JP2778185B2 - 電子スチル・カメラ - Google Patents

電子スチル・カメラ

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JP2778185B2
JP2778185B2 JP2044714A JP4471490A JP2778185B2 JP 2778185 B2 JP2778185 B2 JP 2778185B2 JP 2044714 A JP2044714 A JP 2044714A JP 4471490 A JP4471490 A JP 4471490A JP 2778185 B2 JP2778185 B2 JP 2778185B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子スチル・カメラに関し、より具体的に
は、撮影した画像を記録媒体に記録する電子スチル・カ
メラに関する。
[従来の技術] CCDなどの固体撮像素子により撮影した静止画像を磁
気ディスクなどの記録媒体に記録するスチル・カメラ、
所謂電子スチル・カメラが提案され、当該磁気ディスク
に記録した静止画像を再生して、モニター装置で表示し
たり、プリンタにより紙上に印刷する構成も知られてい
る。
このような電子スチル・カメラは、銀塩フィルムを使
った従来方式のスチル・カメラに比べて、現像などの薬
品処理が不要であり、撮影した画像を即座にモニター装
置やハードコピーで確認でき、また遠隔地に伝送できる
という利点をもっている。
[発明が解決しようとする課題] しかし電子スチル・カメラは、記録媒体である磁気デ
ィスクの回転や、撮像素子の駆動に大量の電力を消費す
る。更には、撮影光学系の焦点距離を電動調節する焦点
距離調整機構を組み込んだ場合には、焦点距離調整のた
めにも多くの電力が消費される。
このように、動作時に大量の電力を消費する回路が複
数ある場合、理論的には充分大きな容量の電池を用意す
ればよいが、実際上、電池容量及び電池の収容空間に限
界がある。
また、撮像素子の駆動と上記焦点距離調整などを同時
に行なうと、電源電圧の低下により撮像素子の出力映像
信号に乱れを生じるという問題点がある。
そこで本発明は、このような問題点を解決した電子ス
チル・カメラを提示することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る電子スチル・カメラは、焦点距離可変な
撮影光学系と、撮影光学系による光学像を電気信号に変
換する撮像手段と、当該撮像手段による撮影画像を記録
媒体に記録する記録手段と、当該撮影光学系の焦点距離
を調整する焦点距離調整手段と、当該撮像手段の駆動中
に焦点距離調整の指示が入力した場合、撮影した映像の
記録動作中であれば記録動作終了後に焦点距離調整動作
を開始し、撮影した映像の記録動作中でなければ、撮像
手段の駆動を止めて焦点距離調整動作を開始する制御手
段とからなることを特徴とする。
[作用] 焦点距離調整手段による撮影光学系の焦点距離調整動
作は一時に多量の電力を消費し、電源電圧を一時的に低
下させる。電源電圧の低下は、撮像手段の動作を不安定
にし、出力映像信号に乱れを生じさせる。上記手段によ
り、焦点距離調整動作と撮像手段の駆動とを同時に実行
することがなくなり、撮像手段が常に安定に動作する。
従って、撮像手段から、乱れのない良好な映像信号を得
ることができる。また、撮像手段と焦点距離調整手段を
同時に動作させないことにより、不必要に容量の大きな
電源を用意しなくて済む。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。10aは合焦用レンズ、10b,10cは焦点距離調整用レン
ズ、10dは固定レンズであり、これらは撮影光学系を構
成する。12は合焦用レンズ10aを保持する合焦レンズ保
持枠であり、歯車部12a及びネジ部12bを具備する。14,1
6は焦点距離調整用レンズ10b,10cを保持するレンズ保持
枠である。18はレンズ保持枠14,16の光軸方向の位置を
決定するカム溝を具備するカム筒であり、カメラの固定
部20に回転自在に保持されている。22,24はレンズ保持
枠14,16に固設されたコロであり、カム筒18のカム溝を
通り、カメラ固定部の光軸方向の長溝部20aに嵌入し、
レンズ保持枠14,16を位置決めしている。なお、カム筒1
8が回転すると、カム溝によりレンズ保持枠14,16が光軸
方向に移動する。
26は絞り、27はシャッタである。28はファインダ光学
系であり、カメラの固定部20に固定されたレンズ28a,28
c、及びレンズ28a,28cの光軸に沿って移動自在に保持さ
れるレンズ28bからなる。30は光学像を電気信号に変換
する撮像素子である。
32は合焦レンズ枠12を回動させるフォーカス用モータ
であり、その回転数はエンコーダ32aにより検出され
る。モータ32の歯車32bは合焦レンズ枠12の歯車部12aと
噛み合っている。合焦レンズ保持枠12のネジ部12bがカ
メラの固定部20のネジ部20bと係合しているので、モー
タ32の回転により合焦レンズ保持枠12は光軸方向に移動
する。
34はズーム用モータであり、その回転数はエンコーダ
34aにより検出される。モータ34の歯車34bはカム筒18の
歯車部18aと噛み合っている。ズーム用モータ34が回転
すると、歯車34b,18aによりカム筒18が撮影光学系の光
軸を中心に回転し、焦点距離調整用レンズ10b,10cが、
カム溝のリフトによりレンズ保持枠14,16と共に光軸方
向に移動する。
36はファインダ用モータであり、その回転数はエンコ
ーダ36aにより検出される。モータ36により回転される
ネジ36bは可動レンズ28bを保持するレンズ保持枠38のネ
ジ部38aと噛み合っており、モータ36の回転によりレン
ズ保持枠38、従って可動レンズ28bが光軸方向に移動す
るようになっている。
40はズーム・ボタン、42は測光回路、44は測距回路、
46は撮影した画像を記録媒体に記録する記録回路、48は
全体を制御するカメラ制御回路、50は電池からなる電源
である。52は動作状態などを表示する表示装置(例え
ば、液晶表示装置)である。カメラ制御回路42は、第2
図に図示したように、所謂、シャッタ制御回路、フォー
カス制御回路、絞り制御回路、ズーム制御回路及び撮像
素子制御回路などを具備する。第2図において、54aは
図示しないシャッタ・レリーズ・ボタンを半ストローク
押し込んだ位置でオンになるレリーズ・スイッチ、54b
は更に押し込んだ位置でオンになるレリーズ・スイッチ
である。また、40aはテレ側へのズームを指示するズー
ム・スイッチ、40bはワイド側へのズームを指示するズ
ーム・スイッチである。
次に、第3A図及び第3B図を参照して、動作を説明す
る。不図示の電源スイッチが操作されて、電源が投入さ
れると、カメラ制御回路48は先ず、絞り26を開放状態
に、シャッタ27を閉成状態にし、合焦用レンズ10aを無
限遠に合焦する位置に移動させる(S1)。この状態で撮
影者は構図を決める。即ち、ファインダを覗きながら、
ズーム・ボタン40のスイッチ40a,40bの何れかを押す。
スイッチ40aを押せば(S2)、モータ34,36が正転して、
撮影光学系及びファインダ光学系が望遠側に調整され
(S3)、スイッチ40bを押せば(S4)、モータ34,36が逆
転して、撮影光学系及びファインダ光学系が広画側に調
整される(S5)。
このようにして構図が決定された後、撮影者が不図示
のレリーズ・ボタンを押す。レリーズ・ボタンを半スト
ローク押し込んだ所でレリーズ・スイッチ54aがオンに
なると(S6)、カメラ制御回路48は、測光回路42により
被写体の輝度を測定し、測距回路44により被写体までの
距離を測定し、ホワイトバランスを調整する(S7)。そ
の後、撮像素子30の駆動を開始する(S8)。測光情報に
より絞り値及びシャッタ・スピードを決定し、測距情報
により合焦用レンズ10aの移動量を決定し(S9)、モー
タ32により合焦用レンズ10aを決定位置まで移動させる
(S10)。
S10の後、レリーズ・スイッチ54aがオンである間、ズ
ーム・ボタン40(S21)又はレリーズ・スイッチ54bを調
べる。レリーズ・スイッチ40が操作されれば(S21)、
合焦用レンズ10aを所定の待機位置(無限遠合焦位置)
に移動し、撮像素子30の駆動を停止して(S13)、S2に
戻る。レリーズ・スイッチ54aがオンである間、更にレ
リーズ・スイッチが押し込まれてレリーズ・スイッチ54
bがオンするのを待つ(S11,12)。レリーズ・スイッチ5
4aがオフになると(S12)、撮影しないということであ
るから、合焦用レンズ10aを所定の待機位置(無限遠合
焦位置)に移動し、撮像素子30の駆動を停止して(S1
3)、S2に戻る。レリーズ・スイッチ54bがオンになる
と、撮影動作が開始される。即ち、絞り26を、S9で決め
た絞り値になるように駆動し(S14)、シャッタ27を決
められたシャッタ時間だけ開放する(S15)。シャッタ2
7の開閉により撮像素子30に蓄積された電荷を読み出し
て記録回路46に転送し(S16)、撮影映像を記録媒体の
未記録領域に記録する(S17)。
この後、レリーズ・スイッチ54aがオンである間(S1
9)、ズーム・ボタン40及びレリーズ・スイッチ54bを調
べる(S19,22)。ズーム・ボタン40が操作されたら、絞
りを開放してS13に進み(S20)、レリーズ・スイッチ54
bがオンのままであれば撮影及び記録(S15〜17)が繰り
返される(S18)。即ち、スイッチ54bがオフになって
も、スイッチ54aがオンのままであれば、合焦用レンズ1
0aはその位置に停止し、また、撮像素子30は駆動状態に
ある。スイッチ54aがオフになると、絞り26を開放し(S
20)、合焦用レンズ10aを所定の待機位置(無限遠合焦
位置)に移動し、撮像素子30の駆動を停止して(S1
3)、撮影を終了する。
本実施例では、ズーム・ボタン40(スイッチ40a,40
b)により撮影光学系及びファインダ光学系の焦点距離
が調整されているときに、撮像素子30の駆動を開始する
と、この焦点調整動作が中止される。また、撮像素子30
の駆動中にズーム・ボタン40が押された場合、撮影した
映像を記録中であれば、記録の終了後に、撮像素子の駆
動を中止して焦点距離調整のための光学系移動は開始
し、撮影した映像の記録中でなければ、即座に、撮像素
子の駆動を中止して焦点距離調整のための光学系移動を
介する。勿論、撮影記録動作中、撮像素子30は駆動され
ている。
撮影した画像の記録媒体は、半導体メモリなどの固体
メモリであってもよいことはいうまでもない。
上記実施例では、焦点距離を連続的に変更できるズー
ム・レンズを使用したが、例えば2焦点又は多焦点を選
択できるレンズであっても同様である。いうまでもない
が、合焦用に移動するレンズ(群)は、図示例に限定さ
れない。焦点距離調整のためのレンズ(群)(以下、変
倍レンズ群という)を合焦用のレンズとしても使用する
場合には、この変倍レンズ群の各群を光軸方向に独立に
移動させられる、その移動を個別に制御できることが必
要である。このための機構は、例えば米国特許第4,008,
951号等に記載されている。
[発明の効果] 以上の説明から容易に理解できるように、本発明によ
れば、撮像手段の駆動と、焦点距離調整動作を同時に実
行することがなくなるので、電源を効率良く利用でき
る。また、撮像手段の駆動中には焦点距離調整動作は実
行されないので、撮像手段の動作が不安定になることは
なく、従って、良好な出力映像信号を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成ブロック図、第2図は
第1図のカメラ制御回路48及びその周辺の回路構成ブロ
ック図、第3A図及び第3B図は第1図の動作フローチャー
トである。 10a:合焦用レンズ、10b,10c:焦点距離調整用レンズ、10
d:固定レンズ、12:合焦レンズ保持枠、12a:歯車部、12
b:ネジ部、14,16:レンズ保持枠、18:カム筒、18a:歯車
部、20:カメラの固定部、20a:長溝部、20b:ネジ部、22,
24:コロ、26:絞り、27:シャッタ、28:ファインダ光学
系、28a,28c:レンズ、28b:可動レンズ、30:撮像素子、3
2:フォーカス用モータ、32a,34a,36a:エンコーダ、32b,
34b:歯車、34:ズーム用モータ、36:ファインダ用モー
タ、36b:ネジ、38:レンズ保持枠、38a:ネジ部、40:ズー
ム・ボタン、40a,40b:ズーム・スイッチ、48:カメラ制
御回路、50:電源、54a,54b:レリーズ・スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焦点距離可変な撮影光学系と、撮影光学系
    による光学像を電気信号に変換する撮像手段と、当該撮
    像手段による撮影画像を記録媒体に記録する記録手段
    と、当該撮影光学系の焦点距離を調整する焦点距離調整
    手段と、当該撮像手段の駆動中に焦点距離調整の指示が
    入力した場合、撮影した映像の記録動作中であれば記録
    動作終了後に焦点距離調整動作を開始し、撮影した映像
    の記録動作中でなければ、撮像手段の駆動を止めて焦点
    距離調整動作を開始する制御手段とからなることを特徴
    とする電子スチル・カメラ。
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