JPH07262578A - 光ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はトラック外れによるデータ破壊を防
止するように改良した光ディスク装置を提供する。 【構成】 本発明による光ディスク装置は、光ディスク
上に照射されるレーザ光の反射光に基いてトラッキング
エラー信号を検出する光ディスク装置において、前記ト
ラッキングエラー信号を２値化してトラックパルスを生
成する生成手段と、前記生成手段によって生成されたト
ラックパルスの立上り及び立下りの時間間隔を計時する
と共に、計算された時間間隔が所定値以上であるときに
トラック外れ信号を出力する計時手段と、前記計時手段
からのトラック外れ信号に基いて、前記光ディスクに対
する記録／消去時に、前記レーザ光の照射を停止する停
止手段とを具備してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は光ディスク装置に係り、
特に記録／消去時におけるトラック外れによる不所望な
データの破壊を防止するようにした光ディスク装置に関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来、光ディスク装置において、光ディ
スク上のトラックに光学ヘッドが追従している状態で、
トラック外れを検出するには、トラック上に記録されて
いるアドレス情報が連続的に並んだ状態で読みとれたか
否かで検出するようにしていた。

【０００３】すなわち、アドレス情報が連続的に並んだ
状態で読みとれれば正常なトラッキングが行われている
ことになる。しかるに、アドレス情報が連続的に並んだ
状態でなく不連続なアドレス情報として読み出されたと
きは、いわゆるトラック外れが発生していることにな
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来のトラック外れ検知方式にあっては、トラック外
れに相当する不連続なアドレス情報が読み出されたとき
にはじめてトラック外れが生じたことを検知しているの
で、次のような不具合があった。

【０００５】すなわち、いま、光ディスクが記録（ライ
ト）／消去（イレーズ）モードであったとするときに、
上述のようなトラック外れが検知されたときに何らかの
対策を施したとしても、実際上はトラック外れが生じて
それが検知されるまでの間に光学ヘッドが横ぎる幾つか
のトラック上で、それまでに記録されていたデータを破
壊（消去）してしまう可能性があるということである。

【０００６】このようなデータ破壊は光ディスク装置に
とって重大な問題であるので、そのような可能性を駆遂
しておくことが望ましい。そこで、この発明は以上のよ
うな点に鑑みてなされたもので、トラック外れの発生を
できるだけ早いタイミングで正確に検知することによ
り、データ破壊の可能性を可及的に軽減し得るようにし
た光ディスク装置を提供することを目的としている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、光ディスク上に照射されるレーザ
光の反射光に基いてトラッキングエラー信号を検出する
光ディスク装置において、前記トラッキングエラー信号
を２値化してトラックパルスを生成する生成手段と、前
記生成手段によって生成されたトラックパルスの立上り
及び立下りの時間間隔を計時すると共に、計算された時
間間隔が所定値以上であるときにトラック外れ信号を出
力する計時手段と、前記計時手段からのトラック外れ信
号に基いて、前記光ディスクに対する記録／消去時に、
前記レーザ光の照射を停止する停止手段とを具備してな
ることを特徴とする光ディスク装置が提供される。

【０００８】また、本発明によると、光ディスク上に照
射されるレーザ光の反射光に基いてトラッキングエラー
信号を検出する光ディスク装置において、前記トラッキ
ングエラー信号を２値化してトラックパルスを生成する
生成手段と、前記生成手段によって生成されたトラック
パルスの立上り及び立下りの時間間隔を計時すると共
に、計算された時間間隔が所定値以上であるときにトラ
ック外れ信号を出力する計時手段と、前記計時手段から
のトラック外れ信号に基いて、前記光ディスクに対する
記録／消去時に、前記レーザ光の照射を停止する停止手
段とを具備し、前記計時手段は前記トラックパルスの立
上り及び立下りの期間に予めセットされたカウント値の
ダウンカウントがイネーブルされるカウンタを含むこと
を特徴とする光ディスク装置が提供される。

【０００９】また、本発明によると、光ディスク上に照
射されるレーザ光の反射光に基いてトラッキングエラー
信号を検出する光ディスク装置において、前記トラッキ
ングエラー信号を２値化してトラックパルスを生成する
生成手段と、前記生成手段によって生成されたトラック
パルスの立上り及び立下りの時間間隔を計時すると共
に、計算された時間間隔が所定値以上であるときにトラ
ック外れ信号を出力する計時手段と、前記計時手段から
のトラック外れ信号に基いて、前記光ディスクに対する
記録／消去時に、前記レーザ光の照射を停止する停止手
段とを具備し、前記生成手段は基準信号と比較して前記
トラッキングエラー信号を２値化するコンパレ−タと、
このコンパレ−タからの出力パルスの立上り及び立下り
エッジを検出する立上り及び立下りエッジ検出回路とを
含み、前記計時手段は前記トラックパルスとなる前記コ
ンパレ−タからの出力パルスの立上り及び立下りの期間
に予めセットされたカウント値のダウンカウントがイネ
ーブルされるカウンタを含むことを特徴とする光ディス
ク装置が提供される。

【００１０】また、本発明によると、光ディスク上に照
射されるレーザ光の反射光に基いてトラッキングエラー
信号を検出する光ディスク装置において、前記トラッキ
ングエラー信号を２値化してトラックパルスを生成する
生成手段と、前記生成手段によって生成されたトラック
パルスの立上り及び立下りの時間間隔を計時すると共
に、計算された時間間隔が所定値以上であるときにトラ
ック外れ信号を出力する計時手段と、前記計時手段から
のトラック外れ信号に基いて、前記光ディスクに対する
記録／消去時に、前記レーザ光の照射を停止する停止手
段とを具備し、前記生成手段は基準信号と比較して前記
トラッキングエラー信号を２値化するコンパレ−タと、
このコンパレ−タからの出力パルスの立上り及び立下り
エッジを検出する立上り及び立下りエッジ検出回路とを
含み、前記計時手段は前記トラックパルスとなる前記コ
ンパレ−タからの出力パルスの立上り及び立下りの期間
に予めセットされたカウント値のダウンカウントがイネ
ーブルされるカウンタを含むことを特徴とする光ディス
ク装置が提供される。

【００１１】

【作用】上記解決手段によると、トラック外れをできる
だけ早いタイミングで正確に検知することにより、デー
タ破壊の可能性を可及的に軽減することができる。

【００１２】

【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例に
ついて説明する。図１は本発明によるトラック外れ検知
が採用された光ディスク装置を示す。この光ディスク装
置は光ディスク１に対し収束光を用いて情報を記録、再
生、消去を行うものである。

【００１３】上記ディスク１の表面にはスパイラル状に
溝（記録トラック）が形成されており、このディスク１
は、モータ２によって例えば一定の速度で回転される。
このモータ２は、モータ制御回路１８によって制御され
る。

【００１４】上記ディスク１に対する情報の記録、再生
は、上記ディスク１の下部に設けられている光学ヘッド
３によって行われる。この光学ヘッド３は、リニアモー
タ３１の駆動部を構成する駆動コイル１３に固定されて
おり、この駆動コイル１３はリニアモータ制御回路１７
に接続されている。

【００１５】リニアモータ制御回路１７には、リニアモ
ータ位置検出器２６が接続されており、リニアモータ位
置検出器２６は、光学ヘッド３に設けられる光学スケー
ル２５を選出することで位置信号を出力する。

【００１６】また、リニアモータ３１の固定部には、図
示しない永久磁石が設けられており、上記駆動コイル１
３がリニアモータ制御回路１７によって励磁されること
により、光学ヘッド３は、ディスク１の半径方向に移動
される。

【００１７】光学ヘッド３には、対物レンズ６が図示し
ないワイヤあるいは板ばねによって保持されており、対
物レンズ６は駆動コイル５によってフォーカシング方向
（レンズの光軸方向）に移動され、駆動コイル４によつ
トラッキング方向（レンズの光軸と直交する方向）に移
動可能とされる。

【００１８】また、レーザ制御回路５１によって駆動さ
れる半導体レーザ発振器としてのレーザダイオード９よ
り発生されるレーザ光は、コリメータレンズ１１ａ、ハ
ーフプリズム１１ｂ、対物レンズ６を介してディスク１
上に照射され、ディスク１からの反射光は、対物レンズ
６、ハーフプリズム１１ｂ、集光レンズ１０ａ、及びシ
リンドリカルレンズ１０ｂを介して光検出器８に導かれ
る。

【００１９】レーザダイオード９の近傍には、レーザダ
イオード９の発行量を検出する発行量検出装置としての
モニタ用フォトダイオードＰＤが設けられている。この
フォトダイオードＰＤからの検出信号としてのモニタ電
流は上記レーザ制御回路５１に供給される。

【００２０】光検出器８は、４分割のフォトダイオード
８ａ〜８ｄによって構成される。光学ヘッド３のフォト
ダイオード８ａ〜８ｄのカソード側は共通にビデオ信号
用のプリアンプ回路５２に接続され、アノード側はそれ
ぞれフォーカス／トラッキング処理回路４０に接続され
る。

【００２１】これにより、ディスク１からの反射光に応
じて、フォトダイオード８ａ〜８ｄにカソードからアノ
ードへ向かって電流が流れ、これをカソード側から取り
出した和電流を用いてビデオ信号処理が行われ、アノー
ド側から取り出したそれぞれの電流を用いてフォーカス
（ディスク１と対物レンズ６の距離を一定に保つ）／ト
ラッキング（予めディスク１に記録されている案内溝に
従う）処理が行われる。

【００２２】フォーカス／トラッキング処理回路４０は
フォーカシング制御回路１５、トラッキング制御回路１
６、リニアモータ制御回路１７、加算器３０ａ、差動増
幅器ＯＰ１，ＯＰ２、及び利得切り替え可能増幅器１２
ａ〜１２ｄによって構成されている。

【００２３】これらの増幅器１２ａ〜１２ｄはフォトダ
イオード８ａ〜８ｄの電流出力を電圧信号に変換する電
流・電圧変換器であって、全て同一の構成を有する回路
である。

【００２４】すなわち、光検出器８のフォトダイオード
８ａの出力信号は、増幅器１２ａを介して加算器３０
ａ，３０ｃの一端に供給され、フォトダイオード８ｂの
出力信号は増幅器１２ｂを介して加算器３０ｂ，３０ｄ
の一端に供給され、フォトダイオード８ｃの出力信号は
増幅器１２ｃを介して加算器３０ｂ，３０ｃの他端に供
給され、フォトダイオード８ｄの出力信号は、増幅器１
２ｄを介して加算器３０ａ，３０ｄの他端に供給され
る。

【００２５】加算器３０ａの出力信号は差動増幅器ＯＰ
１の反転入力端子に供給され、この差動増幅器ＯＰ１の
非反転入力端子には加算器３０ｂの出力信号が供給され
る。これにより、差動増幅器ＯＰ１は、加算器３０ａ，
３０ｂの差電圧に対応する信号をトラッキング制御回路
１６に供給する。

【００２６】トラッキング制御回路１６は、差動増幅器
ＯＰ１から供給されるトラック差信号に応じてトラック
駆動信号を生成する。トラッキング制御回路１６から出
力されるトラック駆動信号は前記トラッキング方向の駆
動コイル４に供給される。

【００２７】また、トラッキング制御回路１６で用いら
れたトラック差信号はリニアモータ制御回路１７に供給
される。また、加算器３０ｃの出力信号は差動増幅器Ｏ
Ｐ２の反転入力端子に供給され、差動増幅器ＯＰ２の非
反転入力端子は加算器３０ｄの出力信号が供給される。

【００２８】これにより、差動増幅器ＯＰ２は、加算器
３０ｃ，３０ｄの差に応じてフォーカス点に関する信号
をフォーカシング制御回路１５に供給する。フォーカシ
ング制御回路１５の出力信号は、フォーカシング駆動コ
イル５に供給され、レーザ光がディスク１上で常時ジャ
ストフォーカスとなるように制御される。

【００２９】前述のようにフォーカシング、トラッキン
グを行った状態での光検出器８のフォトダイオード８ａ
〜８ｄの出力の和電流は、トラック上に形成されたピッ
ト（記録情報）の凹凸が反映されている。

【００３０】この和電流は、ビデオ信号用のプリアンプ
回路５２で電圧値に変換されてビデオ信号処理回路１９
に供給され、ビデオ信号処理回路１９において画像デー
タ、アドレスデータ（トラック番号、セクタ番号等）が
再生される。

【００３１】また、レーザ制御回路５１の前段には外部
装置としての光ディスク制御装置３３からインターフェ
ース回路３２を介して供給される記録データを記録パル
スに変調する変調回路としての記録信号生成回路３４が
設けられてる。

【００３２】また、このディスク装置にはそれぞれフォ
ーカシング制御回路１５、トラッキング制御回路１６、
リニアモータ制御回路１７とＣＰＵ２３との間で情報の
授受を行うときに用いられるＤ／Ａ変換器２２が設けら
れている。

【００３３】また、トラッキング制御回路１６は、ＣＰ
Ｕ２３からＤ／Ａ変換器２２を介して供給されるトラッ
クジャンプ信号に応じて対物レンズ６を移動させ、１ト
ラック分、レーザ光を移動させる。

【００３４】レーザ制御回路５１、フォーカシング制御
回路１５、トラッキング制御回路１６、リニアモータ制
御回路１７、モータ制御回路１８、信号処理回路１９、
記録信号生成回路３４等は、バランス２０を介してＣＰ
Ｕ２３によって制御され、ＣＰＵ２３はメモリ２４に記
憶されたプログラムによって所定の動作を行う。

【００３５】そして、前記差動増幅器ＯＰ１の出力はト
ラック外れ検知回路５５に供給されて、トラック外れを
検知するのに用いられる。ここで、トラック外れ検知回
路５５は前記記録媒体制御装置３３からのライト／イレ
ーズ（Ｗ／Ｅ）を示す信号に基いて、前記差動増幅器Ｏ
Ｐの出力からトラック外れの有無を検出し、トラック外
れが有ると検出されたときに、前記レーザ制御回路５１
に対しレーザ発振を停止させる信号を出力する。

【００３６】図２は前記トラック外れ検知回路５５の具
体例をその周辺部と共に示している。すなわち、この場
合、トラック検知回路５５はコンパレータ５５１、立上
りエッジ検出回路５５２及びカウンタ５５３を含んで構
成される。

【００３７】ここで、コンパレータ５５１は前記差動増
幅器ＯＰ１の出力であるトラッキングエラー信号を基準
電圧Ｖ_REF に基いて２値化したトラックパルス信号とし
て出力する。

【００３８】本発明では、このトラックパルス信号を用
いてトラック外れを検知を行うが、これを単純な入力ポ
ートを有する検知回路で検知したとすると、図３に示す
ように光ディスク１上の塵埃や傷等に起因したいわゆる
ディスクノイズによって発生したミスパルスをトラック
外れとして誤検知してしまうおそれがある。

【００３９】このため、本発明ではコンパレータ５５１
によって得られたパルス出力の時間間隔を正確に測定
し、それが所定時間以上であるときのみにトラック外れ
があったものとする。

【００４０】そこで、コンパレータ５５１のパルス出力
は立上り／立下りエッジ検出回路５５２に供給されて、
それの立上り、立下りエッジが検出される。そして、こ
の立上り／立下りエッジ検出回路５５２の出力はカウン
タ５５３に供給されて、その立上り、立下りの両エッジ
間に該カウンタ５５３の計時動作がイネーブルとなる。

【００４１】このカウンタ５５３は予めセットされたカ
ウント値をイネーブルとなる期間にクロックＣＬＫによ
りダウンカウントし、トラック外れがあった場合にはそ
れが“０”となった時点でキャリーを発生して、トラッ
ク外れ信号を出力する。

【００４２】このカウンタ５５３からのトラック外れ信
号はレーザ制御回路５１に供給されて、光学レッド３の
レーザ発振を停止するのに用いられる。従って、以上の
ように本発明ではトラッキングエラー信号に基いてトラ
ック外れを検出しているのでアドレス情報が連続的に並
んでいる否かを検知する従来のトラック外れ検知方式よ
りも早いタイミングでトラック外れが生じた直後にそれ
を検知することができ、それに応じて直ちに光学ヘッド
３のレーザ発振を停止せしめることにより、不所望なデ
ータ破壊の可能性を可及的に軽減することができる。

【００４３】なお、以上において、コンパレータ５５１
からのパルス出力がトラックパルス信号でなくディスク
ノイズに起因したミスパルスであるときには、立上り立
下りエッジ検出回路５５２を介してイネーブルされるカ
ウンタ５５３のダウンカウントが“０”までに至ること
はなく中途でリセットでされるので、キャリーを発生す
ることなくトラック外れ信号が出力されることがない。
つまり、この点において本発明はディスクノイズ等に影
響されることなくトラック外れを正確に検知することが
できる。

【００４４】

【発明の効果】従って、以上詳述したように本発明によ
れば、トラック外れの発生をできるだけ早いタイミング
で正確に検知することにより、データ破壊の可能性を可
及的に軽減し得るようにした光ディスク装置を提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明が適用される光ディスク装置の全体構成
を示すブロック図。

【図２】図１の要部としてトラック外れ検知回路の具体
例を示すブロック図。

【図３】トラック外れ検知回路の動作を説明するタイミ
ングチャート。

【符号の説明】

１…光ディスク、３…光学ヘッド、ＯＰ１…差動増幅
器、５５…トラック外れ検知回路、５５１…コンパレー
タ、５５２…立上り／立下りエッジ検出回路、５５３…
カウンタ、５１…レーザ制御回路、３３…記録媒体制御
回路。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 光ディスク上に照射されるレーザ光の反
   射光に基いてトラッキングエラー信号を検出する光ディ
   スク装置において、 前記トラッキングエラー信号を２値化してトラックパル
   スを生成する生成手段と、 前記生成手段によって生成されたトラックパルスの立上
   り及び立下りの時間間隔を計時すると共に、計算された
   時間間隔が所定値以上であるときにトラック外れ信号を
   出力する計時手段と、 前記計時手段からのトラック外れ信号に基いて、前記光
   ディスクに対する記録／消去時に、前記レーザ光の照射
   を停止する停止手段とを具備してなることを特徴とする
   光ディスク装置。
2. 【請求項２】 光ディスク上に照射されるレーザ光の反
   射光に基いてトラッキングエラー信号を検出する光ディ
   スク装置において、 前記トラッキングエラー信号を２値化してトラックパル
   スを生成する生成手段と、 前記生成手段によって生成されたトラックパルスの立上
   り及び立下りの時間間隔を計時すると共に、計算された
   時間間隔が所定値以上であるときにトラック外れ信号を
   出力する計時手段と、 前記計時手段からのトラック外れ信号に基いて、前記光
   ディスクに対する記録／消去時に、前記レーザ光の照射
   を停止する停止手段とを具備し、 前記計時手段は前記トラックパルスの立上り及び立下り
   の期間に予めセットされたカウント値のダウンカウント
   がイネーブルされるカウンタを含むことを特徴とする光
   ディスク装置。
3. 【請求項３】 光ディスク上に照射されるレーザ光の反
   射光に基いてトラッキングエラー信号を検出する光ディ
   スク装置において、 前記トラッキングエラー信号を２値化してトラックパル
   スを生成する生成手段と、 前記生成手段によって生成されたトラックパルスの立上
   り及び立下りの時間間隔を計時すると共に、計算された
   時間間隔が所定値以上であるときにトラック外れ信号を
   出力する計時手段と、 前記計時手段からのトラック外れ信号に基いて、前記光
   ディスクに対する記録／消去時に、前記レーザ光の照射
   を停止する停止手段とを具備し、 前記生成手段は基準信号と比較して前記トラッキングエ
   ラー信号を２値化するコンパレ−タと、このコンパレ−
   タからの出力パルスの立上り及び立下りエッジを検出す
   る立上り及び立下りエッジ検出回路とを含み、 前記計時手段は前記トラックパルスとなる前記コンパレ
   −タからの出力パルスの立上り及び立下りの期間に予め
   セットされたカウント値のダウンカウントがイネーブル
   されるカウンタを含むことを特徴とする光ディスク装
   置。
4. 【請求項４】 光ディスク上に照射されるレーザ光の反
   射光に基いてトラッキングエラー信号を検出する光ディ
   スク装置において、 前記トラッキングエラー信号を２値化してトラックパル
   スを生成する生成手段と、 前記生成手段によって生成されたトラックパルスの立上
   り及び立下りの時間間隔を計時すると共に、計算された
   時間間隔が所定値以上であるときにトラック外れ信号を
   出力する計時手段と、 前記計時手段からのトラック外れ信号に基いて、前記光
   ディスクに対する記録／消去時に、前記レーザ光の照射
   を停止する停止手段とを具備し、 前記生成手段は基準信号と比較して前記トラッキングエ
   ラー信号を２値化するコンパレ−タと、このコンパレ−
   タからの出力パルスの立上り及び立下りエッジを検出す
   る立上り及び立下りエッジ検出回路とを含み、 前記計時手段は前記トラックパルスとなる前記コンパレ
   −タからの出力パルスの立上り及び立下りの期間に予め
   セットされたカウント値のダウンカウントがイネーブル
   されるカウンタを含むことを特徴とする光ディスク装
   置。