JPH01313610A - 自動二輪車用水冷式2サイクルエンジンの排気管 - Google Patents

自動二輪車用水冷式2サイクルエンジンの排気管

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JPH01313610A
JPH01313610A JP63143988A JP14398888A JPH01313610A JP H01313610 A JPH01313610 A JP H01313610A JP 63143988 A JP63143988 A JP 63143988A JP 14398888 A JP14398888 A JP 14398888A JP H01313610 A JPH01313610 A JP H01313610A
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bent
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Akitaka Suzuki
鈴木 章高
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、排気管の長さや膨張室の径寸法をそれぞれ
支障なく大きくできるようにした自動二輪車の排気管に
関する。
(従来の技術) 自動二輪車の排気管には、特開昭57−140224号
公報で示されるものがある。
これによれば、エンジン用の排気管がこのエンジンの前
面側から前下方に向って延びる延出管と、前輪の後方で
上記延出管の下端部から車幅方向に向って延びる横向管
と、この横向管の端部から更に上方に向って延びると共
にその上端が後方に向って折り曲げられる縦向管とを有
している。
また、排気脈動を有効利用してエンジン性能を向上させ
るために、上記排気管には膨張室が備えられており、こ
れは縦向管の上端が後方に向って折り曲げられた部分に
形成されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、近年1.エンジン性能の向上に伴って上記膨
張室はその径寸法が大きくなる傾向にある。この場合、
上記構成において膨張室を単に大きくすると、これがラ
イダーに干渉してこのライダーに無理な乗車姿勢を強い
るおそれがある。
そこで、上記膨張室がライダーと干渉しないようにする
分だけ、排気側の前側の部分にこの膨張室を形成するこ
とが考えられる。しかし、このようにすると、エンジン
から膨張室に至る排気管の長さが所定寸法(以下、これ
を単に所定の管長という)よりも短くなり、つまり、こ
れはエンジン性能を低下させる原因となって好ましくな
い。
また、上記の点からして、所定の管長を確保するために
、第1に、上記延出管や縦向管を延長させることが考え
られるが、このようにすると、これら両管の下端が従来
よりも下方に位置することとなり、これは、自動二輪車
の地上高を減少させるという不都合を生じる。また、第
2に、横向管を延長させることも考えられるが、この場
合には、車幅寸法が過大になるおそれがある。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、地上高が減少するなどの支障を生じることなく、所
定の管長を確保しながら膨張室の径寸法を大きくできる
ようにして、エンジン性能の向上に対応できるようにす
ることを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は、車体フレームの前部にフロントフォークを介して前
輪を操向自在に支承すると共に、同上車体フレームにエ
ンジンを支持し、このエンジン用の排気管がこのエンジ
ンの前面側から前下方に向って延びる延出管と、上記前
輪の後方で上記延出管の下端部から車幅方向に向って延
びる横向管と、この横向管の端部から更に上方に向って
延びると共にその上端が後方に向って折り曲げられる縦
向管とを備えた自動二輪車において、上記横向管をその
前面側が凹面となるように平面視で円弧状に折り曲げ、
かつ、縦向管をその径寸法を大きくして膨張室とした点
にある。
(作 用) 上記構成による作用は次の如くである。
横向管46は、従来では平面視で直線的であったが、こ
の発明は、これを円弧状に折り曲げである。このため、
この折り曲げた分だけ従来よりこの横向管46を長くす
ることができる。この場合、この横向管46は平面視で
円弧状に折り曲げられているため、この横向管46が自
動二輪車lの地上高を減少させることはなく、また、横
向管46を長くしようとする分だけこれをある限度で折
り曲げれば、車幅寸法を過大にさせることもない、しか
も、上記横向管46はその前面側が凹面46aとされて
いるため、この凹面46aに前輪14後面の操向時の軌
跡14aを対応させれば、横向管46は前輪14に干渉
することなく十分にその長さを長(することができる。
更に、上記横向管46は平面視で円弧状に折り曲げた分
だけその両端側を前方に位置させることができる。この
ため、第1に、この横向管46の一端側と連結している
延出管45も前方に向って長くできる。また、第2に、
同上横向管46の他端側に連なっている膨張室47の外
形寸法を大きくしても、この膨張室47がこの膨張室4
7の後方に位置するライダー29と干渉することは回避
される。
また、上記した延出管45.横向管46、および膨張室
47の各構成により、その各重心はそれぞれ前方に移動
することとなる。このため、前輪14への重量分布の比
率が高くなり、よって、操安性が向上するという利点も
ある。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
第2図において、lは自動二輪車、2その車体フレーム
で、この車体フレーム2はセミダブルクレードル形をな
している。即ち、この車体フレーム2はその前部にヘッ
ドバイブ3を有し、このヘッドパイプ3の上部から後下
方に向って主フレーム4が延び、更に、この主フレーム
4の後端から左右一対のシートピラーチューブ6が下方
に向って延びている。
一方、上記へラドバイブ3の下部から後下方に延びてそ
の後端が上記シートピラーチューブ6の下端に連結され
るダウンチューブ7が設けられる、このタウンチューブ
7は上記へラドバイブ3の下部から後下方に向って延び
る前部チューブ8と、この前部チューブ8の下端から一
旦下方に延びた後、後方に向って折り曲げられる左右一
対の後部チューブ9.9とで構成されている。
更に、前記主フレーム4の後端から後方に向って左右一
対のシートレール11が延び、このシートレール11の
後部はバックステー12によりシートピラーチューブ6
の下部に支持されている。
上記ヘッドバイブ3にはこのヘッドバイブ3の軸心3a
回りにフロントフォーク13が操向自在に支承され、こ
のフロントフォーク13はその下端に前輪14を支承し
、上端にはハンドル15を支持している。
一方、前記シートピラーチューブ6の下部にはリヤアー
ム17が上下揺動自在に枢支され、このリヤアーム17
の揺動端に後輪18が支承されている。19は緩衝器で
ある。
21は2サイクルエンジンで、このエンジン21は車体
フレーム2に締結されている。このエンジン21はその
後面側に吸気孔を有し、この吸気孔には気化器22が取
り付けられている。一方、同上エンジン21はその前面
側に排気孔を有し、この排気孔には排気管25の一端が
連結され、この排気管25の他端は後方に向って延び、
その後端にサイレンサ26が取り付けられている。
上記気化器22に燃料を供給する燃料タンク27が設け
られる。この燃料タンク27は正面視で逆U字状をなし
、主フレーム4に跨るようにして車体フレーム2に支持
されている。また、上記燃料タンク27の後方にはシー
ト28が設けられ、このシート28は前記シートレール
11に支持されている。29はライダー、30はフート
レストである。
前記エンジン21には駆動鎖車32が設けられ、一方、
後輪18には従動鎖車33が設けられ、これら両鎖車3
2.33には伝動チェーン34が巻き掛けられている。
上記エンジン21は気化器22を通して外気と共に、燃
料タンク27からの燃料を吸入して作動する。そして、
このエンジン21の動力を上記伝動チェーン34等を介
して後輪18に伝達させれば、自動二輪車1の走行が可
能となる。
前記ダウンチューブ7の前面にはラジェータ36が設け
られる。このラジェータ36はエンジン21冷却用の冷
却水を走行風により冷却する。また、このラジェータ3
6の前面を覆うラジェータカバー37が設けられ、この
ラジェータカバー37は、前輪14の跳ね上げた砂や小
石がラジェータ36に直撃することを防止する。
39は樹脂製のカウリングで、このカウリング39はフ
ロントフォーク13の上部前面を覆うフロントカウル4
0と、このフロントカウル40の左右外側縁から後方に
向って延びる左サイドカウル41と右サイドカウル42
とを有している。43はウィンドシールドである。
全図により、前記排気管25につき、より詳しく説明す
る。この排気管25は、エンジン21から一旦前下方に
向うと共に左側方に向って延出する延出管45を有し、
また、前輪14の後方で、上記延出管45の下端から更
に右側方に延びる横向管46を備えている。また、この
横向管46の右端から上方に向って延びた後、後方に向
って折。
り曲げられる縦向管が設けられ、この縦向管の後端は前
記したサイレンサ26に連なっている。
特に、第1図で示すように、上記横向管46はその前面
側が凹面46aとなるように平面視で円弧状に折り曲げ
られており、これにより、この横向管46を従来の直線
的なものよりも長くしである。
一方、前記フロントフォーク13は緩衝機能を有してお
り、つまり、前輪14が走行面から衝撃を受けたときに
は、フロントフォーク13が縮小してこの衝撃を吸収す
る。この場合、フロントフォーク13の縮小量が最大と
なったとき(以下これをフルストローク時という)の前
輪14の位置が各図中仮想線で示されている。
第1図において、上記フロントフォーク13のフルスト
ローク時における前輪14後面の操向時の軌跡14aが
上記横向管46の凹面46a側に対応している。このた
め、横向管46は前輪14に干渉することなく、その長
さを十分に長くすることができる。
また、上記横向管46の右端に連なる前記縦向管は径寸
法の大きい膨張室47とされている。なお、こめ膨張室
47はその断面形状が円形に限られるものではなく、楕
円形であってもよい。
上記の場合、横向管46は平面視で円弧状に折り曲げら
れた分だけ、従来よりもその左右両端側が前方に位置さ
せられている。このため、第1に、この横向管46の左
端側に連結している延出管45も前方に向って、より長
くなっている。また、第2に、同上横向管46の右端側
に連なっている膨張室47の径寸法を大きくしても、こ
の膨張室47が前記シート28上のライダー29と干渉
することは回避される。
また、上記した延出管45、横向管46、および膨張室
47の各構成により、その各重心はそれぞれ前方に移動
することとなる。このため、前輪14への重量分布の比
率が高くなる。
(発明の効果) この発明によれば、横向管は、従来では平面視で直線的
であったが、この発明は、これを円弧状に折り曲げであ
るため、この折り曲げた分だけ従来よりこの横向管を長
くすることができる。この場合、この横向管は平面視で
円弧状に折り曲げられているため、この横向管は自動二
輪車の地上高を減少させることはなく、また、車幅寸法
を過大にさせることもない、しかも、上記横向管の凹面
に前輪後面の操向時の軌跡を対応させれば、横向管は前
輪に干渉することなく十分にその長さを長くすることが
できる。
更に、上記横向管は平面視で円弧状に折り曲げた分だけ
その両端側を前方に位置させることができる。このため
、第1に、この横向管の一端側と連結している延出管も
前方に向って長くできる。
また、第2に、同上横向管の他端側に連なっている膨張
室の径寸法をある程度大きくしても、この膨張室がこの
膨張室の後方に位置するライダーと干渉することは回避
される。
以上要するに、この発明によれば、地上高が減少するな
どの支障を生じることなく、延出管や横向管を長くでき
、その一方で、膨張室の径寸法もある程度大きくできる
こととなる。また、これを換言すれば、膨張室の径寸法
を大きくすることがエンジンから膨張室に至る排気管の
長さに影響があるとしても、上記延出管や横向管によっ
て所定の管長の確保は容易にできるのであり、このため
、この発明によれば、エンジン性能の向上に対し、所定
の管長を確保しながら膨張室の径寸法を十分に対応させ
ることができる。
また、上記した延出管、横向管、および膨張室の各構成
により、その各重心はそれぞれ前方に移動することとな
る。このため、前輪への重量分布の比率が高くなり、よ
って、操安性が向上するという利点もある。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示し、第1図は第2図の要部平
面図、第2図は自動二輪車の全体側面図、第3図は正面
図である。 l・・自動二輪車、2・・車体フレーム、13・・フロ
ントフォーク、14a・・軌跡、21−・エンジン、2
5・・排気管、28・・シート。 29・・ライダー、45・・延出管、46・・横向管、
46a・・凹面、47・・膨張室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、車体フレームの前部にフロントフォークを介して前
    輪を操向自在に支承すると共に、同上車体フレームにエ
    ンジンを支持し、このエンジン用の排気管がこのエンジ
    ンの前面側から前下方に向って延びる延出管と、上記前
    輪の後方で上記延出管の下端部から車幅方向に向って延
    びる横向管と、この横向管の端部から更に上方に向って
    延びると共にその上端が後方に向って折り曲げられる縦
    向管とを備えた自動二輪車において、上記横向管をその
    前面側が凹面となるように平面視で円弧状に折り曲げ、
    かつ、縦向管をその径寸法を大きくして膨張室とした自
    動二輪車の排気管。
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