JPH1171078A - エレベータの照明装置 - Google Patents

エレベータの照明装置

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JPH1171078A
JPH1171078A JP23477097A JP23477097A JPH1171078A JP H1171078 A JPH1171078 A JP H1171078A JP 23477097 A JP23477097 A JP 23477097A JP 23477097 A JP23477097 A JP 23477097A JP H1171078 A JPH1171078 A JP H1171078A
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JP
Japan
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palanquin
lighting
light
exterior panel
elevator
Prior art date
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JP23477097A
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English (en)
Inventor
Akiko Okamura
明子 岡村
Masahiko Endo
昌彦 遠藤
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Toshiba Corp
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Elevator Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH1171078A publication Critical patent/JPH1171078A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駕籠本体の昇降状態に応じて照明を調整する
こと。 【解決手段】 駕籠本体11の窓12の上下に配置され
た外装パネル13の前面側にブラインド18が配置さ
れ、ブラインド18の内側に蛍光灯が収納されている。
そして駕籠本体11が上昇駆動されるときにブラインド
18が開かれ、蛍光灯の光によって外装パネル13の周
囲が照明される。一方、駕籠本内11が下降駆動される
ときにはブラインド18が閉じられ、蛍光灯の光がブラ
インド18によって遮光され、外部の者に蛍光灯の光に
よる眩しさを与えるのを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータの照明
装置に係り、特に、展望用エレベータの駕籠本体の外側
を照明するに好適なエレベータの照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビルディング等の建屋のうち高層階の建
屋等にはエレベータが設置されており、近年建屋にエレ
ベータを設置するに際して、エレベータとして展望用エ
レベータが採用されている。そして、この種の展望用エ
レベータにおいては照明装置が設けられている。この照
明装置としては、例えば、図7(a)に示すように、駕
籠本体50の外装パネル51に複数個のランプ52を配
置し、各ランプ52によって外装パネル51の周囲を照
明するようにしたものや、図7(b)に示すように、外
装パネル51に光を透過する透過性のパネル53を配置
し、パネル53の内側に収納されたランプの光で外装パ
ネル51の周囲を間接的に照明するようにしたものが知
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の展望用
エレベータに設置された照明装置においては照度を調整
することができず、駕籠本体50が下降したときに、外
部の者に対して眩しさを感じさせることがある。
【0004】本発明の目的は、駕籠本体の昇降状態に応
じて照明を調整することができるエレベータの照明装置
と展望用エレベータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、昇降駆動される駕籠本体の一部を覆う外
装パネルに固定されて外装パネルの外側に向けて光を照
射する照明手段と、前記照明手段の照明による光の照度
を前記駕籠本体の昇降状態に応じて制御する照明制御手
段とを備えてなるエレベータの照明装置を構成したもの
である。
【0006】前記エレベータの照明装置を構成するに際
しては、照明手段として、複数の発光色を発生するもの
を用いることができ、照明制御手段としては、照明手段
の照明による光の方向を制御するものを用いることもで
きる。
【0007】また照明制御手段としては、外装パネルの
うち照明手段より外側に配置されて遮光用スラットの開
閉により照明手段から発生する光の方向および照度を調
整するブラインドと、駕籠本体の昇降状態に応じて遮光
用スラットを開閉駆動するブラインド開閉機構とを備え
たもので構成することができる。
【0008】またブラインドと照明手段との間に、絵柄
を有する透過性照明パネルを配置することもできる。
【0009】また、本発明は、昇降駆動される駕籠本体
に展望用の窓が形成され、前記駕籠本体外周面のうち前
記窓を除く領域に外装パネルが配置され、この外装パネ
ルに照明装置が固定された展望用エレベータにおいて、
照明装置として前記いずれかの照明装置を備えてなる展
望用エレベータを構成したものである。
【0010】前記した手段によれば、照明手段の照明に
よる光の照度または光の方向が駕籠本体の昇降状態に応
じて制御されるため、外部の者に眩しさ等の不快感を感
じさせるのを防止することができる。具体的には、照明
制御手段としてブラインドとブラインド開閉機構を用い
た場合、駕籠本体が上昇駆動されるときにブラインド開
閉機構の駆動によってブラインドを開放し、駕籠本体が
下降駆動されるときにはブラインド開閉機構の駆動によ
ってブラインドを閉じることで外部の者に眩しさを感じ
させるのを防止することができる。また光の方向を変え
ることで、意匠上の印象を向上させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】図1(a)は本発明の一実施形態を示す展
望用エレベータの斜視図、(b)は展望用エレベータの
要部背面図、図2は展望用エレベータの要部断面図、図
3は図2のA−A線に沿う断面図、図4は図2に示す展
望用エレベータの要部拡大断面図である。
【0013】図1乃至図4において、ビルディング等の
建屋に設置される展望用エレベータ10はロープ等で昇
降駆動される駕籠本体11を備えて構成されており、駕
籠本体11の中程には展望用の窓12が形成されてい
る。この窓12の上下には駕籠本体11の一部を覆う外
装パネル13が固定されている。各外装パネル13はほ
ぼ箱型に構成されており、各外装パネル13の前面側に
は長方形形状の開口14が形成されている。そして各開
口14の内側には長方形形状に形成された透過性の保護
パネル15が配置されており、各保護パネル15は縁が
押さえ部材16によって支持された状態で外装パネル1
3の内側に固着されているとともに端部がL型のブラケ
ット17で支持されている。
【0014】保護パネル15の内側にはブラインド18
が配置されているとともに照明ケース19が配置されて
いる。照明ケース19は上部パネル20、下部パネル2
1、反射パネル22を備えて構成されており、上部パネ
ル20と下部パネル21の一端がそれぞれ外装パネル1
3に固着されており、反射パネル22には複数個の照明
器具23が適当な間隔をもって固定されている。そして
各照明器具23には蛍光灯24が設置され、各蛍光灯2
4には電源からの電力が供給されるようになっている。
そして蛍光灯24から発生する光がブラインド18、保
護パネル15に向けて照射されるようになっている。す
なわち照明ケース19、照明器具23、蛍光灯24は照
明手段として構成されている。
【0015】ブラインド18は、多数枚の遮光用スラッ
ト25、一対のラダー紐26を備えて構成されており、
各遮光用スラット25が等ピッチで配列され、各遮光用
スラット25の両端がそれぞれラダー紐26に固定され
ている。各ラダー紐26の一端はブラケット17に連結
され、ラダー紐26の他端はモータ27の回転軸28に
連結されている。モータ27は上部パネル20に固定さ
れて、モータ駆動装置(図示省略)の駆動により正転ま
たは逆転駆動されるようになっている。モータ27が正
転または逆転駆動されると、各ラダー紐26が互いに逆
方向に移動されて各遮光用スラット25が開閉駆動され
るようになっている。モータ27は駕籠本体11の昇降
状態に応じて正転または逆転駆動されるようになってお
り、本実施形態においては、モータ27の正転時に各遮
光用スラット25が開かれてブラインド18が開放状態
となり、各蛍光灯24からの光が保護パネル15を透過
して外装パネル13の周囲が照明されるようになってい
る。一方、モータ27が逆転駆動されて各遮光用スラッ
ト25が閉じるとブラインド18が閉じる状態となっ
て、各蛍光灯24からの光が遮光用スラット25によっ
て遮光されるようになっている。すなわち遮光用スラッ
ト25の開閉状態に応じて、各蛍光灯24から発生する
光の照度および方向が制御されるようになっており、モ
ータ27とラダー紐26はブラインド開閉機構として構
成されている。
【0016】上記構成において、駕籠本体11が上昇駆
動されると、モータ27が正転駆動されてブラインド1
8が開放状態となり、各蛍光灯24から発生する光がブ
ラインド18、保護パネル15を透過して外装パネル1
3の周囲が照明される。
【0017】一方、駕籠本内11が下降駆動されるとモ
ータ27が逆転駆動されて、ブラインド18の各遮光用
スラット25が閉じる方向に回転する。これにより、各
蛍光灯24から発生する光が各遮光用スラット25によ
って遮光され、外部の者に眩しさを感じさせるのを防止
することができる。また各遮光用スラット25が開閉す
るときに光の方向が様々な方向に変化するため、意匠上
の印象を向上させることもできる。
【0018】次に本発明の第2実施形態を図5にしたが
って説明する。
【0019】本実施形態は、ブラインド18と照明器具
23との間に、絵柄を有する透過性照明パネル29を配
置し、照明パネル29の両端をL型のブラケット30を
介して照明ケース19に固定するようにしたものであ
り、他の構成は前記実施形態と同様である。
【0020】本実施形態によれば、第1実施形態と同様
な効果を得ることができるとともに、照明パネル29の
表面に絵柄が施されているため、ブラインド18が開閉
されるときに、変化のある模様を提供し、意匠の向上を
図ることができる。この場合、昼間はブラインド18の
模様のみを活用し、夜間は蛍光灯24の光を用いて照明
すれば、昼夜で異なる模様を提供することができる。
【0021】次に、本発明の第3実施形態を図6にした
がって説明する。
【0022】本実施形態は、照明器具23の代わりに、
赤色光を発生する照明器具31と青色光を発生する照明
器具32を設けたものであり、他の構成は第1実施形態
を同様である。
【0023】本実施形態によれば、第1実施形態と同様
な効果を得ることができるとともに、各照明器具31、
32から相異なる色の光が発生するため、外部の者に対
しては見る角度によって色が異なる照明を提供すること
ができる。
【0024】前記各実施形態においては、ブラインド1
8として、遮光用スラット25を水平方向に配置したも
のについて述べたが、遮光用スラット25を垂直方向に
配置することも可能であり、また遮光用スラットとして
横向きものと縦向きのものをそれぞれ用意し、各遮光用
スラットを開閉する構成を採用することもできる。
【0025】また前記各実施形態においては、ブライン
ド18の遮光用スラット25の表面に着色を施すこと
で、見る方向によって色が変化する照明を提供すること
ができる。
【0026】また前記各実施形態においては、ブライン
ド18の開閉に応じて光の方向を変化させるものについ
て述べたが、シンセサイザの音に合わせてブラインド1
8を開閉することで、シンセサイザの音に合わせて光の
波を発生させることもできる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駕籠本体の昇降状態に応じて照明手段の照明の状態を調
整するようにしたため、外部の者に対して眩しさ等の不
快感を与えるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態を示す展望用エレ
ベータの斜視図、(b)は展望用エレベータの要部背面
図である。
【図2】展望用エレベータの要部断面図である。
【図3】図2のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図2に示す展望用エレベータの要部拡大断面図
である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す展望用エレベータ
の要部断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態を示す展望用エレベータ
の要部断面図である。
【図7】(a)従来の展望用エレベータの斜視図、
(b)従来の他の展望用エレベータの斜視図である。
【符号の説明】
10…展望用エレベータ、11…駕籠本体、12…窓、
13…外装パネル、14…開口、15…保護パネル、1
6…押さえ部材、17…ブラケット、18…ブライン
ド、19…照明ケース、20…上部パネル、21…下部
パネル、22…反射パネル、23…照明器具、24…蛍
光灯、25…遮光用スラット、26…ラダー紐、27…
モータ、28…回転軸、29…照明パネル、30…ブラ
ケット、31、32…照明器具。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降駆動される駕籠本体の一部を覆う外
    装パネルに固定されて外装パネルの外側に向けて光を照
    射する照明手段と、前記照明手段の照明による光の照度
    を前記駕籠本体の昇降状態に応じて制御する照明制御手
    段とを備えてなるエレベータの照明装置。
  2. 【請求項2】 昇降駆動される駕籠本体の一部を覆う外
    装パネルに固定されて外装パネルの外側に向けて複数の
    発色光を照射する照明手段と、前記照明手段の照明によ
    る光の照度を前記駕籠本体の昇降状態に応じて制御する
    照明制御手段とを備えてなるエレベータの照明装置。
  3. 【請求項3】 昇降駆動される駕籠本体の一部を覆う外
    装パネルに固定されて外装パネルの外側に向けて光を照
    射する照明手段と、前記照明手段の照明による光の方向
    を前記駕籠本体の昇降状態に応じて制御する照明制御手
    段とを備えてなるエレベータの照明装置。
  4. 【請求項4】 昇降駆動される駕籠本体の一部を覆う外
    装パネルに固定されて外装パネルの外側に向けて複数の
    発色光を照射する照明手段と、前記照明手段の照明によ
    る光の方向を前記駕籠本体の昇降状態に応じて制御する
    照明制御手段とを備えてなるエレベータの照明装置。
  5. 【請求項5】 前記照明制御手段は、前記外装パネルの
    うち前記照明手段より外側に配置されて遮光用スラット
    の開閉により前記照明手段から発生する光の方向および
    照度を調整するブラインドと、前記駕籠本体の昇降状態
    に応じて前記遮光用スラットを開閉駆動するブラインド
    開閉機構とを備えてなる請求項1、2、3または4記載
    のエレベータの照明装置。
  6. 【請求項6】 前記ブラインドと前記照明手段との間
    に、絵柄を有する透過性照明パネルが配置されてなる請
    求項5記載のエレベータの照明装置。
  7. 【請求項7】 昇降駆動される駕籠本体に展望用の窓が
    形成され、前記駕籠本体外周面のうち前記窓を除く領域
    に外装パネルが配置され、この外装パネルに照明装置が
    固定された展望用エレベータにおいて、前記照明装置と
    して請求項11乃至6のうちいずれか1項に記載のもの
    を備えてなる展望用エレベータ。
JP23477097A 1997-08-29 1997-08-29 エレベータの照明装置 Pending JPH1171078A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008135627A1 (en) * 2007-05-08 2008-11-13 Kone Corporation Control of the lighting of an elevator car
US8662257B2 (en) 2011-01-18 2014-03-04 Calvin Michael CHASTEEN Elevator cab accessory control device
US8794390B2 (en) 2011-01-18 2014-08-05 Calvin Michael CHASTEEN Elevator cab accessory control device

Cited By (4)

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US8662257B2 (en) 2011-01-18 2014-03-04 Calvin Michael CHASTEEN Elevator cab accessory control device
US8794390B2 (en) 2011-01-18 2014-08-05 Calvin Michael CHASTEEN Elevator cab accessory control device

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