JPH0885774A - クリヤ塗料組成物及び該塗料を用いた多層塗膜形成方法 - Google Patents

クリヤ塗料組成物及び該塗料を用いた多層塗膜形成方法

Info

Publication number
JPH0885774A
JPH0885774A JP22196494A JP22196494A JPH0885774A JP H0885774 A JPH0885774 A JP H0885774A JP 22196494 A JP22196494 A JP 22196494A JP 22196494 A JP22196494 A JP 22196494A JP H0885774 A JPH0885774 A JP H0885774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clear coating
weight
coating film
clear
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22196494A
Other languages
English (en)
Inventor
Nariyuki Sasaki
成幸 佐々木
Koji Tabuchi
晃二 田淵
Takeshi Takagi
雄 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Paint Co Ltd filed Critical Nippon Paint Co Ltd
Priority to JP22196494A priority Critical patent/JPH0885774A/ja
Publication of JPH0885774A publication Critical patent/JPH0885774A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐摩耗性に優れ、かつ耐温水性、耐酸性、及
びクリヤ塗膜を形成することができるクリヤ塗料組成物
を得る。 【構成】 水酸基価が50〜150mgKOH/gで、
酸価が1〜40mgKOH/gで、Tgが−15〜40
℃で、数平均分子量が1500〜7000であるアクリ
ル樹脂(A)8〜40重量%、及びアルコキシモノメリ
ックメラミン(B)20〜60重量%に、水酸基価が5
0〜160mgKOH/gで、酸価が1〜20mgKO
H/gで、数平均分子量が1000〜13000である
フッ素含有樹脂を、アクリル樹脂(A)及びアルコキシ
モノメリックメラミン(B)の合計100重量部に対し
0.5〜10重量部となるように配合し、有機スルフォ
ン酸アミン塩(D)を、アクリル樹脂(A)及びアルコ
キシモノメリックメラミン(B)の合計100重量部に
対し0.5〜4重量部となるように配合したことを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クリヤ塗料組成物及び
該塗料を用いた多層塗膜形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クリヤ塗料は、自動車等の積層塗膜の最
外層を形成する塗料として用いられている。自動車車体
の塗膜の最外層は、走行中に砂やほこり等の衝突を受
け、また洗車ブラシ等による摩擦等を受けるので、耐擦
傷性が要求される。
【0003】このようなクリヤ塗料として、特開平3−
288577号公報では、アルコキシモノメリックメラ
ミン樹脂と水酸基を含有するアクリル樹脂に、フッ素含
有樹脂を添加したクリヤ塗料組成物が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のクリ
ヤ塗料では、フッ素含有樹脂の添加により、耐温水性及
び耐酸性等において若干の向上が認められるものの、本
来の耐擦傷性が低下してしまうという問題があった。
【0005】本発明の目的は、このような従来の問題点
を解消し、耐擦傷性に優れるととにも、耐温水性、透明
性、耐酸性、及び耐候性にも優れたクリヤ塗料組成物及
び該塗料を用いた多層塗膜形成方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のクリヤ塗料組成
物は、水酸基価が50〜150mgKOH/gで、酸価
が1〜40mgKOH/gで、Tgが−15〜40℃
で、数平均分子量が1500〜7000であるアクリル
樹脂(A)8〜40重量%、及びアルコキシモノメリッ
クメラミン(B)20〜60重量%に、水酸基価が50
〜160mgKOH/gで、酸価が1〜20mgKOH
/gで、数平均分子量が1000〜13000であるフ
ッ素含有樹脂を、アクリル樹脂(A)及びアルコキシモ
ノメリックメラミン(B)の合計100重量部に対し
0.5〜10重量部となるように配合し、有機スルフォ
ン酸アミン塩(D)を、アクリル樹脂(A)及びアルコ
キシモノメリックメラミン(B)の合計100重量部に
対し0.5〜4重量部となるように配合したことを特徴
としている。
【0007】以下、本発明のクリヤ塗料組成物の配合成
分について説明する。アクリル樹脂(A) 本発明に用いられるアクリル樹脂の水酸基価は、50〜
150mgKOH/gであり、好ましくは60〜130
mgKOH/gであり、より好ましくは70〜110m
gKOH/gである。水酸基価が、小さすぎると耐擦傷
性が劣る傾向にあり、水酸基価が高すぎると耐温水性等
が悪くなる傾向にある。
【0008】酸価は1〜40mgKOH/gであり、好
ましくは3〜35mgKOH/gであり、より好ましく
は5〜30mgKOH/gである。酸価が小さすぎると
塗料を硬化する際の硬化性が低下し、耐擦傷性が劣る傾
向にあり、酸価が大きすぎると配合する樹脂同士の相溶
性が悪くなる傾向にある。
【0009】Tgは−15〜40℃である。Tgがこれ
より低いと耐酸性が劣る傾向にあり、Tgがこれよりも
高いと相溶性が悪くなり透明性に劣る傾向にある。数平
均分子量は1500〜7000であり、好ましくは30
00〜6000である。数平均分子量が低すぎると、耐
擦傷性等が劣る傾向にあり、高すぎると組成物の硬化性
が不十分となる傾向にある。
【0010】本発明に用いられるアクリル樹脂は、水酸
基及び酸基を有しており、例えば以下に示すような骨格
構造を有している。
【0011】
【化1】
【0012】(式中、Xはラジカル重合開始剤に由来す
る構造単位であり、R1 は水素原子またはメチル基であ
り、Zは式−(CH2 X −(O−CO−(C
2 y ) Z−(式中、xは2〜8の整数、yは3〜7
の整数、zは0〜4の整数を表す。)で示すアルキレン
基である。)上記骨格構造における主鎖は、例えば、以
下に示すような構造を有している。
【0013】
【化2】
【0014】(式中、x、y及びzは整数であり、R1
は水素原子またはメチル基であり、R2 及びR4 は一般
に炭素数2〜15、好ましくは2〜12の直鎖または分
岐鎖のアルキル基であり、R3 は水素または、一般に炭
素数1〜8、好ましくは1〜4の直鎖もしくは分岐鎖の
アルキル基であり、構造単位のそれぞれの順序は任意で
ある。)このようなアクリル樹脂はエチレン性不飽和モ
ノマー、酸基を有するモノマー及び水酸基を有するモノ
マーを共重合することにより得ることができる。
【0015】アクリル樹脂に用いられるモノマーのう
ち、エチレン性不飽和モノマーとしては、スチレン、α
−メチルスチレン、パラターシャリーブチルスチレン及
びその誘導体、(メタ)アクリル酸エステル、例えば、
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチ
ル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸
n、iまたはt−ブチル、(メタ)アクリル酸2エチル
ヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アク
リル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸イソボロニ
ルなど、及びシェル社製のVeova−9,10などが
挙げられる。
【0016】共重合可能な他のエチレン性不飽和モノマ
ーとして、スチレンまたはスチレン誘導体を使用する場
合は、5〜40重量%の範囲で使用することが好まし
い。40重量%を超えると、耐候性が不良となるので好
ましくない。
【0017】酸基を有するモノマーとしては、アクリル
酸、メタクリル酸、イタコン酸、及びマレイン酸などが
挙げられる。水酸基を有するモノマーとしては、例え
ば、以下に示すような一般式で表されるヒドロキシアル
キル(メタ)アクリレートモノマーを用いることができ
る。
【0018】
【化3】
【0019】(式中、Rは水素またはメチル基を表す。
xは2〜8の整数、yは3〜7の整数、zは0〜4の整
数を表す。)
【0020】以上のようなヒドロキシアルキル(メタ)
アクリレートにおけるヒドロキシアルキル鎖は、長すぎ
ると架橋間分子量が大きくなりすぎるため、炭素数2〜
20であることが好ましく、さらに好ましくは2〜10
であり、最も好ましくは4〜8である。このようなモノ
マーとして具体的には、(メタ)アクリル酸2−ヒドロ
キシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、
(メタ)アクリル酸4−ヒドロキシブチル、(メタ)ア
クリル酸6−ヒドロキシヘキシル、及びこれらのε−カ
プロラクトンとの反応物のような化合物などが挙げられ
る。
【0021】このようなヒドロキシアルキル(メタ)ア
クリレートモノマーの市販品としては、例えば、「プラ
クセルFM1」、「プラクセルFA1」(ダイセル化学
社製)等が挙げられる。また、このような化合物は、
(メタ)アクリル酸と大過剰のジオールとのエステル化
反応により調製することもできる。
【0022】本発明に用いるアクリル樹脂は、上記のよ
うなモノマーを共重合することにより得ることができ
る。共重合は、例えばラジカル重合等の溶液重合のよう
な公知の方法により行われ、例えば、重合温度100〜
150℃、重合時間3〜8時間で行うことができる。開
始剤としては、アゾ系またパーオキサイド系の開始剤を
好適に用いることができる。必要に応じ連鎖移動剤のよ
うな他の添加剤も用いることができる。
【0023】アルコキシモノメリックメラミン(B) アルコキシモノメリックメラミンは、トリアジン核1個
当たり、炭素数が1〜5個の1価アルコール、例えば、
メタノール、n−ブタノール、イソブタノール等でエー
テル化されたメチロール基を平均3個以上有し、平均縮
合度2以下で、かつ1核体の割合が50重量%以上であ
る低分子量メラミンを意味する。
【0024】このようなメラミンとしては、サイメル3
00、サイメル301、サイメル303、サイメル35
0、サイメル736、サイメル738、サイメル23
2、サイメル235、サイメル254、サイメル26
6、サイメル267、サイメル285、サイメル115
6(いずれもサイテック社製の商品名)、レジミン74
1、レジミン755(モンサント社製の商品名)、U−
120、U−520(三井東圧社製の商品名)、ニカラ
ックMX−45(三和ケミカル社製の商品名)などが挙
げられる。これらのメラミンの平均縮合度が2より大き
くなったり、1核体の割合が50重量%より少なくなる
と、架橋硬化物の弾性が不均一となり、耐擦傷性が低下
するおそれがあるので好ましくない。またエーテル化さ
れたメチロール基がトリアジン核1個当たり、平均3個
未満になると、加熱硬化時にメラミンの自己縮合反応が
起こりやすいため、やはり架橋硬化物の弾性が不均一に
なり、耐擦傷性が低下するおそれがある。
【0025】フッ素含有樹脂(C) 本発明のフッ素含有樹脂の水酸基価は50〜160mg
KOH/gであり、好ましくは65〜130mgKOH
/gである。水酸基価が低すぎると、樹脂組成物の硬化
性が不十分となり耐擦傷性が劣る傾向にあり、水酸基価
が高すぎると樹脂同士の相溶性が不足する傾向にある。
【0026】酸価は1〜20mgKOH/gであり、好
ましくは5〜15mgKOH/gである。酸価が低すぎ
ると硬化性が不足し耐擦傷性に劣る傾向にあり、酸価が
高すぎると耐温水性が悪くなるという傾向にある。
【0027】数平均分子量は1000〜13000であ
り、好ましくは1500〜10000である。数平均分
子量が低すぎると硬化性が不足し耐擦傷性が劣る傾向に
あり、数平均分子量が高すぎると樹脂同士の相溶性が不
足するおそれがある。
【0028】本発明において用いるフッ素含有樹脂は、
好ましくは水トレランスが0.5ml〜12mlであ
る。水トレランスの値が低すぎると、相溶性が低下し、
クリヤ塗膜に濁りが生じ、外観が低下する。水トレラン
スの値が高すぎると、耐水性が低下する。
【0029】水トレランスは以下のようにして測定する
ことができる値である。測定温度を20℃とし、測定対
象である樹脂0.5gを100mlビーカーに秤量し、
アセトン10mlをホールピペットを用いて加え、マグ
ネティックスターラーにより溶解する。次に、50ml
ビュレットを用いて蒸留水をアセトンに溶解した樹脂中
に滴下し、濁りが生じた点の滴下量を水トレランスとす
る。
【0030】また、本発明で用いるフッ素含有樹脂のヘ
キサントレランスは、4.2ml以上であることが好ま
しい。ヘキサントレランスがこれ以下であると、相溶性
が不足するので、クリヤ塗膜に濁りを生じ、外観が低下
する。
【0031】なお、ヘキサントレランスは、上記水トレ
ランスにおける蒸留水をn−ヘキサンに置き換えて測定
される滴下量である。なお、通常滴下は100ml程度
で終了させる。本発明において用いられる好ましいフッ
素含有樹脂は、100ml程度の滴下量でも濁りを生じ
ることがない。従って、ヘキサントレランスに関しては
特に上限値は存在しない。
【0032】フッ素含有樹脂に用いられるモノマーとし
ては、フロロオレフィン類、例えばテトラフルオロエチ
レン、クロロトリフロロエチレン、フッ化ビニリデンを
必須成分とし、アルキルビニルエーテル、アリサイクイ
ックビニルエーテル、ヒドロキシビニルエーテル、ω−
ヒドロキシアルコキシアルキルビニルエーテル、カルボ
ン酸ビニルエーテルなどを用いることができる。このよ
うな不飽和モノマーを用い、フルオロオレフィン類を含
有させることによってフッ素含有樹脂を製造することが
できる。フルオロオレフィン類の含有率としては、30
〜70モル%が好ましい。含有率が少なすぎると耐酸性
等の向上が少なくなり、含有率が多すぎると相溶性が悪
くなり、外観が低下する。
【0033】有機スルフォン酸アミン塩(D) 有機スルフォン酸アミン塩は、フッ素含有樹脂(C)及
びアクリル樹脂(A)とアルコキシモノメリックメラミ
ン(B)の硬化触媒となるものである。有機スルフォン
酸の例としては、パラトルエンスルフォン酸、ドデシル
ベンゼンスルフォン酸、ジノニルナフタレンジスルフォ
ン酸などが挙げられる。これらの有機スルフォン酸を直
接塗料中に添加すると、硬化反応が進行し安定性が悪く
なるため、アミンの塩として用いる。中和アミンの例と
しては、例えば、トリエチルアミン、トリブチルアミ
ン、ジイソプロパノールアミン、ジエチルヘキシルアミ
ンなどが挙げられる。アミンによる中和率としては、3
0〜120%が好ましく、さらに好ましくは40〜10
0%である。中和率が低すぎると安定性が悪くなり、中
和率が高すぎるとアミンが残存し焼付けの際の黄変の原
因となる。
【0034】配合割合 本発明におけるクリヤ塗料組成物においては、アクリル
樹脂(A)及びアルコキシモノメリックメラミン(B)
は、重量でアクリル樹脂(A):アルコキシモノメリッ
クメラミン(B)=80〜40:20〜60となるよう
に配合され、好ましくは75〜45:25〜55となる
ように配合され、さらに好ましくは70〜50:30〜
50となるように配合される。アクリル樹脂(A)の配
合量が少なすぎると、耐酸性が劣る傾向にあり、アクリ
ル樹脂(A)の配合量が多すぎると樹脂組成物の硬化性
が劣り耐擦傷性が低下する傾向にある。
【0035】フッ素含有樹脂(C)の配合割合は、アク
リル樹脂(A)及びアルコキシモノメリックメラミン
(B)の合計100重量部に対し0.5〜10重量部と
なるように配合され、好ましくは2〜8重量部となるよ
うに配合される。フッ素含有樹脂(C)の配合量が少な
すぎる場合には、耐温水性及び耐酸性が劣る傾向にあ
り、配合量が多すぎる場合には、耐擦傷性に劣る傾向に
ある。
【0036】有機スルフォン酸アミン塩(D)の配合量
が、アクリル樹脂(A)及びアルコキシモノメリックメ
ラミン(B)の合計100重量部に対し0.5〜4重量
部となるように配合され、好ましくは1〜3重量部とな
るように配合される。有機スルフォン酸アミン塩(D)
の配合量は少なすぎる場合には、樹脂組成物の硬化性が
十分でなく耐擦傷性に劣る傾向にあり、配合量が多すぎ
る場合には樹脂組成物の安定性が悪くなる傾向にある。
【0037】その他の配合成分 本発明のクリヤ塗料組成物は、一般にクリヤ塗料組成物
に配合される添加剤を添加することができ、表面調整
剤、粘性調整剤、紫外線吸収剤、光安定剤、酸化防止剤
などの添加剤を必要に応じて所望量添加することができ
る。
【0038】本発明の多層塗膜形成方法は、上記本発明
のクリヤ塗料組成物を用いる塗膜形成方法であり、下塗
り及び/または中塗りされた基材上に、上塗りの最上層
として上記本発明のクリヤ塗料組成物を塗布し、加熱硬
化させることを特徴としている。
【0039】3コート2ベークの多層塗膜形成方法で
は、顔料を含有する熱硬化性塗料を被塗面に塗装した
後、この上に第1のクリヤ塗料を塗り重ね、2層の未硬
化塗膜を同時に加熱硬化させ、次に第2のクリヤ塗料を
塗装した後加熱硬化しており、第2のクリヤ塗料として
上記本発明のクリヤ塗料組成物を用いる。
【0040】2コート1ベークの多層塗膜形成方法で
は、顔料を含有する熱硬化性塗料を被塗面に塗装した
後、この上にクリヤ塗料を塗り重ね、2層の未硬化塗膜
を同時に加熱硬化させており、クリヤ塗料として上記本
発明のクリヤ塗料組成物を用いている。
【0041】2コート2ベークの多層塗膜形成方法で
は、顔料を含有する熱硬化性塗料を被塗面に塗装し加熱
硬化した後、硬化後の塗膜上にクリヤ塗料を塗り重ね、
このクリヤ塗料を加熱硬化させており、このクリヤ塗料
として上記本発明のクリヤ塗料組成物を用いている。
【0042】本発明の塗装物は、上記本発明の多層塗膜
形成方法により塗装したことを特徴としている。本発明
において被塗面は、特に限定されるものではなく、例え
ば、金属素材、プラスチック素材、木材等、種々のもの
に対して適用することができる。金属素材としては、具
体的には、鉄、銅、アルミニウム、亜鉛もしくはこれら
の合金及びこれらの表面処理板(リン酸鉄処理、リン酸
亜鉛処理、クロメート処理等)などが挙げられる。プラ
スチック素材としては、具体的には、ポリウレタン、ポ
リプロピレン、ポリカーボネートなどを挙げることがで
きる。また、これらの金属素材、プラスチック素材また
は木材等の上に電着塗装やスプレー塗装等によってプラ
イマー塗装を施したもの、及びこれらの上にさらに中塗
り塗装を施したものも被塗面として使用され得る。
【0043】本発明の塗装物は、上記被塗面の上に、本
発明の方法により多層塗膜を形成したものであり、自動
車車体、ホイルやバンパーなどの自動車部品、エアコン
室外機などの家電製品など耐擦傷性の要求される部品等
を対象とするものである。
【0044】本発明のクリヤ塗料組成物の塗装方法は、
特に限定されるものではなく、従来から使用されている
塗装方法を採用することができるが、特にエアースプレ
ー、静電噴霧塗装で行うことが好ましい。クリヤ塗膜の
膜厚としては、30〜80μm程度が好ましく、硬化温
度は120℃〜180℃で10〜40分焼き付けること
が好ましい。このような条件を採用することにより、本
発明のクリヤ塗料組成物の優れた性能をより一層十分に
発揮することができる。
【0045】
【発明の作用効果】本発明のクリヤ塗料組成物において
は、所定の水酸基価及び酸価を有し、所定の数平均分子
量であるフッ素含有樹脂(C)を用いている。特に数平
均分子量が相対的に小さく、また水酸基価が相対的に大
きく、酸基を含有しているので、アクリル樹脂(A)と
の相溶性が良好であり、メラミン樹脂(B)に対する反
応性が高い。従って、本発明のクリヤ塗料組成物は、フ
ッ素含有樹脂(C)と他の配合成分との相溶性及び反応
性が良好であるので、耐擦傷性が優れるとともに、耐温
水性、耐酸性、及び耐候性においても優れている。
【0046】従って、本発明のクリヤ塗料組成物を用い
ることにより、自動車塗装等において採用されている3
コート2ベーク、2コート1ベーク、及び2コート2ベ
ーク等の塗装において、耐擦傷性に優れ、かつ耐温水
性、耐酸性、透明性、及び耐候性に優れたクリヤ塗膜を
形成することができる。
【0047】
【実施例】
〔アクリル樹脂の合成〕合成例a−1 温度計、攪拌機、冷却管、窒素導入管、滴下ロートを備
えた3リットルの反応槽に、キシレン480重量部、ソ
ルベッソ(エッソ社製)100を350重量部仕込み、
130℃に昇温した。この容器に、滴下ロートを用い、
スチレンモノマー250重量部、メタクリル酸2−エチ
ルヘキシル461.8重量部、アクリル酸2−エチルヘ
キシル71.9重量部、メタクリル酸30.7重量部、
メタクリル酸2ヒドロキシエチル185.6重量部、及
びt−ブチルパーオキシ2エチルヘキサノエート70重
量部とキシレン150重量部とからなる溶液を3時間か
けて滴下した。滴下終了後30分間にわたり、130℃
に保持した後、t−ブチルパーオキシ2エチルヘキサノ
エート20重量部、及びキシレン20重量部からなる溶
液を30分間で滴下した。この滴下終了後、さらに1時
間の間130℃にて反応を継続させた。
【0048】以上のようにして、数平均分子量400
0、水酸基価80、酸価20、計算によるTg20℃の
樹脂ワニス(a−1)を得た。
【0049】合成例a−2〜a−9 上記合成例a−1と同様にして、表1に示す配合例で樹
脂ワニス(a−2)〜(a−9)を合成した。
【0050】
【表1】
【0051】合成例b−1〜b−8 比較のためのアクリル樹脂を表2に示す配合割合で、合
成例a−1と同様にして合成した。
【0052】
【表2】
【0053】フッ素含有樹脂c−1〜c−5及びd−1
〜d−4 表3に示すような特性を有するフッ素含有樹脂を準備し
た。
【0054】
【表3】
【0055】フッ素含有樹脂c−1〜c−5は本発明の
範囲内のものであり、フッ素含有樹脂d−1〜d−4は
本発明の範囲外のフッ素含有樹脂である。水酸基価及び
酸価等は、共重合させるアクリルモノマーの種類及び含
有量で調整されている。
【0056】実施例1〜12及び比較例1〜10(2コ
ート1ベーク塗装) リン酸亜鉛処理を施した厚さ0.8mmダル鋼板に、カ
チオン電着塗料(商品名:パワートップpu−50、日
本ペイント社製)を乾燥塗膜の膜厚が約25μmとなる
ように電着塗装した。得られた電着塗装塗膜の上に中塗
り塗料(商品名:オルガP−2シーラー、日本ペイント
社製)を乾燥塗膜の膜厚が約40μmとなるようにエア
ースプレー塗装し、140℃30分間焼付けた。次に、
アクリル樹脂とメラミン樹脂からなる溶剤型ベース塗料
を乾燥塗膜の膜厚が約16μmとなるようにエアースプ
レー塗装し、約7分間セッティングした。
【0057】溶剤型ベース塗料としては、以下の配合の
ものを用いた。 (溶剤型ベース塗料) ・アルペースト7160N(東洋アルミニウム社製、 アルミフレークペースト、アルミフレーク含有65%) 10.9重量部 ・アルマテックスNT−U−448(三井東圧化学社製、 熱硬化型アクリル樹脂ワニス,固形分48%) 66.9重量部 ・ユーバン20N−60(三井東圧化学社製、 メラミン樹脂ワニス,固形分60%) 13.5重量部 ・トルエン 6.4重量部 ・n−ブタノール 2.0重量部 ・トリエチルアミン 0.5重量部
【0058】次に、表4及び表5に示す配合で、アクリ
ル樹脂ワニス、フッ素樹脂ワニス、メラミン樹脂、硬化
触媒、及び添加剤料液を混合し、フォードカップNo.
4で30秒に粘度調整し、静電塗装機Auto Rea
(ランズバーグゲマ社製)により、霧化圧5kg/cm
2 で、乾燥膜厚が約40μmとなるように塗装し、約7
分間セッティングした後、140℃で30分間焼き付け
た。
【0059】実施例13(2コート2ベーク塗装) 上記実施例におけるアクリル樹脂とメラミン樹脂からな
る溶剤型ベース塗料の代わりに、ソリッドカラー塗料を
厚さ40μmになるように塗装し、140℃×30分間
焼き付けた。次に、表4に示す実施例13の配合割合で
塗料を上記実施例と同様に調製し、塗装し塗膜を形成し
た。
【0060】ソリッドカラー塗料としては、以下の配合
のものを用いた。 (ソリッドカラー塗料) ・カーボンFW−200P(デグサ社製) 2.3重量部 ・ポリエステル樹脂(水酸基価80、酸価5、 数平均分子量3380、重量平均分子量27200) 27.1重量部 ・アルキド樹脂(油長20、ヤシ油、水酸基価110、酸価8、 数平均分子量2700、重量平均分子量16000) 38.2重量部 ・ユーバン128(三井東圧化学社製) 20.7重量部 ・ディスパロンKS−281(楠本化成社製) 0.3重量部 ・モダフロー溶液(モンサント社製) 0.1重量部 ・トリエチルアミン 0.3重量部 ・n−ブタノール 3.3重量部 ・ソルベッソ100 7.7重量部
【0061】実施例14及び15(3コート2ベーク塗
装) リン酸亜鉛処理を施した厚さ0.8mmダル鋼板に、カ
チオン電着塗料(商品名:パワートップpu−50、日
本ペイント社製)を乾燥塗膜の膜厚が約25μmとなる
ように電着塗装した。得られた電着塗装塗膜の上に中塗
り塗料(商品名:オルガP−2シーラー、日本ペイント
社製)を乾燥塗膜の膜厚が約40μmとなるようにエア
ースプレー塗装し、140℃30分間焼付けた。次に、
アクリル樹脂とメラミン樹脂からなる上記実施例1〜1
2と同様の溶剤型ベース塗料を乾燥塗膜の膜厚が約16
μmとなるようにエアースプレー塗装し、約7分間セッ
ティングした。
【0062】次に、以下に示す配合のクリヤー塗料を、
フォードカップNo.4で30秒に粘度調整し、静電塗
装機Auto Rea(ランズバーグゲマ製)により、
霧化圧5kg/cm2 で乾燥膜厚が約30μmとなるよ
うに塗装し、約7分間セッティング後、140℃で25
分間焼き付けた。
【0063】 (クリヤー塗料) ・ダイヤナールHR−554(三菱レーヨン社製、 熱硬化型アクリル樹脂ワニス、固形分60%、水酸基価95、 酸価20、数平均分子量8000、Tg10℃) 58.3重量部 ・熱硬化型アクリル樹脂ワニス(日本ペイント社製、固形分55%、 水酸基価70、数平均分子量7300、Tg25℃) 63.6重量部 ・ユーバン20N−60 50.0重量部 ・チヌビン900(チバガイギー社製、紫外線吸収剤) 2.0重量部 ・サノールLS−292(三共有機合成社製、酸化防止剤) 1.0重量部 ・N−ブタノール 1.3重量部 ・ソルベッソ100 5.0重量部
【0064】次に、表4に示す実施例14及び15の組
成のクリヤー塗料組成物を調製し、これをフォードカッ
プNo.4で30秒に粘度調整し、静電塗装機Auto
Rea(ランズバーグゲマ製)により、霧化圧5kg
/cm2 で乾燥膜厚が約30μmとなるように塗装し、
約7分間セッティング後、140℃で25分間焼き付け
た。
【0065】
【表4】
【0066】
【表5】
【0067】表4及び表5において、DDBSAはドデ
シルベンゼンスルフォン酸を、DIPAはジイソプロパ
ノールアミンを、IPAはイソプロパノールを示してい
る。また、表4及び表5の添加剤溶液は以下に示すよう
な組成のものである。 ・チヌビン−900(チバガイギー社製) ……20重量部 ・サノールLS−292(三共株式会社製)……20重量部 ・ソルベッソ100(エッソ社製) ……58重量部 ・モダフロー溶液 (モンサント社製) …… 2重量部 また、メラミン樹脂は以下のものを示している。 ・C−267:サイメルC−267(商品名、サイテック社製) ・C−303:サイメルC−303(商品名、サイテック社製) ・MX−45:ニカラックMX−45(商品名、三和ケミカル社製)
【0068】以上のようにして得られた実施例1〜15
及び比較例1〜12の塗膜について、耐温水性、透明
性、耐酸性、耐擦傷性、及び耐候性を以下のようにして
評価し、その結果を表6及び表7に示した。
【0069】耐温水性 得られた硬化塗膜を40℃の温水中に10日間浸漬した
後に、塗膜表面を目視評価した。変化が観察されない場
合に「異常なし」とした。
【0070】透明性 ガラス板上での透明性を目視評価した。耐酸性 得られた硬化塗膜の上に、pH4に調整されたH2 SO
4 水溶液2.0mlを70℃において2時間接触させた
後に、塗膜表面を目視評価した。
【0071】耐擦傷性 クレンザーの50%水分散体1g(花王(株)からニュ
ーホーミングクレンザーとして市販;研磨剤87%、界
面活性剤5%及びその他)を塗布した2×2cmのネル
製布を学振型染色摩擦堅牢度試験機(大栄化学精機社
製)に装着した。ついで、得られた硬化塗膜の上を50
0gの負荷をかけ10往復した。スガ試験機社製光沢計
を用いて測定した摩擦前後の20°Gの割合(リテンシ
ョン)を%で示す。
【0072】耐候性 アイスーパUVテスターW−13型(岩崎電気社製)を
用いて、63℃で露光24時間、50℃×98%RHで
耐湿24時間を1サイクルとして10サイクル実施し
た。10サイクル後の外観を目視により評価した。
【0073】
【表6】
【0074】
【表7】
【0075】表6及び表7に示す結果から明らかなよう
に、本発明に従う実施例1〜15の塗膜は、耐擦傷性に
優れるとともに、耐温水性、透明性、耐酸性、及び耐候
性においても優れている。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)水酸基価が50〜150mgKO
    H/gで、酸価が1〜40mgKOH/gで、Tgが−
    15〜40℃で、数平均分子量が1500〜7000で
    あるアクリル樹脂80〜40重量%及び (B)アルコキシモノメリックメラミン20〜60重量
    %に、 (C)水酸基価が50〜160mgKOH/gで、酸価
    が1〜20mgKOH/gで、数平均分子量が1000
    〜13000であるフッ素含有樹脂を、前記アクリル樹
    脂(A)及び前記アルコキシモノメリックメラミン
    (B)の合計100重量部に対し0.5〜10重量部と
    なるように配合し、 (D)有機スルフォン酸アミン塩を、前記アクリル樹脂
    (A)及びアルコキシモノメリックメラミン(B)の合
    計100重量部に対し0.5〜4重量部となるように配
    合したことを特徴とするクリヤ塗料組成物。
  2. 【請求項2】 前記フッ素含有樹脂(C)の水トレラン
    スが0.5〜12mlであり、n−ヘキサントレランス
    が4.2ml以上である、請求項1に記載のクリヤ塗料
    組成物。
  3. 【請求項3】 下塗り及び/または中塗りされた基材の
    上に、上塗りの最上層として請求項1または2に記載の
    クリヤ塗料組成物を塗布し、このクリヤ塗膜を加熱硬化
    させることを特徴とする多層塗膜形成方法。
  4. 【請求項4】 顔料を含有する熱硬化性塗料を被塗面に
    塗装した後、この上に第1のクリヤ塗料を塗り重ね、2
    層の未硬化塗膜を同時に加熱硬化させ、次に第2のクリ
    ヤ塗料を塗装した後加熱硬化する3コート2ベークの多
    層塗膜形成方法において、第2のクリヤ塗料として、請
    求項1または2に記載のクリヤ塗料組成物を用いること
    を特徴とする多層塗膜形成方法。
  5. 【請求項5】 顔料を含有する熱硬化性塗料を被塗面に
    塗装した後、この上にクリヤ塗料を塗り重ね、2層の未
    硬化塗膜を同時に加熱硬化させる2コート1ベークの多
    層塗膜形成方法において、クリヤ塗料として請求項1ま
    たは2に記載のクリヤ塗料組成物を用いることを特徴と
    する多層塗膜形成方法。
  6. 【請求項6】 顔料を含有する熱硬化性塗料を被塗面に
    塗装し加熱硬化した後、硬化後の塗膜上にクリヤ塗料を
    塗り重ね、このクリヤ塗膜を加熱硬化させる2コート2
    ベークの多層塗膜形成方法において、クリヤ塗料として
    請求項1または2に記載のクリヤ塗料組成物を用いるこ
    とを特徴とする多層塗膜形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれか1項に記載の多
    層塗膜形成方法により塗装したことを特徴とする塗装
    物。
JP22196494A 1994-09-16 1994-09-16 クリヤ塗料組成物及び該塗料を用いた多層塗膜形成方法 Pending JPH0885774A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22196494A JPH0885774A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 クリヤ塗料組成物及び該塗料を用いた多層塗膜形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22196494A JPH0885774A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 クリヤ塗料組成物及び該塗料を用いた多層塗膜形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0885774A true JPH0885774A (ja) 1996-04-02

Family

ID=16774927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22196494A Pending JPH0885774A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 クリヤ塗料組成物及び該塗料を用いた多層塗膜形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0885774A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09299869A (ja) * 1996-05-10 1997-11-25 Nof Corp 上塗り塗装方法
JP2009262001A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Nippon Paint Co Ltd 複層塗膜の形成方法
WO2017094861A1 (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 旭硝子株式会社 塗料組成物および塗装体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09299869A (ja) * 1996-05-10 1997-11-25 Nof Corp 上塗り塗装方法
JP2009262001A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 Nippon Paint Co Ltd 複層塗膜の形成方法
WO2017094861A1 (ja) * 2015-12-02 2017-06-08 旭硝子株式会社 塗料組成物および塗装体
CN108368373A (zh) * 2015-12-02 2018-08-03 旭硝子株式会社 涂料组合物及涂装体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0246071B2 (ja)
JP2863076B2 (ja) 硬化性樹脂組成物、塗料組成物および塗膜形成方法
JPH10503787A (ja) 硬化性樹脂組成物、塗料組成物、塗膜形成方法及び塗装物
WO1998018873A1 (fr) Composition durcissable pour revetement de finition et articles recouverts de cette composition
JP3280031B2 (ja) 硬化性樹脂組成物、塗料組成物、塗膜形成方法及び塗装物
JPH0885774A (ja) クリヤ塗料組成物及び該塗料を用いた多層塗膜形成方法
JP3280030B2 (ja) 塗料組成物、塗膜形成方法および塗装物
JP3243165B2 (ja) 硬化性樹脂組成物、塗料組成物および塗膜形成方法
JP3489641B2 (ja) プレコート鋼板用塗料組成物
JP2663131B2 (ja) 塗膜の形成方法
JPH05263035A (ja) 塗料組成物
EP0749450B1 (en) Coating composition and process for forming cured film
JP3249823B2 (ja) 硬化性樹脂組成物、塗料組成物、塗膜形成方法及び塗装物
JP3504372B2 (ja) 熱硬化性樹脂組成物、塗料組成物、塗装方法及び塗装物
JPH0247175A (ja) 耐チッピング性アクリル系ベース塗料組成物
JPH06108001A (ja) 自動車用撥水性トップコート塗料組成物
JP3110773B2 (ja) 熱硬化被覆組成物
JP2654120B2 (ja) 熱硬化型被覆組成物
JPH04114069A (ja) 熱硬化性塗料組成物
JP2652159B2 (ja) 熱硬化被覆組成物
JP3084736B2 (ja) クリアーコート塗料用樹脂組成物および積層塗装方法
JP5251163B2 (ja) 水性塗料組成物及びそれを塗布してなる被塗物
JPH0251571A (ja) 塗料用樹脂組成物
JPH10120966A (ja) 熱硬化被覆組成物
JP3863718B2 (ja) クリヤー塗料組成物、塗膜形成方法および積層塗膜