JPH0885487A - 自動二輪車の車体中央部構造 - Google Patents

自動二輪車の車体中央部構造

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JPH0885487A
JPH0885487A JP22206894A JP22206894A JPH0885487A JP H0885487 A JPH0885487 A JP H0885487A JP 22206894 A JP22206894 A JP 22206894A JP 22206894 A JP22206894 A JP 22206894A JP H0885487 A JPH0885487 A JP H0885487A
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JP
Japan
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pipe
vehicle
tube
battery
motorcycle
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JP22206894A
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Kazutatsu Suzuki
一立 鈴木
Tetsuo Nojima
徹男 野嶋
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Suzuki Motor Corp
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Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動二輪車の車体中央部を一層コンパクトに
するとともにエキパイの発する高熱による悪影響を受け
やすい部品への当該悪影響を出来る限り少なくすること
ができる自動二輪車の車体中央部構造を提供する。 【構成】 エンジン20のシリンダー20aからはエキ
パイ22が右側方を取り巻いて車輛後方のマフラ24と
連結され、リヤサスペンション26の付属タンク26a
とバッテリー28とを車輛左側に配置し、車体フレーム
18の構成部材であるダウンチューブ8と、シリンダー
中心軸20a1と、前記付属タンク26aと、車体フレ
ーム18のメインチューブ12と、バッテリー28と、
エアクリーナ30とを車輛後方に平行に配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車の車体中央部
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動二輪車において、排気管や緩
衝器は車体側部に配置されており、車体中央部の幅を広
げる要因になっているのが普通である。しかし、当該車
幅があまり大きいと操縦性に影響するため、上記排気管
や緩衝器を車幅を広げないように配置する工夫が試みら
れている。例えば、排気管を車体片側のシート下方に出
来るだけ車体側に接近させるとともに緩衝器を1本にし
これを車体中央を貫通するようにしたいわゆるモノサス
と称されるものが提案されている。
【0003】また、シリンダーを前傾させエアクリーナ
ボックスをステアリングヘッドの直後でかつシリンダー
上部に配置してマスの集中化を図っている。しかしなが
ら、さらなる車体中央部のコンパクト化が所望された。
さらに、エキパイの発する高熱による例えばサスペンシ
ョンの付属タンクやバッテリー等へ与える悪影響を出来
る限り少なくしたいという要望があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みて考慮されたものであって、その解決しようとする
課題は、自動二輪車の車体中央部を一層コンパクトにす
るとともにエキパイの発する高熱による悪影響を受けや
すい部品を前記エキパイから遠避けて該部品への前記高
熱による悪影響を少なくすることができる自動二輪車の
車体中央部構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
課題を解決するものであって、次のようなものである。
すなわち、本発明自動二輪車の車体中央部構造は、ヘッ
ドパイプの上部中央から後斜め下方に延びるアッパーパ
イプと、このアッパーパイプよりも鋭角で前記ヘッドパ
イプとの接続箇所近傍下部から下方に延びるダウンチュ
ーブと、このダウンチューブの下端部から後方へ延びる
アンダーチューブと、このアンダーチューブと前記アッ
パーパイプとを結ぶメインチューブと、メインチューブ
の上部から後方へ延びるシートレールパイプと、このシ
ートレールパイプと前記メインチューブとの間に位置さ
れ前記シートレールパイプを支えるリアパイプとから基
本構成される車体フレームの中央にエンジンを取り付
け、このエンジンのシリンダーからはエキパイが右側方
を取り巻いて車輛右側後方のマフラと連結され、サスペ
ンションの付属タンクとバッテリーとを車輛左側に配置
し、前記ダウンチューブと、シリンダー中心軸と、前記
付属タンクと、前記メインチューブと、前記バッテリー
と、エアクリーナとを車輛前後方向沿って平行に配置し
た自動二輪車の車体中央部構造に存する。
【0006】
【作用】したがって、本発明自動二輪車の車体中央部構
造によれば、エンジンのシリンダーからはエキパイが右
側方を取り巻いて車輛右側後方のマフラと連結され、サ
スペンションの付属タンクとバッテリーとが車輛左側に
配置されているので、付属タンクおよびバッテリーはエ
キパイから遠ざかる。したがって、付属タンクおよびバ
ッテリーは、エキパイの発する高熱を回避できるように
なる。
【0007】また、ダウンチューブと、シリンダー中心
軸と、サスペンションの付属タンクと、メインチューブ
と、バッテリーと、エアクリーナとを車輛前後方向に沿
って平行に配置したので、車体フレームのうちアッパー
パイプと、ダウンチューブと、アンダーチューブと、メ
インチューブとで囲われる自動二輪車の車体中央部は整
列されるようになる。したがって、デッドスペースの発
生が抑制される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明に係る自動二
輪車であるオフロード用バイクの車体中央部構造1を図
示した実施例に従って詳細に説明する。図1は本発明に
係る自動二輪車の車体中央部構造の採用された自動二輪
車の側面図、図2は同平面図、図3は図1の要部拡大図
である。
【0009】自動二輪車の車体中央部構造1は、例えば
荒れ地等の不整地を走行するオフロード用バイク2に採
用される。オフロード用バイク2は、ヘッドパイプ4の
上部中央から後斜め下方に延びるアッパーパイプ6と、
アッパーパイプ6よりも鋭角でヘッドパイプ4との接続
箇所近傍下部から下方に延びるダウンチューブ8と、こ
のダウンチューブ8の下端部から後方へ延びるアンダー
チューブ10と、このアンダーチューブ10の後端とア
ッパーパイプ6の後端とを結ぶメインチューブ12と、
このメインチューブ12の上部から緩やかな傾斜でもっ
て後方へ延びるシートレールパイプ14と、このシート
レールパイプ14とメインチューブ12との間に位置さ
れシートレールパイプ14を支えるリアパイプ16とか
ら車体フレーム18が基本構成されている。
【0010】車体フレーム18の中央18aには4サイ
クルエンジン20が取り付けられており、エンジン20
のシリンダー20aからはエキパイ22が右側方を取り
巻いて車輛後方のマフラ24と連結されている。
【0011】そして、リヤサスペンション26の付属タ
ンク26aとバッテリー28とが車輛左側に配置され、
前記ダウンチューブ8と、前記シリンダー20aの中心
軸20a1と、前記付属タンク26aと、前記メインチ
ューブ12と、前記バッテリー28と、エアクリーナ3
0とが車輛前後方向に沿って側面から見た状態で平行に
なるように配置されており、図3に示すようにこれら全
部を合わせたものがオフロード用バイク2の車体中央部
構造1となる。なお、この実施例ではシリンダー20a
はその中心軸20a1が前傾タイプのものであるので、
メインチューブ12と、バッテリー28と、エアクリー
ナ30も図1に示すように前傾状態で平行に配列されて
いる。
【0012】しかして、このように構成されたオフロー
ド用バイク2の車体中央部構造1にあっては、エンジン
20のシリンダー20aからはエキパイ22が右側方を
取り巻いて車輛後方のマフラ24と連結され、リヤサス
ペンション26の付属タンク26aとバッテリー28と
が車輛左側に配置されているので、付属タンク26aお
よびバッテリー28はエキパイ22から遠ざかる。した
がって、付属タンク26aおよびバッテリー28は、エ
キパイ22の発する高熱を回避できるようになる。した
がって、エキパイ22の発する高熱による悪影響を受け
やすい部品である少なくとも付属タンク26aとバッテ
リー28への当該悪影響を出来る限り少なくすることが
できる。
【0013】また、ダウンチューブ10と、シリンダー
中心軸20a1と、リヤサスペンション26の付属タン
ク26aと、メインチューブ12と、バッテリー28
と、エアクリーナ30とを車輛前後方向に沿って側面か
ら見て平行状態に配置したので、車体フレーム18のう
ちアッパーパイプ6と、ダウンチューブ8と、アンダー
チューブ10と、メインチューブ12とでなす車体フレ
ーム18の中央18aは整列される。したがって、車体
中央18aにおいてデッドスペースの発生が抑制される
ので、車体中央部18aはそれだけコンパクト化するこ
とができる。
【0014】
【発明の効果】本発明の自動二輪車の車体中央部構造に
よれば、自動二輪車の車体中央部を一層コンパクトにす
るとともにエキパイの発する高熱による悪影響を受けや
すい部品への当該悪影響を出来る限り少なくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の車体中央部構造の採
用された自動二輪車の側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】図1の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車の車体中央部構造 4 ヘッドパイプ 6 アッパーパイプ 8 ダウンチューブ 10 アンダーチューブ 12 メインチューブ 14 シートレールパイプ 16 リアパイプ 18 車体フレーム 20 エンジン 20a シリンダー 20a1 シリンダー中心軸 22 エキパイ 24 マフラ 26 サスペンション 26a 付属タンク(サスペンションの) 28 バッテリー 30 エアクリーナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドパイプの上部中央から後斜め下方
    に延びるアッパーパイプと、このアッパーパイプよりも
    鋭角で前記ヘッドパイプとの接続箇所近傍下部から下方
    に延びるダウンチューブと、このダウンチューブの下端
    部から後方へ延びるアンダーチューブと、このアンダー
    チューブと前記アッパーパイプとを結ぶメインチューブ
    と、メインチューブの上部から後方へ延びるシートレー
    ルパイプと、このシートレールパイプと前記メインチュ
    ーブとの間に位置され前記シートレールパイプを支える
    リアパイプとから基本構成される車体フレームの中央に
    エンジンを取り付け、このエンジンのシリンダーからは
    エキパイが右側方を取り巻いて車輛右側後方のマフラと
    連結され、サスペンションの付属タンクとバッテリーと
    を車輛左側に配置し、前記ダウンチューブと、シリンダ
    ー中心軸と、前記付属タンクと、前記メインチューブ
    と、前記バッテリーと、エアクリーナとを車輛前後方向
    に沿って平行に配置した自動二輪車の車体中央部構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011201466A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Honda Motor Co Ltd 小型車両用パワーユニット

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