JPH0722223Y2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH0722223Y2
JPH0722223Y2 JP1988119471U JP11947188U JPH0722223Y2 JP H0722223 Y2 JPH0722223 Y2 JP H0722223Y2 JP 1988119471 U JP1988119471 U JP 1988119471U JP 11947188 U JP11947188 U JP 11947188U JP H0722223 Y2 JPH0722223 Y2 JP H0722223Y2
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JP
Japan
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balance ring
circulating water
water channel
lid
inner peripheral
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988119471U
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English (en)
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JPH0240380U (ja
Inventor
博之 由川
勝昭 吉田
眞一 熊谷
輝夫 島本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は脱水洗濯機の防振装置に関し、特にその脱水槽
上端開口縁に設けられるバランスリングおよび循環水路
蓋に関するものである。
従来の技術 第6図および第7図において、脱水槽11上端開口内面に
断面が略長方形の環状中空体であるバランスリング12を
嵌合させ、外方から超音波溶着にて双方を結合させてい
た。また、循環水路蓋13を前記脱水槽11内面およびバラ
ンスリング13の双方に嵌合させそのその表面が脱水槽11
内面およびバランスリング12内表面と略同一面となるよ
うに取り付けていた。また、前記循環水路蓋13と脱水槽
11の間で衣類の糸くず等を回収するための循環糸くずフ
ィルターを構成する水路14を形成するため、循環水路蓋
13の内表面は一般的に脱水槽11の円形表面より内周方向
に突出していた。
考案が解決しようとする課題 しかし従来の構成では、バランスリング12と脱水槽11を
溶着する際に、溶着機の加圧圧力,加圧時間等の条件に
より、その溶着状態にかなりの差が生じバランスリング
12と脱水槽11の溶着部に細い亀裂が生じて、内部の流体
が、洗濯機の脱水運転中にその部分から流出してしまう
という課題を有していた。
また、洗濯運転中に衣類の回転反動により脱水槽内の水
がバランスリング12の内表面に沿って外部へ飛び散り、
床を濡らしてしまうという課題を有している。特に表面
が脱水槽11の円形表面より内方に突出している循環水路
蓋13部分においては、洗濯水が直接的に衝突するため、
水の飛び散り量が極めて多いという課題も有していた。
本考案は上記課題に鑑み、溶着部の亀裂による液漏れを
防止するとともに水の飛び散りを防止することを目的と
する。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、脱水槽の上端開口
縁に取り付けたバランスリングと、脱水槽内側面及びバ
ランスリング内周面に嵌合して循環水路を形成する着脱
自在の循環水路蓋を備え、前記バランスリングの略外周
下部に外周リブを形成し、その外周面が前記脱水槽の上
端開口縁内周面と嵌合し、双方が溶着あるいは螺着され
さらに前記バランスリングの内周面下部に下方に突出
し、循環水路蓋が取り付けられる部分を除くほぼ全周に
凸部を設け、循環水路蓋には前記凸部と略連続的な壁を
構成する蓋リブを備え、脱水槽に取り付ける循環水路蓋
側壁と、この側壁部より内周側に位置する前記蓋リブの
間に水平部を有するとともに、循環水路蓋側壁は脱水槽
から内方に突出した構成を有する洗濯機である。
作用 上記構成によれば、バランスリングの外周リブが脱水槽
内面に嵌合し、その部分が溶着されるため、溶着条件が
悪く亀裂が生じても内部流体が漏れることは無い。ま
た、洗濯時の衣類の回転により生じる水流は、脱水槽内
周面とバランスリング下方に設けられた凸部にて構成さ
れる溝部を通過し、この凸部に阻まれるため、脱水槽を
越えて水が飛び散ることは極めて少なくなる。
実施例 以下、本考案の実施例について第1図〜第4図を参照し
て説明する。
本実施例における全自洗濯機の構成は第1図に示すよう
に、本体1に支持杆2及び圧縮バネ3を介して外槽4を
吊り下げ支持している。外槽4内に回転自在に配し洗濯
槽を兼ねる脱水槽5が設けられ、かかる脱水槽5の底部
に回転翼6を回転自在に配している。
この回転翼6と脱水槽5とはクラッチ機構7により選択
的に切換えられ、モータ8の回転力が伝達される。
また脱水槽5の上端開口縁には第2図に示す環状中空体
であるバランスリング9が装着されており、内部に内容
積の50%程度の流体を有している。
バランスリング9の外周部下端には同心円状の外周リブ
9aを設け、この外周リブ9aの外周面と前記脱水槽5の内
周面が嵌合し、双方は超音波溶着等により溶着固定され
ている。9bは三角リブで、溶着時の荷重による外周リブ
9aの倒れを防止するためのものである。また、内周部下
面には、凸部9cをほぼ全周に渡って設け、その高さh1
バランスリング9の高さh2の1/20以上の高さを有するも
のであり、この凸部9cによって構成される溝の幅wが、
バランスリング9の半径方向の厚さwの1/3以上であ
る。第3図,第4図において10はバランスリング9及び
脱水槽5と嵌合して糸屑フィルターの循環水路を形成し
ている着脱自在の循環水路蓋である。この循環水路蓋10
内周部には、前記バランスリング9の凸部9cと内周面と
先端部がほぼ同一面となる蓋リブ10aを設け、バランス
リング9の凸部9cと合わせてほぼ連続的な壁を構成し、
水の飛び散り現象を防止するものである。
第5図に本考案の第2の実施例を示し、第1の実施例に
対し内周面の凸部9cがリブで形成されているものであ
る。これは、バランスリング9の振動低減性能を確保す
るため等の理由で凸部を設けられない時に効果を奏する
ものである。また、同様に循環水路蓋についてもリブは
なく、逆に凸部を形成しても、本来の効果を得ることが
できる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、バランスリングと脱水槽
を溶着固定する際に、各種溶着条件をそれ程厳しく設定
しなくても、流体漏れ等の不良を減少、もしくは無くす
ことができるものであり、工程の簡略化によるコスト低
減と品質の向上が図れる。
また、バランスリングの内周面に形成された下方への凸
部と、循環水路蓋上部に形成され、前記バランスリング
凸部と連続的な構成の蓋リブにより、洗濯時の水流によ
って生じる水の飛び散り現象を防止することが可能であ
り、品質の向上が図れる。さらに、強い水流による運転
が可能となるため、洗濯性能の向上を実現する等の効果
を奏することができる。そして、循環水路蓋側壁と前記
蓋リブの間に水平部を有しているので、循環水路に糸屑
やゴミがたまったりして詰まった場合でも循環水路蓋を
着脱しやすい形状になっている。また、循環水路蓋周辺
は循環水路蓋側壁は洗濯槽から内方に突出しているため
水はねがしやすくなっているが、循環水路蓋には蓋リブ
を設けているので水が脱水槽の外へ飛び散ることを防止
している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における全自動洗濯機の縦断
面図、第2図は同バランスリング部の縦断面図、第3図
は同循環水路蓋とバランスリング部の縦断面図、第4図
は同斜視図、第5図は本考案の第2実施例におけるバラ
ンスリング部の縦断面図、第6図は従来のバランスリン
グの縦断面図、第7図は同循環水路蓋とバランスリング
部の縦断面図である。 1……本体、9……バランスリング、9a……外周リブ、
9b……三角リブ、9c……凸部、10……循環水路蓋、10a
……蓋リブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 島本 輝夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (56)参考文献 実願昭54−18479号(実開昭55−119080 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱水槽の上端開口縁に取り付けたバランス
    リングと、脱水槽内側面およびバランスリング内周面に
    嵌合して循環水路を形成する着脱自在の循環水路蓋を備
    え、前記バランスリングの略外周下部に外周リブを形成
    し、その外周面が前記脱水槽の上端開口縁内周面と嵌合
    し、双方が溶着あるいは螺着され、さらに前記バランス
    リングの内周部下部に下方に突出し、循環水路蓋が取り
    付けられる部分を除くほぼ全周に凸部を設け、循環水路
    蓋には前記凸部と略連続的な壁を構成する蓋リブを備
    え、脱水槽に取り付ける循環水路蓋側壁と、この側壁部
    より内周側に位置する前記蓋リブの間に水平部を有する
    とともに、循環水路蓋側壁は脱水槽から内方に突出した
    洗濯機。
JP1988119471U 1988-09-12 1988-09-12 洗濯機 Expired - Lifetime JPH0722223Y2 (ja)

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JPH0240380U JPH0240380U (ja) 1990-03-19
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