JPH04395Y2 - - Google Patents

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JPH04395Y2
JPH04395Y2 JP6481686U JP6481686U JPH04395Y2 JP H04395 Y2 JPH04395 Y2 JP H04395Y2 JP 6481686 U JP6481686 U JP 6481686U JP 6481686 U JP6481686 U JP 6481686U JP H04395 Y2 JPH04395 Y2 JP H04395Y2
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車のインジケータランプ等に適用
して好適な表示装置に関し、特に表示部の明るさ
と照明色とを昼間と夜間とで変え得るように改良
したものである。
〔従来の技術〕
従来、光源から出た光で表示板の表示部を照明
するようにした表示装置としては第8図に示すも
のが知られている。すなわち、この表示装置1は
自動車用インジケータランプとして使用されるも
ので、光源2を内蔵したケース3と、ケース3の
前面開口部を塞ぐ透光性の表示板4とを備え、表
示板4の裏面には表示部5を除いて遮光膜6が形
成され、例えばオイルの残量が一定量以下になる
と光源2が点灯して表示部5を照射し、これによ
つてオイルが少なくなつたことを運転者に知らせ
るようにしている。この場合、表示部5を透過す
る光量は常に一定である。しかし、昼間と夜間と
では周囲の明るさが著しく異なるため、昼間にお
いて光源2が点灯していることを確認できるよう
に十分明るく調整しておくと、夜間は明るすぎる
ため運転者にとつて非常に眩しく、また夜間眩し
くないように明るさを落すと、昼間における点灯
の確認ができないという問題がある。
そこで、従来はこのような問題を解決する手段
として光源2への印加電圧を2段切換えで変化さ
せるようにしている。すなわち、表示装置1の電
源にライテイング・オンの信号を入れることで電
圧を下げ、オフで電圧が上がるような減光制御装
置を組込んでいる。
また、このような表示装置においては、表示部
5の照明色に色を付けたい場合は、色変換手段と
して所定の色に着色されたバルブフイルタ7を光
源2に被冠したりあるいはまた表示板4の裏面に
色変換印刷を行なつたりしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに、減光制御装置を組込むことはそれだ
けコストアツプの原因になるとともに各表示装置
と減光制御装置とをコードで接続しなければなら
ないため、この配線のためのスペースが必要とな
り、また電気配線が複雑となるため、故障も発生
しやすくなるなどの不都合があつた。
一方、バルブフイルタ7、色変換印刷等の色変
換手段により照明色を変える方式は、最もシンプ
ルで確実ではあるものの1色で固定されてしま
い、昼間と夜間とで照明色を変えることができな
いという不都合を有している。つまり、昼間は点
灯確認が容易にできるように視認感度の良い赤、
オレンジ系の照明色とし、夜間は視認感度を落し
眩しさの少ない黄、黄緑系の照明色に切換えるこ
とが望ましいが、その場合は光源を2個配置し、
その夫々に色の異なるバルブフイルタを被冠し、
光源を切換えることで照明色を変えるようにして
いる。しかし、このような方法では光源が2個必
要になると共にスイツチング回路等が必要となる
ため、製造コストが高くなり、また電気的配線が
複雑になるため、故障も発生しやすくなるという
不都合があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る表示装置は上述したような問題を
解決すべくなされたもので、光源を内蔵する回動
可能なケースと、光源から出た光を所定の照明色
に変換する色変換手段と、ケースの前面開口部に
配設された表示板と、光源から出て該表示板の表
示部を透過する光の透過量および照明色を前記ケ
ースの回動角度に応じて制御する光量制御器とを
備え、この光量制御器を、前記色変換手段による
照明色とは異なる色に着色され所定の間隔をおい
て平行に配設された複数の薄い帯状体で構成した
ものである。
〔作用〕
本考案においてはケースの回動角度により光量
制御器が光の透過量と照明色を同時に変化させ
る。したがつて、昼間と夜間における点灯確認が
容易となる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る表示装置の一実施例を示
す外観斜視図、第2図は第1図−線断面図、
第3図は光量制御器の斜視図である。なお、図中
第8図と同一構成部材、部分に対しては同一符号
を以つて示し、その説明を省略する。これらの図
において、ケース3を左右一対の支軸10,11
によつて前後方向に回動可能に支持すると共に表
示板4と遮光膜6の間に、光源2から出た光のう
ち表示部5を透過する光の透過量と照明色とを前
記ケース3の回動角度に応じて同時に変化させる
光量制御器13を配設した点が第8図に示した従
来装置と異なつている。
前記ケース3は本実施例の場合前面が開放する
箱形に形成されているが、これに限らず例えば第
4図に示すように略椀形に形成してその内面を回
転放物反射面15とし、この反射面15により光
源2から出た光を前方に反射させ光軸と平行な平
行光にして表示部5を導いたり、あるいはまた表
示板4の後方にアクリル樹脂等からなる導光板を
配置し、この導光板内に導かれた光源2からの光
を前方に出射させ、表示部5に導くようにしても
よいことは勿論である。なお、光源2に被冠され
ている色変換手段としてのバルブフイルタ7は昼
間の点灯確認を容易にするため赤またはオレンジ
系の視認感度の良好な色に着色されている。
前記各支軸10,11は車体本体に配設された
軸受部材(図示せず)によつてそれぞれ回動可能
に軸支され、該軸受部材と各支軸10,11との
間の摩擦力によりケース3を任意の回動角度位置
に保持するように構成されている。
前記光量制御器13は、第3図に示すように透
明なシリコンゴム製シート18の内部に微細なシ
リコンゴムの帯状体19を上下方向に所定の間隔
をおいて複数枚光軸と平行に配置し、これら帯状
体19の表裏をポリカーボネートフイルム20に
より一体化することによりすだれ状に形成され、
光源2から出た光がシート18および表示板4を
透過し外部に出射するように構成されている。前
記各帯状体19は、夜間に点灯確認が容易で眩し
さを柔らげる色、例えば黄色に着色されている。
このような表示装置30において、昼間は第2
図および第5図aに示すように視線Aの方向と表
示装置30の光軸Lとがほぼ平行なる、換言すれ
ば光量制御器13の帯状体19が視線A方向と平
行になるように表示装置30を設置する。この
時、隣接する帯状体19間を通過する光の量は最
大となり、表示部5を最も明るく照明する。しか
も、この光はバルブフイルタ7によつて赤色を呈
しているので、昼間でも点灯確認が容易である。
第6図はこの時の表示部5を示すもので、各帯状
体19が細い黄色(又は黄緑)の線影となつて視
認される。
これに対して、夜間では第5図bに示すように
表示装置30を視線A方向に適宜角度α傾ける。
すると、各帯状体19の線幅dが大きくなるた
め、隣り合う帯状体19間を通過し得る光量が減
少し、表示部5の明るさを昼間に比べて暗くす
る。したがつて、運転者への眩しさを押えること
ができる。
この場合、光量制御器13による減光率は、表
示装置30の回転角度α、帯状体19の幅Wおよ
びピツチP(第5図a)によつて決まり、これら
の寸法および角度を表示部5のちらつきを考慮し
ながら設定すればよい。
また、夜間においては表示部5の照明色が帯状
体19の色に近い色に変色し、夜間に合つた視認
感度とする。すなわち、光源2から発した光はバ
ルブフイルタ7により赤色の光となり、これが白
色印刷等からなる表示部5に当つて拡散し、その
一部が第5図bに示すように傾いた帯状体19の
面に当つて反射する。そして、この反射した光は
帯状体19色の影響を受けて変化し、光量制御器
13および表示板4を透過して外部に出射する。
一方、帯状体19の面に当らず、そのまま光量制
御器13を透過して外部に出射する光は、フイル
タ色の照明色を維持する。したがつて、表示装置
30の外部に出射する光は、帯状体19の色に影
響されないフイルタ色の照明光と、影響を受けて
変化した照明光との混合色となり、本実施例では
バルブフイルタ7の色を赤、帯状体19の色を黄
にしているため、弱いオレンジ色の照明光が得ら
れ、眩しさを柔らげる。
この場合、照明色の変化度合は、光の減光率と
同様で、表示装置30の回転角度α、帯状体19
の幅WおよびピツチPによつて決まり、これらの
寸法および角度を表示部5のちらつき、照明色の
混合状態等を考慮しながら最適値に設定すればよ
い。
また、帯状体19は第3図に示すように光軸に
対して大きな入射角で入射する外光33を遮ぎ
り、ケース内に入射するのを阻止するため、内部
表示のコントラストが向上し、点灯時の視認性を
向上させる。さらに、光量および照明色を機械的
に変化させるようにしているので、従来の電気的
に光量を制御するようにした減光制御装置と異な
り、コードの配線が不要で、断線等の故障を生ず
ることがない。
なお、帯状体19を透過率の悪い(遮光効果の
高い)材料で製作すれば、光量をより効果的に変
化させることができるが、半透過の着色帯状体と
してもよい。半透過の場合は、照明色をより効果
的に変化させることができる。要するに、帯状体
19の透過率はどのような照明変化を望むかによ
つて自由に設定すればよい。
第7図a,bは光量制御器の他の実施例を示す
昼間と夜間時の照明状態を示す図である。この実
施例は帯状体19を表示装置の光軸Lに対して適
宜角度傾けて配置したもので、他の構成は全て上
記実施例と同様である。このような構成において
は、表示装置30の回転角度が小さくとも、光量
および照明色を急激に変化させることができる利
点を有している。この場合、隣接する帯状体19
間をストレートに通過する光は、帯状体19の面
に当つて反射し該帯状体19の色の影響を受けた
光に比べてかなり強い光で眩しいため、このスト
レートに通過する光の量を、あらかじめ帯状体1
9を斜めに配置することで少なくしておいても、
点灯確認を十分行い得るものである。
なお、上記実施例はいずれも帯状体19を上下
方向に対して平行に配置し、ケース3を前後方向
に回動させるようにした場合について説明した
が、本考案はこれに何ら特定されるものではな
く、帯状体19の設定方向は任意として設定する
ことができ、またケース3の回転方向も帯状体1
9の設定方向に準じて任意に設定し得るものであ
る。さらに、帯状体19の設定は一定方向のみな
らず、クロスに設定したりハニカム格子状に設定
したりしても良い。
また、上記実施例は光量制御器13を表示板4
と遮光膜6との間に配設したが、これに限らず遮
光膜6の表面もしくは表示板4の表面に配設する
ことも可能である。
さらに本考案においては実施例構造の光量制御
器13に何ら特定されるものではなく、これと同
一効果を奏するものとして、例えばポリエステル
基材上に感光性樹脂を設置し、ルーバー部のみ光
を当てて固まらせ、これを黒色に着色し、その上
にPCシートまたはポリエステルシートを接着し
て製作したもの(例特開昭60−125880号公報)と
か透明と黒色の2種類のセルロース製薄板を交互
に複数枚重ね合わせて接着し、これをスライスし
たものであつてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る表示装置によ
れば、ケースの回動角に応じて光量制御器が表示
部を照射する光の量および照明色を変化させるの
で、昼間と夜間における明るさの調整が簡単かつ
確実で、点灯確認を容易かつ確実にする。また、
光量制御器は複数枚の薄い帯状体を所定の間隔を
おいて配置したものであるため、構造が簡単で故
障したりすることが少なく、その上配線を必要と
しないため、組付けが簡単で、断線事故等の心配
がないなど、その実用的効果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る表示装置の一実施例を示
す外観斜視図、第2図は第1図−線断面図、
第3図は光量制御器の斜視図、第4図はケースの
他の実施例を示す断面図、第5図a,bは本考案
による光量および照明色の変化を説明するための
図、第6図は表示部の表示状態を示す図、第7図
a,bは光量制御器の他の実施例を示す図、第8
図は表示装置の従来例を示す断面図である。 2……光源、3……ケース、4……表示板、5
……表示部、6……遮光膜、7……バルブフイル
タ、10,11……支軸、13……光量制御器、
18……シリコンゴム製シート、19……帯状
体、20……ポリカーボネートフイルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光源を内蔵する回動自在なケースと、前記光源
    から出た光を所定の照明色に変換する色変換手段
    と、透光性材料によつて形成されて前記ケースの
    前面開口部を塞ぎ、表示部以外の部分に遮光膜が
    施された表示板と、この表示板に配設され前記光
    源から出て表示部を透過する光の透過量および照
    明色を前記ケースの回動角度に応じて制御する光
    量制御器とを備え、この光量制御器は、前記色変
    換手段による照明色とは異なる色に着色され所定
    の間隔をおいて平行に配設された複数の薄い帯状
    体で構成されていることを特徴とする表示装置。
JP6481686U 1986-04-28 1986-04-28 Expired JPH04395Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6481686U JPH04395Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28
KR878704076A KR930000512B1 (en) 1986-04-28 1987-04-28 Display device
US07/043,516 US4811179A (en) 1986-04-28 1987-04-28 Display device

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JP6481686U JPH04395Y2 (ja) 1986-04-28 1986-04-28

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JPS62176892U JPS62176892U (ja) 1987-11-10
JPH04395Y2 true JPH04395Y2 (ja) 1992-01-08

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ID=30901318

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002202739A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Top Denshi:Kk 照明装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0610384Y2 (ja) * 1988-09-02 1994-03-16 株式会社小糸製作所 内照式表示装置

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JP2002202739A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Top Denshi:Kk 照明装置

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