JP3478783B2 - 撮像装置、撮像装置の制御方法、撮像装置の制御プログラムを提供する媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法、撮像装置の制御プログラムを提供する媒体

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JP3478783B2 JP2000198778A JP2000198778A JP3478783B2 JP 3478783 B2 JP3478783 B2 JP 3478783B2 JP 2000198778 A JP2000198778 A JP 2000198778A JP 2000198778 A JP2000198778 A JP 2000198778A JP 3478783 B2 JP3478783 B2 JP 3478783B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、光画像を光電変換
素子により電気画像信号に変換し、該電気画像信号を記
録媒体に記録する電子スチルカメラ等の撮像装置、撮像
装置の制御方法、撮像装置の制御プログラムを提供する
媒体に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の電子ステルカメラ等の撮像装置に
おいて、バースト連写(一旦、撮影画像をバッファメモ
リ等に格納し、時間のかかる画像処理や画像圧縮は時間
のあるときに行い、記録メディアに記録(格納)するこ
とで、連写のコマ速度を高速化したもの)できる機種に
おいても、バーストコマ数を表示しないものや、外部表
示にバーストコマ数のみの情報を表示するものは製品化
されいるが、撮影可能枚数とバースト連写のコマ数を明
確化した表示やバースト状態の表示を他の表示と兼用す
るようにしたものはない。また、バッファメモリの格納
領域が満杯になった場合に、次に撮影できる状態になる
のが何時かを明確に表示するようにしたものはない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従って、上述した従来
例にあっては、連写可能な撮影枚数が記録媒体の記録算
数状況と同時に認識することができないと共に、次に撮
影可能状態になるのが何時であるかが判明し難く、しか
も、専用の表示部材を用意しないとバースト連写の状態
を表示することができないという問題点があった。 【0004】本発明は、以上の事情に鑑みなされたもの
で、撮影画像を取り込み、取り込んだ画像を画像保管手
段に保管し、前記画像画像保管手段に保管した画像を読
み出して記録媒体に記録可能な撮像装置、その種の撮像
装置の制御方法、その種の撮像装置の制御プログラムを
提供する媒体において、前記画像保管手段に保管可能な
画像枚数の状態の表示の向上を図ろうとするものであ
る。 【0005】 【0006】 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、撮影画像を取
り込み、取り込んだ画像をバッファメモリに保管し、前
記画像画像保管手段に保管した画像を読み出して記録媒
体に記録可能な撮像装置において、前記バッファメモリ
の保管可能な画像枚数を表す情報と、露出補正量を表す
情報をバー表示方式による表示手段に選択的に表示する
ものである。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づき説明する。 【0009】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1乃至図5を参照して説明する。 【0010】本実施の形態では、着脱可能なメモリに書
き込み可能な残数と、バースト連写用のバッファメモリ
の残数とを同時に明確に表示するようにしたものであ
る。 【0011】図1は、本実施の形態に係る撮像装置であ
る電子スチルカメラ(フィルム画像再生装置)の構成を
示すブロック図である。 【0012】同図において、1は撮影レンズユニット、
2はAF(オートフォーカス)駆動回路で、例えば、ス
テッピングモータによって構成され、マイクロコンピュ
ータ16の制御によって撮影レンズユニット1内のフォ
ーカスレンズ位置を変化させることにより撮像素子6上
にピントを合わせる。3はズーム駆動回路で、例えば、
ステッピングモータによって構成され、マイクロコンピ
ュータ16の制御によって撮影レンズユニット1内の変
倍レンズ位置を変化させることにより撮影レンズユニッ
ト1の焦点距離を変化させる。4は絞り駆動回路で、例
えば、オートアイリス等によって構成され、マイクロコ
ンピュータ16の制御によって絞り5を変化させて光学
的な絞り値を変化させる。 【0013】6は撮像素子で、CCD(電荷結合素子)
等により構成され、撮影レンズ1によってその撮像素子
6上に結像された被写体像を光電変換して電気信号とし
て取り出す。7はクランプ/CDS(相関二重サンプリ
ング)回路で、A/D変換する前の基本的なアナログ処
理を行うと共に、クランプレベルの変更も可能である。
8はAGC(自動利得調整装置)で、A/D変換する前
の基本的なアナログ処理を行うと共に、AGC基準レベ
ルの変更も可能である。9はA/D変換器で、アナログ
のCCD6の出力信号をデジタル信号に変換する。 【0014】10は映像信号処理回路で、デジタル化さ
れたCCD6の画像データに、フィルター処理、色変換
処理、ガンマー/ニー処理を行い、メモリコントローラ
13に出力する。また、この映像信号処理回路10に
は、D/A変換器が内蔵されており、CCD6から入力
される映像信号や、メモリコントローラ13から逆に入
力される画像データをアナログ信号に変換し、EVF
(エレクトリックビューファインダー)駆動回路11を
通してEVF(エレクトリックビューファインダー)モ
ニタ12に出力することも可能である。 【0015】これらの機能切り換えは、マイクロコンピ
ュータ16とのデータ交換により行われ、必要に応じて
CCD6の出力信号の露出情報やフォーカス情報やホワ
イトバランスやオートフォーカス情報をマイクロコンピ
ュータ16に出力可能である。その情報を基にマイクロ
コンピュータ16はホワイトバランス調整やゲイン調整
を行う。また、オートフォーカス情報を評価してAF駆
動回路2に通信して撮影レンズユニット1内のフォーカ
スレンズを駆動する。また、マイクロコンピュータ16
の指示により、何もせずにメモリコントローラ13を通
してバッファメモリ19に画像データを保存することも
可能である。また、映像信号処理回路10は、JPEG
等の圧縮処理する機能も有している。 【0016】また、連写の場合は、一旦、バッファメモ
リ19に画像データを格納し、処理時間がかかる映像信
号処理回路10による画像処理や圧縮処理は、メモリコ
ントローラ13を通してバッファメモリ19に格納した
未処理の画像データを読み出して行うことにより、これ
ら処理を待たずに連写スピードを稼ぐ。連写枚数は、バ
ッファメモリ19の大きさに大きく左右される。 【0017】メモリコントローラ13では、映像信号処
理回路10から入力された未処理のデジタル画像データ
をバッファメモリ19に格納し、処理済みのデジタル画
像をメモリ14に格納したり、逆にバッファメモリ19
やメモリ14から画像データを映像信号処理回路10に
出力したりする。また、メモリコントローラ13は、外
部インタフェース15から送られてくる映像をメモリ1
4に記憶したり、メモリ14に記憶されている画像を外
部インタフェース15から出力可能である。メモリ14
は、撮像装置本体に対して取り外しが自由である場合も
ある。 【0018】17は電源部で、各IC(集積回路)や駆
動系に必要な電源を供給する。18は操作部材で、その
操作状態をマイクロコンピュータ16に伝え、このマイ
クロコンピュータ16は操作部材18の操作状態に応じ
て各部を制御する。20はレリーズ釦で、操作部材の1
8の入力スイッチで、可動接点20a,20bを有して
いる。そして、レリーズ釦半押し状態では、一方の可動
接点20aのみがオン(閉成)し、また、レリーズ釦全
押し状態では、可動接点20bがオンし、撮影画像をホ
ールドし記録する。 【0019】21は液晶表示駆動回路で、マイクロコン
ピュータ16の表示内容命令に従って、外部液晶表示器
22やファインダー内液晶表示器23を駆動する。ま
た、ファインダー内液晶表示器23には、不図示のLE
D(発光ダイオード)等のバックライトが配置されてお
り、そのLEDも液晶表示駆動回路21で駆動される。
また、液晶表示駆動回路21は、マイクロコンピュータ
16の指示により特定のセグメントを点滅表示状態にす
ることが可能である。また、液晶表示駆動回路21は、
表示色の変更機能がある。 【0020】光画像を光電変換によって電気画像信号に
変換する手段は、CCD6、クランプ/CDS回路7、
AGC8及びA/D変換器9により構成される。また、
画像を一時的に保管する保管手段は、バッファメモリ1
9により構成される。また、一時的に画像をバッファメ
モリ19に保管する用に制御する制御手段は、映像信号
処理回路10及びメモリコントローラ13により構成さ
れる。また、着脱可能な記録媒体は、メモリ14により
構成される。また、電気画像信号をバッファメモリ19
から読み出して画像処理するように制御する制御手段
は、映像信号処理回路10及びメモリコントローラ13
により構成される。また、着脱可能な記録媒体に記録す
るように制御する制御手段は、メモリコントローラ13
により構成される。また、撮影可能枚数等の撮影状態を
表示する表示手段は、液晶表示駆動回路21及びファイ
ンダー内液晶表示器23により構成される。 【0021】次に、本実施の形態に係る撮像装置の撮影
モード時の動作について、図2のフローチャートに基づ
き説明する。 【0022】まず、ステップS201で、マイクロコン
ピュータ16内部の電源OFFタイマーがタイムアウト
したか否かを判断する。そして、タイムアウトしたと判
断された場合は、電源OFF処理のためにステップS2
15へ、また、タイムアウトしていないと判断された場
合は、ステップS202へそれぞれ進む(尚、撮影モー
ド開始時は、電源OFFタイマーはタイムアウトしてい
ない)。 【0023】ステップS202では、レリーズ釦20の
一方の可動接点20aがオン状態であるか否かを判断す
る。そして、オン状態であると判断された場合は、電源
OFFタイマー更新処理のためにステップS203へ、
また、オン状態でないと判断された場合は、ステップS
204へそれぞれ進む。 【0024】ステップS203では、電源OFFタイマ
ーの更新処理を行った後、ステップS204へ進む。 【0025】ステップS204では、CCD6の画像を
クランプ/CDS回路7、AGC8及びA/D変換器9
により取り込む。 【0026】次に、ステップS205へ進んで、映像信
号処理回路10の出力である露出条件とホワイトバラン
ス情報とを基に、適正な明るさで、適正な色になるよう
に、AGC8にゲイン値や絞り駆動回路4に送る絞り値
やCCD6の制御用電子シャッター値と映像信号処理回
路10で用いるRとBのゲインとを演算決定して制御す
る。 【0027】次に、ステップS206へ進んで、映像信
号処理回路10の出力であるフォーカス情報に基づいて
レンズ駆動量を演算決定し、AF駆動回路2を用いて撮
影レンズユニット1の一部のレンズを駆動し、ピント調
整する。 【0028】次に、ステップS207へ進んで、前記ス
テップS205において制御された画像信号をEVF回
路11に送り、EVF12に表示する。 【0029】次に、ステップS208へ進んで、前記ス
テップS205及び前記ステップS206において決定
された撮影情報を液晶表示駆動回路21へ送り、外部液
晶表示器22やファインダー内液晶表示器23に表示す
る。また、ファインダー内液晶表示器23のバックライ
トも点灯する。 【0030】次に、ステップS209へ進んで、レリー
ズ釦20の可動接点20bがオン状態か否かを判断す
る。そして、オン状態と判断された場合は、画像を保存
するためにステップS210へ進み、また、オン状態で
ないと判断された場合は、前記ステップS201へ戻
る。 【0031】ステップS210では、メモリコントロー
ラ13に画像信号を送り、バッファメモリ19に画像を
一時保管する。 【0032】次に、ステップS211へ進んで、バッフ
ァメモリ19に格納された未処理の画像を映像信号処理
回路10の負荷が画像処理できるレベルであるときに処
理し、圧縮し、メモリ14に格納する動作をスタートす
る。連写等の場合は、バッファメモリ19に画像がどん
どん格納されるが、画像処理は停止した状態になること
もある。 【0033】次に、ステップS212へ進んで、次のコ
マの撮影が可能であるか否かを判断する。ここで、バッ
ファメモリ19の格納領域に空きがある場合は次のコマ
の撮影が可能であり、その場合は次のステップS213
へ進み、また、バッファメモリ19の格納領域に空きが
ない場合は次のコマの撮影が不可能であり、1コマ分の
画像処理、圧縮、メモリ格納処理が終了するのを待つ。 【0034】ステップS213では、レリーズ釦20の
一方の可動接点20aがオンであるか否かを判断する。
そして、オンではないと判断された場合は、次のステッ
プS214へ進み、また、オンであると判断された場合
は、前記ステップS201へ戻る。 【0035】ステップS214では、電源OFFタイマ
ーをクリアーし、強制的に該電源OFFタイマーがタイ
ムアウトした状態にした後、前記ステップS201へ戻
る。 【0036】一方、前記ステップS201において電源
OFFタイマーがタイムアウトしたと判断された場合
は、ステップS215でEVF駆動回路11によりEV
F12の表示を消灯し、ファインダー内液晶表示器23
のバックライトも消灯する。 【0037】次に、ステップS216へ進んで、前記ス
テップS211においてスタートした画像処理と圧縮と
メモリ格納とが全て終了し、バッファメモリ19の格納
領域が空になるのを待つ。 【0038】次に、ステップS217へ進んで、電源部
17に指示を出し、必要のない電源をOFFにした後、
本処理動作を終了する。 【0039】次に、本実施の形態に係る撮像装置の特徴
について、図3及び図4を用いて説明する。 【0040】図3は、図2のステップS208において
実行される外部液晶表示器22やファインダー内液晶表
示器23に表示する処理の詳細を示すフローチャート、
図4は、その表示例を示す図である。 【0041】図3において、まず、ステップS301で
バッファメモリ19の空き領域からくるバースト連写撮
影可能枚数と着脱可能なメモリ14に書き込み可能な撮
影残数とを比較し、バースト連写撮影可能枚数がメモリ
14に書き込み可能な撮影残数以上か否かを判断する。
そして、バースト連写撮影可能枚数がメモリ14に書き
込み可能な撮影残数以上と判断された場合はステップS
302へ、また、バースト連写撮影可能枚数がメモリ1
4に書き込み可能な撮影残数より少ないと判断された場
合はステップS303へそれぞれ進む。 【0042】ステップS302では、バースト連写撮影
な枚数表示の上限を撮影残数として、カウンター表示を
点滅表示状態にする。 【0043】また、ステップS303では、バッファメ
モリ19の空き領域からくるバースト連写撮影可能枚数
を点灯表示状態にする。 【0044】前記ステップS302を終了した場合、ま
たは前記ステップS303を終了した場合は、いずれも
本処理動作を終了する。 【0045】図4は、上述した表示処理における表示例
を示す図であり、ここではバースト連写の最大撮影可能
コマ数を12枚とする。 【0046】図4において、100はフォーカスの合焦
表示部、101は4桁の7セグメントからなるシャッタ
ー秒時表示部、102は2桁の7セグメントからなる絞
り値表示部、103は2桁のバースト連写撮影可能枚数
カウンター表示部である。 【0047】図4(a)は、バースト連写撮影可能コマ
数が8コマで、バッファメモリ19内の4コマは処理未
完であり、メモリ14に書き込み可能枚数は13コマ以
上の状態である。この場合は、カウンター表示部103
は点灯表示状態である。 【0048】図4(b)は、バースト連写撮影可能コマ
数が12コマで、バッファメモリ19の格納領域は空で
あり、メモリ14に書き込み可能枚数は12コマの状態
である。この場合は、カウンター表示部103は点灯表
示状態から点滅表示状態に変化した。 【0049】図4(c)は、バースト連写撮影可能コマ
数が8コマ以上12コマ以下で、メモリ14に書き込み
可能枚数は8コマの状態である。この場合は、カウンタ
ー表示部103は点灯表示状態から点滅表示状態に変化
した。 【0050】以上のように、本実施の形態によれば、バ
ースト連写撮影可能枚数を、着脱可能な記録媒体の記録
残数状況と同時に認識することが可能となり、記録媒体
の記録領域が満杯でシャッターチャンスを逃すというこ
とを未然に回避することが可能となり、操作性が向上す
る。また、撮影可能枚数とバースト連写撮影可能枚数と
いう2つのカウンターの関係は、ロールフィルムを用い
た銀塩カメラにはないもので、そういったものの明確な
表示は今後の電子スチルカメラにおいて最も必要とされ
る技術である。 【0051】また、本実施の形態に係る撮像装置は、記
憶媒体に格納された制御プログラムをコンピュータが読
み出して実行することにより、上述した本実施の形態の
機能が実現されるものであるが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、前記制御プログラムの指示に基づき
コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティング
システム)等の実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって上述した本実施の形態の機能が実現され
る場合も含まれることは言うまでもない。 【0052】また、制御プログラムを格納する記憶媒体
等の媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−RO
M(Compact Disk Read Only
Memory)、CD−R(Compact Disk
Recordable)、磁気テープ、不揮発性メモ
リカード、ROMチップ等を用いることができる。 【0053】尚、本発明は上述した実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその
構成を種々変更可能であることはいうまでもない。 【0054】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図5を参照して説明する。 【0055】尚、本実施の形態に係る撮像装置の基本的
な構成は上述した第1の実施の形態の図1と同一である
から、同図を流用して説明する。 【0056】上述した第1の実施の形態では、表示部が
点灯表示状態から点滅表示状態に変わる場合を例示した
が、本実施の形態は表示部の色を変えて表示するように
したものである。 【0057】図5は、本実施の形態に係る撮像装置の特
徴を示す表示処理の詳細を示すフローチャートであり、
上述した第1の実施の形態の図3に対応する図である。 【0058】図5において、まず、ステップS501で
バッファメモリ19の空き領域からくるバースト連写撮
影可能枚数と着脱可能なメモリ14に書き込み可能な撮
影残数とを比較し、バースト連写撮影可能枚数がメモリ
14に書き込み可能な撮影残数以上か否かを判断する。
そして、バースト連写撮影可能枚数がメモリ14に書き
込み可能な撮影残数以上と判断された場合はステップS
502へ、また、バースト連写撮影可能枚数がメモリ1
4に書き込み可能な撮影残数より少ないと判断された場
合はステップS503へそれぞれ進む。 【0059】ステップS502では、バースト連写撮影
な枚数表示の上限を撮影残数として、カウンター表示部
の色を変えて(例えば、赤)表示する。 【0060】また、ステップS503では、バッファメ
モリ19の空き領域からくるバースト連写撮影可能枚数
表示部をイニシャルの色(例えば、緑)で表示する。 【0061】前記ステップS502を終了した場合、ま
たは前記ステップS503を終了した場合は、いずれも
本処理動作を終了する。 【0062】尚、本実施の形態におけるその他の構成及
び作用効果は、上述した第1の実施の形態と同一である
から、その説明は省略する。 【0063】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態を図6及び図7に基づき説明する。 【0064】尚、本実施の形態に係る撮像装置の基本的
な構成は上述した第1の実施の形態の図1と同一である
から、同図を流用して説明する。 【0065】上述した第1及び第2の実施の形態では、
着脱可能なメモリ14に書き込み可能な撮影残数と、バ
ースト連写用のバッファメモリ19の空き領域からくる
バースト連写撮影可能枚数とを同時に明確に表示するよ
うにした場合について説明したが、本実施の形態は、次
の撮影可能になるタイミングをバーストコマ数表示とし
て表示するようにしたものである。 【0066】図6は、本実施の形態に係る撮像装置の特
徴を示す表示処理の詳細を示すフローチャートであり、
上述した第1及び第2の実施の形態の図3及び図5に対
応する図である。また、図7は、表示例を示す図であ
る。図7において、700は、フォーカスの合焦表示
部、701は4桁の7セグメントからなるシャッター秒
時表示部、702は2桁の7セグメントからなる絞り値
表示部、703は2桁のバースト連写撮影可能枚数カウ
ンター表示部である。 【0067】図6において、まず、ステップS601
で、バッファメモリ19の格納領域が満杯になり、バー
スト連写できない状態か否かを判断する。そして、バー
スト連写できない状態であると判断された場合はステッ
プS603へ、また、バースト連写できる状態であると
判断された場合はステップS602へそれぞれ進む。 【0068】ステップS602では、図7(a)に示す
ようにバースト連写撮影可能枚数カウンター表示部70
3にバースト連写撮影可能枚数を表示する。ここでは、
バースト連写撮影可能枚数が8枚であることを示してい
る。 【0069】ステップS603では、図7(b)に示す
ようにバースト連写撮影可能枚数カウンター表示部70
3に「0」を表示した後、図7(c)に示すようにバー
スト連写撮影可能枚数カウンター表示部703を、撮影
可能となるまでの時間表示部704に変更し、該時間表
示部704に撮影可能となるまでの時間を表示する。こ
こでは、4秒後に撮影可能になることを示している。ま
た、ここで「撮影可能になる」とは、バッファメモリ1
9に1コマ分空き領域が開くということである。前記ス
テップS602を終了した場合、または前記ステップS
603を終了した場合は、いずれも本処理動作を終了す
る。 【0070】以上のように本実施の形態によれば、次に
撮影可能状態になるのが何時か明確になるので、シャッ
ターチャンスを合わせやすくなると同時に、撮像装置の
状態が明確になるので、撮像装置の使用感が格段に向上
する。また、フィルムを給送してシャッターをチャージ
するだけで、次のコマが撮影可能なロールフィルムを使
った銀塩カメラに対して、電子スチルカメラは画像処理
や画像圧縮や転送等で撮影待機状態が長く、銀塩カメラ
のようにメカ的な動作が終了したことが音で分かるもの
とは異なり、処理が何時終了するのか見当が付かない。
また、画素数が高画素であればなおさらのことである。
そこで、上述したような本実施の形態に係る技術は今後
更に重要となるものである。 【0071】尚、本実施の形態におけるその他の構成及
び作用効果は、上述した第1の実施の形態と同一である
から、その説明は省略する。 【0072】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態を図8乃至図10に基づき説明する。 【0073】尚、本実施の形態に係る撮像装置の基本的
な構成は上述した第1の実施の形態の図1と同一である
から、同図を流用して説明する。 【0074】図8は、本実施の形態に係る撮像装置の特
徴を示す表示処理の詳細を示すフローチャートであり、
上述した第1、第2及び第3の実施の形態の図3、図5
及び図6に対応する図である。また、図9及び図10
は、表示例を示す図である。図9において、900は、
フォーカスの合焦表示部、901は4桁の7セグメント
からなるシャッター秒時表示部、902は2桁の7セグ
メントからなる絞り値表示部、903は2桁のメモリ記
録可能残数表示部、図9及び図10において、904は
バー表示部である。 【0075】図8において、まず、ステップS801
で、撮影後一定時間内であるか否かを判断する。そし
て、撮影後一定時間内ではない(撮影前)と判断された
場合はステップS803へ、また、撮影後一定時間内で
ある(撮影後)と判断された場合はステップS802へ
それぞれ進む。 【0076】ステップS803では、図9(a)に示す
ように、バー表示部904には露出補正の設定量を表示
する。ここでは、露出補正量として「+1EV」が設定
されていることを示している。また、メモリ記録可能残
数表示部903には、8コマのバースト連写が可能な状
態が示されている。 【0077】ステップS802では、図9(b)に示す
ように、バー表示部904にバッファメモリ19の状態
を露出補正表示の代わりに表示する。ここでは、バース
ト連写は最高9コマで、図9(b)では9コマの内6コ
マは処理中若しくは処理待ちで、メモリ記録可能残数表
示部903には、3コマのバースト連写が可能な状態が
示されている。 【0078】前記ステップS802を終了した場合、ま
たは前記ステップS803を終了した場合は、いずれも
本処理動作を終了する。 【0079】図10は、本実施の形態における撮影後の
上述した第1の実施の形態における図2のステップS2
15に相当する処理における表示例を示す図である。 【0080】この処理時には電源OFFタイマーがタイ
ムアップしているので、まず、フォーカスの合焦表示部
やシャッター秒時表示部や絞り値表示部やメモリ記録可
能残数表示部が消灯し、バースト連写用のバッファメモ
リ19の記録可能枚数がバー表示部904に、図10
(a)では3コマ、図10(b)では2コマ、図10
(c)では1コマとなり、最後は図10(d)で0コマ
となってバー表示部904が消灯し、全て消灯した状態
となる。 【0081】以上のように、本実施の形態によれば、バ
ースト連写の状態が専用の表示部材を用意することなく
表示することが可能となり、撮像装置の撮影可能状態が
明確になり使用感が向上する。また、銀塩カメラに対し
て、電子スチルカメラではオートホワイトバランスや圧
縮度やプレビュー等、表示したい内容が増えている。そ
こで、上述したような表示部の兼用は今後の電子スチル
カメラでは重要な技術となる。 【0082】また、表示部材を銀塩カメラと電子スチル
カメラ或いはビデオカメラに共用する場合、それぞれの
カメラに応じた情報を表示することも可能であり、例え
ば、銀塩カメラはフィルム状態、電子スチルカメラは連
写用のバッファメモリの状態、ビデオカメラは記録用テ
ープ残量を表示する表示部材として用いることも可能で
ある。 【0083】更に、カメラ部を共用する銀塩/半導体メ
モリ記録用ハイブリットカメラに用いる場合は、記録媒
体の選択、撮影モードの切り換えに応じて表示内容を選
択的に切り換えることも可能である。 【0084】尚、本実施の形態におけるその他の構成及
び作用効果は、上述した第1の実施の形態と同一である
から、その説明は省略する。 【0085】以上が本発明の実施の形態の説明である
が、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲の記載で示した機能、また
は、実施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成であ
ればどのようなものであっても適用できるものである。 【0086】例えば、以上の実施の形態のソフト構成と
ハード構成は、適宜置き換えることができるものであ
る。 【0087】なお、本発明は、以上の各実施の形態、ま
たは、それら技術要素を必要に応じて組み合わせるよう
にしてもよい。 【0088】また、本発明は、特許請求の範囲、また
は、実施の形態の構成の全体若しくは一部が、1つの装
置を形成するものであっても、他の装置と結合するよう
なものであっても、装置を構成する要素となるようなも
のであってもよい。 【0089】また、本発明は、動画、又は、静止画を撮
影可能な電子カメラ、一眼レフカメラ、レンズシャッタ
カメラ、監視カメラ等、種々の形態のカメラ、更には、
カメラ以外の撮像装置や、画像読取装置、光学装置、そ
の他の装置、更には、それらカメラ、撮像装置、画像読
取装置、光学装置、その他の装置に適用される装置、そ
して、これら装置を構成する要素、これら装置の制御方
法、その制御プログラムを提供する記憶媒体等の媒体に
対しても適用できるものである。 【0090】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影画像を取り込み、取り込んだ画像を画像保管手段に
保管し、前記画像画像保管手段に保管した画像を読み出
して記録媒体に記録可能な撮像装置、その種の撮像装置
の制御方法、その種の撮像装置の制御プログラムを提供
する媒体において、前記画像保管手段に保管可能な画像
枚数の状態の表示を向上できるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構
成を示すブロック図である。 【図2】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の動
作の流れを示すフローチャートである。 【図3】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の動
作の流れを示すフローチャートである。 【図4】本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の表
示例を示す図である。 【図5】本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の動
作の流れを示すフローチャートである。 【図6】本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置の動
作の流れを示すフローチャートである。 【図7】本発明の第3の実施の形態に係る撮像装置の表
示例を示す図である。 【図8】本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置の動
作の流れを示すフローチャートである。 【図9】本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置の表
示例を示す図である。 【図10】本発明の第4の実施の形態に係る撮像装置の
別の表示例を示す図である。 【符号の説明】 1 撮影レンズユニット 2 AF駆動回路 3 ズーム駆動回路 4 絞り駆動回路 5 絞り 6 CCD(撮像素子) 7 クランプ/CDS回路 8 AGC 9 A/D変換器 10 映像信号処理回路 11 EVF駆動回路 12 EVF 13 メモリコントローラ 14 メモリ 15 インターフェース 16 マイクロコンピュータ 17 電源部 18 操作部材 19 バッファメモリ 20 レリーズ釦 20a 一方の可動接点 20b 他方の可動接点 21 液晶表示駆動回路 22 外部液晶表示器 23 ファインダー内液晶表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/76 H04N 5/76 Z // H04N 101:00 101:00 (56)参考文献 特開 平7−99629(JP,A) 特開 平6−350950(JP,A) 特開2000−236463(JP,A) 特開2000−83210(JP,A) 特開 平8−32912(JP,A) 特開 平10−322652(JP,A) 特開 平3−191680(JP,A) 特開 平10−42250(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/222 - 5/257

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 一時的に画像を保管するバッファメモリ
    と、画像を記録する記録手段と、バー表示方式による表
    示手段と、撮影前は露出補正量を表すように前記表示手
    段に表示させ、撮影後一定期間は前記バッファメモリに
    取り込める画像枚数を表すように前記表示手段に表示さ
    せる制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
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