JPH0895944A - マイクロコンピュータの評価装置 - Google Patents
マイクロコンピュータの評価装置Info
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- JPH0895944A JPH0895944A JP6228195A JP22819594A JPH0895944A JP H0895944 A JPH0895944 A JP H0895944A JP 6228195 A JP6228195 A JP 6228195A JP 22819594 A JP22819594 A JP 22819594A JP H0895944 A JPH0895944 A JP H0895944A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 評価装置でアクセスするチェック用RAMの
記憶容量を最小限に抑えることのできるマイクロコンピ
ュータの評価装置を提供することを目的とする。 【構成】 評価用マイクロコンピュータ1の演算データ
を書き込み又は読み出しするRAM2の他に、RAM2
の記憶容量を複数分割した1つ分の記憶容量しか持たな
いDPRAM3を、外部の評価装置30を用いて演算デ
ータを読み出して解析する為のメモリとして設けた。D
PRAM3は、オフセット設定回路9から発生するアド
レスデータに基づいて、RAM2の複数分割された所定
の1つの記憶領域と同時に同一演算データの書き込み又
は読み出し状態となる。従って、オフセット設定回路9
から発生するアドレスデータをRAM2の各分割記憶領
域を指定する内容に順次設定していくことにより、少な
い記憶容量のDPRAM3に多い記憶容量のRAM2の
書き込みデータを全て書き込むことができる。
記憶容量を最小限に抑えることのできるマイクロコンピ
ュータの評価装置を提供することを目的とする。 【構成】 評価用マイクロコンピュータ1の演算データ
を書き込み又は読み出しするRAM2の他に、RAM2
の記憶容量を複数分割した1つ分の記憶容量しか持たな
いDPRAM3を、外部の評価装置30を用いて演算デ
ータを読み出して解析する為のメモリとして設けた。D
PRAM3は、オフセット設定回路9から発生するアド
レスデータに基づいて、RAM2の複数分割された所定
の1つの記憶領域と同時に同一演算データの書き込み又
は読み出し状態となる。従って、オフセット設定回路9
から発生するアドレスデータをRAM2の各分割記憶領
域を指定する内容に順次設定していくことにより、少な
い記憶容量のDPRAM3に多い記憶容量のRAM2の
書き込みデータを全て書き込むことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
の評価装置に関し、特に、評価用マイクロコンピュータ
の動作により得られた演算データ等の正誤を確認する為
のメモリの容量を最小限に抑えるのに好適な装置に関す
る。
の評価装置に関し、特に、評価用マイクロコンピュータ
の動作により得られた演算データ等の正誤を確認する為
のメモリの容量を最小限に抑えるのに好適な装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ROMを内蔵した1チップマイ
クロコンピュータを量産する場合、その事前作業とし
て、量産用マイクロコンピュータと略同一機能を有する
評価用マイクロコンピュータを使用し、評価用マイクロ
コンピュータが外部から印加されるプログラムデータに
応じて正常に動作しているか否かを確認する作業を踏ん
でいる。具体的には、評価用マイクロコンピュータには
プログラム命令に応じた演算データを書き込んだり読み
出したりするRAMが設けられるが、このRAMは記憶
容量に応じて評価用マイクロコンピュータの内部又は外
部に設けられる。更に、このRAMと同一記憶容量を有
するチェック用RAMを別途設けておく。そして、評価
用マイクロコンピュータが外部ROMからのプログラム
命令に応じて動作した結果得られた演算データを、前記
RAM及びチェック用RAMの同一アドレスに同時に書
き込んでおく。こうしてチェック用RAMに書き込まれ
た演算データを、外部の評価装置を用いて読み出して解
読することにより、評価用マイクロコンピュータが正常
に動作しているか否かを判断し、評価用マイクロコンピ
ュータの正常動作が確認された後に即ち前記外部ROM
のプログラムが正常であることが確認された後に、前記
外部ROMと同一プログラムを有するROMを内蔵した
量産用マイクロコンピュータを製造するといった過程を
踏んでいる。
クロコンピュータを量産する場合、その事前作業とし
て、量産用マイクロコンピュータと略同一機能を有する
評価用マイクロコンピュータを使用し、評価用マイクロ
コンピュータが外部から印加されるプログラムデータに
応じて正常に動作しているか否かを確認する作業を踏ん
でいる。具体的には、評価用マイクロコンピュータには
プログラム命令に応じた演算データを書き込んだり読み
出したりするRAMが設けられるが、このRAMは記憶
容量に応じて評価用マイクロコンピュータの内部又は外
部に設けられる。更に、このRAMと同一記憶容量を有
するチェック用RAMを別途設けておく。そして、評価
用マイクロコンピュータが外部ROMからのプログラム
命令に応じて動作した結果得られた演算データを、前記
RAM及びチェック用RAMの同一アドレスに同時に書
き込んでおく。こうしてチェック用RAMに書き込まれ
た演算データを、外部の評価装置を用いて読み出して解
読することにより、評価用マイクロコンピュータが正常
に動作しているか否かを判断し、評価用マイクロコンピ
ュータの正常動作が確認された後に即ち前記外部ROM
のプログラムが正常であることが確認された後に、前記
外部ROMと同一プログラムを有するROMを内蔵した
量産用マイクロコンピュータを製造するといった過程を
踏んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記チェック
用RAMの書き込み内容の正誤を判断する評価装置は、
評価用マイクロコンピュータからチェック用RAMに演
算データを書き込むのとは非同期に、チェック用RAM
をアクセスして演算データの読み出しをできるようにす
るのが望ましい。なぜならば、チェック用RAMをシン
グルポートで構成してしまうと、チェック用RAMへの
データ書き込み時には評価装置からデータ読み出しが不
可能となり、リアルタイムで演算データを読み出すこと
ができなくなってしまうからである。そこで、チェック
用RAMは非同期に書き込み及び読み出しが可能なデュ
アルポートで構成されている。
用RAMの書き込み内容の正誤を判断する評価装置は、
評価用マイクロコンピュータからチェック用RAMに演
算データを書き込むのとは非同期に、チェック用RAM
をアクセスして演算データの読み出しをできるようにす
るのが望ましい。なぜならば、チェック用RAMをシン
グルポートで構成してしまうと、チェック用RAMへの
データ書き込み時には評価装置からデータ読み出しが不
可能となり、リアルタイムで演算データを読み出すこと
ができなくなってしまうからである。そこで、チェック
用RAMは非同期に書き込み及び読み出しが可能なデュ
アルポートで構成されている。
【0004】しかしながら、デュアルポートRAMはシ
ングルポートRAMとは違い、構成素子数が多くなって
しまう。特に、評価用マイクロコンピュータの演算デー
タの書き込み及び読み出しを行うRAMの記憶容量が多
くなると(例えば1Mbyte)、チェック用RAMの
記憶容量も同じだけ増大しなければならず、チェック用
RAMの規模が極めて大きくなり、コストアップ等の問
題を招く欠点があった。
ングルポートRAMとは違い、構成素子数が多くなって
しまう。特に、評価用マイクロコンピュータの演算デー
タの書き込み及び読み出しを行うRAMの記憶容量が多
くなると(例えば1Mbyte)、チェック用RAMの
記憶容量も同じだけ増大しなければならず、チェック用
RAMの規模が極めて大きくなり、コストアップ等の問
題を招く欠点があった。
【0005】そこで、本発明は、評価装置でアクセスす
るチェック用RAMの記憶容量を最小限に抑えることの
できるマイクロコンピュータの評価装置を提供すること
を目的とする。
るチェック用RAMの記憶容量を最小限に抑えることの
できるマイクロコンピュータの評価装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決する為に成されたものであり、その特徴とするとこ
ろは、量産用マイクロコンピュータと略同一機能を有す
る評価用マイクロコンピュータを動作させることにより
得られる演算データ等を評価するマイクロコンピュータ
の評価装置において、前記評価用マイクロコンピュータ
の演算データ等が書き込み又は読み出しされる第1記憶
容量を有する第1メモリと、前記第1メモリの第1記憶
容量を複数分割した第2記憶容量を有する第2メモリ
と、前記第1メモリの複数分割された所定の1つの記憶
領域を共通するnビットのアドレスデータを発生するア
ドレス発生回路と、を備え、前記アドレス発生回路から
発生するアドレスデータに基づいて、前記第1メモリの
複数分割された所定の1つの記憶領域と前記第2メモリ
とを同時に同一の前記演算データ等の書き込み又は読み
出し状態とする点である。
解決する為に成されたものであり、その特徴とするとこ
ろは、量産用マイクロコンピュータと略同一機能を有す
る評価用マイクロコンピュータを動作させることにより
得られる演算データ等を評価するマイクロコンピュータ
の評価装置において、前記評価用マイクロコンピュータ
の演算データ等が書き込み又は読み出しされる第1記憶
容量を有する第1メモリと、前記第1メモリの第1記憶
容量を複数分割した第2記憶容量を有する第2メモリ
と、前記第1メモリの複数分割された所定の1つの記憶
領域を共通するnビットのアドレスデータを発生するア
ドレス発生回路と、を備え、前記アドレス発生回路から
発生するアドレスデータに基づいて、前記第1メモリの
複数分割された所定の1つの記憶領域と前記第2メモリ
とを同時に同一の前記演算データ等の書き込み又は読み
出し状態とする点である。
【0007】
【作用】本発明によれば、評価用マイクロコンピュータ
の演算データを書き込み又は読み出しする第1メモリの
他に、第1メモリの記憶容量を複数分割した1つ分の記
憶容量しか持たない第2メモリを、外部の評価装置を用
いて演算データを読み出して解析する為のメモリとして
設けた。第2メモリは、アドレス発生回路から発生する
アドレスデータに基づいて、第1メモリの複数分割され
た所定の1つの記憶領域と同時に同一演算データの書き
込み又は読み出し状態となる。従って、アドレス発生回
路から発生するアドレスデータを第1メモリの各分割記
憶領域を指定する内容に順次設定していくことにより、
少ない記憶容量の第2メモリに多い記憶容量の第1メモ
リの書き込みデータを全て書き込むことができる。
の演算データを書き込み又は読み出しする第1メモリの
他に、第1メモリの記憶容量を複数分割した1つ分の記
憶容量しか持たない第2メモリを、外部の評価装置を用
いて演算データを読み出して解析する為のメモリとして
設けた。第2メモリは、アドレス発生回路から発生する
アドレスデータに基づいて、第1メモリの複数分割され
た所定の1つの記憶領域と同時に同一演算データの書き
込み又は読み出し状態となる。従って、アドレス発生回
路から発生するアドレスデータを第1メモリの各分割記
憶領域を指定する内容に順次設定していくことにより、
少ない記憶容量の第2メモリに多い記憶容量の第1メモ
リの書き込みデータを全て書き込むことができる。
【0008】
【実施例】本発明の詳細を図面に従って具体的に説明す
る。図1は本発明のマイクロコンピュータの評価装置を
示す図である。図1において、(1)は評価用マイクロ
コンピュータであり、後述するRAMの記憶容量に従っ
て20ビットのアドレスデータADD0〜ADD19を
発生し、また、前記RAMを書き込み状態とする為の書
き込み信号WR及び読み出し状態とする為の読み出し信
号RDを発生し、更に、評価用マイクロコンピュータ
(1)内部で演算処理された演算データDATA(例え
ば8ビット)を前記RAMの指定アドレスに書き込んだ
り或いは前記RAMから読み出されたデータDATAを
取り込んだりするものである。(2)は上記したRAM
(第1メモリ)であり、例えば1Mバイトの記憶容量を
有するものとする。即ち、RAM(2)のアクセスには
20ビットのアドレスデータが必要なのである。(3)
はデュアルポート型のRAM(第2メモリであり、以下
DPRAMと称する)であり、例えば1Kバイトの記憶
容量を有するものとする。即ち、DPRAM(3)の記
憶容量はRAM(2)の記憶容量の1/1000となっ
ている。言い換えれば、RAM(2)は、1Kバイトの
記憶容量ブロックを1000個有していることになる。
つまり、DPRAM(3)は評価用マイクロコンピュー
タ(1)から出力されるアドレスデータの下位10ビッ
トADD0〜ADD9によってアクセスされる。
る。図1は本発明のマイクロコンピュータの評価装置を
示す図である。図1において、(1)は評価用マイクロ
コンピュータであり、後述するRAMの記憶容量に従っ
て20ビットのアドレスデータADD0〜ADD19を
発生し、また、前記RAMを書き込み状態とする為の書
き込み信号WR及び読み出し状態とする為の読み出し信
号RDを発生し、更に、評価用マイクロコンピュータ
(1)内部で演算処理された演算データDATA(例え
ば8ビット)を前記RAMの指定アドレスに書き込んだ
り或いは前記RAMから読み出されたデータDATAを
取り込んだりするものである。(2)は上記したRAM
(第1メモリ)であり、例えば1Mバイトの記憶容量を
有するものとする。即ち、RAM(2)のアクセスには
20ビットのアドレスデータが必要なのである。(3)
はデュアルポート型のRAM(第2メモリであり、以下
DPRAMと称する)であり、例えば1Kバイトの記憶
容量を有するものとする。即ち、DPRAM(3)の記
憶容量はRAM(2)の記憶容量の1/1000となっ
ている。言い換えれば、RAM(2)は、1Kバイトの
記憶容量ブロックを1000個有していることになる。
つまり、DPRAM(3)は評価用マイクロコンピュー
タ(1)から出力されるアドレスデータの下位10ビッ
トADD0〜ADD9によってアクセスされる。
【0009】(4)は評価用マイクロコンピュータ
(1)の動作を制御したりする開発ツールである。該開
発ツール(4)内部において、(5)はROMであり、
評価用マイクロコンピュータ(1)を動作させる為のプ
ログラム、評価用マイクロコンピュータ(1)の周辺回
路を制御する為のプログラム等が記憶されているもので
ある。(6)はROM(5)から読み出されたプログラ
ムデータがセットされるインストラクションレジスタで
ある。(7)はインストラクションレジスタ(6)にセ
ットされたプログラムデータを解読するインストラクシ
ョンデコーダである。(8)はデータバスであり、イン
ストラクションデコーダ(7)の解読データや各種デー
タの転送を行うものである。特に、評価用マイクロコン
ピュータ(1)を動作させる為のインストラクションデ
コーダ(7)の出力はデータバス(7)を介して評価用
マイクロコンピュータ(1)に与えられる。(9)はオ
フセット設定回路(アドレス発生回路)であり、RAM
(2)の全記憶容量を1Kバイトずつ分割した各記憶領
域に共通する10ビットのアドレスデータOST10〜
OST19(アドレスデータの上位10ビットADD1
0〜ADD19に相当する)が、ROM(5)のプログ
ラムデータに応じてセットされるものである。(10)
は1ビットのレジスタであり、オフセット設定回路
(9)にアドレスデータOST10〜OST19がセッ
トされた時のみ「0」がセットされるものである。
(1)の動作を制御したりする開発ツールである。該開
発ツール(4)内部において、(5)はROMであり、
評価用マイクロコンピュータ(1)を動作させる為のプ
ログラム、評価用マイクロコンピュータ(1)の周辺回
路を制御する為のプログラム等が記憶されているもので
ある。(6)はROM(5)から読み出されたプログラ
ムデータがセットされるインストラクションレジスタで
ある。(7)はインストラクションレジスタ(6)にセ
ットされたプログラムデータを解読するインストラクシ
ョンデコーダである。(8)はデータバスであり、イン
ストラクションデコーダ(7)の解読データや各種デー
タの転送を行うものである。特に、評価用マイクロコン
ピュータ(1)を動作させる為のインストラクションデ
コーダ(7)の出力はデータバス(7)を介して評価用
マイクロコンピュータ(1)に与えられる。(9)はオ
フセット設定回路(アドレス発生回路)であり、RAM
(2)の全記憶容量を1Kバイトずつ分割した各記憶領
域に共通する10ビットのアドレスデータOST10〜
OST19(アドレスデータの上位10ビットADD1
0〜ADD19に相当する)が、ROM(5)のプログ
ラムデータに応じてセットされるものである。(10)
は1ビットのレジスタであり、オフセット設定回路
(9)にアドレスデータOST10〜OST19がセッ
トされた時のみ「0」がセットされるものである。
【0010】(11)は10ビットのカウンタ回路であ
り、リセット端子がORゲート(12)を介してレジス
タ(10)の出力と接続され、クロック信号CKに同期
してインクリメントを行うものである。尚、図面上、カ
ウンタ回路(11)の左端がLSB(最下位ビット)、
右端がMSB(最上位ビット)であり、オーバーフロー
した時にオーバーフロー信号OFをデータバス(8)に
出力し、レジスタ(10)を「0」から「1」とするも
のである。尚、評価用マイクロコンピュータ(1)から
出力される書き込み信号WR及び読み出し信号RDはO
Rゲート(13)を介してORゲート(12)の一方の
入力端子に印加される様に接続されている。(14)は
一致回路であり、オフセット設定回路(9)から出力さ
れたアドレスデータOST10〜OST19がセットさ
れるレジスタ機能と、評価用マイクロコンピュータ
(1)から出力されるアドレスデータの上位10ビット
ADD10〜ADD19が順次セットされるレジスタ機
能と、両レジスタ機能の内容の一致比較を行う比較機能
とを有している。そして、一致回路(14)内部で、両
レジスタ機能の一致検出が行われると、該一致回路(1
4)は、「1」を出力する。(15−0)〜(15−
9)はマルチプレクサであり、各々ANDゲート(16
−0)〜(16−9)(17−0)〜(17−9)及び
ORゲート(18−0)〜(18−9)から成る。AN
Dゲート(16−0)〜(16−9)の一方の入力端子
にはORゲート(12)の出力が共通印加され、他方の
入力端子にはアドレスデータの下位10ビットADD0
〜ADD9が各々印加される。また、ANDゲート(1
7−0)〜(17−9)の一方の入力端子にはORゲー
ト(12)の出力が共通印加され、他方の入力端子には
カウンタ回路(11)の各ビット出力が印加されてい
る。そして、ORゲート(18−0)〜(18−9)か
ら出力される10ビット出力がアドレスデータの下位1
0ビットとして、RAM(2)及びDPRAM(3)の
アドレス端子に印加される。
り、リセット端子がORゲート(12)を介してレジス
タ(10)の出力と接続され、クロック信号CKに同期
してインクリメントを行うものである。尚、図面上、カ
ウンタ回路(11)の左端がLSB(最下位ビット)、
右端がMSB(最上位ビット)であり、オーバーフロー
した時にオーバーフロー信号OFをデータバス(8)に
出力し、レジスタ(10)を「0」から「1」とするも
のである。尚、評価用マイクロコンピュータ(1)から
出力される書き込み信号WR及び読み出し信号RDはO
Rゲート(13)を介してORゲート(12)の一方の
入力端子に印加される様に接続されている。(14)は
一致回路であり、オフセット設定回路(9)から出力さ
れたアドレスデータOST10〜OST19がセットさ
れるレジスタ機能と、評価用マイクロコンピュータ
(1)から出力されるアドレスデータの上位10ビット
ADD10〜ADD19が順次セットされるレジスタ機
能と、両レジスタ機能の内容の一致比較を行う比較機能
とを有している。そして、一致回路(14)内部で、両
レジスタ機能の一致検出が行われると、該一致回路(1
4)は、「1」を出力する。(15−0)〜(15−
9)はマルチプレクサであり、各々ANDゲート(16
−0)〜(16−9)(17−0)〜(17−9)及び
ORゲート(18−0)〜(18−9)から成る。AN
Dゲート(16−0)〜(16−9)の一方の入力端子
にはORゲート(12)の出力が共通印加され、他方の
入力端子にはアドレスデータの下位10ビットADD0
〜ADD9が各々印加される。また、ANDゲート(1
7−0)〜(17−9)の一方の入力端子にはORゲー
ト(12)の出力が共通印加され、他方の入力端子には
カウンタ回路(11)の各ビット出力が印加されてい
る。そして、ORゲート(18−0)〜(18−9)か
ら出力される10ビット出力がアドレスデータの下位1
0ビットとして、RAM(2)及びDPRAM(3)の
アドレス端子に印加される。
【0011】マルチプレクサ(19)の書き込み信号W
Rの反転で選択される入力端子にはORゲート(12)
の出力がインバータ(20)を介して印加され、書き込
み信号WRで選択される入力端子には一致回路(14)
の出力が印加され、出力端子はDPRAM(3)のCE
(チップイネーブル)端子と接続されている。ANDゲ
ート(21)(22)及びORゲート(23)はマルチ
プレクサを構成しており、ANDゲート(21)の一方
の入力端子にはORゲート(19)の出力が印加され、
他方の入力端子にはインバータ(20)の出力が印加さ
れる。ANDゲート(22)の一方の入力端子にはイン
バータ(20)の出力が反転印加され、他方の入力端子
には書き込み信号WRが印加される。そして、ORゲー
ト(23)の出力端子はDPRAM(3)のWE(ライ
トイネーブル)端子と接続されている。
Rの反転で選択される入力端子にはORゲート(12)
の出力がインバータ(20)を介して印加され、書き込
み信号WRで選択される入力端子には一致回路(14)
の出力が印加され、出力端子はDPRAM(3)のCE
(チップイネーブル)端子と接続されている。ANDゲ
ート(21)(22)及びORゲート(23)はマルチ
プレクサを構成しており、ANDゲート(21)の一方
の入力端子にはORゲート(19)の出力が印加され、
他方の入力端子にはインバータ(20)の出力が印加さ
れる。ANDゲート(22)の一方の入力端子にはイン
バータ(20)の出力が反転印加され、他方の入力端子
には書き込み信号WRが印加される。そして、ORゲー
ト(23)の出力端子はDPRAM(3)のWE(ライ
トイネーブル)端子と接続されている。
【0012】ANDゲート(24)(25)及びORゲ
ート(26)はマルチプレクサを構成し、図示はしてい
ないが、アドレスデータの上位10ビットに対応して1
0個設けられているものとする。ANDゲート(24)
の一方の入力端子にはインバータ(20)の出力が共通
印加され、他方の入力端子にはオフセット設定回路
(9)から出力されたアドレスデータOST10〜OS
T19が各々印加される。ANDゲート(25)の一方
の入力端子にはインバータ(20)の出力が共通に反転
印加され、他方の入力端子にはアドレスデータの上位1
0ビットADD10〜ADD19が各々印加される。O
Rゲート(26)からはアドレスデータの上位10ビッ
トがRAM(2)のアドレス端子に印加される。ORゲ
ート(27)の一方の入力端子にはインバータ(20)
の出力が印加され、他方の入力端子には読み出し信号R
Dが印加される。ANDゲート(28)の一方の入力端
子にはインバータ(20)の出力が反転印加され、他方
の入力端子には書き込み信号WRが印加され、その出力
端子はRAM(2)のWE端子と接続されている。OR
ゲート(29)の一方の入力端子にはORゲート(2
7)の出力が印加され、他方の入力端子にはANDゲー
ト(28)の出力が印加され、その出力端子はRAM
(2)のCE端子と接続されている。
ート(26)はマルチプレクサを構成し、図示はしてい
ないが、アドレスデータの上位10ビットに対応して1
0個設けられているものとする。ANDゲート(24)
の一方の入力端子にはインバータ(20)の出力が共通
印加され、他方の入力端子にはオフセット設定回路
(9)から出力されたアドレスデータOST10〜OS
T19が各々印加される。ANDゲート(25)の一方
の入力端子にはインバータ(20)の出力が共通に反転
印加され、他方の入力端子にはアドレスデータの上位1
0ビットADD10〜ADD19が各々印加される。O
Rゲート(26)からはアドレスデータの上位10ビッ
トがRAM(2)のアドレス端子に印加される。ORゲ
ート(27)の一方の入力端子にはインバータ(20)
の出力が印加され、他方の入力端子には読み出し信号R
Dが印加される。ANDゲート(28)の一方の入力端
子にはインバータ(20)の出力が反転印加され、他方
の入力端子には書き込み信号WRが印加され、その出力
端子はRAM(2)のWE端子と接続されている。OR
ゲート(29)の一方の入力端子にはORゲート(2
7)の出力が印加され、他方の入力端子にはANDゲー
ト(28)の出力が印加され、その出力端子はRAM
(2)のCE端子と接続されている。
【0013】また、(30)は評価装置であり、DPR
AM(3)に書き込まれた演算データ等を読み出して解
析し、評価用マイクロコンピュータ(1)のROM
(5)のプログラム命令に基づく動作が正常であるか否
かを判断するものである。尚、評価用マイクロコンピュ
ータ(1)、開発ツール(4)、及び評価装置(30)
を除く構成は評価ボード(図示せず)上にディスクリー
トで配線され、この評価ボード上において評価用マイク
ロコンピュータ(1)がコネクタを介して接続されてい
る。
AM(3)に書き込まれた演算データ等を読み出して解
析し、評価用マイクロコンピュータ(1)のROM
(5)のプログラム命令に基づく動作が正常であるか否
かを判断するものである。尚、評価用マイクロコンピュ
ータ(1)、開発ツール(4)、及び評価装置(30)
を除く構成は評価ボード(図示せず)上にディスクリー
トで配線され、この評価ボード上において評価用マイク
ロコンピュータ(1)がコネクタを介して接続されてい
る。
【0014】以上の如く構成されたマイクロコンピュー
タの評価装置の動作について、以下に説明する。まず、
評価用マイクロコンピュータ(1)から書き込み信号W
Rも読み出し信号RDも出力されていない状態を考え
る。ここで、プログラム評価を行う使用者が開発ツール
(4)を操作し、RAM(2)の記憶容量1Mバイトを
1Kバイト単位で区切った所定の1Kバイトの記憶内容
を確認する操作を行うと、データバス(8)からオフセ
ット設定回路(9)に、この1Kバイトの記憶領域に共
通するアドレスデータの上位10ビットOST10〜O
ST19がセットされる。すると、レジスタ(10)の
内容が「1」から「0」に変化し、カウンタ回路(1
1)はリセット解除される。同時に、DPRAM(3)
はCE端子及びWE端子の入力が共に「1」となって書
き込み状態となる。この時、RAM(2)はCE端子の
みが「1」となり読み出し状態となる。従って、カウン
タ回路(11)がクロックCKに同期してインクリメン
トを開始し、RAM(2)にはORゲート(26)から
出力される固定されたアドレスデータの上位10ビット
OST10〜OST19及びアドレスデータの下位10
ビットADD0〜ADD9がパラレルに印加され、RA
M(2)の特定の1Kバイトの書き込み内容が1アドレ
スずつクロックCKに同期して順次読み出される。DP
RAM(3)もRAM(2)と同様にアドレスデータの
下位10ビットADD0〜ADD9でアクセスされる
為、RAM(2)の1Kバイト分の書き込み内容がその
ままクロックCKに同期してDPRAM(3)全体に書
き込まれる。そして、DPRAM(3)への1Kバイト
分の書き込み動作が終了すると、カウンタ回路(11)
がオーバーフロー信号OFを出力し、レジスタ(10)
の内容は再び「1」となり、カウンタ回路(11)はリ
セットされ、RAM(2)及びDPRAM(3)も動作
を停止する。これより、RAM(2)の特定の1Kバイ
トの書き込み内容が読み出されてDPRAM(3)に書
き込まれる一連の動作が終了する。このDPRAM
(3)の内容を評価装置(30)を用いて読み出して解
析すればよい。同様にして、オフセット設定回路(9)
へのアドレスデータOST10〜OST19の内容を変
えることにより、DPRAM(3)にRAM(2)の記
憶保持内容を全て1Kバイトずつ書き込め、RAM
(2)の全内容を評価装置(30)で解析できることに
なる。
タの評価装置の動作について、以下に説明する。まず、
評価用マイクロコンピュータ(1)から書き込み信号W
Rも読み出し信号RDも出力されていない状態を考え
る。ここで、プログラム評価を行う使用者が開発ツール
(4)を操作し、RAM(2)の記憶容量1Mバイトを
1Kバイト単位で区切った所定の1Kバイトの記憶内容
を確認する操作を行うと、データバス(8)からオフセ
ット設定回路(9)に、この1Kバイトの記憶領域に共
通するアドレスデータの上位10ビットOST10〜O
ST19がセットされる。すると、レジスタ(10)の
内容が「1」から「0」に変化し、カウンタ回路(1
1)はリセット解除される。同時に、DPRAM(3)
はCE端子及びWE端子の入力が共に「1」となって書
き込み状態となる。この時、RAM(2)はCE端子の
みが「1」となり読み出し状態となる。従って、カウン
タ回路(11)がクロックCKに同期してインクリメン
トを開始し、RAM(2)にはORゲート(26)から
出力される固定されたアドレスデータの上位10ビット
OST10〜OST19及びアドレスデータの下位10
ビットADD0〜ADD9がパラレルに印加され、RA
M(2)の特定の1Kバイトの書き込み内容が1アドレ
スずつクロックCKに同期して順次読み出される。DP
RAM(3)もRAM(2)と同様にアドレスデータの
下位10ビットADD0〜ADD9でアクセスされる
為、RAM(2)の1Kバイト分の書き込み内容がその
ままクロックCKに同期してDPRAM(3)全体に書
き込まれる。そして、DPRAM(3)への1Kバイト
分の書き込み動作が終了すると、カウンタ回路(11)
がオーバーフロー信号OFを出力し、レジスタ(10)
の内容は再び「1」となり、カウンタ回路(11)はリ
セットされ、RAM(2)及びDPRAM(3)も動作
を停止する。これより、RAM(2)の特定の1Kバイ
トの書き込み内容が読み出されてDPRAM(3)に書
き込まれる一連の動作が終了する。このDPRAM
(3)の内容を評価装置(30)を用いて読み出して解
析すればよい。同様にして、オフセット設定回路(9)
へのアドレスデータOST10〜OST19の内容を変
えることにより、DPRAM(3)にRAM(2)の記
憶保持内容を全て1Kバイトずつ書き込め、RAM
(2)の全内容を評価装置(30)で解析できることに
なる。
【0015】次に、評価用マイクロコンピュータ(1)
内部で演算処理された演算データをRAM(2)に書き
込む為に、書き込み信号WRを「1」とする場合を考え
る。この時、DPRAM(3)に書き込みたいRAM
(2)の特定の1Kバイトの記憶領域を指定する為に、
オフセット設定回路(9)にこの1Kバイトの記憶領域
に共通のアドレスデータ上位10ビットOST10〜O
ST19を設定する。この時、レジスタ(10)の内容
は「0」であるが、書き込み信号WRが「1」となって
いる為、カウンタ回路(11)はORゲート(13)
(12)を介した「1」出力によりリセットされた状態
となる。同時に、RAM(2)は、ANDゲート(2
8)出力及びORゲート(29)出力が共に「1」とな
る為、CE端子及びWE端子が共に「1」となって書き
込み状態となる。一方、DPRAM(3)はANDゲー
ト(22)及びORゲート(23)を介した「1」出力
によりWE端子のみが「1」になった状態であり、即ち
CE端子が「1」となっていない為に書き込み状態とな
れない。また、RAM(2)は、ANDゲート(25)
及びORゲート(26)を介して評価用マイクロコンピ
ュータ(1)から出力されるアドレスデータの上位10
ビットADD10〜ADD19が印加される。同時に、
ANDゲート(16−0)〜(16−9)がゲートを開
く為に評価用マイクロコンピュータ(1)から出力され
るアドレスデータの下位10ビットADD0〜ADD9
がORゲート(18−0)〜(18−9)から出力さ
れ、RAM(2)及びDPRAM(3)に同時に印加さ
れる。即ち、RAM(2)には20ビットのアドレスデ
ータADD10〜ADD19がパラレルに印加され、R
AM(2)の指定されたアドレスにデータが書き込まれ
ることになる。その後、アドレスデータADD0〜AD
D19が変化し、アドレスデータの上位10ビットAD
D10〜ADD19が一致回路(14)にセットされた
データOST10〜OST19と一致すると、一致回路
(14)から「1」が出力され、DPRAM(3)はそ
のCE端子が「1」となって書き込み状態となる。これ
より、予め指定しておいたRAM(2)の特定の1Kバ
イトの記憶領域に演算データ等の書き込みが開始される
と同時に、DPRAM(3)にもその1Kバイトの記憶
領域と同一の演算データ等が書き込まれることになる。
評価装置(30)は評価用マイクロコンピュータ(1)
からのDPRAM(3)のアクセスとは非同期にDPR
AM(3)をアクセスできる為、評価装置(30)によ
りDPRAM(3)からデータを読み出して解析するこ
とにより、該データの正誤を判断できる。尚、オフセッ
ト設定回路(9)に設定されるRAM(2)の1Kバイ
ト単位に共通するアドレスデータ上位10ビットOST
10〜OST19を変更することにより、RAM(2)
の全記憶内容をDPRAM(3)に順次書き込むことが
でき、このDPRAM(3)を評価装置(30)から逐
次アクセスすることによりRAM(2)の書き込み内容
をリアルタイムで評価できることになる。
内部で演算処理された演算データをRAM(2)に書き
込む為に、書き込み信号WRを「1」とする場合を考え
る。この時、DPRAM(3)に書き込みたいRAM
(2)の特定の1Kバイトの記憶領域を指定する為に、
オフセット設定回路(9)にこの1Kバイトの記憶領域
に共通のアドレスデータ上位10ビットOST10〜O
ST19を設定する。この時、レジスタ(10)の内容
は「0」であるが、書き込み信号WRが「1」となって
いる為、カウンタ回路(11)はORゲート(13)
(12)を介した「1」出力によりリセットされた状態
となる。同時に、RAM(2)は、ANDゲート(2
8)出力及びORゲート(29)出力が共に「1」とな
る為、CE端子及びWE端子が共に「1」となって書き
込み状態となる。一方、DPRAM(3)はANDゲー
ト(22)及びORゲート(23)を介した「1」出力
によりWE端子のみが「1」になった状態であり、即ち
CE端子が「1」となっていない為に書き込み状態とな
れない。また、RAM(2)は、ANDゲート(25)
及びORゲート(26)を介して評価用マイクロコンピ
ュータ(1)から出力されるアドレスデータの上位10
ビットADD10〜ADD19が印加される。同時に、
ANDゲート(16−0)〜(16−9)がゲートを開
く為に評価用マイクロコンピュータ(1)から出力され
るアドレスデータの下位10ビットADD0〜ADD9
がORゲート(18−0)〜(18−9)から出力さ
れ、RAM(2)及びDPRAM(3)に同時に印加さ
れる。即ち、RAM(2)には20ビットのアドレスデ
ータADD10〜ADD19がパラレルに印加され、R
AM(2)の指定されたアドレスにデータが書き込まれ
ることになる。その後、アドレスデータADD0〜AD
D19が変化し、アドレスデータの上位10ビットAD
D10〜ADD19が一致回路(14)にセットされた
データOST10〜OST19と一致すると、一致回路
(14)から「1」が出力され、DPRAM(3)はそ
のCE端子が「1」となって書き込み状態となる。これ
より、予め指定しておいたRAM(2)の特定の1Kバ
イトの記憶領域に演算データ等の書き込みが開始される
と同時に、DPRAM(3)にもその1Kバイトの記憶
領域と同一の演算データ等が書き込まれることになる。
評価装置(30)は評価用マイクロコンピュータ(1)
からのDPRAM(3)のアクセスとは非同期にDPR
AM(3)をアクセスできる為、評価装置(30)によ
りDPRAM(3)からデータを読み出して解析するこ
とにより、該データの正誤を判断できる。尚、オフセッ
ト設定回路(9)に設定されるRAM(2)の1Kバイ
ト単位に共通するアドレスデータ上位10ビットOST
10〜OST19を変更することにより、RAM(2)
の全記憶内容をDPRAM(3)に順次書き込むことが
でき、このDPRAM(3)を評価装置(30)から逐
次アクセスすることによりRAM(2)の書き込み内容
をリアルタイムで評価できることになる。
【0016】尚、RAM(2)に書き込まれたデータを
読み出す場合は、読み出し信号RDが「1」になり、且
つ、書き込み信号WRが「0」になる為、RAM(2)
がCE端子のみが「1」となって読み出し状態となり、
DPRAM(3)は動作を停止する。従って、評価用マ
イクロコンピュータ(1)から出力される20ビットの
アドレスデータADD0〜ADD19によりアクセスさ
れるRAM(2)のアドレスからデータが読み出されて
評価用マイクロコンピュータ(1)内部へ取り込まれ
る。
読み出す場合は、読み出し信号RDが「1」になり、且
つ、書き込み信号WRが「0」になる為、RAM(2)
がCE端子のみが「1」となって読み出し状態となり、
DPRAM(3)は動作を停止する。従って、評価用マ
イクロコンピュータ(1)から出力される20ビットの
アドレスデータADD0〜ADD19によりアクセスさ
れるRAM(2)のアドレスからデータが読み出されて
評価用マイクロコンピュータ(1)内部へ取り込まれ
る。
【0017】以上より、評価装置(30)で評価を行う
為のデュアルポート型のDPRAM(3)の記憶容量
が、評価用マイクロコンピュータ(1)の演算データの
書き込み読み出しを行うRAM(2)の記憶容量に比べ
てきわめて小さくて済み、評価ボードの小型化及びDP
RAM(3)のコストダウンが可能となる。
為のデュアルポート型のDPRAM(3)の記憶容量
が、評価用マイクロコンピュータ(1)の演算データの
書き込み読み出しを行うRAM(2)の記憶容量に比べ
てきわめて小さくて済み、評価ボードの小型化及びDP
RAM(3)のコストダウンが可能となる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、評価用マイクロコンピ
ュータの演算データ等の書き込み及び読み出しを行う通
常の第1メモリの記憶容量に比べて、評価する為の第2
メモリの記憶容量を小さくでき、これより評価ボードの
小型化及び第2メモリのコストダウンが可能となる利点
が得られる。
ュータの演算データ等の書き込み及び読み出しを行う通
常の第1メモリの記憶容量に比べて、評価する為の第2
メモリの記憶容量を小さくでき、これより評価ボードの
小型化及び第2メモリのコストダウンが可能となる利点
が得られる。
【図1】本発明のマイクロコンピュータの評価装置を示
す図である。
す図である。
【符号の説明】 (1) 評価用マイクロコンピュータ (2) RAM (3) DPRAM (9) オフセット設定回路 (11) カウンタ回路 (14) 一致回路
Claims (3)
- 【請求項1】 量産用マイクロコンピュータと略同一機
能を有する評価用マイクロコンピュータを動作させるこ
とにより得られる演算データ等を評価するマイクロコン
ピュータの評価装置において、 前記評価用マイクロコンピュータの演算データ等が書き
込み又は読み出しされる第1記憶容量を有する第1メモ
リと、 前記第1メモリの第1記憶容量を複数分割した第2記憶
容量を有する第2メモリと、 前記第1メモリの複数分割された所定の1つの記憶領域
を共通するnビットのアドレスデータを発生するアドレ
ス発生回路と、を備え、 前記アドレス発生回路から発生するアドレスデータに基
づいて、前記第1メモリの複数分割された所定の1つの
記憶領域と前記第2メモリとを同時に同一の前記演算デ
ータ等の書き込み又は読み出し状態とすることを特徴と
するマイクロコンピュータの評価装置。 - 【請求項2】 前記アドレス発生回路から発生するnビ
ットのアドレスデータがセットされ、前記評価用マイク
ロコンピュータから出力されるアドレスデータの上位n
ビットとの一致比較を行う一致回路と、 前記評価用マイクロコンピュータから出力される書き込
み信号に基づいて前記第1メモリを書き込み状態とし、
前記評価用マイクロコンピュータから出力されるアドレ
スデータでアクセスされた前記第1メモリのアドレスに
前記演算データ等の書き込みを可能とし、且つ、前記評
価用マイクロコンピュータから出力される読み出し信号
に基づいて前記第1メモリを読み出し状態とし、前記評
価用マイクロコンピュータから出力されたアドレスデー
タでアクセスされた前記第1メモリのアドレスから前記
演算データ等の読み出しを可能とする第1の書き込み読
み出し制御回路と、 前記書き込み信号及び前記一致回路の一致出力に基づい
て前記第2メモリを書き込み状態とし、前記評価用マイ
クロコンピュータから出力された上位nビットを除くア
ドレスデータでアクセスされた前記第2メモリのアドレ
スに前記演算データ等の書き込みを可能とし、且つ、前
記読み出し信号及び前記一致出力に基づいて前記第2メ
モリを読み出し状態とし、前記評価用マイクロコンピュ
ータから出力された上位nビットを除くアドレスデータ
でアクセスされた前記第2メモリのアドレスから前記演
算データ等の読み出しを可能とする第2の書き込み読み
出し制御回路と、を備え、 前記一致回路の一致出力に応じて、前記第1メモリの複
数分割された所定の1つの記憶領域が書き込み状態とな
ると同時に前記第2メモリを書き込み状態として同一デ
ータを書き込み、前記第1メモリの複数分割された所定
の1つの記憶領域が読み出し状態となると同時に前記第
2メモリを読み出し状態とすることを特徴とする請求項
1記載のマイクロコンピュータの評価装置。 - 【請求項3】 上位nビットを除くアドレスデータと同
一ビット数を有し、前記評価用マイクロコンピュータが
前記第1及び第2メモリに対する書き込み信号又は読み
出し信号を出力していない時にリセット解除されてイン
クリメントを行うカウンタ回路と、 前記評価用マイクロコンピュータが前記第1及び第2メ
モリに対する書き込み信号又は読み出し信号を出力して
いない時に前記第1メモリを読み出し状態とすると共に
前記第2メモリを書き込み状態とする手段と、を備え、 前記アドレス発生回路から出力されたアドレスデータで
指定された前記第1メモリの複数分割された所定の1つ
の記憶領域の内容を、前記カウンタ回路のインクリメン
トに同期して前記第2メモリに書き込むことを特徴とす
る請求項1記載のマイクロコンピュータの評価装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6228195A JPH0895944A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | マイクロコンピュータの評価装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6228195A JPH0895944A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | マイクロコンピュータの評価装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0895944A true JPH0895944A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16872698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6228195A Pending JPH0895944A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | マイクロコンピュータの評価装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0895944A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005284557A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Fujitsu Ltd | 内部メモリをモニタ可能なマイクロコンピュータ |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP6228195A patent/JPH0895944A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005284557A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Fujitsu Ltd | 内部メモリをモニタ可能なマイクロコンピュータ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041130 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050127 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050712 |