前記単位処理を実行する単位プログラムと、前記単位プログラムの実行順を規定する工程テーブル(例えば、図5に示す工程テーブル)とで構成し、前記処理ごとの前記工程テーブルを記憶するとともに、前記各工程テーブルに規定されている前記単位プログラムを記憶する記憶手段(例えば、図2のドライブメモリ47)と、所定の前記処理が指示された場合、記憶されている前記工程テーブルであって、指示された前記処理に対応する前記工程テーブルに規定されている前記単位プログラムを、規定されている順番に実行する実行手段(例えば、図2のファームウェア制御部46)とを備える。
前記工程テーブルは、第1の前記単位プログラムの実行時にエラーが発生したときに実行される前記単位プログラムであって、実行の順番を第1の前記単位プログラムに復帰させるための第2の前記単位プログラムを示す情報(例えば、図5に示すリトライ番号)を有するようにし、前記実行手段には、第1の前記単位プログラムの実行時にエラーが発生した場合、前記工程テーブルを参照して、第2の前記単位プログラムをさらに実行させる(例えば、図9のステップS49の処理)ことができる。
本発明の一側面の制御方法または制御プログラムは、電子機器が実行する任意の数の処理を実行させるための制御方法または制御プログラムであって、前記処理が指示された場合、前記電子機器が実行する各処理を、それぞれ複数の単位処理の組み合わせで構成し、前記電子機器の前記処理を実行する前記制御プログラムを、前記処理ごとに、前記単位処理を実行する単位プログラムと、前記単位プログラムの実行の順番を規定する工程テーブルとで構成した場合における前記工程テーブルと前記単位プログラムであって、指示された前記処理に対応する前記工程テーブルと、そこに規定されている前記単位プログラムを読み出し(例えば、図9のステップS41およびステップS43)、読み出された前記単位プログラムを、読み出された前記工程テーブルに規定されている順番に実行する(例えば、図9のステップS44)ステップを含む。
本発明は、ディスクカムコーダ、デジタルスチルカメラ、パーソナルコンピュータ、ポータブルDVDプレーヤ、DVDレコーダなどの、ディスクに代表される記録媒体を用いる情報処理装置の他、各種の機能をプログラムで制御する各種の電子機器に適用することができる。
以下、図面を参照して、本発明を適用した実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用したディスク記録再生装置の構成例を示すブロック図である。
ディスク記録再生装置1は、ユーザI/F(Interface)11、システム制御部12、プログラムメモリ13、通信部14、ビデオオーディオI/F16、カメラ17、マイクロフォン18、スピーカ19、表示部20、スクリーンメモリ21、エンコード/デコード部22、エンコード/デコードメモリ23、データ制御部24、データメモリ25、ドライブ制御部26、ドライブ27、および蓋28から構成される。
ユーザI/F11は、ユーザによる図示せぬ操作キー、入力ボタン、およびスイッチなどからなる操作部の操作を受け付け、その操作に応じた操作信号をシステム制御部12に供給する。また、ユーザI/F11はシステム制御部12の制御により、例えば図示せぬ発光素子や音響素子を制御し、ユーザにディスク記録再生装置1の状態を通知するための光や音を発生させる。
システム制御部12は、プログラムメモリ13に接続され、プログラムメモリ13に記憶されているプログラムを実行することにより各部を制御する。また、システム制御部12は、バス15を介してビデオオーディオI/F16、エンコード/デコード部22、データ制御部24、ドライブ制御部26、および通信部14に接続されている。
さらに、システム制御部12は、ドライブ27に所定の処理の実行を指示するコマンドや、バス15を介して通信部14から供給された各種のデータをバス15、データ制御部24、およびドライブ制御部26を介してドライブ27に供給する。
プログラムメモリ13は、各種のプログラムや各種の処理に必要なデータを記憶する。プログラムメモリ13は、例えばファイルシステムを記憶する。通信部14は、ディスク記録再生装置1に接続された外部の装置と通信し、外部の装置から供給された各種のデータを、バス15を介してシステム制御部12に供給する。
ビデオオーディオI/F16は、カメラ17から供給される画像データ、またはマイクロフォン18から供給される音声データを取得し、エンコード/デコード部22に供給する。また、ビデオオーディオI/F16は、マイクロフォン18またはエンコード/デコード部22からの音声データを、スピーカ19に出力し、カメラ17またはエンコード/デコード部22からの画像データを表示部20に出力する。
さらに、ビデオオーディオI/F16は、必要に応じてスクリーンメモリ21に記憶されているアイコンなどの文字や図形を表示させるためのデータを読み出し、そのデータに基づいて所定の演算を行う。そして、ビデオオーディオI/F16は、その演算の結果得られるアイコンなどの文字や図形の画像データを表示部20に出力する。
カメラ17は、被写体を動画像または静止画像として撮影し、その結果得られる画像のアナログ信号である画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理を行う。カメラ17は、A/D変換処理後のデジタルデータを、画像データとしてビデオオーディオI/F16に供給する。
マイクロフォン18は、カメラ17が撮影した時点のディスク記録再生装置1の周囲の音声を取得し、その取得した音声のデジタルデータを音声データとして、ビデオオーディオI/F16に供給する。
スピーカ19は、ビデオオーディオI/F16からの音声データに対応する音声を発生する。表示部20は、LCD(Liquid Crystal Display)やEVF(Electronic View Finder)などにより構成され、ビデオオーディオI/F16からの画像データに対応する画像を表示する。
スクリーンメモリ21は、アイコンなどの文字や図形を表示するためのデータを記憶する。なお、ディスク記録再生装置1には、スクリーンメモリ21が設けられないようにしてもよい。
エンコード/デコード部22は、ビデオオーディオI/F16からの画像データおよび音声データを、エンコード/デコードメモリ23に記憶させながら、MPEG1(Moving Picture Experts Group phase 1)、MPEG2、MPEG4、JPEG(Joint Photographic Experts Group)などの方式でエンコードし、エンコードにより得られた画像データおよび音声データをデータ制御部24に供給する。また、エンコード/デコード部22は、データ制御部24からの画像データおよび音声データをデコードし、その結果得られた画像データおよび音声データをビデオオーディオI/F16に供給する。
エンコード/デコードメモリ23は、例えばフレーム間またはフィールド間の画像データの差分を記憶する。
データ制御部24は、FIFO(First In First Out)の方式で、データメモリ25に記憶されているデータを管理する。具体的には、データ制御部24は、エンコード/デコード部22またはドライブ制御部26からの画像データおよび音声データを、データメモリ25に供給して記憶させたり、データメモリ25に記憶されている最も古い画像データおよび音声データを読み出して、エンコード/デコード部22またはドライブ制御部26に供給したりする。
また、データ制御部24は、システム制御部12からのコマンドまたは各種のデータを必要に応じてデータメモリ25に一時的に記憶させ、ドライブ制御部26に供給する。データメモリ25は、データ制御部24から供給される画像データおよび音声データ、並びにコマンドまたは各種のデータを一時的に記憶する。
ドライブ制御部26は、ドライブ27とATA(AT Attachment)/ATAPIの規格にしたがって非連続なハンドシェークを行い、データ制御部24からの画像データおよび音声データをドライブ27に送信したり、ドライブ27に装着されたディスク29から再生された画像データおよび音声データを受信したりする。また、ドライブ制御部26は、ドライブ27から受信した画像データおよび音声データをデータ制御部24に供給する。さらに、ドライブ制御部26は、システム制御部12の制御により、各種のコマンドやデータをドライブ27に送信する。
なお、以下では、ドライブ制御部26とドライブ27は、ATA/ATAPIの規格にしたがって通信を行うものとするが、その他、例えばSCSI(Small Computer System Interface),USB(Universal Serial Bus),IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394などの規格にしたがって通信を行うようにしてもよい。
ドライブ27には、CD-R、CD-RW、MO、MD、DVD-R、DVD-RWなどからなるディスク29が装着される。具体的には、ユーザは蓋28を開け、ディスク29をドライブ27に挿入することにより、ドライブ27にディスク29を装着する。また、ユーザは蓋28を開け、ディスク29をドライブ27から排出させることにより、ドライブ27からディスク29を取り出す。
図2は、図1のドライブ27のより詳細な構成例を示している。
ドライブ27は、スピンドルモータ41、光ピックアップ42、スレッド43、再生処理部44、サーボ制御部45、ファームウェア制御部46、ドライブメモリ47、メモリコントローラ48、ホストI/F49、情報メモリ50、キャッシュメモリ51、および記録処理部52から構成される。
ドライブ27は、ドライブ制御部26から供給される画像データおよび音声データを、ディスク29に記録したり、ディスク29から再生した画像データおよび音声データをドライブ制御部26に供給したりする。
ユーザは蓋28を開け、ディスク29をドライブ27に挿入することにより、ドライブ27にディスク29を装着する。具体的には、ディスク29は、図示せぬクランプ機構によってスピンドルモータ41のシャフトに結合される。スピンドルモータ41は、ディスク29を回転駆動する。
ディスク29のデータ記録面に対向する位置には、光ピックアップ42が配置される。光ピックアップ42は、モータがギア等の駆動力伝達部材を介して接続されたスレッド43に載置され、ディスク29の径方向に移動する。光ピックアップ42は、記録処理部52からの記録データに基づいて、レーザの出力を制御し、ディスク29に記録データを記録する。
また、光ピックアップ42は、ディスク29にレーザを集光して照射し、その照射したレーザがディスク29で反射されることにより得られる反射光を受光することにより、ディスク29のデータ記録面から、ディスク29に記録されているデータを読み出す。光ピックアップ42は受光した反射光を、受光した光の強さを示す電気信号に変換し、これにより得られた電気信号を再生処理部44に供給する。
再生処理部44は、ファームウェア制御部46の制御に基づいて、光ピックアップ42からの電気信号に対して、RF(Radio Frequency)信号を取得するRF信号処理を行う。また、再生処理部44は、RF信号より得られるサーボ信号をサーボ制御部45に供給する。
さらに、再生処理部44は、RF信号より得られる再生信号を2値化する。そして、再生処理部44が内蔵する図示せぬPLL(Phase Locked Loop)回路は、2値化処理後の再生信号、すなわち再生データに同期したクロックを発生する。再生処理部44は、そのクロックに同期して、再生データに対してEFM(Eight to Fourteen Modulation)復調を行い、EFM復調された再生データを、メモリコントローラ48に供給する。
サーボ制御部45は、ファームウェア制御部46の制御により、再生処理部44からのサーボ信号に基づいて、スピンドルモータ41およびスレッド43のモータを駆動し、光ピックアップ42のフォーカスやトラッキングを制御する。
ファームウェア制御部46は、例えばマイクロコンピュータなどからなり、ドライブメモリ47に記憶されている、ディスク29に対する記録、再生、所定のパラメータの調整、ドライブ27の動作の診断などを行うためのプログラムであるファームウェアを実行することにより、ホストI/F49から供給されるコマンドにしたがって各部を制御する。例えば、ファームウェア制御部46は、ドライブ制御部26からのデータをドライブメモリ47に供給して記憶させる。また、ファームウェア制御部46は、ドライブメモリ47に記憶されているパラメータの情報に基づいて、再生処理部44、サーボ制御部45、および記録処理部52を制御する。
ドライブメモリ47は、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性メモリから構成され、ファームウェアやパラメータの情報などを記憶する。
メモリコントローラ48は、ファームウェア制御部46の制御により、再生処理部44からの再生データをキャッシュメモリ51に記憶させたり、キャッシュメモリ51に記憶されている再生データを読み出したりする。メモリコントローラ48は、読み出した再生データをホストI/F49に供給する。
また、メモリコントローラ48は、ファームウェア制御部46の制御により、ホストI/F49からの画像データおよび音声データを、記録データとしてキャッシュメモリ51に記憶させる。さらに、メモリコントローラ48は、キャッシュメモリ51に記憶されている記録データを読み出し、記録処理部52に供給する。
ホストI/F49は、ファームウェア制御部46の制御により、ATA/ATAPIなどの規格にしたがって、メモリコントローラ48から供給される再生データをドライブ制御部26に送信する。
なお、メモリコントローラ48は、再生データをファームウェア制御部46に供給し、ファームウェア制御部46が、メモリコントローラ48からの再生データに、所定の処理を施し、処理が施された再生データをホストI/F49を介してドライブ制御部26に送信するようにしてもよい。この場合、ファームウェア制御部46は、メモリコントローラ48からの再生データに対して何ら処理を施さずに、そのままホストI/F49を介してドライブ制御部26に送信してもよい。
また、ホストI/F49は、ファームウェア制御部46の制御により、ドライブ制御部26から供給される画像データおよび音声データ、またはコマンドを取得する。ホストI/F49は、その画像データおよび音声データをメモリコントローラ48に供給する。さらに、ホストI/F49は、取得したコマンドを情報メモリ50に供給して記憶させたり、情報メモリ50に記憶されているコマンドを読み出し、ファームウェア制御部46に供給したりする。
情報メモリ50は、例えばSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)などからなり、ホストI/F49からのコマンド、例えばATA/ATAPIパケット化されたコマンドのデータを記憶する。記録処理部52は、ファームウェア制御部46の制御により、メモリコントローラ48からの記録データを変調して、光ピックアップ42に供給する。
ところで、図3に示すように、ドライブメモリ47にはバンク構成にしたがって、ファームウェアが記憶されるファームウェア領域81と、ドライブ27を駆動するときに用いられる各種のパラメータなどが記憶される管理領域82とが設けられている。
図3の例では、ドライブメモリ47はBank0およびBank1から構成されており、Bank0がファームウェア領域81とされ、Bank1が管理領域82とされている。ここで、ドライブメモリ47は、ファームウェア領域81に記憶されているファームウェアのアップデートが行われた場合など、ファームウェア領域81または管理領域82のうちのいずれか一方に記憶されているデータやプログラムが書き換えられたり、消去されたりしても、他方の領域に記憶されているデータやプログラムには影響を与えない構造となっている。
ファームウェア領域81には、製造時または出荷後にドライブ27が正常に動作しているか否かを診断する診断処理や、ドライブ27を駆動させるときに用いられるパラメータの再調整を行う再調整処理などの処理を実行させるためのファームウェアが記憶されている。
ファームウェア領域81に記憶されるファームウェアは、診断処理、再調整処理などを構成する単位処理を実行させるための単位プログラムから構成されている。すなわち、診断処理および再調整処理のそれぞれの処理は、複数の単位処理の組み合わせからなり、単位処理は、例えば、光ピックアップ42の位置を調整する処理や、各種のサーボを制御する処理、増幅器のオフセット値、ゲイン等の再調整処理などとされる。ファームウェア領域81には、これらの単位処理のそれぞれを実行させる単位プログラムのそれぞれが記憶されている。
また、管理領域82には、ドライブ27を駆動するときに用いられる各種のパラメータ、各単位処理を実行させる単位プログラムが記憶されている位置を示す定義テーブル、診断処理または再調整処理を構成する単位処理と、それらの単位処理が実行される順番、すなわち単位プログラムを実行する順番とを示す工程テーブルなどが記憶されている。
ここで、管理領域82に記憶される各種のパラメータは、ドライブ27によるディスク29からのデータの読み出し、またはディスク29へのデータの記録に関する処理が行われるときに用いられるパラメータとされ、具体的には、例えばトラッキングサーボやフォーカスサーボを制御するときにディスク29を回転させる回転数や回転速度などを示すサーボ制御値、光ピックアップ42にレーザを射出させるときの駆動信号のオフセット値などを示すサーボ調整値、およびライトストラテジなどとされ、これらのサーボ制御値、サーボ調整値、およびライトストラテジとして、ディスク29の種類ごとに、その種類に固有の値が記憶されている。
なお、より詳細には、ドライブメモリ47に記憶されるファームウェアは、単位処理を実行させるための単位プログラムと、単位プログラムの実行順を規定する工程テーブルとで構成される。
また、管理領域82に記憶されている定義テーブルは、例えば図4に示すように単位処理の種類ごとに設けられ、それぞれの定義テーブルには、単位プログラムが実行されることで実現される実行機能、すなわち実行される単位処理、単位プログラムが記憶されている位置を示す物理アドレス、および単位処理に固有の動作番号が含まれている。
図4の例では、定義テーブルとして光ピックアップ42の位置の調整など単位処理としての各種の調整処理に関する情報が含まれている調整処理テーブル、再生信号のジッタの計測など単位処理としての計測処理に関する情報が含まれている計測処理テーブル、トラキングサーボ、フォーカスサーボなど単位処理としての各種のサーボ動作を制御する処理に関する情報が含まれているサーボ動作テーブル、および単位処理の実行時にエラーが発生した場合に、もとの状態、すなわち実行されていた単位処理に復帰するためのリトライ処理に関する情報が含まれているリトライ動作テーブルが設けられて記憶されている。
調整処理テーブルには、単位プログラムが記憶されている物理アドレス(ファームウェア領域81の物理アドレス)が“0x00000”であり、その単位プログラムにより実行される単位処理をファームウェア内で参照および実行できるように、物理アドレスに対して再定義された動作番号が“1”である単位処理“調整処理1”を示す情報が含まれている。
同様に、調整処理テーブルには、単位プログラムが記憶されている物理アドレスが“0x00004”であり、動作番号が“2”である単位処理“調整処理2”を示す情報、および物理アドレスが“0x00008”であり、動作番号が“3”である単位処理“調整処理3”を示す情報が含まれている。
また、定義テーブルとしての計測処理テーブルには、単位プログラムが記憶されている物理アドレスが“0x000C”であり、動作番号が“4”である単位処理“計測処理1”を示す情報、物理アドレスが“0x0010”であり、動作番号が“5”である単位処理“計測処理2”を示す情報、および物理アドレスが“0x0014”であり、動作番号が“6”である単位処理“計測処理3”を示す情報が含まれている。
同様に、定義テーブルとしてのサーボ動作テーブルには、単位プログラムが記憶されている物理アドレスが“0x0018”であり、動作番号が“7”である単位処理“サーボ動作1”を示す情報、物理アドレスが“0x001C”であり、動作番号が“8”である単位処理“サーボ動作2”を示す情報、および物理アドレスが“0x0020”であり、動作番号が“9”である単位処理“サーボ動作3”を示す情報が含まれている。
さらに、定義テーブルとしてのリトライ動作テーブルには、単位プログラムが記憶されている物理アドレスが“0x0024”であり、動作番号が“10”である単位処理“リトライ動作1”を示す情報、物理アドレスが“0x0028”であり、動作番号が“11”である単位処理“リトライ動作2”を示す情報、および物理アドレスが“0x002C”であり、動作番号が“12”である単位処理“リトライ動作3”を示す情報が含まれている。
このように、管理領域82には定義テーブルが記憶されており、ディスク記録再生装置1は、定義テーブルにより定義された単位処理のいくつかを組み合せて順番に実行することで、ディスク記録再生装置1の記録再生性能を維持するための診断処理または再調整処理を行う。なお、定義テーブルには、その他、計測処理により得られた値と所定の閾値とを比較して、計測された値が適切な値であるかの診断を行う処理や、計測された値を用いて、所定のパラメータの値を算出する処理などのテーブルが含まれるようにしてもよい。
また、管理領域82に図4に示した定義テーブルが記憶されている場合、管理領域82には、例えば図5に示す工程テーブルが記憶されている。
図5に示す工程テーブルには、診断処理、再調整処理などの処理を構成する単位処理を示す情報、それらの単位処理が実行される順番を示す工程番号、単位処理を特定する動作番号、およびその単位処理の実行時にエラーが発生したときに行われるリトライ処理の動作番号を示すリトライ番号が含まれている。
図5の例では図中、左側の工程テーブルには、工程番号が“1”であり、動作番号が“7”であり、リトライ番号が“12”である単位処理“サーボ動作1”を示す情報、工程番号が“2”であり、動作番号が“1”であり、リトライ番号が“11”である単位処理“調整処理1”を示す情報、および工程番号が“3”であり、動作番号が“8”であり、リトライ番号が“12”である単位処理“サーボ動作2”を示す情報が含まれている。
また、左側の工程テーブルには、工程番号が“4”であり、動作番号が“2”であり、リトライ番号が“11”である単位処理“調整処理2”を示す情報、工程番号が“5”であり、動作番号が“4”であり、リトライ番号が“10”である単位処理“計測処理1”を示す情報、工程番号が“6”であり、動作番号が“9”であり、リトライ番号が“12”である単位処理“サーボ動作3”を示す情報、および工程番号が“7”であり、動作番号が“n”であり、リトライ番号が“n”である単位処理“NULL”を示す情報が含まれている。
ここで、単位処理“NULL”は、工程テーブルに含まれている全ての単位処理が実行されたこと、すなわち処理の終了を表しており、動作番号“n”は任意の値とされる。また、リトライ番号“n”はリトライ処理を実行しないことを表している。さらに、工程テーブルに含まれる動作番号および実行機能は、図4の定義テーブルに含まれる動作番号および実行機能と対応するものとされている。
図5の左側の工程テーブルにより示される診断処理または再調整処理が実行される場合、ディスク記録再生装置1は、工程テーブルの工程番号“1”乃至“6”のそれぞれにより示される単位処理を、工程番号が“1”である単位処理“サーボ動作1”から、工程番号が“6”である単位処理“サーボ動作3”まで順番に実行する。
また、この場合、例えば工程番号“1”により示される単位処理“サーボ動作1”の実行時にエラーが発生したとき、ディスク記録再生装置1は、もとの状態に復帰するためのリトライ処理として、リトライ番号が“12”である単位処理“リトライ動作3”を実行する。すなわち、単位処理“サーボ動作1”の実行時のエラーに対するリトライ処理のリトライ番号は“12”であるので、ディスク記録再生装置1は、図4に示した定義テーブルを参照して、リトライ番号、つまり動作番号が“12”である単位処理“リトライ動作3”を実行する。
ドライブ27では、ドライブ27を構成する各部品の性能限界により、ドライブ27の駆動中にサーボ動作などが不安定になる可能性が高く、サーボやドライブ27の各部の駆動、調整処理が正しく行われないことがあるため、工程テーブルには、図5に示すように、実行される各単位処理に対して、それらの単位処理に復帰するために行われるリトライ処理が予め用意されている。
このように、工程テーブルには、各単位処理に対応するリトライ処理、つまり単位処理を実行させるための単位プログラムの実行時にエラーが発生したときに、実行の順番をエラーが発生した単位プログラムに復帰させるためのリトライ処理を実行させるための単位プログラムを示す情報が含まれている。
同様に、図5の図中、右側の工程テーブルには、工程番号が“1”であり、動作番号が“8”であり、リトライ番号が“12”である単位処理“サーボ動作2”を示す情報、工程番号が“2”であり、動作番号が“6”であり、リトライ番号が“10”である単位処理“計測処理3”を示す情報、および工程番号が“3”であり、動作番号が“7”であり、リトライ番号が“12”である単位処理“サーボ動作1”を示す情報が含まれている。
また、右側の工程テーブルには、工程番号が“4”であり、動作番号が“5”であり、リトライ番号が“10”である単位処理“計測処理2”を示す情報、工程番号が“5”であり、動作番号が“9”であり、リトライ番号が“12”である単位処理“サーボ動作3”を示す情報、工程番号が“6”であり、動作番号が“6”であり、リトライ番号が“10”である単位処理“計測処理3”を示す情報、および工程番号が“7”であり、動作番号が“n”であり、リトライ番号が“n”である単位処理“NULL”を示す情報が含まれている。
このように、管理領域82には工程テーブルが記憶されており、工程テーブルにより示される診断処理、再調整処理などの処理は、単位処理の組み合わせにより構成されている。例えば、図5の左側の工程テーブルに示される処理を構成する工程番号が“1”である単位処理“サーボ動作1”と、右側の工程テーブルの工程番号が“3”である単位処理“サーボ動作1”とは同じ単位処理とされており、その単位処理を実行させるための単位プログラムは、図4に示したようにファームウェア領域81の物理アドレスが“0x0018”である位置に記憶されている。
したがって、従来は単位処理“サーボ動作1”を実行させるためのプログラムは、工程テーブルにより示されるそれぞれの処理のファームウェアに含まれて、重複して記憶されていたが、ディスク記録再生装置1においては、複数の工程テーブルのそれぞれにより示される処理のそれぞれを構成する1つの単位処理を実行させるための単位プログラムとして、ファームウェア領域81に記憶されるため、ドライブメモリ47の記憶容量が少ない場合であっても、ディスク記録再生装置1の記録再生性能を維持するために、より多くの診断処理や再調整処理を実行させることができる。
また、より具体的には、例えばディスク記録再生装置1が工程テーブルにより示される処理として、光ピックアップ42のフォーカスバイアスの値が適切な値であるか否かを診断する診断処理を行う場合、ディスク記録再生装置1は、図6Aに示す工程テーブルを参照してフォーカスバイアスの診断処理を行う。なお、図6Aおよび図6Bに示す工程テーブルにおいては、動作番号が省略されている。
図6Aに示される工程テーブルには、工程番号が“1”であり、リトライ番号が“10”である単位処理“シーク動作”を示す情報、工程番号が“2”であり、リトライ番号が“11”である単位処理“記録処理”を示す情報、工程番号が“3”であり、リトライ番号が“10”である単位処理“シーク動作”を示す情報、工程番号が“4”であり、リトライ番号が“10”である単位処理“ジッタ計測処理”を示す情報、工程番号が“5”であり、リトライ番号が“12”である単位処理“診断処理”を示す情報、および工程番号が“6”であり、リトライ番号が“n”である単位処理“NULL”を示す情報が含まれている。
ディスク記録再生装置1のファームウェア制御部46は、図6Aにより示される工程テーブルを管理領域82から読み込むと、サーボ制御部45を制御して工程番号“1”の単位処理“シーク動作”を実行させ、設定されているフォーカスバイアスの値に基づいて、光ピックアップ42をディスク29の試し書きを行うための領域に移動させる。ここで、フォーカスバイアスとは、ディスク29のデータ記録面と、光ピックアップ42がディスク29のデータ記録面に照射するレーザの合焦位置とのずれ量を表すフォーカスエラー信号から生成された、サーボ信号としてのフォーカスサーボ信号に対して重畳されるオフセット信号のレベルをいう。
そして、ファームウェア制御部46は、記録処理部52を制御して工程番号“2”の単位処理“記録処理”を実行させ、光ピックアップ42にレーザを射出させて、ディスク29の試し書きを行うための領域における指定されたアドレスに所定のデータを記録させる。さらにファームウェア制御部46は、サーボ制御部45を制御して工程番号“3”の単位処理“シーク動作”を実行させ、設定されているフォーカスバイアスの値に基づいて、ディスク29における試し書きのデータが記録された先頭のアドレスの位置に光ピックアップ42を移動させる。
次に、ファームウェア制御部46は、サーボ制御部45および再生処理部44を制御して工程番号“4”の単位処理“ジッタ計測処理”を実行させ、光ピックアップ42にレーザを射出させ、ディスク29の試し書きのデータを再生させて、再生処理部44にその再生信号のジッタを計測させる。さらにファームウェア制御部46は、工程番号“5”の単位処理“診断処理”を実行して、再生処理部44から供給される計測されたジッタの値が予め定められた閾値以上であるか否かを判定することで、フォーカスバイアスの値が適切な値であるか否かを判定する。
ここで、再生信号のジッタは、ディスク29に記録したマークを再生するときの再生信号のゼロ・クロス点の位相誤差であり、マーク間隔と再生スポット径に依存した波形干渉や、再生光学系の収差や信号ノイズ等により発生する。このようなジッタは、一般にディスク記録再生装置の再生性能を示す指標として用いられている。
また、例えば図6Aの工程テーブルのリトライ番号“10”および“11”により示されるリトライ処理は、例えばそれぞれ再シーク動作を行う処理、および試し書きのデータを再度記録する処理などとされ、リトライ番号“12”により示されるリトライ処理は、工程番号“1”に示される処理に戻る処理とされる。
したがって、この場合、工程番号“5”の単位処理“診断処理”において、フォーカスバイアスの値が適切な値ではないと判定されたときには、エラーが発生したとされ、リトライ番号“12”により示されるリトライ処理により、工程番号“1”の処理に戻り、再びジッタの計測が行われる。
さらに、例えばディスク記録再生装置1が工程テーブルにより示される処理として、光ピックアップ42のフォーカスバイアスの値が適切な値となるように、フォーカスバイアスの再調整処理を行う場合、ディスク記録再生装置1は図6Bに示す工程テーブルを参照して、フォーカスバイアスの再調整処理を行う。
図6Bに示される工程テーブルには、工程番号が“1”であり、リトライ番号が“10”である単位処理“シーク動作”を示す情報、工程番号が“2”であり、リトライ番号が“n”である単位処理“フォーカスバイアス設定”を示す情報、工程番号が“3”であり、リトライ番号が“11”である単位処理“ジッタ計測処理”を示す情報、工程番号が“4”であり、リトライ番号が“n”である単位処理“フォーカスバイアス設定”を示す情報、および工程番号が“5”であり、リトライ番号が“11”である単位処理“ジッタ計測処理”を示す情報が含まれている。
また、図6Bに示される工程テーブルには、工程番号が“6”であり、リトライ番号が“n”である単位処理“フォーカスバイアス設定”を示す情報、工程番号が“7”であり、リトライ番号が“11”である単位処理“ジッタ計測処理”を示す情報、工程番号が“8”であり、リトライ番号が“n”である単位処理“フォーカスバイアス設定”を示す情報、工程番号が“9”であり、リトライ番号が“11”である単位処理“ジッタ計測処理”を示す情報、工程番号が“10”であり、リトライ番号が“n”である単位処理“調整値導出処理”を示す情報、および工程番号が“11”であり、リトライ番号が“n”である単位処理“NULL”を示す情報が含まれている。
ディスク記録再生装置1のファームウェア制御部46は、図6Bにより示される工程テーブルを管理領域82から読み込むと、まずサーボ制御部45を制御して工程番号“1”の単位処理“シーク動作”を実行させ、光ピックアップ42をディスク29の指定されたアドレスの位置に移動させる。
次に、ファームウェア制御部46は、サーボ制御部45を制御して工程番号“2”の単位処理“フォーカスバイアス設定”を実行させ、フォーカスバイアスの値を所定の値に設定させ、サーボ制御部45および再生処理部44を制御して工程番号“3”の単位処理“ジッタ計測処理”を実行させ、設定されたフォーカスバイアスの値に対するジッタを計測させる。
さらに、ファームウェア制御部46は、サーボ制御部45を制御して工程番号“4”の単位処理“フォーカスバイアス設定”を実行させて、フォーカスバイアスの値を変化させ、工程番号“5”の単位処理“ジッタ計測処理”を実行させてジッタを計測させ、その後、工程番号“6”乃至“9”の単位処理を順番に実行させて、少しずつずらされたフォーカスバイアスの値に対するジッタを計測させる。
そして、ファームウェア制御部46は、工程番号“10”の単位処理“調整値導出処理”を実行して、再生処理部44からのジッタに基づき最適なフォーカスバイアスの値を求め、ドライブメモリ47の管理領域82に記憶されているサーボ調整値としてのフォーカスバイアスの値を、求めた最適値に変更する。
これにより、例えば図7に示すように、ディスク記録再生装置1の出荷時に工場のラインにおいて計測されたフォーカスバイアスの値に対するジッタのトレランスカーブが曲線Z11であったものが、出荷後に光ピックアップ42の各部の経時変化により曲線Z12となった場合にも、フォーカスバイアスの値を最適な値に再調整することができる。
なお、図7において、縦軸はジッタを示しており、横軸はフォーカスバイアスの値を示している。また、ジッタの値Specは、サーボ調整値としてのフォーカスバイアスの値の許容される最大の値を示している。
図7に示すように、ディスク記録再生装置1の出荷時におけるトレランスカーブが曲線Z11に示す曲線であった場合、サーボ調整値としてのフォーカスバイアスの値は、曲線Z11のジッタの値が最小となるフォーカスバイアスの値P1とされる。
フォーカスバイアスの最適値は、光ピックアップ42の各部の経時変化によって変化し、しかもその変化は光ピックアップ42ごとに異なるため、ディスク記録再生装置1の記録再生性能を維持するためには、サーボ調整値としてのフォーカスバイアスの値の再調整が行われなければならない。
そこで、出荷後、ディスク記録再生装置1が図6Bに示した工程テーブルに示される再調整処理を行い、フォーカスバイアスの値をP11乃至P14として、それぞれのフォーカスバイアスに対するジッタを計測した結果、曲線Z12に示されるトレランスカーブが得られたとすると、そのトレランスカーブのジッタが最小となるフォーカスバイアスの値はP21であるので、ディスク記録再生装置1は、サーボ調整値としてのフォーカスバイアスの値P1を現在の最適値である値P21に変更する。
ところで、ユーザがディスク記録再生装置1を操作して、診断処理または再調整処理の実行を指示すると、システム制御部12は、ユーザI/F11から供給される、ユーザの操作に応じた操作信号に応じて、ユーザにより指示された処理を実行させるコマンドを生成し、バス15、データ制御部24、およびドライブ制御部26を介してドライブ27に送信する。
また、このとき、例えば所定の工程テーブルをアップデートさせるために、ユーザにより工程テーブルの更新が指示された場合、通信部14は、ディスク記録再生装置1に接続されている図示せぬ外部の装置から工程テーブルの供給を受ける。システム制御部12は、通信部14から工程テーブルを取得し、取得した工程テーブル、および工程テーブルの更新を指示するコマンドをドライブ27に送信する。
システム制御部12からドライブ27に診断処理または再調整処理の実行を指示するコマンドが供給されると、ドライブ27はそのコマンドに応じて、実行が指示された処理の工程テーブルを読み込む処理である、工程テーブル読み込み処理を開始する。
以下、図8のフローチャートを参照して、ドライブ27による工程テーブル読み込み処理について説明する。
ステップS11において、ファームウェア制御部46は初期設定処理を行う。例えば、ファームウェア制御部46は初期設定処理として、ドライブメモリ47のメモリチェックなどを行う。
また、ホストI/F49はシステム制御部12からのコマンドを受信し、受信したコマンドを情報メモリ50に供給して記憶させる。さらに、システム制御部12からホストI/F49に、工程テーブルの更新を指示するコマンドとともに工程テーブルが送信されてきた場合、ホストI/F49は、送信されてきたコマンドを受信して情報メモリ50に供給し、記憶させる。さらに、情報メモリ50に一時的に記憶されたコマンドは、ホストI/F49により読み出されてファームウェア制御部46に供給される。
ステップS12において、ファームウェア制御部46は、工程テーブルの更新が指示されたか否かを判定する。ファームウェア制御部46は、ホストI/F49から工程テーブルの更新を指示するコマンドが供給された場合、更新が指示されたと判定する。
ステップS12において、工程テーブルの更新が指示されなかったと判定された場合、ステップS13の処理乃至ステップS15の処理はスキップされて、処理はステップS16に進む。
これに対して、ステップS12において、工程テーブルの更新が指示されたと判定された場合、ステップS13において、ホストI/F49は、システム制御部12から送信されてきた工程テーブルを受信し、受信した工程テーブルを情報メモリ50に供給して記憶させる。
ステップS14において、ファームウェア制御部46は、情報メモリ50に記憶されている工程テーブルは、不正なデータであるか否かを判定する。例えば、工程テーブルには、その工程テーブルを特定するためのIDが含まれており、ファームウェア制御部46は、情報メモリ50に記憶されている工程テーブルに含まれているIDと、ドライブメモリ47の管理領域82に記憶されている工程テーブルに含まれているIDとを比較し、それらのIDが一致する場合、正規のデータであると判定する。
ステップS14において、不正なデータであると判定された場合、受信された工程テーブルは不正なものであり、工程テーブルの更新を行わないので、処理はステップS16に進む。
一方、ステップS14において、不正なデータではないと判定された場合、処理はステップS15に進み、ファームウェア制御部46は更新が指示された工程テーブルを、ホストI/F49を介して情報メモリ50から取得し、ドライブメモリ47に供給して記憶させる。ドライブメモリ47は、ファームウェア制御部46から供給された工程テーブルを、管理領域82に記憶されている更新が指示された工程テーブルに上書きすることにより、工程テーブルを更新する。
ステップS15において工程テーブルが更新されるか、ステップS14において不正なデータであると判定されるか、またはステップS12において工程テーブルの更新が指示されなかったと判定された場合、ステップS16において、ファームウェア制御部46は、ホストI/F49からのコマンドに基づいて、実行が指示された処理の工程テーブルをドライブメモリ47の管理領域82から読み込んで、情報メモリ50上に展開し、工程テーブル読み込み処理は終了する。
このようにして、ドライブ27は、システム制御部12から診断処理または再調整処理の実行が指示されると、実行が指示された処理の工程テーブルをドライブメモリ47の管理領域82から読み込んで、情報メモリ50に展開する。また、工程テーブルの更新が指示された場合、ドライブ27は、システム制御部12から供給された工程テーブルをドライブメモリ47に記憶させることで、工程テーブルを更新する。
このように、この実施の形態においては、ファームウェアを、単位プログラムと、その実行の順序を規定する工程テーブルとで構成するようにしたので工程テーブルを更新するだけでファームウェアを更新することができ、ファームウェアが更新されるたびに新たなプログラムを記憶する必要がない。また、単位プログラムは予めディスク記録再生装置1に記憶されており、工程テーブルだけが外部の装置と授受されるので、ディスク記録再生装置1の機密性を保持することができる。
さらに、従来のディスク記録再生装置においては、ファームウェアを更新する場合、ファームウェアを提供する側において、そのファームウェアの信頼性の評価を配布前に行わなければならない。
これに対して、この実施の形態においては、記録再生性能を維持するための処理の工程が変更または修正されたとしても、出荷前または出荷後の使用を目的として予め信頼性の評価が行われている単位プログラム、つまりディスク記録再生装置1に予め記憶されている信頼性の高い単位プログラムを組み合せるだけで、更新後の記録再生性能を維持するための処理を実行させることができるので、より精度よく動作の診断および各パラメータの再調整を行うことができる。また、ファームウェアを提供する側においても、工程テーブルの評価だけ行えばよく、ファームウェアの信頼性の評価工数を削減することができる。
なお、以上においては、工程テーブルを更新する場合について説明したが、新たな診断処理、再調整処理などの工程テーブルが追加された場合においても、追加が指示された工程テーブルは、外部の装置から通信部14を介してシステム制御部12に供給され、さらにシステム制御部12からドライブ27のホストI/F49を介して情報メモリ50に供給されて記憶される。そして、ファームウェア制御部46は、情報メモリ50に記憶されている新たな工程テーブルを取得してドライブメモリ47の管理領域82に記憶させる。
また、新たな工程テーブルが追加された場合、その工程テーブルにより示される単位処理を実行させる単位プログラムがドライブメモリ47に記憶されていないときには、システム制御部12からドライブ27に工程テーブルとともに新たな単位プログラムが供給される。この場合においても、ファームウェア制御部46は、情報メモリ50に記憶されている新たな単位プログラムを取得してドライブメモリ47のファームウェア領域81に記憶させる。ドライブメモリ47のファームウェア領域81には、同一の単位プログラムが重複して記憶されることはない。したがって、複数の工程テーブルに同一の単位処理、すなわち単位プログラムが規定されていたとしても、記憶する単位プログラムの数は1個だけでよく、記憶容量が無駄に使用されるようなことが抑制される。
以上のようにして、システム制御部12により実行が指示された処理の工程テーブルが情報メモリ50に展開されると、ドライブ27はその工程テーブルを参照して、指示された処理を実行する処理である、実行処理を開始する。以下、図9のフローチャートを参照して、ドライブ27によるこの実行処理について説明する。
ステップS41において、ファームウェア制御部46は、情報メモリ50に記憶されている工程テーブルを読み込む。また、ファームウェア制御部46は、これから実行すべき単位処理の工程番号を示す工程番号カウンタに0を記憶させるとともに、リトライ処理を実行した回数であるリトライ回数カウンタに0を記憶させる。
ステップS42において、ファームウェア制御部46は、記憶している工程番号カウンタを1だけインクリメントする。例えば、ファームウェア制御部46が記憶している工程番号カウンタが0である場合、ファームウェア制御部46は工程番号カウンタをインクリメントして1とする。
ステップS43において、ファームウェア制御部46は、記憶している工程番号カウンタにより示される工程番号の単位処理を実行させるための単位プログラムをドライブメモリ47のファームウェア領域81から読み込む。
例えば、ファームウェア制御部46が図5の左側に示した工程テーブルを読み込み、記憶している工程番号カウンタが1である場合、ファームウェア制御部46は、ドライブメモリ47の管理領域82に記憶されている定義テーブルを参照して、ファームウェア領域81の物理アドレス“0x0018”に記憶されている単位プログラム、すなわち動作番号が“7”である単位処理“サーボ動作1”を実行させるための単位プログラムを読み込む。
ステップS44において、ファームウェア制御部46は、読み込んだ単位プログラムを実行することにより、ドライブ27の各部を制御して単位処理の実行を制御する。例えば、ファームウェア制御部46が図5の左側に示した工程テーブルを読み込み、記憶している工程番号カウンタが1である場合、ファームウェア制御部46は、工程番号“1”により示される単位処理、つまり動作番号が“7”である単位処理“サーボ動作1”の実行を制御する。
より具体的には、例えばファームウェア制御部46はサーボ制御部45を制御し、サーボ制御部45は、再生処理部44からのサーボ信号に基づいて、スピンドルモータ41およびスレッド43のモータを駆動し、光ピックアップ42のフォーカスやトラッキングを制御する。なお、工程番号カウンタにより示される工程番号の単位処理が“NULL”である場合、ファームウェア制御部46は、単位処理として何も実行させない。
ステップS45において、ファームウェア制御部46は、単位処理の実行中にエラーが発生したか否かを判定する。例えば、単位処理として実行させたサーボ動作が正しく行われなかったり、単位処理としての診断処理において、計測された値が適正な値ではないと判定されたりした場合、ファームウェア制御部46はエラーが発生したと判定する。
ステップS45において、エラーが発生していないと判定された場合、処理はステップS46に進み、ファームウェア制御部46は、読み込んだ工程テーブルと、記憶している工程番号カウンタとを比較して、全ての工程番号の単位処理を実行したか否かを判定する。
例えば、図5の左側に示した工程テーブルを読み込んで、記憶している工程番号カウンタが“7”である場合、ファームウェア制御部46は、全ての工程番号の単位処理を実行したと判定する。
ステップS46において、全ての工程番号の単位処理を実行したと判定された場合、システム制御部12からのコマンドにより指示された処理の実行が終了したので、実行処理は終了する。
これに対して、ステップS46において、まだ全ての工程番号の単位処理が実行されていないと判定された場合、処理はステップS42に戻って、工程番号カウンタが1だけインクリメントされ、次の工程番号の単位処理が実行される。すなわち、ファームウェア制御部46は、工程テーブルを参照して、工程テーブルにより示される単位処理を実行させるための単位プログラムを順番に読み込んで実行することにより、実行が指示された診断処理または再調整処理の実行を制御する。
また、ステップS45において、エラーが発生したと判定された場合、処理はステップS47に進み、ファームウェア制御部46は、リトライ処理が必要であるかを判定する。例えば、図5の左側に示した工程テーブルの工程番号“1”の単位処理を実行しているときにエラーが発生した場合、工程テーブルには、リトライ処理を示すリトライ番号“12”が含まれているので、ファームウェア制御部46は、リトライ処理が必要であると判定する。
また、例えば、図6Bに示した工程テーブルの工程番号“2”の単位処理を実行しているときにエラーが発生した場合、その単位処理に対するリトライ処理を示すリトライ番号は“n”であるので、ファームウェア制御部46はリトライ処理が必要でないと判定する。
ステップS47において、リトライ処理が必要でないと判定された場合、リトライ処理は実行されないので、ステップS48の処理およびステップS49の処理はスキップされて処理はステップS50に進む。
一方、ステップS47において、リトライ処理が必要であると判定された場合、ステップS48において、ファームウェア制御部46は、リトライ番号により示されるリトライ処理を実行させるための単位プログラムをドライブメモリ47のファームウェア領域81から読み込む。
ステップS49において、ファームウェア制御部46は、読み込んだ単位プログラムを実行することによりドライブ27の各部を制御し、リトライ処理の実行を制御する。例えば、ファームウェア制御部46が図5の左側に示した工程テーブルを読み込み、工程番号“1”により示される単位処理を実行させていたときにエラーが発生した場合、ファームウェア制御部46は、リトライ番号“12”により示されるリトライ処理、つまり図4の動作番号が“12”である単位処理“リトライ動作3”の実行を制御する。
すなわち、ファームウェア制御部46は、ドライブメモリ47の管理領域82に記憶されている定義テーブルを参照して、ファームウェア領域81の物理アドレス“0x002C”に記憶されている単位プログラムを読み込む。そして、ファームウェア制御部46は、読み込んだ単位プログラムを実行することによりドライブ27の各部を制御し、リトライ処理を実行させる。
ステップS49において、リトライ処理が実行されるか、ステップS47において、リトライ処理が必要ではないと判定された場合、ステップS50において、ファームウェア制御部46は、記憶しているリトライ回数カウンタを1だけインクリメントする。
なお、ここでは、リトライ回数カウンタにより示される数は、工程テーブルにより示される1つの処理、例えば診断処理または再調整処理を実行するときにリトライ処理が実行された回数とされているが、1つの単位処理を実行するときにリトライ処理が実行された回数とされるようにしてもよい。
ステップS51において、ファームウェア制御部46は、リトライ回数カウンタにより示されるリトライ回数が、予め定められた所定の回数以上であるかを判定する。ステップS51においてリトライ回数が所定の回数より少ないと判定された場合、これまで実行していた単位処理に復帰するので処理はステップS43に戻り、上述したそれ以降の処理が繰り返される。
これに対して、ステップS51において、リトライ回数が所定の回数以上であると判定された場合、単位処理には復帰せずに実行処理は終了する。なお、このとき、ファームウェア制御部46が、エラーが発生した旨の信号を生成し、生成した信号をホストI/F49、ドライブ制御部26、データ制御部24、およびバス15を介して、システム制御部12に供給する。また、ファームウェア制御部46からエラーが発生した旨の信号を受けたシステム制御部12は、必要に応じて、エラーの発生を通知する画像をビデオオーディオI/F16を介して表示部20に供給し、表示させる。
なお、エラーが発生した単位処理についてリトライ処理が必要なく、ドライブ27がその単位処理を行わなくても、それ以降の工程番号の単位処理を実行できる場合には、単位処理の実行時にエラーが発生したとき、処理をステップS45からステップS47に進めるのではなく、ステップS45からステップS42に戻り、それ以降の工程番号の単位処理が行われるようにしてもよい。
このようにして、ドライブ27は工程テーブルにしたがって、単位プログラムを読み込んで、読み込んだ工程テーブルを参照しながら指示された診断処理または再調整処理を構成する単位処理を順番に実行させる。
このように、工程テーブルにしたがって単位プログラムを読み込んで、指示された診断処理または再調整処理を構成する単位処理を順番に実行させることで、予めディスク記録再生装置1に記憶されている信頼性の高い単位プログラムを用いて、ディスク記録再生装置1の記録再生性能を維持するために、より多くの診断処理または再調整処理を実行させることができる。したがって、より簡単、確実、安価に記録再生性能の劣化を防止することができる。
例えば、診断処理または再調整処理が、複数の単位処理の組み合わせで構成されるようにしたので、より多くの診断処理または再調整処理を実行させるために必要な単位プログラムをより少ないリソースで記憶することができる。したがって、従来においては、出荷前にのみ再調整が行われていたパラメータについても、出荷後に再調整処理を行ってパラメータの値が最適値となるように調整することができる。
なお、以上においては、複数の単位処理から構成される処理の例として、診断処理および再調整処理について説明したが、その他、複数の単位処理から構成される処理として、表示画面の色の調整を行う処理や、撮影する画像における画素の色の調整を行う処理などとしてもよい。また、ディスクに対するデータの記録または再生に関する処理を実行するディスク記録再生装置を対象として説明したが、本発明は、ディスクを扱わない情報処理装置は勿論、プログラムにより各種の動作を制御する各種の電子機器に適用することができる。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図10は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するパーソナルコンピュータの構成の例を示すブロック図である。パーソナルコンピュータ301のCPU(Central Processing Unit)311は、ROM312、または記憶部318に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM313には、CPU311が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU311、ROM312、およびRAM313は、バス314により相互に接続されている。
CPU311にはまた、バス314を介して入出力インターフェース315が接続されている。入出力インターフェース315には、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる入力部316、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部317が接続されている。CPU311は、入力部316から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU311は、処理の結果を出力部317に出力する。
入出力インターフェース315に接続されている記憶部318は、例えばハードディスクからなり、CPU311が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。通信部319は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して外部の装置と通信する。
また、通信部319を介してプログラムを取得し、記憶部318に記憶してもよい。
入出力インターフェース315に接続されているドライブ320は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア331が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記憶されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部318に転送され、記憶される。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム記録媒体は、図10に示すように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスクを含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア331、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM312や、記憶部318を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム記録媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインターフェースである通信部319を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、プログラム記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明の一実施の形態のディスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。 ドライブのより詳細な構成を示すブロック図である。 ドライブメモリの構成を示す図である。 定義テーブルを説明する図である。 工程テーブルを説明する図である。 工程テーブルの他の例を示す図である。 フォーカスバイアスに対するジッタを説明する図である。 工程テーブル読み込み処理を説明するフローチャートである。 実行処理を説明するフローチャートである。 パーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 ディスク記録再生装置, 12 システム制御部, 14 通信部, 27 ドライブ, 29 ディスク, 42 光ピックアップ, 45 サーボ制御部, 46 ファームウェア制御部, 47 ドライブメモリ, 49 ホストI/F, 50 情報メモリ, 81 ファームウェア領域, 82 管理領域

Claims (6)

  1. 実行する任意の数の処理を制御プログラムにより制御する電子機器において、
    前記電子機器が実行する各処理を、それぞれ複数の単位処理の組み合わせで構成し、前記電子機器の前記処理を実行する前記制御プログラムを、前記処理ごとに、前記単位処理を実行する単位プログラムと、前記単位プログラムの実行順を規定する工程テーブルとで構成し、前記処理ごとの前記工程テーブルを記憶するとともに、前記各工程テーブルに規定されている前記単位プログラムを記憶する記憶手段と、
    所定の前記処理が指示された場合、記憶されている前記工程テーブルであって、指示された前記処理に対応する前記工程テーブルに規定されている前記単位プログラムを、規定されている順番に実行する実行手段と
    を備える電子機器。
  2. 前記処理は、前記実行手段が正常に動作しているかを診断する診断処理、または前記処理が実行されるときに用いられるパラメータの値が適切な値となるように再調整する再調整処理である
    請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記処理は、ディスクからのデータの読み出し、または前記ディスクへのデータの記録に関する処理である
    請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記工程テーブルは、第1の前記単位プログラムの実行時にエラーが発生したときに実行される前記単位プログラムであって、実行の順番を第1の前記単位プログラムに復帰させるための第2の前記単位プログラムを示す情報を有し、
    前記実行手段は、第1の前記単位プログラムの実行時にエラーが発生した場合、前記工程テーブルを参照して、第2の前記単位プログラムをさらに実行する
    請求項1に記載の電子機器。
  5. 電子機器が実行する任意の数の処理を制御プログラムにより制御する制御方法において、
    前記処理が指示された場合、前記電子機器が実行する各処理を、それぞれ複数の単位処理の組み合わせで構成し、前記電子機器の前記処理を実行する前記制御プログラムを、前記処理ごとに、前記単位処理を実行する単位プログラムと、前記単位プログラムの実行の順番を規定する工程テーブルとで構成した場合における前記工程テーブルと前記単位プログラムであって、指示された前記処理に対応する前記工程テーブルと、そこに規定されている前記単位プログラムを読み出し、
    読み出された前記単位プログラムを、読み出された前記工程テーブルに規定されている順番に実行する
    制御方法。
  6. 電子機器が実行する任意の数の処理をコンピュータに実行させる制御プログラムにおいて、
    前記処理が指示された場合、前記電子機器が実行する各処理を、それぞれ複数の単位処理の組み合わせで構成し、前記電子機器の前記処理を実行する前記制御プログラムを、前記処理ごとに、前記単位処理を実行する単位プログラムと、前記単位プログラムの実行の順番を規定する工程テーブルとで構成した場合における前記工程テーブルと前記単位プログラムであって、指示された前記処理に対応する前記工程テーブルと、そこに規定されている前記単位プログラムを読み出し、
    読み出された前記単位プログラムを、読み出された前記工程テーブルに規定されている順番に実行する
    ステップを備える制御プログラム。
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