JPH0740845Y2 - 燃焼制御機器の安全回路 - Google Patents

燃焼制御機器の安全回路

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JPH0740845Y2
JPH0740845Y2 JP15450988U JP15450988U JPH0740845Y2 JP H0740845 Y2 JPH0740845 Y2 JP H0740845Y2 JP 15450988 U JP15450988 U JP 15450988U JP 15450988 U JP15450988 U JP 15450988U JP H0740845 Y2 JPH0740845 Y2 JP H0740845Y2
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signal
microcomputer
relay
combustion
power supply
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啓介 小島
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Pacific Industrial Co Ltd
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、マイクロコンピュータを用いたボイラなどの
燃焼機器を制御する燃焼制御機器の安全回路の改良に関
するものである。
[従来の技術] 第2図は、従来の燃焼機器の安全回路の構成図を示して
おり、燃焼機器の制御の中心となるマイクロコンピュー
タ(1)によりリレー駆動部(2)へシーケンス信号を
出力し、リレー部(3)により燃焼機器(11)の各負荷
(12)をシーケンス制御を行うとともに、各負荷(12)
からのフィードバック信号により燃焼機器(11)の異常
を監視する燃焼機器監視部(10)により各負荷(12)の
動作を監視し、燃焼機器(11)の各負荷(12)の動作に
異常があった場合は、燃焼機器監視部(10)はマイクロ
コンピュータ(1)へ異常信号を発し、異常信号を受け
たマイクロコンピュータ(1)は、ORゲート(9)へ非
常停止信号Bを発する。この非常停止信号Bにより燃焼
機器(11)の各負荷をON、OFFするリレー(3)の駆動
電源であるリレー電源(4)をリレー電源遮断部(5)
により遮断し、リレー(3)を全てOFFすることによっ
て燃焼機器(11)の各負荷(12)への商用電源供給を遮
断し、燃焼機器を安全停止せしめる。
一方、正常動作時は、カウンタ(7)にて発振器(8)
のパルスをカウントアップしていくが、マイクロコンピ
ュータ(1)から定期的に出力されるクリア信号によ
り、クリアされるためカウンタ(7)のオーバーフロー
信号による非常停止信号Aは出力されない。
また、マイクロコンピュータ(1)がプログラムの暴走
などにより、正常動作しない場合は、カウンタ(7)へ
のクリア信号が出力されなくなるため、カウンタ(7)
はオーバーフローし、カウンタ(7)からのオーバーフ
ロー信号は非常停止信号AとしてORゲート(9)を通じ
て、リレー電源遮断部(5)へ出力され、燃焼機器を安
全停止せしめ、かつ、マイクロコンピュータ(1)への
リセット信号としても作用し、マイクロコンピュータ
(1)を正常復帰せしめるべく作用するように構成され
ている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、従来の安全回路では、マイクロコンピュ
ータ(1)のプログラムの暴走あるいは一時的な誤動作
に対しては、リセット信号によりマイクロコンピュータ
(1)は正常復帰するため安全性が高いが、マイクロコ
ンピュータ(1)がリセット信号によって正常復帰しな
いような異常状態になった場合は、第3図のタイミング
チャートに示したように断続的にオーバーフロー信号が
出力されるため、リレー電源遮断部(5)は断続的にO
N,OFFをくり返すことになる。従って、マイクロコンピ
ュータ(1)が異常状態におちいった場合には燃焼機器
のシーケンス制御も正常に動作する保障はなく、例えば
リレー部(3)のリレーのうち燃料弁を駆動するリレー
を動作させるシーケンスの途中で、マイクロコンピュー
タ(1)が異常状態におちいった場合は、リレー駆動部
(2)へ燃料弁駆動用リレーのON信号が出力されたまま
の状態になる可能性がある。この場合、カウンタ(7)
からのオーバーフロー信号、つまり非常停止信号Aおよ
びリセット信号によってリレー電源遮断部(5)により
リレーへの電源供給が止まるためリレーはOFFし、その
結果燃料弁もOFFする。この時、同時にリセット信号に
よりマイクロコンピュータ(1)が正常復帰すれば、リ
レー駆動部(2)へリレーOFF信号を出力することによ
って燃料弁はOFFの状態を維持し、正常なシーケンスに
よって燃料弁はON信号が出力されるまで、その状態が維
持するため安全性は保たれる。
しかしながら前述のように、リセット信号によってマイ
クロコンピュータ(1)が正常復帰しなかった場合は、
断続的に出力されるオーバーフロー信号によって燃料弁
もまた断続的にON/OFFをくり返すことになり、燃料が燃
焼室内にへもれつづけるという状態に陥る可能性があっ
た。
本考案は、上記の問題を解決するべくなされたもので、
マイクロコンピュータ(1)が正常動作中はもちろんの
こと、万一マイクロコンピュータ(1)が異常になった
場合にも非常停止信号Aを出力し、燃焼機器を安全に停
止せしめ、かつ、マイクロコンピュータ(1)を正常復
帰させるべく一発パルス発生部(6)によりリセット信
号を1回だけ出力し、さらにマイクロコンピュータ
(1)が正常復帰するまでは、非常停止信号Aを保持し
続けることを特徴とした燃焼制御機器の安全回路であ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案の燃焼制御機器の安全回路は、燃焼機器の各負荷
(12)を駆動するリレー部(3)と、当該リレー部
(3)に電源を供給するリレー電源部(4)と、燃焼機
器全体の制御をするマイクロコンピュータ(1)と、当
該マイクロコンピュータ(1)の異常動作を検知するた
めのカウンタ(7)および発振器(8)と、カウンタ
(7)からのオーバーフロー信号によりマイクロコンピ
ュータ(1)に1回だけリセット信号を送る一発パルス
発生部(6)と、カウンタ(7)からの非常停止信号A
(=オーバーフロー信号)と、マイクロコンピュータ
(1)からの非常停止信号Bの論理和をとるORゲート
(9)と、当該ORゲート(9)の出力信号により、リレ
ー電源部(4)からリレー部(3)への電源の供給をON
/OFFするリレー電源遮断部(5)および燃焼機器(11)
の各負荷(12)の作動状態をフィードバック信号により
監視する燃焼機器監視部(10)からなり、燃焼機器(1
1)の各負荷(12)が正常動作中は、燃焼機器監視部(1
0)は異常信号を発しないが、燃焼機器(11)の各負荷
(12)の作動異常時は、燃焼機器監視部(10)は各負荷
(12)からのフィードバック信号により異常を検知し、
マイクロコンピュータ(1)へ異常信号を発し、この異
常信号を受けたマイクロコンピュータ(1)は、ORゲー
ト(9)へ非常停止信号Bを出力するように構成され、
この非常停止信号Bにより燃焼機器(11)の各負荷(1
2)をON、OFFするリレー(3)の駆動電源であるリレー
電源(4)をリレー電源遮断部(5)により遮断し、リ
レー(3)を全てOFFすることによって燃焼機器(11)
の各負荷(12)への商用電源供給を遮断し、燃焼機器を
安全に停止せしめ、一方、万一マイクロコンピュータ
(1)が異常になった場合は発振器(8)およびカウン
タ(7)により、リレー電源遮断部(5)へORゲート
(9)を通じて非常停止信号Aを出力し、燃焼機器を安
全に停止せしめ、かつ、マイクロコンピュータ(1)を
正常復帰させるべく一発パルス発生部(6)によりリセ
ット信号を1回だけ出力し、さらにマイクロコンピュー
タ(1)が正常復帰するまでは発振器(8)の発振を停
止させ、カウンタ(7)のオーバーフロー信号すなわち
非常停止信号Aを保持し続けることによって、燃焼機器
を安全に停止せしめることを特徴とした燃焼制御機器の
安全回路を提供するものである。
[考案の実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、本考案の燃焼制御機器の安全回路を示す図で
ある。
(1)は燃焼機器全体の制御を行うマイクロコンピュー
タであり、燃焼機器の動作を監視する燃焼機器監視回路
(10)と、燃焼機器(11)の各負荷(12)を駆動するリ
レー部(3)のリレーをシーケンス通りに駆動するため
のリレー駆動部(2)に接続されている他、燃焼機器に
非常停止信号B、および後述のカウンタ(7)に定期的
にクリア信号を発するようにプログラミングされてい
る。また、マイクロコンピュータ(1)の動作を外部か
らのリセット信号によって初期化するためのリセット機
能も具備している。
(8)は発振器であり、一定周期のパルスを発振するも
のでありカウンタ(7)に接続されている。カウンタ
(7)は発振器(8)からのパルス数をカウントするも
のであり、マイクロコンピュータ(1)からのクリア信
号によってカウント数がクリアされるように接続されて
おり、パルス数が一定以上になるとオーバーフロー信号
を発する。カウンタ(7)からのオーバーフロー信号は
発振器(8)の発振停止信号として、発振器(8)に、
また非常停止信号としてORゲート(9)に、さらにマイ
クロコンピュータ(1)のリセット信号発生用として一
発パルス発生部(6)にそれぞれ接続されている。
[作用] 以上の様に構成された、燃焼機器の安全回路はマイクロ
コンピュータ(1)が正常作動中は燃焼機器監視部(1
0)により燃焼機器の動作をフィードバック信号により
監視し、各負荷(12)の作動異常時にはマイクロコンピ
ュータ(1)へ異常信号を発する。異常信号を受けたマ
イクロコンピュータ(1)は、ORゲート(9)へ非常停
止信号Bを出力し、この非常停止信号Bにより燃焼機器
(11)の各負荷(12)をON、OFFするリレー(3)の駆
動電源であるリレー電源(4)をリレー電源遮断部
(5)により遮断し、リレー(3)を全てOFFすること
によって燃焼機器(11)の各負荷(12)への商用電源を
遮断し、燃焼機器を安全に停止せしめる。
一方、万一マイクロコンピュータ(1)が異常になった
場合は、第4図のタイミングチャートに示すごとく、発
振器(8)およびカウンタ(7)により、リレー電源遮
断部(5)へORゲート(9)を通じて非常停止信号Aを
出力するとともに、マイクロコンピュータ(1)を正常
復帰させるべく一発パルス発生部(6)により、リセッ
ト信号を1回だけ出力し、さらにマイクロコンピュータ
(1)が正常復帰するまでは発振を停止させ、非常停止
信号Aを保持し続けることによって燃焼機器を安全に停
止し続ける。
[効果] 以上の説明から容易に理解されるごとく、本考案はマイ
クロコンピュータ(1)が正常動作中はもちろんのこ
と、万一の異常時にもマイクロコンピュータ(1)にリ
セット信号を発するとともに非常停止信号Aをリレー電
源遮断部(5)へ出力し、リレー電源(4)を遮断し、
リレー(3)を全てOFFすることによって燃焼機器(1
1)の各負荷(12)への商用電源供給を遮断し、燃焼機
器を安全に停止せしめ、さらに前述のリセット信号によ
ってマイクロコンピュータ(1)が正常復帰しない場合
にも非常停止信号Aを保持し続けることによって安全性
の高い燃焼制御機器の安全回路を提供するものであり、
その実用的価値は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の燃焼制御機器の安全回路のブロック
図。第2図は従来の燃焼制御機器の安全回路のブロック
図。第3図は従来の燃焼制御機器の安全回路の動作タイ
ミング図。第4図は本考案の燃焼制御機器の安全回路の
動作タイミング図である。 (1)…マイクロコンピュータ、(2)…リレー駆動部 (3)…リレー部、(4)…リレー電源部 (5)…リレー電源遮断部、(6)…一発パルス発生部 (7)…カウンタ部、(8)…発振器 (9)…ORゲート、(10)…燃焼機器監視部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼機器の各負荷(12)を駆動するリレー
    部(3)と、当該リレー部(3)に電源を供給するリレ
    ー電源部(4)と、燃焼機器全体の制御をするマイクロ
    コンピュータ(1)と、当該マイクロコンピュータ
    (1)の異常動作を検知するためのカウンタ(7)およ
    び発振器(8)と、カウンタ(7)からのオーバーフロ
    ー信号によりマイクロコンピュータ(1)に1回だけリ
    セット信号を送る一発パルス発生部(6)と、カウンタ
    (7)からの非常停止信号A(=オーバーフロー信号)
    と、マイクロコンピュータ(1)からの非常停止信号B
    の論理和をとるORゲート(9)と、当該ORゲート(9)
    の出力信号により、リレー電源部(4)からリレー部
    (3)への電源の供給をON/OFFするリレー電源遮断部
    (5)および燃焼機器(11)の各負荷(12)の作動状態
    をフィードバック信号により監視する燃焼機器監視部
    (10)からなり、 燃焼機器(11)の各負荷(12)が正常動作中は、燃焼機
    器監視部(10)は異常信号を発しないが、燃焼機器(1
    1)の各負荷(12)の作動異常時は、燃焼機器監視部(1
    0)は各負荷(12)からのフィードバック信号により異
    常を検知し、マイクロコンピュータ(1)へ異常信号を
    発し、この異常信号を受けたマイクロコンピュータ
    (1)は、ORゲート(9)へ非常停止信号Bを出力する
    ように構成され、この非常停止信号Bにより燃焼機器
    (11)の各負荷(12)をON、OFFするリレー(3)の駆
    動電源であるリレー電源(4)をリレー電源遮断部
    (5)により遮断し、リレー(3)を全てOFFすること
    によって燃焼機器(11)の各負荷(12)への商用電源供
    給を遮断し、燃焼機器を安全に停止せしめ、 一方、万一マイクロコンピュータ(1)が異常になった
    場合は発振器(8)およびカウンタ(7)により、リレ
    ー電源遮断部(5)へORゲート(9)を通じて非常停止
    信号Aを出力し、燃焼機器を安全に停止せしめ、かつ、
    マイクロコンピュータ(1)を正常復帰させるべく一発
    パルス発生部(6)によりリセット信号を1回だけ出力
    し、さらにマイクロコンピュータ(1)が正常復帰する
    までは発振器(8)の発振を停止させ、カウンタ(7)
    のオーバーフロー信号すなわち非常停止信号Aを保持し
    続けることを特徴とした燃焼制御機器の安全回路。
JP15450988U 1988-11-28 1988-11-28 燃焼制御機器の安全回路 Expired - Lifetime JPH0740845Y2 (ja)

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JPH0277449U JPH0277449U (ja) 1990-06-14
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