JPH089158A - 画像処理装置とその方法、コントローラ、および画像形成装置とその方法 - Google Patents

画像処理装置とその方法、コントローラ、および画像形成装置とその方法

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JPH089158A
JPH089158A JP7092385A JP9238595A JPH089158A JP H089158 A JPH089158 A JP H089158A JP 7092385 A JP7092385 A JP 7092385A JP 9238595 A JP9238595 A JP 9238595A JP H089158 A JPH089158 A JP H089158A
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    • H04N1/4078Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on references outside the picture using gradational references, e.g. grey-scale test pattern analysis

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コントローラ部においても独自の画像処理を
行うことができる画像処理装置およびその方法などを提
供する。 【構成】 コントローラ部31は、画像情報を処理するRF
部1と中間調画像処理部2と、それに対応した濃度補正部
3およびパッチジェネレータ5とを有する。エンジン部32
は、RF部1などに対応した変調部7と、中間調画像処理部
2とは異なる中間調処理部8と、中間調処理部8に対応し
た濃度補正部9と変調部11とパッチジェネレータ23と、
形成したパッチの濃度を検出するセンサ17と、その検出
結果に基づいて画像の濃度を制御する制御部18とを有
し、濃度制御に関わる信号をコントローラ部31へ送出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置とその方
法、コントローラ、および画像形成装置とその方法に関
し、例えば、濃度制御を行う画像処理装置とその方法、
コントローラ、および画像形成装置とその方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図18は従来のプリンタ装置の構成を示す
図で、201は印刷しようとする画像情報の情報源である
ホストコンピュータ(以下「ホスト」という)、202は
プリンタ本体である。
【0003】プリンタ202は、コントローラ部206と、コ
ントローラ部206から出力された印刷データを受取り、
記録紙上に印刷するエンジン部207で構成される。さら
に、コントローラ部206は、ホスト201と接続するインタ
フェイスI/F203と、ホスト201から転送されたデータを
印刷する画像データとして保持するフレームバッファ20
4と、フレームバッファ204の出力にマスキングやUCR処
理を施してエンジン部207に適合した信号に変換するリ
プロダクション部(以下「RF部」という)205とからな
る。
【0004】以上の構成からなるプリンタ装置202の動
作について説明する。ホスト201から入力された多値画
像データは、インタフェイス203を介してフレームバッ
ファ204に入力され保持される。そして、プリント時に
はエンジン部207の記録速度に同期して、フレームバッ
ファ204から画像データを読出す。読出された画像デー
タはRF部205でエンジン部207の特性に合わせて変換され
る。例えば、RGB信号で画像入力データが入力されたな
らば、エンジン部207で扱うことのできる信号、すなわ
ちYMCKによるフルカラー印刷であればYMCKの四色の画像
データに変換される。この時、エンジン部207のプロセ
ス特性、つまりトナーの特性や現象バイアス-濃度特性
に応じて最適化されたマスキング処理やUCR処理が施さ
れる。そして、エンジン部207は、以上のような処理過
程を経た画像データをプリントアウトする。
【0005】ところで、多値画像記録装置においては、
入力される濃度レベル信号と実際に印刷される濃度との
関係は線形であり、かつ、同じ濃度レベル信号に対して
印刷される濃度は、温湿度にかかわらず一定である必要
がある。しかし、電子写真方式のプリンタにおいては、
トナーの特性や現象バイアス-濃度特性の変動などによ
り、濃度の線形性や一定性を保つのは困難であり、一般
にYMCKの各色毎にエンジン部において、自動濃度制御を
行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。つまり、前述の
方式においては、コントローラ部206に搭載されたRF部2
05のマスキングやUCRなどの色変換特性は、エンジン部2
07のプロセス特性と一対一に対応していなければならな
いため、例えば、コントローラ部206の開発に際して
は、エンジンのプロセス特性の確定を待って開発を開始
せざるを得なく、開発期間が長くなるという問題があ
る。さらに、コントローラ部には、色変換を含む画像処
理機能を自由に付加することができず、製品に付加価値
を付けることができないという問題もある。
【0007】すなわち、コントローラ部206とは、独立
した構成となっているエンジン部207において、印刷画
像の濃度が最適であると思われる濃度特性に固定されて
いる。従って、コントローラ部206において、エンジン
部207にデータを出力する前に行われた画像処理が確実
に最終的は出力画像に反映されるものではなく、種々の
ユーザニーズを充分に満足させる階調や色みを表現する
ことができないという問題がある。
【0008】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、最適な補正データを生成することができる画
像処理装置とその方法、コントローラ、および画像形成
装置とその方法を提供することを目的とする。
【0009】また、画像処理に関する種々のユーザニー
ズに対応できるように、自由度が高い画像処理装置とそ
の方法、コントローラ、および画像形成装置とその方法
を提供することを他の目的とする。
【0010】また、コントローラ部においても独自の画
像処理を行うことができる画像処理装置とその方法、コ
ントローラ、および画像形成装置とその方法を提供する
ことにより、上述した開発期間が長くなるという問題
や、色変換を含む画像処理機能を自由に付加することが
できない問題、さらには、画像処理機能を自由に付加す
ることを許可した場合のエンジンの品質を保証すること
ができないという問題などを解決することを目的とす
る。
【0011】また、低解像度の処理と高解像度の処理に
対応して、濃度保証処理を行うことにより、効率的に濃
度保証処理を行うことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】および
【作用】本発明は、前記の目的を達成する一手段とし
て、以下の構成を備える。
【0013】本発明にかかる画像処理装置は、入力され
た画像情報を多値画像信号に変換するコントローラ部
と、その多値画像信号に基づいて画像を形成するエンジ
ン部とを備えた画像処理装置であって、前記コントロー
ラ部は、前記画像情報を処理する画像処理手段と、自動
的に第一の濃度制御処理を行う第一の濃度制御処理手段
とを備え、前記エンジン部は、前記多値画像信号に基づ
き画像を形成する画像形成手段と、自動的に第二の濃度
制御処理を行う第二の濃度制御処理手段とを備えること
を特徴とする。
【0014】本発明にかかる画像処理方法は、画像デー
タに対して補正データに基づき補正を行う補正ステップ
と、前記補正ステップで補正した画像データを、双方向
通信により画像形成部へ送信する送信ステップと、前記
双方向通信により得られた前記画像形成部で形成された
パッチを示すデータに基づき、前記補正データを生成す
る生成ステップとを有することを特徴とする。
【0015】本発明にかかる画像処理方法は、入力され
た画像情報を多値画像信号に変換する変換処理と、前記
変換ステップで得た多値画像信号に基づいて画像を形成
する形成処理とを備えた画像処理方法であって、前記変
換処理は、前記画像情報を処理する画像処理ステップ
と、自動的に第一の濃度制御処理を行う第一の濃度制御
処理ステップとを含み、前記形成処理は、前記多値画像
信号に基づき画像を形成する画像形成ステップと、自動
的に第二の濃度制御処理を行う第二の濃度制御処理ステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0016】本発明にかかるコントローラは、画像デー
タに対して第一の補正データに基づき第一の補正を行
い、補正された画像データを画像形成部に送信するコン
トローラであって、前記画像形成部と双方向通信する双
方向通信手段と、前記双方向通信により得られた前記画
像形成部で形成された第一のパッチを示すデータに基づ
き、前記第一の補正データを生成する第一の生成手段と
を有することを特徴とする。
【0017】本発明にかかる画像形成装置は、入力され
た画像情報を多値画像信号に変換するコントローラ部
と、その多値画像信号に基づいて画像を形成するエンジ
ン部とを備えた画像形成装置であって、前記コントロー
ラ部は、前記画像情報を処理する第一の画像処理手段
と、前記第一の画像処理手段に対応した第一の濃度補正
手段および第一の濃度測定信号発生手段とを有し、前記
エンジン部は、前記第一の画像処理手段に対応した第一
の変調手段と、前記第一の画像処理手段とは異なる第二
の画像処理手段と、前記第二の画像処理手段に対応した
第二の濃度補正手段と第二の変調手段と第二の濃度測定
信号発生手段と、前記第一の濃度測定信号または前記第
二の濃度測定信号に基づいて形成した画像の濃度を検出
する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて画
像の濃度を制御する制御手段を有し、前記エンジン部
は、前記制御手段の濃度制御に関わる信号を前記コント
ローラ部へ送出することを特徴とする。
【0018】本発明にかかる画像形成方法は、入力され
た画像情報を多値画像信号に変換し、その多値画像信号
に基づいて画像を形成する画像形成方法であって、前記
画像情報を処理する第一の画像処理ステップと、その第
一の画像処理ステップに対応した第一の濃度補正ステッ
プおよび第一の濃度測定信号発生ステップとを含むコン
トロール処理と、前記第一の画像処理ステップに対応し
た第一の変調ステップと、その第一の画像処理ステップ
とは異なる第二の画像処理ステップと、その第二の画像
処理ステップに対応した第二の濃度補正ステップと第二
の変調ステップと第二の濃度測定信号発生ステップとを
含む画像形成処理と、前記第一の濃度測定信号または前
記第二の濃度測定信号に基づいて形成した画像の濃度を
検出する検出ステップと、その検出ステップの検出結果
に基づいて画像の濃度を制御する制御ステップとを含む
濃度制御処理とを備え、前記濃度制御処理は濃度制御に
関わる信号を前記コントローラ処理へ送ることを特徴と
する。
【0019】
【実施例】以下、本発明にかかる一実施例の画像処理装
置を図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
【第1実施例】図13は本実施例におけるカラーLBP(レー
ザビームプリンタ)の構成例を示す図である。
【0021】同図において、給紙部101から給紙された
転写紙Pは、搬送路102を介して、その先端をグリッパ10
3fにより挾持されて、転写ドラム103の外周に保持され
る。光学ユニット117により感光ドラム100上に各色毎に
形成された潜像は、各色の現像器Dy,Dc,Dm,Dbにより現
像されて、転写ドラム103の外周の記録紙102に複数回転
写されることにより、多色画像が形成される。その後、
転写紙Pは分離爪113により転写ドラム103から分離され
て、定着ユニット104でトナーが定着され、排紙部105を
介して排紙トレー106に排出されるか、または排紙トレ
ー115に排出される。
【0022】各色の現像器Dy,Dc,Dm,Dbは、それぞれの
両端に回転軸を有し、それぞれが該軸を中心に回転可能
になるように現像器選択機構部108に保持されている。
各色現像器Dy,Dc,Dm,Dbは、その姿勢を一定に維持した
状態で現像器選択のための回転がなされる。そして選択
された現像器が現像位置に移動後、現像器選択機構部10
8は選択機構保持フレーム109と一体で、ソレノイド109a
により支点109bを中心として感光ドラム100方向に移動
位置を決定される。
【0023】次に、上記構成のカラーLBPの動作につい
て具体的に説明する。まず、帯電器111によって感光ド
ラム100が所定の極性に均一に帯電され、レーザビーム
光Lによる露光によって、感光ドラム100上に例えば、M
(マゼンタ)色の潜像が現像され、感光体ドラム100上
にM(マゼンタ)色の第一のトナー像が形成される。
【0024】一方、所定のタイミングで転写紙Pが給紙
され、トナーと反対極性(例えばプラス極性)の転写バ
イアス電圧(例えば+1.8kV)が転写ドラム103に印加さ
れ、感光ドラム100上の第一のトナー像が転写紙Pに転写
されるとともに、転写紙Pが転写ドラム103の表面に静電
吸着される。その後、感光ドラム100はクリーナ112によ
って残留するM(マゼンタ)色トナーが除去され、次の
色の潜像形成および現像行程に備える。
【0025】次に、前記感光体ドラム100上にレーザビ
ーム光LによりC(シアン)色の第二の潜像が形成され、
次いでC(シアン)色の現像器Dcにより感光体ドラム100
上の第二の潜像が現像されてC(シアン)色の第二のト
ナー像が形成される。そして、このC(シアン)色の第
二のトナー像は、先に転写紙Pに転写されたM(マゼン
タ)色の第一のトナー像の位置に合わせて転写紙Pに転
写される。この二色目のトナー像の転写においては、転
写紙が転写部に達する直前に、転写ドラム103に第一の
トナー像の転写時よりも高いバイアス電圧が印加され
る。同様にして、Y(イエロー)色,K(ブラック)色の
第三,第四の潜像が感光体ドラム100上に順次形成さ
れ、それぞれが現像器Dy,Dbによって順次現像され、転
写紙Pに先に転写されたトナー像と位置合わせされてY
(イエロー)色,K(ブラック)色の第三,第四の各ト
ナー像が順次転写される。
【0026】以上説明したようにして、転写紙P上に四
色のトナー像が重なった状態で形成されることになる。
これら三色目,四色目のトナー像の転写においても、転
写紙が転写部に達する直前に転写ドラム103に第二のト
ナー像の転写時よりも高いバイアス電圧が印加される。
【0027】このように、各色のトナー像の転写を行う
ごとに転写バイアス電圧を高くしていくのは、転写効率
の低下を防止するためである。転写効率の低下の主な原
因は、転写後に転写紙が感光ドラム100から離れる際
に、気中放電により転写紙表面が転写バイアス電圧と逆
極性に帯電し(転写紙を担持している転写ドラム表面も
若干帯電する)、この帯電電荷が転写ごとに蓄積される
ため、転写バイアス電圧が一定であると転写毎に転写電
界が低下していってしまう。
【0028】本実施例においては、上記第四色目の転写
の際に、転写紙先端が転写開始位置に達したとき(その
直前直後を含む)に、交流電圧に、第四のトナー像の転
写時に印加された転写バイアスと同極性でかつ同電位の
直流バイアス電圧を重畳させて、帯電器111に印加する
ことにより、感光ドラム100を放電させる。このように
四色目の転写の際に、転写紙先端が転写開始位置に達し
たときに帯電器111を動作させるのは、転写ムラを防止
するためである。とくにフルカラー画像の転写において
は僅かな転写むらが発生しても色の違いとして目立ち易
く、従って、上述したように帯電器111に所要のバイア
ス電圧を印加して放電動作を行わせることが必要にな
る。
【0029】この後、四色のトナー像が重畳転写された
転写紙Pの先端部が分離位置に近づくと、分離爪113が接
近してその先端が転写ドラム103の表面に接触し、転写
紙Pを転写ドラム103から分離させる。分離爪113の先端
は転写ドラム表面との接触状態を保ち、その後転写ドラ
ム103から離れて元の位置に戻る。帯電器111は上記のよ
うに転写紙の先端が最終色の転写開始位置に達した時か
ら転写紙の後端が転写ドラム103を離れるまで作動し
て、転写紙上の蓄積電荷(トナーと反対極性)を除電
し、分離爪113による転写紙の分離を容易にするととも
に、分離時の気中放電を減少させる。なお、転写紙の後
端が転写終了位置(感光ドラム100と転写ドラム103とが
形成するニップ部の出口)に達したときに、転写ドラム
103に印加する転写バイアス電圧をオフ(接地電位)に
する。これと同時に、帯電器111に印加していたバイア
ス電圧もオフにする。
【0030】そして、分離された転写紙Pは定着器104に
搬送され、ここで転写紙上のトナー像が定着されて排紙
トレイ115上に排出される。以上が本実施例に用いたカ
ラーLBPにおける印刷工程である。
【0031】図1は本発明にかかる一実施例の画像形成
装置におけるコントローラ部とエンジン部の構成例を示
すブロック図であり、図2は図1のエンジン部を評価する
場合のブロック図である。
【0032】まず構成の説明を行う。図1において、31
はコントローラ部、32はエンジン部である。
【0033】コントローラ部31において、1はRF部で、
マスキングやUCRなどの色変換処理を行う。2は第一の中
間調画像処理部で、その出力は第一の濃度補正部3を経
てスイッチ4の入力端子bへ供給される。スイッチ4の入
力端子aには第一のパッチパターンジェネレータ5が接続
され、濃度制御時とプリント時とで切替えが行われる。
【0034】スイッチ4の出力は、エンジン部32のスイ
ッチ6の出力端子aを介して、第一の変調器7に供給され
る。一方、スイッチ6の出力端子bからは、第二の中間調
画像処理部8に供給され、第二の濃度補正部9を経てスイ
ッチ10の入力端子bへ供給される。
【0035】スイッチ10の入力端子aには、第二のパッ
チパターンジェネレータ23が接続され、濃度制御時とプ
リント時とで切替えが行われる。スイッチ10の出力は第
二の変調器11に供給される。第一の変調器7の出力と第2
の変調器11の出力とは、スイッチ12により選択されてレ
ーザドライバ13へ供給される。
【0036】以後、レーザ14から射出された光は、不図
示のスキャナによって感光ドラム15を走査して潜像を形
成する。形成された潜像は現像されて、濃度制御時は転
写ドラム16上に、プリント時は転写ドラム16に巻付けた
記録紙に転写される。また、濃度センサ17、CPU18内のD
max処理部19、現像高圧発生器21、現像器22の接続や構
成は上述した従来例と同じである。
【0037】CPU18内のハーフトーン処理部20の出力
は、エンジン部32の第二の濃度補正部9に供給されると
ともに、コントローラ部31の第一の濃度補正部3にも供
給される。
【0038】図2において、41はエンジン部32を評価す
るためのテスト治具で、エンジン開発者が指定するエン
ジンのプロセス特性に対応したRF部42が搭載されてい
る。
【0039】次に動作説明を行うが、まず、エンジン部
32の中間調画像処理とそれに対応した自動濃度制御につ
いて説明する。
【0040】図において、テスト治具41上に搭載された
指定のRF部42で得られたY/M/C/K信号は、例えば200線の
多値画像データとして面順次にエンジン部32に送られ、
スイッチ6の接点bを経て中間調画像処理部8に供給され
る。中間調画像処理部8は、例えば200線の中間調印刷を
行うためのスーパピクセル処理を行い、その出力は濃度
補正部9,スイッチ10経由で変調器11に供給され、さら
にスイッチ12の接点bを経てレーザドライバ13に供給さ
れる。変調器11は、例えば、200線のスーパピクセルに
対応して画素の中央から成長する中央成長型パルス幅変
調器である。
【0041】図3は中間調画像処理部8,濃度補正部9,
変調器11の詳細な構成例を示すブロック図である。
【0042】テスト治具41から出力された例えば8ビッ
トの多値画像データVideo0〜7は、画像クロックVCKLに
同期するラッチ51にラッチされる。単に200線印刷を行
う場合には、画像処理としてはこのラッチのみでよい
が、不図示のエッジ強調などの処理を行ってもよい。
【0043】ガンマ補正RAM52は、上記の画像データに
対して、後述するハーフトーン処理部20からの補正デー
タにより濃度補正した画像データを出力する。この濃度
補正された画像データは、VCKLに同期するラッチ53にラ
ッチされる。
【0044】一方、54はクロック発生器で、画像クロッ
ク信号VCKLの512倍の周波数のクロック信号SCLKを発生
する。55はカウンタで、クロック信号SCLKをアップ/ダ
ウンカウントする。すなわち、入力の一画素は256階調
あるので、画像クロックVCKLの一周期間に256アップカ
ウントし、続いて256ダウンカウントすることにより、
その出力は図4に一例を示すような‘00’〜‘ff’の三
角波になる。
【0045】56はコンパレータで、ラッチ53とカウンタ
55の出力を比較することによって、ガンマ補正後の画像
データをパルス幅変調する。レーザドライバ13は、この
パルス幅変調された信号に応じてレーザ14をドライブす
ることにより、画素の中央から成長するドットが形成さ
れて中間調画像を再現することができる。
【0046】次に濃度制御について述べる。濃度制御は
実際のプリントに先立って行われる。まず、Dmax制御に
ついて説明する。
【0047】Dmax制御のためにパッチパターンジェネレ
ータ23内に格納されているDmax制御用パッチパターンに
基づき作成された所定形状を有するパッチデータは、ス
イッチ10の接点a,パルス幅変調器11,レーザドライバ1
3を介して、レーザ14により感光ドラム(OPC)15の外周面
上に、複数のパッチパターンの潜像として形成される。
なお、Dmax制御用パッチパターンは、記録材に対応した
各色ごとに最高濃度に近い数階調を有する。
【0048】次に、現像高圧発生器21により、前記パッ
チパターンの数に対応してステップ状に変化する複数の
レベルの現像バイアスを発生して、現像器22により前記
潜像を可視化する。この可視画像を転写ドラム16上の記
録紙へ転写して、濃度センサ17により現像バイアスに対
応したパッチパターンの濃度を計測する。そして、CPU1
8内のDmax処理部19において計測データの補間処理を行
い、得られた現像バイアス-画像濃度特性から最大濃度
が得られる現像バイアスを算出して、その算出結果に基
づいて現像バイアスを設定することにより最大濃度を一
定に保つ。なお、Dmax制御は帯電電圧や定着温度などの
他のプロセス条件を制御しても構わない。
【0049】Dmax制御に続いて、ハーフトーン制御が行
われる。
【0050】図5は転写ドラム16上のパッチ形成を説明
する図である。そして、図12は形成されたパッチを示す
図である。
【0051】パッチジェネレータ23内に格納されている
ハーフトーン制御用のパッチデータに基づき生成され
た、例えば各色毎に複数の濃度レベルを有する八個のパ
ッチパターン70を、Dmax制御と同様に感光ドラム15上に
潜像を形成するが、現像バイアスを所定の値に保ったま
まこの潜像を現臓器22により可視化して、転写ドラム16
上の記録紙へ転写する。この転写された複数のパッチパ
ターンは、濃度センサ17によって色濃度がそれぞれ計測
され、CPU18内のハーフトーン処理部20でデータ処理さ
れる。
【0052】ハーフトーン処理部20は、八個のデータか
ら補間処理により、図6に符号72で一例を示すような濃
度特性を得る。得られた濃度特性72が目標特性73とかけ
離れている場合、ハーフトーン処理部20は、ガンマROM2
4に格納されたガンマテーブルを参照して補正データを
算出し、ガンマ補正RAM52にストアする。この補正デー
タにより、前述したラッチ51の出力データが補正される
わけである。
【0053】なお、エンジン部で行われる濃度制御、す
なわち、Dmax制御およびハーフトーン制御は、例えば電
源立上げ時もしくは周期的に、エンジン部内のCPU18の
制御に基づき行われる。また、ガンマデータは濃度検出
ポイント(転写ドラム16)と実際の定着画像との濃度差
や、環境による濃度差などを吸収するためのデータであ
る。すなわち、この環境とは温度および/または湿度の
ことである。従って、かかる温度および/または湿度と
検出する環境センサ50がエンジン内に設けられ、かかる
センサ50の出力がコントローラへ出力される。
【0054】次に、コントローラ部31が行う中間調画像
処理に対する印刷と濃度制御について述べる。
【0055】図1において、任意のRF部1で得られたY/M/
C/K信号は、例えば600線の多値画像データとして面順次
に中間調画像処理部2に供給される。中間調画像処理部2
は、例えば、600線単位の各画素を、主走査方向の三画
素毎にグループ化したスーパピクセルを形成し、各画素
毎の6ビットデータおよび2ビットの位置情報として濃度
補正部3に供給する。濃度補正部3の出力は、スイッチ4
経由でエンジン部32に供給される。実際のプリント時に
はスイッチ4は接点b側に、スイッチ6は接点a側にそれぞ
れ接続される。従って、前記の画像データと位置情報と
は変調器7へ供給され、さらにスイッチ12の接点aを経て
レーザドライバ13に供給される。
【0056】変調器7は、例えば2ビットの位置情報に基
づき、600線の各画素に対応して画素の中央から成長す
る中央成長型パルス幅変調と、画素の左端から成長する
左成長型パルス幅変調と、画素の右端から成長する右成
長型パルス幅変調とを、選択的に行うことができるパル
ス幅変調器である。
【0057】図7は中間調画像処理部2,濃度補正部3,
変調器7の詳細な構成例を示すブロック図である。な
お、スイッチはここでの動作説明には必要ないので省略
してある。
【0058】RF部1からの例えば8ビットの多値画像デー
タVideo0〜7は、中間調画像処理部2で各画素毎の6ビッ
トデータと2ビットの位置情報に変換され、各画素毎の6
ビットデータはガンマ補正RAM82に、2ビットの位置情報
Pos0,Pos1はエンジン部32のカウンタ85にそれぞれ供給
される。ガンマ補正RAM82は、入力された6ビットデータ
を、後述する演算部87からの補正データにより濃度補正
した6ビットの画像データを出力する。この濃度補正さ
れた画像データは、VCKLに同期するラッチ83にラッチさ
れる。
【0059】一方、84はクロック発生器で、画像クロッ
ク信号VCKLの12八倍の周波数のクロック信号SCLKを発生
する。85はカウンタで、クロック信号SCLKをアップ/ダ
ウンカウントする。すなわち、入力の一画素は64階調で
あるので、位置情報信号Pos0,Pos1に従って、画像クロ
ックVCKLの一周期間に64アップカウントし、続いて64ダ
ウンカウントすることにより、その出力値は、図8に一
例を示すような‘00’〜‘3f’の三角波91になる。ま
た、2クロック毎のアップカウントにより右上がりの鋸
歯波92や、2クロック毎のダウンカウントにより右下が
りの鋸歯波93を発生することもできる。
【0060】86はコンパレータで、ラッチ83とカウンタ
85の出力を比較することによって、ガンマ補正後の画像
データをパルス幅変調する。レーザドライバ13は、この
パルス幅変調された信号に応じてレーザ14をドライブす
ることにより、画素の中央から成長するドットと、画素
の左端から成長するドットと、画素の右端から成長する
ドットとが、位置情報により選択的に形成され中間調画
像を再現することができる。
【0061】次に濃度制御について述べる。濃度制御は
前記と同様に行われる。既に説明したシーケンスによ
り、パッチジェネレータ5で生成された、例えば各色毎
に八個のパッチパターン70が転写ドラム16上に形成され
る。なお、パッチジェネレータ5で生成された600線用の
パッチパターンデータは、スイッチ4の接点aとスイッチ
6の接点aを介して、変調器7で変調される。ここで、パ
ッチパターンデータは、中間調画像処理が前記の方法と
異なるために異なる値になる場合もある。このパッチパ
ターンは、濃度センサ17によってそれぞれ色濃度が計測
されて、CPU18内のハーフトーン処理部20でデータ処理
される。ハーフトーン処理部20は、八個のデータから補
間処理により、図6に符号72で一例を示すような濃度特
性を得て、これを濃度データとしてコントローラ部31の
濃度補正部3へ送る。この特性も前記の方法と異なる場
合がある。
【0062】演算部87は、受信した濃度特性が目標とす
る特性とかけ離れている場合、ガンマROM88内のガンマ
テーブルを参照して補正データを算出し、ガンマ補正RA
M82にストアする。この補正データにより、前述した中
間調画像処理部2の出力データが補正されるわけであ
る。
【0063】以上説明したように、本実施例によれば、
エンジン開発者は、エンジン内の画像処理を前提とした
エンジン内で完結する自動濃度制御を行い、エンジン部
のプロセス特性に対応したRF部からの多値画像信号で評
価を行うことができるので、エンジン品質を確保するこ
とができるとともに、指定のRF部を搭載したコントロー
ラを用いたプリンタを提供することができる。
【0064】また、コントローラ開発者は、エンジン部
からの濃度検出信号を用いて、コントローラ内の画像処
理を前提として、コントローラとエンジンに跨る自動濃
度制御を行うことにより、独自の機能をコントローラに
付加することができる。
【0065】さらに、コントローラ開発者は、コントロ
ーラ部で発生する濃度測定信号と、エンジン部からの濃
度情報とを用いて、エンジン部のプロセス特性を把握す
ることにより、自由度が上がり開発期間を短縮すること
ができる。
【0066】また、濃度制御を固定の方法でのみ行うの
ではなく、画像処理された所定画像パターンに基づいて
コントローラ部を用いて行うことにより、調整される画
像濃度特性を固定とすることなく、ユーザニーズに柔軟
に対応した最適な濃度特性で画像形成を行うことがで
き、様々な環境条件した、または画像処理方法において
も、高品質な出力画像を得ることが可能になる。
【0067】
【変形例】以下、第1実施例の変形例にかかる画像形成
装置を説明する。なお、第1実施例と略同様の構成につ
いては、同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0068】図9は第1実施例の変形例の構成例を示すブ
ロック図である。
【0069】例えば、コントローラ部31はその第一の疑
似中間調処理部101でディザ法による画像処理を、ま
た、エンジン部32はその第二の疑似中間処理部102で誤
差拡散法による画像処理を行う。従って、第一の濃度補
正部3と第一の変調器7はディザ法に、第2の濃度補正部9
と第2の変調器11は誤差拡散法にそれぞれ最適化されて
いる。
【0070】このように構成することで、コントローラ
開発者が望むディザ法にも、エンジン開発者が望む誤差
拡散法にも最適化されたプリンタを提供することが可能
になる。
【0071】また、疑似中間調だけでなく二値画像に対
して、例えば、コントローラ部31でスムージングを、エ
ンジン部32でエッジ強調を行ってもよい。さらに、第1
実施例も含め、画像処理の組合わせは自由である。
【0072】以下、第二の変形例にかかる画像形成装置
を説明する。なお、第1実施例と略同様の構成について
は、同一符号を付して、その詳細説明を省略する。
【0073】図10は第二の変形例の構成例を示すブロッ
ク図である。コントローラ部31は、ホストコンピュータ
などからガンマテーブルをダウンロードするために、ガ
ンマROMに代わってガンマRAM111を備えている。
【0074】このような構成をとることにより、コント
ローラ開発者は、エンジン部32のバージョンアップなど
に迅速に対応することができる。
【0075】以下、本発明にかかる第三の変形例の画像
形成装置を図11を用いて説明する。なお、第1実施例と
略同様の構成については、同一符号を付して、その詳細
説明を省略する。
【0076】図11は第三の変形例の構成例を示すブロッ
ク図である。一画素毎に画像の属性を示す信号IMCHR121
により、スイッチ6とスイッチ12とを切替える。
【0077】このような構成をとることにより、文字の
ような解像度を重視するデータは600線の変調器で、ま
た写真のような階調性を重視するデータは200線の変調
器で、それぞれパルス幅変調して画像を形成することに
より、二つの変調器を有効に利用して画像全体の画質を
向上することができる。
【0078】なお、上述した各実施例では、パッチジェ
ネレータからのパッチデータは対応する画像処理を経由
していないが、画像処理部を経由させることも勿論可能
である。
【0079】以上説明した各実施例によれば、コントロ
ーラ部においても独自の画像処理を行うことができ、そ
の結果、一種類のエンジンに対して多様なコントローラ
を対応させることができ、プリンタのバリエーションを
拡大することが可能になる。また、コントローラ部とエ
ンジン部それぞれの画像処理に対応した二つの変調器を
有効に使うことにより、プリント品質を向上することも
できる。
【0080】以上説明したように、第1実施例およびそ
の変形例によれば、コントローラ部においても独自の画
像処理を行うことができる画像形成装置およびその方法
を提供することにより、上述した開発期間が長くなると
いう問題や、色変換を含む画像処理機能を自由に付加す
ることができない問題、さらには、画像処理機能を自由
に付加することを許可した場合のエンジンの品質を保証
することができないという問題などを解決することがで
きる。
【0081】
【第2実施例】以下、第2実施例を図面を用いて説明す
る。なお、第2実施例において、第1実施例と同様の構成
および動作を行うところは、同一の符号を付け、説明を
省略する。
【0082】以下、第2実施例に於けるコントローラ部
の制御に基づく濃度制御について述べる。
【0083】図14において、濃度制御は、コントローラ
部31とエンジン部32の間のビデオインタフェイス信号の
内、エンジン部32に対して各種の動作指示を行うために
8ビット構成のシリアル信号を送信するためのコマンド
(Command)信号線27、エンジン部32の状態を知るために8
ビット構成のシリアル信号を受信するためのステータス
(Status)信号線25、印刷データをエンジン部32に送信す
るための8ビットパラレルのデータ(Data)信号線、およ
びエンジン部32が画像データを要求するためのトップ(T
op)信号線26を用いて行われる。
【0084】濃度制御に於ける動作手順は図15に示すよ
うに、まず、コントローラ部31内のCPU28は、濃度制御
を必要とする時点で濃度測定実行コマンドをCommand線2
7を介してエンジン部32に送出する(S1)。
【0085】エンジン部32は、濃度測定実行コマンドを
受信した後、前述したエンジン内のDmax制御(S2)を終了
して、コントローラ部31からの要求に対する濃度測定が
可能な状態になると、Top信号線26によりコントローラ
部31に画像データを送出を要求する(S3)。すると、コン
トローラ部31のCPU28は、スイッチ4をa側(パッチジェ
ネレータ5側)に切替え、例えば各色ごとに八個のパッ
チパターンデータを、Data信号線を介してエンジン部32
に送出する(S4)。
【0086】以後、エンジン部32は従来と同様のシーケ
ンスで各パッチパターンを転写ドラム16上に形成し(S
5)、濃度センサ17によってそれぞれ色濃度を計測し、ハ
ーフトーン処理部20内の不図示のメモリに格納する(S6)
とともに、濃度測定終了ステータスをStatus信号線25を
介してコントローラ部31に返す(S7)。
【0087】コントローラ部31は、濃度測定終了ステー
タスを受信すると、エンジン部32から送られてくる濃度
データに対応したパッチ(上記各色8パターンの内の一
つ)の番号を知るために、被指定濃度パッチ要求コマン
ドを、Command信号線27を介してエンジン部32に送る(S
8)。エンジン部32は、これを受信すると、指定されたパ
ッチ信号をStatus信号線25を介してコントローラ部31に
返送する(S9)。
【0088】次に、コントローラ部31から濃度測定結果
要求コマンドが、Command信号線27を介して送られてく
る(S10)と、エンジン部32は、上記で指定されたパッチ
の濃度データを前記のメモリより読出し、濃度測定結果
としてStatus信号線25を介して返送する(S11)。ステッ
プS8〜S11をすべてのパッチに対して繰返した後、コン
トローラ部31は、CPU28内のハーフトーン処理部20で、
各色毎に八個のデータから補間処理により、図6に符号7
2で示すような濃度特性を得て、これを濃度データとし
てコントローラ部31の濃度補正部3へ送る(S12)。
【0089】なお、エンジン部32における濃度制御は、
上述したコントローラ部31の濃度制御とは独立して、周
期的に行われる。すなわち、200線の画像形成は、エン
ジン部32により自動的に制御されることにより、常に、
装置の出荷時と同様の色形成を保証する。一方、600線
の画像形成は、コントローラ部31により制御されること
により、その画像の用途に応じた色形成を提供すること
ができる。
【0090】以上のように、第2実施例によれば、Statu
s信号、Top信号およびCommond信号を用いて、エンジン
とコントローラ部の間で、正確に濃度制御に関する情報
通信を行うことができる。従って、コントローラ部から
濃度制御を制御することができる。
【0091】
【変形例】コントローラ部31がエンジン部32からステー
タスを受信し、濃度制御のタイミングを判断する例を、
第2実施例の変形例として図16を用いて説明する。
【0092】図16は第2実施例の変形例の画像形成装置
におけるコントローラ部31とエンジン部32の構成例を示
すブロック図である。
【0093】ウェイクアップ検知部45からのウェイクア
ップ信号、ドアオープン検知部46からのドアオープン信
号、トナー残量検知部47からのトナー有無信号が、それ
ぞれCPU18のポートに接続されており、エンジン内部Dma
x制御完了信号48、エンジン内部ハーフトーン制御完了
信号49とともに、ステータス処理部44を介してステータ
ス信号としてコントローラ部31に送出される。
【0094】コントローラ部31は、非印刷動作時には所
定の周期で、濃度制御実行要因ステータス要求コマンド
をCommand線27を介してエンジン部32に送出する。エン
ジン部32は、同コマンドに応答して、パワーオン,ドア
オープン発生,トナー残量,エンジン内部Dmax制御完
了,エンジン内部ハーフトーン制御完了などから構成さ
れる濃度制御実行要因ステータスをStatus信号線25を介
してコントローラ部31に送り返す。
【0095】コントローラ部31は、エンジン部32内の環
境変動を引き起こす要因になる、ウェイクアップ(スリ
ープモードからの復帰)またはドアオープン(ジャム発
生時など)を検知し、かつトナー残量が充分であれば濃
度制御実行動作に移る。
【0096】また、トナー残量少を検出すると、濃度制
御を行っても正確な制御が得られないため、これを実行
しない。また、エンジン内でDmax制御が実行された直後
であれば、コントローラ部31からのDmax制御をスキップ
してハーフトーン制御から入る。また、ハーフトーン制
御実行直後であれば、濃度検出時に形成するパッチの数
を減らして濃度制御に要する時間を短縮することもでき
る。
【0097】なお、上記実施例では、エンジン部32内部
の制御状態信号としてDmax制御完了信号とハーフトーン
制御完了信号を用いたが、Dmax制御実行中やハーフトー
ン制御実行中などの信号と併用してもよい。
【0098】以上説明したように、本変形例によれば、
濃度制御を必要とする可能性のあるエンジン状態変化を
検知するための、ウェイクアップ検出手段とドアオープ
ン検知手段、濃度制御を行うことに意味があるか否かに
かかわるトナー残量検知手段をもち、それぞれの検出信
号とエンジン単独での濃度制御実行状態を示す、エンジ
ン内部Dmax制御完了信号およびエンジン内部ハーフトー
ン制御完了信号をコントローラ部に送出することによっ
て、コントローラは濃度制御を実行すべきタイミングを
適切に切断することができ、精度の高い濃度制御を行う
ことができる。
【0099】また、コントローラとエンジン双方からの
濃度制御要求に対して二重に行うことなく、プリントま
での待ち時間を短縮することができる。
【0100】また、図15に示したステップS8〜S11を濃
度パッチ番号指定コマンドを発行して濃度パッチの番号
を指定するステップ、濃度測定結果要求コマンドを発行
するステップ、指定した濃度パッチ番号の濃度測定結果
をステータス信号を通して受信するステップに変換して
もよい。
【0101】また、Dmax制御を行うか否かをコントロー
ラ部が制御するようにしても構わない。すなわち、図15
の濃度測定実行コマンド(S1)において、Dmax制御を行う
か否かを指示できるようにすればよい。Dmax制御をパス
する場合はステップS4から始めればよい。
【0102】また、Dmax制御を行うか否かを、コントロ
ーラ部がエンジン部からのステータス信号に基づき判断
するようにしても構わない。すなわち、ステータス信号
によって、何時、Dmax制御を行ったかを示し、コントロ
ーラ部が前回のDmax制御からの経過時間に基づき判断す
ればよい。
【0103】また、図12で示した形成パッチは、色毎に
形成されているが、例えば図17に示すように階調毎に形
成しても構わない。
【0104】また、上述の各実施例は、本発明をLBPに
適用する例を説明したが、本発明はこれに限らず、例え
ば熱エネルギによる膜沸騰を起こして液滴を吐出するタ
イプのヘッドを用いて画像形成する画像処理装置に適用
することもできる。
【0105】また、上記各実施例のコントローラ部は外
部機器であるホスト内に存在しても構わない。また、上
述した実施例において、200線で画像形成する場合、入
力された画像信号は、コントローラ部31における中間調
画像処理部2および濃度補正部3をスルーしても構わな
い。また、中間調画像処理部2および濃度補正部3のそれ
ぞれにおいて、200線用と600線用の中間調画像処理およ
び濃度補正を備え、適宜、200線用と600線用のそれら処
理と補正を切り換えるようにしても構わない。なお、こ
のときは、パッチジェネレータ5に600線用のパッチパタ
ーンと200線用のパッチパターンとを保持し、コントロ
ーラ部31の制御に基づいて、600線用と200線用の両方の
濃度制御を行なっても構わない。
【0106】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
【0107】また、本発明は、システムあるいは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最適な補正データを生成する画像処理装置とその方法、
コントローラ、および画像形成装置とその方法を提供す
ることができる。また、画像処理に関する種々のユーザ
ニーズに対応できるように、自由度が高い画像処理装置
とその方法、コントローラ、および画像形成装置とその
方法を提供することができる。
【0109】また、コントローラ部においても独自の画
像処理を行なうことができる画像処理装置とその方法、
コントローラ、および画像形成装置とその方法を提供す
ることにより、上述した開発期間が長くなるという問題
や、色変換を含む画像処理機能を自由に付加することが
できない問題、さらには、画像処理機能を自由に付加す
ることを許可した場合のエンジンの品質を保証すること
ができないという問題などを解決することができる。
【0110】また、低解像度の処理は高濃度部およびハ
ーフトーン部を保証し、高解像度の処理は高濃度部を保
証する。このように、低解像度と高解像度の処理に対応
して、濃度保証処理を行うことにより、効率的に濃度保
証処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の画像形成装置におけ
るコントローラ部とエンジン部の構成例を示すブロック
図、
【図2】図1に示すエンジン部を評価する場合のブロッ
ク図、
【図3】図1に示す中間調画像処理部,濃度補正部,変
調器の詳細な構成例を示すブロック図、
【図4】図3に示すカウンタの出力例を示す図、
【図5】図1に示す転写ドラム上のパッチ形成を説明す
る図、
【図6】パッチパターンを測定して得た濃度特性の一例
を示す図、
【図7】図1に示す中間調画像処理部,濃度補正部,変
調器の詳細な構成例を示すブロック図、
【図8】図7に示すカウンタの出力例を示す図、
【図9】第1実施例の変形例の構成例を示すブロック
図、
【図10】第二の変形例の構成例を示すブロック図、
【図11】第三の変形例の構成例を示すブロック図、
【図12】形成されたパッチの一例を示す図、
【図13】本発明にかかる画像処理装置の概観図、
【図14】本発明にかかる第2実施例の構成例を示すブ
ロック図、
【図15】濃度制御処理に於ける動作の一例を示す図、
【図16】第2実施例の変形例の構成例を示すブロック
図、
【図17】形成されたパッチの一例を示す図、
【図18】従来のプリンタ装置の構成を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/06 102 21/00 396 G06T 5/00 H04N 1/46 H04N 1/46 Z (72)発明者 瀬戸 薫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 青木 隆男 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 清水 智 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 山田 和朗 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに対して第一の補正データに
    基づき第一の補正を行い、補正された画像データを画像
    形成部に送信するコントローラであって、 前記画像形成部と双方向通信する双方向通信手段と、 前記双方向通信により得られた前記画像形成部で形成さ
    れた第一のパッチを示すデータに基づき、前記第一の補
    正データを生成する第一の生成手段とを有することを特
    徴とするコントローラ。
  2. 【請求項2】 さらに、前記画像形成部に対して前記双
    方向通信手段を用いてパッチ形成を指示する指示手段を
    有することを特徴とする請求項1に記載されたコントロ
    ーラ。
  3. 【請求項3】 前記画像形成部は、 第二の色補正データに基づき第二の補正を行う第二の補
    正手段と、 前記第二の色補正データを生成するための第二のパッチ
    を形成するパッチ形成手段と、 前記形成された第二のパッチを示すデータに基づき第二
    の補正データを生成する第二の生成手段とを有すること
    を特徴とする請求項1に記載されたコントローラ。
  4. 【請求項4】 さらに、前記画像形成部により前記第一
    のパッチを形成する際に用いる第一のパッチデータを発
    生する第一のパッチデータ発生手段を有することを特徴
    とする請求項1に記載されたコントローラ。
  5. 【請求項5】 前記画像形成部はDmax制御を行うDmax制
    御手段を有することを特徴とする請求項3に記載された
    コントローラ。
  6. 【請求項6】 入力された画像情報を多値画像信号に変
    換するコントローラ部と、その多値画像信号に基づいて
    画像を形成するエンジン部とを備えた画像処理装置であ
    って、 前記コントローラ部は、前記画像情報を処理する画像処
    理手段と、自動的に第一の濃度制御処理を行う第一の濃
    度制御処理手段とを備え、 前記エンジン部は、前記多値画像信号に基づき画像を形
    成する画像形成手段と、自動的に第二の濃度制御処理を
    行う第二の濃度制御処理手段とを備えることを特徴とす
    る画像処理装置。
  7. 【請求項7】 さらに、前記エンジン部と前記コントロ
    ーラ部の間で双方向通信を行う双方向通信手段を有する
    ことを特徴とする請求項6に記載された画像処理装置。
  8. 【請求項8】 画像データに対して補正データに基づき
    補正を行う補正ステップと、 前記補正ステップで補正した画像データを、双方向通信
    により画像形成部へ送信する送信ステップと、 前記双方向通信により得られた前記画像形成部で形成さ
    れたパッチを示すデータに基づき、前記補正データを生
    成する生成ステップとを有することを特徴とする画像処
    理方法。
  9. 【請求項9】 入力された画像情報を多値画像信号に変
    換する変換処理と、前記変換ステップで得た多値画像信
    号に基づいて画像を形成する形成処理とを備えた画像処
    理方法であって、 前記変換処理は、前記画像情報を処理する画像処理ステ
    ップと、自動的に第一の濃度制御処理を行う第一の濃度
    制御処理ステップとを含み、 前記形成処理は、前記多値画像信号に基づき画像を形成
    する画像形成ステップと、自動的に第二の濃度制御処理
    を行う第二の濃度制御処理ステップとを含むことを特徴
    とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 入力された画像情報を多値画像信号に
    変換するコントローラ部と、その多値画像信号に基づい
    て画像を形成するエンジン部とを備えた画像形成装置で
    あって、 前記コントローラ部は、前記画像情報を処理する第一の
    画像処理手段と、前記第一の画像処理手段に対応した第
    一の濃度補正手段および第一の濃度測定信号発生手段と
    を有し、 前記エンジン部は、前記第一の画像処理手段に対応した
    第一の変調手段と、前記第一の画像処理手段とは異なる
    第二の画像処理手段と、前記第二の画像処理手段に対応
    した第二の濃度補正手段と第二の変調手段と第二の濃度
    測定信号発生手段と、前記第一の濃度測定信号または前
    記第二の濃度測定信号に基づいて形成した画像の濃度を
    検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づい
    て画像の濃度を制御する制御手段を有し、 前記エンジン部は、前記制御手段の濃度制御に関わる信
    号を前記コントローラ部へ送出することを特徴とする画
    像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記第一の画像処理手段は、高解像度
    のハーフトーン処理を行って各画素毎に位置情報を出力
    し、 前記第一の変調手段は、前記位置情報に応じて、その中
    央から画素が成長するパルス幅変調と、その左端から画
    素が成長するパルス幅変調と、その右端から画素が成長
    するパルス幅変調とを選択的に行うパルス幅変調器であ
    り、 前記第二の画像処理手段は低解像度のハーフトーン処理
    を行い、 前記第二の変調手段はその中央から画素が成長するタイ
    プのパルス変調器であることを特徴とする請求項10に記
    載された画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記第一および第二の画像処理手段は
    誤差拡散法やディザ法によって疑似中間調処理を行うこ
    とを特徴とする請求項10に記載された画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記第一および第二の画像処理手段は
    スムージングやエッジ強調によって二値信号に画像処理
    を施すことを特徴とする請求項10に記載された画像形成
    装置。
  14. 【請求項14】 前記第一の濃度補正手段は濃度補正パ
    ラメータを外部機器からダウンロードすることを特徴と
    する請求項10に記載された画像形成装置。
  15. 【請求項15】 各画像の属性を示す識別信号に応じ
    て、画素毎に前記第一の変調手段と前記第二の変調手段
    を切替えることを特徴とする請求項10に記載された画像
    形成装置。
  16. 【請求項16】 入力された画像情報を多値画像信号に
    変換し、その多値画像信号に基づいて画像を形成する画
    像形成方法であって、 前記画像情報を処理する第一の画像処理ステップと、そ
    の第一の画像処理ステップに対応した第一の濃度補正ス
    テップおよび第一の濃度測定信号発生ステップとを含む
    コントロール処理と、 前記第一の画像処理ステップに対応した第一の変調ステ
    ップと、その第一の画像処理ステップとは異なる第二の
    画像処理ステップと、その第二の画像処理ステップに対
    応した第二の濃度補正ステップと第二の変調ステップと
    第二の濃度測定信号発生ステップとを含む画像形成処理
    と、 前記第一の濃度測定信号または前記第二の濃度測定信号
    に基づいて形成した画像の濃度を検出する検出ステップ
    と、その検出ステップの検出結果に基づいて画像の濃度
    を制御する制御ステップとを含む濃度制御処理とを備
    え、 前記濃度制御処理は濃度制御に関わる信号を前記コント
    ローラ処理へ送ることを特徴とする画像形成方法。
  17. 【請求項17】 入力された画像情報を多値画像信号に
    変換するコントローラ部と、その多値画像信号に基づい
    て画像を形成するエンジン部とを備えた画像形成装置で
    あって、 前記コントローラ部は前記画像情報を濃度補正する第一
    の濃度補正手段を有し、 前記エンジン部は、前記第一の濃度補正手段とは異なる
    第二の濃度補正手段と、前記第二の濃度補正手段を制御
    する制御手段とを有し、 前記エンジン部は、前記制御手段の濃度制御に関わる信
    号を前記コントローラ部へ送出することを特徴とする画
    像形成装置。
  18. 【請求項18】 さらに、前記エンジン部の形成した画
    像の濃度を検出する検出手段を有し、その検出結果に応
    じて前記制御手段は前記第二の濃度制御手段を制御する
    ことを特徴とする請求項17に記載された画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記第一の濃度補正手段は、濃度補正
    パラメータを外部機器からダウンロードすることを特徴
    とする請求項17に記載された画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記コントローラ部は、前記検出手段
    が検出を行うための第一の濃度測定信号発生手段を有す
    ることを特徴とする請求項18に記載された画像処理装
    置。
  21. 【請求項21】 前記エンジン部は、前記検出を行うた
    めの第二の濃度測定を行う発生手段を有することを特徴
    とする請求項20に記載された画像処理装置。
  22. 【請求項22】 多値画像信号に基づいて画像を形成す
    る形成手段と、形成した画像の濃度を検出する検出手段
    とを有するエンジン部とともに用いられる、入力された
    画像情報を多値画像信号に変換するコントローラであっ
    て、 前記画像情報を濃度補正する第一の濃度補正手段と、 前記検出手段の検出のための第一の濃度測定信号発生手
    段とを有することを特徴とするコントローラ。
  23. 【請求項23】 前記濃度制御に関わる信号は環境の温
    度または/および湿度の情報であることを特徴とする請
    求項10に記載された画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記濃度制御に関わる信号は環境の温
    度または/および湿度の情報であることを特徴とする請
    求項16に記載された画像形成方法。
  25. 【請求項25】 前記濃度制御に関わる信号は環境の温
    度または/および湿度の情報であることを特徴とする請
    求項17に記載された画像形成装置。
  26. 【請求項26】 前記濃度制御に関わる信号は環境の温
    度または/および湿度の情報であることを特徴とする請
    求項22に記載されたコントローラ。
  27. 【請求項27】 画像データに対して高解像度の変調処
    理を行う第一の変調手段と、 前記画像データに対して低解像度の変調処理を行う第二
    の変調手段と、 前記低解像度の変調処理を施した画像データの階調を保
    証するために、補正データに基づき濃度補正を行う濃度
    補正手段と、 前記補正データを作成する作成手段とを有することを特
    徴とする画像処理装置。
  28. 【請求項28】 さらに、高濃度部を保証するために、
    プロセスを制御するプロセス制御手段を有し、 前記プロセスの制御は、前記高解像度の変調処理および
    前記低解像度の変調処理に共通であることを特徴とする
    請求項27に記載された画像処理装置。
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