JPH0617407Y2 - 遠隔制御装置 - Google Patents

遠隔制御装置

Info

Publication number
JPH0617407Y2
JPH0617407Y2 JP7184389U JP7184389U JPH0617407Y2 JP H0617407 Y2 JPH0617407 Y2 JP H0617407Y2 JP 7184389 U JP7184389 U JP 7184389U JP 7184389 U JP7184389 U JP 7184389U JP H0617407 Y2 JPH0617407 Y2 JP H0617407Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
remote controller
failure
abnormality detection
microcomputer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7184389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0310684U (ja
Inventor
裕和 植田
陽一郎 村上
真一 近田
秀樹 大原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Noritz Corp filed Critical Noritz Corp
Priority to JP7184389U priority Critical patent/JPH0617407Y2/ja
Publication of JPH0310684U publication Critical patent/JPH0310684U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0617407Y2 publication Critical patent/JPH0617407Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、遠隔制御装置に関し、特には、伝送線の故障
が発生した時に故障原因が除去されたか否かを監視する
とともに、故障原因が除去されたときに自動的に正常伝
送が回復されるようにした遠隔制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、遠隔制御装置では、例えば第3図に示すように、
リモートコントローラ(以下、リモコンという)1と本
体側回路2とを接続する伝送線7にフューズ8を介在さ
せ、伝送線7の短絡が発生してフューズ8が溶断された
り、伝送線7の断線が生じたときに本体側回路2で安全
動作をとって安全に被制御機器の運転を停止する方法が
採用されている。
(考案が解決しようとする課題) このため、被制御機器が停止している時にはその停止が
伝送線7の故障によるものか、停止操作によるものかは
判明できず、また、伝送線7の故障原因が除去された
後、フューズ8を交換しなければ運転を再開できず、メ
ンテナンスフリー化を図る上で不利になっている。
本考案は上記の事情を鑑みてなされたものであり、伝送
線の故障が発生した時に故障原因が除去されたか否かを
監視するとともに、故障原因が除去されたときに自動的
に正常伝送が回復されるようにした遠隔制御装置を提供
することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る遠隔制御装置は、例えば第1図に示すよう
に、本体側回路2に、リモコン1に電力を供給するとと
もに、リモコン1と本体側回路2との間で交信される信
号を中継するインターフェース3と、マイクロコンピュ
ータ(以下、マイコンという)からなる制御回路本体4
とを備える遠隔制御装置を前提とするものであって、上
記の目的を達成するため次のような手段を講じている。
すなわち、前記インターフェース3に伝送異常を検出す
る異常検出回路5を組み込み、異常検出回路5が伝送異
常を検出した時に出力する伝送異常検出信号に基づき前
記マイコン4がインターフェース3を介してリモコン1
にテスト信号を出力し、テスト信号に対して異常検出回
路5が伝送異常検出信号を出力しない場合に正常伝送を
再開するように構成される。
(作用) 上記の構成によれば、伝送線7の故障が発生した時に
は、異常検出回路5が伝送異常を検出し、伝送異常検出
信号を出力する結果、マイコン4は所定の周期でインタ
ーフェース3を介してリモコン1にテスト信号を出力す
ることになる。そして、このテスト信号の出力に対し
て、伝送線7の故障原因が除去され、正常な伝送ができ
るようになっているか否かが異常検出回路5の伝送異常
検出信号が無いか有るかによって監視される。更に、伝
送線7の故障原因が除去され、正常な伝送ができるよう
になってからテスト信号が出力され、異常検出回路5の
伝送異常検出信号が無いことが確認されると、マイコン
4によって正常な信号の伝送、すなわち、正常伝送が再
開される。
(実施例) 以下、本考案を図例に基づき具体的に説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る給湯器の遠隔制御装置
の回路図である。図中、1はリモコン、2は本体側回
路、3はリモコン1と本体側回路2をつなぐインターフ
ェース、4は制御回路本体側を構成するマイコンであ
る。5は電流検出回路よりなる異常検出回路で、伝送線
7の電流を検出し、所定の電流が流れているか否かを検
出し、その結果をマイコン4に出力するものである。6
は表示器、7は伝送線である。
上記の構成において、伝送線7に短絡が発生すれば伝送
線7に過電流が流れ、伝送線7の断線が発生すれば伝送
線7は無電流となる。異常検出回路5はこの過電流ある
いは無電流を検出した時に伝送異常検出信号を出力し、
この伝送異常検出信号を入力したマイコン4は例えば3
回繰り返し確定法により伝送異常検出信号を確認すると
動作モードを正常モードから伝送異常監視モードに切り
替える。伝送異常監視モードでは、マイコン4は第2図
に示すように定期的に所定の短時間にわたってテスト信
号をインターフェース3を介してリモコン1に出力し、
これに対してリモコン1側が正常な対応をしない場合に
は異常検出回路5が伝送異常検出信号を出力してマイコ
ン4の伝送異常監視モードを持続させる。また、マイコ
ン4は表示器6に表示指令を出力して伝送故障があるこ
とを表示させる。伝送線7の故障原因が除去され、正常
な伝送が可能になってからテスト信号が出力されると、
テスト信号に対してリモコン1側の対応が正常になり、
異常検出回路5は伝送異常検出信号の出力を停止する。
マイコン4は例えば3回繰り返し確定法によって伝送異
常検出信号の出力停止を確認すると、動作モードを伝送
異常監視モードから正常モードに切り替え、本体側回路
2とリモコン1との間で正常な電力供給及び信号の交信
が回復される。また、マイコン4の表示指令の出力が停
止され、表示器6による故障表示が停止される。
したがって、伝送異常が発生した時には、その異常原因
を除去するだけで、例えばフューズ交換等他のメンテナ
ンス作業をする必要はなくなり、メンテナンスフリー化
を図ることができる。また、故障中は表示器6の故障表
示によって故障中であることが一目でわかる。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、伝送線の故障の有無が
インターフェースに内蔵した異常検出回路により監視さ
れ、伝送線の故障が発生した後はマイコンからテスト信
号を出力してその故障の回復が監視される。そして、故
障が回復されたことが確認されると自動的に正常伝送が
回復される。従って、故障回復時のメンテナンスフリー
化を図って使用勝手を良くすることができる。特に、本
考案において、マイコンが伝送線の故障中に表示器に故
障表示をさせるように構成される場合には、伝送線の故
障中であることを一目見て確認でき、故障を知らずに運
転の再開を試みることが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る給湯器の遠隔制御装置
の回路図であり、第2図はその作用を示すタイムチャー
トである。第3図は従来例の遠隔制御装置の回路図であ
る。 1……リモコン(リモートコントローラ) 2……本体側回路 3……インターフェース 4……制御回路本体(マイクロコンピュータ) 5……異常検出回路 6……表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 平4−27266(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体側回路に、リモコンに電力を供給する
    とともに、リモコンと本体側回路との間で交信される信
    号を中継するインターフェースと、マイクロコンピュー
    タからなる制御回路本体とを備えるものであって、前記
    インターフェースに伝送異常を検出した時にマイコンに
    リモコンへテスト信号を出力するように伝送異常検出信
    号を出力し、テスト信号に対して伝送異常を検出しなか
    った時にマイコン正常伝送を再開するよう信号を出力す
    る異常検出回路を組み込んだことを特徴とする遠隔制御
    装置。
JP7184389U 1989-06-19 1989-06-19 遠隔制御装置 Expired - Lifetime JPH0617407Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7184389U JPH0617407Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19 遠隔制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7184389U JPH0617407Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19 遠隔制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0310684U JPH0310684U (ja) 1991-01-31
JPH0617407Y2 true JPH0617407Y2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=31609240

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7184389U Expired - Lifetime JPH0617407Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19 遠隔制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0617407Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0310684U (ja) 1991-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0617407Y2 (ja) 遠隔制御装置
US7373487B2 (en) Controller with fail-safe function
JPH0617406Y2 (ja) 遠隔制御装置
JPH04295240A (ja) 無停電電源装置の故障診断方式
JP3497855B2 (ja) 2重系装置
JP3821518B2 (ja) 警備装置
JPS63305499A (ja) 警報送信装置
JPH0418030Y2 (ja)
JP3972472B2 (ja) 多重伝送を用いたビル監視制御システム
JPS5999515A (ja) 自動電源制御方式
JPH09233736A (ja) 配電線開閉器用の子局装置
JP2012032070A (ja) 給湯システム
JP2503048B2 (ja) 電源装置の異常表示方式
JPH1052053A (ja) 計算機用電源装置
JPH02280636A (ja) 電子交換機の消費電力制御方式
JPH1124800A (ja) 電源バックアップシステム及び電源バックアップ方法並びに電源バックアップ制御プログラムを記憶した記憶媒体
JPH03127216A (ja) 無停電電源装置
JP2518400B2 (ja) 操作回路用故障監視装置
JP2675645B2 (ja) システム故障監視装置
JPS61169036A (ja) システム監視装置
JPS6129923A (ja) 電源制御方式
JPS644705B2 (ja)
JP2005071133A (ja) アイソレータ
JPS5810217A (ja) 電源装置
JPH05314379A (ja) 異常状態監視装置