JPH0887421A - プロセス切換方法およびプロセス切換システム - Google Patents

プロセス切換方法およびプロセス切換システム

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JPH0887421A
JPH0887421A JP22299894A JP22299894A JPH0887421A JP H0887421 A JPH0887421 A JP H0887421A JP 22299894 A JP22299894 A JP 22299894A JP 22299894 A JP22299894 A JP 22299894A JP H0887421 A JPH0887421 A JP H0887421A
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Yoshiyuki Matsuda
義幸 松田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明に係るプロセス切換システムは、切換時
にプロセス処理が中断することがない。 【構成】本発明に係るプロセス切換システムは、第1の
プロセスA−1による処理動作から第2のプロセスA−
1による処理動作へとプロセスを切換えるプロセス切換
システムである。本発明に係るプロセス切換システム
は、前記第1及び第2のプロセスに対する入力情報11
0の送出を制御する入力情報制御手段103と、前記第
1及び第2のプロセスの出力のいずれか一方を選択する
出力情報制御手段104と、前記第1及び第2のプロセ
スの起動停止及び監視を行い、切換タイミングの検出を
行うプロセス制御手段102と、前記第1のプロセスA
−1による処理動作中における所定の指示及び前記プロ
セス制御手段102の監視による切換タイミングの検出
に応じて前記各手段の制御管理を行う制御管理手段10
1とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プロセス(プログラ
ムやタスクを含めてプロセスという。)のバージョンア
ップ等の場合に、常駐プロセスを一時的に停止させるこ
となく、新規なプロセスへの切り換えが可能なプロセス
切換方法及びプロセス切換システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、常駐プロセスをバージョンアップ
した新規なプロセスへ切り換えるときには、当該常駐プ
ロセスを一旦、正常終了させ、新規なプロセスを起動す
るようにしている。
【0003】このため、現用の常駐プロセスの終了から
新規なプロセスの起動までの間に、僅かではあるが、プ
ロセス処理が中断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のプ
ロセス切換によると、制御や処理を連続する必要のある
システム、例えば、発電制御や電話交換制御では、プロ
セス処理の中断のため、重大な障害が生じることにな
る。例えば、上記の制御においては、発電能力の一時的
低下或いは過大等が生じ、交換や通話の停止等が生じる
ことになる。
【0005】本発明は上記の如き従来のプロセス切換に
おける問題点を解決せんとしてなされたものでその目的
は、切換時にプロセス処理が中断することがなく、制御
や処理の連続性が要求されるシステムに適用すると好適
なプロセス切換方法及びプロセス切換システムを提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1記載のプ
ロセス切換方法は、第1のプロセスによる処理動作から
第2のプロセスによる処理動作へとプロセスを切換える
プロセス切換方法であって、前記第1のプロセスによる
処理動作中に前記第2のプロセスを起動し、前記第1及
び第2のプロセスに対し同入力情報を与え、前記第1及
び第2のプロセスからの出力中の前記第1のプロセスの
出力を採用し、前記第1及び第2のプロセスを監視して
切換タイミングを検出し、前記切換タイミングが検出さ
れたときに、前記第1及び第2のプロセスからの出力中
の前記第2のプロセスの出力を採用するように切換えを
行い、その後に、前記第1のプロセスを停止させること
からなることを特徴とする。
【0007】本願の請求項2記載のプロセス切換方法
は、上記請求項1記載の方法であって、第1及び第2の
プロセスが同一の待機中ルーチンに入った場合に、切換
タイミングを検出することを特徴とする。
【0008】本願の請求項3記載のプロセス切換方法
は、上記請求項1記載の方法であって、第1及び第2の
プロセスが同一のモジュールから構成され、これら第1
及び第2のプロセスが同一のモジュールを終了した場合
に、切換タイミングを検出することを特徴とする。
【0009】本願の請求項4記載のプロセス切換方法
は、所定時刻、所定ファイルの到着時、第2のプロセス
が主メモリにロードされたときのいずれかにおいて、前
記第2のプロセスの起動を行うことを特徴とする。
【0010】本願の請求項5記載のプロセス切換システ
ムは、第1のプロセスによる処理動作から第2のプロセ
スによる処理動作へとプロセスを切換えるプロセス切換
システムであって、前記第1及び第2のプロセスに対す
る入力情報の送出を制御する入力情報制御手段と、前記
第1及び第2のプロセスの出力のいずれか一方を選択す
る出力情報制御手段と、前記第1及び第2のプロセスの
起動停止及び監視を行い、切換タイミングの検出を行う
プロセス制御手段と、前記第1のプロセスによる処理動
作中における所定の指示及び前記プロセス制御手段の監
視による切換タイミングの検出に応じて前記各手段の制
御管理を行う制御管理手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0011】本願の請求項6記載のプロセス切換システ
ムは、制御管理手段が、第2のプロセスの起動指示に応
じて、プロセス制御手段に対して前記第2のプロセスの
起動コマンドを発すると共に、入力情報制御手段に対し
ては入力情報を第1及び第2のプロセスへ共に供給する
よう制御を与え、出力情報制御手段に対しては第1及び
第2のプロセスの出力情報の内、前記第1のプロセスの
出力情報を選択するよう制御を与えることを特徴とす
る。
【0012】本願の請求項7記載のプロセス切換システ
ムは、制御管理手段が、プロセス制御手段が切換タイミ
ングを検出した場合に、出力情報制御手段に対しては第
1及び第2のプロセスの出力情報の内、前記第2のプロ
セスの出力情報を選択するよう制御を与え、その後にお
いて、入力情報制御手段に対しては第1及び第2のプロ
セスの内、前記第2のプロセスへのみ入力情報を供給す
るよう制御を与え、プロセス制御手段に対しては前記第
1のプロセスを停止させるようコマンドを与えることを
特徴とする。
【0013】本願の請求項8記載のプロセス切換システ
ムは、プロセス制御手段が、第1及び第2のプロセスが
同一の待機中ルーチンに入った場合に、切換タイミング
を検出するように構成され、或いは、第1及び第2のプ
ロセスが同一のモジュールから構成され、これら第1及
び第2のプロセスが同一のモジュールを終了した場合
に、切換タイミングを検出することを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成に係る請求項1記載のプロセス切換方
法では、第1のプロセスによる処理動作中に第2のプロ
セスが起動され、2つのプロセスが稼働状態となる。そ
こで、前記第1及び第2のプロセスに対し同入力情報を
与え、前記第1及び第2のプロセスからの出力中の前記
第1のプロセスの出力を採用し、2つのプロセスが稼働
状態であるが、第1のプロセスが実際の処理を行う。こ
こで、前記第1及び第2のプロセスを監視して切換タイ
ミングを検出し、前記切換タイミングが検出されたとき
に、前記第1及び第2のプロセスからの出力中の前記第
2のプロセスの出力を採用するように切換えを行い、第
2のプロセスの処理による動作となる。その後に、前記
第1のプロセスを停止させることで、プロセスの切り換
えが完了する。
【0015】上記構成に係る請求項2記載のプロセス切
換方法では、第1及び第2のプロセスが同一の待機中ル
ーチンに入った場合に、切換タイミングを検出して、前
記第1及び第2のプロセスからの出力中の前記第2のプ
ロセスの出力を採用するように切換えを行い、第2のプ
ロセスの処理による動作となる。
【0016】上記構成に係る請求項3記載のプロセス切
換方法では、第1及び第2のプロセスが同一のモジュー
ルから構成され、これら第1及び第2のプロセスが同一
のモジュールを終了した場合に、切換タイミングを検出
して、前記第1及び第2のプロセスからの出力中の前記
第2のプロセスの出力を採用するように切換えを行い、
第2のプロセスの処理による動作となる。
【0017】上記構成に係る請求項4記載のプロセス切
換方法では、所定時刻、所定ファイルの到着時、第2の
プロセスが主メモリにロードされたときのいずれかにお
いて、前記第2のプロセスが起動されることになる。
【0018】上記構成に係る請求項5記載のプロセス切
換システムでは、第1及び第2のプロセスに対する入力
情報の送出の制御、前記第1及び第2のプロセスの出力
のいずれか一方を選択する制御、前記第1及び第2のプ
ロセスの起動停止及び監視、切換タイミングの検出の制
御、第1のプロセスによる処理動作中における所定の指
示及び上記監視による切換タイミングの検出に応じて制
御管理が行われ、第2のプロセスへの連続的な切り換え
がなされる。
【0019】上記構成に係る請求項6記載のプロセス切
換システムでは、第2のプロセスの起動指示に応じて、
前記第2のプロセスの起動コマンドが発せられると共
に、入力情報を第1及び第2のプロセスへ共に供給する
よう制御がなされ、第1及び第2のプロセスの出力情報
の内、前記第1のプロセスの出力情報を選択するよう制
御が与えられ、2つのプロセスが稼働状態であるが、第
1のプロセスが実際の処理を行う状態が現出される。
【0020】上記構成に係る請求項7記載のプロセス切
換システムでは、切換タイミングを検出した場合に、第
1及び第2のプロセスの出力情報の内、前記第2のプロ
セスの出力情報を選択するよう制御がなされ、2つのプ
ロセスが稼働状態であるが、第1のプロセスが実際の処
理を行う状態が現出される。その後において、第1及び
第2のプロセスの内、前記第2のプロセスへのみ入力情
報を供給するよう制御がなされ、前記第1のプロセスを
停止させるようコマンドが与えられ、第2のプロセスへ
の切り換えが完了する。
【0021】上記構成に係る請求項8記載のプロセス切
換システムでは、第1及び第2のプロセスが同一の待機
中ルーチンに入った場合に、切換タイミングを検出する
ように構成され、或いは、第1及び第2のプロセスが同
一のモジュールから構成され、これら第1及び第2のプ
ロセスが同一のモジュールを終了した場合に、切換タイ
ミングを検出して、前記第1及び第2のプロセスからの
出力中の前記第2のプロセスの出力を採用するように切
換えを行い、第2のプロセスの処理による動作となる。
【0022】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明に係るプロセ
ス切換方法及びプロセス切換システムを説明する。各図
面の説明において、同一の構成要素には同一の符号を付
して重複する説明を省略する。
【0023】図2には、本発明に係るプロセス切換方法
が適用されるコンピュータシステムの構成例が示されて
いる。CPU7には主メモリ8が接続されるとともに、
バス9が延びており、このバス9にインタフェース10
〜14が接続されている。インタフェース10〜14に
は、それぞれ、キーボード入力装置2、CRTディスプ
レイ装置3、プリンタ装置4、ポインティングディバイ
スであるマウス5、外部記憶装置である磁気ディスク記
憶装置6が接続されている。また、バス9にはドライバ
16を介してアラーム発生器17が接続されている。係
るコンピュータシステムは、所謂パーソナルコンピュー
タ等の構成であるが、本発明に係るプロセス切換方法が
適用されるコンピュータシステムはこれに限らず、例え
ば、大型の、所謂メインフレームと称されるコンピュー
タシステムも含まれる。
【0024】本発明に係るプロセス切換方法を実現する
プロセス切換システムは、上記の各例におけるコンピュ
ータシステムの主メモリ内に図1に示される如く構築さ
れる。現用の常駐プロセスA−1と、このプロセスA−
1のバージョンアップされた新規なプロセスA−2とが
含まれている。更に、プロセスA−1及びプロセスA−
2に対する入力情報110の送出を制御する入力情報制
御手段103と、プロセスA−1及びプロセスA−2の
出力のいずれか一方を選択する出力情報制御手段104
とが含まれている。
【0025】更に、上記プロセス切換システムは、プロ
セスA−1及びプロセスA−2の起動停止及び監視を行
い、切換タイミングの検出を行うプロセス制御手段10
2と、プロセスA−1による処理動作中における所定の
指示及びプロセス制御手段102の監視による切換タイ
ミングの検出に応じて各手段の制御管理を行う制御管理
手段101とを具備する。
【0026】制御管理手段101は、プロセスに対する
起動指示109に応じて、プロセス制御手段102に対
してプロセスA−2の起動コマンドを発すると共に、入
力情報制御手段103に対しては入力情報をプロセスA
−1及びプロセスA−2へ共に供給するよう制御を与
え、出力情報制御手段104に対してはプロセスA−1
及びプロセスA−2の出力情報の内、プロセスA−1の
出力情報を選択するよう制御を与える。
【0027】更に、制御管理手段101は、プロセス制
御手段102が切換タイミングを検出した場合に、出力
情報制御手段103に対してはプロセスA−1及びプロ
セスA−2の出力情報の内、プロセスA−2の出力情報
を選択するよう制御を与え、その後において、入力情報
制御手段103に対してはプロセスA−1及びプロセス
A−2の内、プロセスA−2へのみ入力情報を供給する
よう制御を与え、プロセス制御手段102に対してはプ
ロセスA−1を停止させるようコマンドを与える。
【0028】ここで、切換タイミングについて説明する
と、プロセス制御手段102の一部は、プロセスのある
種の割り込み或いは入力等に対する待ち状態、つまり、
図3に示されるような、フローチャートのループ状態に
係るステップstep−iにおいて「NO」への分岐が
継続される状態を検出するプログラムにより構成され
る。つまり、プロセスが適当なタイミングで入力の有無
を検出するプログラムで停止している場合を検出する。
勿論、この状態がプロセスA−1,プロセスA−2にお
いて同時期に生じることが切換タイミングの条件であ
る。つまり、プロセスA−1のバージョンアップがプロ
セスA−2であるから、同一の処理環境においては、上
記条件が成立する。
【0029】また、他の実施例では、図4に示されるよ
うに、プロセスA−1が複数のモジュールa〜dから構
成され、プロセスA−2が複数のモジュールa1,b
1,c,d1から構成され、それぞれのプロセスA−
1、プロセスA−2において、同期を取り得るモジュー
ルcを終了したことをプロセス制御手段102が検出し
たときに、切換タイミングである。例えば、ある種のコ
マンド等C−Eが、実行させるのをプロセス制御手段1
02がウォッチングし、このコマンド等C−Eの実行終
了に所定ステップ要するものとすると、その時点が切換
タイミングである。なお、この実施例では、同一モジュ
ールcを終了時に同期が成立する例としたが、必ずしも
同一モジュールである必要はなく、プロセスA−1、プ
ロセスA−2において、同期を取り得るモジュールの終
了であれば、異なるモジュール(バージョンアップされ
たモジュール等)が採用される。
【0030】なお、上記のプロセス制御手段102、入
力情報制御手段103、出力情報制御手段104は、ソ
フトウエア(プログラム)により実現される手段であ
る。以上のように構成されたプロセス切換システムの動
作を説明する。当初においては、プロセスA−1が必要
な資源(図2に示した、周辺機器等)を確保して処理動
作中であり、入力情報110はプロセスA−1に与えら
れ、プロセスA−1の出力情報が出力されている。
【0031】そこで、プロセスA−2がロードされ、更
に、起動プロセス108がロードされ、起動プロセス1
08から所要のときに、起動指示109が制御管理手段
101へ与えられる。この起動プロセス108は、例え
ば、タイマ監視プロセスであり、所定時刻(正確には、
所定年の所定月の所定時刻)となると、起動指示109
を与える。これを受けた制御管理手段101はプロセス
制御手段102、入力情報制御手段103、出力情報制
御手段104を起動し、図5の状況を実現する。つま
り、入力情報制御手段103、出力情報制御手段104
により情報の入出力経路が制御される。次に、プロセス
制御手段102に対し起動コマンドを発し、かつ、入力
情報制御手段103に対し、入力情報110をプロセス
A−1、プロセスA−2に供給するように制御を与え、
出力情報制御手段104に対し、プロセスA−1、プロ
セスA−2の出力情報の内、プロセスA−1の出力情報
を選択するように制御を与える。
【0032】これによって、プロセス制御手段102は
プロセスA−1の監視に基づき、プロセスA−1が確保
している資源を検出する等し、プロセスA−2について
プロセスA−1と同様の資源確保等により同一の動作環
境を創出すると共に、プロセスA−2を起動する。これ
により、入力情報110は平等にプロセスA−1、プロ
セスA−2へ与えられ、プロセスA−1、プロセスA−
2が並列動作する。そして、プロセスA−1、プロセス
A−2の処理動作の結果、得られた出力情報は出力情報
制御手段104に至り、ここでプロセスA−1の出力情
報が選択されて出力情報120とされ、所要部へ送られ
る。このプロセスA−1、プロセスA−2が並列動作す
る状態が、図6に示されている。
【0033】上記のプロセスA−1、プロセスA−2が
並列動作する状態では、プロセス制御手段102はプロ
セスA−1、プロセスA−2を監視し、図3、図4によ
り説明した切換タイミングを検出する。この切換タイミ
ングが検出されると、プロセス制御手段102は制御管
理手段101へ切換タイミングが検出されたことを通知
する。
【0034】すると、制御管理手段101は、出力情報
制御手段104に対し、プロセスA−1、プロセスA−
2の出力情報の内、プロセスA−2の出力情報を選択す
るように制御を与える。この結果、入力情報110は平
等にプロセスA−1、プロセスA−2へ与えられ、プロ
セスA−1、プロセスA−2が並列動作するが、プロセ
スA−1、プロセスA−2の処理動作の結果、得られた
出力情報は出力情報制御手段104に至り、ここでプロ
セスA−2の出力情報が選択されて出力情報120とさ
れ、所要部へ送られる。このプロセスA−1、プロセス
A−2が並列動作する状態が、図7に示されている。
【0035】上記の後に更に、制御管理手段101はプ
ロセス制御手段102に対し、プロセスA−1の停止の
コマンドを与える。これにより、プロセス制御手段10
2はプロセスA−1に起動の停止をかけ、確保してあっ
た資源を解放させる。この処理終了の通知を受けた制御
管理手段101は、プロセス制御手段102、入力情報
制御手段103、出力情報制御手段104を停止させ
る。これにより、旧バージョンのプロセスA−1から新
バージョンのプロセスA−2への切り換えが完了する。
【0036】以上の実施例では、プロセスA−1、プロ
セスA−2が単独で稼働する場合には、プロセス制御手
段102、入力情報制御手段103、出力情報制御手段
104が停止するのであるが、プロセス制御手段10
2、入力情報制御手段103は、ソフトウエアによる所
謂フロンエンドプロセッサの一機能として実現され、ま
た、プロセス制御手段102が障害監視等のための監視
プログラムの一機能として実現される実施例の場合に
は、これらの各手段を停止することなく、図8に示すよ
うに、入力情報制御手段103により入力情報の送出経
路が変更され、出力情報制御手段104によりプロセス
A−2の出力情報の選択の継続がなされる。また、プロ
セス制御手段102が引き続きプロセスA−2を監視等
することになる。この様な実施例によっても、プロセス
の切り換えがプロセス処理の停止を伴うことなく実現で
きる。
【0037】また、以上の実施例においては、起動指示
109がタイマにより行われるものとしたが、他の実施
例では、所定のファイルがシステムに転送等されプロセ
スA−2によりファイルの読み出し、及び処理を行いた
いときや、プロセスA−2が主メモリにロードされたと
きに、起動指示109が、割り込み等により自動的に与
えられる。勿論、他の実施例では手動により起動指示1
09を発する。この様な実施例によっても、適宜な起動
指示により、プロセスの切り換えがプロセス処理の停止
を伴うことなく実現できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のプ
ロセス切換方法によれば、第1のプロセスによる処理動
作中に第2のプロセスが起動され、2つのプロセスが稼
働状態を作り、切換タイミングが検出されたときに、前
記第1及び第2のプロセスからの出力中の前記第2のプ
ロセスの出力を採用するように切換えを行い、第2のプ
ロセスの処理による動作とするので、切換時にプロセス
処理が中断することがない。このため、制御や処理の連
続性が要求されるシステムに適用すると好適であり、各
種のシステムに適用可能である。
【0039】また、請求項2記載のプロセス切換方法に
よれば、第1及び第2のプロセスが同一の待機中ルーチ
ンに入った場合に、切換タイミングを検出して、前記第
1及び第2のプロセスからの出力中の前記第2のプロセ
スの出力を採用するように切換えを行い、第2のプロセ
スの処理による動作へと移行するので、切換時にプロセ
ス処理が中断することがない。このため、制御や処理の
連続性が要求されるシステムに適用すると好適であり、
各種のシステムに適用可能である。
【0040】また、請求項3記載のプロセス切換方法に
よれば、第1及び第2のプロセスが同一のモジュールか
ら構成され、これら第1及び第2のプロセスが同一のモ
ジュールを終了した場合に、切換タイミングを検出し
て、前記第1及び第2のプロセスからの出力中の前記第
2のプロセスの出力を採用するように切換えを行い、第
2のプロセスの処理による動作へと移行するので、切換
時にプロセス処理が中断することがない。このため、制
御や処理の連続性が要求されるシステムに適用すると好
適であり、各種のシステムに適用可能である。
【0041】また、請求項4記載のプロセス切換方法に
よれば、所定時刻、所定ファイルの到着時、第2のプロ
セスが主メモリにロードされたときのいずれかにおい
て、前記第2のプロセスが起動されるので、所要のとき
に、切り換えのトリガを与えて、切換時にプロセス処理
が中断することがない切り換えを実行させることが可能
であり、便利である。
【0042】また、請求項5記載のプロセス切換システ
ムによれば、第1及び第2のプロセスの起動停止及び監
視、切換タイミングの検出の制御によって、第1のプロ
セスによる処理動作中に第2のプロセスが起動され、2
つのプロセスが稼働状態を作り、切換タイミングが検出
されたときに、前記第1及び第2のプロセスからの出力
中の前記第2のプロセスの出力を採用するように切換え
を行い、第2のプロセスの処理による動作とすることが
でき、切換時にプロセス処理が中断することがない。こ
のため、制御や処理の連続性が要求されるシステムに適
用すると好適であり、各種のシステムに適用可能であ
る。
【0043】また、請求項6記載のプロセス切換システ
ムによれば、2つのプロセスが稼働状態であるが、第1
のプロセスが実際の処理を行う状態が現出され、切換時
にプロセス処理が中断することがない状態の前段階が実
現される。このため、この後に、プロセス処理が中断す
ることなく、切り換えが可能となる。したがって、制御
や処理の連続性が要求されるシステムに適用すると好適
であり、各種のシステムに適用可能である。
【0044】また、請求項7記載のプロセス切換システ
ムによれば、切換タイミングを検出した場合の後に、第
2のプロセスへの切り換えがなされ、切換時にプロセス
処理が中断することがない状態の前段階が実現から、こ
の後に、プロセス処理が中断することなく、切り換えが
可能となる。したがって、制御や処理の連続性が要求さ
れるシステムに適用すると好適であり、各種のシステム
に適用可能である。
【0045】また、請求項8記載のプロセス切換システ
ムによれば、第1及び第2のプロセスが同一の待機中ル
ーチンに入った場合に、または、切換タイミングを検出
するように構成され、或いは、第1及び第2のプロセス
が同一のモジュールから構成され、これら第1及び第2
のプロセスが同一のモジュールを終了した場合という、
切換時にプロセス処理が中断することがない切換タイミ
ングを検出して、第2のプロセスからへの切換えを行う
ので、プロセス処理が中断することなく、切り換えが可
能となる。したがって、制御や処理の連続性が要求され
るシステムに適用すると好適であり、各種のシステムに
適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るプロセス切換システムの
構成図。
【図2】本発明の実施例に係るプロセス切換方法が適用
されるコンピュータシステムの構成例を示す図。
【図3】本発明の実施例に係るプロセス切換方法及びプ
ロセス切換システムで採用される切換タイミング検出の
一例を示す図。
【図4】本発明の実施例に係るプロセス切換方法及びプ
ロセス切換システムで採用される切換タイミング検出の
他の一例を示す図。
【図5】本発明の実施例に係るプロセス切換システムの
動作順を示す構成図。
【図6】本発明の実施例に係るプロセス切換システムの
動作順を示す構成図。
【図7】本発明の実施例に係るプロセス切換システムの
動作順を示す構成図。
【図8】本発明の実施例に係るプロセス切換システムの
動作順を示す構成図。
【符号の説明】
101 制御管理手段 102 プ
ロセス制御手段 103 入力情報制御手段 104 出
力情報制御手段 110 入力情報 120 出
力情報 A−1 (第1の)プロセス A−2
(第2の)プロセス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のプロセスによる処理動作から第2
    のプロセスによる処理動作へとプロセスを切換えるプロ
    セス切換方法において、 前記第1のプロセスによる処理動作中に前記第2のプロ
    セスを起動し、 前記第1及び第2のプロセスに対し同入力情報を与え、
    前記第1及び第2のプロセスからの出力中の前記第1の
    プロセスの出力を採用し、 前記第1及び第2のプロセスを監視して切換タイミング
    を検出し、 前記切換タイミングが検出されたときに、前記第1及び
    第2のプロセスからの出力中の前記第2のプロセスの出
    力を採用するように切換えを行い、 その後に、前記第1のプロセスを停止させることからな
    るプロセス切換方法。
  2. 【請求項2】 第1及び第2のプロセスが同一の待機中
    ルーチンに入った場合に、切換タイミングを検出するこ
    とを特徴とする請求項1記載のプロセス切換方法。
  3. 【請求項3】 第1及び第2のプロセスが同一のモジュ
    ールから構成され、これら第1及び第2のプロセスが同
    一のモジュールを終了した場合に、切換タイミングを検
    出することを特徴とする請求項1記載のプロセス切換方
    法。
  4. 【請求項4】 所定時刻、所定ファイルの到着時、第2
    のプロセスが主メモリにロードされたときのいずれかに
    おいて、前記第2のプロセスの起動を行うことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のプロ
    セス切換方法。
  5. 【請求項5】 第1のプロセスによる処理動作から第2
    のプロセスによる処理動作へとプロセスを切換えるプロ
    セス切換システムにおいて、 前記第1及び第2のプロセスに対する入力情報の送出を
    制御する入力情報制御手段と、 前記第1及び第2のプロセスの出力のいずれか一方を選
    択する出力情報制御手段と、 前記第1及び第2のプロセスの起動停止及び監視を行
    い、切換タイミングの検出を行うプロセス制御手段と、 前記第1のプロセスによる処理動作中における所定の指
    示及び前記プロセス制御手段の監視による切換タイミン
    グの検出に応じて前記各手段の制御管理を行う制御管理
    手段とを具備したことを特徴とするプロセス切換システ
    ム。
  6. 【請求項6】 制御管理手段は、 第2のプロセスの起動指示に応じて、プロセス制御手段
    に対して前記第2のプロセスの起動コマンドを発すると
    共に、 入力情報制御手段に対しては入力情報を第1及び第2の
    プロセスへ共に供給するよう制御を与え、 出力情報制御手段に対しては第1及び第2のプロセスの
    出力情報の内、前記第1のプロセスの出力情報を選択す
    るよう制御を与えることを特徴とする請求項5記載のプ
    ロセス切換システム。
  7. 【請求項7】 制御管理手段は、プロセス制御手段が、
    切換タイミングを検出した場合に、 出力情報制御手段に対しては第1及び第2のプロセスの
    出力情報の内、前記第2のプロセスの出力情報を選択す
    るよう制御を与え、 その後において、入力情報制御手段に対しては第1及び
    第2のプロセスの内、前記第2のプロセスへのみ入力情
    報を供給するよう制御を与え、プロセス制御手段に対し
    ては前記第1のプロセスを停止させるようコマンドを与
    えることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の
    プロセス切換システム。
  8. 【請求項8】 プロセス制御手段は、 第1及び第2のプロセスが同一の待機中ルーチンに入っ
    た場合に、或いは、第1及び第2のプロセスが同一のモ
    ジュールから構成され、これら第1及び第2のプロセス
    が同一のモジュールを終了した場合に、切換タイミング
    を検出することを特徴とする請求項5乃至請求項7のい
    ずれか1項に記載のプロセス切換システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009146386A (ja) * 2007-09-21 2009-07-02 Fisher Rosemount Syst Inc リアルタイムバッチラン環境下におけるオンライン式レシピ同期化
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