JP2001154572A - 暗やみ体験ボックス - Google Patents
暗やみ体験ボックスInfo
- Publication number
- JP2001154572A JP2001154572A JP33442299A JP33442299A JP2001154572A JP 2001154572 A JP2001154572 A JP 2001154572A JP 33442299 A JP33442299 A JP 33442299A JP 33442299 A JP33442299 A JP 33442299A JP 2001154572 A JP2001154572 A JP 2001154572A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- box
- darkness
- experience
- colors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、明るい場所でも夜間における色の見
え方、反射材の見え方を体験できると同時に、ボックス
内の光源を徐々に滅光することによって、昼間から夜間
までの色等の見え方の違いや反射材の効果を体験でき、
更には、光源を徐々に増光することによって自動車のラ
イトが暗闇を進む状態での色彩の付された物体の見え方
や反射材の見え方を作り出すことができる暗やみ体験ボ
ックスとする。 【解決手段】本発明は、解決手段として次の構成を採用
する暗やみ体験ボックスとする。 第１に、内側が黒色とされた遮光ボックスとする。 第２に、ボックスの一方に覗き窓を開設する。 第３に、覗き窓の内側付近に光量調節可能な光源を設置
する。 第４に、覗き窓の反対方向内側に各種の色彩認識部材や
反射材認識部材を設置する。
え方、反射材の見え方を体験できると同時に、ボックス
内の光源を徐々に滅光することによって、昼間から夜間
までの色等の見え方の違いや反射材の効果を体験でき、
更には、光源を徐々に増光することによって自動車のラ
イトが暗闇を進む状態での色彩の付された物体の見え方
や反射材の見え方を作り出すことができる暗やみ体験ボ
ックスとする。 【解決手段】本発明は、解決手段として次の構成を採用
する暗やみ体験ボックスとする。 第１に、内側が黒色とされた遮光ボックスとする。 第２に、ボックスの一方に覗き窓を開設する。 第３に、覗き窓の内側付近に光量調節可能な光源を設置
する。 第４に、覗き窓の反対方向内側に各種の色彩認識部材や
反射材認識部材を設置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、夜間や日没時の色
彩や反射材の認識度の相違を明るい場所であっても体験
することを可能にする暗やみ体験ボックスに関するもの
である。
彩や反射材の認識度の相違を明るい場所であっても体験
することを可能にする暗やみ体験ボックスに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】夜間や日没時における車の色による見え
方の違いや歩行者の着衣の色による見え方の違い、更に
反射材の効果等の正しい認識は、歩行者及び運転者にと
って交通安全上重要な事項であった。
方の違いや歩行者の着衣の色による見え方の違い、更に
反射材の効果等の正しい認識は、歩行者及び運転者にと
って交通安全上重要な事項であった。
【０００３】しかし、従来、この暗やみでの認識の相違
を体験する方法としては、夜間の屋外において自動車の
ライトや投光機を使用し、離れた場所から近づく人や物
体に各種の色彩カード持たせたり、各色の衣服を着用さ
せたりして、それを観察する方法が採られていた。ま
た、昼間このような体験をさせるには部屋を暗幕等で暗
くした状態でライトや投光機を使用し実施する以外方法
がなかった。
を体験する方法としては、夜間の屋外において自動車の
ライトや投光機を使用し、離れた場所から近づく人や物
体に各種の色彩カード持たせたり、各色の衣服を着用さ
せたりして、それを観察する方法が採られていた。ま
た、昼間このような体験をさせるには部屋を暗幕等で暗
くした状態でライトや投光機を使用し実施する以外方法
がなかった。
【０００４】しかし、上記のごとき従来の方法では、夜
間の実施、または、室内の周囲を暗くした状態の実施に
多くの機材と人員を必要とした。また、昼間の屋外での
実施、すなわち、明るい場所での実施はできなかった
為、特定の場所以外では実施ができるものではなかっ
た。
間の実施、または、室内の周囲を暗くした状態の実施に
多くの機材と人員を必要とした。また、昼間の屋外での
実施、すなわち、明るい場所での実施はできなかった
為、特定の場所以外では実施ができるものではなかっ
た。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の欠点
を無くすためになされたものであり、明るい場所でも夜
間における色の見え方、反射材の見え方を体験できると
同時に、ボックス内の光源を徐々に滅光することによっ
て、昼間から夜間までの色等の見え方の違いや反射材の
効果を体験でき、更には、光源を徐々に増光することに
よって自動車のライトが暗やみを進む状態での色彩の付
された物体の見え方や反射材の見え方を作り出すことが
できる暗やみ体験ボックスを提供することを目的とす
る。
を無くすためになされたものであり、明るい場所でも夜
間における色の見え方、反射材の見え方を体験できると
同時に、ボックス内の光源を徐々に滅光することによっ
て、昼間から夜間までの色等の見え方の違いや反射材の
効果を体験でき、更には、光源を徐々に増光することに
よって自動車のライトが暗やみを進む状態での色彩の付
された物体の見え方や反射材の見え方を作り出すことが
できる暗やみ体験ボックスを提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、内側が黒色とされた遮光ボックスで、一方
に覗き窓を開設し、覗き窓の内側付近に光量調節可能な
光源を設置すると共に、覗き窓の反対方向内側に各種の
色彩認識部材や反射材認識部材を設置したことを特徴と
する暗やみ体験ボックスを提供する。
決するため、内側が黒色とされた遮光ボックスで、一方
に覗き窓を開設し、覗き窓の内側付近に光量調節可能な
光源を設置すると共に、覗き窓の反対方向内側に各種の
色彩認識部材や反射材認識部材を設置したことを特徴と
する暗やみ体験ボックスを提供する。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、実施例と共
に本発明の実施の形態について説明する。図中１は、体
験ボックス本体１であり、内部を夜間と同様の暗部とす
ることができるよう内側を黒色にして遮光性をもたせた
ものである。内側を黒色とするのは、夜間と同じ環境を
作り出すためである。尚、図示の実施例は方形のボック
スであるが、これに限定されるものでない。
に本発明の実施の形態について説明する。図中１は、体
験ボックス本体１であり、内部を夜間と同様の暗部とす
ることができるよう内側を黒色にして遮光性をもたせた
ものである。内側を黒色とするのは、夜間と同じ環境を
作り出すためである。尚、図示の実施例は方形のボック
スであるが、これに限定されるものでない。
【０００８】体験ボックス本体１の上面には、体験ボッ
クス本体１内部を覗くことができる覗き窓２、３が開け
られている。覗き窓２、３は、２カ所設けられている
が、利用人員に従って１カ所から複数箇所設けることが
できる。
クス本体１内部を覗くことができる覗き窓２、３が開け
られている。覗き窓２、３は、２カ所設けられている
が、利用人員に従って１カ所から複数箇所設けることが
できる。
【０００９】覗き窓２、３には開閉装置が設けられてい
る。実施例では開閉装置として、スライド式の開閉プレ
ート４、５が利用されている。開閉プレート４、５は、
利用しない覗き窓２、３からの漏光を防止するための部
材であり、この機能を有するものであれば開閉プレート
４、５に限定されるものではない。
る。実施例では開閉装置として、スライド式の開閉プレ
ート４、５が利用されている。開閉プレート４、５は、
利用しない覗き窓２、３からの漏光を防止するための部
材であり、この機能を有するものであれば開閉プレート
４、５に限定されるものではない。
【００１０】体験ボックス本体１の内側底面には、各種
の色の色彩短冊６、７（例えば黒色の色彩短冊６、黄色
の色彩短冊７）及び反射材からなる反射材短冊８が置か
れている。実施例では短冊であるが、その他各色で図形
が描かれているプレートなどであってもよい。色彩短冊
６、７及び反射材短冊８は、色彩等の見え方を認識する
ためのもので、請求項１における認識部材に相当する。
の色の色彩短冊６、７（例えば黒色の色彩短冊６、黄色
の色彩短冊７）及び反射材からなる反射材短冊８が置か
れている。実施例では短冊であるが、その他各色で図形
が描かれているプレートなどであってもよい。色彩短冊
６、７及び反射材短冊８は、色彩等の見え方を認識する
ためのもので、請求項１における認識部材に相当する。
【００１１】体験ボックス本体１内側上面の覗き窓２、
３の付近には、認識すべき色彩短冊６、７及び反射材短
冊８を照らす光源として電球９、１０、１１が設置され
ている。電球９、１０、１１は、体験ボックス本体１の
外部側面に設けられたスイッチパネル１２により操作さ
れる。実施例のスイッチパネル１２には、電源スイッチ
１３、ＯＮ・ＯＦＦスイッチ１４、光量調節ダイヤル１
５が存在する。
３の付近には、認識すべき色彩短冊６、７及び反射材短
冊８を照らす光源として電球９、１０、１１が設置され
ている。電球９、１０、１１は、体験ボックス本体１の
外部側面に設けられたスイッチパネル１２により操作さ
れる。実施例のスイッチパネル１２には、電源スイッチ
１３、ＯＮ・ＯＦＦスイッチ１４、光量調節ダイヤル１
５が存在する。
【００１２】次に本発明に係る暗やみ体験ボックスの使
用方法につき説明する。覗き窓２、３のついた体験ボッ
クス１の奥（底面）に、各種の色の色彩短冊６、７およ
ぴ反射材短冊８を置き、覗き窓２、３付近の電球９、１
０、１１の明かりを光量調節ダイヤル１５を操作して徐
々に減光する。これにより、明るい時間帯から薄暮時、
夜間にかけての見えにくい色の車があることがわかる。
また、光量調節ダイヤル１５を徐々に増光することによ
って自動車のライトが暗やみのなかを進む状態を作り出
し、運転手から見た発見し易い色、発見しにくい色、反
斜材の効果等を知ることが出来る。
用方法につき説明する。覗き窓２、３のついた体験ボッ
クス１の奥（底面）に、各種の色の色彩短冊６、７およ
ぴ反射材短冊８を置き、覗き窓２、３付近の電球９、１
０、１１の明かりを光量調節ダイヤル１５を操作して徐
々に減光する。これにより、明るい時間帯から薄暮時、
夜間にかけての見えにくい色の車があることがわかる。
また、光量調節ダイヤル１５を徐々に増光することによ
って自動車のライトが暗やみのなかを進む状態を作り出
し、運転手から見た発見し易い色、発見しにくい色、反
斜材の効果等を知ることが出来る。
【００１３】
【発明の効果】本発明は、如上のように構成され、使用
されるため、多くの機材と人員を必要とせず、且つ、明
るい場所等でも場所を選ばず手軽に反射材の効果や夜間
における色の見え方の違いを体験することができる。光
源を減光することによって、昼間から夜間にかけての車
の色の見え方を作り出すこともできるし、光源を増光す
ることによって、暗やみを自動車のライトが進む状態を
作り出すこともでき、夜間運転中における色の見え方や
反射材の見え方を体験できる。
されるため、多くの機材と人員を必要とせず、且つ、明
るい場所等でも場所を選ばず手軽に反射材の効果や夜間
における色の見え方の違いを体験することができる。光
源を減光することによって、昼間から夜間にかけての車
の色の見え方を作り出すこともできるし、光源を増光す
ることによって、暗やみを自動車のライトが進む状態を
作り出すこともでき、夜間運転中における色の見え方や
反射材の見え方を体験できる。
【００１４】更に、ボックス状のものであるので、簡単
に移動でき、準備等の手間もいらないので極めて便利に
暗やみを体験することができる。
に移動でき、準備等の手間もいらないので極めて便利に
暗やみを体験することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す部分切欠の斜視図であ
る。
る。
【符号の説明】 １．．．．．．．．体験ボックス本体 ２、３．．．．．．覗き窓 ４、５．．．．．．開閉プレート ６、７．．．．．．色彩短冊 ８．．．．．．．．反射材短冊 ９、１０、１１．．電球 １２．．．．．．．スイッチパネル １３．．．．．．．電源スイッチ １４．．．．．．．ＯＮ・ＯＦＦスイッチ １５．．．．．．．光量調節ダイヤル
Claims (1)
- 【請求項１】内側が黒色とされた遮光ボックスで、一方
に覗き窓を開設し、覗き窓の内側付近に光量調節可能な
光源を設置すると共に、覗き窓の反対方向内側に各種の
色彩認識部材や反射材認識部材を設置したことを特徴と
する暗やみ体験ボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33442299A JP2001154572A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 暗やみ体験ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33442299A JP2001154572A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 暗やみ体験ボックス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001154572A true JP2001154572A (ja) | 2001-06-08 |
Family
ID=18277209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33442299A Pending JP2001154572A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | 暗やみ体験ボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001154572A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2116898A1 (en) * | 2007-02-06 | 2009-11-11 | Personal Environment Control | Dark box |
| CN102221451A (zh) * | 2011-06-02 | 2011-10-19 | 北京中建建筑科学研究院有限公司 | 遮阳产品测试装置 |
-
1999
- 1999-11-25 JP JP33442299A patent/JP2001154572A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2116898A1 (en) * | 2007-02-06 | 2009-11-11 | Personal Environment Control | Dark box |
| EP2116898A4 (en) * | 2007-02-06 | 2010-10-27 | Personal Environment Control | BLACK BOX |
| CN102221451A (zh) * | 2011-06-02 | 2011-10-19 | 北京中建建筑科学研究院有限公司 | 遮阳产品测试装置 |
| CN102221451B (zh) * | 2011-06-02 | 2012-11-21 | 北京中建建筑科学研究院有限公司 | 遮阳产品测试装置 |
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