JP2001197157A - 着信音報知方法、通信端末装置及び通信システム - Google Patents

着信音報知方法、通信端末装置及び通信システム

Info

Publication number
JP2001197157A
JP2001197157A JP2000000961A JP2000000961A JP2001197157A JP 2001197157 A JP2001197157 A JP 2001197157A JP 2000000961 A JP2000000961 A JP 2000000961A JP 2000000961 A JP2000000961 A JP 2000000961A JP 2001197157 A JP2001197157 A JP 2001197157A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
ring tone
melody
communication terminal
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000000961A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Imamura
剛 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2000000961A priority Critical patent/JP2001197157A/ja
Publication of JP2001197157A publication Critical patent/JP2001197157A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】発呼を行なった側の端末装置でも、着信側の端
末装置で流れているメロディ着信音を聞く。 【解決手段】2つの通信端末装置間で通信を行なう通信
システムであって、着呼側の端末装置で、発呼を受ける
と(ステップA1)、その時点から予め登録してあるメ
ロディデータに基づいてメロディを着信音として再生す
ると同時に、着信音に対する応答があるまでの間、発呼
側の端末装置に対しても同メロディデータを送信し(ス
テップA2)、発呼側の端末装置は、着呼側からメロデ
ィデータが送られてくる間、これを呼出音として再生す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メロディによる着
信音を出力可能な通信端末装置を用いた通信システム、
このシステムで使用される通信端末装置及びこの装置で
メロディによる着信音を出力させるための着信音報知方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、携帯電話やPHS(Person
al Handyphone System:第2世代
コードレス電話システム)端末機等の移動電話機では、
着信時にリンガ音等に代えて、予め設定したメロディを
着信音として鳴音させることもできるものが主流となっ
ており、メロディとして多数の楽曲の中から選択し、あ
るいは最新の楽曲を配信サービスにより更新設定し、あ
るいは使用者がオリジナルの楽曲を自由に入力設定でき
るものとして、主に若年層を中心に広く一般に普及して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな移動電話機のメロディ着信音出力機能は、あくまで
も着信側のみで実施されるものであり、着信側でメロデ
ィによる着信音を出力させている状態であっても、その
発呼を行なっている発呼側の電話機では無味乾燥のリン
グバック音等による呼出音が鳴音されるだけである。
【0004】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、発呼を行なった側
の端末装置でも、着信側の端末装置で流れているメロデ
ィ着信音を聞くことが可能な通信システム、通信端末装
置及びメロディ着信音報知方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
発信側端末の発呼に応答して着信側端末の着信音を報知
する着信音報知方法において、着信側端末から発信側端
末へ前記着信音を送信し、発信側端末はこの着信音を呼
出音として出力することを特徴とする。
【0006】このような方法とすれば、発呼者にその時
点で発呼先で鳴音されているメロディ着信音を呼出音と
して知らせることができ、発呼者が発呼先とのコミュニ
ケーションを図る上で有用となる。
【0007】請求項2記載の発明は、発呼を行なった後
に、発呼先から送られてくる、発呼先の着信音となるメ
ロディデータを受信する受信手段と、この受信手段によ
り受信したメロディデータを呼出音として再生する再生
手段とを有することを特徴とする。
【0008】このような構成とすれば、発呼者がその時
点で発呼先で鳴音されているメロディ着信音を呼出音と
して知ることができ、発呼先とのコミュニケーションを
図る上で有用となる。
【0009】請求項3記載の発明は、発呼を行なった後
に、発呼先と仮に回線を接続する仮回線接続手段と、こ
の仮回線接続手段により接続した回線を介して発呼先の
着信音を呼出音として報音する報音手段とを有すること
を特徴とする。
【0010】このような構成とすれば、発呼を行なった
側の装置が、発呼先の装置で着信音として鳴音されてい
るメロディ音声等をそのまま受信することで呼出音とし
て鳴音させることができるため、例えばメロディデータ
から音響信号に再生するための手間等を必要とせずに、
発呼者がその時点で発呼先で鳴音されているメロディ着
信音等を呼出音として知ることができ、発呼先とのコミ
ュニケーションを図る上で有用となる。
【0011】請求項4記載の発明は、発呼先の着信音を
指定して発呼を行なう発呼手段と、この発呼の後、呼出
音として前記指定した着信音を再生する呼出音再生手段
とを有することを特徴とする。
【0012】このような構成とすれば、発呼を行なう側
の装置が発呼先の装置で鳴音されるメロディ着信音等も
指定することができ、且つその鳴音状態を呼出音として
確認することができるため、発呼先とのコミュニケーシ
ョンを図る上で有用となる。
【0013】請求項5記載の発明は、着信を検出する着
信検出手段と、この着信検出手段により着信を検出した
後、着信音を報音する報音手段と、前記着信音のデータ
を発呼側に送信する送信手段とを有することを特徴とす
る。
【0014】このような構成とすれば、着信があった場
合に発呼者に対して鳴音しているメロディ着信音等を呼
出音として知らせることができ、発呼者とのコミュニケ
ーションを図る上で有用となる。
【0015】請求項6記載の発明は、着信を検出する着
信検出手段と、この着信検出手段により着信を検出した
後、着信音を報音する報音手段と、発信側と仮に回線を
接続する仮回線接続手段と、この仮回線接続手段により
接続した回線に前記報音手段で報音している着信を送出
する手段とを有することを特徴とする。
【0016】このような構成とすれば、着信があった場
合に、発呼を行なった側の装置に対して、着信音として
鳴音されているメロディ音声等をそのまま送信すること
で呼出音として鳴音させることができるため、例えばメ
ロディデータから音響信号に再生するための手間等を必
要とせずに、発呼者がその時点で鳴音しているメロディ
着信音等を呼出音として知らせることができ、発呼先と
のコミュニケーションを図る上で有用となる。
【0017】請求項7記載の発明は、第1の通信端末装
置と第2の通信端末装置とでセンタ装置を介在して通信
を行なう通信システムであって、第2の通信端末装置
は、第1の通信端末装置からの発呼を受けると、所定の
着信を出力すると同時に、オフフックによる応答がある
までの間に、センタ装置に対して着信音を送信し、セン
タ装置は、第2の通信端末装置から送られてくる着信音
を第1の通信端末装置に送信し、第1の通信端末装置
は、センタ装置から送られてくる前記第2の通信端末装
置の着信音を呼出音として出力することを特徴とする。
【0018】このようなシステム構成とすれば、センタ
装置が第2の通信端末装置から送られてくる着信音を第
1の通信端末装置に転送することにより、発呼を行なっ
た第1の通信端末装置でも、発呼先の第2の通信端末装
置で着信音として鳴音されている着信音をそのまま受信
して呼出音として鳴音させることができるため、発呼者
にその時点で発呼先で鳴音されている着信音を呼出音と
して知らせることができ、利用者間のコミュニケーショ
ンをより向上させることができるサービスを提供でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下本発明
をPHSに適用した場合の第1の実施の形態について図
面を参照して説明する。
【0020】図1はシステム全体の構成を示すもので、
1は公衆回線網(PSTN、ISDN等)であり、この
公衆回線網1にPHS網を構成する多数の基地局2,
2,…が接続されると共に、PHSの管理サービスを行
なうサービス事業者の運営するサービスセンタ3が接続
される。
【0021】そして、上記基地局2,2,…のいずれか
と位置登録処理を行なうことで、PHS端末機4a,4
bはいずれも通信可能となる。
【0022】ここでPHS端末機4a,4bは、いずれ
もそのサービス事業者と契約することでサービスセンタ
3に登録されているものとする。
【0023】続いて図2により上記PHS端末機4a,
4bの回路構成を示す。
【0024】図中、11はアンテナであり、このアンテ
ナ11に送受信部12を接続している。この送受信部1
2は周波数変換部とモデムで構成されるもので、周波数
変換部の受信側では、アンテナ11から入力された信号
が送信/受信を振り分けるアンテナスイッチを介して入
力され、PLLシンセサイザから出力される所定周波数
の局部発振信号と混合することにより、1.9GHz帯
から1MHz付近のIF信号に周波数変換する。
【0025】一方、送信側では、モデムから入力された
π/4シフトQPSKの変調波をPLLシンセサイザか
ら出力される所定周波数の局部発振信号と混合すること
により1.9GHz帯に周波数変換し、上記アンテナス
イッチを介してアンテナ11より輻射するようにしてい
る。
【0026】また、モデムの受信側では、周波数変換部
からのIF信号が復調されIQデータに分離され、デー
タ列になって通信制御部13に転送するようにしてい
る。一方、送信側では、通信制御部13から転送されて
きたデータからIQデータを生成し、π/4シフトQP
SKに変調して周波数変換部に出力する。
【0027】そして、この送受信部12に、通信制御部
13、音声処理部14を順に接続し、この音声処理部1
4に受話側のスピーカ15及び送話側のマイクロフォン
16を接続している。
【0028】ここで、通信制御部13はフレーム同期及
びスロットのデータフォーマット処理を行なうもので、
受信側では、送受信部12のモデムから送られてくる受
信データから所定タイミングで1スロット分のデータを
取出し、このデータの中からユニークワード(同期信
号)を抽出してフレーム同期をとり、且つ制御データ部
と音声データ部または通信データ部のスクランブルなど
を解除した後、制御データ及び通信データは後述する制
御部17に送り、音声データは音声処理部14に転送す
る。
【0029】一方、送信側では、音声処理部14から送
られてくる音声データまたは制御部17から送られてく
る通信データに制御データなどを付加し、スクランブル
などをかけた後にユニークワードなどを付加して1スロ
ット分の送信データを作成し、所定タイミングでフレー
ム内の所定スロットに挿入して送受信部12のモデムに
送出する。
【0030】音声処理部14は、スピーチコーディック
及びPCMコーディックにより構成され、このうちスピ
ーチコーディックは、デジタルデータの圧縮/伸長処理
を行なうもので、受信側では、通信制御部13から送ら
れてきたADPCM音声信号(4ビット×8KHz=3
2Kbps)をPCM音声信号(8ビット×8KHz=
64Kbps)に復号化することにより伸長してPCM
コーディックに出力する。一方、送信側では、PCMコ
ーディックから送られてきたPCM音声信号をADPC
M音声信号に符号化することにより圧縮して通信制御部
13に出力する。
【0031】また、PCMコーディックは、アナログ/
デジタル変換処理を行なうもので、受信側では、スピー
チコーディックから送られてくるPCM音声信号をD/
A変換してアナログ音声信号をスピーカ15に出力す
る。一方、送信側では、マイクロフォン16から入力さ
れたアナログ音声信号をA/D変換してPCM音声信号
を得、これをスピーチコーディックに出力する。
【0032】そして、これら送受信部12、通信制御部
13、及び音声処理部14には、制御部17を接続し、
この制御部17に表示部18、キー入力部19、ROM
20、RAM21、及びリンガ駆動部22を接続してい
る。
【0033】ここで制御部17は、CPU等で構成さ
れ、ROM20に記憶される所定のプロトコルに基づい
て装置全体を制御するもので、ROM20が通信時の制
御や通話データの送受信、着信音としてのメロディデー
タあるいはメロディ音声の送受信、メロディデータから
メロディ音声への再生を含む制御部17での制御動作プ
ログラム等を固定的に記憶している。
【0034】またRAM21は、制御部17での制御に
より取扱われる各種データを一時的に記憶するワークエ
リア、送受信したメロディデータをそれぞれ所定数記憶
するメロディデータエリア等を有する。
【0035】上記表示部18は、例えばバックライト付
のドットマトリクスタイプ液晶表示パネルとその駆動回
路とで構成される。
【0036】キー入力部19は、文字入力キーを兼ねた
ダイヤルキー、「通話」キー、「切」キー、機能選択キ
ー、モード選択キー、カーソルキー等を有するもので、
その操作信号が制御部17へ入力される。
【0037】上記リンガ駆動部22は、例えばこのPH
S端末機4a(4b)本体の背面側に配設されたリンガ
スピーカ23を接続し、デジタル音源を内蔵して、着呼
時に通信制御部13から与えられるメロディデータに基
づいた音声信号を発生してリンガスピーカ23でメロデ
ィ着信音を拡声放音させる。
【0038】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。
【0039】ここでは、PHS端末機4aからPHS端
末機4bに対して発呼を行ない、この発呼によりPHS
端末機4bで予め選択されているメロディ着信音を鳴音
させる場合の動作について説明する。
【0040】図3は、発呼側の端末としてのPHS端末
機4aと、着呼側の端末としてのPHS端末機4bとの
間で送受される発呼当初の信号の流れを示すものであ
る。
【0041】その当初にPHS端末機4aからPHS端
末機4bに対して発呼を行なうと(ステップA1)、回
線を接続すべく所定のネゴシエーションを行なった後、
これを受けたPHS端末機4bでは、所定タイミングで
RAM21に記憶している複数のメロディデータの中か
ら予め選択してあるものを読出してこれをリンガ駆動部
22に送出し、リンガスピーカ23で再生出力させるこ
とで、着信音としてのメロディ音声を鳴音させると同時
に、同メロディデータを発呼側のPHS端末機4aに返
送する(ステップA2)。上記メロディデータは、リン
ガ駆動部の構成によっても異なるが、音高及び音長デー
タ、MIDIデータ等がある。
【0042】これにより発呼側のPHS端末機4aで
は、発呼先のPHS端末機4bからメロディデータが返
送されてくる間、これをリンガ駆動部22での再生と同
様に音響信号に変換して受話器であるスピーカ15で鳴
音させることで、発呼先のPHS端末機4bでのメロデ
ィ着信音と同一のメロディ音を呼出音として出力させ
る。
【0043】この状態が、PHS端末機4bでオフフッ
ク状態となるまでの間、具体的にはキー入力部19の
「通話」キーが操作されるまでの間、維持されるもの
で、実際にPHS端末機4bで「通話」キーが操作され
ることで、この呼出しに対する応答がなされると(ステ
ップA3)、以後PHS端末機4a,4b間で回線が接
続されて通話状態に移行する(ステップA4)。
【0044】このように、発呼を行なったPHS端末機
4aの側でも、発呼先のPHS端末機4bで着信音とし
て鳴音されているメロディ音を、この発呼先PHS端末
機4bから返送されてくるメロディデータを音響信号に
変換して再生することで呼出音として鳴音させ、確認す
ることができるため、発呼者がその時点で発呼先で鳴音
されているメロディ着信音を呼出音として知ることがで
き、発呼先とのコミュニケーションを図る上で非常に有
用となる。
【0045】なお、このメロディデータの返送は、該メ
ロディデータを一括して送出した後発呼側で着信端末の
オフフックによる応答信号が来るまで再生するようにし
てもよい。
【0046】(第2の実施の形態)以下本発明をPHS
に適用した場合の第2の実施の形態について図面を参照
して説明する。
【0047】なお、システム全体の構成については上記
図1と同様であるものとして、またPHS端末機の回路
構成については上記図2と同様であるものとして、それ
ぞれ同一部分には同一符号を用いてその図示及び説明は
省略するものとする。
【0048】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。
【0049】ここでは、PHS端末機4aからPHS端
末機4bに対して発呼を行ない、この発呼によりPHS
端末機4bで予め選択されているメロディ着信音を鳴音
させる場合の動作について説明する。
【0050】図4は、発呼側の端末としてのPHS端末
機4aと、着呼側の端末としてのPHS端末機4bとの
間で送受される発呼当初の信号の流れを示すものであ
る。
【0051】その当初にPHS端末機4aからPHS端
末機4bに対して発呼を行なうと(ステップB1)、回
線を接続すべく所定のネゴシエーションを行なった後、
これを受けたPHS端末機4bでは、RAM21に記憶
している複数のメロディデータの中から予め選択してあ
るものを読出してこれをリンガ駆動部22に送出し、リ
ンガスピーカ23で再生出力させることで、着信音とし
てのメロディ音声を鳴音させると同時に、PHS端末機
4aとの間で回線を一時的に仮の接続状態とし、再生し
ているメロディ音をそのまま音響信号として発呼側のP
HS端末機4aに対して送信する(ステップB2)。
【0052】このときPHS端末機4bでは、受話器で
あるスピーカ15及び送話器であるマイクロフォン16
での動作は停止させておく。
【0053】これにより発呼側のPHS端末機4aで
は、発呼先のPHS端末機4bから音響信号が送られて
くる間、これを受話器であるスピーカ15で鳴音させる
ことで、発呼先のPHS端末機4bでのメロディ着信音
と同一のメロディ音を呼出音として出力させる。
【0054】この状態が、PHS端末機4bでオフフッ
ク状態となるまでの間、具体的にはキー入力部19の
「通話」キーが操作されるまでの間、維持されるもの
で、実際にPHS端末機4bで「通話」キーが操作され
ることで、この呼出しに対する応答がなされると(ステ
ップB3)、上記仮の接続状態としていた回線を一旦接
続した後(ステップB4)、あらためてPHS端末機4
a,4b間で回線が接続されて通常の通話状態に移行す
る(ステップB5)。
【0055】このように、発呼を行なったPHS端末機
4aでも、発呼先のPHS端末機4bで着信音として鳴
音されているメロディの音響信号をそのまま受信するこ
とで呼出音として鳴音させることができるため、メロデ
ィデータから音響信号を再生するための手間等を必要と
せずに、発呼者がその時点で発呼先で鳴音されているメ
ロディ着信音を呼出音として知ることができ、発呼先と
のコミュニケーションを図る上で非常に有用となる。
【0056】(第3の実施の形態)以下本発明をPHS
に適用した場合の第3の実施の形態について図面を参照
して説明する。
【0057】なお、システム全体の構成については上記
図1と同様であるものとして、またHS端末機の回路構
成については上記図2と同様であるものとして、それぞ
れ同一部分には同一符号を用いてその図示及び説明は省
略するものとする。
【0058】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。
【0059】ここでは、PHS端末機4aからPHS端
末機4bに対して発呼を行ない、この発呼によりPHS
端末機4bで予め選択されているメロディ着信音を鳴音
させる場合の動作について説明する。
【0060】図5は、発呼側の端末としてのPHS端末
機4aと、中継、管理を行なうサービスセンタ3、及び
着呼側の端末としてのPHS端末機4bの間で送受され
る発呼当初の信号の流れを示すものである。
【0061】その当初にPHS端末機4aからサービス
センタ3を介してPHS端末機4bに対して発呼を行な
うと(ステップC1)、所定ネゴシエーションを行なっ
た後に、これを受けたPHS端末機4bでは、RAM2
1に記憶している複数のメロディデータの中から予め選
択してあるものを読出してこれをリンガ駆動部22に送
出し、リンガスピーカ23で再生出力させることで、着
信音としてのメロディ音声を鳴音させると同時に、同メ
ロディデータをサービスセンタ3側に返送する(ステッ
プC2)。
【0062】このメロディデータを受けたサービスセン
タ3では、発呼側のPHS端末機4aに対し、発呼先の
PHS端末機4bから送られてくるメロディデータを音
響信号に変換して転送する(ステップC3)。
【0063】これにより発呼側のPHS端末機4aで
は、発呼先のPHS端末機4bからサービスセンタ3を
介して音響信号が送られてくるようになるため、これを
受話器であるスピーカ15で鳴音させることで、発呼先
のPHS端末機4bでのメロディ着信音と同一のメロデ
ィ音を呼出音として出力させる。
【0064】この状態が、PHS端末機4bでオフフッ
ク状態となるまでの間、具体的にはキー入力部19の
「通話」キーが操作されるまでの間、維持されるもの
で、実際にPHS端末機4bで「通話」キーが操作され
ることで、この呼出しに対する応答がなされると(ステ
ップC4)、あらためてPHS端末機4a,4b間で回
線が接続されて通常の通話状態に移行する(ステップC
5)。
【0065】このように、サービスセンタ3がPHS端
末機4bから送られてくるメロディデータを音響信号に
変換してPHS端末機4aに転送することにより、発呼
を行なったPHS端末機4aでも、発呼先のPHS端末
機4bで着信音として鳴音されているメロディをメロデ
ィ音をそのまま受信して呼出音として鳴音させることが
できるため、上記第2の実施の形態の如くPHS端末機
4a,4b間で仮の回線接続状態としてメロディ音の送
受を直接送受することなく、またPHS端末機4aでは
メロディデータから音響信号に変換して再生するための
手間等を必要とせずに、発呼者がその時点で発呼先で鳴
音されているメロディ着信音を呼出音として知ることが
でき、発呼先とのコミュニケーションを図る上でより有
用となる。 なお、上記メロディデータの返送は、該メ
ロディデータを一括して送出した後、サーバ側で着信端
末のオフフックによる応答信号が来るまで再生するよう
にしてもよい。 (第4の実施の形態)以下本発明をP
HSに適用した場合の第4の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0066】なお、システム全体の構成については上記
図1と同様であるものとして、またPHS端末機の回路
構成については上記図2と同様であるものとして、それ
ぞれ同一部分には同一符号を用いてその図示及び説明は
省略するものとする。
【0067】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。
【0068】ここでは、PHS端末機4aからPHS端
末機4bに対してメロディデータを添付して発呼を行な
い、この発呼を受けたPHS端末機4bが添付されてい
たメロディデータを音声化してメロディ着信音として鳴
音させる場合の動作について説明する。
【0069】図6は、発呼側の端末としてのPHS端末
機4aと、着呼側の端末としてのPHS端末機4bとの
間で送受される発呼当初の信号の流れを示すものであ
る。
【0070】その当初にPHS端末機4aからPHS端
末機4bに対してあじめた選択したメロディデータ(メ
ロディデータそのものあるいは着呼側端末機の着信音テ
ーブルの所定着信音を指定するメロディ番号)を添付し
て発呼を行なうと(ステップD1)、所定ネゴシエーシ
ョンを行なった後、これを受けたPHS端末機4bで
は、発呼信号に添付されていたメロディデータをリンガ
駆動部22に送出し、リンガスピーカ23で再生出力さ
せることで、着信音としてのメロディ音声を鳴音させる
と同時に、RBT(Ring Back Tone)信
号を発呼側のPHS端末機4aに返送する(ステップD
2)。
【0071】発呼側のPHS端末機4aでは、発呼先の
PHS端末機4bからのRBT信号が返送されてくる
間、上記発呼の際に添付したメロディデータを、リンガ
駆動部22での再生と同様に音声化して受話器であるス
ピーカ15で鳴音させることで、発呼先のPHS端末機
4bでのメロディ着信音と同一のメロディ音を呼出音と
して出力させる。
【0072】この状態が、PHS端末機4bでオフフッ
ク状態となるまでの間、具体的にはキー入力部19の
「通話」キーが操作されるまでの間、維持されるもの
で、実際にPHS端末機4bで「通話」キーが操作され
ることで、この呼出しに対する応答がなされると(ステ
ップD3)、以後PHS端末機4a,4b間で回線が接
続されて通話状態に移行する(ステップD4)。
【0073】このように、発呼を行なうPHS端末機4
aが発呼先のPHS端末機4bで鳴音されるメロディ着
信音も指定することができ、且つその鳴音状態を呼出音
として確認することができるため、発呼先とのコミュニ
ケーションを図る上でより有用となり、また発呼先のP
HS端末機4bにおいても、メロディデータを予め用意
する必要がなく、事前にPHS端末機4aの使用者とメ
ロディの楽曲内容を確認しておけば、着呼があった時点
でそれが誰からのものであるかを応答する前に知ること
ができる。
【0074】なお、上記第1乃至第4の実施の形態は、
いずれもPHS及びその端末機に適用した場合について
説明したものであるが、本発明はこれに限るものではな
く、デジタル携帯電話システム、あるいは有線の一般電
話システムやその他各種の通信システムにも適用可能で
あることは勿論である。
【0075】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲内で種々変形して実施することが可能であるものとす
る。
【0076】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、発呼者に
その時点で発呼先で鳴音されているメロディ着信音を呼
出音として知らせることができ、発呼者が発呼先とのコ
ミュニケーションを図る上で有用となる。
【0077】請求項2記載の発明によれば、発呼者がそ
の時点で発呼先で鳴音されているメロディ着信音を呼出
音として知ることができ、発呼先とのコミュニケーショ
ンを図る上で有用となる。
【0078】請求項3記載の発明によれば、発呼を行な
った側の装置が、発呼先の装置で着信音として鳴音され
ているメロディ音声等をそのまま受信することで呼出音
として鳴音させることができるため、例えばメロディデ
ータから音響信号に再生するための手間等を必要とせず
に、発呼者がその時点で発呼先で鳴音されているメロデ
ィ着信音等を呼出音として知ることができ、発呼先との
コミュニケーションを図る上で有用となる。
【0079】請求項4記載の発明によれば、発呼を行な
う側の装置が発呼先の装置で鳴音されるメロディ着信音
等も指定することができ、且つその鳴音状態を呼出音と
して確認することができるため、発呼先とのコミュニケ
ーションを図る上で有用となる。
【0080】請求項5記載の発明によれば、着信があっ
た場合に発呼者に対して鳴音しているメロディ着信音等
を呼出音として知らせることができ、発呼者とのコミュ
ニケーションを図る上で有用となる。
【0081】請求項6記載の発明によれば、着信があっ
た場合に、発呼を行なった側の装置に対して、着信音と
して鳴音されているメロディ音声等をそのまま送信する
ことで呼出音として鳴音させることができるため、例え
ばメロディデータから音響信号に再生するための手間等
を必要とせずに、発呼者がその時点で鳴音しているメロ
ディ着信音等を呼出音として知らせることができ、発呼
先とのコミュニケーションを図る上で有用となる。
【0082】請求項7記載の発明によれば、センタ装置
が第2の通信端末装置から送られてくる着信音を第1の
通信端末装置に転送することにより、発呼を行なった第
1の通信端末装置でも、発呼先の第2の通信端末装置で
着信音として鳴音されている着信音をそのまま受信して
呼出音として鳴音させることができるため、発呼者にそ
の時点で発呼先で鳴音されている着信音を呼出音として
知らせることができ、利用者間のコミュニケーションを
より向上させることができるサービスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシステム全体
の構成を示す図。
【図2】同実施の形態に係るPHS端末機の回路構成を
示すブロック図。
【図3】同実施の形態に係る発呼時の信号の送受状態を
示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る発呼時の信号
の送受状態を示す図。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る発呼時の信号
の送受状態を示す図。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る発呼時の信号
の送受状態を示す図。
【符号の説明】
1…公衆回線網 2…基地局(CS) 3…サービスセンタ 4a,4b…PHS端末機(PS) 11…アンテナ 12…送受信部 13…通信制御部 14…音声処理部 15…スピーカ 16…マイクロフォン 17…制御部 18…表示部 19…キー入力部 20…ROM 21…RAM 22…リンガ駆動部 23…リンガスピーカ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 109L Fターム(参考) 5K011 CA11 CA12 DA17 GA03 JA01 5K027 AA11 BB04 EE15 FF03 FF26 HH23 KK03 5K067 AA21 BB04 DD23 EE02 EE10 EE16 FF15 FF25 GG01 GG11 HH05 HH21 5K101 KK09 LL12 MM04 MM05 MM07 NN16 NN25 PP07 PP09 TT03 UU07 UU15 UU17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発信側端末の発呼に応答して着信側端末の
    着信音を報知する着信音報知方法において、 着信側端末から発信側端末へ前記着信音を送信し、 発信側端末はこの着信音を呼出音として出力することを
    特徴とする着信音報知方法。
  2. 【請求項2】発呼を行なった後に、発呼先から送られて
    くる、発呼先の着信音となるメロディデータを受信する
    受信手段と、 この受信手段により受信したメロディデータを呼出音と
    して再生する再生手段とを有することを特徴とする通信
    端末装置。
  3. 【請求項3】発呼を行なった後に、発呼先と仮に回線を
    接続する仮回線接続手段と、 この仮回線接続手段により接続した回線を介して発呼先
    の着信音を呼出音として報音する報音手段とを有するこ
    とを特徴とする通信端末装置。
  4. 【請求項4】発呼先の着信音を指定して発呼を行なう発
    呼手段と、 この発呼の後、呼出音として前記指定した着信音を再生
    する呼出音再生手段とを有することを特徴とする通信端
    末装置。
  5. 【請求項5】着信を検出する着信検出手段と、 この着信検出手段により着信を検出した後、着信音を報
    音する報音手段と、 前記着信音のデータを発呼側に送信する送信手段とを有
    することを特徴とする通信端末装置。
  6. 【請求項6】着信を検出する着信検出手段と、 この着信検出手段により着信を検出した後、着信音を報
    音する報音手段と、 発信側と仮に回線を接続する仮回線接続手段と、 この仮回線接続手段により接続した回線に前記報音手段
    で報音している着信を送出する手段とを有することを特
    徴とする通信端末装置。
  7. 【請求項7】第1の通信端末装置と第2の通信端末装置
    とでセンタ装置を介在して通信を行なう通信システムで
    あって、 第2の通信端末装置は、第1の通信端末装置からの発呼
    を受けると、所定の着信を出力すると同時に、オフフッ
    クによる応答があるまでの間に、センタ装置に対して着
    信音を送信し、 センタ装置は、第2の通信端末装置から送られてくる着
    信音を第1の通信端末装置に送信し、 第1の通信端末装置は、センタ装置から送られてくる前
    記第2の通信端末装置の着信音を呼出音として出力する
    ことを特徴とする通信システム。
JP2000000961A 2000-01-06 2000-01-06 着信音報知方法、通信端末装置及び通信システム Pending JP2001197157A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000961A JP2001197157A (ja) 2000-01-06 2000-01-06 着信音報知方法、通信端末装置及び通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000000961A JP2001197157A (ja) 2000-01-06 2000-01-06 着信音報知方法、通信端末装置及び通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001197157A true JP2001197157A (ja) 2001-07-19

Family

ID=18530227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000000961A Pending JP2001197157A (ja) 2000-01-06 2000-01-06 着信音報知方法、通信端末装置及び通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001197157A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008109365A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Ntt Docomo Inc 移動端末通信システム、移動体端末装置及び通信方法
JP2010016857A (ja) * 2005-02-08 2010-01-21 Psygnificant Services Ltd 発信側システムにより制御される呼通知システムとその呼通知方法
US7864947B2 (en) 2005-02-08 2011-01-04 Psygnificant Services Limited Call notification system, method, computer program and advertising method
JP2012095154A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Kyocera Corp 携帯通信装置、サーバ、通信システム及び同期音響出力方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010016857A (ja) * 2005-02-08 2010-01-21 Psygnificant Services Ltd 発信側システムにより制御される呼通知システムとその呼通知方法
US7864947B2 (en) 2005-02-08 2011-01-04 Psygnificant Services Limited Call notification system, method, computer program and advertising method
US8315376B2 (en) 2005-02-08 2012-11-20 Psygnificant Services Limited Call notification system, method, computer program and advertising method
JP2008109365A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Ntt Docomo Inc 移動端末通信システム、移動体端末装置及び通信方法
JP2012095154A (ja) * 2010-10-27 2012-05-17 Kyocera Corp 携帯通信装置、サーバ、通信システム及び同期音響出力方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3719057B2 (ja) 電話端末装置および通信方法
JP2002247144A (ja) 携帯電話装置およびその着信方法
US6960713B2 (en) Portable telephone
US20090156246A1 (en) Push-to-talk terminal, server apparatus, and method of notifying terminal of acquired right to speak
JPH1132105A (ja) 携帯情報端末およびその着信報知方法
JPH10257131A (ja) 通信端末装置
US20050059434A1 (en) Method for providing background sound effect for mobile phone
JP2001197157A (ja) 着信音報知方法、通信端末装置及び通信システム
JP2001209378A (ja) 携帯電話機
JPH11196468A (ja) 携帯通信端末の着信形態設定方法
JP3268232B2 (ja) 構内電話システム
JPH10108256A (ja) 通信端末
JPH07183970A (ja) 携帯電話システム
JPH10257197A (ja) 通信システムおよび通信端末装置
JPH1098544A (ja) 通信システムおよびデジタル通信端末
JP3451586B2 (ja) 通信システム及び通信端末
JP3483795B2 (ja) 携帯電話機、据置型電話機およびコードレス電話機用子機
JP2001060990A (ja) 電話端末装置および楽曲データ転送方法
JPH10257140A (ja) 通信システム、通信機器および親機
JP2001237986A (ja) 通信方法、通信システム及び通信端末装置
KR20040055489A (ko) 보류음을 송출하기 위한 키폰 시스템 및 그 방법
JP2001024770A (ja) 通信方法及びそれを実現する通信装置
JPH0819020A (ja) コードレス通信システム
KR20010056424A (ko) 이동전화 단말기의 메시지 송수신방법
JP2001069538A (ja) ボタン電話システム