JPH088793Y2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH088793Y2
JPH088793Y2 JP1990050132U JP5013290U JPH088793Y2 JP H088793 Y2 JPH088793 Y2 JP H088793Y2 JP 1990050132 U JP1990050132 U JP 1990050132U JP 5013290 U JP5013290 U JP 5013290U JP H088793 Y2 JPH088793 Y2 JP H088793Y2
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JP
Japan
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surface member
welding
lid
washing machine
protrusion
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JP1990050132U
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一正 谷野
政明 山田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は投入口を覆う蓋を有する洗濯機に関する。
従来の技術 一般に洗濯機は家具的要素も大きく、したがって見映
えのよい、すなわちインテリア化が要求されてきてお
り、特に投入口部の蓋などの構成にも大いに配慮が必要
である。
ところで従来の洗濯機は第5図および第7図に示すよ
うに構成されていた。以下図面にもとづいて説明する。
図において、1は水受槽であり、その下方にクラッチ切
換装置2とモータ3を配設し、また内部には底部に回転
翼4を有する脱水兼洗濯槽5を配設している。前記脱水
兼洗濯槽5の上部の回線部には環状の流体バランサー6
を設けてあり、脱水兼洗濯槽5の上部は、水受槽1の上
端に取り付けられた受カバー7により覆われている。前
記水受槽1は外筺8に収められ、かつサスペンションよ
って懸架支持しされている。前記外筺8の上部には外装
部9を取り付けてあり、外装部9は走査部11及び投入口
12を有し、投入口12は蓋13により覆われている。前記洗
濯蓋13は第6図に示すように下面が凹なる箱形をなし、
かつ下面に設けたリブ14により補強されている。
考案が解決しようとする課題 このような従来の構成において、洗濯蓋13は裏面に補
強リブ14が設けられているため、上部にリブ14によるヒ
ケが見えるとともに、洗濯13を開いた際に補強リブ14が
見え、インテリア指向の強くなった昨今では非常に見苦
しくみられていた。その解決方法として第7図に示すよ
うに二重蓋なるものが提案されていた。つまり、表面部
15と裏面部16より構成された蓋であり、裏面部16側より
補強リブ17を設けることにより、表面部15側にヒケ等が
出ないように改良したものであり、蓋自体の重量感も高
まり、蓋を開けた際にも補強リブ17は見えず、インテリ
ア性ににも勝れた蓋であったが、表面部15と裏面部16を
外周部にて溶着していたため、第7図に示すように溶着
時に発生する溶着溜りaが、表面に表われてくるため、
溶着溜りが表面に出ない溶着条件の設定をする必要があ
り、条件出しという調整が必要である。また、表面に出
た際の溶着溜り部の後加工による加工費の増等、二重
蓋、特に二重蓋溶着に伴う費用が増大するという欠点を
有していた。
本考案は上記従来の問題に留意し、特に二重蓋溶着時
の溶着溜りを防ぎ、蓋のインテリア性の向上ならびに加
工費の削減を図ることを目的とするものである。
課題を解決するための手段 前記目的を達成するために本考案は、洗濯機本体と、
この洗濯機本体における投入口を覆うとともに、外周に
コーナ部を有した表面部材及び裏面部材により重蓋に構
成される蓋体とを備え、前記裏面部材は内側にリブを有
し、このリブの上端を前記表面部材の内側コーナ部に溶
着させるとともに、前記表面部材はその外周部へ垂下し
た突起を設け、この突起の内側でかつ前記突起の下端よ
り上方に段状の当接面を形成し、一方前記裏面部材はそ
の立上がり外周部を前記突起の内側に隙間を持たせて前
記表面部材を嵌合するとともに、前記外周部上端を前記
当接面に当接させ、かつその部分を溶着させたものであ
る。
作用 本考案は上記のように二重蓋の表面部材の、突起部が
裏面部材の外周縁の溶着溜りをかくすことになり、見苦
しい溶着溜り部を表面に出すことはない。したがって、
従来のように溶着条件により溶着溜りの調整および外に
出た溶着溜りを取り除く後加工をすることがなくなるも
のである。また、溶着溜り部により表面部材と裏面部材
とが密着し、防水効果を発揮する。
実施例 以下、本考案の実施例について第1図〜第4図を参照
して説明する。第1図において、18は外筺であり、上部
に外製部19に載設しており、内部には水受槽20を懸架支
持している。外製部19は操作部21および投入口22を有し
ており、投入口22は合成樹脂よりなる二重蓋23により覆
われている。前記二重蓋23は表面部材24および裏面部材
25を溶着により一体としている。
二重蓋23の具体的な構成を第2図〜第4図を参照して
説明する。表面部材24の外周には垂下された突起部26を
設けてあり、前記突起部26の下部より上部位置の内側に
は段状の当接面27が設けられている。また、裏面部材25
の立ち上がった外周縁28は前記突起部26の内側に隙間A
をもってはいり込む寸法となっている。そして、裏面部
材25の内部側に補強リブを兼ねた主溶着リブ29を設けて
あり、主溶着リブ29の溶着時には頂部が表面部24の内側
コーナー部に当たり、かつ溶けて表面部材24と一体とな
る。裏面部材25の内側には補強リブ30を設けてあり、こ
の補強リブ30は表面部材24と裏面部材25の溶着後には内
部にかくれる構成となっている。
次に、この一実施例の二重蓋23の構成における作用を
説明する。溶着時には、裏面部材25の立上がり外周縁28
が表面部材24の同線の下向きの突起部26の内側にはいり
込む。この際、突起部26は裏面部材25を合わせる際のガ
イドとして作用する。次に溶着加熱を行うと表面部材24
の突起部26における当接面27と、これは当接する裏面部
材25の立上がり外周縁28の当接部分が溶け、溶着溜りb
が発生する。しかしながら、突起部26と外周縁28の裏面
外周間の隙間Aに溶着溜りbが発生するだけであり、表
面より見えることはない。また主溶着リブ29が表面部材
24の内側のコーナー部に当接するため、表面の溶着によ
るヒケを気にすることなく強い力で溶着でき、溶着強度
も確保できる。
この結果、表面部材24と裏面部材25を簡単に合わせる
ことができ、表面よりみにくい溶着溜りが見えることな
く溶着することができ、溶着後の後加工を削減すること
ができるとともに、溶着による表面のヒケもなく強い溶
着強度をえることができるものである。
考案の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本考案は、洗
濯機の投入口を二重蓋において、表面部材の外周に垂下
した突起部を設け、この突起部の内側に設けた段状の当
接面に裏面部材の立上がり外周縁を当接させて溶着する
ことにより、溶着しやすく、しかも溶着溜りが表出しな
いので溶着後の後加工を削減することができる洗濯機の
洗濯蓋を提供するものである。
また、裏面部材内に突起した補強リブ兼用の溶着リブ
の先端を表面部材の内側のコーナー部に溶着したことに
より、表面部材にはじけを先じることなく、強い溶着が
できるという利得を有する。更に溶着溜り部により表面
部材と裏面部材とが密着し、防水面においても優れた洗
濯機の蓋を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例の洗濯機の縦断面図、第2図
は同洗濯機の二重蓋の断面図、第3図は同二重蓋の表面
部材と裏面部材の溶着前の要部拡大断面図、第4図は同
二重蓋の表面部材と裏面部材の溶着後の要部拡大断面
図、第5図は従来例の洗濯機の縦断面図、第6図は同洗
濯機の二重の蓋の断面図、第7図は同二重蓋の要部拡大
断面図である。 18……外筺、22……投入口、23……二重蓋、24……表面
部材、25……裏面部材、26……突起部、27……当接面、
28……立上がり外周緑、29……主溶着リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯機本体と、この洗濯機本体における投
    入口を覆うとともに、外周にコーナ部を有した表面部材
    及び裏面部材により重蓋に構成される蓋体とを備え、前
    記裏面部材は内側にリブを有し、このリブの上端を前記
    表面部材の内側コーナ部に溶着させるとともに、前記表
    面部材はその外周部へ垂下した突起を設け、この突起の
    内側でかつ前記突起の下端より上方に段状の当接面を形
    成し、一方前記裏面部材はその立上がり外周部を前記突
    起の内側に隙間を持たせて前記表面部材と嵌合するとと
    もに、前記外周部上端を前記当接面に当接させ、かつそ
    の部分を溶着させてなる洗濯機。
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