JPH0512690A - 対物レンズの位置検知回路 - Google Patents

対物レンズの位置検知回路

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JPH0512690A
JPH0512690A JP3167104A JP16710491A JPH0512690A JP H0512690 A JPH0512690 A JP H0512690A JP 3167104 A JP3167104 A JP 3167104A JP 16710491 A JP16710491 A JP 16710491A JP H0512690 A JPH0512690 A JP H0512690A
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JP
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signal
objective lens
detection
circuit
light
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JP3167104A
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Inventor
Mikio Yamamuro
美規男 山室
Akihiko Doi
昭彦 土肥
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Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0901Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following only
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、対物レンズの位置検知回路におい
て、検知器70、71の光量がごみや温度により変動し
た場合でも、正確な検知信号を得ることができ、上記2
つの検知器70、71のフォトダイオードの出力信号の
ゲイン、オフセットを調整でき、LEDの発光量の変動
に対するフォトダイオードの出力信号の和信号により作
成されるLEDに対するフィードバックの基準電圧を調
整できる。 【構成】この発明は、2つの検知器70、71により対
物レンズ6の移動位置に対応して検知信号を発生し、そ
れらの検知信号の差信号を上記対物レンズ6の移動位置
信号として出力し、上記2つの検知器70、71のフォ
トダイオードの出力信号のゲイン、オフセットを調整
し、LEDの発光量の変動に対するフォトダイオードの
出力信号の和信号により作成されるLEDに対するフィ
ードバックの基準電圧を調整するようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばディスク装置
に用いられる光学ヘッド内の対物レンズの移動位置を検
知する対物レンズの位置検知回路に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば光学ヘッド内の半
導体レーザ発振器(光源)より出力されるレーザ光によ
って、光ディスクにデータを記録したり、光ディスクに
記録されているデータを光学ヘッド内の検知器を用いて
電気信号に変換した後、ビデオ信号に変換することによ
り、読出すディスク装置が種々開発されている。
【0003】このような光ディスク装置では、光学ヘッ
ド全体を移動するリニアモータを用いて大雑把なアクセ
スを行う粗アクセスモードと、光学ヘッド内の対物レン
ズを移動することにより細かなアクセスを行う精密アク
セスモードとを有している。
【0004】上記粗アクセスモードで光学ヘッド全体を
移動した際には、光学ヘッド内の対物レンズが振動して
しまうため、この振動を防ぐ(抑える)ために対物レン
ズの移動位置を検知し、この検知信号を用いて所定位置
にホールドする方法が取られている。
【0005】この対物レンズの移動位置を検知する検知
回路としては、対物レンズとともに移動する移動体に対
する光源からの反射光量あるいは遮蔽光量により移動量
(移動距離)に対応した検知信号が出力されるようにな
っている。しかし、このようなものでは、光源の光量
(発光素子)がごみや温度により変動した場合に、正確
な検知信号を得ることができないという欠点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、発光素子
の光量がごみや温度により変動した場合に、正確な検知
信号を得ることができないという欠点を除去するもの
で、発光素子の光量がごみや温度により変動した場合で
も、正確な検知信号を得ることができる対物レンズの位
置検知回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の対物レンズの
位置検知回路は、トラックを有する記憶媒体上に光ビー
ムを集光させる対物レンズを有する光学ヘッド、上記光
学ヘッドの対物レンズをその光ビームの軸と直交する方
向へ移動する移動手段、上記対物レンズの移動位置に対
応して検知信号を発生し、発光素子と受光素子とからな
る第1の検知手段、上記第1の検知手段とは別な位置に
設けられ、上記対物レンズの移動位置に対応して検知信
号を発生し、発光素子と受光素子とからなる第2の検知
手段、上記第1の検知手段の検知信号と上記第2の検知
手段の検知信号との差信号を上記対物レンズの移動位置
信号として出力する出力手段、および上記第1、第2の
検知手段の検知信号の和信号により上記第1、第2の検
知手段の発光素子の発光量を調整する調整手段から構成
され、上記調整手段による調整量、上記出力手段による
差信号の大きさ、上記調整手段と出力手段のバイアスを
調整している。
【0008】
【作用】この発明は、上記のような構成において、2つ
の検知手段により対物レンズの移動位置に対応して検知
信号を発生し、それらの検知信号の差信号を上記対物レ
ンズの移動位置信号として出力し、上記2つの検知信号
の和信号により上記各検知手段内の発光素子の発光量を
調整し、上記調整手段による調整量、上記出力手段によ
る差信号の大きさ、上記調整手段と出力手段のバイアス
を調整するようにしたものである。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例に
ついて説明する。
【0010】図2は、ディスク装置を示すものである。
このディスク装置は光ディスク、光磁気ディスクなどで
構成されるディスク1に対し集束光を用いてデータを記
録、再生(あるいは消去動作)を行うものである。
【0011】上記ディスク1の表面には、スパイラル状
に溝(記録トラック)が形成されており、このディスク
1は、モータ2によって例えば一定の速度で回転され
る。このモータ2は、モータ制御回路18によって制御
されている。
【0012】上記ディスク1上は、基準マ―クを基準と
して複数のセクタに区分されている。上記ディスク1上
には可変長の情報が複数のブロックにわたって記録され
るようになっており、ディスク1上には36000トラ
ックに30万のブロックが形成されるようになってい
る。セクタとトラックは、ブロックのアドレスを示すも
のとして用いられている。
【0013】なお、上記ディスク1における1ブロック
の記録容量は一定であり、1ブロックが対応するセクタ
数はたとえば内側から外側へ行くにしたがって減少して
いくようになっている。上記ブロックの開始位置には、
ブロック番号、トラック番号セクタ位置などからなるブ
ロックヘッダ(ヘッダ部)がたとえばディスク1の製造
時に記録されるようになっている。このヘッダ部以降
は、データが記録されるデータ部となっている。
【0014】また、ディスク1における各ブロックがセ
クタの切換位置で終了しない場合、ブロックギャップを
設け、各ブロックが必ずセクタの切換位置から始まるよ
うになっている。
【0015】上記ディスク1に対する情報の記録、再生
(消去)は、上記ディスク1の下部に設けられている光
学ヘッド3によって行われる。この光学ヘッド3は、リ
ニアモータ31の可動部を構成する駆動コイル13に固
定されており、この駆動コイル13はリニアモータ制御
回路17に接続されている。
【0016】このリニアモータ制御回路17には、リニ
アモータ位置検出器26が接続されており、このリニア
モータ位置検出器26は、光学ヘッド3に設けられた光
学スケール25を検出することにより、位置信号を出力
するようになっている。
【0017】また、リニアモータ31の固定部には、図
示しない永久磁石が設けられており、上記駆動コイル1
3がリニアモータ制御回路17によって励磁されること
により、光学ヘッド3は、ディスク1の半径方向に移動
されるようになっている。
【0018】なお、上記ディスク1では穴開きによりピ
ットを形成する記録膜が用いられているものであるが、
相変化を利用している記録膜や多層記録膜のものを用い
ても良い。
【0019】光学ヘッド3に対向する部位には、ディス
ク1を挾んで電磁石または永久磁石により構成される記
録/再生磁界発生手段35が配置されている。この記録
/再生磁界発生手段35は、記録するピットの書き込み
または消去に応じた信号にしたがって発生磁界の極性が
反転できるようになっている。なお、この記録/再生磁
界発生手段35は、光学ヘッド3側に設けることもでき
る。
【0020】上記光学ヘッド3は、図2に示すように、
対物レンズ6、対物レンズ6が駆動される駆動コイル
4、5、フォ―カス位置センサとしての光検出器7、ト
ラッキング位置センサとしての光検出器8、半導体レ―
ザ発振器としてのレーザダイオード9、集光レンズ1
0、レ―ザダイオード9からのレ―ザ光がコリメ―トさ
れるコリメ―タレンズ11a、ハ―フプリズム11b、
11c、集光レンズ11d、ナイフエッジ12、および
レ―ザダイオード9の発光量が検出される発光量検出装
置としてのモニタ用のフォトダイオードPDが具備され
ている。
【0021】対物レンズ6はたとえば図2および図3に
示すように、固定部(図示しない)よりワイヤサスペン
ション51、51によってサンペンドされる。この対物
レンズ6は、駆動コイル5によってフォ―カシング方向
に換言すれば対物レンズ6の光軸方向に沿って移動さ
れ、駆動コイル4によってトラッキング方向に換言すれ
ば対物レンズ6の光軸の直交方向に沿って移動される。
【0022】駆動コイル4、4と固定部に配置された永
久磁石52、52との相互作用で、対物レンズ6が図示
矢印C方向換言すれば対物レンズ6の光軸と直交する方
向に移動される。
【0023】対物レンズ6の側部には、対物レンズ6と
ともに図示矢印C方向に移動されるミラー等によって構
成される反射板6aが設けられている。反射板6aの対
向する位置には、光学ヘッド3の本体に固定されている
2つの検知器70、71が図示矢印C方向に並んで設け
られている。これらの検知器70、71は、図1に示す
ように、それぞれ発光素子としてのLED(ライトエミ
ッティングダイオ―ド)70a、71aと受光素子とし
てのフォトトランジスタ70b、71bとを具備してい
る。
【0024】これらの検知器70、71は、遮光板6a
の位置に対応した電気信号が位置検出回路としてのレン
ズセンサ処理回路72へ出力される。対物レンズ6が中
心位置に対応している際に、検知器70、71からの検
知信号の差信号が「0」となる。これにより、検知器7
0、71からの検知信号の差信号が、対物レンズ6の移
動位置に対応しているレベルの電気信号として出力され
る。
【0025】図4は、検知器70、71の検知特性を示
すもので、対物レンズ6の位置に対する検知器70、7
1の検知出力が示されている。対物レンズ6が可動域内
の中心位置近傍としての中立位置に位置する場合、検知
器70、71の検知出力はそれぞれ同じレベルとなり、
図6に示すように、それらの差信号が「0」となるよう
になっている。
【0026】レンズセンサ処理回路72は、検知器7
0、71からの検知信号の差信号を求め(図6参照)、
この差信号を対物レンズ6の移動位置に対応しているレ
ベルの電気信号つまり位置信号として出力するものであ
る。
【0027】レンズセンサ処理回路72は、検知器7
0、71からの検知信号の和信号を求め、この和信号に
より検知器70、71内のLED70a、71aの発光
量を調整するものである。
【0028】レンズセンサ処理回路72は、図1に示す
ように、バッファ81、82、減算回路83、レベル調
整回路84、フィルタ85、バッファ86、および発光
量調整回路87によって構成されている。
【0029】バッファ81、82は、それぞれ検知器7
0、71から供給される検知信号としての電流を電圧に
変換するものであり、図1に示すように、それぞれアン
プ81a、82aと抵抗R71、R72によって構成さ
れている。
【0030】減算回路83は、図6に示すように、バッ
ファ81、82から供給される検知器70の検知信号か
ら検知器71の検知信号を減算するものであり、図1に
示すように、差動アンプ83a、抵抗R73〜R76に
よって構成されている。
【0031】レベル調整回路84は、減算回路83から
供給される減算結果としての差信号の信号レベルを調整
するものであり、図1に示すように、アンプ84a、抵
抗R77、および可変抵抗器VR1、VR2によって構
成されている。
【0032】また、レベル調整回路84は、可変抵抗器
VR1により、上記検知信号の差信号に対するバイアス
電圧が調整でき、可変抵抗器VR2により、アンプ84
aによる増幅率を変更できるようになっている。
【0033】フィルタ85は、レベル調整回路84から
供給される差信号のうち所定の周波数帯域の信号のみを
通過させる(帯域制御)ローパスフィルタであり、図1
に示すように、アンプ85a、抵抗R78、〜R80、
およびコンデンサC11、C12によって構成されてい
る。フィルタ85による帯域制御により、フォトトラン
ジスタ70b、71bから発生するノイズを除去するこ
とができる。
【0034】バッファ86は、フィルタ85から供給さ
れる差信号を一旦保持するものであり、図1に示すよう
に、アンプ86a、抵抗R81、〜R83、およびコン
デンサC13によって構成されている。
【0035】発光量調整回路87は、図5に示すよう
に、バッファ81、82から供給される検知器70、7
1の検知信号の和信号を求め、この和信号により検知器
70、71内のLED70a、71aの電流量を制御す
ることにより、LED70a、71aの発光量を調整す
るものである。これにより、LED70a、71aの光
量がごみや温度により変動した場合でも、正確にかつ自
動的に調整できるものである。この結果、検知器70、
71による検知出力を、一定に保つことができる。
【0036】発光量調整回路87は、図1に示すよう
に、アンプ87a、トランジスタ87b、87c、抵抗
R84、〜R89、可変抵抗器VR3、定電圧ダイオー
ドD10、およびコンデンサC14によって構成されて
いる。また、発光量調整回路87は、可変抵抗器VR3
により、上記検知信号の和信号に対するバイアス電圧が
調整できるようになっている。
【0037】また、レベル調整回路84の増幅率と発光
量調整回路87の検知信号の和信号に対するバイアスと
を変更することにより、LED70a、71aの発光量
が大きくばらついていたとしても、ボリュームとしての
可変抵抗器VR1、VR3で調整できる。
【0038】また、レベル調整回路84の検知信号の差
信号に対するバイアスを変更することにより、光学ヘッ
ド3の取り付け誤差に対するオフセットも、ボリューム
としての可変抵抗器VR1で調整できる。このような構
成において動作を説明する。
【0039】すなわち、検知器70、71のフォトトラ
ンジスタ70b、71bに流れる検知信号としての電流
は、それぞれバッファ81、82により電圧に変換され
て減算回路83と発光量調整回路87に出力される。減
算回路83はバッファ81からの電圧値から、バッファ
82からの電圧値を差し引くことにより、検知器70、
71の検知信号(電圧値)の差信号を求め、レベル調整
回路84に出力される。レベル調整回路84で供給され
る差信号のレベルを上記LED70a、71aの光量に
合わせたレベルに調整し、フィルタ85に出力される。
フィルタ85は供給される差信号から帯域制御により、
フォトトランジスタ70b、71bで生じるノイズを除
去した信号を位置信号としてバッファ86を介してCP
U23へ出力する。また、発光量調整回路87はバッフ
ァ81からの電圧値とバッファ82からの電圧値とを加
えた和信号によりLED70a、71aの電流量を制御
する。
【0040】上記レーザダイオード9より発生されるレ
ーザ光は、コリメータレンズ11a、ハーフプリズム1
1b、対物レンズ6を介してディスク1上に照射され、
このディスク1からの反射光は、対物レンズ6、ハーフ
プリズム11bを介してハ―フプリズム11cに導か
れ、このハ―フプリズム11cによって分光された一方
は、集光レンズ10を介して光検出器8に導かれる。光
検出器8は、2つのフォトダイオード8a、8bによっ
て構成されている。
【0041】また、上記ハ―フプリズム11cによって
分光された他方は、集光レンズ11d、ナイフエッジ1
2を介して光検出器7に導かれる。光検出器7は、2つ
のフォトダイオード7a、7bによって構成されてい
る。また、フォトダイオードPDからの検知信号は後述
するレーザ制御回路14に出力される。
【0042】上記光検出器8のフォトダイオード8a、
8bは、プリアンプ回路36に接続され、上記光検出器
7のフォトダイオード7a、7bは、プリアンプ回路3
7に接続されている。
【0043】プリアンプ回路36は、フォトダイオード
8a、8bからの検出電流により追記形のディスク1に
対するヘッダデータや記録データとしてのデータ信号に
対応する電圧信号を出力するとともに、レ―ザ光のトラ
ッキング点に関する信号つまりトラッキング信号(トラ
ック差信号)を出力するものである。
【0044】プリアンプ回路37は、フォトダイオード
7a、7bからの検出電流により書換え可能形のディス
ク(光磁気ディスク)1に対する記録データとしてのデ
ータ信号に対応する電圧信号を出力するとともに、レ―
ザ光のフォ―カス点に関する信号つまりフォーカッシン
グ信号(フォーカス差信号)を出力するものである。
【0045】上記プリアンプ回路36からのトラッキン
グ信号はトラッキング制御回路16に供給される。この
トラッキング制御回路16より出力されるトラック差信
号は、リニアモ―タ制御回路17に供給されるととも
に、上記トラッキング方向の駆動コイル4に供給され
る。
【0046】上記プリアンプ回路37からのフォ―カス
シング信号はフォ―カシング制御回路15に供給され
る。このフォ―カシング制御回路15の出力信号は、フ
ォ―カシング方向の駆動コイル5に供給され、レ―ザ光
がディスク1上で常時ジャストフォ―カスとなるように
制御される。
【0047】上記プリアンプ回路36からのデータ信号
(電圧値)はディスク(追記形の光ディスク)1に記録
されているピット(ヘッダデータや記録データ)の凹凸
が反映されている。このデータ信号は、ビデオ信号処理
回路19に供給され、このビデオ信号処理回路19にお
いてヘッダデータとしてのアドレスデータ(トラック番
号、セクタ番号等)や画像データが再生される。
【0048】上記プリアンプ回路37からのデータ信号
(電圧値)はディスク(書換可能形の光磁気ディスク)
1に記録されているピット(記録データ)の凹凸が反映
されている。このデータ信号は、ビデオ信号処理回路1
9に供給され、このビデオ信号処理回路19において画
像データが復調処理されて再生される。
【0049】上記レーザ制御回路14は、CPU23か
らの切換信号に応じて再生光量に対応したレーザ光をレ
ーザダイオード9より発生させ、この再生光量のレーザ
光が発生されている状態において、記録信号作成回路3
4から供給される記録パルス(原信号)に応じてレーザ
ダイオード9を駆動して記録光量のレーザ光を発生させ
るものである。上記レーザ制御回路14は、フォトダイ
オードPDからのモニタ電流によってレーザダイオード
9の出力光量(再生光量)を制御するようになってい
る。
【0050】また、レーザ制御回路14の前段には外部
装置としての光ディスク制御装置33からインターフェ
ース回路32を介して供給される記録データを記録パル
スに変調する変調回路としての記録信号作成回路34が
設けられている。
【0051】上記ビデオ信号処理回路19で処理された
ビデオ信号(復調信号)はインターフェース回路32で
エラー訂正処理等が行われた後、光ディスク制御装置3
3に出力されるようになっている。
【0052】また、このディスク装置にはそれぞれフォ
ーカシング制御回路15、トラッキング制御回路16、
リニアモータ制御回路17とCPU23との間で情報の
授受を行うために用いられるD/A変換器22が設けら
れている。
【0053】また、上記トラッキング制御回路16は、
上記CPU23からD/A変換器22を介して供給され
るトラックジャンプ信号に応じて対物レンズ6を移動さ
せ、1トラック分、レーザ光を移動させるようになって
いる。
【0054】上記レーザ制御回路14、フォーカシング
制御回路15、トラッキング制御回路16、リニアモー
タ制御回路17、モータ制御回路18、ビデオ信号処理
回路19、記録信号作成回路34等は、バスライン20
を介してCPU23によって制御されるようになってお
り、このCPU23はメモリ24に記憶されたプログラ
ムによって所定の動作を行うようになされている。
【0055】上記CPU23は上記レンズセンサ処理回
路72からの位置信号により対物レンズ6の光学ヘッド
3内におけるC方向の移動位置を判定するようになって
いる。
【0056】次に、このような構成において、粗アクセ
スにより光学ヘッド3がリニアモータ31により移動さ
れている状態での、対物レンズ6の移動位置の判定につ
いて説明する。
【0057】たとえば今、対物レンズ6が中心位置から
ずれた場合、フォトトランジスタ70bの検知信号とフ
ォトトランジスタ71bの検知信号と間に差が生じ、そ
の差に応じた位置信号がレンズセンサ処理回路72から
CPU23に出力される。CPU23は供給される位置
信号により対物レンズ6の移動位置を判定し、この判定
結果に対応してトラッキング制御回路16を制御するこ
とにより、駆動コイル4を駆動し、対物レンズ6を中心
位置に戻すように移動する。
【0058】上記したように、2個の検知器を用いるこ
とにより、位置ずれマージンを広げることができ、また
LEDの発光量を2つの検知器の検知出力の和信号によ
りフィードバックをかけることで光源変動による出力変
化を抑えることができる。
【0059】また、2つの検知器を用い、両方の検知器
の検知出力の和信号を用いて、LEDの電流を制御すれ
ことにより、ゴミや温度等による変化に対して検知器の
検知出力を一定に保つことができる。
【0060】また、フォトダイオードのばらつき、LE
Dのばらつき、光学ヘッドの取付けばらつき(誤差)に
対して、フォトダイオードの出力信号のゲイン、オフセ
ットの調整ができ、LEDの発光量の変動に対するフォ
トダイオードの出力信号の和信号により作成されるLE
Dに対するフィードバックの基準電圧を調整できる。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
発光素子の光量がごみや温度により変動した場合でも、
正確な検知信号を得ることができる対物レンズの位置検
知回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例におけるレンズセンサ処理
回路の回路構成を示す図。
【図2】この発明の一実施例に係るディスク装置の回路
構成を示すブロック図。
【図3】図2の光学ヘッド内の要部の構成を示す平面
図。
【図4】図2の対物レンズの位置と各検知器の検知出力
の関係を示す図。
【図5】図2の対物レンズの位置と和信号との関係を示
す図。
【図6】図2の対物レンズの位置と差信号との関係を示
す図。
【符号の説明】 1…ディスク、3…光学ヘッド、6…対物レンズ、6a
…反射板、7、8…光検出器(検出手段)、7a、7
b、8a、8b…フォトダイオード、9…レーザダイオ
ード、PD…フォトダイオード、13…駆動コイル、1
4…レーザ制御回路、17…リニアモータ制御回路、1
9…ビデオ信号処理回路、23…CPU、31…リニア
モータ、32…インターフェース回路、33…光ディス
ク制御装置、34…記録信号作成回路、35…記録/再
生磁界発生手段、36、37…プリアンプ回路、70、
71…検知器(第1、第2の検知手段)、70a、71
a…LED(発光素子;光源)、70b、71b…フォ
トダイオード(受光素子)、72…レーザセンサ処理回
路(出力手段)、81、82、86…バッファ、83…
減算回路、84…レベル調整回路、85…フィルタ、8
7…発光量調整回路、81a、82a、84a、85
a、86a、87a…アンプ、83a…差動アンプ、R
71、〜R89…抵抗、VR1、〜VR3…可変抵抗
器、C11、〜C14…コンデンサ、D10…定電圧ダ
イオード、87b、87c…トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 トラックを有する記憶媒体上に光ビーム
    を集光させる対物レンズを有する光学ヘッドと、 上記光学ヘッドの対物レンズをその光ビームの軸と直交
    する方向へ移動する移動手段と、 上記対物レンズの移動位置に対応して検知信号を発生
    し、発光素子と受光素子とからなる第1の検知手段と、 上記第1の検知手段とは別な位置に設けられ、上記対物
    レンズの移動位置に対応して検知信号を発生し、発光素
    子と受光素子とからなる第2の検知手段と、 上記第1の検知手段の検知信号と上記第2の検知手段の
    検知信号との差信号を上記対物レンズの移動位置信号と
    して出力する出力手段と、 上記第1、第2の検知手段の検知信号の和信号により上
    記第1、第2の検知手段の発光素子の発光量を調整する
    調整手段とを具備し、 上記調整手段による調整量、上記調整手段による差信号
    の大きさ、上記調整手段と調整手段のバイアスを調整で
    きるようにしたことを特徴とする対物レンズの位置検知
    回路。
JP3167104A 1991-07-08 1991-07-08 対物レンズの位置検知回路 Pending JPH0512690A (ja)

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