JPH089155B2 - 内圧防爆システムの監視装置 - Google Patents

内圧防爆システムの監視装置

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JPH089155B2
JPH089155B2 JP61303417A JP30341786A JPH089155B2 JP H089155 B2 JPH089155 B2 JP H089155B2 JP 61303417 A JP61303417 A JP 61303417A JP 30341786 A JP30341786 A JP 30341786A JP H089155 B2 JPH089155 B2 JP H089155B2
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pressure
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scavenging
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Inventor
幸行 広瀬
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トキコ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電動塗装ロボット等、動力源に電力を必要
とする内圧防爆システムを監視する監視装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、動力源に電力を必要とする防爆システムとし
ては、内圧防爆,耐圧防爆等が知られてるが、電動塗装
ロボット等駆動部を有するものでは耐圧防爆化すること
が難しいため、動力配線,駆動部を保護気体で包み込み
防爆構造化する内圧防爆システムが広く用いられてい
る。
この内圧防爆システムは、非危険場所に設置された保
護気体(空気,窒素ガス等)の供給源のバルブを開閉す
ることにより、危険場所にパイプ,チューブ等で保護気
体を送り込み、着火,爆発を誘引する危険部に保護気体
を充填するものであり、通常、危険部に保護気体が充填
されていることを確認監視するために危険部での内圧を
圧力スイッチで監視するようにしている。
この場合、上記内圧の監視は、一般にロボット制御盤
等のソフトウェアで行なわれており、ロボット本体の動
力源と同一の電源にて作動しているため、メンテナンス
時、あるいは電源の瞬断時等上記電源を遮断した場合に
は、内圧の監視ができなくなる。従って、再度電源を投
入した際には、必ず掃気を行ない内部保護気体の入れ換
えを行なわなければならないが、この掃気操作には時間
がかかり、取り扱いが非常に不便である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明が解決しようとするのは、駆動装置用の電源を
遮断した場合に、危険部の内圧の監視ができなくなると
いう問題や、この問題に起因して掃気操作回数,時間が
多くなるという問題である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、駆動装置用の電源を遮断した場合に
も、保護気体の圧力の監視ができ、掃気操作回数の減少
を図ることができる上に、保護気体の漏洩等を検知でき
る内圧防爆システムの監視装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明は、引火性気体中で使
用される駆動装置に設けられる内圧防爆システムの監視
装置において、上記駆動装置の電源と、該駆動装置に供
給される保護気体の圧力を監視する圧力監視装置の電源
とを別個独立にかつ個々に投入可能に設けると共に、上
記圧力監視装置の電源により、上記圧力監視装置を常時
作動状態に設定したものである。
〔作用〕
本発明の内圧防爆システムの監視装置にあっては、駆
動装置の電源とは別に設けた電源から常時圧力監視装置
に給電することによって、保護気体の圧力の監視を継続
して行ない、掃気回数の低減及び掃気時間の短縮化を図
る。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第3図に基づいて本発明の一実施
例を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図であり、
この図において符号1は、危険場所Xに設置された電動
ロボットである。そして、この電動ロボット1の電動モ
ータには電源E1から電力が供給されていると共に、電動
ロボット1内を内圧防爆状態に保持するために、非危険
場所Yに設けられた保護気体源Aから保護気体が配管2
によって供給されている。また、電動ロボット1には、
内圧を計測するための圧力センサ3が配置されており、
この圧力センサ3は、バリヤ4を介して非危険場所Yに
設置された圧力監視装置5に接続されている。さらに、
上記配管2には、保護気体の元圧を計測するための圧力
センサ6が配置されており、この圧力センサ6の計測値
は上記圧力監視装置5に入力されている。そして、この
圧力監視装置5は、上記電源E1とは別の電源E2から給電
されており、上記各圧力センサ3,6の計測値に基づいて
内圧防爆システムの監視を行なうようになっている。上
記各圧力センサ3,6はアナログセンサであり、圧力の上
昇に従い、その変位量を抵抗値を変化させることによ
り、圧力監視装置5に電圧もしくは電流量として出力す
る。また、圧力監視装置5の内部は、第2図に示すよう
に、上記各圧力センサ3,6からの信号をデジタル値に変
換するA/Dコンバータ10,11と、他の制御装置との信号の
やりとりをする外部入出力装置(I/O)12と、これらのA
/Dコンバータ10,11及び外部入出力装置12からの信号に
より圧力監視制御を行なうマイクロプロセッサ(CPU)1
3と、これらの装置各部に直流を供給するDC電源装置14
とから構成されている。
上記のように構成された内圧防爆システムの監視装置
にあっては、圧力監視装置5の電源E2を投入する際に元
圧バルブをオンにし元圧及びロボット本体内の内圧が正
常であることを確認後掃気操作を行ない、電動ロボット
1の内部の保護気体を入れ換え掃気を完了する。また、
圧力監視装置5の電源E2は一旦投入した後、常時オン状
態として、常に保護気体の圧力の監視を行なう。
上記電源E2投入時の手順について説明すると、まず、
圧力センサ3,6を用いてロボット本体内の内圧及び保護
気体の元圧が規定圧力内にあるか否かを判定し、規定圧
力内であれば、掃気を開始する。掃気開始後、掃気操作
により、保護気体の元圧が規定圧力以上で、かつ電動ロ
ボット1の内圧が規定以上上昇していること各圧力セン
サ6,3を用いて確認し、保護気体の入れ換えが正しく行
なわれていることを確認する。そして、所定時間掃気を
行なった後、掃気用バルブを閉じる。電源E2投入時元圧
バルブを自動的にオンした際、第2図の実線で示すよう
に、元圧を上昇させた場合に二点鎖線で示すロボット本
体内の内圧の上昇率α(内圧設定値/t1,ここで、t1
ロボット本体内の一定容量を掃気するのに要する時間)
が規定以上であれば、正常であると判断し、また上昇率
αが規定以下であれば、気体の漏洩があると判定する。
そして、内圧監視装置5は、上述したような保護気体の
元圧、ロボット本体内の内圧または気体の漏洩を常時
(掃気前,掃気中,掃気後)監視し、異常を発見した場
合、その異常状態を他のシステムに報知する等の処理を
行う。
さらに、内圧が規定時間内に上昇した後には、圧力監
視装置5は、電動ロボット1の内圧を常時監視する。こ
の際、何等かの要因にて内圧が下降した場合には、他の
システムに異常を知らせ、掃気が完了し電動ロボット1
の電源E1が投入されている場合にはこれを切断する。
このように、圧力監視装置5は、電動ロボット1の電
源E1とは別の電源E2によって作動せしめられているか
ら、電動ロボット1の電源E1を再投入するたびに掃気を
行なっていた従来のシステムに比べて、圧力監視装置5
の電源E2を投入する際にだけ掃気を行なえばよく、掃気
回数を低減できる。また、各圧力センサ3,6を用いて、
電動ロボット1の内圧及び保護気体の元圧を監視できる
から、配管等からの保護気体の漏洩,掃気操作の異常等
を速やかに検知でき、かつ内圧低下を予測できる。
なお、上記実施例においては、電動ロボット1の内圧
防爆システムについて説明したが、これに限らず、他の
内圧防爆システムについても適用できることは言うまで
もない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、引火性気体中で使用
される駆動装置に設けられる内圧防爆システムの監視装
置において、上記駆動装置の電源と、該駆動装置に供給
される保護気体の圧力を監視する圧力監視装置の電源と
を別個独立にかつ個々に投入可能に設けると共に、上記
圧力監視装置の電源により、上記圧力監視装置を常時作
動状態に設定したものであるから、例えば駆動装置用の
元電源を遮断して安全性を確保した上でメンテナンスな
どを行おうとした場合にも、保護気体の圧力監視のため
には依然として電源が供給されるので、継続して保護気
体の圧力を監視することができ、再起動に際して掃気を
行う必要がなく、掃気操作回数の減少を図ることができ
る上に、保護気体の漏洩等を検知できるという優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は概略構成図、第2図は圧力監視装置のブロック
図、第3図は圧力特性図である。 1…電動ロボット、3…圧力センサ、5…圧力監視装
置、6…圧力センサ、A…保護気体源、E1,E2…電源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引火性気体中で使用される駆動装置に設け
    られる内圧防爆システムの監視装置において、上記駆動
    装置の電源と、該駆動装置に供給される保護気体の圧力
    を監視する圧力監視装置の電源とを別個独立にかつ個々
    に投入可能に設けると共に、上記圧力監視装置の電源に
    より、上記圧力監視装置を常時作動状態に設定したこと
    を特徴とする内圧防爆システムの監視装置。
JP61303417A 1986-12-19 1986-12-19 内圧防爆システムの監視装置 Expired - Lifetime JPH089155B2 (ja)

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JP61303417A JPH089155B2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19 内圧防爆システムの監視装置

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JPS63156687A JPS63156687A (ja) 1988-06-29
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