JPH0887224A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0887224A
JPH0887224A JP6221884A JP22188494A JPH0887224A JP H0887224 A JPH0887224 A JP H0887224A JP 6221884 A JP6221884 A JP 6221884A JP 22188494 A JP22188494 A JP 22188494A JP H0887224 A JPH0887224 A JP H0887224A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
unit
electrophotographic process
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JP6221884A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Hiraike
文明 平池
Hiroyuki Honda
広行 本多
Kiyoshi Kimura
清 木村
Yasuhiko Yamaguchi
恭彦 山口
Chiharu Kobayashi
千春 小林
Takao Kurohata
貴夫 黒畑
Kenji Taki
研司 瀧
Hiroyuki Maruyama
宏之 丸山
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 像担持体を含むプロセスユニットを画像形成
装置本体に対して着脱自在に構成したものは電子計算機
のプリンターとして使用される場合に高画質の維持と短
時間における機能回復を実現することが困難であった。
これを解決するため複数の電子写真プロセスユニットを
画像形成装置本体に対し容易に着脱出来るよう構成し
た。 【構成】 像担持体を含むプロセスユニット100、転写
搬送ユニット30、定着ユニット23が給紙経路に対向して
筐体に関して着脱自在に構成されており、転写搬送ユニ
ット30及び定着ユニット23はガイドピン51,53とガイド
孔52,54を介して垂直方向に案内され位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成装置に係わり、
更に詳しくは、本体に関して着脱可能に構成された電子
写真プロセスユニットを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、少なくとも像担持体を含むプ
ロセスユニットを画像形成装置本体に対して着脱自在に
構成したものは公知である。かかる画像形成装置は電子
写真方式の画像形成装置において、手を汚すこと無くト
ナー交換や像担持体である感光体ドラムを迅速に交換す
ることが可能であり、専門家でない一般ユーザーがサー
ビスマンの手を煩わすことがなくできることから広く使
用されるに到った。その用途も複写機、ファクシミリ、
プリンター等の各種に及んでいる。
【0003】特に電子計算機のプリンターとしての用途
は多量のプリントを高画質で連続して出力することが要
求される。その際に像担持体を含むプロセスユニットだ
けを交換するだけでは性能の回復を期待することは出来
ず、この場合にはサービスマンによる出張修理や工場送
りが必要となり機械停止による損失は無視できないもの
となる。そこで画像形成装置における高画質の維持と短
時間における機能回復が一般のユーザーにより容易に実
現できる構成の画像形成装置が望まれるようになってき
た。
【0004】またこの結果として複数の電子写真プロセ
スユニットを着脱自在に構成した画像形成装置が普及す
ると、プロセスユニットの装着忘れや不完全な装着状態
を簡単に判断できる方法が必要となるが、従来の技術で
は検知素子の組み込みや検知回路用の配線の増設を必要
とし配線の複雑化を伴うため、機器の設計、製造に際し
てコストを低減できる適当な方法がなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上説明した
ような課題の少なくとも1つを解決すべく成されたもの
で、本発明は複数の着脱自在の電子写真プロセスユニッ
トを持ち前記電子写真プロセスユニットの一組以上は像
担持体を含まない他の電子写真プロセスユニットからな
るもので、高画質の維持を長期間に渡って容易に実現で
きる画像形成装置を提供すること、及び筐体に対して着
脱自在に構成した電子写真プロセスユニットの装着異常
状態を生じたとき簡単に判定できてユーザーに確実に知
らせる画像形成装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記のよう
な手段により達成される。即ち、発明1は、筐体本体が
上下二分割され給紙経路に直交する軸を支点として上本
体と下本体に構成され、前記筐体の上本体は、前記給紙
経路の上流側を支点とし下流側が開閉可能に構成され、
前記上本体に対して前記給紙経路に対向して像担持体を
含む電子写真プロセスユニットが着脱可能に設けられた
画像形成装置において、像担持体を含まない他の電子写
真プロセスユニットが少なくとも前記下本体に対して1
組以上着脱可能に設けられていることを特徴とする画像
形成装置である。
【0007】発明2は、画像形成装置に対して着脱可能
に構成された電子写真プロセスユニットであって、前記
電子写真プロセスユニット内に2個以上の検知装置を備
えている場合、少なくとも2個の出力状態を利用して前
記電子写真プロセスユニットが画像形成装置に対して装
着されているか否かを検知できるように構成されたこと
を特徴とする画像形成装置である。
【0008】ここで、電子写真プロセスユニットとは画
像形成装置に対して着脱自在に構成された電子写真プロ
セスユニットで、像担持体、現像器、クリーニング装
置、帯電器、除電器、転写装置等電子写真による画像形
成に固有の技術処理に用いられる部品、装置を単体で、
または適宜組み合わせたユニットを意味する。
【0009】検知装置とは電子写真プロセスユニット内
部の温度、湿度、電圧、電流等を検知検出して電子写真
プロセスユニット外で利用可能な出力を取り出すもので
あってデジタル出力でもアナログ出力のいずれであって
もよい。
【0010】
【作用】以上のように構成した作用について説明する。
【0011】請求項1は上下二分割されて一方の端部が
軸支され反対側端部が開放されるいわゆるクラムシェル
型構造の筐体であって、給紙経路に対向して複数の電子
写真プロセスユニットが着脱可能に構成されたもので、
給紙、紙の搬送に際して紙詰まり(ジャム)が発生した
とき、記録紙の除去を容易にするという効果をもたらす
とともに複数の電子写真プロセスユニットの一つが像担
持体を含む感光体・クリーニングユニットであるもの
で、感光体ドラムのような消耗部材を内蔵しているため
交換頻度の大きいユニットでありユニット化による大き
な省力効果が得られるという効果に加えて、二分割に開
放された筐体に対し、像担持体を含まない他の電子写真
プロセスユニットを1組以上着脱可能に設けているの
で、ユーザーが簡単に着脱することが可能となり像担持
体の劣化以外の原因に基づく画質の劣化を効果的に防止
することが出来る。
【0012】請求項2は複数の電子写真プロセスユニッ
トのうちで像担持体を含まない他の電子写真プロセスユ
ニットが転写搬送ユニットであるもので、電子写真プロ
セスにおいて画像形成時における良好な転写特性の維持
と記録紙上に形成された定着前のトナー像に乱れを生じ
ること無く搬送することができてユニット化により画質
向上と画質安定性が得られる。
【0013】請求項3は複数の電子写真プロセスユニッ
トのうちで像担持体を含まない他の電子写真プロセスユ
ニットが定着ユニットであるもので、従来の定着部が高
温で高い圧力で常時駆動されるローラーやクリーニング
ブラシを内蔵する為長期間にわたる安定性の維持が困難
であったものでユニット化により定着画質の向上と画質
安定性が得られる。
【0014】請求項4は請求項2における転写搬送ユニ
ットにおいて、前記転写搬送ユニットを転写紙の移動方
向に対して直交する方向に装着するための案内部材を備
えているもので、ユニットの着脱に際し、転写紙の移動
方向に対して直交する方向に装着を容易にする。
【0015】請求項5は請求項2における転写搬送ユニ
ットにおいて、前記転写搬送ユニットを転写紙の移動方
向及び転写紙の移動方向に対して直交する方向に位置決
めする位置決め部材をユニットに設けてなるもので、ユ
ニットの着脱に際し、ユニットと筐体との位置関係を正
確に維持することが出来る。
【0016】請求項6は請求項3における定着ユニット
において、前記定着ユニットを転写紙の移動方向に対し
て直交する方向に装着するための案内部材を備えている
もので、ユニットの着脱に際し、転写紙の移動方向に対
して直交する方向に装着を容易にする。
【0017】請求項7は請求項3における定着ユニット
において、前記定着ユニットを転写紙の移動方向及び転
写紙の移動方向に対して直交する方向に位置決めする位
置決め部材をユニットに設けてなるもので、ユニットの
着脱に際し、ユニットと筐体との位置関係を正確に維持
することが出来る。
【0018】請求項8は画像形成装置に対して着脱可能
に構成された電子写真プロセスユニットであって、前記
電子写真プロセスユニット内に2個以上の検知装置を備
えている場合、少なくとも2個の出力状態を利用して前
記電子写真プロセスユニットが画像形成装置に対して装
着されているか否かを検知できるように構成されたもの
で、ユニットに装着を検知するための検知素子の組み込
みや検知回路用の配線の増設を不要とし、配線の簡素化
と機器の設計、製造に際してコストの低減を可能とす
る。
【0019】請求項9は請求項8における電子写真プロ
セスユニットが定着ユニットであるもので、複数の検知
装置を内蔵しているためその効果が顕著に現れる。
【0020】請求項10は請求項9の定着ユニットの検知
装置が温度検知装置であって、複数の温度検知装置を内
蔵しているためその効果が顕著に現れる。
【0021】請求項11は請求項10の温度検知装置がサー
ミスターであって、量産され多用されているため性能の
安定した低コストの定着ユニットを実現できる。
【0022】請求項12は請求項10の温度検知装置が熱電
対であって、量産され多用されているため性能の安定し
た低コストの定着ユニットを実現できる。
【0023】請求項13は請求項10の温度検知装置がポジ
スターであって、量産され多用されているため性能の安
定した低コストの定着ユニットを実現できる。
【0024】
【実施例】
(実施例1)請求項1に関する発明を図1乃至図2に基
づいて説明する。
【0025】図1は、発明1の一実施例の画像形成装置
であるカラーレーザプリンタの概要構成を示す断面図で
ある。この図に基づいて先ず全体の構成と動作の概要を
説明する。
【0026】筐体1は上本体1Bと下本体1Aとに上下
二分割され給紙経路3に直交する支軸2を支点として開
閉可能なクラムシェル構造に構成されている。本クラム
シェル構造は前記給紙経路3の上流側を支点とし下流側
が開閉可能に構成されている。前記給紙経路3に対向し
て複数の電子写真プロセスユニット、即ち、プロセスカ
ートリッジ(ドラムクリーニングユニット)100、転写
搬送ユニット30、定着ユニット23が筐体1に対しそれぞ
れ着脱可能に構成されている。
【0027】OPC感光層を表面に塗布した像担持体と
しての感光体ドラム10は一方向(図では時計回り方向)
に駆動回転され、PCL11による除電を行って前回プリ
ント時の電荷を除去された後、帯電器120により周面に
対し一様に帯電され新たなプリントに備える。この一様
帯電の後、像露光手段13により画像信号に基づいた像露
光が行われる。像露光手段13は後述するレーザ光源から
発光されるレーザ光を回転多面鏡13Aにより回転走査さ
れ、fθレンズ13B等を経て反射ミラー13Cにより光路
を曲げられ、予め前記帯電された感光体ドラム10の周面
上に投射され感光体ドラム10表面に潜像が形成される。
【0028】感光体ドラム10の周縁にはイエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),黒色(K)等
のトナーと磁性を有するキャリアとの混合剤で構成され
る現像剤をそれぞれ充填した現像器14が設けられてい
る。そして各現像器へのトナーの補給は各色のトナーホ
ッパー40からパイプ44,45,46,47を通じて適時行われ
るようにしてある。まず、1色目の現像がマグネットを
内蔵し現像剤を保持しつつ回転するスリーブローラ14S
によって行われる。現像剤は、層形成棒によってスリー
ブローラ14S上に所定の厚さに規制されて現像域へと搬
送される。感光体ドラム10とスリーブローラ14Sとの間
にはACバイアス電圧VACとDCバイアス電圧VDCとが
重畳して印加される。ここで、感光体ドラム10の露光さ
れた部分の電位をVL、露光部分以外の帯電された感光
層表面電位をVHとし、DCバイアス電圧VDCを、|VH
|>|VDC|>|VL|が成立するように設定すること
により、ACバイアス電圧VACによってキャリアから離
脱するきっかけを与えられたトナーはVDCより電位の高
いVHの部分には付着せず、VDCより電位の低い電位VL
の露光部分に付着し、顕像化され現像される。
【0029】このようにして1色目の現像が終わった
後、2色目(例えばマゼンタ)の画像形成行程に入り、
再び感光体ドラム10が一様帯電され、2色目の画像デー
タによる潜像が像露光手段13によって形成される。3色
目(シアン)、4色目(黒色)についても2色目と同様
の画像形成行程が行われ、感光体ドラム10上には計4色
の現像がなされる。
【0030】一方、給紙カセット21又は手差し搬送口24
から給紙機構22によって給送された転写材である記録紙
Pは、転写ベルト30Aを張架した転写搬送ユニット30に
よって感光体ドラム10と転写ベルト30Aとの間に形成さ
れるニップ部(転写域)30Gへと給送され、感光体ドラ
ム10周面上の多色像が一括して記録紙Pに移される。こ
こで、転写ベルト30Aの上流側保持ローラ30Bの軸30C
に対して高電圧が印加され、この軸30Cに転写ベルト30
Aを挟んで対向する位置に設置された導電性ブラシ30D
は接地されており、給送されてきた記録紙Pはブラシ30
Dと転写ベルト30Aとの間に進入し、ブラシ30Dより記
録紙Pに注入される電荷により転写ベルト30Aに吸引さ
れつつ転写域へ進入する。感光体ドラム10より分離した
記録紙Pは、転写ベルト30Aを張架する下流側の保持ロ
ーラ30Eの軸30Fを対向電極として除電されながら転写
ベルト30Aから分離する。なお、転写ベルト30Aは多色
像形成中は下流側の保持ローラ30Eの軸30Fを回動中心
として感光体ドラム10より離間される。
【0031】転写搬送ユニット30から分離した記録紙P
は、少なくとも一方のローラ内部にヒータを有する2本
の定着ローラで構成される定着ユニット23へと搬送さ
れ、その2本の定着ローラ間で熱と圧力とを加えられる
ことにより付着トナーは溶融し、記録紙P上に定着され
た後、搬送ガイド25を通って上方に向かい装置外へ搬出
される。
【0032】転写後の感光体ドラム10周面上に残ったト
ナーは除電器15により除電された後、クリーニング装置
16に至り、感光体ドラム10に当接したクリーニングブレ
ード16aによってクリーニング装置16内に掻き落とさ
れ、スクリュー等により搬出され回収トナーボックス17
に貯溜される。クリーニング装置16により残留トナーを
除去された感光体ドラム10はPCL11により除電された
後、帯電器120によって一様帯電を受け、次の画像形成
サイクルに入る。また、記録紙Pが前記転写ベルト30A
から分離されず感光体ドラム10に巻き付いて除電器15よ
り上方に進入すると、前記クリーニングブレード16aや
電極ワイヤーを破損させる恐れがあるため、この記録紙
Pの巻き付きを早期に検出するジャムセンサ30Hが除電
器15の近傍に装着されている。
【0033】以上は上本体1Bと下本体1Aが閉鎖され
て画像形成が作動可能の状態の説明であるが、図2、即
ち、筐体1の上本体1Bを開放状態にするため、支軸2
のまわりに約45°回動した概要図を用いて上本体1B、
下方体1A及びプロセスカートリッジ100の構成につい
て説明する。
【0034】下本体1Aには給紙カセット21、給紙機構
22、転写搬送ユニット30及び定着装置23等が装着され、
上本体1Bには像露光手段13、現像器14やトナーホッパ
ー40等が組み込まれていて更に、感光体ドラム10、
PCL11、帯電器120、除電器15、クリーニング装置1
6、回収トナーボックス17等を組み込んだプロセスカー
トリッジ100が上本体1Bの上本体枠18に着脱可能に設
けられている。
【0035】尚、該プロセスカートリッジ100の両サイ
ドには感光体ドラム10の中心軸に相当する所に載置ガイ
ドピン157、そこからドラム半径よりやや短い距離の所
に他の載置ガイドピン158が設けられている。上本体1
Bが下本体1Aの支軸2のまわりに約45°回動すること
により右方の手差しガイドも他の支軸を支点にして回動
して開くようにしてある。
【0036】このように上本体1Bが略45°開いた状態
になって、プロセスカートリッジ100が着脱できる状態
になるし、該カートリッジ100の前記載置ガイドピン15
7、158が、上本体1Bの両側の上本体枠18に設けられた
ガイド溝18A、載置面18Bに沿ってスライドさせるよう
に挿入載置すると、前記載置ガイドピン157はガイド溝
の底部に停まり、他の前記載置ガイドピン158は載置面1
8B上に載せられる。そして載置面18Bの端部には盛り
上がり部18Cが設けられていて前記ガイドピン158が前
記プロセスカートリッジ100の自重に抗して誤って移動
させようとしても容易に乗り越えられないようにしてあ
る。そしてこの状態で第1位置での支持部が形成され、
安全に該プロセスカートリッジ100は第1位置への載置
状態となる。
【0037】また、該プロセスカートリッジ100の後部
両側にはクランプ機構150が設けられている。これは支
軸152に回動自在に枢支されたクランプレバー151がプロ
セスカートリッジ100のフレームと該クランプレバー151
の間にかけられたコイルばね153によって反時計方向に
回動するように付勢されている。
【0038】そして該クランプレバー151の上端部には
フック151Bが形成され、下端部には図の左方にコイル
ばね153の付勢に抗して指によって該レバー151を時計方
向に回動さすことのできるノブ151Aが設けられてい
る。
【0039】一方前記上本体枠18の両側には第2位置の
支持ピン155が設けられている。
【0040】前記第1位置にあるプロセスカートリッジ
100は、前記ピン157を支点にして上方に略45°回動させ
ることにより前記フック151Bが前記ばね153による付勢
力に抗して前記支持ピン155にガイドされて通過し終わ
った瞬間に該付勢力により該支持ピン155にクランプ状
態になり図3の全体概要断面図に示す状態に装着され
る。このようにして第2位置における支持部が形成され
る。そしてこのとき上本体1Bのフレーム面160Aとプ
ロセスカートリッジ100の端面160Bとにより、記録紙P
の回収通路が形成される。これが図3に示す第2位置の
装着状態である。
【0041】そしてこれを外して図3の2点鎖線の状態
又は図2に示す第1位置の状態に戻すには前記プロセス
カートリッジを僅かに持ち上げながら前述のノブ151A
に指をかけて左に引くようにするとフック151Bがピン1
55から外れて、一旦第1位置に戻すことができる。
【0042】そしてガイド溝18A、載置面18Bから載置
ガイドピン157,158が離れていくように該プロセスカー
トリッジ100を持ち上げるようにして移動することによ
り上本体1Bから該プロセスカートリッジ100を取り外
すことが可能になる。
【0043】次に図3を用いて転写搬送ユニット30及び
定着ユニット23が下本体1Aに装着される場合の位置関
係について説明する。
【0044】下本体1Aに設けられた棚部50には転写搬
送ユニット30及び定着ユニット23の装着に関し前記両ユ
ニットを垂直(図の白線矢印方向)に案内するガイドピ
ン51及びガイドピン53が設けられている。前記ガイドピ
ン51及びガイドピン53は同時に下本体1Aに対する相対
的な位置関係を規定する位置決め部材をかねており、転
写紙の移動方向及び転写紙の移動方向に対して直交する
方向に位置決め出来るよう、図に面して手前側と奥側に
それぞれ2本ずつ配置されている。前記ガイドピン51及
びガイドピン53に対応して転写搬送ユニット30及び定着
ユニット23の下面には、位置決め部材として前記ガイド
ピンに嵌合するガイド孔52、ガイド孔54がそれぞれ設け
られている。上記のように上方から垂直に案内されて相
互に位置決めされた転写搬送ユニット30及び定着ユニッ
ト23は図示を省略した締めつけネジ等により棚部50に固
定される。
【0045】このように転写搬送ユニット、定着ユニッ
トの交換に際しては、筐体が上下に二分割されて一端が
開放されて形成された空間内に両ユニットを持ち込むこ
とができるので、ユニット交換のために筐体を解体する
ための労力が不要である。また両ユニットの取付に際し
ては、前記空間内に持ち込まれたユニットを目視で確認
しながら、案内部材に案内されて、上方から垂直に取り
付けるので、正確で安定した装着が容易に実現できる。
【0046】(実施例2)請求項8に関する発明を図4
乃至図6に基づいて説明する。
【0047】図4は発明2の実施例の画像形成装置の各
部と制御部の関係を示すブロック図である。
【0048】筐体1内に配置された各部は制御部60によ
り制御される。制御部はCPU61,ROM62,RAM63
を備え記録紙の給送、画像形成プロセスの進行を受け持
っている。図示されないコンピューターからの画像デー
タの処理と、出力画像の組み立てはプリンタコントロー
ラー66が受持ち、操作部67及び外部機器68からのデータ
や指令は全て制御部60に伝えられ機内各部要素69の動作
と関係付けられる。
【0049】図5は定着ユニット23の動作状態を検知し
温度制御する制御部60と定着ユニットの各部の接続を示
す回路図である。
【0050】定着ユニットはヒーター23Cにより加熱さ
れ、図示を省略したモーターにより回転駆動される定着
ローラー23Aと、前記定着ローラー23Aに対して加圧接
触される加圧ローラー23Bから構成される。前記2個の
ローラーに対して温度制御用サーミスター23D,23Eが
それぞれ設けられている。熱源であるヒーター23Cを内
蔵する定着ローラー23Aには異常検知用サーミスター23
Fが設けられている。これら定着ユニット内の配線と筐
体本体とは定着ユニットコネクター23Gを介して接続さ
れる。
【0051】各サーミスターとCPUとは次のように接
続されている。サーミスター23EとCPU61との接続を
1例として説明する。サーミスター23Eの一端は接地さ
れ、他端は分圧抵抗71,72を介して電圧が印加される。
抵抗73とコンデンサー74はノイズ除去用のフィルター75
を形成する。サーミスター23Eからの出力はCPU保護
用の抵抗76を介してCPU61のアナログ・デジタル(A
/D)変換器付き入力端子に接続される。
【0052】3個のサーミスター23D,23E,23Fのう
ち2個を用いて定着ユニット23の装着異常を検知する場
合を説明する。
【0053】サーミスターの抵抗値は低温では高抵抗値
を示し、高温では低抵抗値を示す。従って低温時にはR
点の電圧は高く、高温時には低くなる。R点の電圧が高
すぎるときは異常な低温であるか、サーミスターが断線
であるかのいずれかである。
【0054】温度制御用のサーミスター23D,23Eを用
いてCPUで素子の異常を検出する場合のフローチャー
トを図6に示す。
【0055】CPUはステップS101において下ローラ
ー(定着ローラー)23Aが−1度以下であるか否かを監
視し、続いてステップS102で上ローラー(加圧ローラ
ー)23Bが−1度以下であるか否かを監視し、双方とも
−1度以下であればステップS103で定着ユニット無し
と判断する。いずれか一方がNoであるときはサーミス
ターかヒーターの不良であるとしてステップS104で定
着ハードエラーと判定する。
【0056】複写機のようなOA機器が使用される事務
室内の温度は常温であり、上下ローラーとも−1度とい
う場合はあり得ないし、素子の断線に基づくハードエラ
ーという場合は稀である。即ち、サーミスターが2個と
も同時に不良となるケースは稀なケースであるのに対
し、定着ユニットが装着されていないケースはありふれ
たケースである。図において定着ユニット装着無しと判
断されたとき、警報を発するように構成し、まず第一に
ユーザーに装着不良を知らせ、再装着・点検等を実施し
て貰い、こを所定回数繰り返しても回復しないときは機
械異常と判断するようにしてもよい。
【0057】上記実施例は温度検知にサーミスターを使
用した場合を述べたが、温度検知素子として豊富な使用
実績があり、性能の安定性のある熱電対とポジスターの
場合について素子出力の関係を示したものが表1であ
る。
【0058】
【表1】
【0059】従って熱電対の場合上下ローラーの温度検
出用熱電対の出力が双方とも0であるとき、ポジスター
の場合2個の上下ローラーの温度検出用素子の値が異常
に大きいときを定着ユニット非装着と見なして判断する
ことが出来る。
【0060】なお、上記実施例1及び実施例2において
共通する部分、対応する部分には同一参照符号を付与し
ている。
【0061】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、以下に記載されるような効果を有する。
【0062】請求項1の効果として、給紙経路に対向し
て複数の電子写真プロセスユニットが筐体に対して着脱
可能に構成されたもので、給紙、紙の搬送に際して紙詰
まり(ジャム)が発生したとき記録紙の除去が容易であ
る。さらに、像担持体を含むユニットが筐体に対して着
脱可能に構成されたもので、像担持体のような消耗部材
を内蔵しているため交換頻度が大きく、ユニット化によ
る大きな省力効果が得られる。さらに、像担持体を含ま
ない他の電子写真プロセスユニットが少なくとも1組以
上が容易に着脱可能に設けられているので、ユーザーの
ユニット交換により像担持体の劣化以外の原因に基づく
画質の劣化を効果的に防止することが出来る。
【0063】また、請求項2の効果として、請求項1の
効果に加え、転写搬送ユニットが筐体に対して容易に着
脱可能に構成されたもので、画像形成時における良好な
転写特性の維持と記録紙上に形成された定着前のトナー
像に乱れを生じること無く搬送することができユニット
化により画質向上と画質安定性が得られる。
【0064】また、請求項3の効果として、請求項1の
効果に加え、定着ユニットが筐体に対して着脱可能に構
成されたもので、従来の定着部が高温で高い圧力で常時
駆動されるローラーやクリーニングブラシを内蔵するた
め長期間にわたる安定性の維持が困難であったものがユ
ニット化により定着画質の向上と画質安定性が得られ
る。
【0065】また、請求項4の効果として、請求項2の
効果に加え、転写搬送ユニットを転写紙の移動方向に対
して直交する方向に装着するための案内部材を備えてい
るため、ユニットの着脱に際し、転写紙の移動方向に対
して直交する方向に装着を容易にする。
【0066】また、請求項5の効果として、請求項2の
効果に加え、転写搬送ユニットを転写紙の移動方向及び
転写紙の移動方向に対して直交する方向に位置決めする
位置決め部材をユニットに設けてなるもので、ユニット
の着脱に際し、ユニットと筐体との位置関係を正確に維
持することが出来る。
【0067】また、請求項6の効果として、請求項3の
効果に加え、定着ユニットを転写紙の移動方向に対して
直交する方向に装着するための案内部材を備えているも
ので、ユニットの着脱に際し、転写紙の移動方向に対し
て直交する方向に装着を容易にする。
【0068】また、請求項7の効果として、請求項3の
効果に加え、定着ユニットを転写紙の移動方向及び転写
紙の移動方向に対して直交する方向に位置決めする位置
決め部材をユニットに設けてなるもので、ユニットの着
脱に際し、ユニットと筐体との位置関係を正確に維持す
ることが出来る。
【0069】また、請求項8の効果として、画像形成装
置に対して着脱可能に構成された電子写真プロセスユニ
ットであって、前記電子写真プロセスユニット内に2個
以上の検知装置を備えている場合、少なくとも2個の出
力状態を利用して前記電子写真プロセスユニットが画像
形成装置に対して装着されているか否かを検知できるよ
うに構成されたもので、ユニット装着を検知するための
検知素子の組み込みや検知回路用の配線の増設を不要と
し、配線の簡素化と機器の設計、製造に際してコストの
低減を可能とする。
【0070】また、請求項9の効果として、請求項8の
効果に加え、請求項8における電子写真プロセスユニッ
トが定着ユニットであるもので、複数の検知装置を内蔵
しているためその効果が顕著に現れる。
【0071】また、請求項10の効果として、請求項9の
効果に加え、請求項9の定着ユニットの検知装置が温度
検知装置であって、複数の温度検知装置を内蔵している
ためその効果が顕著に現れる。
【0072】また、請求項11の効果として、請求項10の
効果に加え、請求項10の温度検知装置がサーミスターで
あって、量産され多用されているため性能の安定した低
コストの定着ユニットを実現できる。
【0073】また、請求項12の効果として、請求項10の
効果に加え、請求項10の温度検知装置が熱電対であっ
て、量産され多用されているため性能の安定した低コス
トの定着ユニットを実現できる。
【0074】また、請求項13の効果として、請求項10の
効果に加え、請求項10の温度検知装置がポジスターであ
って、量産され多用されているため性能の安定した低コ
ストの定着ユニットを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の全体構成図である。
【図2】本発明の一実施例の上本体を開いた状態を示す
部分断面図である。
【図3】本発明の一実施例の上本体を開いて転写搬送ユ
ニット、定着ユニットの装着状態を示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の制御部と各部との接続関
係を示すブロック図である。
【図5】本発明の他の実施例の定着ユニットにおける、
サーミスターとCPUの接続を示す回路図である。
【図6】本発明の他の実施例の定着ユニットにおける温
度検知素子の出力から、ユニット装着無しと判断する場
合のフローチャートである。
【符号の説明】
1 筐体 1A 下本体 1B 上本体 23 定着ユニット 23A 定着ローラー 23B 加圧ローラー 23C ヒーター 23D 温度制御用サーミスター 23E 温度制御用サーミスター 23F 異常検知用サーミスター 23G 定着ユニットコネクター 30 転写搬送ユニット 50 棚部 51 ガイドピン 52 ガイド孔 53 ガイドピン 54 ガイド孔 61 CPU 62 ROM 63 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 恭彦 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 小林 千春 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 黒畑 貴夫 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 瀧 研司 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 丸山 宏之 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体本体が上下二分割され給紙経路に直
    交する軸を支点として上本体と下本体に構成され、前記
    筐体の上本体は、前記給紙経路の上流側を支点とし下流
    側が開閉可能に構成され、前記上本体に対して前記給紙
    経路に対向して像担持体を含む電子写真プロセスユニッ
    トが着脱可能に設けられた画像形成装置において、像担
    持体を含まない他の電子写真プロセスユニットが少なく
    とも前記下本体に対して1組以上着脱可能に設けられて
    いることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記像担持体を含まない他の電子写真プ
    ロセスユニットの一つは現像された静電潜像を記録紙に
    転写し、前記記録紙を搬送する転写搬送ユニットである
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体を含まない他の電子写真プ
    ロセスユニットの一つは前記転写搬送ユニットから送ら
    れてくる記録紙を定着する定着ユニットであることを特
    徴とする請求項1及び請求項2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写搬送ユニットは転写紙の移動方
    向に対して直交する方向に装着するための案内部材を備
    えていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記転写搬送ユニットは転写紙の移動方
    向及び転写紙の移動方向に対して直交する方向に位置決
    めする位置決め部材をユニットに設けて成ることを特徴
    とする請求項2記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記定着ユニットは転写紙の移動方向に
    対して直交する方向に装着するための案内部材を備えて
    いることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記定着ユニットは転写紙の移動方向及
    び転写紙の移動方向に対して直交する方向に位置決めす
    る位置決め部材をユニットに設けて成ることを特徴とす
    る請求項3記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 画像形成装置に対して着脱可能に構成さ
    れた電子写真プロセスユニットであって、前記電子写真
    プロセスユニット内に2個以上の検知装置を備えている
    場合、少なくとも2個の出力状態を利用して前記電子写
    真プロセスユニットが画像形成装置に対して装着されて
    いるか否かを検知できるように構成されたことを特徴と
    する画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記画電子写真プロセスユニットは、定
    着ユニットであることを特徴とする請求項8記載の画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 前記検知装置は温度検知装置であるこ
    とを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記温度検知装置はサーミスターを含
    むことを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記温度検知装置は熱電対を含むこと
    を特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記温度検知装置はポジスターを含む
    ことを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7302208B2 (en) 2004-03-31 2007-11-27 Ricoh Company, Limited Unit supporting device and image forming apparatus

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