JPH0892055A - 美白化粧料 - Google Patents
美白化粧料Info
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- JPH0892055A JPH0892055A JP6228024A JP22802494A JPH0892055A JP H0892055 A JPH0892055 A JP H0892055A JP 6228024 A JP6228024 A JP 6228024A JP 22802494 A JP22802494 A JP 22802494A JP H0892055 A JPH0892055 A JP H0892055A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (A)式(1)で表わされるアミン誘導体及
びその酸付加塩から選ばれる一種又は二種以上及び
(B)茶、葛根、丁字、甘草、枇把、橙皮、高麗人参、
芍薬、山査子、麦門冬、生姜、松笠、桑白皮、厚朴、茵
陳蒿、阿仙薬、黄ゴン、カミツレ、アロエ、アルテア、
シモツケ、オランダガラシ、キナ、コンフリー、ローズ
マリー及びロートの抽出物から選ばれる一種又は二種以
上の植物抽出物を含有する美白化粧料。 【化1】 〔R1 は水酸基で置換されていてもよいC1〜C40の
炭化水素基又はC1〜C5のヘテロ原子を有する炭化水
素基、R2、R3、R4、R5 及びR6 は、水素原子又は
水酸基で置換されていてもよいC1〜C20の炭化水素
基、Xは−O−又は−CO−O−(但し、カルボニル基
はR1 と結合する)〕 【効果】 極めて優れた皮膚の美白効果と日焼け等によ
るしみ及びそばかすの予防及び治療効果とを有する。
びその酸付加塩から選ばれる一種又は二種以上及び
(B)茶、葛根、丁字、甘草、枇把、橙皮、高麗人参、
芍薬、山査子、麦門冬、生姜、松笠、桑白皮、厚朴、茵
陳蒿、阿仙薬、黄ゴン、カミツレ、アロエ、アルテア、
シモツケ、オランダガラシ、キナ、コンフリー、ローズ
マリー及びロートの抽出物から選ばれる一種又は二種以
上の植物抽出物を含有する美白化粧料。 【化1】 〔R1 は水酸基で置換されていてもよいC1〜C40の
炭化水素基又はC1〜C5のヘテロ原子を有する炭化水
素基、R2、R3、R4、R5 及びR6 は、水素原子又は
水酸基で置換されていてもよいC1〜C20の炭化水素
基、Xは−O−又は−CO−O−(但し、カルボニル基
はR1 と結合する)〕 【効果】 極めて優れた皮膚の美白効果と日焼け等によ
るしみ及びそばかすの予防及び治療効果とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は皮膚美白効果に優れ、日
焼け等によるしみ及びそばかすを予防及び治療すること
のできる美白化粧料に関する。
焼け等によるしみ及びそばかすを予防及び治療すること
のできる美白化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】皮膚の
しみ及びそばかすは、一般には日光からの紫外線暴露に
よる刺激やホルモンの異常又は遺伝的要素等が原因とな
って色素細胞(メラノサイト)が活性化された結果、色
素細胞で合成されたメラニン色素が皮膚内に異常沈着し
て発生するものと考えられている。
しみ及びそばかすは、一般には日光からの紫外線暴露に
よる刺激やホルモンの異常又は遺伝的要素等が原因とな
って色素細胞(メラノサイト)が活性化された結果、色
素細胞で合成されたメラニン色素が皮膚内に異常沈着し
て発生するものと考えられている。
【0003】従来、このようなしみ及びそばかすに対す
る予防又は治療の方法として、L−アスコルビン酸及び
その誘導体、ハイドロキノン誘導体、コウジ酸及びその
誘導体、胎盤抽出物等のメラニン抑制剤等が用いられて
いるが、これらの物質は単独で使用した場合、メラニン
生成抑制効果が弱く、化粧品等に配合した場合、充分な
美白効果を発現できないものが多かった。
る予防又は治療の方法として、L−アスコルビン酸及び
その誘導体、ハイドロキノン誘導体、コウジ酸及びその
誘導体、胎盤抽出物等のメラニン抑制剤等が用いられて
いるが、これらの物質は単独で使用した場合、メラニン
生成抑制効果が弱く、化粧品等に配合した場合、充分な
美白効果を発現できないものが多かった。
【0004】従って、皮膚の美白効果に優れ、しみ及び
そばかすを有効に予防及び治療することのできる美白化
粧料が望まれていた。
そばかすを有効に予防及び治療することのできる美白化
粧料が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような実情に鑑み、
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、特定のアミン誘導
体又はその酸付加塩と特定の植物抽出物とを組み合わせ
て用いれば、相乗的に美白効果が増強され、しみ及びそ
ばかすを有効に予防及び治療することのできる美白化粧
料が得られることを見出し、本発明を完成した。
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、特定のアミン誘導
体又はその酸付加塩と特定の植物抽出物とを組み合わせ
て用いれば、相乗的に美白効果が増強され、しみ及びそ
ばかすを有効に予防及び治療することのできる美白化粧
料が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、次の成分(A)及び
(B): (A)下記一般式(1);
(B): (A)下記一般式(1);
【0007】
【化2】
【0008】〔式中、R1 は水酸基で置換されていても
よい炭素数1〜40の直鎖、分岐鎖若しくは環状の炭化
水素基又は炭素数1〜5のヘテロ原子を有する炭化水素
基を示し、R2、R3、R4、R5 及びR6 は、同一又は
異なって、水素原子又は水酸基で置換されていてもよい
炭素数1〜20の炭化水素基を示し、Xは−O−又は−
CO−O−(但し、カルボニル基はR1 と結合する)を
示す〕で表わされるアミン誘導体及びその酸付加塩から
選ばれる一種又は二種以上、(B)茶、葛根、丁字、甘
草、枇把、橙皮、高麗人参、芍薬、山査子、麦門冬、生
姜、松笠、桑白皮、厚朴、茵陳蒿、阿仙薬、黄ゴン、カ
ミツレ、アロエ、アルテア、シモツケ、オランダガラ
シ、キナ、コンフリー、ローズマリー及びロートの抽出
物から選ばれる一種又は二種以上の植物抽出物を含有す
る美白化粧料を提供するものである。
よい炭素数1〜40の直鎖、分岐鎖若しくは環状の炭化
水素基又は炭素数1〜5のヘテロ原子を有する炭化水素
基を示し、R2、R3、R4、R5 及びR6 は、同一又は
異なって、水素原子又は水酸基で置換されていてもよい
炭素数1〜20の炭化水素基を示し、Xは−O−又は−
CO−O−(但し、カルボニル基はR1 と結合する)を
示す〕で表わされるアミン誘導体及びその酸付加塩から
選ばれる一種又は二種以上、(B)茶、葛根、丁字、甘
草、枇把、橙皮、高麗人参、芍薬、山査子、麦門冬、生
姜、松笠、桑白皮、厚朴、茵陳蒿、阿仙薬、黄ゴン、カ
ミツレ、アロエ、アルテア、シモツケ、オランダガラ
シ、キナ、コンフリー、ローズマリー及びロートの抽出
物から選ばれる一種又は二種以上の植物抽出物を含有す
る美白化粧料を提供するものである。
【0009】本発明で用いられる成分(A)は、一般式
(1)で表わされるアミン誘導体及び/又はその酸付加
塩である。一般式(1)中、R1 で示される炭素数1〜
40の直鎖、分岐鎖若しくは環状の炭化水素基として
は、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、
トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキ
サデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデ
シル基、エイコシル基、ヘンエイコシル基、ドコシル
基、トリコシル基、テトラコシル基、ペンタコシル基、
ヘキサコシル基、ヘプタコシル基、オクタコシル基、ノ
ナコシル基、トリアコンチル基、ヘントリアコンチル
基、ドトリアコンチル基、トリトリアコンチル基、テト
ラトリアコンチル基、ペンタトリアコンチル基、ヘキサ
トリアコンチル基、ヘプタトリアコンチル基、オクタト
リアコンチル基、ノナトリアコンチル基、テトラコンチ
ル基、メチル分岐イソステアリル基、2−エチルヘキシ
ル基、2−ヘプチルウンデシル基、5,7,7−トリメ
チル−2−(1,3,3−トリメチルブチル)−オクチ
ル基、イソプロピル基等のアルキル基;ビニル基、アリ
ル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、9−
オクタデセニル基、9,12−オクタデカジエニル基等
のアルケニル基等;シクロプロピル基、シクロブチル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の脂環式炭
化水素基;フェニル基、ナフチル基、トリル基、キシリ
ル基、ベンジル基等の芳香族炭化水素基;コレステリル
基等の炭化水素基が挙げられる。
(1)で表わされるアミン誘導体及び/又はその酸付加
塩である。一般式(1)中、R1 で示される炭素数1〜
40の直鎖、分岐鎖若しくは環状の炭化水素基として
は、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、
トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキ
サデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデ
シル基、エイコシル基、ヘンエイコシル基、ドコシル
基、トリコシル基、テトラコシル基、ペンタコシル基、
ヘキサコシル基、ヘプタコシル基、オクタコシル基、ノ
ナコシル基、トリアコンチル基、ヘントリアコンチル
基、ドトリアコンチル基、トリトリアコンチル基、テト
ラトリアコンチル基、ペンタトリアコンチル基、ヘキサ
トリアコンチル基、ヘプタトリアコンチル基、オクタト
リアコンチル基、ノナトリアコンチル基、テトラコンチ
ル基、メチル分岐イソステアリル基、2−エチルヘキシ
ル基、2−ヘプチルウンデシル基、5,7,7−トリメ
チル−2−(1,3,3−トリメチルブチル)−オクチ
ル基、イソプロピル基等のアルキル基;ビニル基、アリ
ル基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、9−
オクタデセニル基、9,12−オクタデカジエニル基等
のアルケニル基等;シクロプロピル基、シクロブチル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の脂環式炭
化水素基;フェニル基、ナフチル基、トリル基、キシリ
ル基、ベンジル基等の芳香族炭化水素基;コレステリル
基等の炭化水素基が挙げられる。
【0010】これら炭化水素基は水酸基で置換されてい
てもよく、このようなものとしては、例えばヒドロキシ
メチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル
基、ヒドロキシヘキシル基、2,3−ジヒドロキシプロ
ピル基、2,2−ビス(ヒドロキシメチル)−3−ヒド
ロキシプロピル基等が挙げられる。
てもよく、このようなものとしては、例えばヒドロキシ
メチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル
基、ヒドロキシヘキシル基、2,3−ジヒドロキシプロ
ピル基、2,2−ビス(ヒドロキシメチル)−3−ヒド
ロキシプロピル基等が挙げられる。
【0011】R1 で示される炭素数1〜5のヘテロ原子
を有する炭化水素基のヘテロ原子としては、酸素原子、
窒素原子、硫黄原子、リン原子、フッ素原子等が挙げら
れ、これを有する炭化水素基としてはグリコシル基、カ
ルボキシメチル基、アミノカルボニルメチル基、1−
(N,N−ジメチルアミノ)エチル基等が挙げられる。
を有する炭化水素基のヘテロ原子としては、酸素原子、
窒素原子、硫黄原子、リン原子、フッ素原子等が挙げら
れ、これを有する炭化水素基としてはグリコシル基、カ
ルボキシメチル基、アミノカルボニルメチル基、1−
(N,N−ジメチルアミノ)エチル基等が挙げられる。
【0012】R2、R3、R4、R5 及びR6 で示される
炭素数1〜20の炭化水素基としては、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル
基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラ
デシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデ
シル基、オクタデシル基、ノナデシル基、エイコシル
基、メチル分岐イソステアリル基、2−エチルヘキシル
基、2−ヘプチルウンデシル基、5,7,7−トリメチ
ル−2−(1,3,3−トリメチルブチル)−オクチル
基、イソプロピル基等のアルキル基;ビニル基、アリル
基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、9−オ
クタデセニル基、9,12−オクタデカジエニル基等の
アルケニル基;シクロプロピル基、シクロブチル基、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基等の脂環式炭化水素
基;フェニル基、ナフチル基、トリル基、キシリル基、
ベンジル基等の芳香族炭化水素基等の炭化水素基が挙げ
られる。
炭素数1〜20の炭化水素基としては、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル
基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラ
デシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデ
シル基、オクタデシル基、ノナデシル基、エイコシル
基、メチル分岐イソステアリル基、2−エチルヘキシル
基、2−ヘプチルウンデシル基、5,7,7−トリメチ
ル−2−(1,3,3−トリメチルブチル)−オクチル
基、イソプロピル基等のアルキル基;ビニル基、アリル
基、ブテニル基、ペンテニル基、ヘキセニル基、9−オ
クタデセニル基、9,12−オクタデカジエニル基等の
アルケニル基;シクロプロピル基、シクロブチル基、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基等の脂環式炭化水素
基;フェニル基、ナフチル基、トリル基、キシリル基、
ベンジル基等の芳香族炭化水素基等の炭化水素基が挙げ
られる。
【0013】これら炭化水素基は1又は2以上の水酸基
で置換されていてもよく、このようなものとしては、例
えばヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基、2
−ヒドロキシプロピル基、1,2−ジヒドロキシエチル
基、1,2,3−トリヒドロキシプロピル基、1,2,
3−トリヒドロキシブチル基、1,2,3,4−テトラ
ヒドロキシブチル基、1,2,3,4−テトラヒドロキ
シペンチル基、1,2,3,4,5−ペンタヒドロキシ
ペンチル基等が挙げられる。
で置換されていてもよく、このようなものとしては、例
えばヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基、2
−ヒドロキシプロピル基、1,2−ジヒドロキシエチル
基、1,2,3−トリヒドロキシプロピル基、1,2,
3−トリヒドロキシブチル基、1,2,3,4−テトラ
ヒドロキシブチル基、1,2,3,4−テトラヒドロキ
シペンチル基、1,2,3,4,5−ペンタヒドロキシ
ペンチル基等が挙げられる。
【0014】かかるアミン誘導体(1)のうち、Xが−
O−であり、かつR2、R3、R4、R5 及びR6 が水素
原子のものは、公知の化合物である(特開昭62−22
8048号公報)。しかし、それ自身の皮膚に対する作
用については全く知られていなかった。
O−であり、かつR2、R3、R4、R5 及びR6 が水素
原子のものは、公知の化合物である(特開昭62−22
8048号公報)。しかし、それ自身の皮膚に対する作
用については全く知られていなかった。
【0015】本発明に使用されるアミン誘導体(1)
は、公知の種々の方法により合成される。例えば、下記
反応式に従って、グリシジルエーテル又はエステル誘導
体(2)にアミン誘導体(3)を付加させることにより
合成される。
は、公知の種々の方法により合成される。例えば、下記
反応式に従って、グリシジルエーテル又はエステル誘導
体(2)にアミン誘導体(3)を付加させることにより
合成される。
【0016】
【化3】
【0017】〔式中、R1、R2、R3 、R4、R5、R6
及びXは前記と同じ意味を有する〕
及びXは前記と同じ意味を有する〕
【0018】このようにして得られるアミン誘導体
(1)は、更に、必要に応じて、常法により塩酸、硫
酸、硝酸、リン酸等の無機酸塩又はコハク酸、フマル
酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、乳酸、グリコー
ル酸、クエン酸、酒石酸、安息香酸等の有機酸塩とする
ことができる。
(1)は、更に、必要に応じて、常法により塩酸、硫
酸、硝酸、リン酸等の無機酸塩又はコハク酸、フマル
酸、ヘキサデカン酸、オクタデカン酸、乳酸、グリコー
ル酸、クエン酸、酒石酸、安息香酸等の有機酸塩とする
ことができる。
【0019】成分(A)のアミン誘導体としては、特に
1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−3−イソステア
リルオキシ−2−プロパノール、1−(2−ヒドロキシ
エチルアミノ)−3−(12−ヒドロキシステアリルオ
キシ)−2−プロパノール、1−(2−ヒドロキシエチ
ルアミノ)−3−メチルオキシ−2−プロパノールが好
ましい。
1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−3−イソステア
リルオキシ−2−プロパノール、1−(2−ヒドロキシ
エチルアミノ)−3−(12−ヒドロキシステアリルオ
キシ)−2−プロパノール、1−(2−ヒドロキシエチ
ルアミノ)−3−メチルオキシ−2−プロパノールが好
ましい。
【0020】本発明において成分(A)のアミン誘導体
及びその酸付加塩は一種を単独で又は二種以上を組み合
わせて用いることができ、その配合量は特に制限される
ものではないが、全組成中に0.001〜10重量%配
合するのが好ましく、特に0.001〜2重量%、更に
0.005〜2重量%配合すると、十分な美白効果が得
られかつ保存安定性も良好となるので好ましい。
及びその酸付加塩は一種を単独で又は二種以上を組み合
わせて用いることができ、その配合量は特に制限される
ものではないが、全組成中に0.001〜10重量%配
合するのが好ましく、特に0.001〜2重量%、更に
0.005〜2重量%配合すると、十分な美白効果が得
られかつ保存安定性も良好となるので好ましい。
【0021】本発明で用いられる成分(B)は、茶、葛
根、丁字、甘草、枇把、橙皮、高麗人参、芍薬、山査
子、麦門冬、生姜、松笠、桑白皮、厚朴、茵陳蒿、阿仙
薬、黄ゴン、カミツレ、アロエ、アルテア、シモツケ、
オランダガラシ、キナ、コンフリー、ローズマリー及び
ロートの抽出物から選ばれる植物抽出物であり、これら
のうち、特に茶、芍薬、生姜、アルテア、オランダガラ
シ、ローズマリー及びロートを用いるのが好ましい。
根、丁字、甘草、枇把、橙皮、高麗人参、芍薬、山査
子、麦門冬、生姜、松笠、桑白皮、厚朴、茵陳蒿、阿仙
薬、黄ゴン、カミツレ、アロエ、アルテア、シモツケ、
オランダガラシ、キナ、コンフリー、ローズマリー及び
ロートの抽出物から選ばれる植物抽出物であり、これら
のうち、特に茶、芍薬、生姜、アルテア、オランダガラ
シ、ローズマリー及びロートを用いるのが好ましい。
【0022】これらの植物抽出物は、当該植物の葉、
根、茎、樹木、花等を水もくしはメタノール、エタノー
ル、プロパノール、プロピレングリコール、1,3−ブ
チレングリコール等の親水性有機溶媒又はこれらの混合
溶媒で抽出することにより抽出液として得ることがで
き、また当該抽出液を乾燥して乾燥粉末の形態で得るこ
ともできる。更に、ヒマシ油、パーシック油、流動パラ
フィン、大豆油、ミリスチン酸イソプロピル、低級脂肪
酸トリグリセリド、中級脂肪酸トリグリセリド、ヒマワ
リ油、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、スクワラ
ン等の親油性有機溶媒又はこれらの混合溶媒で抽出する
ことによっても得ることができる。
根、茎、樹木、花等を水もくしはメタノール、エタノー
ル、プロパノール、プロピレングリコール、1,3−ブ
チレングリコール等の親水性有機溶媒又はこれらの混合
溶媒で抽出することにより抽出液として得ることがで
き、また当該抽出液を乾燥して乾燥粉末の形態で得るこ
ともできる。更に、ヒマシ油、パーシック油、流動パラ
フィン、大豆油、ミリスチン酸イソプロピル、低級脂肪
酸トリグリセリド、中級脂肪酸トリグリセリド、ヒマワ
リ油、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、スクワラ
ン等の親油性有機溶媒又はこれらの混合溶媒で抽出する
ことによっても得ることができる。
【0023】このようにして得られる成分(B)の植物
抽出物は一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用い
ることができ、その配合量は特に制限されるものではな
いが、美白効果及び保存安定性の点から、化粧料全量中
に固形分として0.00001〜5重量%配合するのが
好ましく、特に0.0005〜3重量%、更に0.00
1〜3重量%配合すると、製品の安定性等も良好である
ので好ましい。
抽出物は一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用い
ることができ、その配合量は特に制限されるものではな
いが、美白効果及び保存安定性の点から、化粧料全量中
に固形分として0.00001〜5重量%配合するのが
好ましく、特に0.0005〜3重量%、更に0.00
1〜3重量%配合すると、製品の安定性等も良好である
ので好ましい。
【0024】本発明の美白化粧料には、成分(A)及び
成分(B)以外の美白剤を更に加えることにより、美白
効果をより高めることができる。このような美白剤とし
ては、美白作用を有するものであれば特に制限されず、
例えばL−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸リン酸
エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル、L−アス
コルビン酸脂肪酸エステル及びこれらの塩、その他アス
コルビン酸誘導体(特開平1−42414号、特開平1
−85907号、特開平4−149113号、特開平4
−149114号、特開平4−149115号、特開平
4−149117号、特開平4−182412号、特開
昭56−135411号、特開昭56−161314
号、特開昭60−42377号、特開昭60−2370
38号、特開昭61−30510号、特開昭61−85
308号、特開昭61−151107号、特開昭61−
152613号)、コウジ酸、コウジ酸誘導体(特開平
4−198115号、特開昭59−33207号、特開
昭59−122485号)、アルブチン等のハイドロキ
ノン誘導体(特開昭60−56912号、特開昭61−
159943号)、ブラセンタエキス等の動物の抽出
物、バンテティン−S−スルホン酸及びその塩(特開昭
59−36606号)等が挙げられる。これらの美白剤
のうち、特にL−アスコルビン酸リン酸エステルマグネ
シウム塩が好ましい。
成分(B)以外の美白剤を更に加えることにより、美白
効果をより高めることができる。このような美白剤とし
ては、美白作用を有するものであれば特に制限されず、
例えばL−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸リン酸
エステル、L−アスコルビン酸硫酸エステル、L−アス
コルビン酸脂肪酸エステル及びこれらの塩、その他アス
コルビン酸誘導体(特開平1−42414号、特開平1
−85907号、特開平4−149113号、特開平4
−149114号、特開平4−149115号、特開平
4−149117号、特開平4−182412号、特開
昭56−135411号、特開昭56−161314
号、特開昭60−42377号、特開昭60−2370
38号、特開昭61−30510号、特開昭61−85
308号、特開昭61−151107号、特開昭61−
152613号)、コウジ酸、コウジ酸誘導体(特開平
4−198115号、特開昭59−33207号、特開
昭59−122485号)、アルブチン等のハイドロキ
ノン誘導体(特開昭60−56912号、特開昭61−
159943号)、ブラセンタエキス等の動物の抽出
物、バンテティン−S−スルホン酸及びその塩(特開昭
59−36606号)等が挙げられる。これらの美白剤
のうち、特にL−アスコルビン酸リン酸エステルマグネ
シウム塩が好ましい。
【0025】更に、本発明の美白化粧料には本発明の効
果を損なわない範囲において、上記成分の他に通常化粧
品や医薬部外品、医薬品等に用いられる各種任意成分を
必要に応じて適宜配合することができる。このような任
意成分としては、例えば薬効成分、精製水、エタノー
ル、油性物質、保湿剤、増粘剤、防腐剤、乳化剤、粉
体、紫外線吸収剤、色素、香料、乳化安定剤、pH調整剤
等を挙げることができる。
果を損なわない範囲において、上記成分の他に通常化粧
品や医薬部外品、医薬品等に用いられる各種任意成分を
必要に応じて適宜配合することができる。このような任
意成分としては、例えば薬効成分、精製水、エタノー
ル、油性物質、保湿剤、増粘剤、防腐剤、乳化剤、粉
体、紫外線吸収剤、色素、香料、乳化安定剤、pH調整剤
等を挙げることができる。
【0026】具体的には、薬効成分としては、例えばグ
リチルリチン酸及びその誘導体、ビタミンE及びその誘
導体等を挙げることができる。油性成分としては、例え
ば、流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、
スクワラン、ミツロウ、カルナバロウ、オリーブ油、ラ
ノリン、高級アルコール、脂肪酸、高級アルコールと脂
肪酸の合成エステル油、シリコーン油等が挙げられる。
保湿剤としては、例えば、ソルビトール、キシリトー
ル、グリセリン、マルチトール、プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレング
リコール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳
酸ナトリウム、ポリオキシプロピレン脂肪酸エステル、
ポリエチレングリコール等が挙げられる。増粘剤として
は、例えばカルボキシビニルポリマー、カルボキシメチ
ルセルロース、ポリビニルアルコール、カラギーナン、
ゼラチン等の水溶性高分子、塩化ナトリウム、塩化カリ
ウム等の電解質が挙げられる。防腐剤としては、例えば
尿素、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラ
ベン、ブチルパラベン、安息香酸ナトリウム等が挙げら
れる。乳化剤としては、例えばポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビト
ール脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤が挙げら
れる。粉体としては、例えばタルク、セリサイト、マイ
カ、カオリン、シリカ、ベントナイト、バーミキュライ
ト、亜鉛華、雲母、雲母チタン、酸化チタン、酸化マグ
ネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、ベンガ
ラ、酸化鉄、群青等が挙げられる。pH調整剤としては、
乳酸−乳酸ナトリウム、クエン酸−クエン酸ナトリウム
等の緩衝剤が挙げられる。
リチルリチン酸及びその誘導体、ビタミンE及びその誘
導体等を挙げることができる。油性成分としては、例え
ば、流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、
スクワラン、ミツロウ、カルナバロウ、オリーブ油、ラ
ノリン、高級アルコール、脂肪酸、高級アルコールと脂
肪酸の合成エステル油、シリコーン油等が挙げられる。
保湿剤としては、例えば、ソルビトール、キシリトー
ル、グリセリン、マルチトール、プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレング
リコール、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳
酸ナトリウム、ポリオキシプロピレン脂肪酸エステル、
ポリエチレングリコール等が挙げられる。増粘剤として
は、例えばカルボキシビニルポリマー、カルボキシメチ
ルセルロース、ポリビニルアルコール、カラギーナン、
ゼラチン等の水溶性高分子、塩化ナトリウム、塩化カリ
ウム等の電解質が挙げられる。防腐剤としては、例えば
尿素、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラ
ベン、ブチルパラベン、安息香酸ナトリウム等が挙げら
れる。乳化剤としては、例えばポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポ
リオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビト
ール脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤が挙げら
れる。粉体としては、例えばタルク、セリサイト、マイ
カ、カオリン、シリカ、ベントナイト、バーミキュライ
ト、亜鉛華、雲母、雲母チタン、酸化チタン、酸化マグ
ネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、ベンガ
ラ、酸化鉄、群青等が挙げられる。pH調整剤としては、
乳酸−乳酸ナトリウム、クエン酸−クエン酸ナトリウム
等の緩衝剤が挙げられる。
【0027】本発明の美白化粧料は常法に従って製造す
ることができる。また、本発明の対象となる美白化粧料
は、一般の皮膚化粧料に限定されるものではなく、医薬
部外品、外用医薬品等を包含するものであり、その剤型
もその目的に応じて任意に選択することができ、クリー
ム状、軟膏状、乳液状、ローション状、溶液状、ゲル
状、パック状、パウダー状、スティック状等とすること
ができる。
ることができる。また、本発明の対象となる美白化粧料
は、一般の皮膚化粧料に限定されるものではなく、医薬
部外品、外用医薬品等を包含するものであり、その剤型
もその目的に応じて任意に選択することができ、クリー
ム状、軟膏状、乳液状、ローション状、溶液状、ゲル
状、パック状、パウダー状、スティック状等とすること
ができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の美白化粧料は、アミン誘導体
(1)又はその酸付加塩と特定の植物抽出物を併用する
ことにより、相乗的なメラニン生成抑制効果が得られる
ため、非常に優れた皮膚の美白効果を有し、日焼け等に
よるしみやそばかすの予防及び治療に有効なものであ
る。
(1)又はその酸付加塩と特定の植物抽出物を併用する
ことにより、相乗的なメラニン生成抑制効果が得られる
ため、非常に優れた皮膚の美白効果を有し、日焼け等に
よるしみやそばかすの予防及び治療に有効なものであ
る。
【0029】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではな
い。なお、実施例における美白効果の評価は以下に示す
UV−B誘導色素斑に対する美白効果試験により行っ
た。
本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではな
い。なお、実施例における美白効果の評価は以下に示す
UV−B誘導色素斑に対する美白効果試験により行っ
た。
【0030】(UV−B誘導色素斑に対する美白効果試
験)被験者20名の上腕内側部にUV−B領域の紫外線
を最小紅斑量の2倍量を1日1回2日間にわたり照射
し、誘導した色素斑に、1日2回、1ケ月間被験部位に
試料を連続塗布することによる美白効果を調べた。
験)被験者20名の上腕内側部にUV−B領域の紫外線
を最小紅斑量の2倍量を1日1回2日間にわたり照射
し、誘導した色素斑に、1日2回、1ケ月間被験部位に
試料を連続塗布することによる美白効果を調べた。
【0031】評価は、色差計(村上色彩製、CMS−1
200)を用いて測定を行い、得られたマンセル値より
L* 値を算出し、その回数を表わすΔΔL* 値を用い
た。なお、ΔΔL* 値は以下のように定義した。
200)を用いて測定を行い、得られたマンセル値より
L* 値を算出し、その回数を表わすΔΔL* 値を用い
た。なお、ΔΔL* 値は以下のように定義した。
【0032】試料塗布開始直前の試料塗布被験部位及び
試料未塗布被験部位のL* 値をそれぞれL0、L0 '、連
続塗布1ケ月後の各々の部位L* 値をそれぞれL1 、L
1 'とし、ΔΔL* は以下の式で表わした。
試料未塗布被験部位のL* 値をそれぞれL0、L0 '、連
続塗布1ケ月後の各々の部位L* 値をそれぞれL1 、L
1 'とし、ΔΔL* は以下の式で表わした。
【0033】
【数1】ΔΔL* =(L1−L0)−(L1 '−L0 ')
【0034】また、評価は被験者20名の表1に示す評
価点の平均値で示した。
価点の平均値で示した。
【0035】
【表1】
【0036】実施例1〜7及び比較例1〜3 以下に示す組成のクリームを製造し、その連続塗布によ
る美白効果を前記に示す方法で評価した。結果を表3に
示す。
る美白効果を前記に示す方法で評価した。結果を表3に
示す。
【表2】 (成分) (重量%) (1)モノステアリン酸グリセリン (レオドールHS−50、花王社製) 5.0 (2)モノステアリン酸ポリエチレングリコール (エマノーン3199、花王社製) 2.0 (3)スクワラン 8.0 (4)トリオクタン酸グリセリン (エキセパールTG0、花王社製) 8.0 (5)ステアリルアルコール 5.5 (6)ジメチルポリシロキサン (KF−96A(6cs)、信越化学工業社製) 0.2 (7)プロピレングリコール 5.0 (8)エデト酸2ナトリウム 0.1 (9)アミン誘導体 (表3) (10)植物抽出物 (表3) (11)クエン酸ナトリウム 1.0 (12)精製水 残 量 (13)防腐剤 適 量 (14)香料 適 量
【0037】(製法)油層成分〔(1)〜(6)〕を8
0℃で加熱溶解し、これを攪拌しながら60℃に加熱し
た水層成分〔(7)〜(14)〕を加え乳化し、攪拌しな
がら室温まで冷却してクリームを調製した。
0℃で加熱溶解し、これを攪拌しながら60℃に加熱し
た水層成分〔(7)〜(14)〕を加え乳化し、攪拌しな
がら室温まで冷却してクリームを調製した。
【0038】
【表3】
【0039】実施例8 ローション
【表4】 (成分) (重量%) (1)1,3−ブチレングリコール 8.0 (2)グリセリン 4.0 (3)ヒアルロン酸ナトリウム (ヒアルロン酸ナトリウム(CHA)、チッソ社製) 0.1 (4)エタノール 3.0 (5)ポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル 0.3 (6)アルブチン 1.0 (7)1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−3−メチル分岐 イソステアリルオキシ−2−プロパノール 0.2 (8)オランダガラシ抽出物 (フィテレンモG−224、一丸ファルコス社製) 0.5 (9)桑白皮抽出物 (ファルコレックスソウハクヒ、一丸ファルコス社製) 0.1 (10)クエン酸ナトリウム 1.0 (11)エデト酸4ナトリウム 0.1 (12)イオン交換水 残 量 (13)香料 微 量 (14)防腐剤 適 量
【0040】(製法)(1)〜(14)の成分を80℃で
加熱溶解しながら系が均一になるまで攪拌し、更に攪拌
しながら室温まで冷却してローションを調製した。
加熱溶解しながら系が均一になるまで攪拌し、更に攪拌
しながら室温まで冷却してローションを調製した。
【0041】実施例9 乳液
【表5】 (成分) (重量%) (1)ジメチルポリシロキサン(KF−96A(6cs)、 信越化学工業社製) 10.0 (2)ジメチルポリシロキサン(KF−96A(50cs)、 信越化学工業社製) 10.0 (3)メチルフェニルポリシロキサン(SF557A、 東レシリコーン社製) 3.0 (4)デカメチルシクロペンタシロキサン(SH−245、 東レダウコーニング社製) 10.0 (5)スクワラン 3.0 (6)ポリオキシエチレン変性シリコーン(SH3775E、 東レダウ社製) 3.0 (7)アルキルグリセリルエーテル変性シリコーン (特開平5−39208号記載のシロキサン誘導体) 2.0 (8)1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−3−メチル分岐 イソステアリルオキシ−2−プロパノール 0.2 (9)茶抽出物(リョクチャリキッド、一丸ファルコス社製) 0.1 (10)カミツレ抽出物(カミツレリキッド、一丸ファルコス社製)0.1 (11)グリセリン 3.0 (12)キサンタンガム(エコーガムBT、大日本製薬社製) 0.2 (13)エデト酸4ナトリウム 0.1 (14)牛胎盤抽出物(ビオファルコCP−12、 一丸ファルコス社製) 1.0 (15)クエン酸ナトリウム 1.0 (16)イオン交換水 残 量 (17)香料 微 量 (18)防腐剤 適 量
【0042】(製法)油層成分〔(1)〜(8)〕を8
0℃で加熱溶解し、これを攪拌しながら80℃に加熱溶
解した水層成分〔(9)〜(16)及び(18)〕を加え均
一に乳化し、更に攪拌しながら冷却し、40℃で(17)
を加え、室温まで冷却して乳液を調製した。
0℃で加熱溶解し、これを攪拌しながら80℃に加熱溶
解した水層成分〔(9)〜(16)及び(18)〕を加え均
一に乳化し、更に攪拌しながら冷却し、40℃で(17)
を加え、室温まで冷却して乳液を調製した。
【0043】実施例10 クリーム
【表6】 (成分) (重量%) (1)ジメチルポリシロキサン(KF−96A(6cs)、 信越化学工業社製) 7.0 (2)オクタメチルシクロテトラシロキサン(SH−244、 東レダウコーニング社製) 7.0 (3)メチルフェニルポリシロキサン(SF−557、 東レダウコーニング社製) 5.0 (4)アルキルグリセリルエーテル変性シリコーン (特開平5−39208号記載のシロキサン誘導体) 4.0 (5)スクワラン 3.0 (6)1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−3−メチル分岐 イソステアリルオキシ−2−プロパノール 0.1 (7)グリセリン 5.0 (8)クエン酸ナトリウム 1.0 (9)厚朴抽出物(コーボクエキス、アルプス薬品社製) 0.5 (10)防腐剤 適 量 (11)イオン交換水 残 量 (12)香料 微 量
【0044】(製法)油層成分〔(1)〜(6)〕を7
0℃で攪拌混合して均一にし、次いでこれを攪拌しなが
ら50℃まで冷却し、50℃で攪拌溶解した水層成分
〔(7)〜(11〕を加え乳化した。その後、攪拌しなが
ら40℃まで冷却して(12)を加え、更に室温まで冷却
してクリームを調製した。
0℃で攪拌混合して均一にし、次いでこれを攪拌しなが
ら50℃まで冷却し、50℃で攪拌溶解した水層成分
〔(7)〜(11〕を加え乳化した。その後、攪拌しなが
ら40℃まで冷却して(12)を加え、更に室温まで冷却
してクリームを調製した。
【0045】実施例11 エッセンス
【表7】 (成分) (重量%) (1)1,3−ブチレングリコール 8.0 (2)グリセリン 4.0 (3)キサンタンガム 0.3 (4)コンドロイチン硫酸ナトリウム 0.1 (5)ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 (6)エタノール 3.0 (7)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンテトラデシル エーテル 2.0 (8)L−アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩 3.0 (9)ロート抽出物(ロートエキス、アルプス薬品社製) 0.6 (10)1−(2−ヒドロキシエチルアミノ)−3−メチル分岐 イソステアリルオキシ−2−プロパノール 0.05 (11)クエン酸 0.15 (12)クエン酸ナトリウム 0.85 (13)エデト酸4ナトリウム 0.1 (14)イオン交換水 残 量 (15)防腐剤 適 量 (16)香料 微 量
【0046】(製法)配合成分を80℃で加熱溶解しな
がら系が均一になるまで攪拌し、更に攪拌しながら室温
まで冷却してエッセンスを調製した。
がら系が均一になるまで攪拌し、更に攪拌しながら室温
まで冷却してエッセンスを調製した。
Claims (4)
- 【請求項1】 次の成分(A)及び(B): (A)下記一般式(1); 【化1】 〔式中、R1 は水酸基で置換されていてもよい炭素数1
〜40の直鎖、分岐鎖若しくは環状の炭化水素基又は炭
素数1〜5のヘテロ原子を有する炭化水素基を示し、R
2、R3、R4、R5 及びR6 は、同一又は異なって、水
素原子又は水酸基で置換されていてもよい炭素数1〜2
0の炭化水素基を示し、Xは−O−又は−CO−O−
(但し、カルボニル基はR1 と結合する)を示す〕で表
わされるアミン誘導体及びその酸付加塩から選ばれる一
種又は二種以上、(B)茶、葛根、丁字、甘草、枇把、
橙皮、高麗人参、芍薬、山査子、麦門冬、生姜、松笠、
桑白皮、厚朴、茵陳蒿、阿仙薬、黄ゴン、カミツレ、ア
ロエ、アルテア、シモツケ、オランダガラシ、キナ、コ
ンフリー、ローズマリー及びロートの抽出物から選ばれ
る一種又は二種以上の植物抽出物を含有する美白化粧
料。 - 【請求項2】 成分(A)を0.001〜10重量%含
有する請求項1記載の美白化粧料。 - 【請求項3】 成分(B)を0.00001〜5重量%
含有する請求項1又は2記載の美白化粧料。 - 【請求項4】 成分(A)及び成分(B)以外の美白剤
を更に含有する請求項1〜3のいずれかの項記載の美白
化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6228024A JPH0892055A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 美白化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6228024A JPH0892055A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 美白化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0892055A true JPH0892055A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16870006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6228024A Pending JPH0892055A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 美白化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0892055A (ja) |
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- 1994-09-22 JP JP6228024A patent/JPH0892055A/ja active Pending
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