JP3332479B2 - 画像通信端末装置及びフリーズ制御方法 - Google Patents

画像通信端末装置及びフリーズ制御方法

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JP3332479B2 JP15065293A JP15065293A JP3332479B2 JP 3332479 B2 JP3332479 B2 JP 3332479B2 JP 15065293 A JP15065293 A JP 15065293A JP 15065293 A JP15065293 A JP 15065293A JP 3332479 B2 JP3332479 B2 JP 3332479B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像通信端末装置及び
フリーズ制御方法に関し、より具体的には、テレビ電話
装置やテレビ会議システムにおける動画像通信端末装置
及びフリーズ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ電話装置やテレビ会議システムの
端末装置などの画像通信に関しては、CCITT勧告
H.261やH.221がある。
【0003】CCITT勧告H.221のフレーム構造
中のビット割当信号(BAS)にフリーズ要求コマンド
(BAS値(010))が定義され、CCITT勧告
H.261のタイプ情報の第3ビットにフリーズ解除要
求コマンドが定義されている。これらのコマンドは、画
像送信側が、送信画像のフリーズ又はフリーズ解除を画
像受信側に通知するために使用される。これにより、シ
ーン・チェンジや、ビデオ・ソースの切換えの際の送信
画像の乱れが、受信側で画像表示されないようにでき
る。
【0004】また、画像通信中に、動きのスムーズさよ
りも画質を優先したい、又は、画質よりも動きのスムー
ズさを優先したいといった希望が、画像受信側で生じる
ことがある。従来例では、このような場合、画像受信側
から画像送信側に、電話でその希望を伝達し、画像送信
側の使用者に希望に沿うように送信条件を変更してもら
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】画像受信側が画像送信
側に対して画像送信の一時的中断及びその再開を望んで
も、CCITT勧告H.261及びH.221には、そ
のためのコマンドが用意されていない。
【0006】本発明は、CCITT勧告H.261及び
H.221に準拠しつつ、この要望を満たす画像通信端
末装置を提示することを目的とする。
【0007】また、従来例では、フリーズ要求に対し
て、送信側端末が即時に送信を中止するので、画像受信
側で表示されるフリーズ画像は、ぼけや歪みがある画質
の悪いものとなることがある。例えば、画像送信側端末
のカメラの移動又は変倍動作中にフリーズ要求があった
場合である。
【0008】本発明は、このような弊害を解消するフリ
ーズ制御方法を提示することを目的とする。
【0009】更に、CCITTに準拠する従来例では、
画像受信側から画像送信側の送信条件を変更制御するこ
とができず、非常に使い勝手が悪かった。
【0010】本発明はまた、このような不都合を解消す
る画像通信端末装置を提示することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る動画像通信
端末装置は、端末間の動画像通信において動画像をフリ
ーズさせて静止画を送信する画像通信端末装置であっ
て、撮像手段と、前記撮像手段からの動画像を一時格納
するメモリと、画像受信端末からフリーズ要求コマンド
を受信する受信手段と、前記受信手段が前記フリーズ要
求コマンドを受信したことに応じて、前記メモリに記憶
させている動画像をフリーズさせて、静止画として送信
する送信手段とを有し、前記送信手段は動画像をフリー
ズさせる時に、前記撮像手段が物理的に固定されていな
い場合には、前記撮像手段を物理的に固定させた後に、
動画像をフリーズさせることを特徴とする。
【0012】本発明に係るフリーズ制御方法は、端末間
の動画像通信において、撮像手段からの動画像をフリー
ズさせて静止画を送信するフリーズ制御方法であって、
前記撮像手段からの動画像をメモリに一時格納する格納
工程と、画像受信端末からフリーズ要求コマンドを受信
する受信工程と、前記受信工程で前記フリーズ要求コマ
ンドを受信したことに応じて、前記メモリに記憶させて
いる動画像をフリーズさせて、静止画として送信する送
信工程とを有し、前記送信工程は、動画像をフリーズさ
せる時に前記撮像手段が物理的に固定されていない場合
には、前記撮像手段を物理的に固定させた後に動画像を
フリーズさせることを特徴とする。
【0013】
【作用】上記手段により、画像受信側から画像送信側
に、フリーズ要求及びフリーズ解除要求をし、並びに送
信条件の変更を要求できる。
【0014】上記フリーズ制御方法により、良好な画質
状態でフリーズ画像を得ることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0016】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。10は通話者や図面などの資料を撮影す
るカメラ、12は、カメラ10の出力を所定の内部形式
に変換する画像入力インターフェース、14は画像表示
するモニタ、16はモニタ14に画像信号を供給する画
像出力インターフェースである。18は、画像入力イン
ターフェース12からの入力画像及び受信画像を選択合
成して、画像出力インターフェース16に出力するため
の画像メモリである。
【0017】なお、モニタ14としては、単独の画像表
示装置でも複数の画像表示装置でもよく、更には、単独
の画像表示装置でもウインドウ表示システムにより複数
の画像を別々のウインドウに表示できるものであっても
よい。
【0018】22は、送信すべき画像信号を符号化する
画像符号化回路22aと、受信した符号化画像信号を復
号化する画像復号化回路22bからなる画像符号化復号
化回路である。
【0019】24はマイク及びスピーカからなるハンド
セット、26はハンドセット24に対する音声入出力イ
ンターフェースであり、ハンドセット24の使用時のエ
コーをキャンセルするエコー・キャンセル処理、並びに
ダイヤル・トーン、呼出し音、ビジー・トーン及び着信
音などのトーン生成処理を行なう。
【0020】28は、送信すべき音声信号を符号化する
音声符号化回路28aと、受信した符号化音声信号を復
号化する音声復号化回路28bからなる音声符号化復号
化回路である。本実施例では、64Kbps PCM
A−law、64KbpsPCM μ−law、64K
bps/56Kbps/48Kbps SB−ADPC
M、32Kbps ADPCM、16Kbps(例え
ば、APC−AB)、又は8Kbpsなどの音声符号化
復号化アルゴリズムに従って、音声信号を符号化復号化
する。
【0021】30は通信回線(例えば、ISDN回線)
の回線インターフェース、32は、画像符号化回路22
a及び音声符号化回路28aからの送信すべき符号化情
報を多重化して回線インターフェース30に供給すると
共に、回線インターフェース30からの受信情報の符号
化画像情報と符号化音声情報を分離し、それぞれ画像復
号化回路22b及び音声復号化回路28bに供給する分
離及び多重化回路である。
【0022】34は全体を制御するシステム制御回路、
36はシステム制御回路34に使用者が所定の指示を入
力するための操作装置(例えば、テン・キー、キーボー
ド、タッチパネル等)である。システム制御回路34
は、分離及び多重化回路32に通信相手端末に対する制
御コマンドを供給し、通信相手端末からの制御コマンド
を分離及び多重化回路32から受信する。
【0023】本実施例では、CCITT勧告H.221
のフレーム構造の中のビットレート割当信号値(BAS
値)で定義されているエスケープ・テーブル値(11
1)を使用して、非CCITT標準の独自コマンドとし
て、画像受信側から画像送信側に供給するフリーズ要求
コマンド及びフリーズ解除コマンドを割り付ける。
【0024】そして、システム制御回路34内に、画像
受信側となった場合に、これらの独自コマンドを発生す
る独自コマンド発生手段40、受信した独自コマンドを
識別する独自コマンド識別手段42、並びに、CCIT
Tに準拠する又は独自コマンドであるフリーズ要求コマ
ンド及びフリーズ解除コマンドに応じてフリーズを制御
するフリーズ制御手段44を具備する。これらの手段4
0,42,44は、ハードウエア又はソフトウエアとし
て設置される。
【0025】図1に示す実施例における画像信号及び音
声信号の流れを簡単に説明する。カメラ10による入力
画像は画像入力インターフェース12及び画像メモリ1
8を介して画像符号化復号回路22の符号化回路22a
に印加される。画像符号化回路22aは、システム制御
回路34から指定される符号化方式及び圧縮率で入力画
像信号を符号化し、分離及び多重化回路32に出力す
る。
【0026】他方、ハンドセット24のマイクによる入
力音声信号は音声入出力インターフェース26を介して
音声符号化復号化回路28の音声符号化回路28aに入
力し、符号化されて分離及び多重化回路32に印加され
る。
【0027】分離及び多重化回路32は、符号化回路2
2a,28aからの符号化信号及びシステム制御回路3
4からのコマンドを多重化し、回線インターフェース3
0に出力する。回線インターフェース30は分離及び多
重化回路32からの信号を、接続する通信回線に出力す
る。
【0028】通信回線から受信した信号は回線インター
フェース30から分離及び多重化回路32に入力する。
分離及び多重化回路32は、受信信号の符号化画像信
号、符号化音声信号及びコマンドを分離し、それぞれ画
像復号化回路22b、音声復号化回路28b及びシステ
ム制御回路34に印加する。
【0029】画像復号化回路22bは、回路32からの
符号化画像信号を復号し、復号された受信画像は画像メ
モリ18に一時記憶される。画像メモリ18は、カメラ
10による入力画像と、画像復号化回路22bからの受
信画像を選択合成して画像出力インターフェース16に
出力する。合成処理として例えば、ピクチャー・イン・
ピクチャーやウインドウ表示システムにおける対応ウイ
ンドウへのはめ込みなどがある。モニタ14は画像出力
インターフェース16からの画像信号を画像表示する。
これにより、入力画像及び/又は受信画像がモニタ14
の画面に表示される。
【0030】音声符号化回路28bにより復号された受
信音声信号は音声入出力インターフェース26を介して
ハンドセット24のスピーカに印加される。これによ
り、通信相手からの音声を聞くことができる。
【0031】なお、相手から受信したコマンドは、分離
及び多重化回路32で画像情報及び音声情報と分離さ
れ、システム制御回路34に供給される。
【0032】次に、独自コマンドを使って画像受信側か
ら画像送信側にフリーズ要求する場合の動作を説明す
る。なお、画像送信側端末及び画像受信側端末のどちら
も、図1の構成になっているとする。図2は、画像受信
側のフローチャート、図3は画像送信側のフローチャー
トを示す。
【0033】画像受信側は、通常通信中に(S1)、フ
リーズしたい状況になると(S2)、オペレータは、操
作装置36を操作して、システム制御回路34の独自コ
マンド発生手段40から独自コマンドであるフリーズ要
求コマンドを発生させる(S3)。独自コマンド発生手
段40が発生するコマンドは、分離及び多重化回路3
2、回線インターフェース30及び通信回線を介して画
像送信側端末に送信される。
【0034】他方、画像送信側端末は、通常通信中に
(S11)、画像受信側端末から独自コマンドを受信す
ると、システム制御回路34の独自コマンド識別手段が
独自コマンドの意味を解読する。それがフリーズ要求コ
マンドであれば(S12)、フリーズ制御手段44に指
示して、送信画像をフリーズさせる(S13)。例え
ば、詳細は後述するが、フリーズ制御手段44は、フリ
ーズ要求信号の入力後、数フレーム分の画像を送信して
から送信を中止する。画像送信側は、この数フレームの
送信の間に、画像メモリ18に受信画像をフリーズし、
モニタ14に静止画像を表示する(S4)。
【0035】いうまでもないが、画像フリーズは、理論
的には、画像送信側端末の画像メモリ18でフリーズす
る場合と、画像受信側端末の画像メモリ18でフリーズ
する場合とが考えられ、本実施例は、そのどちらにも適
用できる。後者の方が柔軟性に富むが、前者は、画像受
信側端末に画像メモリを装備していない場合にも利用で
きるという利点がある。
【0036】画像受信側端末が受信画像のフリーズを解
除したいとき、オペレータは、操作装置36を操作し
て、システム制御回路34の独自コマンド発生手段40
から独自コマンドであるフリーズ解除コマンドを発生さ
せる(S15)。このフリーズ解除コマンドも、フリー
ズ要求コマンドと同様に、分離及び多重化回路32、回
線インターフェース30及び通信回線を介して画像送信
側端末に送信される。
【0037】画像送信側端末は、画像受信側端末から独
自コマンドのフリーズ解除コマンドを受信すると、シス
テム制御回路34の独自コマンド識別手段が独自コマン
ドの意味を解読する。それがフリーズ解除コマンドであ
れば(S14)、フリーズ制御手段44に指示して、送
信画像のフリーズを解除させる(S15)。
【0038】画像送信側での送信画像のフリーズ解除
(S13)により、画像受信側のモニタ14には、連続
的な動画像が表示される(S6)。
【0039】上記実施例では、CCITTに準拠しつ
つ、画像受信側から画像送信側に送信画像のフリーズ及
びフリーズ解除を要求することができる。
【0040】次に、フリーズ制御に関する本発明の実施
例を説明する。画像送信側端末のフリーズ制御手段44
は、画像受信側端末からのフリーズ要求コマンド又は画
像送信側端末の操作装置36からのフリーズ要求に応じ
て、図4、図5又は図6に示すように、送信画像のフリ
ーズを実行する。
【0041】図4は、第1実施例の制御フローチャート
を示す。フリーズ要求が発生すると、送信画像の入力源
(図1の実施例ではカメラ10)を固定する(S2
1)。これは通常、カメラ10の物理的固定(パンやチ
ルト中であれば、その移動停止、ズームの変倍中であれ
ば、変倍の停止)である。ビデオ・テープ・レコーダや
ビデオ・ディスク再生装置などのように、元々固定され
ているもののときは、この固定命令は無視されることに
なる。
【0042】画像入力源を固定した状態で、動画像をn
フレーム送信して(S22,23)、動画像の送信を停
止する(S24)。送信するフレーム数nは、シミュレ
ーション等により画像入力源に応じて決定する。
【0043】このように、画像入力源を固定するので、
送信する画像が安定したものとなり、従って、符号化
(例えば、フレーム間予測符号化)によっても比較的高
い画質で画像送信できる。また、フリーズ要求から数フ
レーム、画像送信を継続するので、画像メモリ18にお
ける画像データのフリーズに時間的余裕が生まれる。
【0044】図5は、フリーズ制御の第2実施例の制御
フローチャートを示す。フリーズ要求が発生すると、図
4の場合と同様に、送信画像の入力源を固定する(S3
1)。画像入力源を固定した状態で、フレーム間の差分
値(画面全体の累積値又は平均値など)が所定値δ未満
になるまで(S33)、動画像を送信する(S32)。
S32,33は、送信画像の安定を確認していることに
相当する。フレーム間の差分値がδ未満になったら(S
33)、画像の送信を停止する(S34)。
【0045】第2実施例では、画像入力源を固定するの
で、送信する画像が安定したものとなり、S32,33
で送信画像の安定を確認した後、送信を停止する。従っ
て、符号化(例えば、フレーム間予測符号化)によって
も比較的高い画質で画像送信できる。勿論、画像メモリ
18における画像データのフリーズにも、時間的余裕が
生まれる。
【0046】図6は、フリーズ制御の第3実施例の制御
フローチャートを示す。フリーズ要求が発生すると、図
4及び図5の場合と同様に、送信画像の入力源を固定す
る(S41)。画像入力源を固定した状態で、送信すべ
き画像の1フレームをフレーム内符号化モードで符号化
して送信し(S42)、以後、画像の送信を停止する
(S43)。
【0047】第3実施例では、画像入力源を固定するの
で、送信する画像が安定したものとなる。その安定した
画像を、ブロック歪みがぼけの比較的生じにくいフレー
ム内符号化で符号化するので、比較的高い画質で画像送
信できる。
【0048】次に、送信条件を画像受信側から制御でき
るようにした本発明の一実施例を説明する。機能的なブ
ロック図は図1と同じである。ここでは、CCITT勧
告H.221のフレーム構造の中のビットレート割当信
号値(BAS値)で定義されているエスケープ・テーブ
ル値(111)を使用して、非CCITT標準の独自コ
マンドとして、送信条件の制御コマンドを割り付ける。
例えば、秒当たりのフレーム数、量子化ステップ数、及
びCIF/QCIFの指定又は切換えなどである。
【0049】次に、独自コマンドを使って画像受信側か
ら画像送信側の送信条件を制御する動作を説明する。な
お、画像送信側端末及び画像受信側端末のどちらも、図
1の構成になっているとする。図7は、画像受信側のフ
ローチャート、図8は画像送信側のフローチャートを示
す。
【0050】画像受信側のオペレータが、通常通信中に
(S51)、受信画像を調整したくなると(S52)、
操作装置36を操作して送信条件、例えば、秒当たりの
フレーム数、量子化ステップ数、CIF/QCIFの切
換え指定などを指定し、システム制御回路34は、指定
された送信条件を指定する送信制御コマンドを、独自コ
マンド発生手段40から独自コマンド、即ち、前述の
H.221のフレーム構造の中のビットレート割当信号
値(BAS値)で定義されているエスケープ・テーブル
値(111)を使用して発生させる(S53)。独自コ
マンド発生手段40が発生するコマンドは、分離及び多
重化回路32、回線インターフェース30及び通信回線
を介して画像送信側端末に送信される。
【0051】他方、画像送信側端末は、通常通信中に
(S61)、画像受信側端末から独自コマンドを受信す
ると、システム制御回路34の独自コマンド識別手段が
独自コマンドの意味を解読する。それが送信制御コマン
ドであれば(S62)、画像送信条件を、その送信制御
コマンドで指定される送信条件に変更する(S63)。
【0052】画像受信側端末は、送信制御コマンドによ
り送信条件を調整された画像を受信し(S54)、それ
が満足するものであれば(S55)、送信制御コマンド
の送信を止め、満足できなければ(S55)、送信制御
コマンドによる送信条件の遠隔制御を継続する(S5
3,54)。
【0053】上記実施例では、CCITTに準拠しつ
つ、画像受信側が画像送信側の送信条件を制御すること
ができるようになる。
【0054】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、画像受信側が、画像送信側にフリ
ーズ要求及びフリーズ解除要求をすることができるよう
になる。また、画像受信側が、画像送信側の送信条件を
制御できるようになる。更には、良好な画質状態でフリ
ーズ画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 画像受信側からのフリーズ制御の画像受信側
の動作フローチャートである。
【図3】 画像受信側からのフリーズ制御の画像送信側
の動作フローチャートである。
【図4】 フリーズ制御に関する第1実施例のフローチ
ャートである。
【図5】 フリーズ制御に関する第2実施例のフローチ
ャートである。
【図6】 フリーズ制御に関する第3実施例のフローチ
ャートである。
【図7】 画像受信側からの送信条件制御の画像受信側
の動作フローチャートである。
【図8】 画像受信側からの送信条件制御の画像送信側
の動作フローチャートである。
【符号の説明】
10:カメラ 12:画像入力インターフェース 1
4:モニタ 16:画像出力インターフェース 18:
画像メモリ 22:画像符号化復号化回路 22a:画
像符号化回路 22b:画像復号化回路 24:ハンド
セット 26:音声入出力インターフェース 28:音
声符号化復号化回路 28a:音声符号化回路 28
b:音声復号化回路 30:回線インターフェース 3
2:分離及び多重化回路 34:システム制御回路 3
6:操作装置 40:独自コマンド発生手段 42:独
自コマンド識別手段 44:フリーズ制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−303605(JP,A) 特開 平6−86137(JP,A) 特開 平5−64185(JP,A) 特開 平4−354286(JP,A) 特開 平4−246933(JP,A) 特開 平3−251071(JP,A) 特開 平3−247085(JP,A) 特開 平3−247084(JP,A) 特開 平3−247083(JP,A) 特開 平2−69088(JP,A) 特開 平2−52582(JP,A) 特開 平2−52581(JP,A) 特開 平1−293085(JP,A) 特開 昭63−142973(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/14 H04N 7/32

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末間の動画像通信において動画像をフ
    リーズさせて静止画を送信する画像通信端末装置であっ
    て、 撮像手段と、 前記撮像手段からの動画像を一時格納するメモリと、 画像受信端末からフリーズ要求コマンドを受信する受信
    手段と、 前記受信手段が前記フリーズ要求コマンドを受信したこ
    とに応じて、前記メモリに記憶させている動画像をフリ
    ーズさせて、静止画として送信する送信手段とを有し、
    前記送信手段は動画像をフリーズさせる時に、前記撮像
    手段が物理的に固定されていない場合には、前記撮像手
    段を物理的に固定させた後に、動画像をフリーズさせる
    ことを特徴とする動画像通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段が物理的に固定されていな
    い場合とは、撮像手段がパンまたはチルト中である場合
    であることを特徴とする請求項1に記載の動画像通信端
    末装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段が物理的に固定されていな
    い場合とは、撮像手段のズームの変倍中である場合であ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の動画像通信
    端末装置。
  4. 【請求項4】 前記フリーズ要求コマンドは、CCIT
    T勧告H.221のフレーム構造で定義されるエスケー
    プ・テーブル値を使用することを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれか1項に記載の動画像通信端末装置。
  5. 【請求項5】 端末間の動画像通信において、撮像手段
    からの動画像をフリーズさせて静止画を送信するフリー
    ズ制御方法であって、 前記撮像手段からの動画像をメモリに一時格納する格納
    工程と、 画像受信端末からフリーズ要求コマンドを受信する受信
    工程と、 前記受信工程で前記フリーズ要求コマンドを受信したこ
    とに応じて、前記メモリに記憶させている動画像をフリ
    ーズさせて、静止画として送信する送信工程とを有し、
    前記送信工程は、動画像をフリーズさせる時に前記撮像
    手段が物理的に固定されていない場合には、前記撮像手
    段を物理的に固定させた後に動画像をフリーズさせるこ
    とを特徴とするフリーズ制御方法。
  6. 【請求項6】 前記撮像手段が物理的に固定されていな
    い場合とは、撮像手段がパンまたはチルト中である場
    合、または撮像手段のズームの変倍中である場合である
    ことを特徴とする請求項5に記載のフリーズ制御方法。
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