JPH05266578A - 記録エリア検知回路 - Google Patents

記録エリア検知回路

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Publication number
JPH05266578A
JPH05266578A JP6511792A JP6511792A JPH05266578A JP H05266578 A JPH05266578 A JP H05266578A JP 6511792 A JP6511792 A JP 6511792A JP 6511792 A JP6511792 A JP 6511792A JP H05266578 A JPH05266578 A JP H05266578A
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JP
Japan
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signal
circuit
recording area
supplied
binarizing
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JP6511792A
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Inventor
Takaharu Yoshida
卓玄 吉田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、情報を光ディスク1に記録するも
のにおいて、簡単な構成で、正確かつ高速に記録エリア
か未記録エリアであるかを判断することができる。 【構成】この発明は、光ディスク1に記録されている情
報を電気信号に光検出器8で変換し、この変換された電
気信号の上端を上端検知回路47で検知し、この検知信
号と光検出器8からの電気信号との比較により光検出器
8からの電気信号を比較器48で2値化し、この比較器
48からの2値化信号が供給されてから2値化信号が所
定時間供給されなくなるまで、記録エリア検知信号を出
力するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば光ディスクに
対して情報の記録あるいは再生を行うディスク装置等に
用いられる記録エリア検知回路に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば光学ヘッド内の半
導体レーザ発振器(光源)より出力されるレーザ光によ
って、光ディスクに情報を記録したり、光ディスクに記
録されている情報を光学ヘッド内の検知器を用いて電気
信号に変換した後、ビデオ信号に変換することにより、
読出す光ディスク装置が種々開発されている。
【0003】このような光ディスク装置においては、情
報を記録している際に、外的衝撃によるトラッキングエ
ラー等により、あらかじめ情報が記録されている隣接ト
ラックに新たに情報を書き込んでしまい(二重書き)、
記録情報を破壊してしまう可能性がある。
【0004】そこで、従来、光ディスクから読出された
情報信号の上端検波信号と下端検波信号を比較すること
により、情報の記録部分か未記録部分かの判断を行うよ
うになっている。しかし、情報の記録部分か未記録部分
かの判断を行うのに時間を要したり、光ディスクや情報
信号によっては、正しく判断できないという欠点があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、簡単な構
成で、正確かつ高速に記録エリアか未記録エリアである
かを判断することができないという欠点を除去するもの
で、簡単な構成で、正確かつ高速に記録エリアか未記録
エリアであるかを判断することができる記録エリア検知
回路を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の記録エリア検
知回路は、記録媒体に記録されている情報を電気信号に
変換する変換手段、この変換手段からの電気信号の上端
を検知する検知手段、この検知手段で検知された検知信
号と上記変換手段からの電気信号との比較により上記変
換手段からの電気信号を2値化する2値化手段、および
この2値化手段による2値化信号が供給されてから2値
化信号が所定時間供給されなくなるまで、記録エリア検
知信号を出力する出力手段から構成されている。
【0007】この発明の記録エリア検知回路は、記録媒
体に記録されている情報を電気信号に変換する変換手
段、この変換手段からの電気信号の上端を検知する検知
手段、この検知手段で検知された検知信号と上記変換手
段からの電気信号との比較により上記変換手段からの電
気信号を2値化する2値化手段、上記記録媒体に記録さ
れている情報により生成されるクロック信号を発生する
発生手段、および上記第2の2値化手段による2値化信
号が供給されてからその2値化信号が上記発生手段によ
る1バイト分以上のクロック信号に対応する所定時間供
給されなくなるまで、記録エリア検知信号を出力する出
力手段から構成されている。
【0008】
【作用】この発明は、上記のような構成において、記録
媒体に記録されている情報を電気信号に変換手段で変換
し、この変換された電気信号の上端を検知し、この検知
信号と上記変換手段からの電気信号との比較により上記
変換手段からの電気信号を第2の2値化手段で2値化
し、この2値化信号が供給されてから2値化信号が所定
時間供給されなくなるまで、記録エリア検知信号を出力
するようにしたものである。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例に
ついて説明する。
【0010】図1は、ディスク装置を示すものである。
このディスク装置は光ディスクなどで構成されるディス
ク1に対し集束光を用いて情報を記録、再生(あるいは
消去動作)を行うものである。
【0011】上記ディスク1の表面には、スパイラル状
に溝(記録トラック)が形成されており、このディスク
1は、モータ2によって例えば一定の速度で回転され
る。このモータ2は、モータ制御回路18によって制御
されている。
【0012】上記ディスク1に対する情報の記録、再生
は、上記ディスク1の下部に設けられている光学ヘッド
3によって行われる。この光学ヘッド3は、リニアモー
タ31の可動部を構成する駆動コイル13に固定されて
おり、この駆動コイル13はリニアモータ制御回路17
に接続されている。
【0013】このリニアモータ制御回路17には、リニ
アモータ位置検出器26が接続されており、このリニア
モータ位置検出器26は、光学ヘッド3に設けられた光
学スケール25を検出することにより、位置信号を出力
するようになっている。
【0014】また、リニアモータ31の固定部には、図
示しない永久磁石が設けられており、上記駆動コイル1
3がリニアモータ制御回路17によって励磁されること
により、光学ヘッド3は、ディスク1の半径方向に移動
されるようになっている。
【0015】なお、上記ディスク1では穴開きによりピ
ットを形成する記録膜が用いられているものであるが、
相変化を利用している記録膜や多層記録膜のものを用い
ても良い、またディスクとして光磁気ディスク等の他の
記録媒体を用いても良い。上記の場合、光学ヘッド等の
構成も同様に変更される。
【0016】上記光学ヘッド3には、対物レンズ6が図
示しないワイヤあるいは板ばねによって保持されてお
り、この対物レンズ6は、駆動コイル5によってフォー
カシング方向(レンズの光軸方向)に移動され、駆動コ
イル4によってトラッキング方向(レンズの光軸と直交
方向)に移動可能とされている。
【0017】また、後述するレーザ制御回路51によっ
て駆動される半導体レーザ発振器としてのレーザダイオ
ード9より発生されるレーザ光は、コリメータレンズ1
1a、ハーフプリズム11b、対物レンズ6を介してデ
ィスク1上に照射され、このディスク1からの反射光
は、対物レンズ6、ハーフプリズム11b、集光レンズ
10a、およびシリンドリカルレンズ10bを介して光
検出器8に導かれる。
【0018】レーザダイオード9の近傍には、レーザダ
イオード9の発光量を検出する発光量検出装置としての
モニタ用のフォトダイオードPDが設けられている。こ
のフォトダイオードPDからの検出信号としてのモニタ
電流は上記レーザ制御回路51に供給されるようになっ
ている。上記光検出器8は、4分割のフォトダイオード
8a、8b、8c、8dによって構成されている。
【0019】上記光学ヘッド3のフォトダイオード8
a、8b、8c、8dのカソード側は共通にビデオ信号
用のプリアンプ回路52に接続され、アノード側はそれ
ぞれフォーカス/トラッキング処理回路40に接続され
ている。
【0020】これにより、ディスク1からの反射光に応
じて、フォトダイオード8a、8b、8c、8dにカソ
ードからアノードへ向かって電流が流れ、これをカソー
ド側から取出した和電流を用いてビデオ信号処理を行
い、アノード側から取出したそれぞれの電流を用いてフ
ォーカス(ディスク1と対物レンズ6の距離を一定に保
つ)/トラッキング(あらかじめディスク1に記録され
ている案内溝に従う)処理を行うようになっている。
【0021】上記フォーカス/トラッキング処理回路4
0は、増幅器12a、12b、12c、12d、フォー
カシング制御回路15、トラッキング制御回路16、リ
ニアモータ制御回路17、加算器30a、30b、30
c、30d、およびオペアンプOP1、OP2によって
構成されている。
【0022】すなわち、上記光検出器8のフォトダイオ
ード8aの出力信号は、増幅器12aを介して加算器3
0a、30cの一端に供給され、フォトダイオード8b
の出力信号は、増幅器12bを介して加算器30b、3
0dの一端に供給され、フォトダイオード8cの出力信
号は、増幅器12cを介して加算器30b、30cの他
端に供給され、フォトダイオード8dの出力信号は、増
幅器12dを介して加算器30a、30dの他端に供給
されるようになっている。
【0023】上記加算器30aの出力信号は差動増幅器
OP1の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP1
の非反転入力端には上記加算器30bの出力信号が供給
される。これにより、差動増幅器OP1は、上記加算器
30a、30bの差に応じてトラック差信号をトラッキ
ング制御回路16に供給するようになっている。このト
ラッキング制御回路16は、差動増幅器OP1から供給
されるトラック差信号に応じてトラック駆動信号を作成
するものである。
【0024】上記トラッキング制御回路16から出力さ
れるトラック駆動信号は、前記トラッキング方向の駆動
コイル4に供給される。また、上記トラッキング制御回
路16で用いられたトラック差信号は、リニアモータ制
御回路17に供給されるようになっている。
【0025】また、上記加算器30cの出力信号は差動
増幅器OP2の反転入力端に供給され、この差動増幅器
OP2の非反転入力端には上記加算器30dの出力信号
が供給される。これにより、差動増幅器OP2は、上記
加算器30c、30dの差に応じてフォーカス点に関す
る信号をフォーカシング制御回路15に供給するように
なっている。このフォーカシング制御回路15の出力信
号は、フォーカシング駆動コイル5に供給され、レーザ
光がディスク1上で常時ジャストフォーカスとなるよう
に制御される。
【0026】上記のようにフォーカシング、トラッキン
グを行った状態での光検出器8の各フォトダイオード8
a、〜8dの出力の和電流は、トラック上に形成された
ピット(記録情報)の凹凸が反映されている。この和電
流は、ビデオ信号用のプリアンプ回路52で電圧値に変
換されてビデオ信号処理回路19に供給され、このビデ
オ信号処理回路19において画像データ、アドレスデー
タ(トラック番号、セクタ番号等)が再生される。ビデ
オ信号処理回路19は、プリアンプ回路52からの電気
信号(電圧値)を2値化することにより再生信号として
出力するものである。
【0027】上記レーザ制御回路51は、CPU23か
らの切換信号に応じて再生光量に対応したレーザ光をレ
ーザダイオード9より発生させ、この再生光量のレーザ
光が発生されている状態において、上記記録信号作成回
路41から供給される記録パルス(原信号)に応じてレ
ーザダイオード9を駆動して記録光量のレーザ光を発生
させるものである。上記レーザ制御回路51は、フォト
ダイオードPDからのモニタ電流によってレーザダイオ
ード9の出力光量(再生光量)を制御するようになって
いる。
【0028】また、レーザ制御回路51の前段には外部
装置としての光ディスク制御装置33からインターフェ
ース回路32を介して供給される記録データを記録パル
スに変調する変調回路としての記録信号作成回路34が
設けられている。
【0029】上記ビデオ信号処理回路19で処理された
ビデオ信号はインターフェース回路32で復調処理、エ
ラー訂正処理等が行われた後、光ディスク制御装置33
に出力されるようになっている。
【0030】上記ビデオ信号処理回路19からのデータ
信号はデータクロック生成回路35に出力される。デー
タクロック生成回路35は、発振回路36とPLL回路
37とから構成され、PLL回路37が発振回路36か
らのマスタクロックとビデオ信号処理回路19からのデ
ータ信号とに応じてデータクロック信号を生成し、ビデ
オ信号処理回路19へ出力するものである。
【0031】また、このディスク装置にはそれぞれフォ
ーカシング制御回路15、トラッキング制御回路16、
リニアモータ制御回路17とCPU23との間で情報の
授受を行うために用いられるD/A変換器22が設けら
れている。
【0032】また、上記トラッキング制御回路16は、
上記CPU23からD/A変換器22を介して供給され
るトラックジャンプ信号に応じて対物レンズ6を移動さ
せ、1トラック分、レーザ光を移動させるようになって
いる。
【0033】上記レーザ制御回路14、フォーカシング
制御回路15、トラッキング制御回路16、リニアモー
タ制御回路17、モータ制御回路18、信号処理回路1
9、記録信号作成回路34等は、バスライン20を介し
てCPU23によって制御されるようになっており、こ
のCPU23はメモリ24に記憶されたプログラムによ
って所定の動作を行うようになされている。
【0034】上記ビデオ信号処理回路19は、図2に示
すように、2値化回路41、記録エリア検知回路42、
アンド回路43、およびインバータ回路44によって構
成されている。
【0035】2値化回路41は、図2に示すように、プ
リアンプ回路52からの電気信号のピーク値を検知する
ことにより2値化する回路であり、基準電圧作成回路4
5、および比較器46により構成されている。
【0036】基準電圧作成回路45は、抵抗Rとコンデ
ンサC1とダイオードD1とからなる微分回路によって
構成され、プリアンプ回路52からの電気信号の遅延信
号を基準電圧信号として作成するものである。
【0037】すなわち、図3の(b)に実線で示す、プ
リアンプ回路52からの電気信号に対して、同図(b)
に破線で示すような遅れの生じた信号を生成する回路で
ある。
【0038】比較器46は、プリアンプ回路52からの
電気信号と基準電圧作成回路45からの遅延信号とを比
較することにより、ピーク値の検知による2値化を行う
ものであり、同図(c)に示すような信号を出力するよ
うになっている。
【0039】記録エリア検知回路42は、図2に示すよ
うに、プリアンプ回路52からの電気信号に応じて記録
エリア検知信号を出力する回路であり、上端検知回路4
7、比較器48、およびカウンタ49により構成されて
いる。上端検知回路47は、プリアンプ回路52からの
電気信号の上端を検知する回路である。
【0040】比較器48は、簡易型2値化回路であり、
プリアンプ回路52からの電気信号(図3の(d)の実
線)と上端検知回路47からの上端検知信号(図3の
(d)の破線)との比較結果を、図3の(e)に示すよ
うな2値化信号として出力するものである。この2値化
信号は記録エリアを示すパルス信号として出力されてい
る。
【0041】上記上端検知回路47と比較器48は、具
体的には、図4に示すように、抵抗R2、R3、R4、
R5、ダイオードD2、コンデンサC2、C3、ツェナ
ーダイオードC3、C4によって構成されている。ダイ
オードD2、コンデンサC、抵抗R4により上端検知回
路47が構成されている。
【0042】これにより、図4に示すように、比較器4
8の非反転入力端(+)にはプリアンプ回路52からの
電気信号が供給され、反転入力端(−)にはプリアンプ
回路52からの電気信号の上端を検知した上端検知回路
47からの上端検知信号が供給される。比較器48は、
これらの2つの信号を比較することにより、プリアンプ
回路52からの電気信号を2値化した信号を出力する。
【0043】すなわち、図5(a)(b)に示すよう
に、データの無い領域では、非反転入力端(+)の電圧
が常に反転入力端(−)の電圧よりダイオード1つ分
(0.6V)大きく、比較器48の出力はハイレベルと
なる。記録エリアに入ると、比較器48の入力信号が交
差し、パルス信号を発生する。このパルス信号を発生し
ているエリアが記憶エリアであり、それ以外が未記録エ
リアである。
【0044】カウンタ49は、比較器48からのパルス
信号がローレベルになると、記録エリアであると判断
し、図3の(f)に示すような、記録エリア検知信号
(“0“信号)を出力し、またパルス信号がハイレベル
になり、データクロック生成回路35から供給されるデ
ータクロック信号を16個カウントする間、ハイレベル
状態であると、記録エリアでない(未記録エリア)と判
断し、未記録エリア検知信号(“1“信号)を出力す
る。カウンタ49は、図6に示すように、カウンタ用I
C49aとインバータ回路49bとにより構成されてい
る。
【0045】すなわち、図7の(c)に示すように、比
較器48からのパルス信号がローレベルになるとカウン
タ用IC49aのクリア入力端(CLR)がローレベル
になる。すると、カウンタ用IC49aのクリア入力は
ローレベルイネーブルのためリセット動作し、カウンタ
出力(ROC)はローレベルとなる。この際、プリアン
プ回路52からの図7の(a)に示す電気信号は、比較
器46により同図(b)に示すように2値化されてい
る。
【0046】一方、比較器48からのパルス信号がハイ
レベルになるとカウンタ用IC49aのクリア入力端
(CLR)がハイレベルになリ、クリアが解除され、カ
ウントを開始する。すると、カウンタ用IC49aはク
ロック入力端に入力されているデータクロック生成回路
35から供給されるデータクロック信号(図7の(d)
参照)をカウントする。このデータクロック信号が16
個分カウントされた場合、カウンタ用IC49aのカウ
ンタ出力(ROC)は図7の(e)に示すようにハイレ
ベルとなる。カウンタ用IC49aのカウンタ出力(R
OC)がハイレベルになると、インバータ回路49bに
よって図7の(f)に示すような、ローレベル信号がカ
ウンタ用IC49aのENP端子に供給される。これに
より、カウンタ用IC49a内部のフリップフロップの
カウントが停止し、カウンタ出力(ROC)はハイレベ
ルの状態が保持される。
【0047】このように、カウンタ用IC49aによ
り、比較器48からのパルス信号がローレベルになる
と、ただちに、カウンタ出力(ROC)はローレベルと
なり、記録エリアであると判断し、一方パルス信号がハ
イレベルになると、データクロック信号が16個カウン
トする間、ハイレベル状態であると、カウンタ出力(R
OC)はハイレベルになり、記録エリアでないと判断す
る。
【0048】上記カウンタ49、つまりカウンタ用IC
49aが16個のカウントでデータの有無を判断してい
たが、記録データの最長パターンは図7の(d)に示す
ように、7の間隔で、このときデータクロック信号数は
8であるから、記録データ領域内では、データクロック
信号を8個カウントする間にパルス信号がローレベルと
なる。これにより、カウンタ49のカウント数は、8よ
り多ければ誤検知を行うことなく記録エリアを検知する
ことができる。
【0049】そして、記録エリア検知回路42からの記
録エリア検知信号はインバータ回路44により反転され
てアンド回路43の一方の入力端に供給され、他方の入
力端には上記2値化回路41からの2値化信号が供給さ
れている。これにより、アンド回路43からは、図3の
(g)に示すように、記録エリア検知信号が出力されて
いる間だけ、2値化回路41からの2値化信号が再生信
号として出力されるようになっている。すなわち、記録
エリアにある信号のみを再生信号として出力している。
これにより、データのないエリアで生じたノイズ信号を
除去することができる。上記ビデオ信号処理回路19の
動作について、図3の(a)〜(g)を参照しつつ説明
する。
【0050】すなわち、プリアンプ回路52から図3の
(a)に示すような電気信号が2値化回路41に供給さ
れる。すると、2値化回路41は同図(b)(c)に示
す用に、比較器46を用いてプリアンプ回路52からの
電気信号のピーク値を検知し、同図(c)に示すような
2値化信号を出力する。
【0051】また、プリアンプ回路52からの電気信号
は記録エリア検知回路42に供給される。すると、記録
エリア検知回路42は、同図(d)(e)に示すよう
に、プリアンプ回路52からの電気信号と上端検知回路
47からの上端検知信号とを比較器48で比較し、同図
(e)に示すようなパルス信号を出力する。そして、こ
のパルス信号がローレベルになってからハイレベル状態
が所定時間経過(データクロック信号の16個分に相当
する時間が経過)するまで、同図(f)に示すような記
録エリア検知信号(“0“レベル)を出力する。この記
録エリア検知回路42からの記録エリア検知信号が出力
されている間、2値化回路41から出力される2値化信
号が、同図(g)に示すように、再生信号としてアンド
回路43から出力される。
【0052】上記したように、光ディスクに記録されて
いる情報を電気信号に光検出器で変換し、この変換され
た電気信号の上端を上端検知回路で検知し、この検知信
号と光検出器からの電気信号との比較により光検出器か
らの電気信号を比較器で2値化し、この比較器からの2
値化信号が供給されてから2値化信号が所定時間供給さ
れなくなるまで、記録エリア検知信号を出力するように
したものである。これにより、簡単な構成で、正確かつ
高速に記録エリアか未記録エリアであるかを判断するこ
とができる。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
簡単な構成で、正確かつ高速に記録エリアか未記録エリ
アであるかを判断することができる記録エリア検知回路
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わるディスク装置の回
路構成を示すブロック図。
【図2】図1のビデオ信号処理回路の構成を示す電気回
路図。
【図3】図1のビデオ信号処理回路の各部の信号波形を
示す図。
【図4】図2の記録エリア検知回路の要部の具体例を示
す図。
【図5】図2の記録エリア検知回路の比較器に対する入
力信号と出力信号とを示す信号波形図。
【図6】図2の記録エリア検知回路内のカウンタの具体
例を示す図。
【図7】図2の記録エリア検知回路内のカウンタに対す
る入力信号や出力信号などを示す信号波形図。
【符号の説明】
1…ディスク、3…光学ヘッド、光検出器8、19…ビ
デオ信号処理回路、35…データクロック生成回路、3
6…発振回路、37…PLL回路、41…2値化回路、
42…記録エリア検知回路、43…アンド回路、44…
インバータ回路、45…基準電圧作成回路、46…比較
器、47…上端検知回路、48…比較器、49…カウン
タ、52…プリアンプ回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録されている情報を電気信
    号に変換する変換手段と、 この変換手段からの電気信号の上端を検知する検知手段
    と、 この検知手段で検知された検知信号と上記変換手段から
    の電気信号との比較により上記読取信号を2値化する2
    値化手段と、 この2値化手段による2値化信号が供給されてから2値
    化信号が所定時間供給されなくなるまで、記録エリア検
    知信号を出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする記録エリア検知回路。
  2. 【請求項2】 記録媒体に記録されている情報を電気信
    号に変換する変換手段と、 この変換手段からの電気信号の上端を検知する検知手段
    と、 この検知手段で検知された検知信号と上記変換手段から
    の電気信号との比較により上記読取信号を2値化する2
    値化手段と、 上記記録媒体に記録されている情報により生成されるク
    ロック信号を発生する発生手段と、 上記第2の2値化手段による2値化信号が供給されてか
    らその2値化信号が上記発生手段による1バイト分以上
    のクロック信号に対応する所定時間供給されなくなるま
    で、記録エリア検知信号を出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする記録エリア検知回路。
JP6511792A 1992-03-23 1992-03-23 記録エリア検知回路 Pending JPH05266578A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006001099A1 (ja) * 2004-06-23 2006-01-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 記録領域検出回路
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