JP2007293931A - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスクにキズ、ゴミ等が付着しているときに生じた2値化信号の乱れと、本当のトラックはずれで生じた2値化信号の乱れとを正確に識別させて、トラックはずれ検出処理を安定化させ、誤った記録停止、再生停止が発生しないようにする。
【解決手段】 サーボユニット4から出力されるトラックエラー信号を2値化して得られる2値化信号のエッジ本数値、エッジ間隔時間値を求めるとともに、エッジ本数値、エッジ間隔時間値が第1の判定基準、第2の判定基準、第3の判定基準を満たすかどうかを判定し、この判定結果に基づき、トラックはずれが発生しているかどうかを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、CD,DVD,BD(Blue−ray)等の光ディスクを使用する光ディスク記録再生装置に係わり、特に記録、再生中のサーボはずれを検出する光ディスク記録再生装置に関する。
光ディスク記録再生装置の記録、再生中に外力等によるサーボ帯域を越えた振動、衝撃が加えられて、サーボはずれが発生した場合、特に記録中であれば、隣接するトラックにデータが記録され、データ破壊が起きる。そこで、常時、サーボはずれを監視し、記録中にサーボはずれが検出されたとき、記録を停止させる手段が設けられている。
サーボはずれ検出方法の1つとして、従来、トラックエラー信号を2値化し、ある一定時間内に2値化信号のエッジ本数をカウントして、カウント値がある一定数以上であれば、トラックはずれが発生したと判別し、記録停止命令をコントローラに供給して、記録を停止させるという方法が考案されている。
特開平01−66826号公報 特開平03−35430号公報 特開2002−25081号公報 特開昭61−182639号公報 特開昭61−42742号公報 特開昭63−213130号公報
しかしながら、従来例では、光ディスクにキズ、ゴミ、指紋等が付着し、トラックエラー信号にその成分が重畳されているとき、2値化信号に本来のトラックエラー信号以外の信号が現れるため、トラックはずれが起きたかのように誤検出してしまうという問題があった。
本発明は上記の事情に鑑み、2値化信号のエッジ本数、エッジ間隔時間を検出して、本来のトラックはずれで生じる2値化信号のエッジ本数、エッジ間隔時間の特徴と、キズ、ゴミ、指紋等の付着による2値化信号のエッジ本数、エッジ間隔時間の特徴との違いに着目し、トラックはずれの誤検出に起因する記録停止、再生停止などの発生を防止することができ、記録動作、再生動作を安定化させることができる光ディスク記録再生装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明は、請求項1に記載の発明では、ビーム光を使用して光ディスクに対するデータの記録、再生を行う光ディスク記録再生装置において、トラックエラー信号を2値化した2値化信号中に生成されるエッジの本数をカウントして得られる単位期間毎のエッジ本数値と、および前記エッジの各エッジ間隔時間を検出するエッジ本数/エッジ間隔時間検知部と、このエッジ本数/エッジ間隔時間検知部で得られた単位期間毎のエッジ本数値、および各エッジ間隔時間が予め設定されているトラックはずれ判定基準を満たすとき、トラックはずれが発生したと判定するトラックはずれ判定部とを備えたことを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の光ディスク記録再生装置において、前記トラックはずれ判定部は、前記単位時間毎のエッジ本数値が第1の閾値以下のとき、トラックはずれが発生していないと判定し、エッジ本数値が閾値より大のとき、トラックはずれが発生したと判定する第1の判定基準と、第1の判定基準によってトラックはずれが発生したと判定された場合に、記憶されているN区間分の各エッジ間隔時間の合計値が第2の閾値以上のとき、トラックはずれが発生していないと判定し、N区間分の各エッジ間隔時間の合計値が第2の閾値未満であるとき、トラックはずれが発生したと判定する第2の判定基準と、第2の判定基準によってトラックはずれが発生したと判定された場合に、エッジ間隔時間の最大値と最小値の比率を算出し、この比率が第3の閾値以上のとき、トラックはずれが発生していないと判定し、前記比率が第3の閾値未満であるとき、トラックはずれが発生したと判定する第3の判定基準とから成ることを特徴としている。
本発明による光ディスク記録再生装置では、光ディスクにキズ、ゴミ等が付着しているときに生じた2値化信号の乱れと、本当のトラックはずれで生じた2値化信号の乱れとを正確に識別でき、トラックはずれ検出処理を安定化させて誤った記録停止、再生停止が発生しないようにすることができる。
《識別原理の説明》
まず、本発明による光ディスク記録再生装置の詳細な説明に先立ち、本発明による光ディスク記録再生装置の識別原理について説明する。
本発明者は、光ディスクにキズ、ゴミ等が付着しているときと、本当のトラックはずれが発生したときとを区別するために、光ディスクにキズ、ゴミ等が付着しているときに発生するトラックエラー信号と、本当のトラックはずれが発生したときのトラックエラー信号とを詳細に観察した。
この結果、光ディスクにキズ、ゴミ等が付着しているときには、図4(a)に示すように、比較的、長い時間にわたり、トラックエラー信号がランダムに変動し、規則性が無い。これに対して、トラックはずれが発生したときには、図5(a)に示すように、トラックエラー信号がフラットになった後、低い周波数から順次、高い周波数になる傾向があることが分かった。
そして、これらのトラックエラー信号を2値化したトラックエラー2値化信号を調べたところ、光ディスクにキズ、ゴミ等が付着しているときには、図4(b)に示すように、一定時間、例えば“800μs”におけるトラックエラー2値化信号のエッジ本数が一定値未満になるとともに、キズ、ゴミ、指紋等の付着に起因し、データが乱れている区間が長いことから、連続したN区間、例えば3区間のエッジ間隔時間を合計した合計時間が一定値以上になり、さらにエッジ間隔時間がランダムで、規則性がないことから、最新N区間の各エッジ間隔時間のバラツキを示す比率(比率=最大値/最小値)が一定値以上なることが分かった。
これに対して、トラックはずれが発生したときには、図5(b)に示すように、一定時間、例えば“800μs”におけるトラックエラー2値化信号のエッジ本数が一定値未満になるとともに、トラックはずれが発生した後、すぐに間違ったトラックを通過することから、連続したN区間、例えば3区間のエッジ間隔時間を合計した合計時間が一定値以上になり、さらにエッジ間隔時間がある程度、揃うことから、最新N区間の各エッジ間隔時間のバラツキを示す比率(比率=最大値/最小値)が一定値未満なることが分かった。
そこで、本発明者は、トラックはずれが発生しているかどうかを判定する第1の判定基準として、一定時間、例えば“800μs”におけるトラックエラー信号を2値化して得られる2値化信号のエッジ本数が一定値より大きくなっているかどうかを採用し、第2の判定基準として、連続したN区間、例えば3区間のエッジ間隔時間を合計した合計時間が一定値未満になっているかどうかを採用し、第3の判定基準として、最新N区間の各エッジ間隔時間のバラツキを示す比率(比率=最大値/最小値)が一定値未満になっているかどうかを採用した。
そして、これら第1の判定基準、第2の判定基準、第3の判定基準を用いて、実際のトラックエラー信号を調べたところ、光ディスクにキズ、ゴミ等が付着している場合と、トラックはずれが発生した場合とを正確に識別することができた。
《実施形態の構成》
図1は上述した識別原理を用いた本発明による光ディスク記録再生装置の一実施形態を示すブロック図である。
この図に示す光ディスク記録再生装置1は、光ディスクなどの光記録媒体2を線速度一定となるように回転させるスピンドルユニット3と、オートフォーカス機能、オートトラッキング機能などを用いて、光記録媒体2上のトラックにレーザ光をスポット照射して、データの記録、再生を行うサーボユニット4と、サーボユニット4から出力されるトラックエラー信号を2値化して、エッジの本数値、エッジ間隔時間値などを検出し、トラックはずれが発生しているかどうかを判定するトラックはずれ検出ユニット5と、操作パネルの出力、トラックはずれ検出ユニット5などの出力に基づき、スピンドルユニット3、サーボユニット4などの動作を制御するコントローラ6とを備えている。
そして、スピンドルユニット3によって、光記録媒体2を線速度一定となるように回転させながら、サーボユニット4によって、光記録媒体2上の指定されたトラック(記録再生対象トラック)にレーザ光をスポット照射し、データの記録、再生を行うとともに、トラックはずれ検出ユニット5によって、トラックはずれが発生しているかどうかを判定し、トラックはずれが発生しているとき、記録再生動作を停止して、誤った記録処理、再生停止などが発生しないようにする。
スピンドルユニット3は、光記録媒体2の回転速度、記録再生対象トラックの位置などに応じた駆動電圧を生成するモータドライバ8と、モータドライバ8から出力される駆動電圧を受けて、記録再生対象トラックの線速度が一定速度になるように、光記録媒体2を回転させるスピンドルモータ7とを備えている。
サーボユニット4は、半導体レーザ素子などの光源によって生成された1つの主レーザ光、2つの副レーザ光をハーフミラーなどで合成して記録媒体2に出射しつつ、その反射光を取り込んで複数の検出信号を出力する光ピックアップ9と、光ピックアップ9から出力される各検出信号に基づき、フォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成部(FE信号生成部)10と、フォーカスエラー信号生成部10から出力されるフォーカスエラー信号に基づき、光ピックアップ9に取り付けられた対物レンズ駆動アクチュエータ11を駆動し、記録再生対象トラックに合成ビームを集光させるフォーカスアクチュエータドライバ(フォーカスACTドライバ)12と、光ピックアップ9から出力される検出信号に基づき、トラックエラー信号を生成するトラックエラー信号生成部(TE信号生成部)13と、トラックエラー信号生成部13から出力されるトラックエラー信号に基づき、対物レンズ駆動アクチュエータ11を駆動し、記録再生対象トラックに合成ビームをトラッキングさせるトラックアクチュエータドライバ(トラックACTドライバ)14とを備えている。
トラックはずれ検出ユニット5は、コンパレータ等により構成され、トラックエラー信号生成部13から出力されるトラックエラー信号を2値化する2値化信号生成部15と、2値化信号生成部15から出力される2値化信号の立ち上がりエッジ、および立ち下りエッジの本数をカウントして、エッジ本数値を生成するエッジ本数カウンタ16と、エッジ間隔時間に比べて、十分に高い周波数の基準クロック信号を生成する基準クロック部17と、基準クロック部17から出力される基準クロック信号を用いて、2値化信号生成部15から出力される2値化信号のエッジ間隔時間を計測し、エッジ間隔時間値(カウント値)を生成するエッジ間隔時間検出部18と、エッジ間隔時間検出部18から出力されるエッジ間隔時間値をN個(例えば、3個以上)分を保存するメモリ19と、エッジ本数カウンタ16から出力されるエッジ本数値とメモリ19に保存されている複数のエッジ間隔時間値に対し、上述した第1の判定基準、第2の判定基準、第3の判定基準を適用して、トラックはずれを検出するCPU20とを備えている。
《実施形態の動作》
次に、図1に示すブロック図、図2に示すフローチャート、図3に示すタイミングチャートを参照しながら、光ディスク記録再生装置1の動作を説明する。
まず、使用者により光ディスク記録再生装置1の操作パネルなどが操作されて記録動作指示、または再生動作指示が入力されると、スピンドルユニット3によって、光記録媒体2が線速度一定となるように回転駆動されるとともに、サーボユニット4がオン状態にされて、主レーザ光、副レーザ光を合成した合成ビームの出射が開始され、フォーカスサーボ、トラックサーボが開始される。
そして、フォーカスサーボ、トラックサーボの引き込み動作が安定した後、コントローラ6によって、サーボユニット4が制御されて、光記録媒体2に対するデータの記録動作、またはデータの再生動作が開始される。
また、この動作と並行し、トラックはずれ検出ユニット5の2値化信号生成部15によって、サーボユニット4から出力されるトラックエラー信号がゼロクロス処理されて、2値化信号が生成される。生成された2値化信号がエッジ本数カウンタ16によってカウントされ、カウンタリセット時からのエッジ本数値が更新される。また、基準クロック部17、エッジ間隔時間検出部18によって、エッジ間隔時間値が検出され、メモリ19にN区間(例えば、最新の3区間以上)分のエッジ間隔時間値が記憶される。
さらに、この動作と並行し、図2のフローチャートに示すように、トラックはずれ検出ユニット5のCPU20によって、第1の判定基準を用いた第1の判別処理が行われる。第1の判別処理では、予め定めた所定の時間、例えば“800μs”毎に、エッジ本数カウンタ部16で得られたエッジ本数値が予め登録されている第1の閾値、例えば、再生時には“10”本未満、記録時には“5”本未満であるかどうかがチェックされる。記録時と再生時でエッジ本数を変えているのは、再生時には多少感度を鈍くしても良いが、記録時には誤記録の可能性があるためである。
エッジ本数値が閾値以下であれば、記録媒体2にキズ、ゴミ、指紋等の付着が無く、トラックはずれが発生していないと判断されて、エッジ本数カウンタ16がリセットされる(ステップS1)。
また、エッジ本数値が閾値より大きければ(ステップS1)、第1の判別処理が行われたとき、CPU20によって、光記録媒体2にキズ、ゴミ、指紋等の付着、またはトラックはずれが発生したと判断され、メモリ19に記憶されているN区間分の各エッジ間隔時間値が読み出されて、各エッジ間隔時間値の合計時間が計算される(ステップS2)。その後、第2の判定基準を用いた第2の判別処理が行われ、合計時間が予め設定されている第2の閾値(例えば、300μs)未満であるかどうかがチェックされる。
そして、合計時間が閾値以上であれば、CPU20によって、光記録媒体2にキズ、ゴミ、指紋等の付着が発生したと判断されて、エッジ本数カウンタ16がリセットされる(ステップS3)。
また、合計時間が閾値未満であれば(ステップS3)、CPU20によって、各エッジ間隔時間値のうち、最大値になっているエッジ間隔時間値と、最小値になっているエッジ間隔時間値が抽出されて、各エッジ間隔時間値のバラツキを示す比率(比率=最大値/最小値)が計算されるとともに(ステップS4、S5)、第3の判定基準を用いた第3の判別処理が行われて、比率が予め設定されている第3の閾値未満であるかどうかがチェックされ、比率が閾値以上であれば、光記録媒体2にキズ、ゴミ、指紋等の付着が発生して発生したノイズと判断されて、エッジ本数カウンタ16がリセットされる(ステップS6)。
また、図3(a)に示すように、トラックはずれが発生し、図3(c)に示すように、エッジ本数値が閾値より大きければ(ステップS1)、図3(d)に示すように、第1の判別処理が行われたとき、CPU20によって、光記録媒体2にキズ、ゴミ、指紋等の付着、またはトラックはずれが発生したと判断されて、図3(b)に示すように、メモリ19に記憶されているN区間分の各エッジ間隔時間値が読み出されて、各エッジ間隔時間値の合計時間が計算された後(ステップS2)、第2の判別処理が行われて、合計時間が予め設定されている閾値未満であるかどうかがチェックされる。
そして、合計時間が閾値未満であれば(ステップS3)、CPU20によって、各エッジ間隔時間値のうち、最大値になっているエッジ間隔時間値と、最小値になっているエッジ間隔時間値が抽出されて、各エッジ間隔時間値のバラツキを示す比率(比率=最大値/最小値)が計算される(ステップS4、S5)。そして、第3の判別処理が行われて、比率が予め設定されている閾値未満であるかどうかがチェックされる。
ここで、比率が閾値未満であれば(ステップS6)、CPU20によって、トラックはずれが発生したと判断され、記録中であれば、図3(e)に示すように、停止指令が生成されて、サーボユニット4がオフ状態にされ、フォーカスサーボ処理、トラックサーボ処理が停止され(ステップS7)、記録停止命令が生成されてコントローラ6に供給され、記録動作が停止される(ステップS8)。
また、比率が閾値未満であると判定されたとき、再生中であれば、CPU20によって、停止指令が生成されて、サーボユニット4が一時的にオフ状態にされ、フォーカスサーボ処理、トラックサーボ処理が一時的に停止された後、サーボユニット4のオン準備が開始される。
《実施形態の効果》
このように、この実施形態では、サーボユニット4から出力されるトラックエラー信号を2値化して得られる2値化信号のエッジ本数値、エッジ間隔時間値を求めるとともに、エッジ本数値、エッジ間隔時間値が第1の判定基準、第2の判定基準、第3の判定基準を満たすかどうかを判定し、この判定結果に基づき、トラックはずれが発生しているかどうかを判定するようにしているので、光ディスクにキズ、ゴミ等が付着しているときに生じた2値化信号の乱れと、本当のトラックはずれで生じた2値化信号の乱れとを正確に識別させて、トラックはずれ検出処理を安定化させ、誤った記録停止、再生停止が発生しないようにすることができる。
《他の実施形態》
また、上述した実施形態では、トラックはずれが発生しているかどうかを判定する第1の判定基準として、一定時間、例えば“800μs”におけるトラックエラー2値化信号のエッジ本数が一定値より大きくなっているかどうかを採用し、第2の判定基準として、連続したN区間、例えば3区間のエッジ間隔時間を合計した合計時間が一定値未満、例えば300μs未満になっているかどうかを採用し、第3の判定基準として、最新N区間の各エッジ間隔時間のバラツキを示す比率(比率=最大値/最小値)が一定値未満になっているかどうかを採用しているが、同様な識別精度を得ることができる判定基準があれば、これら第1の判定基準〜第3の判定基準のいずれかを他の判定基準に替えるようにしても良い。
例えば、第2の判定基準は、2値化信号が乱れている期間長を用いて、記録媒体2に生じたキズ、汚れか、トラックはずれかを判定するときに使用するものであることから、2値化信号が乱れている期間長に対応する値、例えば2値化信号のエッジ本数が異常な値になった時点を起点とし、エッジ本数が正常な値に戻るまでに要した時間(あるいは、間違ったトラックに対するトラッキング引き込みが開始されるまでに要した時間など)を計算し、この時間が予め設定した閾値より長いか、短いかに基づき、トラックはずれが発生しているかどうかを判別するようにしても良い。
本発明に係わる光ディスク記録再生装置の一例に示すブロック図。 図1に示す光ディスク記録再生装置のトラックはずれ検出時の動作例を示すフローチャート。 図1に示す光ディスク記録再生装置でトラックはずれが発生した時のタイミングチャート。 一般的な光ディスク記録再生装置で、キズ、ゴミ、指紋等が付着した箇所を通過した時のトラックエラー信号、2値化信号例を示す波形図。 一般的な光ディスク記録再生装置で、トラックはずれが発生した時のトラックエラー信号、トラックエラー信号を2値化信号、記録停止信号例を示す波形図。
符号の説明
1:光ディスク記録再生装置
2:光記録媒体
3:スピンドルユニット
4:サーボユニット
5:トラックはずれ検出ユニット
6:コントローラ
7:スピンドルモータ
8:モータドライバ
8:光ピックアップ
10:フォーカスエラー信号生成部
11:対物レンズ駆動アクチュエータ
12:フォーカスアクチュエータドライバ
13:トラックエラー信号生成部
14:トラックアクチュエータドライバ
15:2値化信号生成部
16:エッジ本数カウンタ(エッジ本数/エッジ間隔時間検知部)
17:基準クロック部
18:エッジ間隔時間検出部(エッジ本数/エッジ間隔時間検知部)
19:メモリ(エッジ本数/エッジ間隔時間検知部)
20:CPU(トラックはずれ判定部)

Claims (2)

  1. ビーム光を使用して光ディスクに対するデータの記録、再生を行う光ディスク記録再生装置において、
    トラックエラー信号を2値化した2値化信号中に生成されるエッジの本数をカウントして得られる単位期間毎のエッジ本数値と、および前記エッジの各エッジ間隔時間を検出するエッジ本数/エッジ間隔時間検知部と、
    このエッジ本数/エッジ間隔時間検知部で得られた単位期間毎のエッジ本数値、および各エッジ間隔時間が予め設定されているトラックはずれ判定基準を満たすとき、トラックはずれが発生したと判定するトラックはずれ判定部と、
    を備えたことを特徴とする光ディスク記録再生装置。
  2. 請求項1に記載の光ディスク記録再生装置において、
    前記トラックはずれ判定部は、
    前記単位時間毎のエッジ本数値が第1の閾値以下のとき、トラックはずれが発生していないと判定し、エッジ本数値が閾値より大のとき、トラックはずれが発生したと判定する第1の判定基準と、
    第1の判定基準によってトラックはずれが発生したと判定された場合に、記憶されているN区間分の各エッジ間隔時間の合計値が第2の閾値以上のとき、トラックはずれが発生していないと判定し、N区間分の各エッジ間隔時間の合計値が第2の閾値未満であるとき、トラックはずれが発生したと判定する第2の判定基準と、
    第2の判定基準によってトラックはずれが発生したと判定された場合に、エッジ間隔時間の最大値と最小値の比率を算出し、この比率が第3の閾値以上のとき、トラックはずれが発生していないと判定し、前記比率が第3の閾値未満であるとき、トラックはずれが発生したと判定する第3の判定基準と、
    から成ることを特徴とする光ディスク記録再生装置。
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