JP2004357767A - 回収装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】流体及び固体の少なくとも一方を空気と一緒に吸入し、遠心分離作用により空気を分離排出し、液体及び固体を回収する。
【解決手段】回収装置11は、筒状の密閉容器15と、圧縮空気を利用して吸引力を発生する吸引部14とを備え、密閉容器15には、排気管22と、吸入した空気等が密閉容器15の内側に沿って流入するように導入する導入管20が設けられている。導入管20と吸引部14とはホース21を介して連結されている。密閉容器15の蓋体15cには、導入管20から導入された圧縮空気が案内部の外側から案内部と密閉容器15の内面との隙間を経て案内部の内側に流入するように案内する案内部材26が固定されている。案内部材26は排気管22が内側となるように、蓋体15cに上端が固定され、下方に向かって拡がる筒状の案内部を備えている。吸引部14の吸引側には吸引ノズル19が接続されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、加工用切削液のような切粉などの不純物が混入する流体を吸引して、空気と分離して回収するのに適した回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
切削加工時において加工製品及び加工装置台には、切粉を含む加工用切削液が付着する。これらを除去するために、一般に圧縮エアを噴射して切粉を含む加工用切削液を吹き飛ばしていた。圧縮エアにより加工用切削液を吹き飛ばすと、加工製品及び加工装置台の周辺に飛散し、汚れの原因となる。加工用切削液に含まれている切粉は吹き飛ばされると壁などに跳ね返って加工製品または加工装置台に再付着することがあり、付着した切粉は品質不良の原因となる。また圧縮エアの使用は風切音を発生し、騒音の原因にもなる。切粉を含む加工用切削液は、回収されるのが望ましい。
【0003】
従来、粉塵・粉体の回収を目的としてサイクロン部が回収容器の上部に取り付けられ、サイクロン効果により空気と分離させて、粉塵・粉体を回収する製品が開示されている(例えば、非特許文献1参照)。また、非特許文献1には、圧縮空気により吸引力を発生させて、集塵袋に回収する方法も開示されている。
【0004】
図3に非特許文献1に記載された粉粒体搬送装置31を示す。粉粒体搬送装置31は、導入口32a,排出口32b及び排気口32cを有するサイクロン式分離器32と、サイクロン式分離器32の排出口32bの下方に配置され排出口32bと接続される密閉型回収容器33とを備えている。サイクロン式分離器32の排気口32cはホース34を介して吸引装置35に接続され、導入口32aはホース36を介して吸込ノズル37に接続されている。吸引装置35で吸引力が発生することにより、粉塵・粉体は吸込ノズル37から空気とともに吸引されてサイクロン式分離器32内に導かれる。粉塵・粉体はサイクロン式分離器32内で遠心力の作用により空気と分離される。分離された粉塵・粉体は自重により落下し排出口を経て、密閉型回収容器33に回収される。一方、サイクロン式分離器32で分離された空気は、排気口32cに導かれ吸引装置35を通過して排気される。
【0005】
また、魚類加工時の内臓及び他の水分のある廃棄物処理を目的として、エアコンプレッサの圧縮空気をT型エアガンで逆噴し吸引力に変換する吸引機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【非特許文献1】
“ミニポーターサイクロン”、[online]、オオサワ&カンパニー、[平成15年5月30日検索]、インターネット<URL: http://www.osawa−company.co.jp/japanese/ >
【特許文献1】
特開2002−193442号公報(明細書の段落[0005]〜[0007]、図2、図4)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし非特許文献1に開示された装置では、サイクロン部が回収容器33の上側に設置され、吸引装置35が必要となるため、装置全体が大型になる。また、特許文献1に開示された装置では、魚類加工時の内臓及び他の水分のある廃棄物を処理槽へ回収することは開示されているが、廃棄物の分離のための構造に関しては特に記載はなく、切粉を含む加工用切削液などの固体と液体の混合物の回収には不向きである。
【0008】
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、その目的は流体及び固体の少なくとも一方(以下、流体等と称す。)を空気と一緒に吸入し、遠心分離作用により空気を分離排出し、空気とともに吸入した流体等を回収することができる回収装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、請求項1に記載の発明においては、筒状の密閉容器と、圧縮空気を利用して吸引力を発生する吸引力発生手段とを備えている。密閉容器は上壁に設けられた排気部と、前記吸引力発生手段の圧縮空気排出側に連結されたホースの一端が接続されて、前記吸引力発生手段により吸引された吸引物を空気とともに密閉容器の内側に沿って流入するように導入する導入部とを備えている。密閉容器の上壁には、前記排気部が内側となるように上端が固定され、下方に向かって拡がる筒状の案内部を備えるとともに、前記導入部から導入された圧縮空気が前記案内部の外側から案内部と密閉容器の内面との隙間を経て案内部の内側に流入するように案内する案内部材が設けられている。前記吸引力発生手段の吸引側には吸引ノズルが接続されている。
【0010】
従って、この発明においては、吸引ノズルで吸入された流体等が空気とともに導入部から密閉容器内に導入される。密閉容器内に導入された空気及び流体等は案内部材の外側に沿って移動し、旋回流となって下方へ進み、室内部材の下端で折り返して案内部材の内側へ導かれる。空気及び流体等は、遠心分離作用により空気と流体等に分離される。分離された流体等は密閉容器に溜まる。一方、分離された空気は、排気部から排気される。
【0011】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記排気部は、前記密閉容器内部まで延びる有底の排気管であって、前記排気管の側面かつ前記密閉容器の上壁下側の位置に第1の孔が設けられ、前記排気管の底部に第2の孔が設けられている。
【0012】
従って、この発明においては、請求項1に記載の発明の作用、効果に加えて、分離された空気が排気管の第1の孔から排気管に入り排気管の上部から排気される間に、分離された空気に含まれるミスト状の流体が排気管内に付着して第2の孔から排出される。排出された液体は、自重により密閉容器の底部に溜まる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記密閉容器は上部が前記案内部材とともに下部から分離可能に形成されている。
従って、この発明においては、請求項1または請求項2に記載の発明の作用、効果に加えて、密閉容器の底部に溜まった流体の回収が容易となる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、固体分離部が、前記案内部材と前記密閉容器底面との間に設けられている。
従って、この発明においては、分離された流体等が、さらに固体分離部により固体と流体とに分離されるため、請求項3に記載の発明の作用、効果に加えて、固体と流体とを分離して回収することが容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を切粉および加工用切削液の回収装置に具体化した一実施形態を図1及び図2(a)、(b)に基づいて説明する。
【0016】
図1は回収装置11全体の概略を示したものである。回収装置11は、圧縮空気により発生した吸引力によって切粉12や加工用切削液13を吸引する吸引部14と、この吸引部14の下流側に接続された切粉12および加工用切削液13回収用の密閉容器15とを備えている。吸引部14は圧縮空気を利用して吸引力を発生する吸引力発生手段を構成する。
【0017】
図2(b)は吸引部14の一部破断側面図である。吸引部14は、吸引口16aと、排出口16bと、圧縮エア導入口16cと、噴射ノズル16dとを有するT型エアガン16で構成されている。圧縮エア導入口16cには圧縮空気供給用の専用ホース17が嵌脱金具18を介して連結されている。噴射ノズル16dは圧縮エア導入口16cから導入された圧縮空気を排出口16bへ噴射して吸引口16a側に吸引作用を発生するように構成されている。T型エアガン16の握り部には、手動操作で開閉可能なエアストップ弁16eが設けられている。また図1のように吸引口16aには切粉12および加工用切削液13の吸込み用の吸引ノズル19が接続されている。
【0018】
密閉容器15は、例えばペール缶のように缶同士を上下に差し合わせて積み重ね可能な2つの有底筒状体15a、15bと、蓋体15cとから構成されている。蓋体15cと上側の有底筒状体15aとは、図示しない連結用補助リングにより固定されている。2つの有底筒状体15a、15bは、Oリング等のシール材を介して差し合わされると、密閉容器の機密性が良くなり好ましい。
【0019】
密閉容器15の上壁としての蓋体15cの周縁側には、切粉12および加工用切削液13を密閉容器15内へ導く導入部としての導入管20が設けられている。T型エアガン16の排出口16bと密閉容器15の導入管20とは、ホース21を介して接続されている。図2(a)に示すように、この導入管20はL字形に形成されており、吸入側が密閉容器15の外側に位置し、排出側が密閉容器15の内側に位置している。導入管20の吸入側は垂直方向あるいは略垂直方向に延びるように密閉容器15の内部と外部とを連通させ、導入管20の排出側は水平方向あるいは略水平方向に延びるように形成されている。導入管20の排出側端部が斜めにカットされて、楕円状となった開口部が密閉容器15の側壁内面と対向するように配置されている。このため、この導入管20を通して導入される切粉12および加工用切削液13を含む空気は密閉容器15の側壁内面に沿って流れるようになっている。また、図1に示すように導入管20の吸入側端部は、導入管20の肉厚が変化して内径が端部に向かって拡がるようにテーパ加工されている。
【0020】
また、密閉容器15内に切粉12および加工用切削液13と同時に吸入される空気を排出するための排気部としての有底の排気管22が密閉容器15と同芯となるように蓋体15cを貫通して設けられ、上端の開口部22aが密閉容器15の外部に臨ませてある。排気管22の側面には、密閉容器15の内側で蓋体15c近傍に第1の孔22bが複数形成されている。第1の孔22bの合計面積は、導入管20の空間の断面積と同等であると吸排気効率が良くなり、好ましい。排気管22の開口部近傍にはフィルタ23が設けられている。また排気管22の底面部には第2の孔としてのドレン孔22cが設けられている。
【0021】
上側の有底筒状体15aには取っ手24が設けられている。また、下側の有底筒状体15bの側面の下部には、開閉弁を備えた排出管25が設けられている。排出管25は有底筒状体15bの底部より高い位置に設けられている。この実施形態ではペール缶を利用して、密閉容器15が形成されている。
【0022】
密閉容器15の内部には、外形が円錐台形状の筒状の案内部材26が設けられている。案内部材26は中心線が密閉容器15の中心線と一致するように配置され、上端周縁部が蓋体15cに密着固定されている。また案内部材26の上端部内径は排気管22の外径より大きく、案内部材26の下端部外径は密閉容器15の内径より小さい。従って、案内部材26の下端周縁と密閉容器15の側壁内面との間には円環状の隙間部が形成されている。
【0023】
案内部材26と密閉容器15の底面との間には、固体分離部27が設けられている。本実施形態では、上側の有底筒状体15aの底部に複数の孔を形成し、底部一面に金網を配置することにより、固体分離部27が形成されている。
【0024】
次に、上記のように構成された回収装置11の作用について説明する。
回収装置11を使用する際は、専用ホース17をエアコンプレッサあるいは工場の圧縮空気供給管に接続する。そして、圧縮空気を噴射ノズル16dから排出口16bに吹出する。吹出し圧力によりT型エアガン16の吸引口16aの風量が増大し吸引力となる。図1に示すように、加工製品28または加工装置台29に付着した切粉12および加工用切削液13は、圧縮空気により発生した吸引力によって吸引ノズル19に吸い込まれ、吸引部14からホース21及び導入管20を経て、密閉容器15内に導入される。導入管20の開口部が密閉容器15内の上部周縁側に位置し、排気管22の第1の孔22bが密閉容器15の上部中央側に位置しており、そして、導入管20の開口部が密閉容器15の側壁内面に対向させてある。従って、側壁内面及び案内部材26の傾斜面に沿って切粉12および加工用切削液13を含む空気が移動し、側壁内面と案内部材の傾斜面との間を旋回しつつ、密閉容器15内を上方から下方に向かって移動することになる。この際、案内部材26の傾斜面によって流路面積が次第に狭くなるのでノズルの機能が生じて切粉12および加工用切削液13は上方から下側に向かうほど速くなる。この遠心分離作用のため、切粉12および加工用切削液13とともに吸入した空気を分離することができる。
【0025】
案内部材26の下端に達した空気は案内部材26の下端で折り返して案内部材26の内側に進入し上側へと向かい、さらに切粉12および加工用切削液13が分離され、排気管22の第1の孔22bから排気管22内に入る。そして、最終的には排気管22の開口部22aを通して密閉容器15外へ排気される。分離された空気が排気管22の第1の孔22bから排気管22に入り分離された空気が排気管22の開口部22aから排気される間に、分離された空気に含まれているミスト状の加工用切削液13が集まって液体となる。液体となった加工用切削液13は、排気管22の内壁に付着し、自重により排気管22の内壁を伝って、排気管22のドレン孔22cから排出される。排出された液体は、密閉容器15の底部に貯留される。
【0026】
分離された切粉12および加工用切削液13は、固体分離部27上に堆積する。堆積した切粉12および加工用切削液13のうち、金網の網目より大きい形状の切粉12を除いて、切粉12および加工用切削液13は自重によって落下し、密閉容器15の底部に貯留される。また密閉容器15は分離できる構造となっているため、密閉容器15内に貯留している切粉12および加工用切削液13の回収が容易となる。
【0027】
従って、本実施形態によれば以下に示す効果がある。
(1)密閉容器15と、圧縮空気を密閉容器15の内側に沿って流入するように導入する導入管20と、外形が円錐台形状の案内部材26と、排気管22とを備えている。従って、密閉容器15内へ導入された切粉12および加工用切削液13を含む圧縮空気が、密閉容器15の側壁内面と案内部材26の傾斜面との間を旋回した後、案内部材26の下端から内側に流入するため、遠心分離機能が向上する。
【0028】
(2)排気管22は、密閉容器の内部の案内部材26の下端近くまで延び、第1の孔22bが蓋体15cの近くに形成されている。従って、案内部材26の内側に侵入した空気が旋回し易くなり、空気が第1の孔22bから排気管22内に入る前に空気中に含まれるミスト状の加工用切削液13や切粉12がさらに分離される。また、排気管22の底面にドレン孔22cを設けているので、第1の孔22bから入って内壁に付着した加工用切削液13がドレン孔22cから排出できる。
【0029】
(3)密閉容器15は、2つの有底筒状体15a、15bと蓋体15cとから構成されているので、密閉容器15を3つに分離することにより、密閉容器15内に貯留された切粉12および加工用切削液13の回収が容易になる。
【0030】
(4)導入管20の吸入側端部にテーパ加工を設けているので、吸入された切粉12が導入管20の吸入側端部で引っかかりにくくなる。
(5)排気管22の開口部22aにフィルタ23を設けているので、密閉容器15内で分離できなかった切粉12および加工用切削液13をフィルタ23により回収できる。
【0031】
(6)固体分離部27を案内部材26と密閉容器15の底部との間に設けたので、密閉容器15内で空気から分離された切粉12と加工用切削液13から、さらに固体分離部27で切粉12を分離できる。
【0032】
(7)排出管25は密閉容器15の底部より高い位置に設けられているため、固体分離部27を通過して、密閉容器15の底部に沈殿している切粉12が存在しても、貯留されている加工用切削液13を排出管25から回収する際に、上澄み液のみを回収することができる。
【0033】
(8)密閉容器15がペール缶を利用して製造されているため、有底筒状体15a,15b及び蓋体15cの3つに分離でき、しかも、取っ手24を備えて持ち運びが便利な密閉容器15を容易に製造できる。
【0034】
尚、実施の形態は前記に限定されるものではなく、例えば次のように適宜に変更して実施することもできる。
○ 密閉容器15において、ペール缶で構成されてなくてもよい。
【0035】
○ 密閉容器15の分離形態において、有底筒状体15a,15bと蓋体15cとの3つではなく、有底筒状体と蓋体との2つでもよい。
○ 密閉容器15において、加工用切削液13に含まれている鉄やニッケル等の磁性体を回収するために、底部に磁石を配置してもよい。
【0036】
○ 導入管20は、流体等が密閉容器15の内側上部から密閉容器15の側壁内面に沿って流入されるように導入する構成であれば、その形状、配設位置は特に限定されない。例えば、導入管20の排出側端部を斜めにカットするのを省略したり、一部が密閉容器15の内部まで挿入されてなくてもよい。また、導入管20を蓋体15cに取り付けずに、有底筒状体15aの側面上部に取り付けてもよい。また、導入管20の排出側端部が密閉容器15の上部にあればよく、密閉容器15内の下部から上部まで延びるように導入管20を配設してもよい。
【0037】
○ 導入管20において、吸入する切粉12が小さいときは導入管20の吸入側端部に図1のようなテーパ加工を施さなくてもよい。
○ 導入管20とホース21との連結において、ホース21を内側にして導入管20と差し合せて連結させてもよい。
【0038】
○ 排気管22は、密閉容器15の内部まで挿入されてなくてもよい。
○ 排気管22において、フィルタ23を無くして、排気管22の開口部をホースと接続して、回収装置から離れた所に排気させてもよい。
【0039】
○ 第1の孔22bの個数は1つでもよい。
○ 取っ手24を省略してもよい。
○ 回収装置11は、切粉12及び加工用切削液13の混合物の回収に限らず、固体のみあるいは液体のみの回収に適用してもよい。例えば、鋳物砂の回収に適用してもよい。この際、排出管25と固体分離部27は設けなくてもよい。
○ 切粉12及び加工用切削液13の混合物の回収に適用する際においても、排出管25を省略してもよい。
【0040】
○ 案内部材26の上端にフランジ部等を設け、蓋体15cとの固定をボルトとナットによる締結としてもよい。
○ 固体分離部27は脱着可能に形成してもよい。
【0041】
前記実施の形態から把握され、特許請求の範囲に記載されていない技術的思想を以下に記載する。
(1) 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明において、密閉容器15の底部に磁石を配置した回収装置。
【0042】
(2) 請求項4に記載の発明において、固体分離部27は着脱可能に形成されている。
【0043】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1〜請求項4に記載の発明によれば、流体等を空気と一緒に吸入し、遠心分離作用により空気を分離排出し、空気とともに吸入した流体等を回収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態を示す回収装置全体の概略図。
【図2】(a)は導入管の取付け状態を示す概略斜視図、(b)は吸引部の部分断面図。
【図3】従来例を示す概略図。
【符号の説明】
11…回収装置、12…切粉、13…加工用切削液、14…吸引力発生手段としての吸引部、15…密閉容器、15c…上壁としての蓋体、19…吸引ノズル、20…導入部としての導入管、21…ホース、22…排気部としての排気管、22b…第1の孔、22c…第2の孔としてのドレン孔、26…案内部材、27…固体分離部。

Claims (4)

  1. 筒状の密閉容器と、
    圧縮空気を利用して吸引力を発生する吸引力発生手段と、
    前記密閉容器の上壁に設けられた排気部と、
    前記密閉容器に設けられ、前記吸引力発生手段の圧縮空気排出側に連結されたホースの一端が接続されて、前記吸引力発生手段により吸引された吸引物を空気とともに前記密閉容器の内側に沿って流入するように導入する導入部と、
    前記密閉容器の上壁に、前記排気部が内側となるように上端が固定され、下方に向かって拡がる筒状の案内部を備えるとともに、前記導入部から導入された圧縮空気が前記案内部の外側から前記案内部と前記密閉容器の内面との隙間を経て前記案内部の内側に流入するように案内する案内部材と、
    前記吸引力発生手段の吸引側に接続された吸引ノズルと
    を備えていることを特徴とする回収装置。
  2. 前記排気部は、前記密閉容器内部まで延びる有底の排気管であって、前記排気管の側面かつ前記密閉容器の上壁下側の位置に第1の孔が設けられ、前記排気管の底部に第2の孔が設けられている請求項1に記載の回収装置。
  3. 前記密閉容器は、上部が前記案内部材とともに下部から分離可能に形成されている請求項1または請求項2に記載の回収装置。
  4. 固体分離部が、前記案内部材と前記密閉容器底面との間に設けられている請求項3に記載の回収装置。
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