JPH03159888A - 自動二輪車の導風装置 - Google Patents

自動二輪車の導風装置

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JPH03159888A
JPH03159888A JP1300391A JP30039189A JPH03159888A JP H03159888 A JPH03159888 A JP H03159888A JP 1300391 A JP1300391 A JP 1300391A JP 30039189 A JP30039189 A JP 30039189A JP H03159888 A JPH03159888 A JP H03159888A
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seat
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JP1300391A
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Toru Nishikawa
徹 西川
Toshiaki Konno
近野 聡明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動二輪車の導風装置に関し、特に導風板(
以下エアスクープと記ず)のデザイン上の自由度,及び
走行風を外方に排出する排風口形或上の自由度を向上で
きるようにしたエアスクープの形状の改善に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えば不整地走行を主目的とする自動二輪車では
、エアスクープによって走行風をエンジンのシリンダ部
,あるいはラジエータに導くようにした導風装置を設け
ている。このような導風装置としては、エアスクープを
燃料タンクの前半部分を覆う大きさとし、燃料タンクの
前端何近にビス等で固定するのが一般的である(例えば
特開昭62 − 289486号公報参照)。この場合
、燃料タンク付近の側面から見た外観はエアスクープと
燃料タンクの側壁の後半部分とで構威されることとなる
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが上記従来の導風装置では以下の問題点がある。
■上述のようにエアスクープと燃料タンク後半部分とが
共同で外観を構戒することとなるから、エアスクープは
燃料タンクの後半部分と連続した形状にする必要がある
等、その形状上の制約が生し、デザイン上の自由度が低
い。
■エアスクープと燃料タンクとの継ぎ目部分にエアスク
ープの厚さ分の段差が生しることとなり易い。一方不整
地走行では、例えば車体を傾けてコーナリングする際に
ライダーが傾けた側の足を前下方に伸ばす場合が多いが
、このとき足が上記継ぎ目に触れて円滑な操作感が損な
われる場合が考えられる。
■ラジエータ等を冷却した後の走行風を外方に導く排風
口は当然上記継ぎ目より前に形或する必要があり、従っ
て排風口の形戒位置,及び形状が」二記継ぎ目によって
規制され、この点の自由度も低い。
本発明は上記従来の問題点を解消するためになされたも
ので、デザイン上.及び排風口形戒上の自由度を拡大で
き、また足が継ぎ目に触れることによる円滑な操作感の
低下を防止できる自動二輪車の導風装置を提供すること
を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、自動二輪車のエンジンあるいはラジエータに
走行風を導く導風板(エアスクープ)を燃料タンク付近
に取り付ける構造において、」二記エアスクープを燃料
タンクの左,右側面の略全面を覆うようにシート前縁ま
で延長するとともに燃料タンクに固定したことを特徴と
している。
ここで燃料タンクの左2右側面の略全面を覆うとは、上
記従来構造のような燃料タンクとの継ぎ目をなくすると
の意味であり、例えば燃料タンクの前端上部等、上記継
ぎ目の形威に無関係な一部分が露出していても構わない
との趣旨である。
〔作用〕
本発明に係る導風装置によれば、エアスクープがタンク
側面の略全面を覆っているので、燃料タンク付近を側面
から見た外観が、エアスクープだけからなる一つの連続
した面で構威されることとなり、従ってエアスクープの
形状上の制約がほとんどなく、それだけデザイン上の自
由度を拡大できる。
またエアスクープと燃料タンクとの間に継ぎ目が形威さ
れないので、足を前下方に伸ばしても足が継ぎ目に触れ
る問題が生しることはなく、円滑な操作感が得られる。
さらにまた上記継ぎ目がないことから、排風口の位置,
形状について自由に設定でき、この面での自由度も拡大
され、例えば排風口からの空気を後方にガイドするガイ
ド部の斜面の傾きについても緩やかにする等、自由に設
定できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第8図は本発明の一実施例による自動二輪
車の導風装置を説明するための図であり、第1図,第2
図は本実施例自動二輪車の左側面図平面図、第3図,第
4図はエアスクープの平面図左側面図、第5図〜第8図
は要部の断面図である。
図において、1は本実施例構造が適用された自動二輪車
であり、これの車体フレーム2は、ヘソドパイプ2aに
1本のメインパイプ2b,及び左右(車両後方から見て
、以下全て同じ)一対のダウンチューブ2cの前端をそ
れぞれ接続し、メインパイプ2bの下方に屈曲した後端
部と、上記各ダウンチューブ2cの後端とをリャアーム
ブラケソ}2dを介して接続し、メインパイプ2bの途
中から略水平に後方に延びる左.右一対のシートレール
2eと上記リャアームブラケソト2dとを左.右のバソ
クステー2fで接続した、いわゆるクレードル型のもの
である。
」二記ヘソドバイブ2aによって、下端で前輪3を軸支
する前フォーク4の操向軸4aが左右に操向可能に軸支
されており、上記リャアームブラゲソト2dによって、
後端で後輪5を軸支するリャアーム6が上下に揺動可能
の枢支されている。なお、7は上記シ一トレール2eと
ハソクステー2『との接続部と、リャアーム6の後端と
の間に配設されたクノションユニソト、8,9はフロン
トフェンダ.リャフェンダである。
また上記車体フレーム2のメインパイプ,ダウンチュー
ブ.リャアームブラケソトで囲まれたクレードル内にエ
ンジンユニソトIOが搭載されている。このエンジンユ
ニソト10はクランクケース11上にシリンダポディ1
2,シリンダヘソド13を積層してなる空冷式2サイク
ル単気筒型のものである。上記シリンダボディ12の後
壁部には気化器14,エアクリーナl5が接続され、前
壁部には排気装置の排気管16aが接続されており、該
排気管16aは車両右側を後方に延び、後端部にはザイ
レンサ16bが接続されている。
また上記メインパイプ2bを跨ぐように燃料タンク17
が搭載されており、これの後方にはシ一ト18が上記シ
一トレール2eの上方を覆うように搭載されている。こ
のシート18の前部18aは上記燃料タンク17の後部
17a上面に沿って上方に延び、該タンク17の給油口
17b付近に達している。なお、19は上記ンートl8
の後半部下方の左.右側面を覆うサイド力バーである。
そして上記燃料タンク17の左,右側部には、エンジン
ユニノト10のシリンダヘソド13.  シリンダポデ
ィl2付近に走行風を導入するための左,右一対のエア
スクープ20.20’が、該燃料タンクl7の側面との
間に若干の隙間を設けて配設されている。該左,右のエ
アスクープ2020′の対向部には、これらを結合する
ための保合片20e.20fが段落状に形成され、左側
の係合片20eを右係合片2Of部分に形威された係合
孔20hに挿入することによって該両エアスクープ20
.20’が結合されている。また上記各エアスクープ2
0.20’は、側面から見ると燃料タンク17の左2右
側面を略完全に覆うようにシート18の前部18a縁部
まで延びている。
またその前側部分は燃料タンク17の下縁よりさらに下
方に延びており、該延長部20aと上記燃料タンク17
の左.右側壁に凹設された凹部17Cとで空気導入路を
形威している。さらにまた上記延長部20a付近には排
風口20bが形威されており、該排風口20bの後側部
分は燃料タンク17の上記凹部17cに近接するように
凹設されてガイド面20Cとなっている。また上記両エ
アスクープ20.20’を結合状態で平面から見るとシ
ート18の前縁ラインに沿ってU字状の切り込み20g
が形威されている。
また上記エアスクープ20.20’は、それぞれ後端部
1箇所,及び前部2箇所を燃料タンク17に固定するこ
とによって該燃料タンク17に取り付けられている。即
ち、上記切り込み20gの縁部に形或された取付穴20
iに嵌合装着されたグロメソト21 (第6図参照)に
上記燃料タンク17の後部17aに植設された係止ビン
22を嵌合させるとともに、上記左,右エアスクープ同
士の結合部近傍,及びガイド面20C部分に形威された
取付孔2oj,20kをボルト23によって燃料タンク
17に固定する構造となっている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例自動二輪車1で走行すると、走行風がエアスク
ープ20.20’と燃料タンク17の凹部17Gとの間
,及びシリンダヘソド13と燃料タンク17の底面との
間に導入され、排風口20bからガイド面20cに沿っ
て,及びエアスクープ20.20’とタンク側面との間
の隙間を通って後方に流れ、この間にシリンダへ・ノド
13,シリンダボディ12等を冷却することとなる。
そして本実施例温風装置では、エアスクープ20.20
’が燃料タンクl7の側面全面を覆っているので、燃料
タンクl7付近を側方から見た外観が、エアスクープ2
0,又は20′だけからなる一つの連続した面で構威さ
れることとなり、従ってエアスクープ20.20’の形
状上の制約がほとんどなく、それだけデザイン上の自由
度を拡大できる。上述のように、従来のエアスクープは
燃料タンクの前半部分のみを覆う構造であり、燃料タン
クと共同で外観を構威していたので、エアスクープの形
状が燃料タンクとの関係で制約を受ける問題があったが
、本実施例ではこのような問題はない。
また本実施例では、エアスクープのみで上記外観を構威
したから、つまり燃料タンクは外方から見えないので該
タンク自体の外観をそれほど考慮する必要がなく、コス
トダウンを図ることができる。即ち、例えば樹脂製タン
クとする場合は、表面が美麗であるが高コストの四転威
形を採用することなく戒形コストの安価なプロー戒形を
採用することができる。また鋼板製タンクとする場合も
、外観を考慮することなく形状を決定できるとともに、
安価な塗装で済ませることができる。
またエアスクープ20.20’と燃料タンク17との間
に、上述の前半部分のみを覆う場合のような継ぎ目が生
しることはないので、ライダーが10 車体を傾けてコーナリングする際に足を前下方に伸ばし
ても足が上記継ぎ目に触れる問題が生しることはなく、
円滑な操作感が得られる。
さらにまた上記継ぎ目がないことから、排風口20bの
位置,形状、及び該排風口20bに続くガイド面20C
の傾斜角度についても自由に設定でき、この点からも設
計上の自由度が向上し、効率のよい排風を確保できる効
果がある。
また本実施例では、燃料タンク17の側面とエアスクー
プ20.20’との間に隙間を設けたので、該隙間も排
風通路となり、上記空気の抜けが良好となる。
なお、上記実施例では空冷エンジンの場合を説明したが
、本発明は水冷エンジンにおける走行風をラジエータに
導入するための導風装置にも勿論適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る自動二輪車の導風装置によれ
ば、導風板を燃料タンクの側面を略全面に渡って覆う形
状にしたので、導風板の形状が燃11 料タンクとの関係で制約を受番3ることかなく、デザイ
ン上の白山度を拡大できる効果があり、また継ぎ目がな
くなることから足が継ぎ目に触れることによる操作感の
低下を回避できる効果があり、さらに排風口形威上の自
由度を拡大でき、排風効率を向上できる効果がある。
l2
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の一実施例による自動二輪
車の導風装置を説明するための図であり、第1図.第2
図はそれぞれ該実施例自動二輪車の左側面図.平面図、
第3図.第4図はそれぞれエアスクープの平面図,左側
面図、第5図,第6図はそれぞれ第3図のV−V線断面
図, Vl−Vl線断面図、第7図,第8図はそれぞれ
第4図の■一■線断面図,■一■線断面図である。 図ニオいて、1は自動二輪車、1oはエンジンユニソト
、17は燃料タンク、18はシート、18aはシート前
縁、20.20’はエアスクープ(導風板)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンあるいはラジエータに走行風を導く導風
    板を燃料タンク付近に取り付けた自動二輪車の導風装置
    において、上記導風板を燃料タンクの左、右側面の略全
    面を覆うようにシート前縁まで延長するとともに燃料タ
    ンクに固定したことを特徴とする自動二輪車の導風装置
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