JPH0890559A - 樹脂成形材料の捕集装置 - Google Patents

樹脂成形材料の捕集装置

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JPH0890559A
JPH0890559A JP23007094A JP23007094A JPH0890559A JP H0890559 A JPH0890559 A JP H0890559A JP 23007094 A JP23007094 A JP 23007094A JP 23007094 A JP23007094 A JP 23007094A JP H0890559 A JPH0890559 A JP H0890559A
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  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】成形機に投入される樹脂成形材料に混入した
り、付着した粉塵を有効に除去する樹脂成形材料の捕集
装置を提供する。 【構成】圧送又は吸引によって材料貯留室内に供給され
た樹脂成形材料は、フィルターで仕切られた成形材料貯
留室6に貯留され、ガス導入口9からの加圧ガスによっ
て浮遊して、混入あるいは付着した粉塵は樹脂材料から
分離され、この分離した粉塵はガス吸引口3又は粉塵吸
引口36から吸引除去される構造となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の成形機にペレッ
ト等の樹脂成形材料を供給するラインに設けられる樹脂
成形材料の捕集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形機をはじめ種々のプラスチック
成形機へ樹脂成形材料を供給する際、樹脂成形材料であ
るペレットに付着した粉塵は、プラスチック成形機の前
に設置した捕集装置で除去されるようになっているが、
この捕集装置として従来は、図9に示すような装置が開
発されていた。
【0003】この捕集装置Aは、上部開口aと下部開口
b及び吸引開口cを形成したホッパー本体dと、外周部
にペレットより小径の多数の孔eを穿設した多孔ホッパ
ーfと、上記ホッパー本体dの上部開口aを封じる蓋g
とからなり、上記多孔ホッパーfをホッパー本体dに内
設すると共に、ホッパー本体dの上部開口aに蓋gを設
けた構造であった。そしてペレット供給ラインに設けら
れる上記の捕集装置Aは、図9に示すように上記ホッパ
ー本体dがプラスチック成形機Bのペレット投入口hに
連結される。また、ホッパー本体dの上部開口aにはペ
レット貯留タンクCからのびるパイプDが連結され、更
にホッパー本体dの吸引開口cには、フィルターEを介
して空気源FがパイプGで連結されている。
【0004】上記のようにしてなる空気源Fの吸引作用
により、ペレット貯留タンクCからパイプDを介してホ
ッパー本体dに吸引輸送されてきたペレットは、多孔ホ
ッパーfに入り、この多孔ホッパーfにペレットが貯留
される。その貯留されている間、ペレットは常に空気源
Fより多孔ホッパーfの多数の孔eを介して吸引されて
いる為、これらの孔eより小さい粉塵は吸引・分離さ
れ、空気源Fの手前に設置してあるフィルターEにより
補集されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の捕集装置では、多孔ホッパーf内に貯留さ
れる全てのペレットに付着した粉塵を除去すには十分で
はなかった。すなわち、従来の捕集装置を構造的に見る
と、多孔ホッパーf内に貯留されたペレットは、空気源
Fにより多孔ホッパーfの多数の孔eを介して常時吸引
されているが、ペレットに付着した粉塵は、吸引開口c
の付近や多孔ホッパーfの各孔eの周囲にあるペレット
にしか吸引による除去作用が及ばず、多孔ホッパーf内
の中央部に貯留されているペレットなどは、殆ど粉塵が
除去されないまま成形機に供給されるといった問題があ
った。
【0006】本発明は上記のような点に鑑みて開発され
たものであり、その目的とするところは、成形機に供給
される樹脂成形材料に付着した粉塵を有効に除去できる
ようにした樹脂成形材料の捕集装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような目
的を有効に達成するために、次のような構造になってい
る。すなわち、請求項1において提案された捕集装置
は、圧送されて来た樹脂成形材料を受け入れる材料受入
口と、ガスを吸引するためのガス吸引口とを形成し、内
部に材料放出防止用フィルター板を設けたホッパー部の
下方に、樹脂ペレットなどの成形材料を貯留する材料貯
留室を設け、更にこの材料貯留室の下方には、樹脂成形
機などに通じる材料排出口と、加圧ガスを導入するガス
導入口を設けるとともに、ガス導入口より導入した加圧
ガスを材料貯留室の下方より吹上げるガス吹上部を設け
ている。
【0008】また、請求項2において提案された捕集装
置は、成形材料を投入する材料受入口と、ガス吸引口と
を上部に形成し、内部には材料放出防止用フィルター板
とフィルター板とを上下に配して区画形成された材料貯
留部を設け、その材料貯留部の下方でフィルター板の外
方には、制御弁を介して大気に通じるエアー取入口と、
上記ガス吸引口に接続された吸引手段に通じる粉塵吸引
口を設けた構造となっている。
【0009】更に、請求項3においては提案された捕集
装置は、樹脂材料を貯留させた材料貯留室内には、脈動
波を供給して、樹脂材料にランダムに浮遊させる構造と
なっている。このような捕集装置は、請求項1の態様で
は、ガス導入口に加圧ガスを導入する際に、加圧ガスを
脈動させてもよいし、材料貯留室内に加圧ガスとは別に
空気を振動させる脈動波を供給してもよい。更に、請求
項2の態様では、吸引手段によって吸引ガスを脈動させ
てもよいし、材料貯留室内に加圧ガスとは別に空気を振
動させる脈動波を供給してもよい。
【0010】
【作用】請求項1において提案された捕集装置によれ
ば、レベルセンサーによって、材料貯留室内の材料が所
定レベルを下回ると、材料輸送装置が作動され、成形材
料が圧送され、材料受入口より投入される。材料が所定
レベルまで貯留されると、レベルセンサーはこれを検知
し、材料輸送は停止する。ついで、ガス導入口から加圧
エアーが導入され、同時にガス吸引口からエアーが吸引
される。この結果、材料貯留室内の成形材料は、下方よ
り吹き上げられた加圧ガスによって、浮遊するので、成
形材料に比べて軽い粉塵は上方に吹き上げられ、ガス吸
引口からのエアーの流れに乗って排出される。
【0011】なお、ホッパー部を材料貯留室より断面積
を大きくし、そのためホッパー部の底部を下すぼみとな
るロート状に形成したものでは、材料貯留室内での加圧
ガスの風速を大きくして、充分に浮遊させた成形材料
は、材料貯留室からホッパー部に入ると、ホッパー部で
自然に失速されるので、材料貯留室からの不用意な飛び
出しも防止される。
【0012】また、材料受入口より成形材料を受け入れ
る際に、ガス導入口より加圧エアーを導入し、ガス吹上
部から加圧ガスを吹き上げれば、成形材料が材料投入口
より材料貯留室内に落下する際、加圧ガスの吹上による
ブレーキ作用を受けるので、成形材料に衝撃を与えるこ
となく、また成形材料の輸送時に新たな粉塵を発生させ
ることなく材料貯留室内に投入できる。
【0013】前記の請求項2において提案された捕集装
置によれば、レベルセンサーによって、材料貯留室内の
材料が所定レベルを下回ると、材料受入口に設けた制御
弁を開け、更にエアー取入口に設けた制御弁が閉じられ
た後、吸引手段が作動される。これによって、成形材料
は吸引輸送され、材料受入口より投入される。材料が所
定レベルまで貯留されると、レベルセンサーはこれを検
知し、吸引手段の作動は停止する。ついで、材料受入口
に設けた制御弁は閉じられ、エアー取入口に設けた制御
弁が開かれた後、吸引手段が作動される。
【0014】この結果、材料貯留部に貯留されている成
形材料は、フィルター板の下方から吸引力を受けるが、
成形材料に混入している粒子の小さき粉塵のみがフィル
ター板うを濾過して吸引手段によって吸い出され、排出
される。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図に基づいて説
明する。図1は本発明に係る第一実施例の捕集装置を示
す図であって、この捕集装置1は、圧送されて来た成形
材料を受け入れる材料受入口2と、ガスを吸引するため
のガス吸引口3とを形成し、内部に材料放出防止用フィ
ルター板4を設けたホッパー部5がこの装置1の上部に
設けてある。
【0016】また、この装置1の中間部、すなわち、前
記ホッパー部5の下方には、樹脂ペレットなどの成形材
料を貯留する材料貯留室6が設けてある。更にこの装置
1の下部、すなわち、前記材料貯留室6の下方には、射
出成形機7(図4参照)に通じる材料排出口8と、加圧
ガスを導入するガス導入口9が設けてあり、更にこのガ
ス導入口9より導入した加圧ガスを前記材料貯留室6の
下方より吹上げるガス吹上部10が設けてある。
【0017】より具体的に説明すると、前記ホッパー部
5の上部中央には,成形材料貯留タンク11(図3参
照)から混入器12を介して圧送されて来る成形材料を
受け入れる材料受入口2が形成され、材料受入口2に連
通する材料導入筒13がホッパー部5の内部中間位まで
設けてある。この材料導入筒13の出口14より少し上
には、ホッパー部5の内部を水平に仕切るようにして前
記した材料放出防止用フィルター4が設けてあり、この
フィルター4には、樹脂成形材料よりも十分に小さい孔
寸法を有する多数の孔15が形成してある。
【0018】また、ホッパー部5の側面部には、材料放
出防止用フィルター4を設けた位置より上方に前記した
ガス吸引口3が設けてあり、このガス吸引口3から吸引
装置(図示省略)により枝配管16(図3参照)、集中
ダクト17を介して粉塵をエアーと共に排出するように
してある。尚、粉塵は集塵機(図示省略)によって、集
中ダクト17を介して複数台設置した捕集装置1から集
中的に集塵しても良い。また単独に集塵してもよい。
【0019】前記のガス吸引口3と対峙するホッパー部
5の側面部には、気圧調整用のエアーをホッパー部5内
に導くための2次エアー導入口18が設けられている。
この2次エアー導入口18にはフィルター20が設けあ
る。19はクランプバンドである。上述のホッパー部5
の下方には、前記した材料貯留室6が設けてある。すな
わち、この材料貯留室6は、支持枠体21と材料貯留筒
体22とからなり、材料貯留筒体22は内部が透視でき
るように硝子等の透明材によって形成されている。この
材料貯留筒体22は支持枠体21で支持され、前記した
ホッパー部5と連通するように設けてある。
【0020】材料貯留筒体22の側面部には、所定位置
に静電容量型のレベルセンサー23が設けてあり、材料
貯留筒体22内の材料の有無やレベルを検知できるよう
にしてある。更に前記の材料貯留室6の下方には、前記
したガス導入口9等が設けてある。すなわち、材料貯留
筒体22を設けた支持枠体21の下端には、加圧ガスを
導入するガス導入口9に連通するガス導入接続口24
と、前記した材料貯留筒体22に連通する材料排出口8
とを形成した材料排出管体25が設けてあり、材料排出
管体25のガス導入接続口24には、ガス導入口9を有
する配管26がクランプバンド27を介して接続してあ
る。28はフィルターである。
【0021】更に材料貯留筒体22の下方で前記材料排
出管体25内には、ガス導入口9より導入した加圧ガス
を材料貯留筒体22内に吹上げるガス吹上部10が設け
てある。このガス吹上部10は、図2に示すように中央
に円孔を穿孔したOリング状のガス吹上リング29を、
材料貯留筒体22の下端に設けると共に、ガス導入口9
に通じるノズル先端30から吹き出される加圧ガスを、
ガス吹上リング29を介して材料貯留筒体22の底端の
外周より内部に導けるように構成してある。
【0022】上述のような構成からなる捕集装置1は、
図3及び図4に示すように射出成形機7の成形材料投入
口31に、材料排出管体25の材料排出口8を連結させ
て設られる。この実施例の捕集装置1は、レベルセンサ
ー23によって、材料貯留筒体22内の成形材料が所定
レベルを下回ると、材料輸送装置が作動され、成形材料
貯留タンク11から成形材料が圧送され、材料受入口2
より投入され、ホッパー部5を介して材料貯留筒体22
内に供給される。成形材料がこの材料貯留筒体22の所
定レベルまで貯留されると、レベルセンサー23がこれ
を検知して、貯留タンク11からの材料輸送を停止させ
る。
【0023】ついで、ガス導入口9から加圧ガスがガス
吹上部10を介して材料貯留筒体22に導入され、同時
にガス吸引口3からエアーが吸引される。この結果、材
料貯留筒体22内の成形材料は、下方より吹き上げられ
た加圧ガスによって浮遊する。このとき、成形材料に比
べて軽い粉塵は上方に吹き上げられ、この粉塵は材料放
出防止用フィルター板4の各々孔15を介してガス吸引
口3からのエアーの流れに乗って排出される。
【0024】図5は第二実施例の捕集装置1であり、前
記第一実施例の捕集装置1と同様に圧送により成形材料
を供給し、成形材料に付着した粉塵を吸引除去するもの
である。第一実施例の捕集装置1とはホッパー部2が相
違し、他の構成は第一実施例の捕集装置1と同様である
ので、相違箇所について説明し、他の箇所は主要部に符
号を付して説明を省略する。
【0025】このホッパー部5は円筒形状に形成され、
ホッパー部5の中には筒状に形成された材料放出防止用
フィルター4が設けられ,ガス吸引口3に成形材料が吸
引されるのを遮蔽している。ガス吹上部10からの加圧
ガスにより材料貯留室6内で成形材料と共に浮遊する粉
塵は、この筒状の材料放出防止用フィルター4を介して
ガス吸引口3から吸引除去される。
【0026】図6及び図7は本発明に係る第三実施例の
捕集装置1である。尚、前記実施例と共通する部分につ
いては同一符号を使用し一部説明を省略する。この捕集
装置1は、成形材料を投入する材料受入口2と、ガス吸
引口3とを上部に形成し、内部にはガス吸引口3より下
方の位置に材料放出防止用フィルター板4を設けると共
に、この材料放出防止用フィルター板4と所定間隔を以
てフィルター板32を配し、内部を区画形成した材料貯
留室6(材料貯留部)を設ける。この材料貯留室6の下
方でフィルター板32の外方には、制御弁33を介して
大気に通じるエアー取入口34を設けると共に、前記ガ
ス吸引口3に接続された吸引手段である吸引装置35
(図7参照)に接続された配管37、配管38に通じる
粉塵吸引口36を設けてある。また、前記材料受入口2
にも制御弁40が設けられ、材料貯留室6には所定位置
にレベルセンサ23が設けられている。
【0027】この実施例の捕集装置1では、レベルセン
サー23によって、材料貯留室6内の成形材料が所定レ
ベルを下回ると、材料受入口2に設けた制御弁40を開
け、更にエアー取入口34に設けた制御弁33を閉じ
る。その後、吸引装置を作動させて、成形材料を成形材
料貯留タンク11から吸引輸送し、材料受入口2より投
入される。
【0028】成形材料が材料貯留室6内の所定レベルま
で貯留されると、レベルセンサー23はこれを検知し、
吸引装置35の作動を停止させる。ついで、材料受入口
2に設けた制御弁40を閉じ、エアー取入口34に設け
た制御弁33を開けて吸引装置35を作動させる。材料
貯留室6に貯留されている成形材料は、フィルター板3
2の下方から吸引力を受けて、成形材料に混入している
粒子の小さき粉塵のみがフィルター板32を濾過して吸
引装置によって吸引排出され、フィルター41によって
捕集される。
【0029】以上に説明する捕集装置では、材料貯留室
内に貯留させた成形材料は加圧ガスを整流として吹上げ
て浮遊させる場合について示したが、加圧ガスの吹上げ
の際に、脈動波を重畳させて、樹脂材料をランダムに浮
遊させてもよく、この場合、樹脂材料と粉塵との分離が
効果的に行える。より具体的には、請求項1の態様で
は、ガス導入口に加圧ガスを導入する際に、加圧ガスを
脈動させてもよいし、材料貯留室内に加圧ガスとは別に
空気を振動させる脈動波を供給してもよい。更に、請求
項2の態様では、吸引手段によって吸引ガスを脈動させ
てもよいし、材料貯留室内に加圧ガスとは別に空気を振
動させる脈動波を供給してもよい。
【0030】
【発明の効果】以上、上述の説明でも明らかなように請
求項1において提案された本発明の捕集装置では、圧送
により成形材料が材料貯留室内に投入され、この滞留通
路内に一時貯留された成形材料は、下方からの加圧ガス
によって適当に浮遊し、全ての成形材料に付着した粉塵
が分離され、この分離した粉塵は材料放出防止用フィル
ターを介してガス吸引口から吸引除去される。したがっ
て、効率良く全ての成形材料に付着した粉塵を除去で
き、除粉塵された成形材料を成形機に供給することがで
き、成形品の品質を向上させることができる。
【0031】また、請求項2において提案された本発明
の捕集装置では、材料貯留部に貯留されている全ての成
形材料は、フィルター板の下方から吸引力を受け、成形
材料に混入している粒子の小さき粉塵のみがフィルター
板を濾過して吸引手段によって吸引排出することができ
る。したがって、材料貯留部に貯留されている成形材料
に付着したり、成形材料に混入している粒子の小さき粉
塵を効率良く排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一実施例の一部断面正面図であ
る。
【図2】本発明に係るガス吹上部の拡大断面説明図であ
る。
【図3】本発明に係る第一実施例の捕集装置を設けた系
統図である。
【図4】本発明に係る第一実施例の捕集装置を射出成形
機に設けた説明図である。
【図5】本発明に係る第二実施例の一部断面正面図であ
る。
【図6】本発明に係る第三実施例の簡略説明図である。
【図7】本発明に係る第三実施例の捕集装置を設けた系
統図である。
【図8】従来の捕集装置の簡略断面図である。
【図9】従来の捕集装置を設けた系統図である。
【符号の説明】
1 捕集装置 2 材料受入口 3 ガス吸引口 4 材料放出防止用フィルター板 5 ホッパー部 6 材料貯留室 7 樹脂成形機(射出成形機) 8 材料排出口 9 ガス導入口 10 ガス吹上部 32 フィルター板 33 制御弁 34 エアー取入口
フロントページの続き (72)発明者 松井 治 大阪府大阪市中央区谷町6丁目5番26号 株式会社松井製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧送されて来た樹脂成形材料を受け入れ
    る材料受入口と、ガスを吸引するためのガス吸引口とを
    形成し、内部に材料放出防止用フィルター板を設けたホ
    ッパー部の下方に、樹脂ペレットなどの樹脂成形材料を
    貯留する材料貯留室を設け、更にこの材料貯留室の下方
    には、樹脂成形機などに通じる材料排出口と、加圧ガス
    を導入するガス導入口を設けるとともに、ガス導入口よ
    り導入した加圧ガスを材料貯留室の下方より吹上げるガ
    ス吹上部を設けた構造とした樹脂成形材料の捕集装置。
  2. 【請求項2】 樹脂成形材料を投入する材料受入口と、
    ガス吸引口とを上部に形成し、内部には材料放出防止用
    フィルター板とフィルター板とを上下に配して区画形成
    された材料貯留部を設け、その材料貯留部の下方でフィ
    ルター板の外方には、制御弁を介して大気に通じるエア
    ー取入口と、上記ガス吸引口に接続された吸引手段に通
    じる粉塵吸引口を設けた構造とした樹脂成形材料の捕集
    装置。
  3. 【請求項3】 上記材料貯留室内には脈動波を供給する
    ようにした樹脂成形材料の捕集装置。
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