JP3162559B2 - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents

脱水兼用洗濯機

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JP3162559B2 JP28908893A JP28908893A JP3162559B2 JP 3162559 B2 JP3162559 B2 JP 3162559B2 JP 28908893 A JP28908893 A JP 28908893A JP 28908893 A JP28908893 A JP 28908893A JP 3162559 B2 JP3162559 B2 JP 3162559B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内槽が節水タイプの脱水
兼用洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、脱水兼用洗濯機においては、
内槽が節水タイプのものが供されている。このものの場
合、内槽は脱水用開口部を上部にのみ有するもので、こ
の内槽の内部にのみ貯水し、内・外槽間には貯水せずに
洗濯を行ない、そして、内槽を回転させることにより上
記脱水用開口部から脱水するようになっている。
【0003】又、このものにおいては、図5に示すよう
に、内槽1の底部の回転中心部に排水口2が形成され、
他方、外槽3の底部には第1の排水口4と第2の排水口
5とが形成されて、その第1の排水口4に上記内槽1の
排水口2が水封リング6及び水封ケース7で外槽3内の
他の部位から水封されて連通されている。一方、外槽3
外において、第1の排水口4と第2の排水口5には、排
水弁8を主とした排水弁ユニット9が連通され、この排
水弁ユニット9の先端部には排水ホース10が接続され
ている。そして更に、排水弁ユニット9にはエアトラッ
プ11が形成されており、このエアトラップ11に接続
キャップ12を介してエアチューブ13が接続されてい
る。
【0004】この構成で、内槽1内に給水すれば、その
水が内槽1の排水口2から水封リング6内、水封ケース
7内、及び外槽3の第1の排水口4を順に通って排水弁
ユニット9内に至り、ここから順次水位を上げることに
より、エアトラップ11内の空気圧をも高めて、その空
気圧をエアチューブ12を介し図示しない水位センサに
伝えることにより、内槽1内の水位が検知される。
【0005】又、排水時には、排水弁8の開放によっ
て、内槽1内の水が上述の経路から更に排水弁8及び排
水ホース10を通って機外に排出され、それと共にエア
トラップ11内の水も機外に排出される。
【0006】更に、溢水すすぎ時や脱水時には、内槽1
の上部の脱水用開口部から排出された水が、外槽3内を
降下して、該外槽3の第2の排水口5から排水弁ユニッ
ト9の排水弁8より先方の部分を通り、更に排水ホース
10を通って機外に排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものの場
合、排水弁8周りの配管構造が複雑であり、製造性や水
洩れ等に対する信頼性が悪かった。
【0008】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、排水弁周りの配管構造を簡
素にし得て、製造性や水洩れ等に対する信頼性を向上さ
せ得る脱水兼用洗濯機を提供し、併せて、通常タイプの
内槽を使用するものとの共用化もできる脱水兼用洗濯機
を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の脱水兼用洗濯機においては、外槽の内部
に、脱水用開口部を上部にのみ有する内槽を具え、この
内槽の内部にのみ貯水して洗濯を行ない、内槽を回転さ
せることにより上記脱水用開口部から脱水するようにし
たものにあって、上記内槽の底部の回転中心部に形成さ
れた排水口に対し、外槽の底部の周囲部に排水口を下方
へ開放させて形成すると共に、この排水口に下面の開放
部を隣接させて外槽の外側部に水位検知用のエアトラッ
プを一体に形成し、このエアトラップの下面の開放部及
び上記外槽の排水口に排水弁ユニットの排水受口を外下
方から共通に装着して、該排水弁ユニットの排水受口に
より、それらエアトラップの下面の開放部及び上記外槽
の排水口を連通させると共に、それらを排水弁ユニット
連通させ、そして、上記内槽の排水口から外槽の排水
口までを水封ケースにより外槽内の他の部位から水封し
て連通させたことを特徴とする。
【0010】この場合、外槽は、底部の水封ケース外の
部分に第2の排水口を有し、この第2の排水口及び上記
排水口の存する部分を最低部として、底部の他の部分を
漸次低くなるように形成すると良い。
【0011】
【作用】上記手段によれば、外槽の底部の周囲部に排水
口が下方へ開放させて形成されている形態に合わせて、
水位検知用のエアトラップを排水口に下面の開放部を隣
接させて外槽の外側部に一体に形成し、そして、そのエ
アトラップの下面の開放部と上記外槽の排水口とをそれ
らに外下方から共通に装着する排水弁ユニットの排水受
により連通させた分、排水弁周りの配管構造を簡素化
できる。
【0012】又、外槽を、底部の水封ケース外の部分に
第2の排水口を有し、この第2の排水口及び上記排水口
の存する部分を最低部として、底部の他の部分を漸次低
くなるように形成したものでは、外槽のそれら排水口及
び第2の排水口の排水条件を同一にし得て、そのうち、
第2の排水口を塞ぐように外槽を形成することにより、
脱水用開口部を上部のみならずそれより下方の部分にも
有する通常タイプの内槽を使用するものにも、共用でき
るようになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図1ないし
図4を参照して説明する。まず図2には脱水兼用洗濯機
全体の構成を示しており、外箱21内に外槽22を収容
して複数(一つのみ図示)の吊持機構23により弾性支
持している。外槽22内には内槽24を収容しており、
内槽24内には底部に撹拌体25を収容している。
【0014】一方、外槽22の外下方部には、モータ2
6を主体とする駆動機構27を配設しており、この駆動
機構27にあって、脱水時に回転される脱水軸28を外
槽22内の底部に突入させ、その上端部に取付盤29を
介して上記内槽24を取付けている。又、脱水軸28か
らは洗濯時に回転される洗濯軸30を内槽24内の底部
に突入させており、その上端部に上記撹拌体25を取付
けている。この構成で、洗濯時に撹拌体25を回転さ
せ、脱水時に内槽24を回転させるようにしている。
【0015】ここで、内槽24は下部から上部へ漸次径
大となるテーパ状を成しており、その上部にのみ脱水用
開口部である孔31を形成し、その内方にはバランスリ
ング32を隙間33を隔てて装着している。又、この内
槽24の底部には、図1に示すように、洗濯軸30周り
の回転中心部に排水口34を形成しており、その下方の
取付盤29にはそれと連通する通水口35を形成すると
共に、水封リング36を取着している。
【0016】これに対して、外槽22の図1中左側の周
囲部には排水口37を下方へ開放させて形成しており、
それと共に、外槽22の外側部には下面が開放するエア
トラップ38を一体に形成して、その下面の開放部38
aを排水口37と隣接させている。エアトラップ38の
上部にはエアチューブ39を接続して、それを図示しな
い水位センサに通じさせている。又、そのエアトラップ
38の開放部38aと排水口37には、排水弁40を主
とする排水弁ユニット41の排水受口41aを外下方よ
共通に被着して、該排水弁ユニット41の排水受口4
1aにより、それらエアトラップ38の開放部38aと
排水口37とを互いに連通させ、同時にそれらを排水弁
ユニット41に連通させている。
【0017】そして、外槽22内において、前記内槽2
4の排水口34から外槽22の排水口37にかけては、
水封ケース42を配設しており、この水封ケース42
は、水封リング36にシール43を介して水封し、外槽
22の内底面にはシール44を介し水封していて、それ
により、上記内槽24の排水口34から外槽22の排水
口37までを外槽22内の他の部位から水封して連通さ
せている。
【0018】加えて、外槽22の上記水封ケース42外
の部分には、図3に示すように第2の排水口45を形成
しており、外槽22の底部は、図4に示すように、その
第2の排水口45及び前記排水口37の存する部分46
を最低部として、他の部分を排水口37の反第2の排水
口45側から漸次低くなるように形成している。又、そ
の第2の排水口45は、図1に示す前記排水弁ユニット
41に接続ホース47を介して連通させており、更に、
排水弁ユニット41には先端部に排水ホース48を連通
させ、それを機外に通じさせている。
【0019】以上の構成で、内槽24内に給水すれば、
その水が内槽24の排水口34から取付盤29の通水口
35、水封リング36内、水封ケース42内、及び外槽
22の排水口37を順に通って排水弁ユニット41内に
至り、ここから順次水位を上げることにより、エアトラ
ップ38内の空気圧をも高めて、その空気圧をエアチュ
ーブ39を介し図示しない水位センサに伝えることによ
り、内槽24内の水位を検知する。
【0020】又、上述のように供給された水は、内槽2
4が脱水用開口部である孔31を上部にのみ有すること
により、内槽24にのみ貯留されるもので、内槽24と
外槽22との間には貯留されず、節水して洗濯を行な
う。
【0021】又、排水時には、排水弁40の開放によっ
て、内槽24内の水が上述の経路から更に排水弁40及
び排水ホース48を通って機外に排出され、それと共に
エアトラップ39内の水も機外に排出される。
【0022】更に、溢水すすぎ時や脱水時には、内槽2
4の上部の孔31から排出された水が、外槽22内を降
下して、該外槽22の第2の排水口45から接続ホース
47を介して排水弁ユニット41の排水弁40より先方
の部分を通り、更に排水ホース48を通って機外に排出
される。
【0023】以上の構成によれば、外槽22の底部の周
囲部に排水口37を下方へ開放させて形成している形態
に合わせて、水位検知用のエアトラップ38を排水口3
7に下面の開放部を隣接させて外槽22の外側部に一体
に形成し、そして、そのエアトラップ38の下面の開放
部38aと排水口37とをそれらに外下方から共通に装
着する排水弁ユニット41の排水受口41aにより連通
させた分、排水弁40周りの配管構造を簡素化できるも
ので、それにより、製造性や水洩れ等に対する信頼性を
向上させることができる。
【0024】又、外槽2を、底部の水封ケース42外
の部分に第2の排水口45を有し、この第2の排水口4
5及び上記排水口37の存する部分46を最低部とし
て、底部の他の部分を漸次低くなるように形成したこと
により、外槽2のそれら排水口37及び第2の排水口
45の排水条件を同一にし得て、そのうち、第2の排水
口45を入れ子型等により塞ぐように外槽2を形成す
ることにより、脱水用開口部を上部のみならずそれより
下方の部分にも有する通常タイプの内槽を使用するもの
にも共用でき、安価に提供できる。
【0025】
【発明の効果】本発明の脱水兼用洗濯機は以上説明した
とおりのもので、次に述べる効果を奏する。第1に、外
槽の内部に、脱水用開口部を上部にのみ有する内槽を具
え、この内槽の内部にのみ貯水して洗濯を行ない、内槽
を回転させることにより上記脱水用開口部から脱水する
ようにしたものにあって、上記内槽の底部の回転中心部
に形成された排水口に対し、外槽の底部の周囲部に排水
口を下方へ開放させて形成すると共に、この排水口に下
面の開放部を隣接させて外槽の外側部に水位検知用のエ
アトラップを一体に形成し、このエアトラップの下面の
開放部及び上記外槽の排水口に排水弁ユニットの排水受
口を外下方から共通に装着して、該排水弁ユニットの排
水受口により、それらエアトラップの下面の開放部及び
上記外槽の排水口を連通させると共に、それらを排水弁
ユニット連通させ、そして、上記内槽の排水口から外
槽の排水口までを水封ケースにより外槽内の他の部位か
ら水封して連通させたことにより、排水弁周りの配管構
造を簡素にし得て、製造性や水洩れ等に対する信頼性を
向上させることができる。
【0026】第2に、上記外槽を、底部の水封ケース外
の部分に第2の排水口を有し、この第2の排水口及び上
記排水口の存する部分を最低部として、底部の他の部分
を漸次低くなるように形成したことにより、通常タイプ
の内槽を使用するものとの共用化ができて、安価に提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す主要部分の縦断側面図
【図2】全体の破断側面図
【図3】外槽の横断平面図
【図4】図3のA−A線に沿う縦断面図
【図5】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
22は外槽、24は内槽、31は孔(脱水用開口部)、
34は内槽の排水口、37は外槽の排水口、38はエア
トラップ、38aはエアトラップの開放部、41は排水
弁ユニット、41aは排水弁ユニットの排水受口、42
は水封ケース、45は外槽の第2の排水口を示す。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 39/08 311 D06F 39/08 301 D06F 37/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外槽の内部に、脱水用開口部を上部にの
    み有する内槽を具え、この内槽の内部にのみ貯水して洗
    濯を行ない、内槽を回転させることにより前記脱水用開
    口部から脱水するようにしたものにおいて、前記内槽の
    底部の回転中心部に形成された排水口と、外槽の底部の
    周囲部に下方へ開放させて形成された排水口と、この排
    水口に下面の開放部を隣接させて外槽の外側部に一体に
    形成された水位検知用のエアトラップと、このエアトラ
    ップの下面の開放部及び前記外槽の排水口に外下方から
    共通に被着される排水受口を有しこの排水受口にてそれ
    らエアトラップの下面の開放部及び前記外槽の排水口
    連通させると共にそれらに連通された排水弁ユニット
    と、前記内槽の排水口から外槽の排水口までを外槽内の
    他の部位から水封して連通させた水封ケースとを具備し
    て成る脱水兼用洗濯機。
  2. 【請求項2】 外槽が、底部の水封ケース外の部分に第
    2の排水口を有し、この第2の排水口及び排水口の存す
    る部分を最低部として、底部の他の部分を漸次低くなる
    ように形成したことを特徴とする脱水兼用洗濯機。
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