JPH0883511A - 浴室用照明器 - Google Patents
浴室用照明器Info
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- JPH0883511A JPH0883511A JP6219238A JP21923894A JPH0883511A JP H0883511 A JPH0883511 A JP H0883511A JP 6219238 A JP6219238 A JP 6219238A JP 21923894 A JP21923894 A JP 21923894A JP H0883511 A JPH0883511 A JP H0883511A
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Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 直管蛍光灯21を非透光性ケース22で囲
い、このケースに通光窓26を開け、通光窓を透光色又
は透過率の異なる複数のスライド板31〜33で選択的
に塞いだことを特徴とする浴室用照明器20。 【効果】 照明光の色や明るさを変えるのに1種類の蛍
光灯だけでよく、色を切換えるためのスイッチや、照明
光の明るさを制御するための調光器が不要で、スイッチ
や調光器に接続する配線工事をする必要がないので、浴
室への取付け工事が簡単で、工事費用が安価になる。通
光窓を複数のスライド板で塞いで照明光の色や明るさを
変えるので、簡単な構成で照明光の色や明るさを多様に
変化させることができる。
い、このケースに通光窓26を開け、通光窓を透光色又
は透過率の異なる複数のスライド板31〜33で選択的
に塞いだことを特徴とする浴室用照明器20。 【効果】 照明光の色や明るさを変えるのに1種類の蛍
光灯だけでよく、色を切換えるためのスイッチや、照明
光の明るさを制御するための調光器が不要で、スイッチ
や調光器に接続する配線工事をする必要がないので、浴
室への取付け工事が簡単で、工事費用が安価になる。通
光窓を複数のスライド板で塞いで照明光の色や明るさを
変えるので、簡単な構成で照明光の色や明るさを多様に
変化させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室に配置される浴室
用照明器の改良に関する。
用照明器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室には利用者がくつろいで入浴
できるようにするために、種々の配慮がなされている。
これに伴い、浴室の照明方法も単に直接照明や間接照明
にするのみならず、照明光の色を変えたり明るさを変え
る等の方法もある。例えば、特開平2−216703
号(浴室装置)には、公報の第1図に示すように、暖色
系の蛍光灯を有する冬用照明器8と寒色系の蛍光灯を有
する夏用照明器9とを、照明用スイッチで点灯切換えす
る技術が開示されている。また、特開平3−2505
01号(浴室用演出照明器)には、公報の第2図に示す
ように、照明器台9に異なる高さで取付けられた白色直
管蛍光灯5と青色直管蛍光灯6とを、スイッチで点灯切
換えする技術が開示されている。更に、実開平3−5
3705号(浴室における照明装置)には、公報の第1
図に示すように、白熱灯2と蛍光灯3とを点灯切換えす
る技術が開示されている。
できるようにするために、種々の配慮がなされている。
これに伴い、浴室の照明方法も単に直接照明や間接照明
にするのみならず、照明光の色を変えたり明るさを変え
る等の方法もある。例えば、特開平2−216703
号(浴室装置)には、公報の第1図に示すように、暖色
系の蛍光灯を有する冬用照明器8と寒色系の蛍光灯を有
する夏用照明器9とを、照明用スイッチで点灯切換えす
る技術が開示されている。また、特開平3−2505
01号(浴室用演出照明器)には、公報の第2図に示す
ように、照明器台9に異なる高さで取付けられた白色直
管蛍光灯5と青色直管蛍光灯6とを、スイッチで点灯切
換えする技術が開示されている。更に、実開平3−5
3705号(浴室における照明装置)には、公報の第1
図に示すように、白熱灯2と蛍光灯3とを点灯切換えす
る技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の技術は、
色違いの蛍光灯の組合せ、又は白熱灯と蛍光灯の組合せ
により照明光の色を変えるものであり、複数種類の光源
(蛍光灯、白熱灯)を必要とし、各光源を点灯切換えす
るためのスイッチを取付け、このスイッチと各光源とを
個別に配線するので配線数が多くなり、浴室への取付け
工事が面倒で工事費も嵩む。また、色違いの蛍光灯の組
合せ、又は白熱灯と蛍光灯の組合せにより照明光の色を
変えるので、照明光の色の選択の自由度が低い。更に、
照明光の明るさを電気的に変える方法もあるが、この場
合には、電気的に制御するための調光器とこの調光器に
接続するための配線工事が必要になり、浴室への取付け
工事が面倒であり、工事費用も嵩む。
色違いの蛍光灯の組合せ、又は白熱灯と蛍光灯の組合せ
により照明光の色を変えるものであり、複数種類の光源
(蛍光灯、白熱灯)を必要とし、各光源を点灯切換えす
るためのスイッチを取付け、このスイッチと各光源とを
個別に配線するので配線数が多くなり、浴室への取付け
工事が面倒で工事費も嵩む。また、色違いの蛍光灯の組
合せ、又は白熱灯と蛍光灯の組合せにより照明光の色を
変えるので、照明光の色の選択の自由度が低い。更に、
照明光の明るさを電気的に変える方法もあるが、この場
合には、電気的に制御するための調光器とこの調光器に
接続するための配線工事が必要になり、浴室への取付け
工事が面倒であり、工事費用も嵩む。
【0004】そこで本発明の目的は、1種類の蛍光灯だ
けで照明光の色や明るさを変えることができ、これによ
り、点灯切換え用スイッチや調光器を不要とすること
で、配線を簡単にすることにある。また、照明光の色の
選択性を高めることにある。
けで照明光の色や明るさを変えることができ、これによ
り、点灯切換え用スイッチや調光器を不要とすること
で、配線を簡単にすることにある。また、照明光の色の
選択性を高めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明は、直管蛍光灯を非透光性ケースで囲い、このケ
ースに通光窓を開け、前記通光窓を透光色又は透過率の
異なる複数のスライド板で選択的に塞いだことを特徴と
する浴室用照明器である。
本発明は、直管蛍光灯を非透光性ケースで囲い、このケ
ースに通光窓を開け、前記通光窓を透光色又は透過率の
異なる複数のスライド板で選択的に塞いだことを特徴と
する浴室用照明器である。
【0006】また、直管蛍光灯を非透光性ケースで囲
い、このケースに通光窓を開け、前記通光窓を透光色又
は透過率の異なる複数の透光板で選択的に塞ぐものであ
って、前記透光板をケース内の直管蛍光灯と略同心に回
転する回転体に、回転方向に順に配置したことを特徴と
する浴室用照明器である。
い、このケースに通光窓を開け、前記通光窓を透光色又
は透過率の異なる複数の透光板で選択的に塞ぐものであ
って、前記透光板をケース内の直管蛍光灯と略同心に回
転する回転体に、回転方向に順に配置したことを特徴と
する浴室用照明器である。
【0007】
【作用】透光色の異なる複数のスライド板をスライドさ
せ、通光窓を選択的に塞ぐことで単一の透光色又は合成
された透光色の照明光が通光窓から照射される。また、
透過率の異なる複数のスライド板をスライドさせ、通光
窓を選択的に塞ぐことで任意の明るさの照明光が通光窓
から照射される。このため、1種類の蛍光灯で照明光の
色や明るさを多様に変化させることができる。
せ、通光窓を選択的に塞ぐことで単一の透光色又は合成
された透光色の照明光が通光窓から照射される。また、
透過率の異なる複数のスライド板をスライドさせ、通光
窓を選択的に塞ぐことで任意の明るさの照明光が通光窓
から照射される。このため、1種類の蛍光灯で照明光の
色や明るさを多様に変化させることができる。
【0008】回転体を操作して透光色の異なる複数の透
光板を回転させ、通光窓を選択的に塞ぐことで単一の透
光色又は合成された透光色の照明光が通光窓から照射さ
れる。また、透過率の異なる複数の透光板を回転させ、
通光窓を選択的に塞ぐことで任意の明るさの照明光が通
光窓から照射される。このため、1種類の蛍光灯で照明
光の色や明るさを多様に変化させることができる。
光板を回転させ、通光窓を選択的に塞ぐことで単一の透
光色又は合成された透光色の照明光が通光窓から照射さ
れる。また、透過率の異なる複数の透光板を回転させ、
通光窓を選択的に塞ぐことで任意の明るさの照明光が通
光窓から照射される。このため、1種類の蛍光灯で照明
光の色や明るさを多様に変化させることができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。先ず、第1実施例を図1〜図4に基づいて説
明する。図1は本発明に係る浴室(第1実施例)の斜視
図であり、ユニットバスと称する浴室1を示す。浴室1
は、浴槽3と洗い場4とを設置した床パン5と、この床
パン5の周囲の壁パネル6…(この図で手前側の壁パネ
ルを省略する。)と、これらの壁パネル6…の上側に載
置した天井7とからなる。
説明する。先ず、第1実施例を図1〜図4に基づいて説
明する。図1は本発明に係る浴室(第1実施例)の斜視
図であり、ユニットバスと称する浴室1を示す。浴室1
は、浴槽3と洗い場4とを設置した床パン5と、この床
パン5の周囲の壁パネル6…(この図で手前側の壁パネ
ルを省略する。)と、これらの壁パネル6…の上側に載
置した天井7とからなる。
【0010】洗い場4に臨む壁パネル6の壁面は、下部
に水栓11付きカウンタ12を備え、その上方にミラー
付き収納パネル13を備え、更にその上方(天井の近
く)に浴室用照明器20を備えている。なお、14はシ
ャワー用ホース、15はシャワーヘッド、16は浴槽用
水栓である。
に水栓11付きカウンタ12を備え、その上方にミラー
付き収納パネル13を備え、更にその上方(天井の近
く)に浴室用照明器20を備えている。なお、14はシ
ャワー用ホース、15はシャワーヘッド、16は浴槽用
水栓である。
【0011】図2は本発明に係る浴室用照明器(第1実
施例)の縦断面図であり、浴室用照明器20が壁パネル
6に取付けられた状態を示す。浴室用照明器20は、水
平配置された1〜2本の直管蛍光灯21と、直管蛍光灯
21を囲う非透光性ケース22と、このケース22に開
けられた通光窓26と、この通光窓26を選択的に塞ぐ
透光色の異なる第1、第2、第3スライド板31,3
2,33とからなる。ケース22は、下部ケース23と
上部ケース24と左右の側部ケース25,25(この図
の表裏方向のケース)とからなり、上部ケース24はケ
ース前面から裏面に向って(この図で右から左)上り傾
斜状である。
施例)の縦断面図であり、浴室用照明器20が壁パネル
6に取付けられた状態を示す。浴室用照明器20は、水
平配置された1〜2本の直管蛍光灯21と、直管蛍光灯
21を囲う非透光性ケース22と、このケース22に開
けられた通光窓26と、この通光窓26を選択的に塞ぐ
透光色の異なる第1、第2、第3スライド板31,3
2,33とからなる。ケース22は、下部ケース23と
上部ケース24と左右の側部ケース25,25(この図
の表裏方向のケース)とからなり、上部ケース24はケ
ース前面から裏面に向って(この図で右から左)上り傾
斜状である。
【0012】通光窓26は直管蛍光灯21に沿って上部
ケース24に開けられ、防湿のために最上部を透明なガ
ラス板または樹脂板からなる透明板27で覆われてい
る。上部ケース24には、この上部ケース24の傾斜に
沿って延びる3本のガイド溝28…(…は複数を示す。
以下同じ。)が並列に形成され、これらのガイド溝28
…は通光窓26の縁に連なっている。これらのガイド溝
28…には、通光窓26を選択的に全閉または全開にす
るために個々のスライド板31〜33がスライド自在に
嵌め込まれている。
ケース24に開けられ、防湿のために最上部を透明なガ
ラス板または樹脂板からなる透明板27で覆われてい
る。上部ケース24には、この上部ケース24の傾斜に
沿って延びる3本のガイド溝28…(…は複数を示す。
以下同じ。)が並列に形成され、これらのガイド溝28
…は通光窓26の縁に連なっている。これらのガイド溝
28…には、通光窓26を選択的に全閉または全開にす
るために個々のスライド板31〜33がスライド自在に
嵌め込まれている。
【0013】第1〜第3スライド板31,32,33は
透光色が相違し、例えば、第1スライド板31が赤色、
第2スライド板32が緑色、第3スライド板33が青色
(または青紫色)に設定されている。このため、これら
の透光色を色光の3原色とし、各スライド板31〜33
を適宜重ね合わせることで合成された透光色とすること
もできる。なお、41は反射板、42は蛍光灯21用電
気コードである。
透光色が相違し、例えば、第1スライド板31が赤色、
第2スライド板32が緑色、第3スライド板33が青色
(または青紫色)に設定されている。このため、これら
の透光色を色光の3原色とし、各スライド板31〜33
を適宜重ね合わせることで合成された透光色とすること
もできる。なお、41は反射板、42は蛍光灯21用電
気コードである。
【0014】図3は本発明に係る浴室用照明器(第1実
施例)の斜視図であり、左右の側部ケース25,25の
一方若しくは両方に、第1〜第3スライド板31,3
2,33(図1参照)のスライド方向と一致した3つの
長孔45…が並列に開けられている。長孔45…には、
スライド板31〜33の側端に固着されたスライドレバ
ー34…が貫通している。
施例)の斜視図であり、左右の側部ケース25,25の
一方若しくは両方に、第1〜第3スライド板31,3
2,33(図1参照)のスライド方向と一致した3つの
長孔45…が並列に開けられている。長孔45…には、
スライド板31〜33の側端に固着されたスライドレバ
ー34…が貫通している。
【0015】図4は本発明に係るスライドレバー(第1
実施例)の斜視図であり、長孔45は防湿のためのゴム
シート等の弾性シート46で塞がれ、この弾性シート4
6は長孔45に沿って切込み47が開けられている。切
込み47にはスライドレバー34が貫通している。な
お、35はスライドレバー34に固着されたノブであ
る。
実施例)の斜視図であり、長孔45は防湿のためのゴム
シート等の弾性シート46で塞がれ、この弾性シート4
6は長孔45に沿って切込み47が開けられている。切
込み47にはスライドレバー34が貫通している。な
お、35はスライドレバー34に固着されたノブであ
る。
【0016】次に、上記第1実施例の構成の浴室用照明
器の作用を図2に基づき説明する。全てのスライド板3
1〜33が全開した状態において、直管蛍光灯21が発
した照明光A…は、通光窓26及び透明板27を通過し
て壁パネル6や天井7の内面を照す。このため、照明器
20は浴室1内を間接照明する。
器の作用を図2に基づき説明する。全てのスライド板3
1〜33が全開した状態において、直管蛍光灯21が発
した照明光A…は、通光窓26及び透明板27を通過し
て壁パネル6や天井7の内面を照す。このため、照明器
20は浴室1内を間接照明する。
【0017】その後、第1スライド板31だけを全閉す
ると、照明光A…の透光色が赤色に変化する。また、第
2スライド板32だけを全閉すると、照明光A…の透光
色が緑色に変化し、第3スライド板33だけを全閉する
と、照明光A…の透光色が青色(または青紫色)に変化
する。更に、第1〜第3スライド板31,32,33の
うち任意の2枚を選択して全閉し、又は3枚全てを全閉
すると、その組合せにより照明光A…の透光色は多様な
合成色となる。このように、照明光A…により多様に且
つ簡単に浴室1空間のカラーコーディネイトをすること
ができる。
ると、照明光A…の透光色が赤色に変化する。また、第
2スライド板32だけを全閉すると、照明光A…の透光
色が緑色に変化し、第3スライド板33だけを全閉する
と、照明光A…の透光色が青色(または青紫色)に変化
する。更に、第1〜第3スライド板31,32,33の
うち任意の2枚を選択して全閉し、又は3枚全てを全閉
すると、その組合せにより照明光A…の透光色は多様な
合成色となる。このように、照明光A…により多様に且
つ簡単に浴室1空間のカラーコーディネイトをすること
ができる。
【0018】次に、第2実施例を図5に〜図9基づき説
明する。なお、上記第1実施例と同構成については同一
符号を付し、その説明を省略する。図5は本発明に係る
浴室用照明器(第2実施例)の縦断面図であり、浴室用
照明器50が壁パネル6に取付けられた状態を示す。
明する。なお、上記第1実施例と同構成については同一
符号を付し、その説明を省略する。図5は本発明に係る
浴室用照明器(第2実施例)の縦断面図であり、浴室用
照明器50が壁パネル6に取付けられた状態を示す。
【0019】浴室用照明器50は、水平配置された直管
蛍光灯51と、直管蛍光灯51の後部を囲う半円筒状の
非透光性ケース52と、このケース52の前面を覆う透
明若しくは半透明のカバー53と、ケース52の後部上
側及び後部下側に開けられた2つの通光窓54,54
と、ケース52内の直管蛍光灯51と略同心に回転する
半円筒状の回転体61と、この回転体61に回転方向に
順に配置され通光窓54,54を選択的に塞ぐ第1〜第
3透光板62,63,64からなる。第1〜第3透光板
62,63,64は、2つの通光窓54,54に対応し
て2組配置され、回転体61に一体的に成形されてい
る。
蛍光灯51と、直管蛍光灯51の後部を囲う半円筒状の
非透光性ケース52と、このケース52の前面を覆う透
明若しくは半透明のカバー53と、ケース52の後部上
側及び後部下側に開けられた2つの通光窓54,54
と、ケース52内の直管蛍光灯51と略同心に回転する
半円筒状の回転体61と、この回転体61に回転方向に
順に配置され通光窓54,54を選択的に塞ぐ第1〜第
3透光板62,63,64からなる。第1〜第3透光板
62,63,64は、2つの通光窓54,54に対応し
て2組配置され、回転体61に一体的に成形されてい
る。
【0020】第1〜第3透光板62,63,64は透光
色が相違し、例えば、第1透光板62が赤色、第2透光
板63が緑色、第3透光板64が青色(または青紫色)
に設定されている。通光窓54,54は直管蛍光灯51
に沿って開けられている。なお、通光窓54,54は最
上部を透明なガラス板または樹脂板からなる透明板で覆
ってもよい。
色が相違し、例えば、第1透光板62が赤色、第2透光
板63が緑色、第3透光板64が青色(または青紫色)
に設定されている。通光窓54,54は直管蛍光灯51
に沿って開けられている。なお、通光窓54,54は最
上部を透明なガラス板または樹脂板からなる透明板で覆
ってもよい。
【0021】直管蛍光灯51の両端は端子部56,56
(この図では片方のみを示す)に連結され、これらの端
子部56,56はスタンド57,57を介してケース5
2の底部に取付けられている。なお、ケース52内の直
管蛍光灯51を交換可能にするために、カバー53はケ
ース52前部に着脱可能にねじ止めされているが、ケー
ス52と一体に形成(ケース52の一部を構成)しても
よい。
(この図では片方のみを示す)に連結され、これらの端
子部56,56はスタンド57,57を介してケース5
2の底部に取付けられている。なお、ケース52内の直
管蛍光灯51を交換可能にするために、カバー53はケ
ース52前部に着脱可能にねじ止めされているが、ケー
ス52と一体に形成(ケース52の一部を構成)しても
よい。
【0022】図6は図5の6−6線断面図であり、直管
蛍光灯51の左右両側に且つ回転体61と同心に円盤状
の回転ノブ65及び回転盤66が配置され、これら回転
ノブ65及び回転盤66はケース52の側壁55,55
に回転自在に支持されている。回転ノブ65及び回転盤
66には、回転体61の両側端部が支持ピン67…を介
して取付けられている。
蛍光灯51の左右両側に且つ回転体61と同心に円盤状
の回転ノブ65及び回転盤66が配置され、これら回転
ノブ65及び回転盤66はケース52の側壁55,55
に回転自在に支持されている。回転ノブ65及び回転盤
66には、回転体61の両側端部が支持ピン67…を介
して取付けられている。
【0023】回転ノブ65はクリック機構68で回転位
置が設定され、このクリック機構68は、ばね68aで
回転ノブ65中心方向に弾発されたピン68bと、この
ピン68bの先端と係合する3つの窪み65a…とから
なる。なお、3つの窪み65a…は、第1〜第3透光板
62,63,64が通光窓54と対向する位置で一時停
止可能な箇所に設定される。
置が設定され、このクリック機構68は、ばね68aで
回転ノブ65中心方向に弾発されたピン68bと、この
ピン68bの先端と係合する3つの窪み65a…とから
なる。なお、3つの窪み65a…は、第1〜第3透光板
62,63,64が通光窓54と対向する位置で一時停
止可能な箇所に設定される。
【0024】図7は本発明に係る回転体の端部(第2実
施例)の斜視図であり、2本の支持ピン67,67は丸
棒などの棒材からなり、回転体61の回転範囲内におい
てスタンド57に当たらない位置に取付けられている。
施例)の斜視図であり、2本の支持ピン67,67は丸
棒などの棒材からなり、回転体61の回転範囲内におい
てスタンド57に当たらない位置に取付けられている。
【0025】図8は本発明に係る浴室用照明器(第2実
施例)の斜視図であり、回転ノブ65は、回転操作を容
易にするために外周に多数の滑り止め用溝65bが刻設
されている。
施例)の斜視図であり、回転ノブ65は、回転操作を容
易にするために外周に多数の滑り止め用溝65bが刻設
されている。
【0026】なお、図6及び図7に示す回転体61は、
スタンド57,57を避けてケース52の側壁55,5
5に回転自在に支持されることを特徴とし、例えば、図
9に示す構成でもよい。図9は本発明に係る回転体の端
部(第2実施例の変形例)の斜視図であり、回転体61
の両端部は、回転体61と逆向きの略半円筒状の回転ノ
ブ75及び回転盤(図示せず)に固着され、これら回転
ノブ75及び回転盤はスタンド57,57を覆った状態
でケース52の側壁55,55(図示せず)に回転自在
に支持される。
スタンド57,57を避けてケース52の側壁55,5
5に回転自在に支持されることを特徴とし、例えば、図
9に示す構成でもよい。図9は本発明に係る回転体の端
部(第2実施例の変形例)の斜視図であり、回転体61
の両端部は、回転体61と逆向きの略半円筒状の回転ノ
ブ75及び回転盤(図示せず)に固着され、これら回転
ノブ75及び回転盤はスタンド57,57を覆った状態
でケース52の側壁55,55(図示せず)に回転自在
に支持される。
【0027】次に、上記第2実施例の構成の浴室用照明
器の作用を図5及び図6に基づき説明する。図5に示す
ように、第2透光板63,63が通光窓54,54を塞
いだ状態では、直管蛍光灯51が発した照明光B…は透
光色が緑色であり、この照明光B…が通光窓54,54
を通過して壁パネル6や天井7の内面を照す。このた
め、照明器50は浴室1内を間接照明する。また、直管
蛍光灯51が発した照明光は、カバー53を通過して浴
室1内を直接照明する。
器の作用を図5及び図6に基づき説明する。図5に示す
ように、第2透光板63,63が通光窓54,54を塞
いだ状態では、直管蛍光灯51が発した照明光B…は透
光色が緑色であり、この照明光B…が通光窓54,54
を通過して壁パネル6や天井7の内面を照す。このた
め、照明器50は浴室1内を間接照明する。また、直管
蛍光灯51が発した照明光は、カバー53を通過して浴
室1内を直接照明する。
【0028】その後、図6に示す回転ノブ65を前後に
回すことで、第1透光板62,62が通光窓54,54
を塞ぐと照明光B…の透光色が赤色に変化し、第3透光
板64,64が通光窓54,54を塞ぐと照明光B…の
透光色が青色(または青紫色)に変化する。このよう
に、照明光B…により多様に且つ簡単に浴室1空間のカ
ラーコーディネイトをすることができる。なお、カバー
53を非透光性とすれば、照明器50は間接照明だけの
機能を有する。
回すことで、第1透光板62,62が通光窓54,54
を塞ぐと照明光B…の透光色が赤色に変化し、第3透光
板64,64が通光窓54,54を塞ぐと照明光B…の
透光色が青色(または青紫色)に変化する。このよう
に、照明光B…により多様に且つ簡単に浴室1空間のカ
ラーコーディネイトをすることができる。なお、カバー
53を非透光性とすれば、照明器50は間接照明だけの
機能を有する。
【0029】ところで、上記第1・第2実施例におい
て、第1〜第3スライド板31,32,33及び第1〜
第3透光板62,63,64は、透光色が異なる構成の
他に、明るさを変えるために透過率が異なる構成でもよ
く、例えば、透過率が異なる材料の組合せ、異なる板厚
の組合せにしたり、透光性の板材に表面処理や模様を施
したりして透過率を変える。透過率を異なるようにすれ
ば、第1〜第3スライド板31,32,33又は第1〜
第3透光板62,63,64を通過した照明光の明るさ
を任意に調整できる。
て、第1〜第3スライド板31,32,33及び第1〜
第3透光板62,63,64は、透光色が異なる構成の
他に、明るさを変えるために透過率が異なる構成でもよ
く、例えば、透過率が異なる材料の組合せ、異なる板厚
の組合せにしたり、透光性の板材に表面処理や模様を施
したりして透過率を変える。透過率を異なるようにすれ
ば、第1〜第3スライド板31,32,33又は第1〜
第3透光板62,63,64を通過した照明光の明るさ
を任意に調整できる。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。請求項1の浴室用照明
器は、直管蛍光灯を非透光性ケースで囲い、このケース
に通光窓を開け、通光窓を透光色又は透過率の異なる複
数のスライド板で選択的に塞いだことにより、照明光の
色や明るさを変えるのに1種類の蛍光灯だけでよく、色
を切換えるためのスイッチや、照明光の明るさを制御す
るための調光器が不要で、これらスイッチや調光器に接
続する配線工事をする必要がないので、浴室への取付け
工事が簡単で、工事費用が安価になる。また、通光窓を
複数のスライド板で塞いで照明光の色や明るさを変える
ので、簡単な構成で照明光の色や明るさを多様に変化さ
せることができる。
で、次に記載する効果を奏する。請求項1の浴室用照明
器は、直管蛍光灯を非透光性ケースで囲い、このケース
に通光窓を開け、通光窓を透光色又は透過率の異なる複
数のスライド板で選択的に塞いだことにより、照明光の
色や明るさを変えるのに1種類の蛍光灯だけでよく、色
を切換えるためのスイッチや、照明光の明るさを制御す
るための調光器が不要で、これらスイッチや調光器に接
続する配線工事をする必要がないので、浴室への取付け
工事が簡単で、工事費用が安価になる。また、通光窓を
複数のスライド板で塞いで照明光の色や明るさを変える
ので、簡単な構成で照明光の色や明るさを多様に変化さ
せることができる。
【0031】請求項2の浴室用照明器は、直管蛍光灯を
非透光性ケースで囲い、このケースに通光窓を開け、通
光窓を透光色又は透過率の異なる複数の透光板で選択的
に塞ぐものであって、透光板を、ケース内の直管蛍光灯
と略同心に回転する回転体に、回転方向に順に配置した
ことにより、照明光の色や明るさを変えるのに1種類の
蛍光灯だけでよく、色を切換えるためのスイッチや、照
明光の明るさを制御するための調光器が不要で、これら
スイッチや調光器に接続する配線工事をする必要がない
ので、浴室への取付け工事が簡単で、工事費用が安価に
なる。また、回転体を回転させ通光窓を複数の透光板で
塞いで照明光の色や明るさを変えるので、簡単な構成で
照明光の色や明るさを多様に変化させることができる。
非透光性ケースで囲い、このケースに通光窓を開け、通
光窓を透光色又は透過率の異なる複数の透光板で選択的
に塞ぐものであって、透光板を、ケース内の直管蛍光灯
と略同心に回転する回転体に、回転方向に順に配置した
ことにより、照明光の色や明るさを変えるのに1種類の
蛍光灯だけでよく、色を切換えるためのスイッチや、照
明光の明るさを制御するための調光器が不要で、これら
スイッチや調光器に接続する配線工事をする必要がない
ので、浴室への取付け工事が簡単で、工事費用が安価に
なる。また、回転体を回転させ通光窓を複数の透光板で
塞いで照明光の色や明るさを変えるので、簡単な構成で
照明光の色や明るさを多様に変化させることができる。
【図1】本発明に係る浴室(第1実施例)の斜視図
【図2】本発明に係る浴室用照明器(第1実施例)の縦
断面図
断面図
【図3】本発明に係る浴室用照明器(第1実施例)の斜
視図
視図
【図4】本発明に係るスライドレバー(第1実施例)の
斜視図
斜視図
【図5】本発明に係る浴室用照明器(第2実施例)の縦
断面図
断面図
【図6】図5の6−6線断面図
【図7】本発明に係る回転体の端部(第2実施例)の斜
視図
視図
【図8】本発明に係る浴室用照明器(第2実施例)の斜
視図
視図
【図9】本発明に係る回転体の端部(第2実施例の変形
例)の斜視図
例)の斜視図
1…浴室、6…壁パネル、7…天井、20…浴室用照明
器、21…直管蛍光灯、22…非透光性ケース、26…
通光窓、28…ガイド溝、31…スライド板(第1スラ
イド板)、32…スライド板(第2スライド板)、33
…スライド板(第3スライド板)、34…スライドレバ
ー、45…長孔、50…浴室用照明器、51…直管蛍光
灯、52…非透光性ケース、53…カバー、54…通光
窓、61…回転体、62…透光板(第1透光板)、63
…透光板(第2透光板)、64…透光板(第3透光
板)、65,75…回転ノブ、A,B…照明光。
器、21…直管蛍光灯、22…非透光性ケース、26…
通光窓、28…ガイド溝、31…スライド板(第1スラ
イド板)、32…スライド板(第2スライド板)、33
…スライド板(第3スライド板)、34…スライドレバ
ー、45…長孔、50…浴室用照明器、51…直管蛍光
灯、52…非透光性ケース、53…カバー、54…通光
窓、61…回転体、62…透光板(第1透光板)、63
…透光板(第2透光板)、64…透光板(第3透光
板)、65,75…回転ノブ、A,B…照明光。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21V 11/18 B
Claims (2)
- 【請求項1】 直管蛍光灯を非透光性ケースで囲い、こ
のケースに通光窓を開け、前記通光窓を透光色又は透過
率の異なる複数のスライド板で選択的に塞いだことを特
徴とする浴室用照明器。 - 【請求項2】 直管蛍光灯を非透光性ケースで囲い、こ
のケースに通光窓を開け、前記通光窓を透光色又は透過
率の異なる複数の透光板で選択的に塞ぐものであって、
前記透光板はケース内の直管蛍光灯と略同心に回転する
回転体に、回転方向に順に配置されていることを特徴と
する浴室用照明器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6219238A JPH0883511A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 浴室用照明器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6219238A JPH0883511A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 浴室用照明器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0883511A true JPH0883511A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16732385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6219238A Pending JPH0883511A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | 浴室用照明器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0883511A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004152647A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Satoru Saito | 色合いのある間接照明付き主照明装置 |
JP6445197B1 (ja) * | 2018-03-19 | 2018-12-26 | オーデリック株式会社 | 照明器具 |
CN111766747A (zh) * | 2020-06-24 | 2020-10-13 | 西安外事学院 | 一种可变色的补光装置 |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP6219238A patent/JPH0883511A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004152647A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Satoru Saito | 色合いのある間接照明付き主照明装置 |
JP6445197B1 (ja) * | 2018-03-19 | 2018-12-26 | オーデリック株式会社 | 照明器具 |
JP2019164917A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | オーデリック株式会社 | 照明器具 |
CN111766747A (zh) * | 2020-06-24 | 2020-10-13 | 西安外事学院 | 一种可变色的补光装置 |
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