JPH088527Y2 - 表面実装型コネクタ - Google Patents

表面実装型コネクタ

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JPH088527Y2
JPH088527Y2 JP1991090264U JP9026491U JPH088527Y2 JP H088527 Y2 JPH088527 Y2 JP H088527Y2 JP 1991090264 U JP1991090264 U JP 1991090264U JP 9026491 U JP9026491 U JP 9026491U JP H088527 Y2 JPH088527 Y2 JP H088527Y2
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JP
Japan
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connector
surface mount
contacts
contact
reinforcing metal
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JP1991090264U
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JPH0541066U (ja
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守 鈴木
辰一 森野
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は,民生機器用の基板と基
板とを接続するための表面実装型(SMT)コネクタに
関し,詳しくは,表面実装型(SMT)コネクタの補強
金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,図8(a),(b),(c)で示
されるコネクタが使用されている。
【0003】図8(a)は,コネクタを示す図で,図8
(b),図8(c)は図8(a)に使用される補強金具
を示す図である。図8(a)において,コネクタ50
は,手前の窪んだ形の背板50dと,上面を構成する上
板50a,下面を構成する下板50b側壁を構成する側
部50bと,向こう側の図示しない開口に並設され,一
端下部に基板に半田付装着される複数のピン端子と,手
前開口側にこのピン端子に接続されるコネクタに装着さ
れる開口51と,補強金具60とから構成されている。
【0004】図8(b),(c)は,コネクタ50に圧
入される補強金具を示している。図8(b),図8
(c)で示すように,補強金具60は,底部61と側部
62とからなるL字形状を有する。側部62には,外方
に突出した突出部62a,62bとを有し,底部61に
は,切起しにより形成された略四角の突出片61aを有
する。側部62は,図示しない開口とこれに連続した溝
に,矢印63で示すように圧入されて,図3(a)で示
す装着状態となり,コネクタが完成する。
【0005】従来のコネクタの補強金具として,別部品
があり,しかもそれは,ピッチ方向両端に2個必要とし
た。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら,コネク
タを安価で大量生産する場合,なるべく部品点数を少な
くし,組立てにかける工数を低減する必要がある。ま
た,組み立てにおいても,補強金具を取り付ける工数と
治工具が必要であり,手間を要した。
【0007】そこで,本考案の技術的課題は,従来の欠
点を除去し,部品点数の少ない組み立て工数の掛からな
い安価で大量生産に適するコネクタを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案によれば,長尺な
導体片からなる第1の方向に細長く,前記第1方向に交
差する第2の方向に並設された複数のコンタクトと,前
記複数のコンタクトの前記第1の方向両端近傍を保持す
るとともに前記第2の方向に延在する一対の絶縁体とを
備えた表面実装型コネクタにおいて,前記複数のコンタ
クトの内の前記第2の方向における外側に該当するコン
タクトの前記一対の絶縁体の間の中程の部分を当該一対
の絶縁体寄りの部分を残して切除し,切除した残りのコ
ンタクト部分を基板に接合出来るように成形して補強部
材としたことを特徴とする表面実装型コネクタが得られ
る。
【0009】本考案によれば,前記表面実装型コネクタ
において,前記補強部材は前記絶縁体から両端部が突出
しており,前記両端部は前記基板に半田付けできるよう
に成形されていることを特徴とする表面実装型コネクタ
が得られる。
【0010】
【作用】本考案においては,コンタクト及び絶縁体との
一体物からなり,コンタクトとピッチ方向両端数本を使
用し,両側絶縁物の向かい合う内側のコンタクト中程を
切断し,残った部分を基板に半田付けできるように成形
することにより,補強部材の役目を持たせることができ
る。このように,コンタクトを使用し,補強部材とした
ため,部品点数を少なくすることができる。又,補強部
材の成形をコンタクトと同時に行える。
【0011】
【実施例】次に,本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
【0012】図1は本考案の実施例に係るコネクタの斜
視図である。
【0013】図1において,角柱状の一対の絶縁体2,
2を夫々貫通して,n個(但し,nは自然数)の長尺状
導電片からなるコンタクト11 ,12 ,…1n が,この
コンタクトの長手方向である第1の方向6に対して,直
交する第2の方向7に等ピッチで設けられ,その突出し
た両端11a,12a,…1naの突出部は,下方に折曲って
下方に伸び,更に上方に折曲って,絶縁体2,2から離
れる方向に延在し,接合部を形成している。絶縁体2,
2の夫々に,このコンタクト11 ,12 ,…1n の両側
に,このコンタクト11 ,12 ,…1n に平行に,この
コンタクト11,12 ,…1n と同種の材料からなる補
強金具3a ,3b が保持されている。補強金具3a ,3
b の突出した両端は絶縁体2,2両側で,互いに対称的
に,絶縁体2,2の側面で下方に折曲り,下方で上方に
折曲り,絶縁体2,2から離れる方向に延在している。
夫々の絶縁体2,2は,一対の絶縁板2a ,2b を夫々
重ね合わせて形成されている。コネクタ10は,この一
対の絶縁板2a ,2b の間にコンタクトの両端の突出部
分を残し,更に,補強金具3a ,3b の突出部分を残し
て挟み込んで形成されている。コネクタ10を作製する
には,同種の導体片をn+4個用意し,両端近傍を絶縁
板2a ,2b で夫々挟み込んで保持し,両側のコンタク
トを切断する。このときに,切断されていないで,外側
に突出したコンタクト両端を折り曲げ加工して接合部と
するとともに,切断されたコンタクト両端の残部を補強
金具として,折曲げ加工されたコンタクトと同様に外側
部分を折り曲げ加工し,更に,補強金具の絶縁体から突
出した部分も同様に折り曲げ加工すれば良い。また,基
板面にコネクタを装着するには,コンタクト先端及び補
強金具の先端を接合部として半田付すれば良い。
【0014】図2は図1のコネクタの変形例を示す図で
ある。図2において,上端の絶縁体2と下端の絶縁体2
とはその接合面が互いに交差するようになっており,基
板4,4に固定されたコネクタは,変形させられた方向
5に力が働くが補強金具3a,3bが保持し,コンタク
トの突出した端部11a,12a,…1naの半田付部への負
荷を少なくする役目を持たせてある。補強金具は,コネ
クタが基板からはがされる方向に力が加わった時,はが
れないような役割を果たす。
【0015】図3は本考案の第2の実施例に係るコネク
タを示す部分断面図である。図3において,角柱状の一
対の絶縁体12,12は,夫々一対の絶縁板12a,1
2bからなり,絶縁板12bの底部には長さ方向に台形
の溝12cが略半分の高さで設けられ,この溝を形成す
る一方の壁部12dは,他の壁部12eよりも低い断面
三角状の山形となっている。コンタクト1n は図1及び
図2で示したものと同様に形成されている。しかし,補
強金具13,13´の外方両端13a,13a´は,下
方に折曲り,更に,溝12c内の先端に,この補強金具
の先端部が位置するように,内方に折れ曲がっている点
で,第1の実施例とは異なる。この絶縁体の他端側及び
コンタクトで接続された図示しない他方の絶縁体のコン
タクト及び補強金具も同様に形成されている。基板との
接合は,第1の実施例と同様に半田接合される。
【0016】図4は,本考案の第3の実施例に係るコネ
クタ一部分を示す斜視図である。図4において,絶縁体
22は,端部22aで幅が狭くなっており,側面22
b,及び側面22cで段部を形成している。補強金具2
3,23´の突出部分23a,23a´は端部22aの
側面22cに対向するように下方に折曲って延在し,下
端で側面22aから離れる方向に折曲って,夫々互い
に,平行に延在している。図示の絶縁体の他端側及びこ
のコンタクトで接続された図示しない他方の絶縁体のコ
ンタクト及び補強金具も同様に形成されている。
【0017】図5は図1のコネクタの一使用例を示す図
で,基板4,4を水平に保持した例を示している。図5
において,基板4,4の表面端部に,コネクタ10の絶
縁体2底面が密着するとともに,コンタクト1n …の接
合部及び補強金具3の端の接合部は,基板4の表面4a
の図示しない導体パターンと半田接合されている。
【0018】図6(a),(b)は図1のコネクタのも
う一つの使用例を示す図で,基板4,4を互いに垂直と
なるように接続した例を示している。
【0019】図6(a)において,基板4の導体パター
ンが設けられた表面4a,4aが,互いに向かい合うよ
うに,表面4a端部に設けられたコネクタ10によっ
て,接続され,コンタクト1n …が垂直に折れ曲がって
いる。しかし,コネクタ10の補強金具3も基板に半田
接合されていることによって,絶縁体の両側が基板に密
着し,はがれることはない。
【0020】図6(b)においては,基板の裏面4b,
4bが,互い向かい合うように表面4a端部に設けられ
たコネクタ10によって,接続され,コンタクト1n
が垂直に折れ曲がっている。コネクタ10の補強金具3
及びコンタクトの端部も基板に半田接合されているの
で,図6(a)の例と同様に絶縁体の両側が基板に密着
し,はがれることはない。
【0021】図7(a),(b)は図1のコネクタの更
にもう一つの例を示す図で,基板4,4を互いに平行に
なるように接続した例を示している。
【0022】図7(a)において,基板4,4を表面4
a,4aを互いに対向させて,平行となるように表面4
a端部に設けられたコネクタに接続されており,コンタ
クト1n …が円弧状に湾曲している。前述の使用例と同
様にして,コネクタ10の補強金具及びコンタクトの頭
部も基板に半田接合されているので,はがれることはな
い。
【0023】図7(b)において,基板4,4を裏面4
b,4bを互いに対向させて,平行となるように表面4
a端部に設けられたコネクタに接続されており,コンタ
クト1n …が円弧状に湾曲している。図7(a)の例と
同様に,コネクタ10の補強金具3の両端及びコンタク
ト端部も基板の導体パターンに半田接合されているの
で,はがれることはない。
【0024】尚,図5乃至図7では,第1実施例のコネ
クタを使用した場合について説明したが,コネクタの使
用方法は,図3及び図4で示した第2実施例及び第3実
施例にも適用可能であることはいうまでもなく,使用状
態に応じて,第1乃至第3実施例を適宜使用できること
は明白である。
【0025】
【考案の効果】以上,説明したように,本考案によれ
ば,コンタクトを補強する補強部材をコネクタに一体に
設けたために,部品点数が少なく,補強部材の成形をコ
ンタクトの成形と同時にできるので,組み立て工数を削
減できる表面実装型コネクタを提供することができる。
【0026】更に,本考案によれば,補強部材用のプレ
ス金型,組み立て治具等の設備費がなく,設備及び部品
の管理工数もかからないため全体的に安価なコネクタを
供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るコネクタを示す斜視図で
ある。
【図2】図1のコネクタの変形例を示す図である。
【図3】本考案の別方法を示す図である。
【図4】本考案の別方法を示す図である。
【図5】図1のコネクタの水平接続方法を示す図であ
る。
【図6】図1のコネクタの垂直接続方法を示す図であ
る。
【図7】図1のコネクタの平行接続方法を示す図であ
る。
【図8】(a)は従来例に係るコネクタを示す斜視図で
ある。(b)及び(c)は(a)のコネクタの補強金具
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ,12 ,…1n コンタクト 11a,12a,…1na 端部 2,12,22 絶縁体 2a,2b,12a,12b, 絶縁板 3 補強金具 3a,3b 補強金具 4 基板 4a 表面 4b 裏面 10,50 コネクタ 12c 溝 12d,12e 壁部 13,13´ 補強金具 13a,13a´,22a 端部 22b,22c 側面 23,23´ 補強金具 23a,23a´ 突出部分 60 補強金具

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺な導体片からなる第1の方向に細長
    く,前記第1方向に交差する第2の方向に並設された複
    数のコンタクトと,前記複数のコンタクトの前記第1の
    方向両端近傍を保持するとともに前記第2の方向に延在
    する一対の絶縁体とを備えた表面実装型コネクタにおい
    て,前記複数のコンタクトの内の前記第2の方向におけ
    る外側に該当するコンタクトの前記一対の絶縁体の間の
    中程の部分を当該一対の絶縁体寄りの部分を残して切除
    し,切除した残りのコンタクト部分を基板に接合出来る
    ように成形して補強部材としたことを特徴とする表面実
    装型コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項2記載の表面実装型コネクタにお
    いて,前記補強部材は前記絶縁体から両端部が突出して
    おり,前記両端部は前記基板に半田付けできるように成
    形されていることを特徴とする表面実装型コネクタ。
JP1991090264U 1991-11-01 1991-11-01 表面実装型コネクタ Expired - Lifetime JPH088527Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991090264U JPH088527Y2 (ja) 1991-11-01 1991-11-01 表面実装型コネクタ

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0541066U JPH0541066U (ja) 1993-06-01
JPH088527Y2 true JPH088527Y2 (ja) 1996-03-06

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JP1991090264U Expired - Lifetime JPH088527Y2 (ja) 1991-11-01 1991-11-01 表面実装型コネクタ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61196485A (ja) * 1985-05-08 1986-08-30 Tokyo Electric Co Ltd 磁気記録装置
JPH0612288B2 (ja) * 1985-11-20 1994-02-16 中部自動機株式会社 マイクロコンピユ−タによる米等の粉粒状物の自動計量供給装置

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JPH0541066U (ja) 1993-06-01

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