JPH0435716Y2 - - Google Patents

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JPH0435716Y2
JPH0435716Y2 JP7531887U JP7531887U JPH0435716Y2 JP H0435716 Y2 JPH0435716 Y2 JP H0435716Y2 JP 7531887 U JP7531887 U JP 7531887U JP 7531887 U JP7531887 U JP 7531887U JP H0435716 Y2 JPH0435716 Y2 JP H0435716Y2
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relay
voltage
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power supply
comparator
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、マイコン動作用の電源電圧EMが、
マイコン破壊電圧EMDに至つた場合、あるいは
燃焼機器を制御するリレーの駆動用電源電圧ER
が、リレー破壊電圧ERDに至つた場合、さらに
それらが破壊された場合であつても、燃焼機器を
制御する複数のリレーの駆動電源を遮断すること
により、燃焼機器を安全に停止させることのでき
る燃焼機器コントローラ用の電源電圧監視回路に
関するものである。
[従来の技術] 燃焼機器コントローラ用の電源電圧を監視する
ものとしては、電源電圧が一定値以下となつた場
合にマイコンにリセツト信号を出力し、マイコン
の動作を最初の状態にするという方法があつた。
しかし、従来の方法では電源電圧が上昇した場合
にはこれを検知することができないため、マイコ
ン動作用の電源電圧EMが異常に上昇するとマイ
コンが破壊され、燃焼制御装置においては燃焼を
したままマイコンが停止したり、また、燃焼機器
を制御するリレーの駆動用の電源電圧ERが異常
に上昇すると、リレーが破壊され、燃焼機器がマ
イコンの指示通り動作せず、異常燃焼、爆発など
を起こす危険性があつた。
[考案が解決しようとする問題点] このように従来は、燃焼機器コントローラ用の
電源電圧が異常に上昇した場合にはマイコンや燃
焼機器を制御するリレーが破壊され、その結果、
燃焼機器が異常動作することにより、異常燃焼、
爆発などを起こす危険性があつた。
本考案は、リレー駆動用の電源電圧ERを抵抗
R2R3により分圧された電圧E1と、マイコン
動作用の電源電圧EMを抵抗R4,R5により
分圧された電圧E2の片方または両方が、ツエナ
ーダイオードにより生成された基準電圧E3よ
り高くなつた場合にコンパレータおよびコンパ
レータにより信号を出力し、トランジスタを
動作させリレー電源遮断リレーのコイルに通電
し、その接点aで燃焼機器を制御する複数のリ
レーの駆動電源を遮断させて、燃焼機器を安全
に停止させることを特徴とする燃焼機器コントロ
ーラ用の電源電圧監視回路を提供するものであ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案の燃焼機器コントローラ用の電源電圧監
視回路は、マイコンなどの電子回路に電気を供給
する回路電源EMと、燃焼機器の負荷を駆動する
ためのリレー回路へ電気を供給するためのリレ
ー電源ERの2つの電源を有する燃焼機器コント
ローラにおいて、前記リレー回路への電気の供
給を遮断し、かつ遮断状態を保持できるキープリ
レーと、前記キープリレーを駆動するトラン
ジスタと、基準電圧発生回路と、リレー電源
ERを分圧するER分圧回路と、回路電源EMを
分圧するEM分圧回路と、前記基準電圧発生回
路の出力電圧E3と前記ER分圧回路の出力電
圧E1とを比較し、前記トランジスタへ遮断信
号を出力するコンパレータと、前記基準電圧発
生回路の出力電圧E3と前記EM分圧回路の出
力電圧E2とを比較し、前記トランジスタへ遮
断信号を出力するコンパレータとにより構成さ
れるものである。
上記の回路においては、燃焼機器を制御する複
数のリレーを吸引する電源電圧ERが異常に上
昇し、リレー破壊電圧ERD(ERD>リレーの定格
電圧)に至つた場合、電源電圧ERを分圧するた
めの分圧回路からコンパレータの反転入力端
子へ入力された電圧E1が、基準電圧発生回路
からコンパレータの非反転入力端子へ入力され
た電圧E3以上になり、コンパレータから遮断
状態を保持できるキープリレーのコイルに接続
されたトランジスタに遮断信号を出力し、当該
キープリレーの接点aにより燃焼機器を制御す
る複数のリレーの駆動電源を遮断する。
また、マイコン動作用の電源電圧EMが異常に
上昇し、マイコン破壊電圧EMD(EMD>マイコ
ンの定格電圧)に至つた場合には、前記場合と同
様に、電源電圧EMを分圧するための分圧回路
からコンパレータの反転入力端子へ入力された
電圧E2が、基準電圧発生回路からコンパレー
タの非反転入力端子へ入力された電圧E3以上
になり、コンパレータから遮断状態を保持でき
るキープリレーのコイルに接続されたトランジ
スタに遮断信号を出力し、当該キープリレーの
接点aにより燃焼機器を制御する複数のリレー
の駆動電源を遮断する。
以上のように、燃焼機器を制御する複数のリレ
ーを吸引する電源電圧ERが異常に上昇した場合、
あるいは、マイコン動作用の電源電圧EMが異常
に上昇した場合に、キープリレーにより燃焼機器
を制御する複数のリレーの駆動電源を遮断し、燃
焼機器を安全に停止させることを問題解決の手段
とするものである。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は本考案の実施例を示す図であり、お
よびは、電圧比較機能を有するコンパレータで
ある。
は、R1とツエナーダイオードとで構成
された基準電圧発生回路であり、前記ツエナーダ
イオードに流れる電流を制限する抵抗R1は、
電源電圧ERに接続され、基準電圧E3を得るため
のツエナーダイオードは、前述の抵抗R1と
直列に接続され、一方は回路グランドに接続され
ている。また、ツエナーダイオードと抵抗R1
の接続点は、コンパレータおよびコンパレー
タの非反転入力端子に接続されている。
は、リレーを動作させるための電源電圧ER
を分圧させるための分圧回路で、抵抗R2とR3
が直列に接続されており、一方はリレー駆動用
の電源電圧ERに接続され、他方では回路グラン
ドに接続されていて、2本の抵抗の接続点からコ
ンパレータの非反転入力端子に接続されてい
る。
は、マイコンを動作させるための電源電圧
EMを分圧するための分圧回路で、抵抗R4と
R5で構成され、前記の抵抗R2,R3と同様
にR4,R5は直列に接続されており、一方は
マイコン動作用の電源EMに接続され、他方では
回路グランドに接続されていて、2本の抵抗の接
続点からコンパレータの反転入力端子に接続さ
れている。
は、燃焼機器を制御する複数のリレー。
は、接点を保持できるリレー電源遮断リレーのコ
イルで、その接点aのSET時、すなわち通電
時には短絡、RESET時、すなわちリレー電源遮
断リレーのコイルに通電された状態では、燃焼
機器を制御する複数のリレーの駆動電源を遮断
できるように接続してある。
は、そのリレー電源遮断リレーのコイルを
吸引するためのトランジスタである。
ここで、コンパレータの反転入力端子の電圧
E1は、抵抗R2,R3を使い次式で表すことが
できる。
E1=ER×R3/R2+R3 ここで、電源電圧のERが上昇した場合、上式
より明らかなようにE1も同じ比率で上昇するが、
ツエナーダイオードにより定電圧化されたコン
パレータの非反転入力端子の電圧E3は変化し
ない。従つて電源電圧ERが上昇し、コンパレー
タの反転入力端子の電圧E1が非反転入力端子
の電圧E3より高くなると、コンパレータの出
力が反転して、“L”となり、トランジスタに
電流が流れ、リレー電源遮断リレーのコイルに
通電される。
コンパレータの反転入力端子の電圧E2も、
前述のコンパレータの反転入力端子の電圧E1
と同様に抵抗R4R5を使い次式で表すことが
できる。
E2=EM×R5/R4+R5 この電源電圧ERが上昇した場合も前記のERが
上昇した時と同様に、コンパレータの反転入力
端子の電圧E2は上昇するが、非反転入力端子の
電圧E3は変化しない。電源電圧EMが上昇しコン
パレータの反転入力端子の電圧E2が非反転入
力端子の電圧E3より高くなつた時コンパレータ
の出力が反転し、“L”となり、トランジスタ
に電流が流れリレー電源遮断リレーのコイル
に通電される。
その結果、リレー電源遮断リレーの接点aが
RESET側で保持され、燃焼機器を制御する複数
のリレーの駆動電源を遮断して、リレー動作を
停止させ、燃焼機器を安全に停止させることがで
きる。
[効果] 以上の説明から容易に理解されるごとく、本考
案の燃焼機器コントローラ用の電源電圧監視回路
は、電源電圧が異常に上昇してマイコン動作用の
電源電圧EMが、マイコン破壊電圧EMDに至つ
た場合、あるいは燃焼機器を制御するリレーの駆
動電圧ERが、リレー破壊電圧ERDに至つた場
合、さらにマイコンや燃焼機器を制御するリレー
が破壊された場合でも、燃焼機器を安全に停止さ
せることができ、その実用的価値は大なるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による装置の回路図。 ,はコンパレータ。はツエナーダイオー
ド、,,,,は抵抗。は燃焼機器を
制御する複数のリレー。はリレー電源を遮断で
きるリレー、aはその接点。はトランジス
タ。は基準電圧発生回路。,は分圧回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マイコンなどの電子回路に電気を供給する回路
    電源EMと、燃焼機器の負荷を駆動するためのリ
    レー回路へ電気を供給するためのリレー電源
    ERの2つの電源を有する燃焼機器コントローラ
    において、前記リレー回路への電気の供給を遮
    断し、かつ遮断状態を保持できるキープリレー
    と、前記キープリレーを駆動するトランジスタ
    と、基準電圧発生回路と、リレー電源ERを
    分圧するER分圧回路と、回路電源EMを分圧
    するEM分圧回路と、前記基準電圧発生回路
    の出力電圧E3と前記ER分圧回路の出力電圧E1
    とを比較し、前記トランジスタへ遮断信号を出
    力するコンパレータと、前記基準電圧発生回路
    の出力電圧E3と前記EM分圧回路の出力電圧
    E2とを比較し、前記トランジスタへ遮断信号
    を出力するコンパレータとにより構成され、回
    路電源EMあるいはリレー電源ERが異常になつ
    た場合は、リレー回路への電気の供給を遮断
    し、燃焼機器を安全に停止させるようにしたこと
    を特徴とする燃焼機器コントローラの電源電圧監
    視回路。
JP7531887U 1987-05-19 1987-05-19 Expired JPH0435716Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7531887U JPH0435716Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7531887U JPH0435716Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

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JPS63184364U JPS63184364U (ja) 1988-11-28
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ID=30921348

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JP7531887U Expired JPH0435716Y2 (ja) 1987-05-19 1987-05-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH1122969A (ja) * 1997-06-30 1999-01-26 Noritz Corp 給湯器の安全装置

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JPS63184364U (ja) 1988-11-28

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