JPH07194515A - 通風口装置 - Google Patents

通風口装置

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JPH07194515A
JPH07194515A JP5350962A JP35096293A JPH07194515A JP H07194515 A JPH07194515 A JP H07194515A JP 5350962 A JP5350962 A JP 5350962A JP 35096293 A JP35096293 A JP 35096293A JP H07194515 A JPH07194515 A JP H07194515A
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JP
Japan
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ventilation
duct
housing
light source
ventilation port
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JP5350962A
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Yuichi Yamada
雄一 山田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内視鏡周辺機器の光源装置の筐体内からの電
磁波の漏れ防止が図れると共に、通風口の開口率が高
く、通風性が良くなって、筐体内等の通風冷却効果の向
上に役立てる通風口装置を提供することにある。 【構成】 筐体2の側壁開口部に嵌着され複数の通風口
33bを有したダクト33の裏面側に、電磁波漏れ防止
用の金属性のダクトメッシュ34を設けてなる通風口装
置11において、ダクトメッシュ34は、ダクト33各
通風口33bより少し大きめの開口34bを構成する格
子部34aを有した構成とされていることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に内視鏡の周辺装置
の発熱部を通風冷却するためなどに設けられる通風口装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、内視鏡の周辺装置としては、光
源装置やビデオプロセッサーや流体制御装置やモニター
テレビなどが装備される。特に、その光源装置は内部発
熱を伴うので、外気を内部に導通して通風冷却する必要
がある。
【0003】その通風冷却機能付き光源装置の従来例を
図10乃至図12により簡単に述べる。図10は光源装
置1の筐体2の天板を外した状態の平面図で、その筐体
2内の後方部位には装置を駆動するスイッチングレギレ
ータ等を備えた電源ユニット3が設置され、その前側略
中央にはランプ等を備えた光源ユニット4が設置され、
この更に前側部位には光量調整用の絞りユニット5及び
各種配線が接続される回路基板ユニット6等が設けられ
ている。なお、符号7は前記光源ユニット4からの光を
受け入れる内視鏡コネクターである。
【0004】こうした光源装置1では、使用中に筐体2
内の電源ユニット3や光源ユニット4が一種の発熱源と
なって、多くの熱を発生するので、これらを通風冷却す
るために各々の側方部位に冷却ファン8,9がそれぞれ
設置され、この冷却ファン8,9により外気を筐体2内
に吸引して通風させるように、該筐体2の一側壁に吸気
用通風口装置10が、反対の他側壁に排気用通風口装置
11がそれぞれ設けられている。
【0005】ここで、その各吸気用通風口装置10及び
排気用通風口装置11は、それぞれ図11及び図12に
示す構造とされている。即ち、筐体2の側壁の開口部に
嵌着したダクト13と、この裏面側(筐体2内方側)に
設けたダクトメッシュ14とを備えてなる構成である。
【0006】そのダクト13は樹脂成形品で、周辺部を
除き縦横に渡る格子部13aを一体に有して、それぞれ
適当大きさの複数の通風口13bを区画した状態で開口
している。
【0007】前記ダクトメッシュ14は、筐体2内から
の電磁波の外部への漏れ防止(ノイズ放射防止)を主目
的とする金属性のもので、筐体2内の係止部2aに上端
部を係合し且つ下端部をねじ15により止め付けて取付
けられた枠状の金属プレート14aと、この金属プレー
ト14aの開口部に溶接等により固着して張設された市
販のひし形開口を持つ目の細かい金網状の金属性メッシ
ュ14bとで構成されている。
【0008】なお、このダクトメッシュ13は、前記ダ
クト13の格子13aが外力により変形して通風口13
bが広がった場合に、そこからユーザーの指などが筐体
2内に侵入するのを防ぐ役目をもなしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来の通風口装置10及び11では、筐体2の側壁開口部
に嵌着したダクト13の各通風口13bに、この裏面側
に配するダクトメッシュ14の金属メッシュ13bの目
の細かい金網部がかぶってしまい、その分、該ダクト1
3の各通風口13bが一部塞がれて開口率が低下し、筐
体内外への通風性が悪く(通風抵抗が高く)、筐体2内
の発熱部の通風冷却効果があまり上がらない問題があっ
た。
【0010】本発明は前記事情に鑑みなされ、その目的
とするところは、電磁波の漏れ防止が図れると共に、通
風口の開口率が高く、通風性が良くなって、例えば筐体
内等の通風冷却効果の向上に役立てる通風口装置を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の通風口装置は、
前記目的を達成するために、複数の通風口を有したダク
ト等の通風口部材の裏面側に、ダクトメッシュ等の電磁
波漏れ防止用の金属性部材を設けてなる通風口装置にお
いて、前記金属性部材は、前記通風口部材の各通風口と
それぞれ合致する大きさ或いは該通風口より少し大きめ
の開口を有する格子状の構成とされていることを特徴と
する。
【0012】
【作用】前記構成の通風口装置によれば、金属性部材
が、通風口部材の各通風口とそれぞれ合致する大きさ或
いは該通風口より少し大きめの開口を有する格子状の構
成であるので、電磁波の漏れ防止が図れると共に、通風
口部材の各通風口に金属性部材の格子部がかぶらないの
で、該各通風口が塞がれることなく、開口率が高くなっ
て、通風性が良くなり、例えば筐体内等の通風冷却効果
の向上に役立てるようになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従っていくつ
か説明する。ここでは本発明の通風口装置を例えば前述
の内視鏡周辺装置としての光源装置1の筐体2に適用し
た例を説明する。なお、説明の便宜上、図10乃至図1
2で示したものと重複するものには同一符号を付して述
べる。
【0014】まず、図1及び図2に示す内視鏡周辺装置
としての光源装置1は、従来と略同様に筐体2内の後方
部位に装置を駆動するスイッチングレギレータ等を備え
た電源ユニット3が設置され、その前側略中央にはラン
プ等を備えた光源ユニット4が設置され、この更に前側
部位には光量調整用の絞りユニット5及び各種配線が接
続される回路基板ユニット6等が設けられている。な
お、符号7は前記光源ユニット4からの光を受け入れる
内視鏡コネクターである。
【0015】こうした光源装置1では、使用中に筐体2
内の電源ユニット3や光源ユニット4が一種の発熱源と
なって、多くの熱を発生するので、これらを通風冷却す
るために各々の側方部位に冷却ファン8,9がそれぞれ
設置されている。なお、その冷却ファン8は筐体2のリ
アパネルに固定した保持部材20に締結保持されてい
る。
【0016】これら冷却ファン8,9により外気を筐体
2内に吸引して通風させるように、該筐体2の一側壁に
吸気用通風口装置10が、反対の他側壁に排気用通風口
装置11がそれぞれ設けられている。
【0017】また、前記電源ユニット3のスイッチング
レギレータのヒートシンク固定台21にヒートシンク2
2を固定するビス23により整風板24が共締めして設
けられている。この整風板24は樹脂(UL認定の難燃
材を使用)プレートで、図1及び図2に示す如く、筐体
2内の電源ユニット3が配する後側部位を前側と区画す
べく、ヒートシンク固定台21の前面に高くついたて状
に立設されている。その整風板24は、この一端が前記
冷却ファン8の側部までに亘り、他端は筐体2の他側壁
の排気用通風口装置11の側部近傍までに亘り横長板で
ある。
【0018】これと同様に、前記光源ユニット4のラン
プ25の両端電極26を上下から挟持する状態に配する
前後一対ずつのヒートシンク27,28の前後側にも、
整風板29,30がついたて状に横長で且つ高く立設さ
れ、この前後の整風板29,30により筐体2内の光源
ユニット4が配する中央部位が区画されている。
【0019】こうした整風板24及び29,30を設け
たことにより、各冷却ファン8,9によりそれぞれの吸
気用通風口装置10から筐体2内に導入した外気(冷却
空気)が、電源ユニット3と光源ユニット4とのそれぞ
れの部位を通風してそれぞれの排気用通風口11から外
部にスムーズに排気されるようになって、電源ユニット
3と光源ユニット4の通風冷却効果が良くなる。
【0020】つまり、従来では、図10に示した如く、
前記ついたて状の整風板が無いので、筐体2内に冷却フ
ァン8,9により吸引されて来た冷却空気が、該冷却フ
ァン8,9の近くで直ぐに吸気側に回り込み、その部分
で空気が循環してしまい、発熱源に対する風量・風圧の
低下を招いていたと共に、発熱源に当たった空気が排気
用通風口装置から外部にスムーズに排気されずに、途中
で逆流する如くファンの吸気側に回り込み、その結果と
して熱風が循環し内部温度の上昇を招き、発熱源である
電源ユニット3や光源ユニット4の通風冷却効果が悪
い。
【0021】これに対し、前述の如く整風板24及び2
9,30を設けたことにより、筐体2内に冷却ファン
8,9により吸引されて来た冷却空気が、該冷却ファン
8,9の近くで吸気側に回り込むことが無くなり、発熱
源である電源ユニット3や光源ユニット4に十分な風量
・風圧でもって冷却空気を通風させることができると共
に、それら発熱源に当たった熱風が排気用通風口装置1
1から外部にスムーズに排気されて、途中で逆流する如
くファンの吸気側に回り込むことが無く、電源ユニット
3と光源ユニット4を効果的に通風冷却できて低温状態
に維持できるようになる。
【0022】次に、図3及び図4は、前記整風板24及
び29,30の変形例を示すもので、これら各整風板2
1及び29,30が前述のものより横長で、それらの一
端が冷却ファン8の側部より更に延長して筐体2の一側
壁の吸気様通風口装置10の側部近傍までに亘る構成で
ある。その他の構成は前記図1及び図2に示すものと同
様である。
【0023】こうした構成により、整風板24及び2
9,30が更に両側方に長く亘り配するので、冷却ファ
ン8,9と吸気用通風口装置10との間がそれぞれ他部
に開放しない風胴状となって、該冷却ファン8,9が外
気を吸気用通風口装置10から筐体2内に効率良く吸引
すると共に、相互に空気の引き合いによる不均衡や乱流
をがなくなり、より一層の筐体2内部の発熱源部の通風
冷却効果が得られるようになる。
【0024】ここで、上記冷却効果を更にアップするた
めに、本発明が対象する各吸気用通風口装置10及び排
気用通風口装置11の改善を行っている。なお、その通
風口装置10及び11は互いに同一構成をなすので、そ
の一つである排気用通風口装置11を図5及び図6に従
い説明する。
【0025】その構成は、筐体2の側壁の開口部に嵌着
した通風口部材としてのダクト33と、この裏面側(筐
体2内方側)に設けた電磁波漏れ防止用の金属性部材と
してのダクトメッシュ34とを備えてなる構成である。
【0026】その通風口部材としてのダクト33は樹脂
成形品で、周辺部を除き縦横に渡る格子部33aを一体
に有し、それらの間に国際電気標準会議のIEC601
−1で定められた標準テストフィンガの様なユーザーの
指が侵入できない大きさの複数の通風口33bを区画開
口している構成である。
【0027】前記金属性部材としてのダクトメッシュ3
4は、筐体2内からの電磁波の外部への漏れ防止(ノイ
ズ放射防止)を主目的とする一枚の金属性プレートから
なり、この金属性プレートの周囲を枠状に残し、中央部
に縦横に配する格子部34aが一体に形成され、これら
格子部34aにより複数の開口34bを区画構成してい
る。そしてこのダクトメッシュ34は筐体2内の係止部
2aに上端部を係合し且つ下端部をねじ15により止め
付けて取付けられている。
【0028】特にここで、そのダクトメッシュ34の各
開口34bが前記ダクト33の各通風口33bとそれぞ
れ合致する大きさ(同一)或いは図6に示した如く該通
風口33bより少し大きめに形成されている。つまり、
このダクトメッシュ34の格子部34aが、前記ダクト
33の格子部33aと同じ幅で合致するか、或いは該格
子部33aの幅内に納まる幅狭とされて、ダクト33の
各通風口33bにかぶること無く、該各通風口13bを
全開状態にする構成である。
【0029】こうした構成であれば、ダクト33とダク
トメッシュ34とにより筐体2内へのユーザーの指に侵
入を防止しつつ、その金属性ダクトメッシュ34の格子
部34aにより筐体2内からの電磁波の外部への漏れを
防止し、しかも、ダクト33の各通風口33bに金属性
部材であるダクトメッシュ34の格子部34aがかぶら
ないので、該各通風口33bが塞がれることなく全開状
態となり、結果的に全体の開口率が高くなって、筐体2
の内外への通風性が良くなり、前述した冷却ファンによ
る筐体2内の発熱源としての電源ユニット3と光源ユニ
ット4との通風冷却効果の一層の向上が図れるようにな
る。
【0030】図7は前記通風装置11の変形例を示すも
ので、ここでは前記図6で示したと同様のダクトメッシ
ュ34に、電磁波漏れ防止及び指の侵入防止を行いつつ
通気口の開口率を出来るだけ大きく確保するように、前
述同様の格子部34aによってそれぞれ横に長い長方形
状に区画構成された各開口34bの略中間を縦に一本ず
つ横切る細い補強用格子部(縦桟)34cを一体成形し
た構造である。
【0031】このような構造により、ダクトメッシュ3
4の強度を十分確保できると共に、筐体2内からの外部
への電磁波漏れ(ノイズ放射等)を更に防止できるよう
になる。
【0032】次に、図8及び図9は前記図1及び図3に
示した筐体2内の光量調整用の絞りユニット5と回路基
板ユニット6との構成を述べる。
【0033】まず、図8は回路基板ユニット6の組立て
構造例で、互いに並列状態に配置される一対の基板4
1,42を備えている。その一方の基板41には他部か
らの各種配線43が接続されるコネクタ44が設けら
れ、他方の基板42にはと平行する位置に他の基板44
が設けられており、これら両基板41,44には回路パ
ターン45やコネクタ46や各種電気部品47が設けら
れている。
【0034】また、前記両側基板41,42の相互間に
は、その一方の配線43やコネクタ44やその近傍を通
る他の配線(図示せず)と、他方の回路パターン45や
各種電気部品47との電気的絶縁を図るために、樹脂性
シート状の耐電圧絶縁部材48が、該他方の基板42と
近接して平行に配設されている。
【0035】ここで、その両基板41,42と耐電圧絶
縁部材48との相互の組立て固定手段として、該各基板
41,42には係合穴41a,42aが複数個ずつ、例
えばそれぞれの四隅角部寄りに一個ずつ合計4個ずつ対
向して穿設されている。また耐電圧絶縁部材48にも同
様に対向して係合穴48が複数個(4個)穿設されてい
る。これら両基板41,42と耐電圧絶縁部材48との
相互に対向する係合穴41a,42a,48aに差し込
み係合できるスペーサ兼用固定治具49が複数本(4
本)備えられている。このスペーサ兼用固定治具49
は、例えば樹脂成形品で、丸棒状のロッド部49aの両
端に、鍔状部49bとその外端に突出する錨或いは矢じ
り状のフック部49cとをそれぞれ有した構造である。
【0036】そして、これらスペーサ兼用固定治具49
を一本ずつ、その一端のフック部49を前記基板41の
係合穴41aに嵌め込んでそれぞれ設け、この状態で各
スペーサ兼用固定治具49の他端側を前記耐電圧絶縁部
材48の各係合穴48aに貫通させてから、その他端ブ
ック部49を前記他方の基板42の各係合穴42aに嵌
め込む。
【0037】これで、両基板41,42を前記複数本の
スペーサ兼用固定治具49の両端の鍔状部49bとフッ
ク部49cとの間で保持することにより、その両基板4
1,42を互いに所定の間隔を存した平行な状態に固定
できると共に、各スペーサ兼用固定治具49のロッド部
49aにて耐電圧絶縁部材48を両基板41,42の相
互間で該他方の基板42に平行に近接した簡単に保持で
きる。
【0038】このような構造であれば、耐電圧絶縁部材
48を従来のように両面接着テープにより基板42に添
設する場合の如く、該基板42の回路パターン45や各
種電気部品47の足の凸部分による接着不良を考慮せ
ず、該耐電圧絶縁部材48を基板41,42の固定と同
時に組付け保持できるようになる。
【0039】図9に示した光量調整用の絞りユニット5
の組立て構造は、光量絞り板51を回動する駆動モータ
52を固定した固定板53に対し、連結ロッド54等に
より平行に基板55が設けられている。この基板55に
は前記駆動モータ52への制御信号や電源を供給するた
めの配線56が接続したコネクタ57を上方から挿脱可
能に嵌合できるコネクタ受け(コンセント)58が上向
き開口状態に設けられている。
【0040】また、その基板55には回路パターン59
や各種電気部品60が設けらえている。こうした基板5
5の回路パターン59や各種電気部品60と、その近傍
に配設される各種配線や電気部品(図示せず)との電気
的絶縁を図るために、樹脂性カバー状の耐電圧絶縁部材
61が、該基板55に反駆動モータ側から被せ得るよう
に備えられている。
【0041】つまり、この耐電圧絶縁部材61は側板部
61aと天板部61bとL字形に折り返された底板部6
1cとを有する略コ字板状をなす樹脂性カバーで、側板
61a内面部にスポンジ状で厚みを持った両面接着テー
プ62を有していると共に、天板部61bに前記基板5
5のコネクタ受け58の上面開口と合致する係合穴63
を有し、更に底板部61cの内側立上り部61dに前端
より斜めに切り込んだ切り込み穴64を有した構成であ
る。
【0042】そして、この耐電圧絶縁部材61は、ま
ず、底板部61cの内側立上り部61dを基板55の内
側にこの下側後方から挿入して、そこの切り込み穴64
を連結ロッド54に係合する。この状態で側板部61a
をスポンジ状両面接着テープ62を介して前記基板51
の外側面に接着して仮保持する。
【0043】この際、該基板51の回路パターン59や
各種電気部品60の足等の凸部分を前記スポンジ状両面
接着テープ62の弾性により吸収することで、耐電圧絶
縁部材61の側板部61aが基板51の外側面と略平行
になると共に、天板部61bが基板55の上側を覆っ
て、そこの係合穴63がコネクタ受け58の上面開口と
合致するようになる。この仮保持した状態で、前記配線
56を接続したコネクタ59を上方から該係合穴63に
嵌合してコネクタ受け58に差し込む。これで耐電圧絶
縁部材61が基板55に固定される。つまり、耐電圧絶
縁部材61が基板55に対しスポンジ状両面接着テープ
62により仮固定できると共に、コネクタ59の差し込
みにより配線の接続と同時に該耐電圧絶縁部材61の基
板55に対する固定が容易確実にできるようになる。
【0044】
【発明の効果】本発明の通風口装置は、前述の如く構成
したので、金属性部材が、通風口部材の各通風口とそれ
ぞれ合致する大きさ或いは該通風口より少し大きめの開
口を有する格子状をなすので、電磁波の漏れ防止が図れ
ると共に、通風口部材の各通風口に金属性部材の格子部
がかぶらないので、該各通風口が塞がれることなく、開
口率が高くなって、通風性が良くなり、例えば筐体内等
の通風冷却効果の向上に大いに役立てる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通風口装置と整風板とを持つ内視鏡周
辺装置としての光源装置の一部省略した平面図。
【図2】(a)は図1のA−A線に沿う断面図、(b)
は図1のB−B線に沿う断面図。
【図3】前記光源装置内の整風板を変更した実施例の平
面図。
【図4】(a)は図2のC−C線に沿う断面図、(b)
は図2のD−D線に沿う断面図。
【図5】本発明の通風口装置である前記筐体の排気用通
風口装置部の断面図。
【図6】同上通風口装置の裏面図。
【図7】同上通風装置の変形例を示す裏面図。
【図8】図1の光源装置内の回路基板ユニットの分解斜
視図。
【図9】図1の光源装置内の光量調整用の絞りユニット
の分解斜視図。
【図10】従来の内視鏡周辺装置としての光源装置の一
部省略した平面図。
【図11】同上従来の光源装置の排気用通風口装置部の
断面図。
【図12】同上従来の通風口装置の裏面図。
【符号の説明】
1…光源装置(内視鏡周辺装置)、2…筐体、3,4…
発熱源(3…電源ユニット、4…光源ユニット)、5…
光量調整用絞りユニット、6…回路基板ユニット、8,
9…冷却ファン、24,29,30…整風板、10,1
1…通風口装置、33…通風口部材(ダクト)、33a
…格子部、33b…通風口、34…電磁波漏れ防止用の
金属性部材(ダクトメッシュ)、34a…格子部、34
b…開口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通風口を有した通風口部材の裏面
    側に、電磁波漏れ防止用の金属性部材を設けてなる通風
    口装置において、前記金属性部材は、前記通風口部材の
    各通風口とそれぞれ合致する大きさ或いは該通風口より
    少し大きめの開口を有する格子状の構成とされているこ
    とを特徴とする通風口装置。
JP5350962A 1993-12-29 1993-12-29 通風口装置 Pending JPH07194515A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010057624A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Olympus Corp 光源装置
JP2010190271A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Hoya Corp 部品の取付構造
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