JPH089027A - 電話交換機 - Google Patents

電話交換機

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JPH089027A
JPH089027A JP15814494A JP15814494A JPH089027A JP H089027 A JPH089027 A JP H089027A JP 15814494 A JP15814494 A JP 15814494A JP 15814494 A JP15814494 A JP 15814494A JP H089027 A JPH089027 A JP H089027A
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JP
Japan
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melody
telephone
melody sound
telephone exchange
tone
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JP15814494A
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English (en)
Inventor
Isamu Ozawa
勇 小澤
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication of JPH089027A publication Critical patent/JPH089027A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話機への着信時に曲頭出しされたメロディ
ー音を着信音として送出することができる電話交換機を
提供する。 【構成】 制御部2によりメロディーIC18(19,
20)の曲頭出しが行われ、該頭出しされたメロディー
音が、電話機27(28,29)の着信時に着信音とし
て送出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機の着信音として
メロディー音を送出する電話交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の電話交換機の構成を示す
ブロック図であり、同図において、601は電話交換
機、602は電話交換機1全体を制御する制御部、60
3はPCMデータを回線交換する時分割タイムスイッ
チ、604,605は後述する電話網621と接続する
ための局線インタフェース(I/F)、606,60
7,608はそれぞれ後述する専用電話機618〜62
0を電話交換機1に収容するための内線インタフェース
(I/F)、609は時分割タイムスイッチ603と各
局線I/F604,605、各内線I/F606〜60
8及び後述するコーデック613等との間でPCMデー
タを伝送するためのPCMハイウェイ、610は制御部
602と局線I/F604,605との間で制御信号を
伝送するための制御線、611は制御部602と時分割
タイムスイッチ603との間で制御信号を伝送するため
の制御線、612は制御部602と内線I/F606〜
608との間で制御信号を伝送するための制御線、61
3は後述するメロディーIC614からのアナログ信号
をPCMデータに変換してPCMハイウェイ609へ送
出するコーデック(CODEC)、614はアナログ信
号のメロディー音を出力するメロディーIC、615,
616,617は専用電話機618〜620を電話交換
機1に収容するための内線回線、618,619,62
0はスピーカーから着信音を送出する専用電話機、62
1は電話網、622,623は電話交換機601と電話
網621とを接続する局線である。
【0003】ここで、例えば、専用電話機618に着信
がある場合の動作を説明する。
【0004】まず、電話網621から局線622を介し
て局線I/F604に着信する。該局線I/F604は
着信を検出すると、着信を制御線610を通して制御部
602へ伝達する。該制御部602は局線I/F604
からの着信の伝達を受けると、制御線612を通して内
線I/F606を制御して専用電話機618に着信する
ように制御する。該専用電話機618は着信の制御を受
けると、内線I/F606からの音声信号を着信音とし
てスピーカーから送出する。また、制御部602は制御
線611を通して時分割タイムスイッチ603を制御し
て、コーデック613と内線I/F606がPCMハイ
ウェイ609を介して接続されるようにして、コーデッ
ク613からの音声データが内線I/F606に到達す
るようにする。従って、専用電話機618のスピーカー
からはコーデック613からの音声信号が送出されるこ
とになる。
【0005】ここで、コーデック613にはメロディー
IC614からのメロディー音のアナログ信号が入力さ
れているので、結局、専用電話機618のスピーカーか
らはメロディー音の着信音が送出されることになる。ま
た、メロディーIC614は常にメロディー音を出力し
続けているので、専用電話機618から着信音としての
メロディー音が送出し始める時、そのメロディーの曲の
先頭から始まるとは限らない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、メロディー音発生源であるメロデ
ィーIC614が常にメロディー音を出力し続けている
状態にあるので、着信時のメロディー音の始まりが曲の
どこになるのかが不明で、着信時のメロディー音の局の
頭出しが行えず、電話着信時にメロディー音を聞く人が
不愉快になるという問題点があった。
【0007】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、電話機への着信時に曲頭出しされたメロ
ディー音を着信音として送出することができる電話交換
機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電話交換機は、電話機の着信音としてメロデ
ィー音を送出する電話交換機において、前記メロディー
音の曲の頭出しを行う曲頭出し手段を具備し、前記電話
機の着信時に前記曲頭出し手段により頭出しされたメロ
ディー音を送出することを特徴とするものである。
【0009】また、同じ目的を達成する上で、メロディ
ー音を着信音にして着信させる場合に、他に着信してい
る電話機がない場合には、前記曲頭出し手段によりメロ
ディー音の曲の頭出しを行い、他に着信中の電話機があ
る場合には、前記曲頭出し手段によるメロディー音の曲
の頭出しを行わないように制御する曲頭出し制御手段を
設けることが望ましい。
【0010】また、同じ目的を達成する上で、複数の着
信音用のメロディー音を発生するメロディー音発生手段
を設け、複数の着信がある場合には、前記各メロディー
音発生手段毎に前記曲頭出し手段によりメロディー音の
曲の頭出しを行って、着信音の送出を行うことが望まし
い。
【0011】また、同じ目的を達成する上で、複数の異
なるメロディーの着信音用のメロディー音を発生するメ
ロディー音発生手段を設け、複数の着信がある場合に
は、前記各メロディー音発生手段毎に前記曲頭出し手段
によりメロディー音の曲の頭出しを行い且つそれぞれ異
なるメロディー音を着信音として送出することが望まし
い。
【0012】更に、同じ目的を達成する上で、単一また
は複数の局線毎に或は単一または複数の内線毎に着信音
として異なるメロディー音を使用することが望ましい。
【0013】
【作用】電話機の着信時に曲頭出し手段により頭出しさ
れたメロディー音を送出する。これにより、電話機への
着信時に曲頭出しされたメロディー音を着信音として送
出することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0015】(第1実施例)まず、本発明の第1実施例
を図1乃至図3に基づき説明する。図1は、本発明の第
1実施例に係る電話交換機の構成を示すブロック図であ
り、同図において、1は電話交換機、2は電話交換機1
全体を制御する制御部、3はPCMデータを回線交換す
る時分割タイムスイッチ、4,5は後述する電話網21
と接続するための局線インタフェース(I/F)、6,
7,8はそれぞれ後述する専用電話機27〜29を電話
交換機1に収容するための内線インタフェース(I/
F)である。内線I/F6は、専用電話機27〜29と
の間でPCMデータと制御データを通信するための内線
通信ユニット9と、内線I/F6全体を制御するCPU
10とから構成されている。他の内線I/F7,8も、
図示していないが内線I/F6と同様に内線通信ユニッ
ト9とCPU10とから構成されている。
【0016】11は時分割タイムスイッチ3と各局線I
/F4,5、各内線I/F6〜8及び後述する各コーデ
ック21〜23等との間でPCMデータを伝送するため
のPCMハイウェイ、12は制御部2と局線I/F4,
5との間で制御信号を伝送するための制御線、13は制
御部2と時分割タイムスイッチ3との間で制御信号を伝
送するための制御線、14は制御部2と内線I/F6〜
8との間で制御信号を伝送するための制御線、15,1
6,17は制御部2と後述するメロディーIC18〜2
0との間で制御信号を伝送するための制御線、18,1
9,20は曲頭出し機能を持ち且つ制御部2により制御
されてアナログ信号のメロディー音を出力するメロディ
ーIC、21,22,23はそれぞれ18〜20からの
アナログ信号をPCMデータに変換してPCMハイウェ
イ9へ送出するコーデック(CODEC)、24,2
5,26は専用電話機27〜29を電話交換機1に収容
するための内線回線、27,28,29はスピーカーか
ら着信音を送出する専用電話機、30は電話網、31,
32は電話交換機1と電話網30とを接続する局線であ
る。
【0017】図2は、専用電話機27(28,29)の
構成を示すブロック図である。同図において、101は
専用電話機27(28,29)全体を制御するCPU、
102は電話交換機1との間で、PCMデータと制御デ
ータを通信するための内線通信ユニット、103は内線
通信ユニット102からのPCMデータを切換スイッチ
104へのアナログ信号に変換、または後述する切換ス
イッチ104からのアナログ信号を内線通信ユニット1
02へのPCMデータに変換するコーデック(CODE
C)、104はCPU101の制御のもとにコーデック
103とのアナログ信号を後述するスピーカー105ま
たはハンドセット106に切り換えるための切換スイッ
チ、105着信音等を送出するためのスピーカー、10
6は通常の通話を行うためのハンドセット、107はハ
ンドセット106のオフフック或はオンフックを検出す
るためのフックスイッチ、108はダイヤル情報等を入
力するためテンキーである。
【0018】ここで、例えば、局線31を介して電話網
30から電話交換機1に着信があり、専用電話機27に
着信させる場合について説明する。この時、予め局線3
1からの着信は専用電話機27に着信させるように電話
交換機1が設定されているものとする。また、この時の
動作に関しては、図3のフローチャートに基づいて説明
する。
【0019】まず、ステップS300で局線I/F4は
局線31に電話網30から着信があるか否かを着信があ
るまで判別する。そして、局線I/F4が電話網30か
ら局線31を介して着信を検出すると、ステップS30
1に進み局線I/F4は、着信があったことを制御部2
へ通知する。次いでステップS302に進んで制御部2
は、制御線14を介して内線I/F6のCPU10を制
御して、内線I/F6の内線通信ユニット9、専用電話
機27の内線通信ユニット102を通して、専用電話機
27のCPU101に制御信号を送出して、専用電話機
27の切換スイッチ104を専用電話機27のコーデッ
ク103とスピーカー105とが接続するように制御す
る。次に、ステップS303に進み制御部2は、時分割
タイムスイッチ3を制御線13を通して制御して、PC
Mハイウェイ11を介して内線I/F6の内線通信ユニ
ット9と電話交換機1のコーデック21とが回線接続さ
れるようにする。その結果、メロディーIC18と専用
電話機27のスピーカー105とが、電話交換機1のコ
ーデック21、時分割タイムスイッチ3、電話交換機1
の内線I/F6の内線通信ユニット9、専用電話機27
の内線通信ユニット102、専用電話機27のコーデッ
ク103、切換スイッチ104を介して回線接続するよ
うにする。
【0020】次いで、ステップS304に進んで制御部
2は、制御線15を介してメロディーIC18を制御し
て、該メロディーIC18の出力するメロディー音の曲
頭出しを行って、メロディーの演奏を開始させる。この
メロディーIC18は、例えば、SVM7960C(セ
イコーエプソン社製)のように一つの制御信号をL(ロ
ー)レベルからH(ハイ)レベルにすると局の先頭から
演奏を開始し、制御信号をHレベルにし続けると繰り返
して演奏をし続け、制御信号をHレベルからLレベルに
すると演奏を停止し、制御信号をLレベルのままにする
と演奏を停止し続けるICである。従って、このような
メロディーICを使用した場合には、曲頭出し演奏を開
始するには、制御信号をLレベルからHレベルにすれば
よい。このように制御することによって、専用電話機2
7のスピーカー105から着信音としてのメロディーが
曲の先頭から演奏されて送出される。
【0021】次に、ステップS305に進み専用電話機
27のCPU101は、該専用電話機27でオフフック
があるか否かをオフフックがあるまで判別する。そし
て、専用電話機27でフックスイッチ107よりオフフ
ックをCPU101が検出すると、次のステップS30
6に進んで専用電話機27のCPU101は、専用電話
機27の内線通信ユニット102、内線回線24、電話
交換機1の内線通信ユニット9を介して内線I/F6の
CPU10に通知し、更に、このCPU10は制御線1
4を介して制御部2へ専用電話機27のオフフックを通
知する。このオフフックを制御部2が認識すると、該制
御部2は制御線15を通してメロディーIC18を制御
して、そのメロディー演奏を停止する。例えば、メロデ
ィーIC18が上述したようなSVM7960Cの場合
には、制御線15の制御信号をHレベルからLレベルに
して演奏を停止させる。
【0022】次いで、ステップS307に進み制御部2
は、前記ステップS302と同様にして専用電話機27
の切換スイッチ104を専用電話機27のコーデック1
03とスピーカー105とが接続するように制御する。
次に、ステップS308に進み制御部2は、時分割タイ
ムスイッチ3を制御線13を通して制御して、局線I/
F4と電話交換機1の内線通信ユニット9とがPCMハ
イウェイ11を介して回線接続することにより、専用電
話機27と局線31とを回線接続させた後、本処理動作
を終了する。
【0023】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
を図4に基づき説明する。尚、本実施例に係る電話交換
機及びこれに接続される専用電話機の構成は、上述した
第1実施例における図1及び図2の構成と同一であるか
ら、これら両図を流用して説明する。
【0024】図4は、本実施例に係る電話交換機の動作
を示すフローチャートである。まず、ステップS400
で局線I/F4は、上述した第1実施例における図3の
ステップS300と同様の処理を行って、局線31に電
話網30から着信があるか否かを着信があるまで判別す
る。そして、局線I/F4が電話網30から局線31を
介して着信を検出すると、ステップS401に進み局線
I/F4は、上述した第1実施例における図3のステッ
プS301と同様の処理を行って、着信があったことを
制御部2へ通知する。
【0025】次いでステップS402に進んで制御部2
は、上述した第1実施例における図3のステップS30
2と同様の処理を行って、専用電話機27の切換スイッ
チ104を専用電話機27のコーデック103とスピー
カー105とが接続するように制御する。次に、ステッ
プS403に進み制御部2は、上述した第1実施例にお
ける図3のステップS303と同様の処理を行って、P
CMハイウェイ11を介して内線I/F6の内線通信ユ
ニット9と電話交換機1のコーデック21とが回線接続
されるようにする。その結果、メロディーIC18と専
用電話機27のスピーカー105とが、電話交換機1の
コーデック21、時分割タイムスイッチ3、電話交換機
1の内線I/F6の内線通信ユニット9、専用電話機2
7の内線通信ユニット102、専用電話機27のコーデ
ック103、切換スイッチ104を介して回線接続され
るようにする。
【0026】次いで、ステップS404に進んで制御部
2は、他に着信中でメロディー音を着信音として送出し
ている専用電話機があるか否かを判別する。例えば、専
用電話機27に着信する前に、上述した第1実施例と同
様にして局線32を介して電話網30から着信してい
て、その着信を専用電話機28に着信させ、該専用電話
機28と電話交換機1のコーデック21とを回線接続さ
せて、メロディーIC18の曲頭出しをしてメロディー
演奏を開始させ、専用電話機28のスピーカー105か
ら着信音としてのメロディー音を送出している場合に
は、他に着信中の専用電話機があると判断して、次のス
テップS406に進む。また、このような着信中の専用
電話機が他にない場合には、ステップS405に進んで
制御部2は、上述した第1実施例における図3のステッ
プS304と同様の処理を行って、メロディーIC18
の出力するメロディー音の曲頭出しを行って、メロディ
ーの演奏を開始させた後、ステップS406に進む。
【0027】このステップS406では専用電話機27
のCPU101は、上述した第1実施例における図3の
ステップS305と同様の処理を行って、専用電話機2
7でオフフックがあるか否かをオフフックがあるまで判
別する。そして、専用電話機27でフックスイッチ10
7よりオフフックをCPU101が検出すると、次のス
テップS407に進んで前記ステップS404と同様に
制御部2は、他に着信中でメロディー音を着信音として
送出している専用電話機があるか否かを判別し、他に着
信中の専用電話機がある場合には次のステップS409
に進む。また、他に着信中の専用電話機がない場合には
ステップS408に進んで制御部2は、上述した第1実
施例における図3のステップS306と同様の処理を行
って、メロディーIC18のメロディー演奏を停止した
後、ステップS409に進む。
【0028】このステップS409では制御部2は、上
述した第1実施例における図3のステップS307と同
様の処理を行って、専用電話機27の切換スイッチ10
4を専用電話機27のコーデック103とハンドセット
106とが接続するように制御する。次に、ステップS
410に進み制御部2は、上述した第1実施例における
図3のステップS308と同様の処理を行って、専用電
話機27と局線31とを回線接続させた後、本処理動作
を終了する。
【0029】このようにすることにより、着信音として
メロディー音発生源が一つの場合で、例えば、専用電話
機28からは曲頭出しされたメロディー音が着信音とし
て送出され、その着信中に専用電話機27に着信があっ
ても、専用電話機28からの着信音としてのメロディー
は曲の途中で頭出しされることなく、そのまま曲が連続
して送出される。また、専用電話機27にあってもメロ
ディー音が着信音として送出される。
【0030】(第3実施例)次に、本発明の第3実施例
を図5に基づき説明する。尚、本実施例に係る電話交換
機及びこれに接続される専用電話機の構成は、上述した
第1実施例における図1及び図2の構成と同一であるか
ら、これら両図を流用して説明する。
【0031】図5は、本実施例に係る電話交換機の動作
を示すフローチャートである。まず、ステップS500
で局線I/F4は、上述した第1実施例における図3の
ステップS300と同様の処理を行って、局線31に電
話網30から着信があるか否かを着信があるまで判別す
る。そして、局線I/F4が電話網30から局線31を
介して着信を検出すると、ステップS501に進み局線
I/F4は、上述した第1実施例における図3のステッ
プS301と同様の処理を行って、着信があったことを
制御部2へ通知する。次いでステップS502に進んで
制御部2は、上述した第1実施例における図3のステッ
プS302と同様の処理を行って、専用電話機27の切
換スイッチ104を専用電話機27のコーデック103
とスピーカー105とが接続するように制御する。次
に、ステップS503に進み制御部2は、着信音として
演奏されていないメロディーICに接続されているコー
デックを専用電話機27と回線接続させる。例えば、専
用電話機27に着信する前に、上述した第1実施例と同
様にして局線32を介して電話網30から着信してい
て、その着信を専用電話機28に着信させ、該専用電話
機28と電話交換機1のコーデック21とを回線接続さ
せて、メロディーIC18の曲頭出しを行ってメロディ
ー演奏を開始させて、専用電話機28のスピーカー10
5から着信音としてのメロディー音を送出している場合
には、メロディーIC18は演奏されているので、専用
電話機27には回線接続しない。そして、例えば、メロ
ディーIC19がまだ演奏されていなければ、該メロデ
ィーIC19に接続されている電話交換機1のコーデッ
ク22と専用電話機27とを回線接続する。
【0032】次いで、ステップS504に進んで制御部
2は、上述した第1実施例における図3のステップS3
04と同様の処理を行って、メロディーIC18の出力
するメロディー音の曲頭出しを行って、メロディーの演
奏を開始させた後、ステップS505に進む。このステ
ップS505では専用電話機27のCPU101は、上
述した第1実施例における図3のステップS305と同
様の処理を行って、専用電話機27でオフフックがある
か否かをオフフックがあるまで判別する。そして、専用
電話機27でフックスイッチ107よりオフフックをC
PU101が検出すると、次のステップS506に進ん
で制御部2は、上述した第1実施例における図3のステ
ップS306と同様の処理を行って、回線接続したメロ
ディーIC18のメロディー演奏を停止した後、ステッ
プS507に進む。
【0033】このステップS507では制御部2は、上
述した第1実施例における図3のステップS307と同
様の処理を行って、専用電話機27の切換スイッチ10
4を専用電話機27のコーデック103とハンドセット
106とが接続するように制御する。次に、ステップS
508に進み制御部2は、上述した第1実施例における
図3のステップS308と同様の処理を行って、専用電
話機27と局線31とを回線接続させた後、本処理動作
を終了する。
【0034】このように、複数の着信音用のメロディー
音発生源を持って、着信毎に別々のメロディー音発生源
を使用して、その曲頭出しを行ってメロディー音を着信
音として送出することにより、複数の着信があっても、
それぞれの着信音のメロディー音が曲頭出しされて送出
される。
【0035】(第4実施例)上述した第3実施例におい
て、各メロディーIC18〜29のメロディー音を互い
に異ならせてもよい。
【0036】(第5実施例)上記第4実施例において、
特に局線毎または内線毎に着信音とするメロディーIC
を指定しておくようにしてもよい。例えば、各メロディ
ーIC18〜29にそれぞれ別々のメロディーを設定し
ておき、局線31からの着信ではメロディーIC18の
メロディー音を使用して上述した第3実施例のように着
信音として送出するようにし、局線32からの着信では
同様にメロディーIC19のメロディー音を使用するよ
うにし、専用電話機相互間の内線着信では同様にメロデ
ィーIC20のメロディー音を使用するようにする。
【0037】また、メロディーIC18,19をそれぞ
れ別々のメロディーにしておき、局線31,32からの
着信ではメロディーIC18のメロディー音を使用して
第3実施例のように着信音として送出するようにし、専
用電話機相互間の内線着信では同様にメロディーIC1
9のメロディー音を使用するようにする場合で、局線3
1,32から同時に着信がある時には、上述した第2実
施例と同様に処理すればよい。その結果、メロディーの
種類によって、どの局線或は内線からの着信かを即座に
判別することができる。
【0038】(第6実施例)上記第4実施例において、
特に専用電話機毎に着信音とするメロディーICを指定
しておくようにしてもよい。例えば、専用電話機27に
着信音を送出する時にはメロディーIC18のメロディ
ー音を使用するようにし、同様に専用電話機28,29
に着信音を送出する時にはメロディーIC19,20の
メロディー音を使用するようにする。その結果、メロデ
ィーの種類によって、どの専用電話機に着信があるのか
を即座に判別することができる。
【0039】(第7実施例)局線の数、専用電話機の
数、メロディーICの数等は、上述した各実施例におい
て例示した数に限定されるものではなく、適宜増減して
もよい。
【0040】また、上記各実施例においては、交換方式
に時分割タイムスイッチを使用しているが、例えば、空
間分割方式等、交換することが可能であれば他の交換方
式でもよい。
【0041】また、上記各実施例においては、メロディ
ー音発生源としてメロディーICを使用したが、これに
限られるものではなく、例えば、トーキー装置等、曲頭
出しを制御できるものであれば、他のものでもよい。
【0042】更に、上記各実施例においては、メロディ
ーICの具体例としてSVM7960Cを使用したが、
曲頭出しが可能なものであれば、他のメーカー及び他の
品種であってもよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の電話交換
機によれば、電話の着信音として使用するメロディー音
の曲頭出しを曲頭出し手段により行い、電話機への着信
時に曲頭出しされたメロディー音を着信音として送出す
るようにしたので、次のような効果を奏する。 (1)電話着信時にメロディー音の先頭から聞くことが
でき、着信音を聞く人に不愉快感を与えない。 (2)電話着信時の着信音であるメロディー音は、その
曲の先頭から始まっているので、応答する時のメロディ
ー音の曲相によって着信音の鳴動していた時間が明確に
分かるので、発呼者を待たせた時間に応じて応答の仕方
を適切に変更することができ、発呼者に与える不愉快感
を軽減できる。例えば、待たせた時間が短い時には、即
座に名前をなのる応答をし、待たせた時間が長い時に
は、まず、長く待たせたことを詫びる応答をすることが
できる。 (3)複数のメロディー着信音を使用することで、着信
の内線局線の区別、または局線の区別が容易且つ確実に
でき、適切な応答ができる。 (4)複数のメロディー着信音を使用することで、着信
している電話機の区別が容易且つ確実にでき、速やかな
応答ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電話交換機の構成を
示すブロック図である。
【図2】同電話交換機に接続される専用電話機の構成を
示すブロック図である。
【図3】同電話交換機の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第2実施例に係る電話交換機の動作を
示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3実施例に係る電話交換機の動作を
示すフローチャートである。
【図6】従来の電話交換機の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】 1 電話交換機 2 制御部(曲頭出し手段、曲頭出し制御手段) 18 メロディーIC(メロディー音発生手段) 19 メロディーIC(メロディー音発生手段) 20 メロディーIC(メロディー音発生手段) 24 内線回線(内線) 25 内線回線(内線) 26 内線回線(内線) 31 局線 32 局線

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機の着信音としてメロディー音を送
    出する電話交換機において、前記メロディー音の曲の頭
    出しを行う曲頭出し手段を具備し、前記電話機の着信時
    に前記曲頭出し手段により頭出しされたメロディー音を
    送出することを特徴とする電話交換機。
  2. 【請求項2】 メロディー音を着信音にして着信させる
    場合に、他に着信している電話機がない場合には、前記
    曲頭出し手段によりメロディー音の曲の頭出しを行い、
    他に着信中の電話機がある場合には、前記曲頭出し手段
    によるメロディー音の曲の頭出しを行わないように制御
    する曲頭出し制御手段を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の電話交換機。
  3. 【請求項3】 複数の着信音用のメロディー音を発生す
    るメロディー音発生手段を設け、複数の着信がある場合
    には、前記各メロディー音発生手段毎に前記曲頭出し手
    段によりメロディー音の曲の頭出しを行って、着信音の
    送出を行うことを特徴とする請求項1記載の電話交換装
    置。
  4. 【請求項4】 複数の着信音用のメロディー音を発生す
    るメロディー音発生手段を設け、複数の着信がある場合
    には、前記各メロディー音発生手段毎に前記曲頭出し手
    段によりメロディー音の曲の頭出しを行って、着信音の
    送出を行うことを特徴とする請求項2記載の電話交換装
    置。
  5. 【請求項5】 複数の異なるメロディーの着信音用のメ
    ロディー音を発生するメロディー音発生手段を設け、複
    数の着信がある場合には、前記各メロディー音発生手段
    毎に前記曲頭出し手段によりメロディー音の曲の頭出し
    を行い且つそれぞれ異なるメロディー音を着信音として
    送出することを特徴とする請求項3記載の電話交換機。
  6. 【請求項6】 複数の異なるメロディーの着信音用のメ
    ロディー音を発生するメロディー音発生手段を設け、複
    数の着信がある場合には、前記各メロディー音発生手段
    毎に前記曲頭出し手段によりメロディー音の曲の頭出し
    を行い且つそれぞれ異なるメロディー音を着信音として
    送出することを特徴とする請求項4記載の電話交換機。
  7. 【請求項7】 単一または複数の局線毎に、着信音とし
    て異なるメロディー音を使用することを特徴とする請求
    項5記載の電話交換装置。
  8. 【請求項8】 単一または複数の局線毎に、着信音とし
    て異なるメロディー音を使用することを特徴とする請求
    項6記載の電話交換装置。
  9. 【請求項9】 単一または複数の内線毎に、着信音とし
    て異なるメロディー音を使用することを特徴とする請求
    項5記載の電話交換装置。
  10. 【請求項10】 単一または複数の内線毎に、着信音と
    して異なるメロディー音を使用することを特徴とする請
    求項6記載の電話交換装置。
JP15814494A 1994-06-16 1994-06-16 電話交換機 Pending JPH089027A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008259015A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Oki Electric Ind Co Ltd 呼出音制御を行う電話交換機

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