JPH0894943A - 内視鏡の照明装置 - Google Patents
内視鏡の照明装置Info
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- JPH0894943A JPH0894943A JP6230924A JP23092494A JPH0894943A JP H0894943 A JPH0894943 A JP H0894943A JP 6230924 A JP6230924 A JP 6230924A JP 23092494 A JP23092494 A JP 23092494A JP H0894943 A JPH0894943 A JP H0894943A
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Abstract
又は内視鏡の機種に応じて適正な照明光束をライトガイ
ドファイババンドルに供給することができる内視鏡の照
明装置を提供することを目的とする。 【構成】光源ランプ21から放射された照明光線束の収
束位置とライトガイドファイババンドル2の入射端面2
aとの位置関係をライトガイドファイババンドル2の太
さ又は内視鏡の機種に対応して変えられるようにした。
Description
トガイドファイババンドルの入射端が配置されたコネク
タを光源装置に対して挿脱自在に設けた内視鏡の照明装
置に関する。
バンドルに入射させる照明光を放射するための光源ラン
プが配置されている。そして、コネクタを光源装置に差
し込むと、ライトガイドファイババンドルの入射端面が
光源ランプから放射された照明光線束の収束位置に位置
するようにレイアウトされている。
に、ライトガイドファイババンドル91の入射端面と照
明光線束の収束位置との間の距離をeとすると、例えば
図13に示されるように、ライトガイドファイババンド
ル91に入射する光束(明るさ)が最大になる距離e
は、ライトガイドファイババンドル91の太さ(正確に
はその入射端面の直径)によって異なる。
ては、図13に示されるように、入射光束が最大になる
状態よりeがプラス側にずれると入射光束が急激に減少
するので、製造上のずれ等を考慮すると、eは最適値か
ら若干マイナス側にずれるようにしておいた方が好まし
い。eの符号については、図12に示されているとおり
である。
1が細い場合には、できるだけ入射光束が最大になるよ
うにeをセットするのが望ましいが、ライトガイドファ
イババンドル91が太い場合には、照明光束が過多にな
って観察部位が火傷をしないように配慮してeをセット
すべきである。
装置においては、光源装置に接続される内視鏡が消化管
用等のライトガイドファイババンドル91の太いもので
あっても、気管支用等の細いものであっても、照明光線
束の収束位置とライトガイドファイババンドル91の入
射端面との位置関係は同じである。
ファイババンドル91に充分な照明光束が供給されなか
ったり、逆に、太径の内視鏡では、照明光束が供給過多
になって観察部位を火傷させてしまうことがあった。
ァイババンドルの太さ又は内視鏡の機種に応じて適正な
照明光束をライトガイドファイババンドルに供給するこ
とができる内視鏡の照明装置を提供することを目的とす
る。
め、本発明の内視鏡の照明装置は、内視鏡の照明用ライ
トガイドファイババンドルの入射端が配置されたコネク
タを上記ライトガイドファイババンドルに照明光を入射
させるための光源ランプが内蔵された光源装置に対して
挿脱自在に設けた内視鏡の照明装置において、上記光源
ランプから放射された照明光線束の収束位置と上記ライ
トガイドファイババンドルの入射端面との位置関係を上
記ライトガイドファイババンドルの太さ又は内視鏡の機
種に対応して変えられるようにしたことを特徴とする。
ガイドファイババンドルの入射端面と上記光源装置に対
する当接面との間の距離を、ライトガイドファイババン
ドルの太さ又は内視鏡の機種に応じて変えてもよく、或
いは、上記光源装置において、上記コネクタが当接され
る当て付け面を、上記照明光線束の収束位置との距離を
変えて複数設けてもよい。
線束の収束位置を可変にしてもよく、上記照明光線束の
収束位置と上記ライトガイドファイババンドルの入射端
面との位置関係が上記ライトガイドファイババンドルの
太さ又は内視鏡の機種に対応して自動的に変化するよう
にしてもよい。
た実験の結果、照明光線束の収束位置と入射端面との間
の距離eは、ライトガイドファイババンドルの入射端面
の直径dに対して次のようにするのが最も好ましかっ
た。eの符号については、図12に示されるとおりであ
る。
1mm d=1.2〜1.6mm では、 e= 0mm d=1.6〜2.4mm では、 e=+1mm d=2.4〜3.2mm では、 e=+2mm d≧2.4mmで火傷の恐れがある場合は、 e=−5
mm。
第1の実施例を示しており、図1に示されるように、内
視鏡のコネクタ1内には照明用ライトガイドファイババ
ンドル2の入射端部が配置され、コネクタ1から前方に
突設された接続筒3の先端部分に、ライトガイドファイ
ババンドル2の入射端面2aが固定されている。
置20内には、ライトガイドファイババンドル2に入射
させるための照明光を放射する例えばキセノンランプか
らなる光源ランプ21が内蔵されており、その光源ラン
プ21から放射された照明光線束は、照明光収束レンズ
22で集束される。
向)に進退させることにより光源装置20に対して挿脱
される。そして、コネクタ1が光源装置20に接続され
た状態では、光源装置20の外表面にコネクタ1の当接
面4が当接して、ライトガイドファイババンドル2の入
射端面2aが、ほぼ照明光線束の収束位置に位置決めさ
れ、照明光線束の大半がライトガイドファイババンドル
2に入射される。
続されるコネクタ1は、図2に示されるように、細いラ
イトガイドファイババンドル2が用いられている気管支
用等の細径内視鏡Aと、太いライトガイドファイババン
ドル2が用いられている消化管用等の太径内視鏡Bと
で、ライトガイドファイババンドル2の入射端面2aと
コネクタ1の当接面4との間の距離が異なっている。
ル2の入射端面2aとコネクタ1の当接面4との間の距
離を、細径内視鏡AではLA とし、太径内視鏡BではL
B としたとき、LA >LB であり、細径内視鏡Aでは入
射端面2aが照明光線束のちょうど収束点の位置又はそ
れより僅かに光源ランプ21寄りに位置する(e≦0)
が、太径内視鏡Bでは、入射端面2aが照明光線束の収
束点と隙間をあけて位置する(e>0)ようになってい
る。
ァイババンドル2に対しては装置上可能な最大限に近い
光束が入射し、太径内視鏡Bのライトガイドファイババ
ンドル2に対しては、観察部位を火傷させない程度の照
明光束が入射する。なお、L A 及びLB の値は、ライト
ガイドファイババンドル2の入射端面2aの直径に対応
させて内視鏡の機種毎に設定される。
示しており、細径内視鏡Aと太径内視鏡Bとで、ライト
ガイドファイババンドル2の入射端面2aとコネクタ1
の当接面4との間の距離は同じであるが、コネクタ1の
当接面4が当て付けられる光源装置20側の当て付け面
の位置を、細径内視鏡Aと太径内視鏡Bとで変えたもの
である。
示されるように、コネクタ1の当接面4が当接する当て
付け面24aが光源装置20の表面より光源装置20内
に凹んだ位置に形成され、太径内視鏡B用には、図4に
示されるように、当て付け面24bが光源装置20の表
面に形成されている。
で当接する当て付け面24a,24bが異なるように、
細径内視鏡Aのコネクタ1の当接面4部分は太径内視鏡
Bより細く形成されている。
実施例と同じように、細径内視鏡Aでは入射端面2aが
照明光線束の収束点またはそれより僅かに光源ランプ2
1寄りに位置する(e≦0)が、太径内視鏡Bでは入射
端面2aが照明光線束の収束点と隙間をあけて位置する
(e>0)。
ァイババンドル2に対しては最大限に近い光束が入射
し、太径内視鏡Bのライトガイドファイババンドル2に
対しては、観察部位を火傷させない程度の照明光束が入
射する。
の構成を示しており、光源装置20に接続されるライト
ガイドファイババンドル2の太さ又は内視鏡の機種に対
応して、光源装置20側において照明光線束の収束位置
を可変にしたものである。
の先端には、対物光学系7による被写体の結像位置にイ
メージガイドファイババンドル8の像入射端が配置され
ており、ライトガイドファイババンドル2の射出端には
凹レンズからなる配光レンズ9が配置されている。また
コネクタ1には、その内視鏡特有のデータ等を格納した
メモリ10(例えばEEPROM)が内蔵されている。
光収束レンズ22との間に可変絞り23が配置されてお
り、また、照明光収束レンズ22を照明光軸方向に移動
させるための収束レンズ駆動回路25、可変絞り23を
開閉駆動するための絞り駆動回路26、及び光源ランプ
21の状態を制御するためのランプ制御回路27等が設
けられている。
動回路26及びランプ制御回路27の動作はマイクロコ
ンピュータ制御部30(以下、「マイコン制御部30」
という)によって制御される。28は、制御内容の設定
等を行うためのパネルスイッチであり、図8に示される
ように、太径内視鏡使用時のための「+」スイッチ28
1と細径内視鏡使用時のための「−」スイッチ282が
設けられている。
おり、演算処理を行うための中央演算装置(CPU)3
1に接続されたシステムバス32に、プログラム等を格
納した読み出し専用メモリ(ROM)33、演算用のラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)34及びリアルタイム
クロック(RTC)35などが接続されている。
6、ランプ制御回路27及びパネルスイッチ28は各々
入出力ポート35,36,37,38を介してシステム
バス32に接続されている。またコネクタ1のメモリ1
0も入出力ポート39を介してシステムバス32に接続
されている。
るための構成を略示しており、収束レンズ駆動回路25
によって回転制御されるステップモータ251に連結さ
れたピニオン252の回転運動が、照明光収束レンズ2
2に連結されたラック253を直線運動させることによ
って、照明光収束レンズ22が照明光軸方向に駆動され
る。
に格納されたメインプログラムの内容を示しており、S
は処理ステップを示す。ここでは、まず所定の初期設定
を行ったあと(S1)、パネルスイッチ28によって設
定された処理(S2)、内視鏡側に関連する処理(S
3)、ランプ制御回路27関連の処理(S4)、日付及
び時刻等の表示の処理(S5)及びその他の処理(S
6)を順に繰り返す。
容を示しており、ここでは、まず前回の処理と今回の処
理との間にパネルスイッチ28のいずれかのスイッチが
押されたかどうかを判定し、どのスイッチも押されてい
なければ、そのまま終了して次の内視鏡関連処理に移る
(S11)。
「+」スイッチ281が押されたのであれば(S1
2)、照明光収束レンズ22を+方向、即ち光源ランプ
21に近づく方向に1ステップ移動させて、次の内視鏡
関連処理に移る(S13)。
「−」スイッチ282が押されたのであれば(S1
4)、照明光収束レンズ22を−方向、即ちコネクタ1
に近づく方向に1ステップ移動させてから、次の内視鏡
関連処理に移る(S15)。
「−」以外のスイッチが押されたのであれば、その押さ
れたスイッチのための処理をしてから、次の内視鏡関連
処理に移る(S16)。
のスイッチ281,282を押すと照明光収束レンズ2
2がレンズ移動量1ステップ分(例えば0.5mm)だ
け照明光軸方向に移動し、照明光線束の収束位置を、使
用内視鏡のライトガイドファイババンドル2の太さに合
わせて変化させて、ライトガイドファイババンドル2の
入射端面2aとの間の距離eを任意に調整することがで
きる。
関連処理(S3)の制御処理フロー図を示しており、ハ
ードウェアは、第3の実施例の図5、図6及び図7と同
じであり、図9に示されるメインプログラムも同じであ
る。
れたメモリ10に、照明光収束レンズ22の位置(即
ち、距離e)を示すデータを格納しておく。その値はそ
の内視鏡のライトガイドファイババンドル2の入射端面
2aの直径dに対応して設定され、例えばe=−5mm
〜+4mmの範囲である。
理と今回の処理との間にコネクタ1が接続されたかどう
かを判定し、その間にコネクタ1が接続されていなけれ
ばそのまま終了して次のランプ関連処理に移行する(S
21)。
0から照明光収束レンズ22の位置データを読み込み
(S22)、照明光収束レンズ22をそのデータの位置
に移動させるようにステップモータ251を駆動する。
続される内視鏡のライトガイドファイババンドル2の太
さ又は内視鏡の機種に対応して、入射端面2aに対する
照明光線束の収束位置が自動調整される。
のではなく、例えば固体撮像素子を用いて観察像の伝送
を電子信号により行ういわゆる電子内視鏡や硬性内視鏡
などに適用してもよい。
れた照明光線束の収束位置とライトガイドファイババン
ドルの入射端面との位置関係をライトガイドファイババ
ンドルの太さ又は内視鏡の機種に対応して最適の状態に
セットすることができるので、細径内視鏡には最大限に
明るい照明光束を供給し、太径内視鏡には観察範囲を火
傷させない程度の適度な照明光束を供給することができ
る。また、光源ランプの交換等によって光源の明るさが
極端に変わったような場合にも、内視鏡に対する照明光
束の供給を最適状態に設定することができる。
ある。
ク図である。
面略示図である。
る。
ー図である。
図である。
ある。
ババンドルの入射端面との位置関係を説明する略示図で
ある。
ババンドルの入射端面との位置関係による入射光束の変
化を説明する線図である。
Claims (5)
- 【請求項1】内視鏡の照明用ライトガイドファイババン
ドルの入射端が配置されたコネクタを上記ライトガイド
ファイババンドルに照明光を入射させるための光源ラン
プが内蔵された光源装置に対して挿脱自在に設けた内視
鏡の照明装置において、 上記光源ランプから放射された照明光線束の収束位置と
上記ライトガイドファイババンドルの入射端面との位置
関係を上記ライトガイドファイババンドルの太さ又は内
視鏡の機種に対応して変えられるようにしたことを特徴
とする内視鏡の照明装置。 - 【請求項2】上記コネクタにおいて、上記ライトガイド
ファイババンドルの入射端面と上記光源装置に対する当
接面との間の距離が、ライトガイドファイババンドルの
太さ又は内視鏡の機種に応じて変えてある請求項1記載
の内視鏡の照明装置。 - 【請求項3】上記光源装置において、上記コネクタが当
接される当て付け面が、上記照明光線束の収束位置との
距離を変えて複数設けられている請求項1記載の内視鏡
の照明装置。 - 【請求項4】上記光源装置において、上記照明光線束の
収束位置が可変である請求項1記載の内視鏡の照明装
置。 - 【請求項5】上記照明光線束の収束位置と上記ライトガ
イドファイババンドルの入射端面との位置関係が上記ラ
イトガイドファイババンドルの太さ又は内視鏡の機種に
対応して自動的に変化する請求項1又は4記載の内視鏡
の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23092494A JP3581399B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 内視鏡の照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23092494A JP3581399B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 内視鏡の照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0894943A true JPH0894943A (ja) | 1996-04-12 |
JP3581399B2 JP3581399B2 (ja) | 2004-10-27 |
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ID=16915421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23092494A Expired - Fee Related JP3581399B2 (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 内視鏡の照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3581399B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007021002A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Pentax Corp | 立体照明内視鏡システム |
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CN105286763A (zh) * | 2015-11-11 | 2016-02-03 | 沈阳理工大学 | 一种电子宫腔镜照明系统 |
WO2019202860A1 (ja) * | 2018-04-18 | 2019-10-24 | ソニー株式会社 | 医療用システム、接続構造、及び接続方法 |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP23092494A patent/JP3581399B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4714521B2 (ja) * | 2005-07-20 | 2011-06-29 | Hoya株式会社 | 立体照明内視鏡システム |
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EP3782532A4 (en) * | 2018-04-18 | 2021-06-02 | Sony Corporation | MEDICAL SYSTEM, CONNECTION STRUCTURE, AND CONNECTION METHOD |
JPWO2019202860A1 (ja) * | 2018-04-18 | 2021-06-24 | ソニーグループ株式会社 | 医療用システム、接続構造、及び接続方法 |
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---|---|
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