JPH089358A - マルチメディア通信装置 - Google Patents
マルチメディア通信装置Info
- Publication number
- JPH089358A JPH089358A JP6142840A JP14284094A JPH089358A JP H089358 A JPH089358 A JP H089358A JP 6142840 A JP6142840 A JP 6142840A JP 14284094 A JP14284094 A JP 14284094A JP H089358 A JPH089358 A JP H089358A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice
- encoding
- decoding
- audio
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 音声データの蓄積データ量を低減する。
【構成】 受信音声の符号化方式を調べ、LD−CEL
P又は16kbps ADPCMであれば、符号化状態
のまま補助記憶装置35に蓄積する。何れでもなけれ
ば、一旦、復号化した後、LD−CELPで再符号化
し、補助記憶装置35に蓄積する。特定の符号化方式に
よる音声情報をこの処理の対象外とする場合、その特定
の符号化方式の受信音声は、符号化状態のまま、補助記
憶装置35に蓄積する。
P又は16kbps ADPCMであれば、符号化状態
のまま補助記憶装置35に蓄積する。何れでもなけれ
ば、一旦、復号化した後、LD−CELPで再符号化
し、補助記憶装置35に蓄積する。特定の符号化方式に
よる音声情報をこの処理の対象外とする場合、その特定
の符号化方式の受信音声は、符号化状態のまま、補助記
憶装置35に蓄積する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信網を介して遠隔地
点間で映像、音声及びデータ等の複数のメディアを組み
合わせて通信をおこなうマルチメディア通信装置に関す
る。
点間で映像、音声及びデータ等の複数のメディアを組み
合わせて通信をおこなうマルチメディア通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通信網を介して映像、音声及びデータ等
の複数のメディアを組み合わせて通信を行なう通信シス
テムにおいて、受信した映像信号及び音声信号を蓄積す
ることは広く行なわれている。映像信号および音声信号
は膨大なデータ量になるので、従来のシステムでは、受
信したままの符号化された状態で蓄積を行なうのが普通
である。従って、蓄積するデータ量は、回線上の映像信
号および音声信号の各ビットレートに比例したものにな
る。
の複数のメディアを組み合わせて通信を行なう通信シス
テムにおいて、受信した映像信号及び音声信号を蓄積す
ることは広く行なわれている。映像信号および音声信号
は膨大なデータ量になるので、従来のシステムでは、受
信したままの符号化された状態で蓄積を行なうのが普通
である。従って、蓄積するデータ量は、回線上の映像信
号および音声信号の各ビットレートに比例したものにな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、回線上のビッ
トレートが映像信号で64kbps、音声信号で64k
bpsの場合のデータ量は、1秒間で16KBの大きさ
になる。そのため、1分間では、蓄積データ量は、96
0KBになる。
トレートが映像信号で64kbps、音声信号で64k
bpsの場合のデータ量は、1秒間で16KBの大きさ
になる。そのため、1分間では、蓄積データ量は、96
0KBになる。
【0004】本発明は、蓄積データ量をできるだけ低減
するマルチメディア通信装置を提示することを目的とす
る。
するマルチメディア通信装置を提示することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマルチメデ
ィア通信装置は、通信網を介して遠隔地点間で、映像、
音声及びデータ等の複数のメディアを組み合わせて通信
を行うマルチメディア通信装置であって、複数の音声符
号化方式を備え送信音声信号を符号化する音声符号化手
段と、複数の音声復号化方式を備え受信符号化音声信号
を復号化する音声復号化手段と、符号化音声信号を蓄積
する音声蓄積手段と、当該音声復号化手段により復号化
された受信音声信号を最も低ビットレートの符号化方式
で当該音声符号化手段により再符号化して当該音声蓄積
手段に蓄積するよう制御する制御手段とを有することを
特徴とする。
ィア通信装置は、通信網を介して遠隔地点間で、映像、
音声及びデータ等の複数のメディアを組み合わせて通信
を行うマルチメディア通信装置であって、複数の音声符
号化方式を備え送信音声信号を符号化する音声符号化手
段と、複数の音声復号化方式を備え受信符号化音声信号
を復号化する音声復号化手段と、符号化音声信号を蓄積
する音声蓄積手段と、当該音声復号化手段により復号化
された受信音声信号を最も低ビットレートの符号化方式
で当該音声符号化手段により再符号化して当該音声蓄積
手段に蓄積するよう制御する制御手段とを有することを
特徴とする。
【0006】本発明に係るマルチメディア通信装置はま
た、予め指定された特定の受信符号化音声信号を除き当
該音声復号化手段により復号化された受信音声信号を最
も低ビットレートの符号化方式で当該音声符号化手段に
より再符号化して当該音声蓄積手段に蓄積するようにし
た。
た、予め指定された特定の受信符号化音声信号を除き当
該音声復号化手段により復号化された受信音声信号を最
も低ビットレートの符号化方式で当該音声符号化手段に
より再符号化して当該音声蓄積手段に蓄積するようにし
た。
【0007】
【作用】上記手段により、少なくとも音声に関しては、
蓄積データ量を最低限に少なく出来る。
蓄積データ量を最低限に少なく出来る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例のテレビ会議装
置の概略構成ブロック図である。図1において、10は
ユーザを撮影するカメラ、11は絵や図面等を入力する
ための書画カメラ、12は自画像、受信画像、操作画面
及び共有画面などを表示する画像モニタ、14は、IT
U−T勧告H.261に従い、送信すべき画像信号を符
号化し、受信した符号化映像データを復号する画像符号
化復号化回路、16は、カメラ10の出力を所定の伝送
用フォーマット(例えば、CIF又はQCIF)に変換
して画像符号化復号化回路16に供給すると共に、画像
符号化復号化回路14により復号された受信画像を表示
用フォーマットに変換して画像モニタ12に出力する画
像インターフェースである。画像インターフェース16
はまた、カメラ10による入力画像、受信画像、操作画
面及び共有画面を選択及び合成し、並びに分割表示する
機能を具備する。
置の概略構成ブロック図である。図1において、10は
ユーザを撮影するカメラ、11は絵や図面等を入力する
ための書画カメラ、12は自画像、受信画像、操作画面
及び共有画面などを表示する画像モニタ、14は、IT
U−T勧告H.261に従い、送信すべき画像信号を符
号化し、受信した符号化映像データを復号する画像符号
化復号化回路、16は、カメラ10の出力を所定の伝送
用フォーマット(例えば、CIF又はQCIF)に変換
して画像符号化復号化回路16に供給すると共に、画像
符号化復号化回路14により復号された受信画像を表示
用フォーマットに変換して画像モニタ12に出力する画
像インターフェースである。画像インターフェース16
はまた、カメラ10による入力画像、受信画像、操作画
面及び共有画面を選択及び合成し、並びに分割表示する
機能を具備する。
【0010】18は音声通話用のハンドセット、20は
音声入力用のマイク、22は音声出力用のスピーカ、2
4は、送信すべき音声信号を符号化すると共に、受信し
た符号化音声信号を復号化する音声符号化復号化回路
(音声コーデック)である。26は、ハンドセット1
8、マイク20及びスピーカ22と音声符号化復号化回
路24との間の音声インターフェースである。
音声入力用のマイク、22は音声出力用のスピーカ、2
4は、送信すべき音声信号を符号化すると共に、受信し
た符号化音声信号を復号化する音声符号化復号化回路
(音声コーデック)である。26は、ハンドセット1
8、マイク20及びスピーカ22と音声符号化復号化回
路24との間の音声インターフェースである。
【0011】音声符号化復号化回路24は、本実施例で
は、64kbps PCM A−law、64kbps
PCM μ−law、64kbps/56kbps/
48kbps SB−ADPCM、32kbps AD
PCM及び16kbps(例えば、LD−CELP)に
対応可能である。
は、64kbps PCM A−law、64kbps
PCM μ−law、64kbps/56kbps/
48kbps SB−ADPCM、32kbps AD
PCM及び16kbps(例えば、LD−CELP)に
対応可能である。
【0012】音声インターフェース26は、ハンドセッ
ト18のオンフック及びオフフックを検出するオン/オ
フフック検出処理、マイク20及びスピーカ22使用時
のエコーを消去するエコー・キャンセル処理、並びに、
ダイヤル・トーン、呼出し音、ビジー・トーン及び着信
音などのトーン生成処理も行なう。
ト18のオンフック及びオフフックを検出するオン/オ
フフック検出処理、マイク20及びスピーカ22使用時
のエコーを消去するエコー・キャンセル処理、並びに、
ダイヤル・トーン、呼出し音、ビジー・トーン及び着信
音などのトーン生成処理も行なう。
【0013】28はデータを入出力、表示及び処理する
データ端末、30はデータ端末28のデータ・インター
フェースである。
データ端末、30はデータ端末28のデータ・インター
フェースである。
【0014】32は、CPU、ROM、RAM、補助記
憶装置等の周知のデバイスからなり、全体を制御するシ
ステム制御回路、34は、システム制御回路32に使用
者が所定の指示を入力するための操作装置(例えば、テ
ン・キー、キーボード、タッチパネル、ディジタイザ、
トラック・ボール及び/又はマウス等)、35は大容量
の補助記憶装置(例えば、ハードディスク装置又は光磁
気ディスク装置など)である。システム制御回路32は
また、データ・インターフェース30にポインティング
カーソル位置データ及びポインティングカーソル制御デ
ータを出力し、データ・インターフェース30からは、
通信相手端末からの同様のデータを受信する。
憶装置等の周知のデバイスからなり、全体を制御するシ
ステム制御回路、34は、システム制御回路32に使用
者が所定の指示を入力するための操作装置(例えば、テ
ン・キー、キーボード、タッチパネル、ディジタイザ、
トラック・ボール及び/又はマウス等)、35は大容量
の補助記憶装置(例えば、ハードディスク装置又は光磁
気ディスク装置など)である。システム制御回路32は
また、データ・インターフェース30にポインティング
カーソル位置データ及びポインティングカーソル制御デ
ータを出力し、データ・インターフェース30からは、
通信相手端末からの同様のデータを受信する。
【0015】36はISDN回線のISDNユーザ・網
インターフェース・プロトコルに従い回線を制御する回
線インターフェース、38は、ITU−T勧告H.22
1に従い、回線インターフェース36からの受信情報
を、その内容に応じて画像符号化復号化回路14、音声
符号化復号化回路24、データ・インターフェース30
及びシステム制御回路32に分離供給すると共に、画像
符号化復号化回路14からの符号化画像データ、音声符
号化復号化回路24からの符号化音声データ、データ・
インターフェース30からのデータ及びシステム制御回
路32からの制御コマンドを送信フレーム単位に多重化
して回線インターフェース36に供給する分離多重化回
路である。
インターフェース・プロトコルに従い回線を制御する回
線インターフェース、38は、ITU−T勧告H.22
1に従い、回線インターフェース36からの受信情報
を、その内容に応じて画像符号化復号化回路14、音声
符号化復号化回路24、データ・インターフェース30
及びシステム制御回路32に分離供給すると共に、画像
符号化復号化回路14からの符号化画像データ、音声符
号化復号化回路24からの符号化音声データ、データ・
インターフェース30からのデータ及びシステム制御回
路32からの制御コマンドを送信フレーム単位に多重化
して回線インターフェース36に供給する分離多重化回
路である。
【0016】図2は、音声符号化復号化部24の内部構
成を示す概略構成ブロック図である。まず、符号化系と
して、A/D変換器50が、音声インタフェース26か
らのアナログ音声信号をディジタル信号に変換する。ス
イッチ52は、システム制御回路32からの制御信号に
従い、A/D変換器50の出力(a接点)または復号化
系のスイッチ66からの信号(b接点)を選択し、符号
化回路54に供給する。符号化回路54は、システム制
御回路32から指示される符号化プログラムを符号化プ
ログラム記憶回路56からロードし、スイッチ52から
の信号を符号化する。スイッチ58は、システム制御回
路32の指示に従い、符号化回路54の出力をa接点か
ら分離多重化回路38に、又はb接点からシステム制御
回路32に供給する。
成を示す概略構成ブロック図である。まず、符号化系と
して、A/D変換器50が、音声インタフェース26か
らのアナログ音声信号をディジタル信号に変換する。ス
イッチ52は、システム制御回路32からの制御信号に
従い、A/D変換器50の出力(a接点)または復号化
系のスイッチ66からの信号(b接点)を選択し、符号
化回路54に供給する。符号化回路54は、システム制
御回路32から指示される符号化プログラムを符号化プ
ログラム記憶回路56からロードし、スイッチ52から
の信号を符号化する。スイッチ58は、システム制御回
路32の指示に従い、符号化回路54の出力をa接点か
ら分離多重化回路38に、又はb接点からシステム制御
回路32に供給する。
【0017】符号化プログラム記憶回路56には、7k
Hzオーディオ(ITU−T勧告G.722 64kb
ps/56kbps/48kbps)符号化プログラム
56a、A−law/μ−law(ITU−T勧告G.
711 64kbps)符号化プログラム56b、AD
PCM(ITU−T勧告G.726 48kbps/3
2kbps/24kbps/16kbps)符号化プロ
グラム56c、及びLD−CELP(ITU−T勧告
G.728 16kpbs)符号化プログラム56dが
格納されている。
Hzオーディオ(ITU−T勧告G.722 64kb
ps/56kbps/48kbps)符号化プログラム
56a、A−law/μ−law(ITU−T勧告G.
711 64kbps)符号化プログラム56b、AD
PCM(ITU−T勧告G.726 48kbps/3
2kbps/24kbps/16kbps)符号化プロ
グラム56c、及びLD−CELP(ITU−T勧告
G.728 16kpbs)符号化プログラム56dが
格納されている。
【0018】復号化系として、スイッチ60は、システ
ム制御回路32からの制御信号に従い、分離多重化回路
38からの信号(符号化音声信号)をa接点から復号化
回路62に、又はb接点からシステム制御回路32に供
給する。復号化回路62は、システム制御回路32から
指示される復号化プログラムを復号化プログラム記憶回
路64から読み出し、スイッチ60からの符号化音声信
号を復号化してスイッチ64に供給する。スイッチ66
は、システム制御回路32の指示に従い、復号化回路6
2の出力をa接点からD/A変換器68に、又はb接点
からスイッチ52のb接点に供給する。D/A変換器6
8は、スイッチ66からのディジタル音声信号をアナロ
グ信号に変換して、音声インターフェース26に供給す
る。
ム制御回路32からの制御信号に従い、分離多重化回路
38からの信号(符号化音声信号)をa接点から復号化
回路62に、又はb接点からシステム制御回路32に供
給する。復号化回路62は、システム制御回路32から
指示される復号化プログラムを復号化プログラム記憶回
路64から読み出し、スイッチ60からの符号化音声信
号を復号化してスイッチ64に供給する。スイッチ66
は、システム制御回路32の指示に従い、復号化回路6
2の出力をa接点からD/A変換器68に、又はb接点
からスイッチ52のb接点に供給する。D/A変換器6
8は、スイッチ66からのディジタル音声信号をアナロ
グ信号に変換して、音声インターフェース26に供給す
る。
【0019】復号化プログラム記憶回路64には、7k
Hzオーディオ(ITU−T勧告G.722 64kb
ps/56kbps/48kbps)復号化プログラム
64a、A−1aw/μ−1aw(ITU−T勧告G.
711 64kbps)復号化プログラム64b、AD
PCM(ITU−T勧告G.726 48kbps/3
2kbps/24kbps/16kbps)復号化プロ
グラム64c、及びLD−CELP(ITU−T勧告
G.728 16kpbs)復号化プログラム64dが
格納されている。
Hzオーディオ(ITU−T勧告G.722 64kb
ps/56kbps/48kbps)復号化プログラム
64a、A−1aw/μ−1aw(ITU−T勧告G.
711 64kbps)復号化プログラム64b、AD
PCM(ITU−T勧告G.726 48kbps/3
2kbps/24kbps/16kbps)復号化プロ
グラム64c、及びLD−CELP(ITU−T勧告
G.728 16kpbs)復号化プログラム64dが
格納されている。
【0020】従って、本実施例では、16kbpsAD
PCM又はLD−CELPが最も低ビットレートの音声
符号化復号化方式になる。
PCM又はLD−CELPが最も低ビットレートの音声
符号化復号化方式になる。
【0021】図3は、システム制御回路32における音
声蓄積時の第1の処理を示すフローチャートである。図
3に従い、本実施例の動作を説明する。
声蓄積時の第1の処理を示すフローチャートである。図
3に従い、本実施例の動作を説明する。
【0022】音声受信状態で、スイッチ60はa接点に
接続している。システム制御回路32は、内部のRAM
中に記憶されている現在の受信音声の符号化方式を示す
情報を取得し(S1)、現在の受信音声の符号化方式が
LD−CELPかどうかを判定する(S2)。LD−C
ELPでなければ(S2)、16kbps ADPCM
かどうかを調べる(S3)。何れか一方であれば(S
2、S3)、既に最低ビットレートになっているので、
復号化・再符号化の必要が無いことになり、スイッチ6
0をb接点に接続する(S8)。システム制御回路32
は、スイッチ60からの符号化音声信号を補助記憶装置
35に蓄積する(S7)。
接続している。システム制御回路32は、内部のRAM
中に記憶されている現在の受信音声の符号化方式を示す
情報を取得し(S1)、現在の受信音声の符号化方式が
LD−CELPかどうかを判定する(S2)。LD−C
ELPでなければ(S2)、16kbps ADPCM
かどうかを調べる(S3)。何れか一方であれば(S
2、S3)、既に最低ビットレートになっているので、
復号化・再符号化の必要が無いことになり、スイッチ6
0をb接点に接続する(S8)。システム制御回路32
は、スイッチ60からの符号化音声信号を補助記憶装置
35に蓄積する(S7)。
【0023】LD−CELPでも16kbps ADP
CMでもなければ(S3)、システム制御回路32は、
符号化回路54にLD−CELP符号化方式の選択を通
知し、符号化プログラム記憶回路56からLD−CEL
P符号化プログラム56dをロードさせる(S4)。こ
れにより、以降に符号化回路54に入力する音声は、L
D−CELP符号化方式で符号化される。同時に、スイ
ッチ52、66をb接点に、スイッチ58をもb接点に
切り替る(S5、S6)。これにより、受信音声を一
旦、復号化回路62で復号化した後、符号化回路54で
再符号化し、その再符号化音声信号をシステム制御回路
32に転送する信号路が形成される。システム制御回路
32は、スイッチ58からの符号化音声信号を補助記憶
装置35に蓄積する。
CMでもなければ(S3)、システム制御回路32は、
符号化回路54にLD−CELP符号化方式の選択を通
知し、符号化プログラム記憶回路56からLD−CEL
P符号化プログラム56dをロードさせる(S4)。こ
れにより、以降に符号化回路54に入力する音声は、L
D−CELP符号化方式で符号化される。同時に、スイ
ッチ52、66をb接点に、スイッチ58をもb接点に
切り替る(S5、S6)。これにより、受信音声を一
旦、復号化回路62で復号化した後、符号化回路54で
再符号化し、その再符号化音声信号をシステム制御回路
32に転送する信号路が形成される。システム制御回路
32は、スイッチ58からの符号化音声信号を補助記憶
装置35に蓄積する。
【0024】このように、本実施例では、受信した音声
信号の符号化方式に関係無く、自装置の持つ音声信号の
符号化方式の中で最も低ビットレートの符号化方式で音
声データを再符号して蓄積するので、蓄積の際のデータ
量を低減できる。
信号の符号化方式に関係無く、自装置の持つ音声信号の
符号化方式の中で最も低ビットレートの符号化方式で音
声データを再符号して蓄積するので、蓄積の際のデータ
量を低減できる。
【0025】図3では、どの音声符号化方式であって
も、最低ビットレートの符号化方式で再符号化するが、
特定の符号化方式による音声情報をこの処理の対象外と
したり、特定の符号化方式による音声情報のみをこの処
理の対象としてもよい。図4は、前者の場合の、音声蓄
積時のフローチャートを示す。図4に従い、本実施例の
動作を説明する。
も、最低ビットレートの符号化方式で再符号化するが、
特定の符号化方式による音声情報をこの処理の対象外と
したり、特定の符号化方式による音声情報のみをこの処
理の対象としてもよい。図4は、前者の場合の、音声蓄
積時のフローチャートを示す。図4に従い、本実施例の
動作を説明する。
【0026】システム制御回路32は、内部のRAM中
に記憶されている現在の受信音声の符号化方式を示す情
報を取得し(S11)、現在の受信音声の符号化方式が
指定の音声符号化方式かどうかを調べる(S12)。指
定の符号化方式でなければ(S12)、LD−CELP
かどうかを判定する(S13)。LD−CELPでなけ
れば(S13)、16kbps ADPCMかどうかを
調べる(S14)。指定の音声符号化方式(S12)、
LD−CELPS13)又は16kbps ADPCM
であれば(S14)、復号化・再符号化の必要が無いこ
とになり、スイッチ60をb接点に接続する(S1
9)。システム制御回路32は、スイッチ60からの符
号化音声信号を補助記憶装置35に蓄積する(S1
8)。
に記憶されている現在の受信音声の符号化方式を示す情
報を取得し(S11)、現在の受信音声の符号化方式が
指定の音声符号化方式かどうかを調べる(S12)。指
定の符号化方式でなければ(S12)、LD−CELP
かどうかを判定する(S13)。LD−CELPでなけ
れば(S13)、16kbps ADPCMかどうかを
調べる(S14)。指定の音声符号化方式(S12)、
LD−CELPS13)又は16kbps ADPCM
であれば(S14)、復号化・再符号化の必要が無いこ
とになり、スイッチ60をb接点に接続する(S1
9)。システム制御回路32は、スイッチ60からの符
号化音声信号を補助記憶装置35に蓄積する(S1
8)。
【0027】指定の音声符号化方式、LD−CELP及
び16kbps ADPCMのどれでもなければ(S1
4)、図3のS4以降と同様の処理される。すなわち、
受信音声は、復号化回路復号化回路62で復号化された
後、符号化回路54で再符号化され、スイッチ58及び
システム制御回路32を介して補助記憶装置35に蓄積
される(S18)。
び16kbps ADPCMのどれでもなければ(S1
4)、図3のS4以降と同様の処理される。すなわち、
受信音声は、復号化回路復号化回路62で復号化された
後、符号化回路54で再符号化され、スイッチ58及び
システム制御回路32を介して補助記憶装置35に蓄積
される(S18)。
【0028】図4では、指定した符号化方式の場合に
は、再符号化しないようにできる。例えば、7kHzオ
ーディオ信号のような高品質な音声では、データ量の削
減よりも品質を重視したい場合があり、このような受信
音声を蓄積したい場合に、有効である。
は、再符号化しないようにできる。例えば、7kHzオ
ーディオ信号のような高品質な音声では、データ量の削
減よりも品質を重視したい場合があり、このような受信
音声を蓄積したい場合に、有効である。
【0029】上記実施例では、最低ビットレートの音声
符号化方式としてLD−CELPを選択したが、その他
の音声符号化方式でもよいことはいうまでもない。ま
た、上記実施例では、再符号化しない音声符号化方式を
1つ指定できるようにしてたが、複数指定できることも
明かである。
符号化方式としてLD−CELPを選択したが、その他
の音声符号化方式でもよいことはいうまでもない。ま
た、上記実施例では、再符号化しない音声符号化方式を
1つ指定できるようにしてたが、複数指定できることも
明かである。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、受信した音声信号の符号化方式に
関係無く、所定の低ビットレートの符号化方式の符号化
データとして蓄積するので、蓄積の際のデータ量を低減
できる。
に、本発明によれば、受信した音声信号の符号化方式に
関係無く、所定の低ビットレートの符号化方式の符号化
データとして蓄積するので、蓄積の際のデータ量を低減
できる。
【0031】本発明ではまた、このような再符号化をし
ない音声符号化方式を予め指定できるので、例えば、7
kHzオーディオのような高品質な音声で、データ量低
減よりも音質を重視して、受信音声を蓄積できる。
ない音声符号化方式を予め指定できるので、例えば、7
kHzオーディオのような高品質な音声で、データ量低
減よりも音質を重視して、受信音声を蓄積できる。
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
る。
【図2】 音声符号化復号化回路24の概略構成ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】 音声蓄積時の第1フローチャートである。
【図4】 音声蓄積時の第2フローチャートである。
10:カメラ 11:書画カメラ 12:画像モニタ 14:画像符号化復号化回路 16:画像インターフェース 18:ハンドセット 20:マイク 22:スピーカ 24:音声符号化復号化回路 26:音声インターフェース 28:データ端末 30:データ・インターフェース 32:システム制御回路 34:操作装置 35:補助記憶装置 36:回線インターフェース 38:分離多重化回路 50:A/D変換器 52:スイッチ 54:符号化回路 56:符号化プログラム記憶回路 56a:7kHzオーディオ(ITU−T勧告G.72
2 64kbps/56kbps/48kbps)符号
化プログラム 56b:A−law/μ−law(ITU−T勧告G.
711 64kbps)符号化プログラム 56c:ADPCM(ITU−T勧告G.726 48
kbps/32kbps/24kbps/16kbp
s)符号化プログラム 56d:LD−CELP(ITU−T勧告G.728
16kpbs)符号化プログラム 58:スイッチ 60:スイッチ 62:復号化回路 64:復号化プログラム記憶回路 64a:7kHzオーディオ(ITU−T勧告G.72
2 64kbps/56kbps/48kbps)復号
化プログラム 64b:A−1aw/μ−1aw(ITU−T勧告G.
711 64kbps)復号化プログラム 64c:ADPCM(ITU−T勧告G.726 48
kbps/32kbps/24kbps/16kbp
s)復号化プログラム 64d:LD−CELP(ITU−T勧告G.728
16kpbs)復号化プログラム 66:スイッチ 68:D/A変換器
2 64kbps/56kbps/48kbps)符号
化プログラム 56b:A−law/μ−law(ITU−T勧告G.
711 64kbps)符号化プログラム 56c:ADPCM(ITU−T勧告G.726 48
kbps/32kbps/24kbps/16kbp
s)符号化プログラム 56d:LD−CELP(ITU−T勧告G.728
16kpbs)符号化プログラム 58:スイッチ 60:スイッチ 62:復号化回路 64:復号化プログラム記憶回路 64a:7kHzオーディオ(ITU−T勧告G.72
2 64kbps/56kbps/48kbps)復号
化プログラム 64b:A−1aw/μ−1aw(ITU−T勧告G.
711 64kbps)復号化プログラム 64c:ADPCM(ITU−T勧告G.726 48
kbps/32kbps/24kbps/16kbp
s)復号化プログラム 64d:LD−CELP(ITU−T勧告G.728
16kpbs)復号化プログラム 66:スイッチ 68:D/A変換器
Claims (2)
- 【請求項1】 通信網を介して遠隔地点間で、映像、音
声及びデータ等の複数のメディアを組み合わせて通信を
行うマルチメディア通信装置であって、複数の音声符号
化方式を備え送信音声信号を符号化する音声符号化手段
と、複数の音声復号化方式を備え受信符号化音声信号を
復号化する音声復号化手段と、符号化音声信号を蓄積す
る音声蓄積手段と、当該音声復号化手段により復号化さ
れた受信音声信号を最も低ビットレートの符号化方式で
当該音声符号化手段により再符号化して当該音声蓄積手
段に蓄積するよう制御する制御手段とを有することを特
徴とするマルチメディア通信装置。 - 【請求項2】 通信網を介して遠隔地点間で、映像、音
声及びデータ等の複数のメディアを組み合わせて通信を
行うマルチメディア通信装置であって、複数の音声符号
化方式を備え送信音声信号を符号化する音声符号化手段
と、複数の音声復号化方式を備え受信符号化音声信号を
復号化する音声復号化手段と、符号化音声信号を蓄積す
る音声蓄積手段と、予め指定された特定の受信符号化音
声信号を除き当該音声復号化手段により復号化された受
信音声信号を最も低ビットレートの符号化方式で当該音
声符号化手段により再符号化して当該音声蓄積手段に蓄
積するよう制御する制御手段とを有することを特徴とす
るマルチメディア通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6142840A JPH089358A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | マルチメディア通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6142840A JPH089358A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | マルチメディア通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH089358A true JPH089358A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15324840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6142840A Pending JPH089358A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | マルチメディア通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH089358A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2332130A (en) * | 1997-11-18 | 1999-06-09 | Nec Corp | Mobile telephone with voice data memory |
JP2009296498A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | コンバータ |
US10959513B2 (en) | 2018-03-19 | 2021-03-30 | Zoeftig Group Limited | Furniture system |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP6142840A patent/JPH089358A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2332130A (en) * | 1997-11-18 | 1999-06-09 | Nec Corp | Mobile telephone with voice data memory |
GB2332130B (en) * | 1997-11-18 | 2002-08-07 | Nec Corp | Mobile telephone |
US6584308B2 (en) | 1997-11-18 | 2003-06-24 | Nec Corporation | Mobile telephone with voice data compression and recording features |
JP2009296498A (ja) * | 2008-06-09 | 2009-12-17 | Fujitsu Telecom Networks Ltd | コンバータ |
US10959513B2 (en) | 2018-03-19 | 2021-03-30 | Zoeftig Group Limited | Furniture system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100583982C (zh) | Ip视频终端及其控制方法 | |
JPH0575988A (ja) | 通信装置 | |
JPH089358A (ja) | マルチメディア通信装置 | |
JP3491906B2 (ja) | 通信制御方法、マルチメディア通信システム及びマルチメディア通信装置 | |
JP2002290973A (ja) | マルチメディア通信装置 | |
JPH1169330A (ja) | 留守録機能を備えた画像通信装置 | |
JPH07298235A (ja) | テレビ会議装置及びそのポインティングカーソル表示制御方法 | |
JP2001145103A (ja) | 送信装置及び通信システム | |
JPH07322229A (ja) | ビデオ会議システム | |
JP2000092490A (ja) | 送信装置、受信装置、送信方法及び受信方法 | |
JPH0638195A (ja) | ビデオ符号化装置 | |
KR100219170B1 (ko) | 자동번역기능을 지닌 영상전화기 | |
KR980013231A (ko) | 화상 전화기를 이용한 회의 내용 저장 및 복원 장치 및 방법 | |
JP4032507B2 (ja) | テレビ電話装置 | |
JP3466683B2 (ja) | マルチメディア通信装置及びマルチメディア通信方法 | |
JPH09149395A (ja) | 通信装置 | |
JP3065647B2 (ja) | マルチメディア端末およびその受信映像表示方法 | |
JP3332479B2 (ja) | 画像通信端末装置及びフリーズ制御方法 | |
JPH07123172A (ja) | 端末装置 | |
JP3173809B2 (ja) | テレビジョン会議システム | |
JPH05167710A (ja) | マルチメディア通信システム | |
JPH07203071A (ja) | マルチメディア通信装置 | |
JPH0591214A (ja) | マルチメデイア通信装置 | |
JPH0758832A (ja) | 電話端末 | |
JP3444905B2 (ja) | 動画像通信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030924 |