JPH0564185A - 多地点会議における2画面伝送表示方式 - Google Patents

多地点会議における2画面伝送表示方式

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JPH0564185A
JPH0564185A JP3218455A JP21845591A JPH0564185A JP H0564185 A JPH0564185 A JP H0564185A JP 3218455 A JP3218455 A JP 3218455A JP 21845591 A JP21845591 A JP 21845591A JP H0564185 A JPH0564185 A JP H0564185A
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JP
Japan
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conference
room terminal
monitor
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JP3218455A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Natori
裕明 名取
Hitoshi Takei
斉 竹井
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/14Systems for two-way working
    • H04N7/15Conference systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】テレビ会議システムの会議室端末側の画面表示
方式に関し、2会議室分の画像を伝送し表示する際の画
面の見にくさを少なくすることを目的とする。 【構成】メインとなる会議室端末11 およびサブとなる
会議室端末12 からの画像データをそれぞれ高速および
低速の伝送レートによってセンタ装置2に伝送し、セン
タ装置2において両伝送レートの信号をミキシングして
受信側の各会議室端末3に伝送し、各会議室端末3にお
いて高速側の画像データと低速側の画像データとを分離
してそれぞれモニタ41,2において表示する際に、メ
インとなる会議室端末とサブとなる会議室端末とがとも
に変化したときは、各会議室端末3において高速側の画
像を表示するモニタと低速側の画像を表示するモニタと
を入れ替え、サブとなる会議室のみが変化したときは、
モニタの入れ替えを行なわないことで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ会議システムに
おいて多地点会議を行なう際の会議室端末側の画面表示
方式に関し、特に2会議室分の画像を伝送し表示するこ
とができるようにした場合の、多地点会議における2画
面伝送表示方式に関するものである。
【0002】近年において、テレビ会議、および複数箇
所におけるテレビ会議装置を接続して行なう多地点会議
に対するニーズが高くなっている。そして多地点テレビ
会議を実現する方法として、画面の選択と分配、音声の
ミキシング、および制御データの一括管理等の機能を有
するセンタ装置を設けて、これに各会議室端末を接続す
る方法が採られるようになった。
【0003】このような多地点テレビ会議システムにお
いては、センタ装置および各会議室端末に、2会議室分
の画像を表示する機能を持たせるとともに、これを最適
に制御することによって、多地点会議を行なう際におけ
る画面表示の不自然さを少なくすることが要望される。
【0004】
【従来の技術】従来、多地点会議を行なう際には、各会
議室からの送信画像に対して、センタ装置でメインとな
る会議室を一つ選択して、他の各会議室に分配する方法
をとっていた。またこの際、メインとなる会議室には、
サブとなる会議室の画像を選択して伝送するようにして
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この方法によると、各
会議室で見られる画面は常に1会議室の画像のみであ
る。そのため、仮に自会議室以外の2つの会議室間で会
話が行なわれているような場合には、発言者の画像を見
ることはできても、その発言を聞いている側の画像を見
ることができず、従ってある種の違和感を生じて、会議
に支障を来すことがあるという問題があった。
【0006】このような欠点を補うため、2会議室分の
画像をミキシングして伝送し、各会議室で2つのモニタ
に分配して表示する方法が考えられている。また、この
2画面の伝送レートを、その重要度に応じて、高速と低
速の2種類に分けて表示する方法も考えられている。し
かしながら、この方法では、2つのモニタにおける画面
の内容が、表示される会議室が変わる度に入れ替わっ
て、画面表示が見にくいという問題がある。
【0007】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、多地点テレビ会議システ
ムにおいて、2会議室分の画像を表示する際の画面表示
の不自然さを除去した、多地点会議における2画面伝送
表示方式を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、メインとなる
会議室端末11 からの画像データを高速の伝送レートに
よって、サブとなる会議室端末12 からの画像データを
低速の伝送レートによってそれぞれセンタ装置2に伝送
し、センタ装置2において両伝送レートの信号をミキシ
ングして受信側の各会議室端末3に伝送し、各会議室端
末3において高速側の画像データと低速側の画像データ
とを分離してそれぞれモニタ41,2 において表示する
ようにした多地点テレビ会議システムにおいて、前記メ
インとなる会議室端末とサブとなる会議室端末とがとも
に変化したときは、各会議室端末3において高速側の画
像を表示するモニタと低速側の画像を表示するモニタと
を入れ替え、サブとなる会議室のみが変化したときは、
モニタの入れ替えを行なわないことを特徴とするもので
ある。
【0009】また本発明はこの場合に、メインとなる会
議室端末11 およびサブとなる会議室端末12 から、画
像データを高速の伝送レートと低速の伝送レートとによ
ってセンタ装置2に伝送し、センタ装置2において、メ
インとなる会議室端末11 からの高速の伝送レートの信
号とサブとなる会議室端末12 からの低速の伝送レート
の信号とをミキシングして受信側の各会議室端末3に伝
送するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】さらに本発明はこれらの場合に、センタ装
置2に高速の伝送レートの信号と低速の伝送レートとの
送信モードの切り替えの遷移中を示す信号を送出する遷
移中信号送出手段5を設けるとともに、各会議室端末に
この遷移中を示す信号に応じて高速側の表示画面と低速
側の表示画面とを一時フリーズするフリーズ手段6を設
け、受信側の会議室端末3では遷移中を示す信号の終了
に同期してフリーズを解いて高速側の画像を表示するモ
ニタと低速側の画像を表示するモニタとを入れ替えるこ
とを特徴とするものである。
【0011】さらに本発明はこれらの場合に、各会議室
端末に高速側の画面と低速側の画面とをそれぞれ保持す
る画像メモリ71,2 を設け、高速側の画像を表示する
モニタと低速側の画像を表示するモニタとを入れ替える
際、新画面の受信完了まで画像メモリ71,2 の画面を
入れ替え後のモニタにおいて表示することを特徴とする
ものである。
【0012】
【作用】図1は、本発明の原理的構成を示したものであ
る。多地点テレビ会議システムにおいては、メインとな
る会議室端末11 からの画像データを高速の伝送レート
によってセンタ装置2に伝送し、サブとなる会議室端末
2 からの画像データを低速の伝送レートによってセン
タ装置2に伝送する。センタ装置2では、両伝送レート
の信号をミキシングして受信側の各会議室端末3に伝送
する。各会議室端末3では、受信信号から高速側の画像
データと低速側の画像データとを分離して、それぞれモ
ニタ41,2 において表示する。この際、メインとなる
会議室端末とサブとなる会議室端末とがともに変化して
入れ替わったときは、各会議室端末3で高速側の画像を
表示するモニタと低速側の画像を表示するモニタとを入
れ替える。サブとなる会議室のみが変化したときは、モ
ニタの入れ替えを行なわない。
【0013】従って本発明によれば、メインとなる会議
室端末とサブとなる会議室端末とが入れ替わったときで
も、これらの画像を表示するモニタが例えば左右に入れ
替わることがないので、テレビ会議の発言者が変わるた
びに、会議室を表示するモニタが入れ替わって、見にく
くなることが防止される。
【0014】また本発明においてはこの場合に、メイン
となる会議室端末11 およびサブとなる会議室端末12
から、画像データを高速の伝送レートと低速の伝送レー
トとによってセンタ装置2に伝送する。センタ装置2に
おいては、メインとなる会議室端末11 からの高速の伝
送レートの信号と、サブとなる会議室端末12 からの低
速の伝送レートの信号とをミキシングして、受信側の各
会議室端末3に伝送する。
【0015】従って本発明によれば、高速側と低速側と
の送信モードの切り替え時に、処理方法の変更に基づく
処理遅延を避けることができ、送信モード切り替え時に
おける過渡状態における画面の乱れ、例えば切り替え
時、一瞬、両モニタに同じ画面が表示されることが防止
される。
【0016】さらに本発明においてはこれら場合に、セ
ンタ装置2に遷移中信号送出手段5を設けて、高速の伝
送レートの信号と低速の伝送レートとの送信モードの切
り替えの遷移中を示す信号を送出するとともに、各会議
室端末にフリーズ手段6を設けて、この遷移中を示す信
号に応じて高速側の表示画面と低速側の表示画面とを一
時フリーズする。そして受信側の会議室端末3では、遷
移中を示す信号の終了に同期してフリーズを解いて高速
側の画像を表示するモニタと低速側の画像を表示するモ
ニタとを入れ替える。
【0017】従って本発明によれば、高速側と低速側と
の送信モードの切り替え時に、モード切り替え時の乱れ
た画面がモニタに表示されることを防止できる。
【0018】さらに本発明においてはこれら場合に、各
会議室端末に画像メモリ71,2 を設けて、高速側の画
面と低速側の画面とをそれぞれ保持しておき、高速側の
画像を表示するモニタと低速側の画像を表示するモニタ
とを入れ替える際に、新画面の受信完了まで画像メモリ
1,2 の画面を、入れ替え後のモニタにおいて表示す
る。
【0019】従って本発明によれば、高速側と低速側と
の送信モードの切り替え時に、一瞬ではあっても、画面
が入れ替わって見えてしまうことを防止できる。
【0020】
【実施例】図2は、本発明の一実施例の構成を示したも
のであって、本発明の前提となる技術を説明するもので
ある。図においては、A会議室とB会議室とが会話中を
示し、A会議室が重要度の高い会議室であるとする。
C,D,E会議室は聞き手のいる会議室である。A会議
室端末およびB会議室端末において、111,112 はカ
メラ、121,122 は画像を符号化する画像コーダ、1
1,132 は制御部である。また、センタ装置(MC
U)において、141,142 はバッファメモリ(BF
M)、15はミキシング部(MIX)、16はセンタ制
御部である。C,D,E会議室端末において、17は画
像信号を復号化する画像デコーダ、181,182 は画像
の処理を行なう画像部、191,192 は画像を表示する
モニタである。
【0021】A会議室およびB会議室において、カメラ
111,112 はそれぞれの会議室内を撮像し、画像コー
ダ121,122 はそれぞれのカメラの画像を符号化して
送出する。この際、各画像コーダ121,122 では、画
像に割り当てられた伝送レートを高速と低速に2分割
し、いずれか一方の伝送レートによって会議室画像を回
線に送信する機能を有している。いずれの伝送レートを
選択するかは、会議室端末における画像コーダ121,
2 に対して、センタ装置のセンタ制御部16から送出
レートの切り替え指示を行なうことによって決定され
る。この際、各会議室の制御部131,132 は、同期情
報等をセンタ制御部16へ送る。
【0022】図2の例においては、圧縮データを斜線を
施して示し、より重要度の高いA会議室(メイン会議
室)の送信画像を高速側に割り当て、他方のB会議室
(サブ会議室)の送信画像を低速側に割り当てることが
示されている。この場合、高速側の画面は情報量が多い
ので精細な画像となり、低速側の画面は情報量が少ない
ので粗い画像となる。
【0023】A会議室およびB会議室からの画像データ
を受信したセンタ装置では、A会議室からの高速データ
とB会議室からの低速データとを、バッファメモリ14
1,142 で受けたのちミキシング部15でミキシングし
て、他の会議室に対して分配して伝送する。この際、高
速側と低速側がそれぞれどの会議室に属するかは、端末
側で、センタ装置からのミキシング状態通知信号によっ
て認識できるようになっている。
【0024】ミキシングされた画像データを受信した他
の会議室では、画像デコーダ17によって画像データを
復号化し、時分割処理によって高速側と低速側とに分離
する。そして分離されたそれぞれの画像データに対し
て、画像部181,182 で所要の画像処理を行なったの
ち、モニタ201,202 でそれぞれの画面表示を行な
う。
【0025】図3は、2会議室分の画像の表示状態を示
したものであって、いま仮に、重要度の高いメイン会議
室の画像を左のモニタに、重要度の低いサブ会議室の画
像を右のモニタに表示する場合を示し、(a) はA会議室
が発言した状態を、(b) はB会議室が発言した状態をそ
れぞれ示している。
【0026】いま、A会議室とB会議室とが交互に発言
しているとする。この場合、重要度は発言中の会議室が
高く、前の発言会議室は次位の重要度となる。従って、
A会議室が発言している場合には、A,B会議室以外の
会議室から見ると、A会議室の画像は左側のモニタに表
示され、B会議室の画像は右側のモニタに表示される。
次にB会議室が発言すると、A会議室の画像とB会議室
の画像は左右が入れ替わって表示される。このため、発
言者が変わる度に、モニタの画像の入れ替わりが生じて
表示が見にくい。
【0027】本発明方式では、センタ装置において、2
会議室の画像の選択を変更する際に、高速側と、低速側
とがそれぞれいずれの会議室であるかを、モニタ切り替
え信号によって会議室端末へ通知する。会議室端末で
は、この信号を受信することによって、どのような変化
があったかを判定し、高速側と低速側とをそれぞれいず
れのモニタに表示するのが最適であるかを判断して、モ
ニタの入れ替え処理を行なう。従って本発明方式では、
メイン会議室を表示する高速側のモニタと、サブ会議室
を表示する低速側のモニタとは固定されない。
【0028】図4は、モニタ入れ替え処理を説明する図
であって、(a) はモニタ入れ替え処理のフローチャート
を示し、(b) はモニタ切り替え信号を示したものであ
る。
【0029】モニタ切り替え信号は、モニタの切り替え
を指示する8ビットの固定データと、メイン会議室の番
号を示す4ビットの信号と、サブ会議室を示す4ビット
の信号とからなっている。
【0030】モニタ切り替え信号を受信したときは、そ
れに示される変化内容、すなわちモニタ切り替え指示
と、メイン会議室番号,サブ会議室番号の変化を判定し
て、変化内容がメインの会議室とサブの会議室の両方に
生じたときは、高速側と低速側のそれぞれの表示を行な
うモニタを入れ替える。従って、メイン会議室とサブ会
議室を表示するモニタは変化しないが、表示内容だけが
高速と低速に入れ替わる。変化内容がサブ側のみの変化
の場合と、変化なしの場合はモニタ入れ替えを行なわな
い。
【0031】図5は、モニタ表示切り替え制御部のブロ
ック構成を示したものであって、21は回線とのインタ
フェースをとる回線インタフェース部、22は画像デー
タを復号化する画像復号化部、23は高速側の画像処理
を行なう高速側画像処理部、24は低速側の画像処理を
行なう低速側画像処理部、25は切り替えスイッチ、2
6はスイッチ25の切り替えの制御を行なう制御信号発
生部である。
【0032】モニタ表示切り替え制御部は、会議室端末
に設けられる。回線インタフェース部21は、多重化さ
れた入力信号から、画像データと制御データと音声デー
タとを分離する。画像データは、画像復号化部22で復
号化されて画像情報を再生する。高速側画像処理部23
は、復号された画像データのうちの高速側の画像信号に
対して所定の画像処理を行ない、低速側画像処理部24
は、復号された画像データのうちの低速側の画像信号に
対して所定の画像処理を行なう。
【0033】制御信号発生部26は、回線インタフェー
ス21で分離された制御データに基づいて切り替え制御
信号を発生して、切り替えスイッチ25を制御する。こ
れによって、高速側画像処理部23からの高速側の画像
と、低速側画像処理部24からの低速側の画像とは、切
り替えスイッチ25で切り替えられて、右モニタと、左
モニタとにそれぞれ出力される。
【0034】このように上述の実施例によれば、モニタ
切り替えを行なう際に、切り替え指示の内容の変化を判
定して、変化内容がメインの会議室とサブの会議室の両
方に生じたときは、両モニタにおける高速側と低速側の
それぞれの表示をを入れ替え、変化内容がサブ側のみの
変化の場合と、変化なしの場合はモニタにおける表示方
法の入れ替えを行なわないようにするので、無用な画面
の入れ替わりが生じることを防止して、画面の入れ替わ
りによる見にくさ,煩わしさを防止することができる。
【0035】しかしながら、この方法によった場合で
も、高速側伝送と低速側伝送のモード切り替えの過渡状
態における、画面の乱れを避けることはできない。例え
ば、図5において、高速側画像処理部の出力を右モニタ
から左モニタに切り替える際、高速側と低速側のそれぞ
れの画像処理部の出力画像が、新規画像に切り替わった
瞬間にスイッチを切り替えるようにすることは困難であ
り、一瞬であっても、両方のモニタに同じ画面が表示さ
れる場合が生じる。
【0036】すなわち、切り替えの初期において静止画
像からなる新規画像を表示する際に、高速側は情報量が
多いので、高速側画像処理部では新規画像を早く組み立
てることができるが、低速側は情報量が少ないので、低
速側画像処理部での新規画像の組み立ては遅い。そこで
例えば、高速側画像処理部で1画面組み立て終わったと
き、モニタの入れ替えを行なったとすると、低速側画像
処理部ではまた1画面の組み立てが終わらないので、記
憶されている前の状態の画面すなわち高速画面を表示し
ている。そのため同じ高速画面が一瞬、表示されること
になる。
【0037】図6は、本発明の他の実施例の構成を示し
たものであって、上述の欠点を除去した構成例を示して
いる。図2におけると同じものを同じ番号で示している
が、この場合は、画像コーダ121,122 が、高速側の
データと低速側のデータとの両方を同時に送る機能を有
しており、センタ装置では、A会議室とB会議室のそれ
ぞれの信号から、高速側と低速側のいずれか一方ずつを
選択して、ミキシングし伝送する。
【0038】このようにすることによって、画像コーダ
における、高速側から低速側および低速側から高速側へ
の、送信モードの切り替え時の処理方法の変更に基づく
処理遅延を避けることができる。また、センタ装置で
も、常に高速側と低速側の両方のデータを受信している
ので、これらの切り替えのみを行なえばよく、処理方法
の変更を行なわないので、同様にこれに基づく切り替え
時の処理遅延を避けることができる。
【0039】さらに他の実施例として、高速側と低速側
のモード切り替え時に、センタ装置から各受信端末に対
して遷移中を示す信号を送信する方法がある。受信端末
では、この信号を受信したとき、受信信号を処理するこ
となく廃棄し、画面には前画像をフリーズして表示す
る。この間、センタ装置から受信端末へは、前述のミキ
シング状態通知信号を送信する。前画面のフリーズは、
例えば、高速側と低速側の画像処理部にそれぞれ設けら
れている画面組み立て用のメモリの更新を停止して、こ
れに1画面分の画像を保持することによって行なわれ
る。
【0040】受信端末では、図4に示されたフローチャ
ートに従って判断を行なうが、最終のモニタ入れ替えの
タイミングは、センタ装置からのモード遷移中信号の終
了時に同期して行なう。これによって、モード切り替え
時の画面表示の乱れを防止することができる。
【0041】また、受信側端末において、高速側と低速
側の画面処理部からの出力が切り替わった瞬間に、画面
の入れ替えを行なうことは不可能であり、一瞬であって
も、画面が入れ替わって見えてしまう現象を生じる。
【0042】図7は、本発明のさらに他の実施例の構成
を示したものであって、このような欠点を除去した構成
例を示している。図5におけると同じものを同じ番号で
示し、27,28は分配部、29,30は画像メモリ、
31はモード切り替えスイッチ、32はモニタ切り替え
スイッチである。モード切り替えスイッチ31におい
て、311,312 はそれぞれ高速側と低速側の画像信号
切り替えスイッチである。
【0043】高速側画像処理部23の出力信号は分配部
27で分配されて、一方は直接、他方は画像メモリ29
を経て遅延されて、画像信号切り替えスイッチ311
入力される。同様に、低速側画像処理部24の出力信号
は分配部28で分配されて、一方は直接、他方は画像メ
モリ30を経て遅延されて、画像信号切り替えスイッチ
312 に入力される。画像メモリ29,30は、常に、
それぞれ高速側の画面と低速側の画面とを、1画面分保
持している。
【0044】モード切り替えスイッチ31は、制御信号
発生部26からの切り替え信号1によって、高速側と低
速側の切り替えを行なうが、切り替え時には、画像メモ
リ29,30の出力を選択して、画像処理部からの出力
が安定するまで、それぞれのメモリの内容をモニタに表
示する。モニタ切り替えスイッチ32は、制御信号発生
部26からの切り替え信号2によって、この間に右モニ
タと左モニタの切り替えを行なうので、モード切り替え
処理時に、画面は一瞬フリーズされるが、画面入れ替わ
り時の画面のちらつきを防止することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、多
地点テレビ会議システムにおいて、2画面表示を行なう
場合に、画面の切り替え時と、モード切り替え時におけ
る、画面の表示の乱れを避けることができるので、多地
点テレビ会議システムの画面表示の見にくさを除去し
て、より使い勝手のよいものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図3】2会議室分の画像の表示状態を示す図であっ
て、(a) はA会議室が発言した状態を、(b) はB会議室
が発言した状態をそれぞれ示す。
【図4】モニタ入れ替え処理を説明する図であって、
(a) はモニタ入れ替え処理のフローチャートを示し、
(b) はモニタ切り替え信号を示す。
【図5】モニタ表示切り替え制御部のブロック構成を示
す図である。
【図6】本発明の他の実施例の構成を示す図である。
【図7】本発明のさらに他の実施例の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 メインとなる会議室端末 12 サブとなる会議室端末 2 センタ装置 3 会議室端末 41,2 モニタ 5 遷移中信号送出手段 6 フリーズ手段 71,2 画像メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインとなる会議室端末(11 )からの
    画像データを高速の伝送レートによって、サブとなる会
    議室端末(12 )からの画像データを低速の伝送レート
    によってそれぞれセンタ装置(2)に伝送し、センタ装
    置(2)において両伝送レートの信号をミキシングして
    受信側の各会議室端末(3)に伝送し、各会議室端末
    (3)において高速側の画像データと低速側の画像デー
    タとを分離してそれぞれモニタ(41,2 )において表
    示するようにした多地点テレビ会議システムにおいて、
    前記メインとなる会議室端末とサブとなる会議室端末と
    がともに変化したときは、各会議室端末(3)において
    高速側の画像を表示するモニタと低速側の画像を表示す
    るモニタとを入れ替え、サブとなる会議室のみが変化し
    たときは、モニタの入れ替えを行なわないことを特徴と
    する多地点会議における2画面伝送表示方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多地点会議テレビ会議
    システムにおいて、メインとなる会議室端末(11 )お
    よびサブとなる会議室端末(12)から、画像データを
    高速の伝送レートと低速の伝送レートとによってセンタ
    装置(2)に伝送し、センタ装置(2)において、メイ
    ンとなる会議室端末(11 )からの高速の伝送レートの
    信号とサブとなる会議室端末(12 )からの低速の伝送
    レートの信号とをミキシングして受信側の各会議室端末
    (3)に伝送するようにしたことを特徴とする多地点会
    議における2画面伝送表示方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の多地点会議テ
    レビ会議システムにおいて、センタ装置(2)に高速の
    伝送レートの信号と低速の伝送レートとの送信モードの
    切り替えの遷移中を示す信号を送出する遷移中信号送出
    手段(5)を設けるとともに、各会議室端末に該遷移中
    を示す信号に応じて高速側の表示画面と低速側の表示画
    面とを一時フリーズするフリーズ手段(6)を設け、受
    信側の会議室端末(3)では該遷移中を示す信号の終了
    に同期してフリーズを解いて高速側の画像を表示するモ
    ニタと低速側の画像を表示するモニタとを入れ替えるこ
    とを特徴とする多地点会議における2画面伝送表示方
    式。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の多地点会議テ
    レビ会議システムにおいて、各会議室端末に高速側の画
    面と低速側の画面とをそれぞれ保持する画像メモリ(7
    1,2 )を設け、高速側の画像を表示するモニタと低速
    側の画像を表示するモニタとを入れ替える際、新画面の
    受信完了まで該画像メモリ(71,2 )の画面を入れ替
    え後のモニタにおいて表示することを特徴とする多地点
    会議における2画面伝送表示方式。
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