JP4826423B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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本発明は、光ディスク装置に関する。
近年、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc)、等の形式の記憶媒体(以下、光ディスク)が存在しており、これら光ディスクに対しデータをリード/ライトする光ディスク装置が開発されている。
この光ディスク装置は、光ディスクに対してデータをリード/ライトする際、どのような形式の光ディスクであるかを判別する必要がある。
この光ディスクの形式の判別を行う技術としては、例えば、光ディスクの表面が検出されてから信号面が検出されるまでの時間が所定の閾値よりも短いか否かに基づいて、DVDかCDかを判別する技術が開示されている(特許文献1参照)。
また、光ディスクにフォーカスレンズを漸進的に近接させながらフォーカス誤差信号の変化を監視し、フォーカス誤差信号の第1記録層に関連した正フォーカス信号の検出時(第1フォーカスOK信号)と第2記録層に関連した生フォーカス信号の検出時(第2フォーカスOK信号)との時間間隔に基づいて、光ディスクの形式を判別した技術が開示されている(特許文献2参照)。
特開2004−39094号公報 特開2004−199864号公報
しかしながら、上記のような従来の光ディスク装置は、信号をリード/ライトする信号面が形成される記録層の検出開始時刻から検出時刻までの時間(フォーカスサーチ時間)に基づいて光ディスクの形式を判別していることから、フォーカシング動作、特にフォーカスレンズを光ディスクの記録層に対して直交する方向に移動させる際の速度が変動すると判別ミスが発生するという問題がある。
従って、常にフォーカシング動作の変動を解消させることは、回路構成が複雑となりコストが上がるという問題が生じ、また、回路構成を安価に構成すると外的要因(周辺温度変化等)の影響を受けやすくなるという問題が生じる。このように、フォーカシング動作を一定に確保することは困難であり、時間に基づいて光ディスクの形式を判別することは、判別性能の信頼性の低下を招きやすいという問題がある。
本発明の課題は、上記問題に鑑みて、回路構成及びフォーカシング動作の変動に拘わらず、光ディスクの判別を可能とする光ディスク装置を実現することである。
請求項1に記載の発明は、光源から射出される光束を光ディスクの記録層に集光させる対物レンズを有する光照射手段と、前記対物レンズを前記光ディスクの記録層と略直交する方向に移動させる駆動手段と、前記光ディスクの記録層から反射される光束を受光して検出信号を検出する信号検出手段と、前記駆動手段により前記対物レンズが前記光ディスクの記録層と略直交する方向に予め定められた距離を往復移動された際の往復時間を計時する第1計時手段と、前記駆動手段により前記対物レンズが前記光ディスクの記録層と略直交する方向に往復移動されている間に前記信号検出手段により前記検出信号が検出された時を計時する第2計時手段と、前記駆動手段により前記対物レンズが前記往復移動された際に、前記信号検出手段によって前記検出信号が4回検出されたとき、前記第2計時手段により計時された時に基づいて、前記駆動手段により前記対物レンズを前記光ディスクの記録層と略直交する方向であって一方向に移動させている際に最初に検出された前記検出信号である第1の検出信号が検出されてから、前記駆動手段により前記対物レンズを前記光ディスクの記録層と略直交する方向であって前記一方向と逆の方向に移動させている際に最後に検出された前記検出信号である第2の検出信号が検出されるまでの時間間隔である第1の時間間隔と、前記駆動手段により前記対物レンズを前記一方向に移動させている際に最後に検出された前記検出信号である第3の検出信号が検出されてから、前記駆動手段により前記対物レンズを前記逆の方向に移動させている際に最初に検出された前記検出信号である第4の検出信号が検出されるまでの時間間隔である第2の時間間隔と、を算出する算出手段と、前記往復時間に対する前記第1の時間間隔の割合と所定の閾値とを比較し、その比較結果に基づいて、前記第1の検出信号及び前記第2の検出信号に係る記録層が準拠する規格を判別するとともに、前記往復時間に対する前記第2の時間間隔の割合と所定の閾値とを比較し、その比較結果に基づいて、前記第3の検出信号及び前記第4の検出信号に係る記録層が準拠する規格を判別する判別手段と、を備え光ディスク装置であること、を特徴としている。
請求項2に記載の発明は、光源から射出される光束を光ディスクの記録層に集光させる対物レンズを有する光照射手段と、前記対物レンズを前記光ディスクの記録層と略直交する方向に移動させる駆動手段と、前記光ディスクの記録層から反射される光束を受光して検出信号を検出する信号検出手段と、前記駆動手段により前記対物レンズが前記光ディスクの記録層と略直交する方向に予め定められた距離を往復移動された際の往復時間を計時する第1計時手段と、前記駆動手段により前記対物レンズが前記光ディスクの記録層と略直交する方向に往復移動されている間に前記信号検出手段により前記検出信号が検出された時刻を計時する第2計時手段と、前記駆動手段により前記対物レンズが前記往復移動された際に、前記信号検出手段によって前記検出信号が6回検出されたとき、前記第2計時手段により計時された時刻に基づいて、前記駆動手段により前記対物レンズを前記光ディスクの記録層と略直交する方向であって一方向に移動させている際に最初に検出された前記検出信号である第1の検出信号が検出されてから、前記駆動手段により前記対物レンズを前記光ディスクの記録層と略直交する方向であって前記一方向と逆の方向に移動させている際に最後に検出された前記検出信号である第2の検出信号が検出されるまでの時間間隔である第1の時間間隔と、前記駆動手段により前記対物レンズを前記一方向に移動させている際に2番目に検出された前記検出信号である第3の検出信号が検出されてから、前記駆動手段により前記対物レンズを前記逆の方向に移動させている際に2番目に検出された前記検出信号である第4の検出信号が検出されるまでの時間間隔である第2の時間間隔と、前記駆動手段により前記対物レンズを前記一方向に移動させている際に最後に検出された前記検出信号である第5の検出信号が検出されてから、前記駆動手段により前記対物レンズを前記逆の方向に移動させている際に最初に検出された前記検出信号である第6の検出信号が検出されるまでの時間間隔である第3の時間間隔と、を算出する算出手段と、前記往復時間に対する前記第1の時間間隔の割合と所定の閾値とを比較し、その比較結果に基づいて、前記第1の検出信号及び前記第2の検出信号に係る記録層が準拠する規格を判別し、前記往復時間に対する前記第2の時間間隔の割合と所定の閾値とを比較し、その比較結果に基づいて、前記第3の検出信号及び前記第4の検出信号に係る記録層が準拠する規格を判別し、前記往復時間に対する前記第3の時間間隔の割合と所定の閾値とを比較し、その比較結果に基づいて、前記第5の検出信号及び前記第6の検出信号に係る記録層が準拠する規格を判別する判別手段と、を備える光ディスク装置であること、を特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載の光ディスク装置において、前記信号検出手段は、前記光ディスクの記録層から反射される光束を受光して当該受光量に対応する光検出信号を出力する光検出手段と、前記光検出手段から出力された光検出信号に基づいてフォーカスエラー信号を生成する生成手段と、前記生成手段により生成されたフォーカスエラー信号の振幅を前記検出信号として検出する振幅検出手段と、を有すること、を特徴としている。
本発明によれば、対物レンズを光ディスクの記録層と略直交する方向に予め定められた距離を往復移動させた際の往復時間に対し、一方向に移動させている際に検出信号が検出されてから他方向に移動させている際に一方向に検出された検出信号に対する検出信号が検出されるまでの時間間隔の割合に基づいて、光ディスクの形式を判別することができるため、回路構成及びフォーカシング動作の変動に拘わらず、光ディスクの判別を可能とする光ディスク装置を実現することができる。
以下、図を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態における光ディスク装置1の概略構成図を示す。
図1に示す光ディスク装置1は、光ディスク2に記憶された映像データや音声データ等のデータを読み出して再生したり、書き込んだりする装置である。
図1に示すように、光ディスク装置1は、ディスク駆動機構部10、光ピックアップ20、信号生成回路部31、ドライバ32、レーザドライバ33、信号処理部40、制御部50、記憶部51、計時部52、操作部53、表示部54を備えて構成されている。
光ディスク2は、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc)等の形式の記憶媒体である。
ディスク駆動機構部10は、光ディスク2を保持するターンテーブル11、ターンテーブル11に保持された光ディスク2を所定の回転速度で回転させるスピンドルモータ12、スピンドルモータ12を駆動させるモータドライバ13を備え、信号処理部40から出力される制御信号に従って光ディスク2を回転させる。
光ピックアップ20は、光源21、光学系22、アクチュエータ23、光検出器24等を備えて構成されている。
光源21は、レーザ光を発生する半導体レーザダイオードである。当該半導体レーザダイオードは、DVDレーザダイオードを含む波長の異なる複数のレーザダイオードを備え、光ディスク2の形式に応じて、適宜、レーザ光を発生する半導体レーザダイオードを切り替えられることが好ましい。
光学系22は、対物レンズ22a及びビームスプリッタ22bを含み、光源21から射出された光束をコリメータレンズ(不図示)により平行光束とし、ビームスプリッタ22bを介して対物レンズ22aに平行光束を導き、対物レンズ22aにより光源21から射出された光束を光ディスク2の記録層に集光させると共に、光ディスク2の記録層から反射された反射光束を対物レンズ22aにより集光させ、ビームスプリッタ22bを介して対物レンズ22aが集光した反射光束を光検出器24に導く光照射手段としての機能を実現する。
アクチュエータ23は、対物レンズ22aを光ディスク2の記録層と垂直な方向Yに移動させて光ディスク2の記録層に集光される光束の焦点を調整(フォーカシング)したり、対物レンズ22aを光ディスク2の半径方向に移動させて光ディスク2のトラックに集光された光束を照射させるトラッキング調整を行ったりする駆動手段としての機能を実現する。
光検出器24は、光ディスク2の記録層から反射される光束を対物レンズ22aが集光した反射光束を受光して、当該反射光束の受光量に応じた電気信号を光検出信号として出力する光検出手段としての機能を実現する。
信号生成回路部31は、光検出器24から入力される光検出信号に基づいてサーボ機構系に用いられる信号の生成と、データ系の信号の生成とを行う。サーボ機構系の信号の生成は、光検出器24から入力される光検出信号を処理し、トラッキングエラー信号(TE信号)、フォーカスエラー信号(FE信号)等を生成する。データ系の信号の生成は、光検出器24から入力される電気信号に基づいて、光ディスク2の記録層に形成された信号面上のアドレス情報やデータ信号等の記録情報(RF信号)を生成する。
従って、信号生成回路部31は、生成手段としての機能を実現する。
ドライバ32は、信号処理部40から入力される制御信号に応じた駆動信号をアクチュエータ23に出力し、アクチュエータ23を駆動させる。
レーザドライバ33は、信号処理部40から入力される制御信号に応じた駆動信号を光源21に出力し、光源21を駆動させる。
信号処理部40は、DSP(Digital Signal Processor)等により構成され、信号生成回路部31から入力されたRF信号を復調して制御部50に出力したり、当該RF信号に基づいてスピンドルモータ12を駆動させるモータドライバ13の制御信号を生成したり、信号生成回路部31から入力されたTE信号やFE信号に基づいてアクチュエータ23を駆動させるドライバ32に対する制御信号を生成したりする。また、信号処理部40は、FE信号の振幅を検出信号として検出し制御部50に出力する振幅検出手段としての機能を実現する。
このように、光検出器24、信号生成回路部31、信号処理部40により、光ディスク2の記録層から反射される光束を受光して検出信号を検出する信号検出手段が実現される。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)等により構成されており、信号処理部40、記憶部51、計時部52、操作部53、表示部54と電気的に接続されており、記憶部51内に記憶された各種プログラム、テーブル及びデータ、後述する光ディスク2の形式判別処理プログラム等を記憶部51内のワークエリアに展開し、これらのプログラム及びデータとの協働により、光ディスク装置1全体を統括的に制御するものである。
光ディスク2の形式判別処理とは、計時部52により計時された後述する複数の検出時間に基づいて、対物レンズ22aを光ディスク2の記録層と略直交する方向Yであって一方向(例えば、本実施の形態においては記録層に近づける方向)に移動させている(以下、アップスイープ)際にFE信号の振幅が検出されてから、対物レンズ22aを光ディスク2の記録層と略直交する方向Yであって他方向(例えば、本実施の形態においては記録層から遠ざける方向)に移動させている(以下、ダウンスイープ)際にアップスイープ中に検出されたFE信号の振幅に対するFE信号の振幅が検出されるまで、の時間間隔(以下、検出時間間隔)を算出する算出手段としての機能と、計時部52により計時された後述する往復時間に対する検出時間間隔の割合を算出し、算出した往復時間に対する検出時間間隔の割合と記憶部51に記憶されている後述する複数の閾値との比較結果に応じて、光ディスク2の形式を判別する判別手段としての機能を実現する。
記憶部51は、制御部50により実行される光ディスク2の形式判別処理プログラム、各種プログラム、及びこれらプログラムで使用される各種テーブル、後述する形式判別テーブル、やデータ等が予め記憶されている領域と、当該プログラムや各種テーブルやデータが展開される領域とを有する記録媒体である。記憶部51は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)の組み合わせ、又は、磁気的、光学的記録媒体又は半導体等の電気的に消去及び書き換えが可能な不揮発性メモリで構成されており、例えば、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)等を挙げることができる。
また、記憶部51は、予め定められた複数の閾値を記憶している記憶手段の機能を実現する。閾値は、予め定められた往復時間に対する検出時間間隔の割合を示す値であり、記録層の有無を判別する基準である。
本実施の形態においては、複数の閾値として、第1閾値と、第1閾値よりも小さい第2閾値を予め記憶部51が記憶しているものとし、この第1閾値及び第2閾値は、往復時間に対する検出時間間隔の割合が第1閾値よりも大きい場合にはBD層が存在すると判別し、第2閾値以上第1閾値以下である場合にはDVD層が存在すると判別し、第2閾値よりも小さい場合にはCD層が存在すると判別するための基準とする。
光ディスク2に信号が書き込まれ信号面が形成される層(記録層)は、光ディスク2の形式毎に、光ディスク2の表面からの距離が異なっている。図2(a)に、光ディスク2の断面イメージ図、図2(b)に、図2(a)に示す光ディスク2の一部拡大断面イメージ図を示して形式毎に異なる記録層の位置の例を示す。また、図2(c)に、対物レンズ22aの位置信号(即ち、アクチュエータ23の駆動信号)に対するアップスイープ中に検出されるFE信号の振幅、及びダウンスイープ中に検出されるFE信号の振幅の例を示す。
図2(a)、(b)に示すように、光ディスク2の形式がCDである場合の記録層(以下、CD層)は、表面側から1.2[mm]の距離、DVDである場合の記録層(以下、DVD層)は、表面側から0.6[mm]の距離、BDである場合の記録層(以下、BD層)は、表面側から0.1[mm]の距離に存在することが知られている。
図2(a)、(b)、(c)に示すように、BD層が他の記録層と比べて表面側に最も近い位置に存在しており、CD層が他の記録層と比べて表面側から最も遠い位置に存在しており、DVD層が光ディスク2の厚み方向の略中央の位置に存在していることから、アップスイープ中に夫々の記録層からFE信号の振幅が検出される順番は、BD層、DVD層、CD層の順番である。また、ダウンスイープ中に夫々の記録層からFE信号の振幅が検出される順番は、アップスイープ中の場合とは逆の順番、即ち、CD層、DVD層、BD層の順番となる。
従って、アップスイープ中にFE信号の振幅が検出されてからダウンスイープ中にアップスイープ中に検出されたFE信号の振幅に対するFE信号の振幅が検出されるまでの各記録層の検出時間間隔が異なる。本実施の形態のように、アップスイープ後にダウンスイープを行った場合では、図2(c)に示すように、BD層の検出時間間隔T1が他の記録層の検出時間間隔と比べて最も長くなり、CD層の検出時間間隔T3が他の記録層の検出時間間隔と比べて最も短くなる。
従って、光ディスク2の形式毎に記録層の位置が異なることによる検出時間間隔の差異を利用して閾値が設定されている。
計時部52は、制御部50からの指示入力に従って所定時間を計るタイマ回路であり、対物レンズ22aが光ディスク2の記録層と略直交する方向Yに予め定められた距離を往復移動された際の往復時間Tを計時する第1計時手段と、対物レンズ22aが光ディスク2の記録層と略直交する方向Yに往復移動されている間(アップスイープ及びダウンスイープ中)にFE信号の振幅が検出された検出時間t(nはFE信号の振幅を検出した回数)を計時する第2計時手段としての機能を実現し、往復時間T及び複数の検出時間tを制御部50に出力する。
検出時間tは、対物レンズ22aを光ディスク2の記録層と略直交する方向Yに予め定められた距離だけ往復移動を開始させた時からFE信号の振幅が検出される時までの時間である。
図2(c)では、対物レンズ22aの位置が下限位置から上限位置まで移動するアップスイープ中にBD層に対するFE信号の振幅が検出された検出時間t1、DVD層に対するFE信号の振幅が検出された検出時間t2、CD層に対するFE信号の振幅が検出された検出時間t3が計時され、対物レンズ22aの位置が上限位置から下限位置まで移動するダウンスイープ中にCD層に対するFE信号の振幅が検出された検出時間t4、DVD層に対するFE信号の振幅が検出された検出時間t5、BD層に対するFE信号の振幅が検出された検出時間t6が計時されることとなる。
なお、下限位置は、アクチュエータ23の駆動により対物レンズ22aを移動可能な移動範囲において、対物レンズ22aが光ディスク2の表面から最も遠い位置であり、また、上限位置は、アクチュエータ23の駆動により対物レンズ22aを移動可能な移動範囲において、対物レンズ22aが光ディスク2の表面から最も近い位置であり、下限位置及び上限位置は、光ピックアップ20内の各部の構成や光ディスク装置1内の各部の構成に応じて定まる位置である。従って、下限位置から上限位置の距離は、アップスイープ及びダウンスイープ中の対物レンズ22aが移動する予め定められた距離である。
操作部53は、停止キー、再生キー、早戻しキー、早送りキー、ディスク取り出しキー等の各種キーを有する操作パネル等から構成され、利用者の操作入力によって指示された音声データの再生/記録の開始又は停止、光ディスク2の排出、などの指示情報を制御部50に出力する。
表示部54は、LCD(Liquid Crystal Display)パネルや有機EL(Electro Luminescence)素子を用いたFPD(Flat Panel Display)、LED(Light Emitting Diode)等から構成され、制御部50の制御により、再生・記録時間、トラック番号、ボリューム等の動作状況や各種設定状況に関する情報を表示する。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
図3及び図4に、本実施の形態における光ディスク2の形式判別処理のフローチャートを示す。本実施の形態の光ディスク2の形式判別処理は、記憶部51から読み出されてワーク領域に展開された光ディスク2の形式判別処理プログラム、形式判別テーブル及びデータと、制御部50との協働により光ディスク2の形式判別処理が実行される。
形式判別対象となる光ディスク2がターンテーブル11に保持された後、アクチュエータ23が駆動されてダウンスイープが開始され(ステップS1)、対物レンズ22aが下限位置に移動されたか否かが判別される(ステップS2)。対物レンズ22aが下限位置に移動されたか否かの判別は、例えば、対物レンズ22aの位置を検出するセンサ等を設けることにより判別できる。
対物レンズ22aが下限位置に移動されていないと判別された場合(ステップS2;No)、ダウンスイープが続行される。対物レンズ22aが下限位置に移動されたと判別された場合(ステップS2;Yes)、アクチュエータ23の駆動が停止され、レーザドライバ33により光源21であるDVDレーザダイオードが駆動され、DVDレーザの照射が開始される(ステップS3)。DVDレーザを照射させることにより、DVD層は勿論のこと、BD層、CD層からの反射光としてのFE信号を検出することができる。
DVDレーザの照射が開始された後、アクチュエータ23が駆動されてアップスイープ
が開始されると共に、計時部52により往復時間Tの計時が開始される(ステップS4)。そして、アップスイープが開始され往復時間Tの計時が開始された後、FE信号の振幅が検出されたか否かが判別される(ステップS5)。
FE信号の振幅が検出されないと判別された場合(ステップS5;No)、対物レンズ22aが上限位置に移動されたか否かが判別される(ステップS6)。対物レンズ22aが上限位置に移動されたか否かの判別は、例えば、対物レンズ22aの位置を検出するセンサ等を設けることにより判別できる。
対物レンズ22aが上限位置に移動されていないと判別された場合(ステップS6;No)、アップスイープが続行されステップS5に戻る。対物レンズ22aが上限位置に移動されたと判別された場合(ステップS6;Yes)、光ディスク2がターンテーブル11に保持されていないと判別し(ステップS7)、本処理が終了される。
アップスイープが開始され往復時間Tの計時が開始された後、FE信号の振幅が検出されたと判別された場合(ステップS5;Yes)、FE信号の振幅の検出回数Nに1が加算され(ステップS8)、計時部52により計時されたステップS5においてFE信号の振幅が検出された検出時間t(nはFE信号の振幅の検出回数N)が記憶部51に記憶される(ステップS9)。
FE信号の振幅が検出された後、ブラインド時間が経過したか否かが判別される(ステップS10)。ブラインド時間とは、FE信号の振幅が検出された後すぐに、更にFE信号の振幅が検出されるのを防ぐために予め設けられた時間である。
ブラインド時間が経過していないと判別された場合(ステップS10;No)、ブラインド時間が経過するまでFE信号の振幅の検出動作が待機され、ブラインド時間が経過したと判別された場合(ステップS10;Yes)、FE信号の振幅が検出されたか否かが判別される(ステップS11)。
FE信号の振幅が検出されたと判別された場合(ステップS11;Yes)、FE信号の振幅の検出回数Nに1が加算され(ステップS12)、計時部52により計時されたステップS11においてFE信号の振幅が検出された検出時間tが記憶部51に記憶される(ステップS13)。
FE信号の振幅が検出された後、ブラインド時間が経過したか否かが判別され(ステップS14)、ブラインド時間が経過していないと判別された場合(ステップS14;No)、ブラインド時間が経過するまでFE信号の振幅の検出動作が待機される。ブラインド時間が経過したと判別された場合(ステップS14;Yes)、ステップS11に戻る。
FE信号の振幅が検出されないと判別された場合(ステップS11;No)、対物レンズ22aが上限位置に移動されたか否かが判別され(ステップS15)、対物レンズ22aが上限位置に移動されていないと判別された場合(ステップS15;No)、アップスイープが続行されステップS11に戻る。
対物レンズ22aが上限位置に移動されたと判別された場合(ステップS15;Yes)、アクチュエータ23の駆動によりダウンスイープが開始される(ステップS16)。
ダウンスイープが開始された後、FE信号の振幅が検出されたか否かが判別される(ステップS17)。
FE信号の振幅が検出されたと判別された場合(ステップS17;Yes)、FE信号の振幅の検出回数Nに1が加算され(ステップS18)、計時部52により計時されたステップS17においてFE信号の振幅が検出された検出時間tが記憶部51に記憶される(ステップS19)。
FE信号の振幅が検出された後、ブラインド時間が経過したか否かが判別され(ステップS20)、ブラインド時間が経過していないと判別された場合(ステップS20;No)、ブラインド時間が経過するまでFE信号の振幅の検出動作が待機される。ブラインド時間が経過したと判別された場合(ステップS20;Yes)、ステップS17に戻る。
FE信号の振幅が検出されないと判別された場合(ステップS17;No)、対物レンズ22aが下限位置に移動されたか否かが判別され(ステップS21)、対物レンズ22aが下限位置に移動されていないと判別された場合(ステップS21;No)、ダウンスイープが続行されステップS17に戻る。
対物レンズ22aが下限位置に移動されたと判別された場合(ステップS21;Yes)、ダウンスイープが終了されると共に計時部52による往復時間Tの計時が終了され、計時された往復時間Tが記憶部51に記憶される(ステップS22)。
このように、アップスイープ後ダウンスイープを行うことにより、対物レンズ22aを下限位置から上限位置の距離を往復移動させる。対物レンズ22aを往復移動させることにより、各記録層に対して2回のFE信号の振幅が検出されることとなる。従って、FE信号の振幅の検出回数Nは光ディスク2が有する記録層の2倍となる。即ち、FE信号の振幅の検出回数Nを2で除算した値が記録層の数となり、算出される検出時間間隔の数となる。
ステップS22後、FE信号の振幅の検出回数Nは2であるか否かが判別される(ステップS23)。
検出回数Nが2であると判別された場合(ステップS23;Yes)、形式判別対象の光ディスク2には記録層が1層あると判別し、検出回数Nが2のときに検出された検出時間t2から検出回数Nが1(N−1)のときに検出された検出時間t1が減算されて検出時間間隔であるT1が算出される(ステップS24)。
FE信号の振幅の検出回数Nが2でないと判別された場合(ステップS23;No)、FE信号の振幅の検出回数Nが4であるか否かが判別される(ステップS25)。
検出回数Nが4であると判別された場合(ステップS25;Yes)、形式判別処理対象の光ディスク2には記録層が2層あると判別され、検出時間間隔としてT1とT2の2つの検出時間間隔が算出される(ステップS26)。
検出時間間隔T1、T2の算出としては、検出回数Nが4のときに検出された検出時間t4から検出回数Nが1(N−3)のときに検出された検出時間t1が減算されて検出時間間隔であるT1が算出され、また、検出回数Nが3(N−1)のときに検出された検出時間t3から検出回数Nが2(N−2)のときに検出された検出時間t2が減算されて検出時間間隔であるT2が算出される。このとき、検出時間間隔T1は、検出時間間隔T2よりも長い時間間隔となる。
FE信号の振幅の検出回数Nが4でないと判別された場合(ステップS25;No)、FE信号の振幅の検出回数Nが6であるか否かが判別される(ステップS27)。
検出回数Nが6であると判別された場合(ステップS27;Yes)、形式判別処理対象の光ディスク2には記録層が3層あると判別され、検出時間間隔としてT1、T2、T3の3つの検出時間間隔が算出される(ステップS28)。
検出時間間隔T1、T2、T3の算出としては、検出回数Nが6のときに検出された検出時間t6から検出回数Nが1(N−5)のときに検出された検出時間t1が減算されて検出時間間隔であるT1が算出され、また、検出回数Nが5(N−1)のときに検出された検出時間t5から検出回数Nが2(N−4)のときに検出された検出時間t2が減算されて検出時間間隔であるT2が算出され、更に、検出回数Nが4(N−2)のときに検出された検出時間t4から検出回数Nが3(N−3)のときに検出された検出時間t3が減算されて検出時間間隔であるT3が算出される。このとき、T1、T2、T3の順に検出時間間隔が短くなる。
FE信号の振幅の検出回数Nが6でないと判別された場合(ステップS27;No)、形式判別対象の光ディスク2の判別不可能であると判別し(ステップS29)、本処理が終了される。
なお、本実施の形態においては、光ディスク2の記録層が最大3層形成されている場合まで形式判別を可能とする処理を説明しているが、FE信号の振幅の検出回数Nが6よりも大きい偶数であるか否かの判別ステップを加えて更に多層の場合の判別を行う処理としてもよい。
検出時間間隔が算出された後(ステップS24、ステップS26、ステップS28のいずれかの後)、記憶部51に記憶された往復時間Tに対する各検出時間間隔の割合が算出され、往復時間Tに対する算出された各検出時間間隔の割合と、記憶部51に記憶されている第1閾値及び第2閾値とが比較され、形式判別テーブルが参照されることにより、光ディスク2の形式が判別され(ステップS30)、当該判別結果が記憶部51に記憶され、本処理が終了される。
図5に、本実施の形態における形式判別テーブル51aの例を示す。
図5に示すように、形式判別テーブル51aは、検出回数Nを示すフィールド511、検出回数により判別される記録層数N/2を示すフィールド512、往復時間Tに対する記録層数に応じて算出された検出時間間隔(T1、T2、T3)の割合(X1、X2、X3)における第1閾値A及び第2閾値Bとの比較結果を示すフィールド513a、513b、513c、当該比較結果毎に応じて判別される記録層を示すフィールド514a、514b、514c、往復時間Tに対する各検出時間間隔の割合と第1閾値A及び第2閾値Bとの比較結果に応じて判別された記録層の組み合わせに基づいて判別される光ディスク2の形式を示すフィールド515から成る複数のレコードから構成されている。
なお、図5に示す形式判別テーブル51aにおいて、第1閾値Aは第2閾値Bよりも大きいものとし、該当しない部分には、斜線を引いている。
例えば、検出回数Nが2である場合、記録層数は1層と判別され、検出時間間隔T1が算出され、往復時間Tに対する当該検出時間間隔T1の割合X1が算出される。
検出回数Nが2である場合において、割合X1が第1閾値Aよりも大きい場合には、BD層ありと判別され、形式判別対象の光ディスク2はBD層を1層有するBDであると判別される。また、当該割合X1が第2閾値B以上第1閾値A以下である場合には、DVD層ありと判別され、形式判別対象の光ディスク2はDVD層を1層有するDVDであると判別される。更に、当該割合X1が第2閾値B未満である場合には、CD層ありと判別され、形式判別対象の光ディスク2はCD層を1層有するCDであると判別される。
検出回数Nが4である場合、記録層数は2層であると判別され、検出時間間隔T1、T2が算出され、往復時間Tに対する各検出時間間隔T1、T2の割合X1、X2がそれぞれ算出される。
検出回数Nが4である場合において、割合X1が第1閾値Aよりも大きい場合にはBD層が1層ありと判別される。BD層が1層ありと判別されると、その他の層として、割合X2が第2閾値B以上第1閾値A以下である場合にはDVD層ありと判別された場合、形式判別対象の光ディスク2の形式は、BD層とDVD層の2層を有する形式であると判別される。また、その他の層として、当該割合X2が第2閾値B未満である場合にはCD層ありと判別された場合、形式判別対象の光ディスク2の形式は、BD層とCD層の2層を有する形式であると判別される。
一方、割合X1が第2閾値B以上第1閾値A以下である場合にはDVD層が1層ありと判別される。DVD層が1層ありと判別されると、その他の層として、当該割合X2が第2閾値B未満である場合にはCD層ありと判別された場合、形式判別対象の光ディスク2の形式は、DVD層とCD層の2層を有する形式であると判別される。
検出回数Nが6である場合、記録層数は3層であると判別され、検出時間間隔T1、T2、T3が算出され、往復時間Tに対する各検出時間間隔T1、T2、T3の割合X1、X2、X3がそれぞれ算出される。
検出回数Nが6である場合において、割合X1が第1閾値Aよりも大きい場合にはBD層が1層ありと判別され、割合X2が第2閾値B以上第1閾値A以下である場合にはDVD層ありと判別され、更に、割合X3が第2閾値B未満である場合にはCD層ありと判別される。このように検出時間間隔が長い順番からBD層、DVD層、CD層がありと判別されると、形式判別対象の光ディスク2の形式は、BD層、DVD層、CD層の3層を有する形式であると判別される。
以上のように、本実施形態によれば、対物レンズ22aを光ディスク2の記録層と略直交する方向に予め定められた距離を往復移動させた際の往復時間に対する検出時間間隔の割合に基づいて、光ディスク2の形式を判別することができるため、回路構成及びフォーカシング動作の変動に拘わらず、光ディスク2の判別を可能とする光ディスク装置1を実現することができる。
本実施の形態における光ディスク装置1の概略構成図である。 図2(a)は光ディスク2の断面イメージ図であり、図2(b)は図2(a)に示す光ディスク2の一部拡大断面イメージ図であり、図2(c)は対物レンズ22aの位置信号(即ち、アクチュエータ23の駆動信号)に対するアップスイープ中に検出されるFE信号の振幅及びダウンスイープ中に検出されるFE信号の振幅の例である。 本実施の形態における光ディスクの形式判別処理のフローチャートである。 本実施の形態における光ディスクの形式判別処理のフローチャートである(図3の続き)。 本実施の形態における形式判別テーブル51aの例である。
符号の説明
1 光ディスク装置
2 光ディスク
10 ディスク駆動機構部
11 ターンテーブル
12 スピンドルモータ
13 モータドライバ
20 光ピックアップ
21 光源
22 光学系
22a 対物レンズ
22b ビームスプリッタ
23 アクチュエータ
24 光検出器
31 信号生成回路部
32 ドライバ
33 レーザドライバ
40 信号処理部
50 制御部
51 記憶部
52 計時部
53 操作部
54 表示部

Claims (3)

  1. 光源から射出される光束を光ディスクの記録層に集光させる対物レンズを有する光照射手段と、
    前記対物レンズを前記光ディスクの記録層と略直交する方向に移動させる駆動手段と、
    前記光ディスクの記録層から反射される光束を受光して検出信号を検出する信号検出手段と、
    前記駆動手段により前記対物レンズが前記光ディスクの記録層と略直交する方向に予め定められた距離を往復移動された際の往復時間を計時する第1計時手段と、
    前記駆動手段により前記対物レンズが前記光ディスクの記録層と略直交する方向に往復移動されている間に前記信号検出手段により前記検出信号が検出された時を計時する第2計時手段と、
    前記駆動手段により前記対物レンズが前記往復移動された際に、前記信号検出手段によって前記検出信号が4回検出されたとき、前記第2計時手段により計時された時に基づいて、前記駆動手段により前記対物レンズを前記光ディスクの記録層と略直交する方向であって一方向に移動させている際に最初に検出された前記検出信号である第1の検出信号が検出されてから、前記駆動手段により前記対物レンズを前記光ディスクの記録層と略直交する方向であって前記一方向と逆の方向に移動させている際に最後に検出された前記検出信号である第2の検出信号が検出されるまでの時間間隔である第1の時間間隔と、前記駆動手段により前記対物レンズを前記一方向に移動させている際に最後に検出された前記検出信号である第3の検出信号が検出されてから、前記駆動手段により前記対物レンズを前記逆の方向に移動させている際に最初に検出された前記検出信号である第4の検出信号が検出されるまでの時間間隔である第2の時間間隔と、を算出する算出手段と、
    記往復時間に対する前記第1の時間間隔の割合と所定の閾値とを比較し、その比較結果に基づいて、前記第1の検出信号及び前記第2の検出信号に係る記録層が準拠する規格を判別するとともに、前記往復時間に対する前記第2の時間間隔の割合と所定の閾値とを比較し、その比較結果に基づいて、前記第3の検出信号及び前記第4の検出信号に係る記録層が準拠する規格を判別する判別手段と、
    を備えること、
    を特徴とする光ディスク装置。
  2. 光源から射出される光束を光ディスクの記録層に集光させる対物レンズを有する光照射手段と、
    前記対物レンズを前記光ディスクの記録層と略直交する方向に移動させる駆動手段と、
    前記光ディスクの記録層から反射される光束を受光して検出信号を検出する信号検出手段と、
    前記駆動手段により前記対物レンズが前記光ディスクの記録層と略直交する方向に予め定められた距離を往復移動された際の往復時間を計時する第1計時手段と、
    前記駆動手段により前記対物レンズが前記光ディスクの記録層と略直交する方向に往復移動されている間に前記信号検出手段により前記検出信号が検出された時刻を計時する第2計時手段と、
    前記駆動手段により前記対物レンズが前記往復移動された際に、前記信号検出手段によって前記検出信号が6回検出されたとき、前記第2計時手段により計時された時刻に基づいて、前記駆動手段により前記対物レンズを前記光ディスクの記録層と略直交する方向であって一方向に移動させている際に最初に検出された前記検出信号である第1の検出信号が検出されてから、前記駆動手段により前記対物レンズを前記光ディスクの記録層と略直交する方向であって前記一方向と逆の方向に移動させている際に最後に検出された前記検出信号である第2の検出信号が検出されるまでの時間間隔である第1の時間間隔と、前記駆動手段により前記対物レンズを前記一方向に移動させている際に2番目に検出された前記検出信号である第3の検出信号が検出されてから、前記駆動手段により前記対物レンズを前記逆の方向に移動させている際に2番目に検出された前記検出信号である第4の検出信号が検出されるまでの時間間隔である第2の時間間隔と、前記駆動手段により前記対物レンズを前記一方向に移動させている際に最後に検出された前記検出信号である第5の検出信号が検出されてから、前記駆動手段により前記対物レンズを前記逆の方向に移動させている際に最初に検出された前記検出信号である第6の検出信号が検出されるまでの時間間隔である第3の時間間隔と、を算出する算出手段と、
    前記往復時間に対する前記第1の時間間隔の割合と所定の閾値とを比較し、その比較結果に基づいて、前記第1の検出信号及び前記第2の検出信号に係る記録層が準拠する規格を判別し、前記往復時間に対する前記第2の時間間隔の割合と所定の閾値とを比較し、その比較結果に基づいて、前記第3の検出信号及び前記第4の検出信号に係る記録層が準拠する規格を判別し、前記往復時間に対する前記第3の時間間隔の割合と所定の閾値とを比較し、その比較結果に基づいて、前記第5の検出信号及び前記第6の検出信号に係る記録層が準拠する規格を判別する判別手段と、
    を備えること、
    を特徴とする光ディスク装置。
  3. 前記信号検出手段は、
    前記光ディスクの記録層から反射される光束を受光して当該受光量に対応する光検出信号を出力する光検出手段と、
    前記光検出手段から出力された光検出信号に基づいてフォーカスエラー信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたフォーカスエラー信号の振幅を前記検出信号として検出する振幅検出手段と、
    を有すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の光ディスク装置。
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