JPH10113929A - ホッパー - Google Patents
ホッパーInfo
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- JPH10113929A JPH10113929A JP8271985A JP27198596A JPH10113929A JP H10113929 A JPH10113929 A JP H10113929A JP 8271985 A JP8271985 A JP 8271985A JP 27198596 A JP27198596 A JP 27198596A JP H10113929 A JPH10113929 A JP H10113929A
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
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Abstract
く、材料中の異物を除去することができ、成形された製
品に不良品が生じることなく、安定した成形を行なうこ
とができるホッパーを提供すること。 【解決手段】 材料を受け入れる受入部1と、該受入部
1を所定間隔隔てて内装するケーシング2とを備えるホ
ッパーであって、前記受入部1は、材料に混入する異物
を選択的に通過させる分離孔4を備え、前記ケーシング
2は、分離孔4を通過した異物をケーシング2外に排除
する排除口8を備えている。
Description
貯蔵するホッパー、詳しくは、プラスチック成形品の材
料であるペレットなどを一時貯蔵して、成形機などに供
給するホッパーに関する。
は、射出成形機や押出成形機などの成形機に、その成形
材料であるプラスチックのペレットなどを、効率よく供
給するために、材料供給用のホッパーを取り付けて、該
ホッパーに成形材料を受け入れて、一時貯蔵しながら、
成形機に一定量の材料の供給を可能としている。
け入れた成形材料に、混入物や規格外の粒径をもつ成形
材料などの異物が混入している場合には、該ホッパーか
ら、材料と共に異物がそのまま成形機に混入して、成形
された製品に不良品を発生させ、安定した成形を行なう
ことができない場合がある。
成形機で成形される前に、材料中の異物などを除去する
ためには、格別な装置が必要となり、成形工程が複雑化
し、コスト高となる。本発明の目的は、簡易な構造で、
成形工程を複雑化することなく、材料中の異物を除去す
ることができ、成形された製品に不良品が生じることな
く、安定した成形を行なうことができるホッパーを提供
することにある。
め、本発明は、材料を受け入れる受入部1と、該受入部
1を所定間隔隔てて内装するケーシング2とを備えるホ
ッパーであって、前記受入部1は、材料に混入する異物
を選択的に通過させる分離孔4を備え、前記ケーシング
2は、分離孔4を通過した異物をケーシング2外に排除
する排除口8を備えている。
と共に、該受入部1の底部に、材料が受け入れられる受
入部1の内部空間に連通する排出口3を設けているのが
好ましい。また、ケーシング2の下部を漏斗状に形成す
ると共に、排除口8をケーシング2の底部に設けている
のが好ましい。
物の排除を行なうことが好ましい。さらに、ケーシング
2の下部に、異物を強制的に排除する強制排除手段18
を備えていることが好ましい。
れられた材料に、異物が混入していても、該異物は、受
入部1の分離孔4を通過して、ケーシング2に備えられ
た排除口8から外部に排除することができるので、異物
を除去するための格別な装置を用いずとも、材料をその
ままホッパーに入れるだけで、該ホッパー内で選択的に
異物の除去を行なうことができ、よって、簡易な構造で
ありながら、成形工程を複雑化することなく、成形機2
2などへの異物の供給を未然に防止して、成形された製
品に不良品を発生させることなく、安定した成形を行な
うことができる。
に、材料の排出口3を設けることにより、材料を効率よ
く落下させて、定量的に成形機22などに供給すること
ができる。また、下部を漏斗状としたケーシング2の底
部に、異物の排除口8を設けることにより、受入部1の
分離孔4を通過して落下する異物を、効率よく外部に排
除することができる。
吸引することにより、受入部1内にある材料を吸引し
て、分離孔4において異物を選択的に通過させて、良好
に異物のみを取り出し、外部に排除することができる。
さらに、ケーシング2の下部に、異物を強制的に排除す
る強制排除手段18を備えることにより、ケーシング2
の底部に異物が滞留することなく、効率的に異物を排除
することができる。
施形態を示す側面断面図であり、該ホッパー10は、材
料を受け入れる受入部1と、該受入部1を所定間隔隔て
て内装するケーシング2とを備えている。前記受入部1
は、図2に示すように、上部が開口された円筒形状をな
し、下部を漏斗状に形成すると共に、漏斗状とされた底
部の先端には、材料が受け入れられる受入部1の内部空
間に連通する排出口3を、下方、鉛直方向に向けて設け
ている。
1の内部空間に受け入れられるペレットなどの成形材料
の粒径よりやや小さめの径となるような分離孔4を多数
穿設している。そして、この分離孔4により、成形材料
の粒径より小さい混入物や規格より小さめの成形材料な
どの異物を、選択的に受入部1の内部から外へ通過させ
て、成形材料から異物の除去をできるようにしている。
2は、ケーシング本体5と上蓋6とを備えている。前記
ケーシング本体5は、前記受入部1よりやや大径の円筒
形状をなし、その上部は、成形材料を投入できるように
開口する一方、下部を漏斗状に形成している。漏斗状と
された底部の先端部には、ホッパー10を成形機22な
どに取り付ける取付部7と、異物をケーシング2外に排
除する排除口8とを設けている。
成され、受入部8の排出口3を挿入できるような内径を
もち、その内周面には段部70が設けられており、かか
る段部70に、取付部7に挿入される排出口3の先端部
を係止させて、前記受入部1を位置固定し、該受入部1
を所定間隔隔てて、ケーシング2に内装できるようにし
ている。
0を成形機22などに取り付けるための取付台座9が設
けられている。前記排除口8は、下方に向かって延びる
前記取付部7に対して垂直方向に向かって延びるように
形成されており、かかる排除口8から、分離孔4を通過
した異物をケーシング2外に排除できるようにしてい
る。
6によって閉鎖できるようにしており、この上蓋6で閉
鎖する際には、パッキン21を介装して、ケーシング2
の内部を密閉できるようにしている。尚、11は、上蓋
6をケーシング本体6に取り付けるための係止金具であ
る。また、上蓋6の上壁部には、受入部1を内装したと
きに、該受入部1の上端部に係合するような凸部60を
形成して、受入部1の下部側を前記排出口3と前記段部
70で位置固定すると共に、受入部1の上部側を、前記
凸部60と受入部1の上端部とを係合させることによ
り、受入部1をより強固に位置固定できるようにしてい
る。
び図3に示すように、側壁の一部を開口して、その開口
部を囲うようにして径方向外方に突出する筒状の接続部
12が形成されている。そして、接続部12に、ケーシ
ング2の側壁と受入部1の側壁とを貫通する輸送管13
を挿嵌して、接続部12に設けられたフランジ26と輸
送管13に設けられたフランジ27とをボルトなどで固
定することにより、接続部12に輸送管13を接続する
ようにしている。
送ガスを用いて成形材料の輸送を行なう気力輸送装置2
0などを接続することにより、ケーシング2の上部の開
口から成形材料を投入する以外に、気力輸送される成形
材料を、輸送管13からホッパー10の受入部1の内部
空間に搬入できるようにしている。このように構成され
たホッパー10では、該ホッパー10が受け入れた材料
に、異物が混入していても、これら異物は、受入部1の
分離孔4を通過して、ケーシング2に備えられた排除口
8から外部に、良好に排除することができる。
に、材料の排出口3を設けているので、材料を効率よく
落下させて、定量的に成形機22などに供給することが
できる。さらに、下部を漏斗状としたケーシング2の底
部に、異物の排除口8を設けているので、受入部1の分
離孔4を通過して落下する異物を、効率よく外部に排除
することができる。
部1の下部の側壁に、分離孔4を設けておくことによ
り、異物は、この下部に設けられた分離孔4から良好に
落下するため、より効率的に異物の除去を行なうことが
できる。そして、本実施態様においては、図1に示すよ
うに、排除口8には、それに連通して吸引ブロワ14を
吸引手段15として備えており、かかる吸引ブロワ14
を作動させることにより、上蓋6が閉鎖され、密閉され
たケーシング2内部を排除口8より吸引して、受入部1
内にある材料を吸引することにより、分離孔4において
異物のみを引き出して、異物のみを選択的且つ良好に取
り出し、排除口8から外部に排除できるようにしてい
る。
ように、異物を強制的に排除するための強制排除手段1
8として、高圧で空気を噴出させる圧空ノズル16を、
ケーシング1の漏斗状とした下部に、前記圧空ノズル1
6の噴射口17が排除口8に向かうように設けている。
そして、前記噴射口17から噴射される空気により、ケ
ーシング2の底部に滞留した異物を強制的に排除口8か
ら外部へ排除できるようにしている。
する分離孔4は、用いられる成形材料の形状及び粒径に
より、適宜その形状及び孔径を選択すればよく、図1及
び図2に示した丸孔以外に、例えば、図4〜図6それぞ
れ示すような、長孔形状、涙孔形状、角孔形状などであ
ってもよい。また、形状及び孔径がそれぞれ異なる分離
孔4をもつ受入部1を複数用意し、用いられる成形材料
により、その成形材料に好適な形状及び孔径の分離孔4
を有する受入部1を適宜交換して使用してもよい。
した例について説明する。図7は、本発明のホッパーの
基本的な適用例であり、ホッパー10は成形機22の材
料供給用として取り付けられており、貯蔵タンク19か
ら気力輸送装置20により輸送される成形材料は、ホッ
パー10に搬入され、該ホッパー10に連通している吸
引ブロワ14の吸引により、成形材料に混入している異
物は、ホッパー10から成形機22に入る前に排除する
ことができる。
ブロワ14とホッパー10との経路途中に介装されてい
るフィルター23によりトラップされる。このように、
ホッパー10を成形機22に取り付けると、異物を除去
するための格別な装置を用いずとも、気力輸送された材
料をそのままホッパー10に搬入するのみで、該ホッパ
ー10内で選択的に異物の除去が行なわれ、よって、簡
易な構造でありながら、成形工程を複雑化することな
く、成形機22への異物の供給を未然に防止して、成形
された製品に不良品を発生させることなく、安定した成
形を行なうことができる。
良品の発生しやすいレンズ、コンパクトディスク関連の
成形に関し、本発明のホッパーは好適に使用できる。ま
た、図7において、仮想線で示すように配管切替装置2
4を用いて、さらなる貯蔵タンク25を材料輸送経路に
接続し、該配管切替装置24により、二つの貯蔵タンク
19、25を選択的に切り替えて、種類の異なる成形材
料を用いてバッチ毎に成形する場合などには、切り替え
前の材料が成形中の材料に混入するおそれがあるが、本
発明のホッパーを用いると、ホッパー10において効率
的に異種材料を排除できるので、このような場合にも好
適に用いることができる。
機22に取り付けた例を示したが、この他、ホッパー1
0を、中継タンクやドライヤーなどに取り付けてもよ
い。
図である。
る。
を示した部分側面図である。
を示した部分側面図である。
を示した部分側面図である。
説明図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 材料を受け入れる受入部(1)と、該受
入部(1)を所定間隔隔てて内装するケーシング(2)
とを備えるホッパーであって、 前記受入部(1)は、材料に混入する異物を選択的に通
過させる分離孔(4)を備え、前記ケーシング(2)
は、分離孔(4)を通過した異物をケーシング(2)外
に排除する排除口(8)を備えていることを特徴とする
ホッパー。 - 【請求項2】 受入部(1)の下部を漏斗状に形成する
と共に、該受入部(1)の底部に、材料が受け入れられ
る受入部(1)の内部空間に連通する排出口(3)を設
けている請求項1記載のホッパー。 - 【請求項3】 ケーシング(2)の下部を漏斗状に形成
すると共に、排除口(8)をケーシング(2)の底部に
設けている請求項1記載のホッパー。 - 【請求項4】 排除口(8)から吸引手段(15)によ
り異物の排除を行なう請求項1記載のホッパー。 - 【請求項5】 ケーシング(2)の下部に、異物を強制
的に排除する強制排除手段(18)を備えている請求項
1記載のホッパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27198596A JP3694124B2 (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | ホッパー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP27198596A JP3694124B2 (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | ホッパー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10113929A true JPH10113929A (ja) | 1998-05-06 |
JP3694124B2 JP3694124B2 (ja) | 2005-09-14 |
Family
ID=17507549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27198596A Expired - Fee Related JP3694124B2 (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | ホッパー |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3694124B2 (ja) |
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1996
- 1996-10-15 JP JP27198596A patent/JP3694124B2/ja not_active Expired - Fee Related
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