JPH089613Y2 - ガスメータのリード線引出し構造 - Google Patents

ガスメータのリード線引出し構造

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JPH089613Y2
JPH089613Y2 JP1991001362U JP136291U JPH089613Y2 JP H089613 Y2 JPH089613 Y2 JP H089613Y2 JP 1991001362 U JP1991001362 U JP 1991001362U JP 136291 U JP136291 U JP 136291U JP H089613 Y2 JPH089613 Y2 JP H089613Y2
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JP
Japan
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connector
meter
lead wire
case
gas meter
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP1991001362U
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English (en)
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JPH04102430U (ja
Inventor
功 増田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、メータケース内に設
けられた内機に接続するリード線を気密に保持して外部
に引き出すガスメータのリード線引出し構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリード線引出し構造とし
ては、例えば実開昭62−165521号公報に記載さ
れたものが知られている。この提案は図4及び図5に示
すように構成されている。図4はこの提案によるリード
線引出し構造を備えるガスメータである。このガスメー
タは一般の膜式ガスメータと同様に、計量部1と、計量
部1上の分配部2と、分配部2の前面に取り付けられた
表示部3とからなっている。そして分配部2の上面両端
には、それぞれガス流入口4とガス排出口5とが上向き
に開口しており、分配部2の下部からはリード線6が引
き出されている。
【0003】分配部2は図5に示すように構成されてお
り、上ケース7内に種々の部品を収納し、流入口4から
流入するガスを計量部1へ導き、計量部1からのガスを
排出口5へと導く。ケース7内に収納された部品、例え
ば電磁弁8に接続されたリード線9は上ケース7に形成
された貫通孔10を通って外部に引き出される。また貫
通孔10が形成された部分の上ケース7の外周にはホル
ダ取付部11が設けられており、ホルダ取付部11には
ゴム製のホルダ12が挿入接着されている。
【0004】ホルダ12には貫通孔10に嵌合する突部
12aが設けられており、突部12aの外周は接着剤で
貫通孔10の内周に気密に接着されている。また突部1
2aには通孔が形成されており、この通孔を介して電磁
弁8に接続されたリード線9がホルダ12内に引き出さ
れ、さらに上ケース7外に引き出される。ここでリード
線9のホルダ12内の一部の被覆は除去されており、ホ
ルダ12内にはシール材13が埋め込まれていて、リー
ド線9内を通るガスを裸部分で遮断するようになってい
る。
【0005】図6は実開昭62−170686号公報に
記載された従来例である。この提案は上ケース21に貫
通孔22を形成し、貫通孔22にブッシング23を気密
に装着し、ブッシング23内にリード線24を挿通し、
さらにブッシング23の内周とリード線24の外周との
間に発泡ゴム25を気密に充填したものである。
【0006】また、図7に示す別の従来例では、上ケー
ス31に形成された取付孔32に端子台33を嵌合し、
端子台33の鍔部34と上ケース31との間にパッキン
35を挿入してネジ36で締め付け固定したものであ
る。そして端子台33の両面に設けられた端子37,3
8にそれぞれリード線39,40の一端を半田付して上
ケース31の内外を接続している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら図5に示
す従来例によると、リード線を上ケースの貫通孔から引
き出し、ホルダ内を通して外部に出すため、リード線の
引き回しに手間がかかり、しかもシール材を充填しなけ
ればならず、作業性が悪かった。
【0008】また、図6に示す従来例によると、リード
線をブッシングに通す作業性が悪く、気密性を保持する
確実性が少く、特にリード線内の気密保持ができないと
いう問題があった。
【0009】さらに、図7に示す従来例によると、端子
台の端子にリード線を半田付けする個所が多く、取付作
業性が悪かった。
【0010】この考案は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、メータケース内の内機に接続されたリード線を
ケース内の気密性を保持して作業性よく外部へ引き出す
ことのできるガスメータのリード線引出し構造を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案は、メータケース内に設けられた内機に接
続するリード線を、前記メータケースを貫通して外部へ
引き出すガスメータのリード線引出し構造において、前
記内機を収納する内機ケースに固定され前記ガスメータ
内の配線を集約した第1のコネクタと、前記メータケー
スの前記第1のコネクタに対応する位置に形成された貫
通孔を気密に閉塞して取り付けられた第2のコネクタ
と、前記メータケースを被覆するカバーの前記第2のコ
ネクタと対応する位置に固定され外部のリード線が接続
された第3のコネクタとからなり、前記カバーを前記メ
ータケースに固定することにより、前記第1、第2及び
第3のコネクタが同心上に接続されるとともに、前記第
3のコネクタを介して前記第2のコネクタが前記メータ
ケースに気密に押圧されるようにしたことを特徴として
いる。
【0012】
【作用】上記の構成によると、ガスメータ内の配線は内
機ケースに固定された第1のコネクタに集約されてお
り、外部のリード線は第3のコネクタに接続されてい
る。そしてカバーをケースに固定することにより第3、
第2、第1のコネクタが順次電気的に接続されるので、
半田付作業が不要となる。また接続にリード線が使用さ
れていないので、図5に示す従来例のようなシール材を
使用する必要がなく、リード線引出し作業性が向上す
る。しかも内機ケースに形成された貫通孔は第2のコネ
クタにより閉塞されるので、ケース内の気密性は確実に
確保される。
【0013】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0014】図2は図4に示す従来例におけるガスメー
タの分配部2に対応する部分であり、上ケース41の上
面両端にはそれぞれガス流入口42とガス排出口43が
上向きに開口している。また図1は図2のA−A線断面
図であり、図3は図1の要部横断面図である。
【0015】図1及び図3において、上ケース41内に
は図示しない電磁弁などの内機を収納する内機ケース4
4が設けられており、内機ケース44の外側にはガスメ
ータの内部配線を集約して接続した第1のコネクタ45
が固定されている。また上ケース41の第1のコネクタ
45に対向する位置には貫通孔46が形成されており、
貫通孔46に上ケース41を組立後オスタブをモールド
した第2のコネクタ47を挿入し、第1のコネクタ45
に結合している。このとき第2のコネクタ47の鍔部4
8は上ケース41の外側に当接しており、鍔部48の上
ケース41に対向する面にはパッキン49が装着されて
いる。
【0016】上ケース41の外側には第2のコネクタ4
7を被覆するカバー50が設けられており、カバー50
にはカバー50が上ケース41に取り付けられたときに
第1及び第2のコネクタ45,47と同心上になるよう
に、メスコネクタである第3のコネクタ51がネジ52
により固定されている。そして第3のコネクタ51を第
2のコネクタ47に結合し、50をネジ53によって上
ケース41に組み付けたときに、第3のコネクタ51を
介して第2のコネクタ47を上ケース41に押圧し、パ
ッキン49が圧縮されて気密性が確保される。またガス
メータの内部配線は第1、第2、第3のコネクタ45,
47,51を介して外部のリード線54に電気的に接続
される。
【0017】なお、上ケース41に形成された貫通孔4
6は上ケース41と内機ケース44の組立誤差、各コネ
クタ45,47,51のアライメント余裕を考慮した適
正寸法に設定する。また、第2のコネクタ47及び第3
のコネクタ51は内部に図示しないパッキンを有する防
水型コネクタを用いる。
【0018】この考案によれば、ガスメータ内の配線を
3個のコネクタ45,47,51を介して上ケース41
外に引き出すようにしたので、リード線の引出し作業が
容易となる。またカバー50を上ケース41に取り付け
ることにより、上ケース41内の気密性を確保すること
ができる。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、メータケース内の内機に接続するリード線を、3個
のコネクタを介して外部に引き出すようにしたので、リ
ード線の引出し作業を容易に行なうことができ、しかも
メータケース内の気密性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の構成を示す図2のA−A
線断面図。
【図2】この考案の一実施例によるリード線引出し構造
を備えるガスメータの上ケースを示す正面図。
【図3】図1の要部横断面図。
【図4】ガスメータの正面図。
【図5】従来のリード線引出し構造の一例を示す縦断面
図。
【図6】同じく他の一例を示す縦断面図。
【図7】同じくさらに他の一例を示す説明図。
【符号の説明】
41 メータケース(上ケース) 44 内機ケース 45 第1のコネクタ 46 貫通孔 47 第2のコネクタ 50 カバー 51 第3のコネクタ 54 リード線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メータケース内に設けられた内機に接続
    するリード線を、前記メータケースを貫通して外部へ引
    き出すガスメータのリード線引出し構造において、 前記内機を収納する内機ケースに固定され前記ガスメー
    タ内の配線を集約した第1のコネクタと、前記メータ
    ースの前記第1のコネクタに対応する位置に形成された
    貫通孔を気密に閉塞して取り付けられた第2のコネクタ
    と、前記メータケースを被覆するカバーの前記第2のコ
    ネクタと対応する位置に固定され外部のリード線が接続
    された第3のコネクタとからなり、前記カバーを前記
    ータケースに固定することにより、前記第1、第2及び
    第3のコネクタが同心上に接続されるとともに、前記第
    3のコネクタを介して前記第2のコネクタが前記メータ
    ケースに気密に押圧されるようにしたことを特徴とする
    ガスメータのリード線引出し構造。
JP1991001362U 1991-01-21 1991-01-21 ガスメータのリード線引出し構造 Expired - Lifetime JPH089613Y2 (ja)

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JPH04102430U JPH04102430U (ja) 1992-09-03
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010175440A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Ricoh Elemex Corp ガスメータ

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JPS4838173A (ja) * 1971-09-10 1973-06-05
JPS57192827A (en) * 1981-05-22 1982-11-27 Taiho Kiko Kk Electronic type fluid flow meter

Family Cites Families (1)

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