JP2002134290A - 光源装置 - Google Patents

光源装置

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JP2002134290A
JP2002134290A JP2000327521A JP2000327521A JP2002134290A JP 2002134290 A JP2002134290 A JP 2002134290A JP 2000327521 A JP2000327521 A JP 2000327521A JP 2000327521 A JP2000327521 A JP 2000327521A JP 2002134290 A JP2002134290 A JP 2002134290A
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light source
lamp
switch
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Keiji Handa
啓二 半田
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンセントから抜けた電源コードを、再度コ
ンセントを差し込むことにより補助ランプでメインラン
プが再点灯するまで照明を可能にする光源装置を提供す
る。 【解決手段】 光源装置4の前面のスイッチボタン31
をONすると、スイッチリンク35を介してパワースイ
ッチ36がONし、電源部23からの点灯用電源でメイ
ンランプ25が点灯し、光学レンズ系26を経て内視鏡
側に照明光が供給されるようになると共に、検知手段3
8によりパワースイッチONを検知した信号がCPUユ
ニット24のメモリ24aに格納され、この状態で電源
コード33のプラグが商用電源コンセント34から不意
に外れ、再びプラグが商用電源コンセント34に接続さ
れると、メモリ24aの情報によりCPUはモータ43
を回転させて補助ランプ45を照明光路中に設定して、
メインランプ25を再点灯が可能な温度まで冷却される
時間まで補助ランプ45による照明光で内視鏡検査を行
えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡側に照明光を
供給する光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光源装置として例えば特開平6−
339460号公報がある。ランプユニットで発生した
照明光は光学ユニットを介して出射され、光源装置に装
着される内視鏡のライトガイドに照明光が供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の水銀を含有した
放電型ランプ(メタルハライドランプ、水銀ランプ等)
を使用していた光源装置では、例えば商用電源のコンセ
ントから電源コードのプラグが不意に抜け、再度商用電
源のコンセントにプラグを差し込んだ時、ランプは充分
な冷却がなされないので点灯までに多くの時間がかかっ
ていた。
【0004】(発明の目的)本発明は、上記不具合を解
消するため、コンセントから抜けた電源コードを、再度
コンセントを差し込んだ場合、速やかに内視鏡検査のた
めの補助照明光を内視鏡側に供給可能とする光源装置を
提供することを目的とする。
【0005】また、メインランプが再点灯可能な時間の
後には、補助ランプを退避させ、メインランプを点灯さ
せてメインランプによる照明光を内視鏡側に供給可能と
する光源装置を提供することも目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】メインランプの照明光を
光学系で内視鏡側の照明光学系に集光させ、更に、メイ
ンランプの代わりに補助ランプの補助照明光を内視鏡側
の照明光学系に集光可能とする光源装置において、光源
装置に電源の供給/切断の指示操作をするスイッチと、
前記スイッチがON状態で、商用電源からの電源の遮断
状態の情報を記憶する記憶手段と、再度商用電源からの
電源が供給された場合に、前記記憶手段の情報により補
助ランプによる補助照明光を内視鏡側の照明光学系に供
給する制御を行う制御手段と、を備えたことにより、前
記スイッチがON状態で、商用電源から電源が遮断され
た後、再度商用電源からの電源が供給された場合には、
記憶手段に記憶された情報により補助ランプによる補助
照明光を内視鏡側の照明光学系に供給し、速やかに内視
鏡検査が可能な状態に設定できるようにしている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図4は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた内
視鏡システムの全体構成を示し、図2は光源装置の構成
を示し、図3は光源装置におけるスイッチリンクの切り
欠き付近を拡大して示し、図4は図3のA−A線断面を
示す。
【0008】図1に示すように、内視鏡システム1は、
例えば体腔内の観察及び処置を行う例えば光学式の内視
鏡2と、この内視鏡2に着脱自在に装着される(図示し
ない撮像手段を内蔵した)TVカメラ3と、内視鏡2に
照明光を供給する第1の実施の形態の(内視鏡用)光源
装置4と、TVカメラ3の撮像手段に対する信号処理を
行うビデオプロセッサ(又はカメラコントロールユニッ
ト)5と、このビデオプロセッサ5から出力される映像
信号を表示するモニタ6とから構成される。
【0009】なお、図1では撮像手段を内蔵し、撮像手
段で撮像した内視鏡画像をモニタ6で表示する電子式の
内視鏡システム1の構成を示しているが、図1におい
て、内視鏡2と、光源装置4とで内視鏡診断或いは内視
鏡検査を行う内視鏡システムを構成することもできる。
【0010】内視鏡2は細長の挿入部7と、この挿入部
7の基端側の端部に形成された操作部(把持部)8と、
この操作部8の基端(後端)に設けられた接眼部9と、
操作部8の側部から延出されたライトガイドケーブル1
0とを有する。
【0011】このライトガイドケーブル10の端部には
ライトガイド口金11が設けてあり、このライトガイド
口金11は本実施の形態の形態の光源装置4のアウトプ
ットコネクタ12に着脱自在で接続される。この光源装
置4から供給される照明光は、内視鏡2の照明光学系を
構成するライトガイドケーブル10及び内視鏡2の挿入
部7内のライトガイドを介して挿入部7の先端側に導光
され、先端部13の照明窓14から出射され、体腔内の
患部等の被写体を照明する。
【0012】照明された被写体は先端部13における照
明窓14に隣接して設けた観察窓15に取り付けた図示
しない対物光学系により被写体像が結ばれる。被写体像
が結ばれる位置には図示しないイメージガイドの先端面
が配置され、このイメージガイドにより、接眼部9側の
端面に伝送される。
【0013】そして、接眼部9に設けた図示しない接眼
光学系を介して観察・診断ができるようになっている。
また、この接眼部9にTVカメラ3のカメラヘッド16
が装着された場合には、カメラヘッド16の結像光学系
を経てTVカメラヘッド16のCCD等の撮像素子に光
学像が結像され、撮像素子により光電変換される。
【0014】この撮像素子はTVカメラヘッド16から
延出されたカメラケーブル17内の信号線と接続されて
おり、カメラケーブル17の端部に設けた電気コネクタ
18はビデオプロセッサ5の電気コネクタ受け19に着
脱自在で接続することができる。
【0015】そして、撮像素子で撮像された撮像信号は
ビデオプロセッサ5により映像信号に変換され、この映
像信号はモニタ6に出力され、モニタ6の表示面には内
視鏡画像が表示される。
【0016】本実施の形態の光源装置4は図2に示すよ
うな構成である。
【0017】光源装置4は、前面にフロントパネル21
が設けられた筐体22内に電源部23,CPUユニット
24、水銀ランプ等、放電タイプのメインランプ25及
び光学レンズ系26等を内蔵している。
【0018】更に、筐体22の裏面には、冷却ファン2
7及び商用電源を供給するためのインレット28が設け
られている。また筐体22の底面には冷却孔29が設け
られている。フロントパネル21には、アウトプットコ
ネクタ12及び電源のON/OFFの指示操作を行うス
イッチボタン31が設けられている。
【0019】メインランプ25から発せられた光は、凹
面状のリフレクタ32で反射集光され、光学レンズ系2
6を通り、アウトプットコネクタ12に装着されるライ
トガイド口金11に再度集光されるようになっている。
ライトガイド口金11に集光された光はライトガイドケ
ーブル10を経て、被写体側に照射される。
【0020】インレット28に接続した電源コード33
の先端のプラグを商用電源コンセント34に接続し、ス
イッチボタン31を押すと、スイッチリンク35を介し
て電源部23に設けたパワースイッチ36が押圧され、
電源部23は光源装置4内の各部に電源を供給する動作
状態になる。
【0021】スイッチリンク35は板金または樹脂等で
(前端と後端部分以外は)断面が略L字形状でスイッチ
ボタン31とその後方に対向するパワースイッチ36と
の間に長細に配置され、前後に所定距離だけ移動自在に
配置されている。つまり、このスイッチリンク35には
前後方向に長溝が設けてあり、かつ長溝には筐体22の
底面から突出したピンが係入され、ピンが長溝内で前後
に所定距離移動自在となっている。
【0022】また、このスイッチリンク35は前端と後
端との間の部分を切り欠いて、切り欠き部37が形成さ
れ、この切り欠き部37の前端付近に検知手段38を構
成する例えば光学センサが配置されている。この切り欠
き部37に配置した検知手段38にはスイッチリンク3
5の(切り欠かれていない)前端側の凸片35aが近接
して対向している。そして、検知手段38により、スイ
ッチリンク35の凸片35aを介してスイッチボタン3
1のON/OFFを検出するようにしている。
【0023】図3はスイッチボタン31及び検知手段3
8付近の構成を拡大して示す。また、図3のA−A線断
面を図4に示す。図3及び図4に示すように検知手段3
8には凸片35aを収納可能とする凹部39が設けてあ
り、かつこの凹部39を挟む上下の壁部には例えば発光
素子41aと受光素子41bとを対向するように取り付
けてフォトインタラプタを形成し、凸片36aによる遮
光の有無の状態で、スイッチボタン31のON/OFF
の位置を検知できるようにしている。
【0024】つまり、発光素子41aの光を受光素子4
1bで受光する状態に設定することにより、スイッチボ
タン31を押圧操作しない状態と、スイッチボタン31
を押圧操作して凸片35aを凹部39内に入れて発光素
子41aの光を遮光する状態とを検知できるようにして
いる。この検知手段38はその検知信号をCPUユニッ
ト24の内部のCPUに出力する。
【0025】CPUユニット24内のCPUは検知信号
の2値レベルの信号状態を、CPUユニット24内のフ
ラッシュメモリ等の不揮発性で電気的に書き換えが可能
なメモリ24aに格納する。例えば、検知信号が“H”
或いは“L”レベルにより、スイッチボタン31のON
/OFFを検知し、メモリ24aに“1”或いは“0”
の情報を記憶する。
【0026】そして、スイッチボタン31がOFFにさ
れることなくONの状態で、商用電源の供給が停止さ
れ、かつ再び商用電源が供給された場合には、CPUユ
ニット24のCPUはメモリ24aに格納された情報か
ら、スイッチボタン31がONの状態で商用電源が遮断
されて、再び商用電源が供給されたことを検知し、以下
に説明するモータ43を回転させて補助ランプ45を照
明光路中に設置し、この補助ランプ45を点灯させるよ
うに制御動作を行う。
【0027】図2に示すように光学レンズ系26の間に
は、モータ43で回転可能な透明部材からなるターレッ
ト44が回転自在に配置され、このターレット44上で
光学レンズ系26と反対側の位置には補助ランプ45が
取り付けられている。
【0028】そして、スイッチボタン31或いはパワー
スイッチ36がON状態で、(電源コード33のプラグ
が商用コンセント34から不意に外れたり等して)パワ
ースイッチ36がOFFされることなく商用電源が供給
されないOFF状態にされ、再び(電源コード33のプ
ラグが商用コンセント34に接続されて)ON状態にさ
れた場合には、CPUユニット24のCPUはモータ4
3を回転させて補助ランプ45を光学レンズ系26の照
明光路内に配置し、補助ランプ45に点灯用の電源を供
給して点灯させるように制御することが特徴となってい
る。
【0029】また、CPUユニット24のCPUはパワ
ースイッチ36がON状態で、商用電源が遮断されて再
び商用電源が供給されると、上述のように補助ランプ4
5で補助照明光を内視鏡側に供給すると共に、図示しな
いカウンタで基準クロックを計数したり、図示しないタ
イマを起動させる等して、メインランプ25を再点灯が
可能となるまで冷却させるのに要する時間を計り、その
時間の経過後にはCPUはモータ43を駆動してターレ
ット44を半回転させて補助ランプ45を照明光路から
退避させ(かつ補助ランプ45への点灯用電源を遮断さ
せ)、また電源部23からメインランプ25に点灯用電
源を供給させるように制御動作を行うことも特徴となっ
ている。
【0030】次にこのような構成の本実施の形態の動作
を説明する。内視鏡検査を行う場合には、図2に示すよ
うに光源装置4のインレット28に接続した電源コード
33のプラグを商用電源コンセント34に接続し、かつ
アウトプットコネクタ12に内視鏡2のライトガイド口
金11を接続し、スイッチボタン31を押してONにす
る。
【0031】スイッチボタン31を押すことにより、光
源装置4の内部のスイッチリンク35が押圧されて後方
側に移動し、電源部23のパワースイッチ36がONと
なる。そして、商用電源からの交流電源が電源部23に
供給され、電源部23は内部のトランス、整流回路や安
定化電源回路により光源装置4内の各部に供給する直流
電源を生成し、CPUユニット24等に動作用の直流電
源を供給する。
【0032】そして、CPUユニット24が動作状態に
なると、CPUはメモリ24aに格納された検知信号の
情報(具体的にはビットが0か1)を検知する。この場
合には、検知信号の情報は“L”に対応したビットが0
であり、正常に終了された状態で、光源装置4の電源が
投入されたと判断する。
【0033】そして、CPUは電源部23からメインラ
ンプ25に点灯用の電源を供給するように制御する。そ
して、メインランプ25が点灯し、そのメインランプ2
5の照明光は光学レンズ系26を経て集光されてライト
ガイド口金11に供給され、さらにライトガイドの先端
から伝送された照明光が被写体側に出射され、内視鏡2
による検査ができるようになる。
【0034】また、CPUユニット24のCPUは、上
記メモリ24aからの検知信号の読み出しによる初期処
理を行った後、検知手段38による検知信号を適宜の時
間間隔や割り込み等で受け付ける状態になり、その検知
信号をメモリ24aに格納する。この場合には初期状態
で格納されていたビット0の情報は“H”レベルに対応
したビット1に変更される。
【0035】内視鏡検査中に、誤って電源コード33を
引っ張る等してプラグを商用電源コンセント34から外
してしまうと、商用電源が供給されない状態になるの
で、メインランプ25が消灯してしまう。再度商用電源
が供給されるように、電源コード33のプラグを商用電
源コンセント34に接続する。
【0036】すると、電源部23には再び商用電源が供
給され、この電源部23はCPUユニット24にその動
作用の直流電源を供給する。すると、CPUユニット2
4のCPUはメモリ24aに格納された検知信号の情報
を読み出す。この場合には、メモリ24aに格納された
情報はビットが1であり、正常に終了されなかったと判
断して、補助ランプ45で照明を行うように制御動作を
行う。
【0037】つまり、CPUはモータ43に駆動信号を
送り、モータ43によりターレット44を半回転させ
て、補助ランプ45を照明光路中に移動設定する。そし
て、CPUは電源部23を制御し、この補助ランプ45
に点灯用電源を供給させ、この補助ランプ45を点灯さ
せる。
【0038】そして、この補助ランプ45による光が光
学レンズ系26を経てライトガイド口金11に供給さ
れ、、補助ランプ45による補助照明光で被写体が照明
される。従って、補助ランプ45により、内視鏡検査を
短い中断のみで、速やかに続行することができる。
【0039】メインランプ25が充分に冷却するに要す
る冷却時間(約1分)の後、CPUユニット24のCP
Uはその時間をカウンタ或いはタイマの出力で検知し、
冷却時間を過ぎると、CPUは電源部23にメインラン
プ25を点灯させる制御信号を送り、メインランプ25
を点灯させる。点灯と同時にモータ43が駆動され、タ
ーレット44を半回転して補助ランプ45を光路中から
待避した位置に設定し、かつ補助ランプ45を消灯させ
る。これにより、再度メインランプ25からの照明光が
被写体に供給され、より明るい照明光で内視鏡検査を行
うことができるようになる。
【0040】なお、内視鏡検査を終了して、スイッチボ
タン31を操作してOFFにすると、その際の検知手段
38によるOFFを検知した検知信号がCPUユニット
24のCPUに割り込みで入力され、CPUは速やかに
メモリ24aにビット0を書き込み、その後にCPUユ
ニット24への直流電源はゼロに下降する。従って、こ
の場合には、次に光源装置4のスイッチボタン31を操
作してONにした場合には、動作説明の最初の部分で説
明した様に動作する。
【0041】本実施の形態は以下の効果を有する。
【0042】電源コード33のプラグを誤って内視鏡検
査中に商用電源コンセント34から外してしまい、再度
プラグを商用電源コンセント34に接続した場合には、
補助ランプ45を光路中に移動して速やかに点灯させ
て、内視鏡検査が可能な状態に設定できる。
【0043】また、補助ランプ45による照明の後、メ
インランプ25を再点灯が可能な時間の後には、メイン
ランプ25を再点灯させて、明るい照明で続けて内視鏡
検査ができる照明状態に設定できると共に、補助ランプ
45を光路中から退避させることができる。
【0044】従って、電源コード33のプラグを誤って
内視鏡検査中に商用電源コンセント34から外してしま
い、再度プラグを商用電源コンセント34に接続した場
合には、短い中断のみで内視鏡検査を引き続いて行うこ
とができる。このため、使い勝手の良い光源装置を実現
できる。
【0045】なお、上述の説明では検知手段38による
パワースイッチ(或いはスイッチボタン)ONの検知信
号を適宜の時間間隔でメモリ24aに格納すると説明し
たが、インレット28に入力される商用電源の遮断を検
知して、そのタイミングに検知手段38で検出されたパ
ワースイッチ(或いはスイッチボタン)ONの検知信号
をメモリ24aに格納するようにしても良い。
【0046】なお、上述の説明では検知手段38による
検知情報を電気的な記憶手段としてのメモリ24aに記
憶させるようにしているが、機械的な記憶手段に記憶す
るようにしても良い。
【0047】また、補助ランプ45を点灯させた場合に
は、メインランプ25を再点灯が可能な冷却時間の経過
後には、メインランプ25を再点灯させるようにしてい
るが、メインランプ25付近に温度センサを設け、この
温度センサの検知出力により、メインランプ25を再点
灯が可能な温度に達したことを検知した後に、補助ラン
プ45の退避やメインランプ25を再点灯させる制御動
作を行うようにしても良い。
【0048】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図5を参照して説明する。本実施の形態は
第1の実施の形態における検知手段38として使用した
フォトインタラプタをフォトリフレクタ51に変更した
ものである。また、図5は図3のA−A線断面によるス
イッチリンク35及び検知手段38の構造を示してい
る。
【0049】図5に示すように検知手段38の底面には
発光素子50aと受光素子50bからなるフォトリフレ
クタ51が配置されている。この場合、発光素子50a
と受光素子50bが配置された位置より下方側を(スイ
ッチボタン31のON/OFFにより)スイッチリンク
35の凸片35aが進退する。
【0050】また、この場合には、凸片35aはその上
表面が反射する部材で形成されている。そして、スイッ
チボタン31がOFFの状態では受光素子50bには発
光素子50aの光が入射しないが、スイッチボタン31
がONされて凸片35aが発光素子50aと受光素子5
0bの下側に対向する状態になると、受光素子50bに
は発光素子50aの光が凸片35aで反射して入射され
るようになり、スイッチボタン31のONを検知できる
ようにしている。その他の構成は第1の実施の形態と同
様であり、その作用効果は第1の実施の形態と同様であ
る。
【0051】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図6を参照して説明する。筐体22の底面
に設けられた冷却孔29から筐体22内に空気を導入
し、冷却ファン27で筐体22内の暖められた空気を筐
体22外に強制的に排出するようになっている。
【0052】ここで、冷却ファン27から排出された暖
かい空気が冷却孔29に回り込まないように筐体22の
後方壁面から光源装置4を載置する机上52に向かって
隔壁部53を下方に突設し、冷却ファン27からの暖か
い空気(が机上52側に回り込んで筐体22の底面の冷
却孔29に入るの)を遮断するようにしている。
【0053】その他は第1の実施の形態と同様である。
本実施の形態によれば、光源装置4内を効率良く冷却す
ることができる。その他は第1の実施の形態と同様の効
果を有する。
【0054】[付記] 1.メインランプの照明光を光学系で内視鏡側の照明光
学系に集光させ、更に、メインランプの代わりに補助ラ
ンプの補助照明光を内視鏡側の照明光学系に集光可能と
する光源装置において、光源装置に電源の供給/切断の
指示操作をするスイッチと、前記スイッチがON状態
で、商用電源からの電源の遮断状態の情報を記憶する記
憶手段と、再度商用電源からの電源が供給された場合
に、前記記憶手段の情報により補助ランプによる補助照
明光を内視鏡側の照明光学系に供給する制御を行う制御
手段と、を備えたことを特徴とする光源装置。
【0055】2.前記電源の供給/切断の指示操作を行
う前記スイッチがON状態になった時、前記スイッチの
状態を検知し、前記記憶手段にその情報を記憶させる検
知手段を設けた事を特徴とする付記1記載の光源装置。 3.前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された情報に
基づき補助ランプのよる補助照明光を内視鏡側の照明光
学系に供給した後、メインランプを再点灯可能とする期
間の後に、前記補助ランプを移動し、前記メインランプ
に点灯用電源を供給する制御を行うことを特徴とする付
記1記載の光源装置。
【0056】4.前記記憶手段は不揮発性で電気的に書
き換えが可能なメモリである付記1記載の光源装置。 5.前記検知手段は前記スイッチの操作で移動する移動
部材の位置を光学的に検知する光学センサである付記1
記載の光源装置。 6.前記制御手段は、前記記憶手段に記憶された情報に
基づき補助ランプのよる補助照明光を内視鏡側の照明光
学系に供給した後、メインランプを再点灯可能とする温
度に達したことを検知した後に、前記補助ランプを移動
し、前記メインランプに点灯用電源を供給する制御を行
う付記1記載の光源装置。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、メ
インランプの照明光を光学系で内視鏡の照明光学系に集
光させ、更に、メインランプの代わりに補助ランプの補
助照明光を内視鏡側の照明光学系に集光可能とする光源
装置において、光源装置に電源の供給/切断の指示操作
をするスイッチと、前記スイッチがON状態で、商用電
源からの電源の遮断状態の情報を記憶する記憶手段と、
再度商用電源からの電源が供給された場合に、前記記憶
手段の情報により補助ランプによる補助照明光を内視鏡
側の照明光学系に供給する制御を行う制御手段と、を備
えているので、前記スイッチがON状態で、商用電源か
ら電源が遮断された後、再度商用電源からの電源が供給
された場合には、記憶手段に記憶された情報により補助
ランプによる補助照明光を内視鏡側の照明光学系に供給
し、速やかに内視鏡検査が可能な状態に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた内視鏡シス
テムの全体構成図。
【図2】光源装置の構成を示す配置図。
【図3】光源装置におけるスイッチボタン及び検知手段
付近を拡大して示す図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態における検知手段付
近の断面図。
【図6】本発明の第3の実施の形態の光源装置の底面付
近等を示す図。
【符号の説明】
1…内視鏡システム 2…内視鏡 3…TVカメラ 4…光源装置 5…ビデオプロセッサ 6…モニタ 7…挿入部 9…接眼部 10…ライトガイドケーブル 11…ライトガイド口金 12…アウトプットコネクタ 16…カメラヘッド 21…フロントパネル 22…筐体 23…電源部 24…CPUユニット 24a…メモリ 25…メインランプ 26…光学レンズ系 27…冷却ファン 28…インレット 29…冷却孔 31…スイッチボタン 33…電源コード 34…商用電源コンセント 35…スイッチリンク 36…パワースイッチ 38…検知手段 39…凹部 41a…発光素子 41b…受光素子 43…モータ 44…ターレット 45…補助ランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインランプの照明光を光学系で内視鏡
    側の照明光学系に集光させ、更に、メインランプの代わ
    りに補助ランプの補助照明光を内視鏡側の照明光学系に
    集光可能とする光源装置において、 光源装置に電源の供給/切断の指示操作をするスイッチ
    と、 前記スイッチがON状態で、商用電源からの電源の遮断
    状態の情報を記憶する記憶手段と、 再度商用電源からの電源が供給された場合に、前記記憶
    手段の情報により補助ランプによる補助照明光を内視鏡
    側の照明光学系に供給する制御を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする光源装置。
  2. 【請求項2】 前記電源の供給/切断の指示操作を行う
    前記スイッチがON状態になった時、前記スイッチの状
    態を検知し、前記記憶手段にその情報を記憶させる検知
    手段を設けた事を特徴とする請求項1記載の光源装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れた情報に基づき補助ランプのよる補助照明光を内視鏡
    側の照明光学系に供給した後、メインランプを再点灯可
    能とする期間の後に、前記補助ランプを移動し、前記メ
    インランプに点灯用電源を供給する制御を行うことを特
    徴とする請求項1記載の光源装置。
JP2000327521A 2000-10-26 2000-10-26 光源装置 Withdrawn JP2002134290A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006055408A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Pentax Corp 内視鏡光源装置
JP2008103091A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Iwasaki Electric Co Ltd 高圧放電灯点灯装置
JP2010057624A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Olympus Corp 光源装置

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