JPH08129401A - バックアップ手段付き駆動装置 - Google Patents

バックアップ手段付き駆動装置

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Publication number
JPH08129401A
JPH08129401A JP26944194A JP26944194A JPH08129401A JP H08129401 A JPH08129401 A JP H08129401A JP 26944194 A JP26944194 A JP 26944194A JP 26944194 A JP26944194 A JP 26944194A JP H08129401 A JPH08129401 A JP H08129401A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
microprocessor
output
drive device
position detector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26944194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Saito
洋二 斉藤
Tsuyoshi Nishijima
剛志 西島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロプロセッサに異常が生じた場合でも
プラントの大事故に繋がる可能性のない駆動装置を提供
する。 【構成】 入力信号に対応した駆動信号を送出するマイ
クロプロセッサと、このマイクロプロセッサの出力に対
応した信号を出力するアクチュエータと、このアクチュ
エータの出力に対応して作動する駆動装置と、この駆動
装置の作動状態を検出して電気信号に変換する位置検出
器と、この位置検出器の出力と前記入力信号との偏差を
駆動信号として送出する前記マイクロプロセッサからな
る駆動装置において、前記マイクロプロセッサに異常が
生じた際は、所定の出力が設定された電子ボリウムの値
と前記位置検出器の出力の偏差を演算する演算手段の出
力により前記アクチュエータに駆動信号を送出する切替
えスイッチを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御装置などから制御
信号が伝送されこの制御信号に対応して作動する駆動装
置に関し、例えば調節弁(コントロールバルブ)の弁開
度を制御するために使用されるマイクロプロセッサの異
常に対して安全に作動するように改良した駆動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の駆動装置の構成を示す構成
図である。図において1はマイクロプロセッサ、2はマ
イクロプロセッサに対して信号の授受を行うインタフェ
ース、3はマイクロプロセッサの駆動順序等を記憶した
メモリである。4はマイクロプロセッサからのデジタル
信号をアナログ信号に変換するD/A変換器、5はD/
A変換器の出力に対応して空気信号を出力するアクチュ
エータ、6はアクチュエータからの空気信号に対応して
作動を行う駆動装置(例えば調節弁)である。
【0003】7は調節弁のバルブステム(図示せず)の
位置を検出してその位置(弁開度)に対応した電気信号
を出力する位置検出器、8は位置検出器からのアナログ
信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、9はマイ
クロプロセッサの動作状態を監視して異常発生の場合信
号を発するウオッチドッグタイマである。
【0004】上記の構成において、外部の制御装置(図
示せず)等から駆動装置6に対する制御信号が送信され
る。この制御信号はインタフェース2を介してマイクロ
プロセッサ1に取り込まれ、メモリ3に記憶された駆動
順序に従って信号処理が行われ、その出力はD/A変換
器4により所定の電気信号に変換される。この電気信号
はアクチュエータ5に出力されてその電気信号に対応し
た空気信号に変換されて駆動装置(調節弁)6に送出さ
れる。
【0005】その結果、調節弁のバルブが開閉しバルブ
に連動したステムの位置が変位する。位置(弁開度)検
出器はその位置に対応した電気信号を出力する。A/D
変換器8はその電気信号をデジタル信号に変換してマイ
クロプロセッサ1に帰還信号として送出する。そしてマ
イクロプロセッサはこの帰還信号とインタフェース2を
介して入力される入力信号との偏差を演算しその差を零
にするような信号を出力する。ウオッチドッグタイマ9
はマイクロプロセッサ1が予め定められた手順通り作動
している否かを監視しておき、マイクロプロセッサの異
常を検出した場合所定の電気信号を発する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、マイクロプ
ロセッサが何らかの原因で誤動作した場合、調節弁の制
御が不能となり、警報に気付くのが遅れたり故障現場迄
の距離がある場合は処置が遅れ、プラントの大事故に繋
がる可能性があるという問題があった。本発明は、マイ
クロプロセッサに異常が生じた場合でもプラントの大事
故に繋がる可能性のない駆動装置を提供することを目的
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、入力信号に対応した駆動信号を送出
するマイクロプロセッサと、このマイクロプロセッサの
出力に対応した信号を出力するアクチュエータと、この
アクチュエータの出力に対応して作動する駆動装置と、
この駆動装置の作動状態を検出して電気信号に変換する
位置検出器と、この位置検出器の出力と前記入力信号と
の偏差を前記駆動信号として送出する前記マイクロプロ
セッサからなる駆動装置において、前記マイクロプロセ
ッサに異常が生じた際は、所定の出力が設定された電子
ボリウムの値と前記位置検出器の出力の偏差を演算する
演算手段の出力により前記アクチュエータに駆動信号を
送出する切替えスイッチを設けたことを特徴とするもの
である。
【0008】
【作 用】電子ボリュームにはプロセスに事故が発生し
ない程度に駆動装置が作動する様な値が予め定められて
いる。演算手段は電子ボリュームの値と位置検出器から
の出力を入力し切替えスイッチを介してアクチュエータ
に送出する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。図1は本発明の1実施例の構成を示すブロック
図である。図1において図2に示す従来例と同一要素に
は同一符号を付して重複する説明は省略する。10は電
子ボリュームであり、プロセスに事故が発生しない程度
に駆動装置6が作動する様な値を出力する。この値はマ
イクロプロセッサが正常に作動している時の一定時間毎
に取り込んだ値でもよく、マイクロプロセッサの値とは
関係なく予め定めた値でもよい。
【0010】11は演算手段で、例えばOPアンプによ
るアナログ演算回路により構成されており、位置検出器
7からの信号と電子ボリューム10からの信号を入力し
てその偏差を出力する。12は切替えスイッチでウオッ
チドッグタイマからの信号に応じてスイチング動作を行
う。
【0011】上記の構成においてマイクロプロセッサが
正常な動作を行っているときは切替えスイッチは図示の
A側に位置し、駆動装置6はマイクロプロセッサ側から
の信号に基づいて先に説明した従来例と同様に作動す
る。次に何らかの原因でマイクロプロセッサに異常が生
じるとウオッチドッグタイマから信号が発せられ、切替
えスイッチは図示のB側に切り替わる。
【0012】その結果、駆動装置6側には演算手段11
からの出力が送出されるようになる。この演算手段11
は位置検出器7からの信号と電子ボリューム10からの
信号を入力してその偏差を出力する。従ってマイクロプ
ロセッサ1に異常が発生してもプロセスが暴走して大事
故になる可能性を防止する事が出来る。なお、ウオッチ
ドッグタイマの信号を分岐して警報装置のスイッチとし
て利用し、マイクロプロセッサの修理若しくは交換を行
うことができる。また、本実施例においては駆動装置を
調節弁として説明したが本実施例に限ることなく要はマ
イクロプロセッサにより駆動される装置であればよい。
【0013】
【発明の効果】以上、実施例と共に具体的に説明したよ
うに、本発明によればマイクロプロセッサに異常が生じ
た際は、所定の出力が設定された電子ボリウムの値と前
記位置検出器の出力の偏差を演算する演算手段の出力に
より前記アクチュエータに駆動信号を送出する切替えス
イッチを設けたので、マイクロプロセッサに異常が生じ
た場合でもプラントの大事故に繋がる可能性の少ない駆
動装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 インタフェース 3 メモリ 4 D/A変換器 5 アクチュエータ 6 駆動装置 7 位置検出器 8 A/D変換器 9 ウォッチドッグタイマ 10 電子ボリューム 11 演算手段 12 切替えスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号に対応した駆動信号を送出するマ
    イクロプロセッサと、このマイクロプロセッサの出力に
    対応した信号を出力するアクチュエータと、このアクチ
    ュエータの出力に対応して作動する駆動装置と、この駆
    動装置の作動状態を検出して電気信号に変換する位置検
    出器と、この位置検出器の出力と前記入力信号との偏差
    を駆動信号として送出する前記マイクロプロセッサから
    なる駆動装置において、前記マイクロプロセッサに異常
    が生じた際は、所定の出力が設定された電子ボリウムの
    値と前記位置検出器の出力の偏差を演算する演算手段の
    出力により前記アクチュエータに駆動信号を送出する切
    替えスイッチを設けたことを特徴とするバックアップ手
    段付き駆動装置。
JP26944194A 1994-11-02 1994-11-02 バックアップ手段付き駆動装置 Pending JPH08129401A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006338111A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Yokogawa Electric Corp プログラマブルコントローラ
JP2007226633A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Tokyo Electron Ltd インターロック制御装置

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006338111A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Yokogawa Electric Corp プログラマブルコントローラ
JP4538740B2 (ja) * 2005-05-31 2010-09-08 横河電機株式会社 プログラマブルコントローラ
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