JPH0888734A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH0888734A
JPH0888734A JP22462294A JP22462294A JPH0888734A JP H0888734 A JPH0888734 A JP H0888734A JP 22462294 A JP22462294 A JP 22462294A JP 22462294 A JP22462294 A JP 22462294A JP H0888734 A JPH0888734 A JP H0888734A
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JP22462294A
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Toshifumi Yamamoto
敏文 山本
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿の読み取りのピッチムラが発生せずに、
高品質の出力画データが得られ、かつ、読取素子(ライ
ンセンサ)の出力データのレベルが変動することなく、
正確かつ確実な読み取りデータの処理を可能にする。 【構成】 原稿Mの記載内容が変化した際に、その区別
に対応して副走査時間が変動しない範囲で直線的に副走
査時間(原稿移動時間)が変化するように、制御部35
が駆動部34を通じてステッピングモータ16の回転量
を制御する。この可変した副走査時間のそれぞれの時間
に合わせてラインセンサ25での読みだしタイミングを
制御部35が制御する。同時にラインセンサ25の露光
量(照度×時間)が一定になるようにLED21の点
灯、消灯の時間を制御部35が駆動部33を通じて制御
し、その光電変換出力(読み取りデータ)レベル変動が
生じないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ読取装置、ファ
クシミリ装置又は複写機などに利用し、原稿を搬送する
副走査、及び、CCD、MOS等のラインセンサなどで
の主走査を原稿内容に基づいて制御する画像読取装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のファクシミリ装置などに
用いる画像読取装置では、原稿をステッピングモータを
用いて搬送するとともに、発光ダイオードなどの発光を
原稿に照射し、この反射光をミラー、対物レンズ等で導
いてCCD、MOS等のラインセンサで光変換して読み
取っている。この原稿搬送による副走査と、ラインセン
サでの読み取りによる主走査によって、原稿全面の記載
内容が読み取られ、そのファクシミリ電文データ(原稿
データ)が送出されるようになっている。
【0003】図4は、従来例の動作における処理タイミ
ングを示すタイミングチャートであり、図4(a)はラ
インセンサの読み取り光の入射による露光周期を示し、
図4(b)は原稿内容、例えば、原稿の記載内容が普通
文字、小さい文字又細かい記載内容に対応して副走査時
間(原稿移動時間)を変化させる状態を示す図である。
【0004】図4(a)に示すように読み取りライン
(主走査)ごとの、ラインセンサの光電変換出力レベル
を一定にするため、読み取り光の入射による露光周期T
aを一定周期で繰り返している。すなわち、露光周期T
aは固定となっている。そして、図4(b)に示すよう
に、原稿の記載内容が普通文字の場合は、1ライン
(a)の原稿移動時間が短く、例えば、露光周期Taで
2ライン分を副走査(原稿移動)している。
【0005】また、原稿の記載内容が小さい文字の場合
は、1ライン(b)の原稿移動時間が遅くなる。例え
ば、露光周期Taで1ライン分を副走査(原稿移動)し
ている。また、原稿の記載内容が細かい記載内容の場合
は、1ライン(c)の原稿移動時間が、さらに遅く、例
えば、二つの露光周期Taで1ライン分を副走査(原稿
移動)している。このように1ライン(a)(b)
(c)の副走査時間(原稿移動時間)は、露光周期Ta
の整数倍に設定されている。
【0006】図5は、従来例の原稿移動時間と時間経過
の関係を示す図である。図5において、原稿の記載内容
が細かい場合は、1ライン(b)の原稿移動時間が遅い
速度に設定される。この場合、ステッピングモータの回
転量が変化するが、本来図中の点線aで示すように直線
的に変化せず、実線bで示すようにステッピングモータ
や、その駆動機構等の弾性などによって回転量が変動
(蛇行)する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
の画像読取装置では、ラインセンサの露光周期が固定で
あるため、画像内容の読み取り状態が変化した場合、例
えば、原稿の記載内容が普通文字から細かい記載内容の
読み取り状態に変化した場合、その副走査時間(原稿移
動時間)を急激に減速させるため、ステッピングモータ
や、その駆動機構等の弾性などで、その回転量が変動
(図に示す蛇行)してしまう。すなわち、原稿移動時間
が変動して直線的な移動時間が得られず、原稿内容の読
み取り間隔(ピッチ)が変動する。いわゆるピッチムラ
が発生するという欠点がある。
【0008】本発明は、このような従来の技術における
欠点を解決するものであり、原稿の記載内容(例えば、
1ピッチの原稿移動時間における読み取りデータ量)が
変化し、その副走査時間を変える必要が発生した場合
に、この副走査時間が変動しない範囲で原稿搬送を可変
でき、ピッチムラが発生せずに、高品質の出力画データ
が得られ、かつ、撮像素子(ラインセンサ)の出力デー
タのレベルが変動せずに後段でのデータ処理が正確かつ
確実にできる画像読取装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の画像読取装置は、読み取り対象の原
稿を搬送して副走査を行う原稿搬送手段と、原稿に光照
射を行う発光手段と、原稿からの反射光が入射され、こ
の原稿データである反射光を光電変換するとともに、こ
の光電変換信号を主走査によって読み出したデータを出
力する撮像素子と、撮像素子が読み取った原稿データ量
に対応して原稿搬送手段での搬送時間を制御し、その副
走査時間を可変する制御手段とを備える構成である。
【0010】請求項2記載の画像読取装置は、前記制御
手段が、可変した副走査時間のそれぞれの時間に合わせ
て、撮像素子の読み取りデータの出力タイミングを制御
する構成である。
【0011】請求項3記載の画像読取装置は、前記撮像
素子として、CCD又はMOS型のライセンサを用い、
読み取りデータの出力タイミングに合わせた駆動パルス
を制御手段が出力し、この駆動パルスによって撮像素子
での光電変換信号を主走査によって読みだして出力する
構成である。
【0012】請求項4記載の画像読取装置は、前記制御
手段が、可変を制御した副走査時間のそれぞれの時間に
合わせて、発光手段の点灯時間を制御する構成である。
【0013】請求項5記載の画像読取装置は、前記発光
手段として発光ダイオードを用い、制御手段が、可変し
た副走査時間ごとに、撮像素子の露光量を一定にするた
め、発光ダイオードの点灯・消灯の時間を制御する構成
である。
【0014】請求項6記載の画像読取装置は、前記撮像
素子からの読み取りデータを2値化する2値化回路と、
前記2値化回路からの2値化データを保持するバッファ
と、前記バッファからの2値化データを符号化する符号
化回路を設け、可変した副走査時間のそれぞれの時間ご
とに、バッファが2値化回路からの2値化データを保持
して出力するとともに、原稿の記載内容に対応する符号
化回路からの符号化データのデータ量が多い場合に副走
査時間を遅くし、かつ、データ量が少ない場合に副走査
時間を短く可変する制御を行う構成としている。
【0015】請求項7記載の画像読取装置は、前記請求
項1から請求項6までの記載の構成の当該画像読取装置
をデータ読取装置、ファクシミリ装置又は複写機に設け
る構成である。
【0016】
【作用】このような構成の請求項1,2,3,6記載の
画像読取装置は、撮像素子からの読み取りデータを、2
値化して符号化し、この符号化した原稿データ量に対応
して原稿搬送手段での搬送時間を制御し、その副走査時
間を可変している。また、この可変した副走査時間のそ
れぞれの時間ごとに合わせて、撮像素子の読み取りデー
タの出力タイミングを駆動パルスを送出して制御してい
る。すなわち、符号化データ量が、多い場合に副走査時
間を遅くし、かつ、符号化データ量が少ない場合に副走
査時間を短く可変する制御が行われる。
【0017】したがって、原稿の記載内容が変化し、そ
の副走査時間を変える必要が発生した場合に、その副走
査時間が変動しない範囲で原稿搬送が可変され、ピッチ
ムラが発生せずに、高品質の出力画データが得られる。
【0018】請求項4,5記載の画像読取装置は、可変
した副走査時間のそれぞれの時間に合わせて、発光手段
の点灯・消灯の時間を制御している。すなわち、撮像素
子の露光量を一定にしているので、撮像素子(ラインセ
ンサ)からの読み取りデータの出力レベルが変動せず
に、後段でのデータ処理が正確かつ確実に行われる。
【0019】請求項7記載の画像読取装置は、前記請求
項1から請求項6までの記載の構成による当該画像読取
装置をデータ読取装置、ファクシミリ装置又は複写機に
設けている。したがって、これらの装置で、原稿の記載
内容が変化し、その副走査時間を変える必要が発生した
場合に、その副走査時間が変動しない範囲で原稿搬送が
可変され、ピッチムラが発生せずに、高品質の出力画デ
ータが得られる。さらに、撮像素子(ラインセンサ)か
らの読み取りデータの出力レベルが変動せずに、後段で
のデータ処理が正確かつ確実に行われる。
【0020】
【実施例】次に、本発明の画像読取装置の実施例を図面
を参照して詳細に説明する。図1は本発明の画像読取装
置の実施例の構成を示すブロック図である。図1におい
て、この例は、原稿Mを搬送(副走査方向)する原稿搬
送部10と、この原稿搬送部10で搬送される原稿Mの
記載内容を読み取る光学読取部11と、光学読取部11
が読み取った原稿Mの記載内容を処理した画データを出
力するとともに、以降で詳細に説明するように主走査と
副走査とを制御する画像処理部12とで概略構成されて
いる。
【0021】原稿搬送部10は、原稿Mを挟んで方向F
(副走査方向)に搬送するためのローラ15a,15b
と、このローラ15a,15bの回転を駆動するステッ
ピングモータ16とが設けられている。
【0022】光学読取部11は、原稿Mの原稿記載面に
発光Lを照射する発光ダイオード(LED)21と、こ
のLED21からの発光Lが原稿Mで反射した、その反
射光(原稿データ)Laを筒筐体22の内部方向に反射
して導くための反射ミラー23とが設けられている。さ
らに、反射ミラー23からの反射光Laを集光するため
の対物レンズ24と、この対物レンズ24からの反射光
Laが入射され、その光電変換信号(電荷)が駆動パル
スで読みだされる(主走査)CCD、MOS等のライン
センサ25とが設けられている。
【0023】画像処理部12は、ラインセンサ25から
の読みだしデータを2値化する2値化処理部30と、こ
の2値化処理部30からの2値化データを読み取りタイ
ミングに合わせて保持し、かつ、出力するためのライン
バッファ31と、2値化データを符号化する符号化部3
2とが設けられている。さらに、原稿搬送部10のステ
ッピングモータ16の回転量を可変するための駆動信号
を送出する駆動部33と、LED21の点灯、消灯時間
を可変する駆動信号を送出する駆動部34とが設けられ
ている。また、以降で詳細に説明するように、符号化部
32からの画データを区別(例えば、原稿Mの記載内容
が通常文字、小さい文字、細かい記載内容を区別する)
し、この区別に基づいて、次に説明する主走査と副走査
との制御を行う制御部35とが設けられている。
【0024】次に、この実施例の動作について説明す
る。図1において、原稿Mを原稿搬送部10のローラ1
5a,15bが挟むとともに、ステッピングモータ16
で回転駆動して、原稿Mを方向F(副走査方向)に搬送
する。この原稿Mの搬送とともに、光学読取部11のL
ED21が点灯して、原稿Mに発光Lを照射する。この
発光Lが原稿Mで反射した、その反射光La(原稿デー
タ)が筒筐体22内の反射ミラー23、対物レンズ24
を通じてラインセンサ25に導かれて入射される。この
反射光Laの入射した露光による光電変換信号(電荷)
が駆動パルスによって読みだされ、その主走査が行われ
る。
【0025】ラインセンサ25からの読み取りデータ
は、画像処理部12の2値化処理部30で2値化されて
ラインバッファ31に入力される。ラインバッファ31
では、2値化データを読み取りタイミングに一致するよ
うに保持して出力する。さらに、この2値化データを符
号化部32で符号化し、画データとして出力する。この
符号化部32からの画データが制御部35にも供給され
る。制御部35は符号化部32からの画データを判別す
る。この判別は、例えば、原稿Mの記載内容が通常文
字、小さい文字、細かい記載内容の区別する。この判別
した読み取り状態によって、制御部35が主走査及び副
走査の制御を行う。
【0026】この制御では、まず、原稿Mの記載内容が
変化した際に、その区別に対応して副走査時間が変動し
ない範囲で変化するように制御部35が駆動部34を通
じてステッピングモータ16の回転量を制御する。例え
ば、副走査時間が蛇行ないように直線的に変化させる。
この場合、通常文字から小さい文字又は細かい記載内容
に変化した際に副走査時間(原稿移動時間)を小さく
(ステッピングモータ16を順次減速する)。通常文字
から小さい文字又は細かい記載内容から通常文字の読み
取りに変化した場合は、副走査時間(原稿移動時間)を
大きく(ステッピングモータ16の回転を順次速く制御
する)。
【0027】これに合わせて、ラインセンサ25での読
みだしタイミングを制御部35が制御する。同時にライ
ンセンサ25の露光量(照度×時間)が一定になるよう
にLED21の点灯時間を制御部35が駆動部33を通
じて制御し、その光電変換出力(読み取りデータ)レベ
ル変動が生じないようにしている。
【0028】なお、前述の副走査時間が変動しない範囲
は、ステッピングモータ16の回転に伴う振動や、この
ステッピングモータ16の負荷であるローラ15a,1
5bの回転特性などを考慮して決定する。例えば、従前
の説明のように急激に変化させず、今までの回転量(副
走査時間)に対して10パーセントずつ増減する。
【0029】以下、この制御について図を参照して説明
する。図2は、この制御動作における処理タイミングを
示すタイミングチャートであり、図2(a)はラインセ
ンサ25の読み取り光の入射による露光周期を示し、図
2(b)は原稿Mの内容(例えば、原稿Mが普通文字、
小さい文字又は細かい記載内容)に対応した副走査時間
の変化を示している。図2(c)はLED21の点灯時
間(オン・オフ状態)を示している。
【0030】制御部35は符号化部32からの画データ
を判別し、副走査時間を変える必要が発生した場合、例
えば、原稿Mの記載内容が通常文字から小さい文字又は
細かい記載内容に変化した場合、図2(b)に示すよう
に、その副走査時間が変動(ピッチムラが発生)しない
範囲で、ステッピングモータ16の回転を減速する制御
を駆動部34を通じて行う。このステッピングモータ1
6の減速は、前述の説明のように、今までの回転量(副
走査時間)に対して、例えば、10パーセントずつ逓減
する。
【0031】同時に、制御部35の制御でラインセンサ
25の露光周期も図2(a)に示すように変化させてい
る。すなわち、ステッピングモータ16の減速に合わせ
て読み取りライン間隔を合わせるため制御部35からの
駆動パルスの時間を遅延してラインセンサ25に出力す
る。
【0032】また、露光周期に合わせて、図2(c)に
示すようにLED21の発光をラインセンサ25の露光
量(照度×時間)が一定になるように点灯又は消灯の時
間制御を制御部35が行う。これによって、光電変換出
力(読み取りデータ)レベルが変動しなくなり、後段の
2値化処理部30での2値化の信号処理が正確に行われ
る。例えば、2値化処理部30での入力レベル不足や、
入力飽和が発生しなくなる。
【0033】図3は実施例における原稿移動時間(副走
査時間)と時間経過の関係を示す図である。図3におい
て、副走査時間が変動しない範囲で、ステッピングモー
タ16の回転を減速する制御を行っている。すなわち、
従前の図5に示したように時間経過に対する副走査時間
(原稿移動時間)が急激に変化(蛇行)しなくなる。し
たがって、原稿読み取りにおけるピッチムラが発生しな
くなり、高品位の画像電送、例えば、ファクシミリ電送
が可能になる。
【0034】なお、原稿Mの記載内容が小さい文字又は
細かい記載内容から通常文字に変化した場合、図2に示
す制御を反対に行う。すなわち、その副走査時間が変動
しない範囲、すなわち、ピッチムラが発生しない範囲
で、ステッピングモータ16の回転を速くする。例え
ば、今までの回転量(副走査時間)に対して10パーセ
ントずつ速くする。同時に、この制御に合わせて、ライ
ンセンサ25の露光周期及びラインセンサ25に出力す
る駆動パルスの時間間隔を短くする。
【0035】このように、この実施例では、原稿Mの記
載内容が変化した際に、その区別に対応して副走査時間
が変動しない範囲で変化するように制御し、さらに、ラ
インセンサ25での読みだしタイミングと、ラインセン
サ25の露光量が一定になるようにLED21の点灯時
間を制御しているため、ピッチムラが発生せずに、高品
質の出力画データが得られ、かつ、ラインセンサ25の
出力データのレベルが変動せずに、2値化処理部30で
の2値化処理が正確かつ確実にできるようになる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1,2,3,6記載の画像読取装置は、撮像素子からの
読み取りデータを符号化した原稿データ量に対応して原
稿搬送手段での搬送時間を制御し、その副走査時間を可
変し、また、この可変した副走査時間のそれぞれの時間
ごとに合わせて、撮像素子の読み取りデータの出力タイ
ミングを駆動パルスを送出して制御しているため、原稿
の記載内容が変化し、その副走査時間を変える必要が発
生した場合に、その副走査時間が変動しない範囲で原稿
搬送が可変される。すなわち、ピッチムラが発生せず
に、高品質の出力画データが得られるという効果を有す
る。
【0037】請求項4,5記載の画像読取装置は、可変
した副走査時間のそれぞれの時間に合わせて、発光手段
の点灯・消灯の時間を制御して、撮像素子の露光量を一
定にしているため、撮像素子(ラインセンサ)からの読
み取りデータの出力レベルが変動せずに、後段でのデー
タ処理が正確かつ確実にできるという効果を有する。
【0038】請求項7記載の画像読取装置は、前記請求
項1から請求項6までの記載の構成による当該画像読取
装置をデータ読取装置、ファクシミリ装置又は複写機に
設けているため、これらの装置にあって、撮像素子から
の読み取りデータの出力レベルが変動せずに、後段での
データ処理が正確かつ確実にできるとともに、副走査時
間が変動しない範囲で原稿搬送が可変され、ピッチムラ
が発生せずに、高品質の出力画データが得られるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】実施例の動作における処理タイミングを示すタ
イミングチャートである。(a)はラインセンサの露光
周期を示す図である。(b)は原稿内容に対応した副走
査時間の変化を示す図である。(c)はLEDの点灯時
間を示す図である。
【図3】実施例における原稿移動時間と時間経過の関係
を示す図である。
【図4】従来例の動作における処理タイミングを示すタ
イミングチャートである(a)はラインセンサの露光周
期を示す図である。(b)は原稿内容に対応した副走査
時間の変化を示す図である。
【図5】従来例の原稿移動時間とと時間経過の関係を示
す図である。
【符号の説明】
10 原稿搬送部 11 光学読取部 12 画像処理部 16 ステッピングモータ 21 LED 25 ラインセンサ 30 2値化処理部 31 ラインバッファ 32 符号化部 33,34 駆動部 35 制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取り対象の原稿を搬送して副走査を
    行う原稿搬送手段と、前記原稿に光照射を行う発光手段
    と、 前記原稿からの反射光が入射され、この原稿データであ
    る反射光を光電変換するとともに、この光電変換信号を
    主走査によって読み出したデータを出力する撮像素子
    と、 前記撮像素子が読み取った原稿データ量に対応して前記
    原稿搬送手段での搬送時間を制御し、その副走査時間を
    可変する制御手段と、 を備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、可変した副走査時間の
    それぞれの時間に合わせて、前記撮像素子の読み取りデ
    ータの出力タイミングを制御することを特徴とする請求
    項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像素子として、CCD又はMOS
    型のライセンサを用い、読み取りデータの出力タイミン
    グに合わせた駆動パルスを制御手段が出力し、この駆動
    パルスによって前記撮像素子での光電変換信号を主走査
    によって読みだして出力することを特徴とする請求項1
    記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、可変した副走査時間の
    それぞれの時間に合わせて、前記発光手段の点灯時間を
    制御することを特徴とする請求項1記載の画像読取装
    置。
  5. 【請求項5】 前記発光手段として発光ダイオードを用
    い、制御手段が、可変した副走査時間ごとに、前記撮像
    素子の露光量を一定にするため、前記発光ダイオードの
    点灯・消灯の時間を制御することを特徴とする請求項4
    記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像素子からの読み取りデータを2
    値化する2値化回路と、前記2値化回路からの2値化デ
    ータを保持するバッファと、前記バッファからの2値化
    データを符号化する符号化回路を設け、 可変した副走査時間のそれぞれの時間ごとに、前記バッ
    ファが前記2値化回路からの2値化データを保持して出
    力するとともに、原稿の記載内容に対応する前記符号化
    回路からの符号化データのデータ量が多い場合に副走査
    時間を遅くし、かつ、データ量が少ない場合に副走査時
    間を短く可変する制御を行うことを特徴とする請求項1
    記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1から請求項6までの記載の
    構成の当該画像読取装置をデータ読取装置、ファクシミ
    リ装置又は複写機に設けることを特徴とする画像読取装
    置。
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