JP2010057624A - 光源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】防塵フィルタを設けずに光学部品へのホコリ等の付着を防止でき、かつ、主光源ランプの冷却効率がよい内視鏡用光源装置を提供することにある。
【解決手段】隔壁16によって筐体2の内部を第1室内46Aと第2室内46Bに仕切り、第2室内46Bに集光レンズ28及びターレット29を配置する。第1室内46Aに導入される強制冷却流は隔壁16によって、第2室内46Bへの導入が制限される。これにより、防塵フィルタを用いなくても集光レンズ28、非常灯33等に強制冷却流と伴に筐体2の内部に導入されるホコリ等が付着しにくくなる。また、扉26の内面に突起部100を設け、扉26を閉じた際、突起部100によってランプユニット20と扉26の間の空間が埋められる。これにより、強制冷却流が冷却したい主光源ランプ21及びヒートシンク22を効率的に冷却することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、内視鏡のライトガイドに照明光を供給する光源装置に関する。
一般に内視鏡用の光源装置では光源ランプ(照明ランプ)や電源等により発生する熱を放熱する必要がある。通常は冷却ファンにより装置外部から装置内に大気(空気)からなる強制冷却流を導き、光源ランプや電源等からの熱を放熱する。しかし、強制冷却流が装置内に導かれると、同時に装置外部のホコリ等が装置内に導かれ、装置内の光学部品にホコリ等が付着する。これにより、光源ランプからの照明光の強度が低下する可能性がある。
特許文献1では、装置外部から装置内に導かれる強制冷却流の吸気口を複数有し、それぞれの吸気口に対して着脱自在な防塵フィルタを設けた光源装置が開示されている。防塵フィルタにより、装置外部から装置内にホコリ等が導かれるのを防止している。
また、特許文献2では別の光源装置が示されている。この光源装置は、主光源ランプとヒートシンクから構成されるランプユニットを精度の高い位置決め状態で簡単にランプハウス内に取り付けることができる。これにより、主光源ランプ交換作業の作業性が向上する。
特開2004−283484号公報 特開2001−33709号公報
上記特許文献1の光源装置では、防塵フィルタにより装置内へのホコリ等の侵入は防止することができるが、防塵フィルタの交換の判断は光源ランプの温度上昇のみによって行われる。しかし、光源ランプの温度上昇の原因が防塵フィルタの目詰まりによるものか、あるいは、それ以外の諸要因によるものであるかは実際に判別が難しい。また、防塵フィルタの目詰まり時には防塵フィルタの交換が必要となり、使用者には確実なメンテナンスが要求される。
上記特許文献2の光源装置では、主光源ランプ交換作業の作業性は向上するが、強制冷却流の一部は、主光源ランプ及びヒートシンク周辺を通らず、ランプユニットとランプ交換用扉の間の空間を迂回してしまう。これにより、主光源ランプの冷却効率が大きく損なわれる。
本発明は上記課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、防塵フィルタを設けずに光学部品へのホコリ等の付着を防止でき、かつ、主光源ランプの冷却効率がよい光源装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、光源装置の筐体内に形成されたランプハウスと、前記ランプハウスに着脱可能に取り付けられ、照明光を発生する光源ランプと前記光源ランプの外周を覆う放熱用のヒートシンクとを組み付けたランプユニットと、前記筐体に設けられ、前記ランプユニットの着脱用の開口部を開閉するランプ交換用扉と、前記光源ランプからの出射光を集光する光学部品と、前記筐体内に強制冷却流を通風させる冷却ファンと、前記光源ランプの異常時に前記光源ランプの光路上に配置され、照明光を発生する非常灯と、を備える光源装置であって、前記筐体内に前記強制冷却流を通風させる第1の室内と、前記強制冷却流を通風させない第2の室内とに仕切る隔壁を設け、少なくとも前記非常灯と前記光学部品とを前記第2の室内に配設したことを特徴とする光源装置である。
そして、請求項1の発明の光源装置では、装置の筐体内部に隔壁を設け、隔壁によって光学部品及び非常灯が配設される第2の室内を第1の室内と分離している。このため、隔壁によって、第1の室内に導入される強制冷却流が第2の室内に導入されるのを防止し、第2の室内に配設される光学部品及び非常灯は自然空冷される。これにより、防塵フィルタを用いなくても光学部品及び非常灯に強制冷却流と伴に装置内部に導入されるホコリ等が付着しにくくなり、主光源ランプの照明光の強度が低下を防止することができる。
請求項2の発明は、前記光源装置は、前記非常灯を前記光源ランプの光路上に配置される使用位置と、前記使用位置から外れた退避位置とに移動される非常灯移動手段を有し、前記非常灯移動手段は、前記光源ランプの異常時に、前記非常灯が前記光源ランプの光路上に配置される動作を制御する制御部と、前記非常灯が前記光源ランプの光路上に配置される動作時に、前記強制冷却流の一部を前記非常灯に導く導風手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の光源装置である。
そして、請求項2の発明の光源装置では、非常灯が主光源ランプの光路上に配置された状態において、強制冷却流の一部を非常灯に導く導風手段を備える。これにより、発熱量の大きい非常灯を用いた場合でも、非常灯を有効に冷却することができる。
請求項3の発明は、前記ランプ交換用扉は、前記ランプユニットが前記ランプハウスに取り付けられ、かつ、前記ランプ扉を閉じた状態において、前記ランプユニットと前記ランプ交換用扉の間の空間を埋める突起部を有することを特徴とする請求項1に記載の光源装置である。
そして、請求項3の発明の光源装置では、ランプ交換用扉に突起部を設け、ランプ交換用扉を閉じた際、突起部によってランプユニットとランプ交換用扉の間の空間が埋められる。これにより、強制冷却流が冷却したい主光源ランプ及びヒートシンクを迂回するのを防止することができ、主光源ランプ及びヒートシンクを効率的に冷却することができる。
請求項4の発明は、前記筐体は、第1の室内に強制冷却流を導入する吸気口及び前記第1の室内から外部へ排出する排気口が前記光源ランプからの照明光が出射される照明光出射部が配置されている面とは異なる面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置である。
そして、請求項4の発明の光源装置では、強制冷却流の吸気口及び排気口が、筐体の主光源ランプからの照明光出射部が配置されている面とは異なる面に設けられている。これにより、光源装置の使用者、患者等が装置から排出される強制冷却流の熱を感知することがなく操作を行うことができる。
本発明によれば、防塵フィルタを設けずに光学部品へのホコリ等の付着を防止でき、かつ、主光源ランプの冷却効率がよい光源装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態について図1乃至図12を参照して説明する。図1(a)(b)は本実施形態の内視鏡用光源装置1の外観を示した図である。
図1(a)(b)に示すように、内視鏡用光源装置1の筐体2はフロントパネル3を有する。フロントパネル3は主電源スイッチ4、操作部5及びライトガイドコネクタ6を有する。ライトガイドコネクタ6には内視鏡のライトガイド(図示しない)が接続される。
図2は内視鏡用光源装置1の筐体の内部構造を示した図である。図2に示すように、内視鏡用光源装置1の筐体2の内部には、ランプハウス10、電源装置11、制御装置12、ポンプ13、光学部品14、冷却ファン15A、15B及び隔壁16等が設けられている。ランプハウス10には、主光源ランプ21を有するランプユニット20が着脱可能に装着されている。
ランプユニット20がランプハウス10に取り付けられた状態において、主光源ランプ21は電源装置11と接続されている。主光源ランプ21は電源装置11から電力の供給を受けて、フロントパネル3側の方向(図2において下方向)に照明光を出射する。なお、電源装置11はフロントパネル3の主電源スイッチ4と接続されている。
図1(a)に示すように、内視鏡用光源装置1の筐体2の一側面には、ランプ交換用の開口部25が形成され、その開口部25を塞ぐように扉26が設けられている。開口部25は、ランプハウス10の側面と対応する位置に配置されている。筐体2には、この開口部25を開閉するための金属製の扉26が取り付けられる。開口部25からランプユニット20が図1(a)中の矢印aで示す方向に挿脱され、ランプユニット20から主光源ランプ21が取り出され交換される。
制御装置12はフロントパネル3の操作部5と接続されていて、内視鏡用光源装置1全体を制御している。ポンプ13は内視鏡による体腔内等の観察時に送気や送水等を行う。
ランプハウス10のフロントパネル3側(図2において下側)には、隔壁16を介在させて、光学部品14が配設されている。光学部品14は集光レンズ28及びターレット29を有する。主光源ランプ21から出射された照明光は隔壁16の開口47を介して集光レンズ28により集光及び調整され、ライトガイドコネクタ6に導光される。
ターレット29はランプハウス10と集光レンズ28の間に配設されている。ターレット29とランプハウス10の間には隔壁16が配設されている。ターレット29の同一の円周上には、図3(a)(b)に示すように非常灯33、円形開口部34、減光フィルタ35及び赤外線吸収フィルタ36が周方向に沿って等間隔に配置されている。非常灯33は、主光源ランプ21からの出射光がなんらかの原因で光量が低下したり消灯したりした場合等の主光源ランプの異常時に、補助光を出射する。円形開口部34では主光源ランプ21からの出射光はそのまま通過する。減光フィルタ35は必要に応じて主光源ランプ21からの出射光の光量を調整するよう制御されている。赤外線吸収フィルタ36は主光源ランプ21からの出射光中の赤外線を吸収して出射光を調整するものである。
ターレット29の中心部には支柱37aで支持されたモータ37が配設されている。図10に示すようにモータ37は制御装置12に接続されている。制御装置12に制御され、モータ37が駆動することで、ターレット29は図2のX軸を中心に回転可能となる。ターレット29が回転することにより、非常灯33、円形開口部34、減光フィルタ35、赤外線吸収フィルタ36のいずれか1つが、必要に応じて主光源ランプ21からの出射光の光軸上に配置される。
内視鏡用光源装置1の筐体2の内部には少なくとも1つ(本実施形態では2つ)の冷却ファン15A、15Bが配設されている。冷却ファン15Aはランプハウス10と対応する位置に配置され、冷却ファン15Bは電源装置11と対応する位置に配置される。また、図2に示すように、内視鏡用光源装置1の筐体2の開口部25と反対側の側面には吸気口40が、背面には排気口41が設けられている。冷却ファン15A、15Bによって、強制冷却流が吸気口40から内視鏡用光源装置1の筐体2の内部に導入され、排気口41から筐体2の外部に排出される。筐体2の内部に導入される強制冷却流によって冷却流路中に配置された発熱量の大きいランプユニット20、電源装置11、制御装置12及びポンプ13等が冷却される。
内視鏡用光源装置1の筐体2の内部は、既述した隔壁16によって第1室内46Aと第2室内46Bに仕切られている。なお、隔壁16は筐体2の開口部25側の側面、反対側で吸気口40側の側面、底面及び上面と密着もしくは5mm以下で空気中の流れを生じさせない範囲の隙間を設けて配置される。発熱量の大きいランプハウス10、電源装置11、制御装置12及びポンプ13は第1室内46Aに、発熱量の小さい光学部品14は第2室内46Bに配設される。このように配置するために、隔壁16は第1室内46Aと第2室内46Bとの間で、屈曲して形成され、冷却ファン15A、15Bによって第1室内46Aには強制冷却流が通風される。また、図4に示すように、隔壁16には主光源ランプ21からの出射光を通過させる円形の開口47が設けられている。開口47の径は主光源ランプ21からの出射光の外径より少し大きくなっている。
ここで、隔壁46の開口の径が主光源ランプ21からの出射光の外径より少し大きい程度であるため、第1室内46Aから第2室内46Bへの強制冷却流の導入は制限される。これにより、第2室内46Bに配設される光学部品14は自然空冷される。
次に、ランプユニット20の構成について説明する。図5はランプユニット20を示した斜視図である。図5及び図8に示すように、ランプユニット20は主に、主光源ランプ21と、主光源ランプ21の外周を覆う放熱用のヒートシンク22(22A、22B)とを組み付けて形成されている。主光源ランプ21にはキセノンランプ等が使用される。放熱用のヒートシンク22は、陽極側および陰極側の2つのヒートシンク22A、22Bを有する。
陽極側ヒートシンク22Aはアルミ等の熱伝導性の良い材質からなる円筒状の穴を持つヒートシンク本体50を有する。陽極側ヒートシンク22Aのヒートシンク本体50の上端部には上側ブロック51が、下端部には下側ブロック52が、主光源ランプ21の熱を効率良く放熱できるように設けられている。
陽極側ヒートシンク22Aのヒートシンク本体50の筒内には、主光源ランプ21の陽極側の電極が装着されるランプ装着部53が設けられている。
また、図8に示すように、 陽極側ヒートシンク22Aの下側ブロック52には、主光源ランプ21の光軸と直交する方向にガイド孔54が設けられている。下側ブロック52には扉26方向(図2において左方向)に向けて突出した突出部55が設けられており、突出部55にもガイド孔54と連通する孔が設けられている。
また、陽極側ヒートシンク22Aの下側ブロック52の下端部にはガイド部56が設けられている。さらに、下側ブロック52には切り欠き57が設けられている。
図5及び図9に示すように、陰極側ヒートシンク22Bはアルミ等の熱伝導性の良い材質からなる半円筒状の切り欠きを持つ上側本体60及び下側本体61を有する。上側本体60の上端部には上側ブロック62が、下側本体61の下端部には下側ブロック63が、主光源ランプ21の熱を効率良く放熱できるように設けられている。上側ブロック62と下側ブロック63との間にはすり割れ状のスリット部68が形成される。
上側本体60と下側本体61との間に形成される筒内には、主光源ランプ21の陰極側の電極が装着されるランプ装着部64が設けられている。また、陰極側ヒートシンク22Bには固定機構65が配設されている。固定機構65は板ばね等を有し、上側ブロック62と下側ブロック63に固定されている。固定機構65によって上側ブロック62と下側ブロック63との間のスペースS1を適正に調整することで、ランプ装着部64に主光源ランプ21の陰極側の電極が装着された際に、主光源ランプ21を陰極側ヒートシンク22Bに固定するのに適切な締め付け具合(主光源ランプ21の陰極側の電極を適宜の挾持力で挟持できる程度)を得られるように設定されている。
図9に示すように、陰極側ヒートシンク22Bの下側ブロック63には、陽極側ヒートシンク22Aと同様に、主光源ランプ21の光軸と直交する方向にガイド孔66が設けられている。また、下側ブロック63には扉26方向(図2において左方向)に向けて突出した突出部67が設けられており、突出部67にもガイド孔66と連通する孔が設けられている。
陽極側ヒートシンク22Aのガイド孔54及び陰極側ヒートシンク22Bのガイド孔66には、それぞれ円柱形状の棒状締結部材70A、70Bが挿入される。図6に示すように、棒状締結部材70A、70Bの基端部には回動操作を行う蝶形状の摘み部71A、71Bが形成されている。棒状締結部材70A、70Bがガイド孔54、66に挿入された際、摘み部71A、71Bが陽極側ヒートシンク22A及び陰極側ヒートシンク22Bのそれぞれの突出部55、67に突き当たることで、棒状締結部材70A、70Bがこれ以上挿入されないように規制されている。また、棒状締結部材70A、70Bの先端部には締結溝部72A、72Bがスパイラル状に設けられている。
次に、ランプハウス10の構造について説明する。ランプハウス10は扉26側の側板10Aと、電源装置11側の側板10Bと、冷却ファン15A、15B側の背面10Cと、光学部品14側の前板10Dと、天板10Eとを有する。これらの壁板は、金属によって形成され、電磁波を通さないシールド構造になっている。筐体2の底板2Aにはランプベース80が取り付けられている。前板10Dには、図7に示すように、主光源ランプ21からの出射光を通過させるための開口孔81が設けられている。また、開口孔81の周囲には、強制冷却流によりランプユニット20を強制冷却可能とするために、多数の冷却用開口81aが形成されている。
ランプベース80には主光源ランプ21の光軸と直交する方向にガイド溝85が設けられている。ガイド溝85に陽極側ヒートシンク22Aのガイド部56と嵌合することで、ランプユニット20は主光源ランプ21の光軸と直交する方向に摺動可能となる。
また、ランプベース80には主光源ランプ21の光軸と直交する方向に切り欠き86が設けられている。切り欠き86によって陰極側ヒートシンク22Bがランプベース80と当接せず、互いに干渉しないようになっている。
図8及び図9に示すように、ランプハウス10の側板10B付近に陽極側及び陰極側のそれぞれの電極ブロック90A、90Bがランプベース80に位置決め固定された状態で立設されている。電極ブロック90A、90Bには貫通孔91A、91Bが設けられていて、それぞれに棒状締結部材70A、70Bが挿脱可能となっている。また。貫通孔91A、91Bの棒状締結部材70A、70Bを挿入する方向(図8及び図9において右方向)側には締結ばね92A、92Bが設けられている。締結ばね92A、92Bは2箇所で固定ねじによってそれぞれ電極ブロック90A、90Bに固定されている。ランプユニット20をランプベース80に取り付ける際、棒状締結部材70A、70Bの締結溝部72A、72Bにそれぞれ締結ばね92A、92Bが入り込むようになっている。そして。棒状締結部材70A、70Bの摘み部71A、71Bを90°回転することで、締結ばね92A、92Bが深部に食い込み締結するようになっている。
また、図8に示すように、ランプベース80には板ばね93が設けられている。陰極側ヒートシンク22Bは切り欠き86が設けられているため、ランプベース80から浮き上がった状態で陰極側電極ブロック90Bに固定される。このため、陰極側ヒートシンク22Bの重み等で陽極側ヒートシンク22Aに対し陰極側ヒートシンク22Bが傾く可能性がある。したがって、板ばね93が陽極側ヒートシンク22Aの切り欠き57に入り込み、陽極側ヒートシンク22Aの下側ブロック52を下方向に押し付けることで付勢している。これによって、陰極側ヒートシンク22Bが傾くのを防止している。
ランプハウス10及びランプユニット20の構造を上述したように構成することによって、ランプユニット20をランプベース80に取り付ける際、作業性が向上し、ランプユニット20の位置決め精度も高くなる。なお、ランプユニット20の着脱作業の作業性が良く、位置決め精度が高いものであれば、ランプハウス10及びランプユニット20の構成は上述した構成に限られるものではない。
また、ランプハウス10内には温度センサ96(図2参照)が設けられている。図10に示すように、温度センサ96は制御装置12に接続されている。冷却ファン15A、15Bの異常作動等によって温度センサ96が感知するランプハウス10内の温度が一定温度以上となった際には、強制的に主光源ランプ21を消灯するように制御されている。
図7乃至図9に示すように、扉26の内面には内側に向けて突出した突起部100が設けられている。ランプユニット20をランプベース80に取り付け、扉26を閉じた際、突起部100によってランプユニット20と扉26の空間が埋められる。
突起部100には2つの凹部101A、101Bが設けられている。ランプユニット20をランプベース80に取り付け、扉26を閉じた際、凹部101Aに陽極側ヒートシンク22Aの突出部55と棒状締結部材70Aの摘み部71Aが、凹部101Bに陰極側ヒートシンク22Bの突出部67と棒状締結部材70Bの摘み部71Bが配置される。
次に、上記構成の内視鏡用光源装置1の作用について説明する。
主光源ランプ21の正常作動時において、図2及び図4に示すように、ターレット29のモータ37は、円形開口部34が主光源ランプ21の光軸上に配置されるように、制御される。主光源ランプ21からの出射光はランプハウス10の開口孔81、隔壁16の開口47及び円形開口部34を通過し、集光レンズ28で集光され、ライトガイドコネクタ6に導光される。
主光源ランプ21からの出射光の光量が何らかの原因で低下した場合や消灯した場合等の主光源ランプ21の異常時には、非常灯33が点灯する。この際、ターレット29のモータ37は、図11及び図12に示すように、非常灯33が主光源ランプ21の光軸上に配置されるように制御される。非常灯33からの出射光は集光レンズ28で集光され、ライトガイドコネクタ6に導光される。
なお、主光源ランプ21からの出射光の光量を調整する場合は減光フィルタ35が、主光源ランプ21からの出射光中の赤外線を吸収する場合は赤外線吸収フィルタ36が主光源ランプ21の光軸上に配置されるように、ターレット29のモータ37は制御される。
次に、冷却ファン15A、15Bによって内視鏡用光源装置1の筐体2の内部に導入される大気(空気)からなる強制冷却流について説明する。
冷却ファン15A、15Bを駆動することによって強制冷却流は、吸気口40から筐体2の内部の第1室内46Aに導入され、排気口41から筐体2の外部に排出される。強制冷却流によって発熱量の大きいランプユニット20、電源装置11、制御装置12及びポンプ13等が冷却される。この際、強制冷却流と一緒にホコリ等が筐体2の内部の第1室内46Aに導入される可能性がある。集光レンズ28、非常灯33等にホコリ等が付着するとライトガイドコネクタ6から出射される主光源ランプ21からの照明光の強度が低下する。
そこで、筐体2の内部に隔壁16を設け、筐体2の内部を第1室内46Aと第2室内46Bとに仕切り、第2室内46Bに集光レンズ28及び非常灯33等を備えるターレット29を配設している。隔壁16の開口47の径が主光源ランプ21からの出射光の外径より少し大きい程度であるため、図2及び図11に示すように、筐体2の内部の第1室内46Aに導入される強制冷却流の第2室内46Bへの導入が制限される。これにより、集光レンズ28及び非常灯33等にホコリ等が付着しにくくなり、主光源ランプ21の照明光の強度の低下が防止される。
また、扉26の内面に突起部100を設け、扉26を閉じた際、突起部100によってランプユニット20と扉26の間の空間が埋められる。このため、図2及び図11に示すように、強制冷却流が冷却したい主光源ランプ21及びヒートシンク22を迂回するのを防止することができる。これにより、主光源ランプ21及びヒートシンク22を効率的に冷却することができる。
筐体2の内部から排出される強制冷却流は主光源ランプ21及び電源装置11等によって熱せられ、相当量の熱を帯びている。内視鏡用光源装置1では、強制冷却流の吸気口40は筐体2の側面に、排気口41は筐体2の背面に設けられている。すなわち、吸気口40及び排気口41が、主光源ランプ21からの出射光が導光されるライトガイドコネクタ6を有するフロントパネル3側に設けられていない。これにより、内視鏡用光源装置1の使用者、患者等が筐体2の内部から排出される強制冷却流の熱を感知することがなく、内視鏡操作時の操作性を向上させることができる。
なお、ランプハウス10内には温度センサ96が設けられていて、冷却ファン15A、15Bの異常作動等によって温度センサ96が感知するランプハウス10内の温度が一定温度以上となった際には、強制的に主光源ランプ21を消灯するように制御されている。
そこで、上記構成の内視鏡用光源装置1では以下の効果を奏する。すなわち、内視鏡用光源装置1の筐体2の内部に隔壁16を設け、筐体2の内部を第1室内46Aと第2室内46Bとに仕切り、第2室内46Bに集光レンズ28及び非常灯33等を備えるターレット29を配設している。隔壁16の開口47の径が主光源ランプ21からの出射光の外径より少し大きい程度であるため、筐体2の内部の第1室内46Aに導入される強制冷却流の第2室内46Bへの導入が制限される。これにより、集光レンズ28及び非常灯33等にホコリ等が付着しにくくなり、主光源ランプ21の照明光の強度の低下を防止することができる。
また、扉26の内面に突起部100を設け、扉26を閉じた際、突起部100によってランプユニット20と扉26の間の空間が埋められる。これにより、強制冷却流が冷却したい主光源ランプ21及びヒートシンク22を迂回するのを防止することができ、主光源ランプ21及びヒートシンク22を効率的に冷却することができる。
さらに、内視鏡用光源装置1では、強制冷却流の吸気口40は筐体2の側面に、排気口41は筐体2の背面に設けられている。すなわち、吸気口40及び排気口41が、主光源ランプ21からの出射光が導光されるライトガイドコネクタ6を有するフロントパネル3側に設けられていない。これにより、内視鏡用光源装置の使用者、患者等が筐体2の内部から排出される強制冷却流の熱を感知することがなく、内視鏡操作時の操作性を向上させることができる。
次に、第2の実施形態に係る内視鏡用光源装置110について図13乃至図15を参照して説明する。本実施形態では第1の実施形態の内視鏡用光源装置1の構成を次の通り変更したものである。なお、第1の実施形態と同一の部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図13は内視鏡用光源装置110の筐体2の内部構造を示した図である。内視鏡用光源装置110の筐体2の内部には光学部品115が配設されている。光学部品115は集光レンズ28及びターレット120を有する。主光源ランプ21から出射された照明光は集光レンズ28により集光され、ライトガイドコネクタ6に導光される。
ターレット120はランプハウス10と集光レンズ28の間に配設される。ターレット120とランプハウス10の間には隔壁16が配設されている。ターレット120の同一の円周上には、円形開口部34、減光フィルタ35及び赤外線吸収フィルタ36が配置されている。また、ターレット120の円周上には非常灯125が配置されている。非常灯125は、第1の実施形態で用いられる非常灯33と比較して光量が高く、発熱量が大きい。
ターレット120の中心部には、支柱37aで支持されたモータ37が配設されている。モータ37が駆動することで、ターレット120は回転可能となる。ターレット120が回転することにより、非常灯125、円形開口部34、減光フィルタ35、赤外線吸収フィルタ36のいずれか1つが、必要に応じて主光源ランプ21からの出射光の光軸上に配置される。
また、ターレット120のランプハウス10側の面には非常灯125と対応する位置に導風手段130が設けられている。導風手段130は、図15(b)に示すように、T字部131と爪部132から構成されている。爪部132はT字部131に対して屈折されている。モータ37が駆動し、ターレット120が回転すると、導風手段130は非常灯125と対応する位置に配置されるように移動する。
内視鏡用光源装置1の筐体2の内部には隔壁16によって第1室内46Aと第2室内46Bとに仕切られる。隔壁16は、第1室内46Aと第2室内46Bとを仕切るように屈曲して形成される。ランプハウス10、電源装置11、制御装置12、ポンプ13は第1室内46Aに、光学部品115は第2室内46Bに配設される。
また、図15(a)(b)に示すように、隔壁16には主光源ランプ21からの出射光を通過させる略L字形状の開口128が設けられている。非常灯125及び導風手段130が主光源ランプ21の光軸上に配置された際、導風手段130の爪部132は第2室内46Bから第1室内46Aに突出している。このため、開口128は主光源ランプ21からの出射光の通過及び導風手段130の移動を妨げない程度の大きさとなっている。
ここで、隔壁46の開口の径が主光源ランプ21からの出射光の外径より少し大きい程度であるため、第1室内46Aから第2室内46Bへの強制冷却流の導入は制限される。これにより、第2室内46Bに配設される光学部品115のうち非常灯125以外は自然空冷される。
また、非常灯125及び導風手段130が主光源ランプ21の光軸上に配置された際、導風手段130の爪部132が第2室内46Bから第1室内46Aへ突出している。このため、図14に示すように、第1室内46Aに導入される強制冷却流が、隔壁16の開口128と爪部132とで形成される強制冷却流通過孔133から第2室内46Bの非常灯125に導かれる。
次に、上記構成の内視鏡用光源装置1の作用について説明する。
筐体2の内部に隔壁16を設け、筐体2の内部を第1室内46Aと第2室内46Bとに仕切り、第2室内46Bに集光レンズ28及び非常灯125等を備えるターレット120を配設している。隔壁16の開口128の径が主光源ランプ21からの出射光の外径より少し大きい程度であるため、図13及び図14に示すように、筐体2の内部の第1室内46Aに導入される強制冷却流の第2室内46Bへの導入が制限される。これにより、集光レンズ28及び非常灯125等にホコリ等が付着しにくくなり、主光源ランプ21の照明光の強度の低下が防止される。
また、非常灯125は発熱量が大きいため、点灯時には冷却する必要がある。内視鏡用光源装置110では、非常灯125及び導風手段130が主光源ランプ21の光軸上に配置された際、導風手段130の爪部132が第2室内46Bから第1室内46Aに突出している。これにより、図14に示すように、強制冷却流通過孔133から強制冷却流が第2室内46Bの非常灯125に導かれ、非常灯125は冷却される。
そこで、上記構成の内視鏡用光源装置110では以下の効果を奏する。すなわち、内視鏡用光源装置110の筐体2の内部に隔壁16を設け、筐体2の内部を第1室内46Aと第2室内46Bとに仕切り、第2室内46Bに集光レンズ28及び非常灯125等を備えるターレット120を配設している。隔壁16の開口128の径が主光源ランプ21からの出射光の外径より少し大きい程度であるため、筐体2の内部の第1室内46Aに導入される強制冷却流の第2室内46Bへの導入が制限される。これにより、集光レンズ28及び非常灯125等にホコリ等が付着しにくくなり、主光源ランプ21の照明光の強度の低下を防止することができる。
また、内視鏡用光源装置110では、非常灯125及び導風手段130が主光源ランプ21の光軸上に配置された際、導風手段130の爪部132が第2室内46Bから第1室内46Aに突出している。これにより、強制冷却流通過孔133から強制冷却流が第2室内46Bの非常灯125に導かれ、発熱量の大きい第2室内46Bの非常灯125を冷却することができる。
また、扉26の内面に突起部100を設け、扉26を閉じた際、突起部100によってランプユニット20と扉26の間の空間が埋められる。これにより、強制冷却流が冷却したい主光源ランプ21及びヒートシンク22を迂回するのを防止することができ、主光源ランプ21及びヒートシンク22を効率的に冷却することができる。
さらに、内視鏡用光源装置1では、強制冷却流の吸気口40は筐体2の側面に、排気口41は筐体2の背面に設けられている。すなわち、吸気口40及び排気口41が、主光源ランプ21からの出射光が導光されるライトガイドコネクタ6を有するフロントパネル3側に設けられていない。これにより、内視鏡用光源装置の使用者、患者等が筐体2の内部から排出される強制冷却流の熱を感知することがなく、内視鏡操作時の操作性を向上させることができる。
また、図示していないが、筐体2の側面に設けられた吸気口40を筐体2の底面で、かつ、ポンプ13の下部に設置することも可能である。この場合、筐体2の底面と内視鏡用光源装置1の設置面との間に空間ができるように、筐体2の底面には3ヶ所以上に厚みを持った脚が設けられている。
次に、第2の実施形態の変形例について図16(a)(b)を参照して説明する。変形例にかかる内視鏡用光源装置140では、筐体2の内部に配設されるポンプ13の発熱量が小さい。このため、ポンプ13は第1室内46Aではなく、第2室内46Bに配設され自然空冷される。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形ができることは勿論である。
[付記]
(付記項1)照明光を発生する主光源ランプと、前記主光源ランプを保持し冷却するためのヒートシンクと、前記主光源ランプからの電磁波を遮蔽し前記ヒートシンクを挿入可能な一部突出した挿入口を有する金属製のランプハウスと、前記ランプハウスの一部突出した挿入口を塞ぐ前記主光源ランプを交換するための金属製ランプ交換扉と、前記主光源ランプ正常動作時は退避位置にあり前記主光源ランプ異常時に前記主光源ランプ光路上に位置され照明光を発生する非常灯と、光源装置全体を制御する制御装置と、前記主光源ランプや前記制御装置に電力を供給する電源装置と、前記主光源ランプからの出射光を制御する光学部材と、送気や送水を行うためのポンプと、強制冷却流を装置内に導く冷却ファンと、強制冷却流を内部に導くための吸気口と、強制冷却流を外部に排出するための排気口とを備えた光源装置において、装置内を前記主光源ランプ、前記制御装置、前記電源装置、前記ポンプと前記非常灯、前記光学部材の2つに隔壁で区切り、前記主光源ランプ、前記制御装置、前記電源装置、前記ポンプを強制冷却し、前記非常灯、前記光学部材を略密閉構造の空間で自然冷却することを特徴とした光源装置。
(付記項2)前記主光源ランプ異常時に前記非常灯が前記主光源ランプ光路上に位置した時に、強制冷却流の一部を非常灯に導く導風手段を備えたことを特徴とする付記項1に記載の光源装置。
(付記項3)前記ランプ交換扉に、ランプ交換扉装着時に前記ランプハウスの一部突出した部分と前記ランプ交換扉金属面がつくる空間を略埋める電気絶縁性の突起を有することを特徴とした付記項1に記載の光源装置。
(付記項4)強制冷却流は装置側面から吸入し、装置背面から排出することを特徴とした付記項1に記載の光源装置。
図1は本発明の第1の実施形態に係る内視鏡用光源装置の外観を示す(a)斜視図、(b)(a)とは反対側の側面を示す斜視図。 図2は第1の実施形態に係る内視鏡用光源装置の筐体内部の構造を示す断面図。 図3は第1の実施形態に係る内視鏡用光源装置のターレットの構造を示す(a)正面図、(b)(a)の状態からターレットを180°回転させた状態を示す正面図。 図4は第1の実施形態に係る内視鏡用光源装置の隔壁の構成を示す斜視図。 図5は第1の実施形態に係る内視鏡用光源装置のランプユニットの構成を示す斜視図。 図6は第1の実施形態に係る内視鏡用光源装置のランプユニットの棒状締結部材の構成を示す正面図。 図7は第1の実施形態に係る内視鏡用光源装置のランプハウスを光学部品側から見た斜視図。 図8は図2のY−Y断面を示す断面図。 図8は図2のZ−Z断面を示す断面図。 図10は第1の実施形態に係る内視鏡用光源装置の制御システムを示すブロック線図。 図11は第1の実施形態に係る内視鏡用光源装置の非常灯が主光源ランプの光軸上に配置された状態における、筐体内部の構造を示す断面図。 図12は第1の実施形態に係る内視鏡用光源装置の非常灯が主光源ランプの光軸上に配置された状態における、隔壁の構成を示す斜視図。 図13は本発明の第2の実施形態に係る内視鏡用光源装置の筐体内部の構造を示す断面図。 図14は第2の実施形態に係る内視鏡用光源装置の非常灯が主光源ランプの光軸上に配置された状態における、筐体内部の構造を示す断面図。 図15は第2の実施形態に係る内視鏡用光源装置の(a)隔壁を示す斜視図、(b)非常灯が主光源ランプの光軸上に配置された状態における隔壁を示す斜視図。 図16は第2の実施形態の変形例に係る内視鏡用光源装置の(a)筐体内部の構造を示す断面図、(b)非常灯が主光源ランプの光軸上に配置された状態における、筐体内部の構造を示す断面図。
符号の説明
1,110,140…内視鏡用光源装置、 2…筐体、 6…ライトガイドコネクタ、10…ランプハウス、 11…電源装置、 12…制御装置、 13…ポンプ、 14,115…光学部品、 15A,15B…冷却ファン、 16…隔壁、 20…ランプユニット、 21…主光源ランプ、 22…ヒートシンク、 22A…陽極側ヒートシンク、 22B…陰極側ヒートシンク 26…扉、 28…集光レンズ、 29,120…ターレット(非常灯移動手段)、 33,125…非常灯、 34…円形開口部、 35…減光学フィルタ、 36…赤外線吸収フィルタ、 37…モータ、 40…吸気口、 41…排気口、 46A…第1室内、 46B…第2室内、 100…突起部、 130…導風手段。

Claims (4)

  1. 光源装置の筐体内に形成されたランプハウスと、
    前記ランプハウスに着脱可能に取り付けられ、照明光を発生する光源ランプと前記光源ランプの外周を覆う放熱用のヒートシンクとを組み付けたランプユニットと、
    前記筐体に設けられ、前記ランプユニットの着脱用の開口部を開閉するランプ交換用扉と、
    前記光源ランプからの出射光を集光する光学部品と、
    前記筐体内に強制冷却流を通風させる冷却ファンと、
    前記光源ランプの異常時に前記光源ランプの光路上に配置され、照明光を発生する非常灯と、
    を備える光源装置であって、
    前記筐体内に前記強制冷却流を通風させる第1の室内と、前記強制冷却流を通風させない第2の室内とに仕切る隔壁を設け、
    少なくとも前記非常灯と前記光学部品とを前記第2の室内に配設したことを特徴とする光源装置。
  2. 前記光源装置は、前記非常灯を前記光源ランプの光路上に配置される使用位置と、前記使用位置から外れた退避位置とに移動される非常灯移動手段を有し、
    前記非常灯移動手段は、前記光源ランプの異常時に、前記非常灯が前記光源ランプの光路上に配置される動作を制御する制御部と、
    前記非常灯が前記光源ランプの光路上に配置される動作時に、前記強制冷却流の一部を前記非常灯に導く導風手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記ランプ交換用扉は、前記ランプユニットが前記ランプハウスに取り付けられ、かつ、前記ランプ扉を閉じた状態において、前記ランプユニットと前記ランプ交換用扉の間の空間を埋める突起部を有することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  4. 前記筐体は、第1の室内に強制冷却流を導入する吸気口及び前記第1の室内から外部へ排出する排気口が前記光源ランプからの照明光が出射される照明光出射部が配置されている面とは異なる面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
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