JPH0747372Y2 - 捕集器のクリーニング装置 - Google Patents

捕集器のクリーニング装置

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JPH0747372Y2
JPH0747372Y2 JP1988110213U JP11021388U JPH0747372Y2 JP H0747372 Y2 JPH0747372 Y2 JP H0747372Y2 JP 1988110213 U JP1988110213 U JP 1988110213U JP 11021388 U JP11021388 U JP 11021388U JP H0747372 Y2 JPH0747372 Y2 JP H0747372Y2
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満寿 西田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、空気や窒素ガス等の輸送用気体を吸引また
は圧送し、この気力を利用してプラスチックや医薬品な
どの原料材である粉粒体を、材料供給源から輸送管を経
て目的地まで輸送する気力輸送装置などにおいて、粉粒
体とダスト(粉塵)や輸送用気体とを分離捕集する捕集
器をクリーニングする装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の捕集器では、重力、慣性力、遠心力、フ
ィルター濾過などの方式によって、粉粒体とダスト(粉
塵)や輸送用気体とを分離捕集するのが一般的である。
例えば、本願出願人の出願に係る実開昭63-77613号公報
の第8図〜第10図に示された第5実施例の捕集装置は、
外筒体と中間筒とからなる容器本体と、前記中間筒内に
出し入れ自在に挿入される筒部を有する蓋体とからな
り、蓋体の筒部の外周面と中間筒の内周面との間に排気
路を形成し、この排気路を蓋体の材料投入導通路と中間
筒に形成した排気孔と連通し、蓋体には前記材料投入導
通路と連通する複数の材料投入孔と掃除用エア用の給気
孔を設けてなるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、プラスチック原材料等の粉粒体を捕集器内に
供給する場合に、その捕集器内で静電気が発生して、捕
集器内壁にダストや粉粒体がしつこく付着する。上記従
来例のものでは、給気孔からの除塵エアの供給により排
気路に詰まったダスト等の付着物を良好に除去できる
が、上記のように外筒体の捕集器内壁に強固に付着した
付着物は除去し難い場合があり、そのため材料替えの時
に後の粉粒体に前の粉粒体が混入してしまう不都合があ
った。
また、ガラス管の如く透明体の捕集器の内壁へ粉粒体が
付着した場合に、透明体捕集器内の粉粒体のレベルを検
出するレベル計が光電式等の場合には、粉粒体やダスト
の付着により該捕集器内の粉粒体レベルが正確に測定し
難く、レベル計誤作動の要因ともなっていた。
この考案は、上記従来例の問題点を解消するとともに、
輸送管が後述する如く小口径の場合でも適用できる捕集
器のクリーニング装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため、この考案は、中央部に分離室
を外壁に排気孔を有する筒状の分離器と、該分離器の下
部に接続した筒状の捕集器本体とを備え、前記分離器の
分離室には上方から分離管を臨ませるとともに、前記分
離室の下部には上記分離管と対向して分離リングを設
け、この分離管の吐出口縁と分離リングの上部開口縁と
の間には、上記排気孔と連通可能な隙間を形成し、さら
に捕集器本体には捕集器の内部をクリーニングするガス
を接線方向から供給するガス供給管を設け、このガス供
給管から供給されたガスは、前記分離リング及び前記隙
間を経て分離器に設けた排気孔から排出するように構成
してあることを特徴とする。
前記ガス供給管は、第1図に示すように、捕集器本体の
上下両部に2つ形成してもよいが、上部位置のガス供給
管だけでもよい。
捕集器本体に設けたガス供給管には、空気源と接続した
静電気除去装置を接続するのが好ましい。
分離器の排気孔を形成する排気管には、分離器の分離室
をクリーニングするためのガスを供給する今1つのガス
供給管を接続する方が好ましい。
〔作用〕
この考案の作用を以下に説明する。
輸送路の入口端側に接続したブロワ等の圧送式の気力源
の圧送力により、また排気口側に接続した真空ポンプや
ブロワ等の吸引式の気力源の吸引力により、粉粒体は気
流とともに輸送路から輸送され、分離管の輸送路の吐出
口から分離室内に排出される。分離室内には分離管の輸
送路の吐出口を臨出させ、吐出口の口縁と分離リングの
上部口縁との間には隙間を形成してあるため、この隙間
において、粒子の大きい粉粒体と粒子の小さい粉粒体お
よび粉塵や気体とは分離され、前者の大粒子の粉粒体は
分離リングを経て捕集器本体内に落下され、後者の小粒
子の粉粒体や粉塵や気体は排気口より排出される。
すなわち、質量の大きい粒子や粒子径の大きい粒子の粉
粒体は気力源の輸送エネルギーで慣性がついているの
で、その慣性力で前記隙間内に入らずに下方に落下し捕
集器本体内に収容される。一方、粉粒体混合気体の風速
は捕集器本体内に至るまで殆ど変わらず隙間からの排気
量は大きいので、質量の小さい粒子や粒子径の小さな粒
子又はダストは輸送用気体とともに、分離室を経て分離
器の排気孔から系外に排出される。
粉粒体が前記隙間に引っ掛かっても、この引っ掛かった
粉粒体の粒子は、上方から落下される粒子の慣性力によ
り衝突されてはたき落とされ、粉粒体粒子が上記隙間に
滞留することはない。また上方に戻ろうとする粉粒体粒
子は上方から落ちる粒子によってたたき落とされるた
め、同様に上記隙間に入り込むこともない。
分離管の吐出口の口径は分離リングの口径に比し、第1
図に示す如く、同径またはやや小径とする方は望まし
く、この場合には粉粒体の粒子の慣性力及び上方からの
前述の如くたたき効果を有効に達成することができる。
また、筒状からなる捕集器本体の接線方向にはガス供給
管を設け、このガス供給管から供給されたガスは、前記
分離リングの材料捕集口及び前記隙間を経て分離器の排
気孔から排出するように構成しているため、材料切替え
時または材料輸送時において、ガス供給管にコンプレッ
サ等の空気源からの気体を噴出孔より捕集器本体内へ供
給して、上記気体の噴出によりサイクロン作用を行わ
せ、その遠心力によって捕集器本体の内壁等に付着して
いる粉粒体やダストを該捕集器本体より除去する。つま
り、周知の如く、捕集器本体の接線方向から供給された
気流は、該捕集器本体の内壁に沿って旋回しながら降下
し粉粒体の粒子に遠心力を与える。その間に粉粒体は捕
集器本体内の下方へ落下され、セルフクリーニングに用
いた気体やダストは上昇して分離室を経て排気孔から排
出される。
この場合、ガス供給管の噴出孔からのガス供給は連続的
に供給するだけでなく、間欠的に供給することもでき
る。また、材料輸送中には間欠的に供給し、材料切替え
時には連続的または間欠的に供給するなど任意にでき
る。
捕集器本体に設けたガス供給管には、空気源と接続した
静電気除去装置を接続すると、捕集器内のダスト等の付
着物を完全に除去することができる。つまり、この静電
気除去装置により、イオン化された空気が空気源を介し
て強制的に捕集器本体内に送風され、イオン化された空
気が付着粉粒体やダストに吹き付けられて中和され、静
電気により強固に付着された付着物が完全に除去され
る。
さらに、分離器の排気孔を形成する排気管には、分離器
の分離室をクリーニングするためのガスを供給するガス
供給管を接続すると、分離器の分離室をクリーニングで
き、非クリーニング時には排気孔からガスやダスト等を
分離器の外部に排出できる。
輸送路をなす輸送管は輸送すべき粉粒体の粒子の最大長
さの2〜6倍の内径を有する小口径のものを用いても、
前述した作用効果が支障なく達成できた。
〔第1実施例〕 この考案の第1実施例を第1図に基づいて以下に説明す
る。
(1)は、ブロワやコンプレッサ等の気力源(50)の輸
送用気体を吸引または圧送し、その気力を利用してプラ
スチック成形材料等の粉粒体を、材料供給源から輸送管
を経て合成樹脂成形機等まで輸送する気力輸送装置(図
示せず)に使用される捕集器である。
捕集器(1)は、粉粒体を捕集する筒状の捕集器本体
(2)と、捕集器本体(2)の上流側に設けた筒状の分
離器(20)とからなっている。捕集器本体(2)は、こ
の実施例では、本体部(3)の上部にパッキン(5)を
介して蓋部(4)を、下部にパッキン(7)を介して底
蓋部(6)をそれぞれ取り付けているが、このような蓋
部(4)と底蓋部(6)を別体に取り付けることなく本
体部(3)と一体に形成することもできる。蓋部(4)
にはパッキン(8)を介して前記分離器(20)が固着さ
れている。
分離器(20)は中央部に分離室(32)ともなる輸送管挿
通孔(21)を形成して略筒状としてある。輸送管挿通孔
(21)(分離室(32))には上方から輸送路(33)を有
する分離管(30A)を臨ませているとともに、前記分離
室(32)の下部には上記分離管(30A)と対向して分離
リング(31)を設けている。この分離管(30A)の吐出
口縁(30a)と分離リング(31)の上部開口縁(31a)と
の間には、分離器(20)の外壁に形成した排気孔(40)
と連通可能とした小径で環状の隙間(S)が形成されて
おり、前記分離管(30A)の側部を分離器(20)の上部
に形成したボルト挿通孔(22)に挿入したボルト(23)
により固定してある。前記分離管(30A)と分離リング
(31)とは輸送路(33)を形成するとともに、捕集器本
体(2)内と連通してある。(34)はパッキンである。
分離管(30A)の吐出口縁(30a)は、分離リング(31)
の上部開口縁(31a)の直上に位置され、前者の吐出口
縁(30a)の口径は後者の上部開口縁(31a)の口径に比
べ、同径またはやや小径の方が好ましい。
分離器(20)は分離管(30A)(分離リング(31))及
び捕集器本体(2)に対して着脱自在としてある。
前記隙間(S)の度合は、粉粒体の粒子径に応じて設定
され、分離管(30A)を上下動可能に構成するなどして
自由に変更できるようにすることができる。
分離器(20)の外壁には排気孔取付部(24)が穿設され
ており、この排気孔取付部(24)には排気孔(40)を有
する排気管(41)を接続し、排気管(41)には分離室
(32)をクリーニングするためのガスを供給するガス供
給管(42)が接続してある。ガス供給管(42)のガス噴
出孔(42a)から空気や不活性窒素などのガスを間欠ま
たは連続的に噴出供給することにより、分離室(32)内
をクリーニングでき、非クリーニング時には排気孔(4
0)の先端から分離されたガスやダストが分離器(20)
の外部に排出できる。
また、前記捕集器本体(2)にもガス供給管を設け、こ
のガス供給管からのガスにより捕集器本体(2)の内部
をクリーニングし、その排気ガスは分離器(20)の排気
孔(40)から系外に排出するようにしている。すなわ
ち、捕集器本体(2)の蓋部(4)に上部ガス供給管
(10)を、底蓋部(6)に下部ガス供給管(10a)をそ
れぞれ設けるとともに、上下両ガス供給管(10)、(10
a)にはコンプレッサ等の空気源(12)(1つのもので
共用してもよいし別個のものでもよい)を接続してい
る。上部ガス供給管(10)からは捕集器本体(2)内の
下流側へガスを供給して捕集器本体(2)内に付着して
いるダストや粉粒体を払い落とし、そのガスを上昇気流
とさせて前記分離リング(31)及び分離室(32)を経て
排気孔(40)から系外に排出させる一方、下部ガス供給
管(10a)からのガスは捕集器本体(2)内の下部から
供給して、その気流を上昇させながら前記排気孔(40)
から系外に排出させるようにしてある。この場合もガス
は間欠的または連続的に供給できる。
なお、上部ガス供給管(10)だけを取り付け、下部ガス
供給管(10a)は取り付けないものも実施できる。(1
3)は電磁弁等の開閉弁である。
また、第1図では底蓋部(6)に排気管(15)を取り付
け、分離室(32)及び捕集器本体(2)のクリーニング
時には、この排気管(15)をバルブ(16)を介して開い
ておき背圧ガスを出すようにし、非クリーニング時には
バルブ(16)を介して排気管(15)を閉じておくとよ
い。
なお、輸送路(33)を形成する輸送管(30)は、一般的
に使用されている管内径が約40mm以上のもにも実施でき
るのは勿論であるが、この考案によれば、既述したよう
に、輸送すべき粉粒体の粒子の最大長さの2〜6倍の内
径を有する小口径の輸送管に用いても粉粒体が詰ること
もなく、所期の目的が達成できた。例えば管内径が10mm
前後でもよい。
この実施例の気力輸送装置(図示せず)では気力源(5
0)としてコンプレッサやブロワなどの圧送式のものを
用い、粉粒体を輸送管(30)を経て捕集器(1)へ気力
輸送しているが、上記圧送式気力源の代わりに真空ポン
プなどの吸引式の気力源を用いて吸引輸送するように構
成することもできる。排気管(41)には前記ガス供給管
(42)を取り付けることなく、該排気管(41)の出口端
には任意の集塵装置を設けることができる。この集塵装
置としては、第2図示の如き構成を採ることができる。
すなわち、この集塵装置(43)は、排気管(41)の出口
端に略T字形状管(44)を連通接続し、このT字形状管
(44)の下部にはダスト受器(45)を着脱自在に設ける
一方、上部にはフィルター(46)を着脱自在に設け、こ
のフィルター(46)をバネ(47)で押し付けた状態でカ
バー(48)で被覆し、排気ガスは排気孔(49)から排出
し、ダストはダスト受器(45)に収納するようにしてな
るものである。
〔第2実施例〕 第3図と第4図は第2実施例を示す。
このものは、第1図のものに比べて、分離器(20)の側
壁に接続した排気管(41)の先端側に真空ポンプ等の吸
引式の気力源(50)を接続し、この吸引式の気力源(5
0)により、輸送管(30)から分離管(30A)へ通された
粉粒体を捕集器(1)へ吸引輸送するようにしてなる点
と、捕集器本体(2)の底蓋部(6)を分割形成すると
ともに、底蓋部(6)には第1図示の下部ガス供給管
(10a)とその空気源(12)、および排気管(15)を取
り付けていない点で顕著に異なる。その他の構成は第1
図のものとほぼ同様としてあるので、詳細な説明を省略
する。第3図及び第4図で、(18)は中継ボックス、
(19)はクランプバンドである。第4図で(51)は支持
杆である。
〔第3実施例〕 第5図は第3実施例を示す。
このものは、第1図または第3図と同様とした捕集器本
体(2)の蓋部(4)に上部ガス供給管(10)を設ける
とともに、上部ガス供給管(10)の中途には静電気除去
装置(60)を設け、捕集器(1)内で静電気により付着
したダストや粉粒体に対して、静電気除去装置(60)の
作用によりイオン化された空気を吹き付け中和すること
によって、上記付着したダストや粉粒体を除去するよう
にしてある点に顕著な特徴を有する。
すなわち、静電気除去装置(60)は、外装ケース(61)
と、外装ケース(61)に嵌装される電極ケース(62)
と、電源部(64)と接続されかつ電極ケース(62)に嵌
装された電極(63)と、上部ガス供給管(10)の先端に
接続したコンプレッサ等の空気源(65)とを主要構成要
素としている。上部ガス供給管(10)の基端部は外装ケ
ース(61)に接続した接続管(10b)と継手(66)で連
結し、上部ガス供給管(10)の先端部側は電極ケース
(62)に形成した接続管(10c)と同様に連結してい
る。また、前記接続管(10c)と空気源(65)の間には
電磁弁等の開閉弁(67)を設け、空気源(65)より供給
されるガスを連続的に又は間欠的(パルス的)に供給す
るようにしている。
なお、少なくとも蓋部(4)、継手(66)、上部ガス供
給管(10)、接続管(10b)、(10c)、外装ケース(6
1)、電極ケース(62)は非導電体で形成する。蓋部
(4)は非導電体である合成樹脂で形成する方が好まし
い。
この静電気除去装置(60)は第1実施例または第2実施
例にも採用できるのは勿論であるし、その具体的な構成
は種々設計変更できる。この静電気除去装置(60)を使
用することにより、捕集器(1)内に強固に付着してい
るダストや粉粒体が完全に除去できたし、材料替え時に
捕集器(1)内を新たに清掃する必要がなかった。
なお、分離室(32)は各実施例で用いた構成に限定され
るものではなく、例えば、第6図のように分離管(30
A)の吐出口縁(30a)と分離リング(31)の上部開口縁
(31a)の両方のエッジを形成することもできる。
排気孔(40)は分離器(20)の外壁を輸送用気体やダス
トが通過できる通気性素材で形成することもでき、その
具体的構成は任意である。
〔考案の効果〕
この考案によれば、(1)分離器と捕集器本体とを備
え、分離器の分離室には分離管と分離リングとを対設
し、その分離管の吐出口縁と分離リングの上部開口縁と
の間に分離器に形成した排気孔と連通可能な隙間を形成
し、さらに捕集器本体には捕集器の内部をクリーニング
するガスを接線方向から供給するガス供給管を設け、こ
のガス供給管から供給されたガスは、前記分離リング及
び前記隙間を経て分離器に設けた排気孔から排出するよ
うに構成してあるから、前記隙間で粉粒体とダスト等が
分離捕集されるだけなく、材料切替え時または材料輸送
時において、前記ガス供給管にコンプレッサ等の空気源
からの気体を噴出孔より捕集器本体内へ供給し、上記気
体の噴出によりサイクロン作用を行わせ、その遠心力に
よって捕集器本体の内壁に強固に付着している粉粒体や
ダストを分離リング及び隙間を経て排気孔から系外へ排
出除去できる。そのため、材料替えの時に後の粉粒体に
前の粉粒体が混入することもなく、捕集器内の粉粒体レ
ベルが光電式等のレベル計でも精確に測定することがで
きる。
(2)捕集器本体に設けたガス供給管には、空気源と接
続した静電気除去装置を接続してあるため、捕集器内の
ダスト等の付着物を完全に除去することができる。つま
り、この静電気除去装置により、イオン化された空気が
空気源を介して強制的に捕集器本体内に送風され、イオ
ン化された空気が付着物たる粉粒体やダストに吹き付け
られて中和され、静電気による前述のしつこい付着物が
完全に除去される。
(3)分離器の排気孔を形成する排気管には、分離器の
分離室をクリーニングするためのガスを供給するガス供
給管を接続すると、上記効果に加えて分離器の分離室を
クリーニングでき、非クリーニング時には排気孔からガ
スやダスト等を分離器の外部に排出することができる。
【図面の簡単な説明】
図はいずれもこの考案の実施例を示す。 第1図は第1実施例の縦断面図、第2図は集塵装置の一
部縦断面図、第3図は第2実施例の縦断面図、第4図は
第3図の一部省略の右側面図、第5図は第3実施例の縦
断面図、第6図は分離管及び分離リングの変形例を示す
部分断面図である。 (1)……捕集器、(2)……捕集器本体、(4)……
蓋部、(10)……(上部)ガス供給管、(10a)……
(下部)ガス供給管、(12)……空気源、(15)……排
気管、(20)……分離器、(30)……輸送管、(30a)
……吐出口縁、(31)……分離リング、(30A)……分
離管、(31a)……上部開口縁、(32)……分離室、(3
3)……輸送路、(40)……排気孔、(41)……排気
管、(42)……ガス供給管、(43)……集塵装置、(5
0)……気力源、(60)……静電気除去装置、(61)…
…外装ケース、(62)……電極ケース、(63)……電
極、(64)……電源部、(65)……空気源。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部に分離室を外壁に排気孔を有する筒
    状の分離器と、該分離器の下部に接続した筒状の捕集器
    本体とを備え、前記分離器の分離室には上方から分離管
    を臨ませるとともに、前記分離室の下部には上記分離管
    と対向して分離リングを設け、この分離管の吐出口縁と
    分離リングの上部開口縁との間には、上記排気孔と連通
    可能な隙間を形成し、さらに捕集器本体には捕集器の内
    部をクリーニングするガスを接線方向から供給するガス
    供給管を設け、このガス供給管から供給されたガスは、
    前記分離リング及び前記隙間を経て分離器に設けた排気
    孔から排出するように構成してあることを特徴とする捕
    集器のクリーニング装置。
  2. 【請求項2】捕集器本体に設けたガス供給管には、空気
    源と接続した静電気除去装置が接続してある請求項第
    (1)項記載の捕集器のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】分離器の排気孔を形成する排気管には、分
    離器の分離室をクリーニングするためのガスを供給する
    ガス供給管が接続してある請求項第(1)項または第
    (2)項記載の捕集器のクリーニング装置。
JP1988110213U 1988-08-23 1988-08-23 捕集器のクリーニング装置 Expired - Lifetime JPH0747372Y2 (ja)

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