JP6445197B1 - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP6445197B1
JP6445197B1 JP2018051467A JP2018051467A JP6445197B1 JP 6445197 B1 JP6445197 B1 JP 6445197B1 JP 2018051467 A JP2018051467 A JP 2018051467A JP 2018051467 A JP2018051467 A JP 2018051467A JP 6445197 B1 JP6445197 B1 JP 6445197B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flap
lighting fixture
luminaire
surface portion
longitudinal direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018051467A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019164917A (ja
Inventor
藤原 直樹
直樹 藤原
誉至 加藤
誉至 加藤
Original Assignee
オーデリック株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オーデリック株式会社 filed Critical オーデリック株式会社
Priority to JP2018051467A priority Critical patent/JP6445197B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6445197B1 publication Critical patent/JP6445197B1/ja
Publication of JP2019164917A publication Critical patent/JP2019164917A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Abstract

【課題】設置が容易な照明器具を提供する【解決手段】 設置面と平行な方向に向けて開口する収容空間を有する長尺状の照明器具本体と、照明器具本体の長手方向に沿って収容空間に収容され、照明器具本体の外部に向けて照明光を照射する長尺状の光源ユニットとを備え、照明器具本体は、収容空間を形成する背面部、底面部及び前面部を有し、背面部は、設置面に取り付け可能に構成されており、背面部及び底面部は、一体として形成されており、前面部は、背面部の高さよりも低い。【選択図】図5

Description

本明細書は、照明器具に関する。
一般的な照明器具は、外観を担う部分と、その部分を含めた本体を壁等に予め位置決めし固定するための取付金具とに分かれているものが多い。そのような照明器具は、まずは取付金具を壁や天井等の設置面にねじで固定した後、取付金具に予め固定された本体固定用ねじを本体に設けられた穴に通し、袋ナットを施行者が手で締めこんで本体を固定することにより設置している。
近年、照明器具として、間接照明器具が利用されるケースが増えている。間接照明器具とは、LED等の光源からの光を反射面に反射させ、この反射光(間接光)によって室内を照らす照明器具である(特許文献1)。間接照明器具に関しても、上記の取付金具を予め設置面に固定した後、その取付金具に本体を設置させるタイプのものが一般的である。
特開2011−108496号公報
しかしながら、上記の照明器具では、天井や壁面に近い場所への取り付けによっては、施行者の手を入れる空間が狭くなり、取付しづらい場合がある。また、長尺状の照明器具を複数台直列に連結して取り付ける(連設する)場合、複数の取付金具を予め設置面に固定してから本体を取り付けるので、本体同士に隙間ができたり、微妙なずれが生じる恐れがあり、設置前後で設置イメージに齟齬が生じる恐れがある。その結果、照明器具を直線状に設置する必要がある場合、何度も取付金具の調整が必要となり、作業性が悪くなる。
そこで、取付金具と照明器具本体を一体化することが考えられる。この場合、本体の位置決めと固定を同時に行うことができるので、照明器具の設置後の配置にずれが生じることがなくなり、設置前後で設置イメージに齟齬が生じる恐れがなくなることが期待される。
しかしながら、このような取付金具と本体とを一体化した照明器具の場合、設置面へ固定する構造が複雑になる。例えば、一体化した照明器具を設置面に固定するために、直接大ねじをドライバー等で締め込む場合、照明器具の前面側に、大ねじ及びドライバーを通す開口部を設ける必要があり、従来の分離型の照明器具と比べて、その構造が複雑で外観のデザインにも影響を与える恐れがある。
上記課題に鑑みて、本発明は、設置が容易な照明器具を提供する。
本発明の一側面に係る照明器具は、設置面と平行な方向に向けて開口する収容空間を有する長尺状の照明器具本体と、前記照明器具本体の長手方向に沿って前記収容空間に収容され、該照明器具本体の外部に向けて照明光を照射する長尺状の光源ユニットとを備え、前記照明器具本体は、前記収容空間を形成する背面部、底面部及び前面部を有し、前記背面部は、前記設置面に取り付け可能に構成されており、前記背面部及び前記底面部は、一体として形成されており、前記前面部は、前記背面部の高さよりも低いことを特徴とする。
前記照明器具は、前記前面部の上端部に回動自在に取り付けられたフラップを更に備え、前記フラップは、前記底面部と対向する閉状態と、該閉状態よりも前記底面部から離間した開状態との間において回動可能に構成されることが好ましい。この場合において、前記フラップは、前記照明器具本体の長手方向と同方向に延びる長尺な板状に形成されており、長手方向に延びる縁のうち一方の縁が、前記前面部の前記上端部に回動自在に取り付けられ、他方の縁が、前記底面部に向かって屈曲していることが更に好ましい。
また、前記フラップは、長手方向に延びる縁のうち一方の縁に、長手方向に沿って延びる円柱状に形成された支持軸を有しており、前記前面部の前記上端部は、前記フラップの前記支持軸が回動自在な状態で嵌合可能な凹状に形成されており、前記支持軸は、前記前面部の前記上端部に向けて開口し、かつ、軸方向に沿って延びる切欠きを有しており、前記照明器具本体は、前記支持軸の前記切欠き内に挿入された線バネを備え、前記線バネは、前記閉状態及び前記開状態において前記フラップを前記前面部の前記上端部に対して付勢することが可能な湾曲形状を有していることが好ましい。
前記照明器具において、前記背面部には、前記照明器具本体を前記設置面に取り付けるための締結手段が取り付けられる取付穴が形成されており、前記取付穴は、前記照明器具本体の長手方向沿って複数形成されることが好ましい。
前記照明器具は、前記照明器具本体の長手方向の端部に装着可能に構成された連結部材を更に備え、前記連結部材は、隣接する照明器具本体同士を互いに連結可能に構成されるとしても良い。
前記照明器具において、前記光源ユニットは、該照明器具本体に対して着脱可能に構成されることが好ましい。
本発明によれば、本発明は、設置が容易な照明器具を提供することができる。
本実施形態に係る照明器具の設置例を示す図である。 本実施形態における照明器具の概略構成を示す斜視図である。 図2のA−A´線に沿った断面を拡大して概略的に示す拡大断面図である。 フラップの開状態及び閉状態を示す図である。 本実施形態における照明器具の分解図である。 本実施形態における照明器具の設置方法を説明する図である。 本実施形態における照明器具本体を直列に連結して設置する方法を説明する図である。
次に、本発明の実施形態に係る照明器具について、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、設置箇所として壁を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではなく、本発明に係る照明器具は、壁以外にも、例えば天井等の種々の設置箇所に取り付け可能である。
図1は、本実施形態に係る照明器具の設置例を示す図である。照明器具1は、LED等の光源からの光を反射面に反射させ、この反射光(間接光)によって室内を照らす間接照明器具である。照明器具1は、設置面と平行な方向に向けて開口する収容空間を有する長尺状の照明器具本体10と、照明器具本体10の長手方向に沿って収容空間に着脱可能に収容され、照明器具本体10の外部に向けて照明光を照射する長尺状の光源ユニット20と、照明器具本体10の長手方向の両端部を閉塞する端部キャップ30(30a,30b)とを備えている。
照明器具1は、露出している光源ユニット20が上面側に向くように壁面2に設置された場合には、図1(a)に示すように、光源ユニット20からの照明光を天井3で反射させ、室内を間接的に照らすことが可能に構成されている。一方、照明器具1は、露出している光源ユニット20が壁面2側に向くように天井3に設置された場合には、図1(b)に示すように、光源ユニット20からの照明光を壁面2で反射させ、室内を間接的に照らすことが可能に構成されている。
図2は、本実施形態における照明器具の概略構成を示す斜視図である。図3は、図2のA−A´線に沿った断面を拡大して概略的に示す拡大断面図である。図4(a)は、フラップの開状態、すなわち、光源ユニット20から照射される光が照明器具本体10の後述する前面部12a側へ漏れないように遮ることができる高さまでフラップ11が回動した状態を示す図であり、図4(b)は、フラップの閉状態、すなわち、フラップ11が照明器具本体10の後述する底面部12b,12cと対向するよう折り畳まれた状態を示す図である。図5は、本実施形態における照明器具の組み立て手順の概要を示す図である。
光源ユニット20は、LED(light emitting diode)等の光源が直線状に複数配置された基板と、該基板を収容可能に構成され、かつ、光源から発せられた光を透過させることが可能に構成された長尺状の筐体とを備えている。照明器具本体10は、図2に示すように、取付ねじ40等の種々の固定手段によって設置面に固定されるベース部材12と、倒したり起き上がらせたりする(開閉動作)ことが可能なフラップ11と、光源ユニット20を保持する1以上の取付バネ13とを備えている。
図3に示すように、A−A´線に沿った断面方向から見た場合、照明器具1は、略直角台形状の形状で構成されている。ベース部材12は、押出成形や、長尺状の金属製板材に曲げ加工及び穴あけ加工等の板金加工を施すことにより形成されており、図3に示すように、概ね、前面部12a、底面部(外底部12b及び内底部12c)並びに背面部12dを有している。これら前面部12a、底面部12b,12c及び背面部12dは、互いに一体として形成されており、光源ユニット20を収容する収容空間を形成するよう構成されている。
背面部12dは、図5に示すように、長手方向に沿って複数の取付穴12eが開けられており、取付ねじ40を、取付穴12eに通して、壁を支持する柱や筋交いまたは天井裏に構築された水平筋交い等に固定することが可能に構成されている。複数の取付穴12eは、ベース部材12の長手方向全域に亘って所定の間隔をおいて形成されている。なお、本実施形態では、取付穴12eは、長手方向に長辺の長さが異なる2種類の角丸四角形が交互に開けられているが、穴の形状、種類の数はこれに限定されるものではない。
前面部12aは、その上端部においてフラップ11を回動自在に取り付け可能に構成されている。具体的には、フラップ11は、照明器具本体10の長手方向と同方向に延びる長尺な板状に形成され、長手方向に延びる縁のうち一方の縁に、長手方向に沿って延びる円柱状に形成された支持軸15を有しており、前面部12aの上端部が、フラップ11の支持軸15を回動自在な状態で嵌合させることが可能な凹状に形成されている。換言すれば、前面部12aは、フラップ11の開閉動作を行うためにフラップ11の長手方向に延びる側の一方の端部を回動可能な支持軸15として支持する端部軸受け構造部である。前面部12aは、背面部12dの高さよりも低くなるよう形成されている。具体的には、前面部12aの高さは、倒した状態(閉状態)のフラップ11の最も高い部分と略同じ高さであって、背面部12dの高さの半分にも満たない。A−A´線に沿った断面方向から見た場合、フラップ11の支持軸15側ではない他端側は、フラップ11の平面方向に対して、略直角方向に下方側(底面部12b,12cに向かう方向)に屈曲している。これにより、フラップ11の強度を補強している。
支持軸15には、前面部12aの上端部に向けて開口し、かつ、軸方向に沿って延びる切り欠き15aが設けられている。図3に示すように、切り欠き15aは、フラップ11の開閉に関して、一定の状態に設定する形状になるように、切り込みの最深部は略ハート型形状のような2つの窪みが形成されるように切り込まれている。切り欠き15aには、フラップ11の閉状態及び開状態において、フラップ11を前面部12aの上端部に対して付勢することが可能な湾曲形状を有する線バネ16が挿入されている。線バネ16は、その付勢力によってフラップ11を開状態及び閉状態においてそれぞれ位置決めするよう構成されている。
すなわち、図4(a)に示すように、フラップ11を立ち上げると、支持軸15がその立ち上げ方向側に回転すると共に同心円の切り欠き15aも同様に回転する。これにより、切り込みの最深部の2つの窪みも同様に回転し、線バネ16は2つの窪みのうちより回転方向後方側(開き方向後方側)にある窪みの方に落ち込み、落ち込んだ窪みの内壁を圧迫することで、フラップ11の開いた状態を保持する。
また、図4(b)に示すように、フラップ11を倒すと、支持軸15がその倒す方向側に回転すると共に同心円の切り欠き15aも同様に回転する。これにより、切り込みの最深部の2つの窪みも同様に回転し、線バネ16は2つの窪みのうちより回転方向後方側(閉じ方向後方側)にある窪みの方に落ち込み、落ち込んだ窪みの内壁を圧迫することで、フラップ11の閉じた状態を保持する。
図3に示すように、フラップ11の長手方向の両末端には、光漏れ対策用パッキン11aが設けられている。光漏れ対策用パッキン11aは、例えばスポンジパッキンでもよい。
ベース部材12の底面部は、外底部12bと内底部12cから形成される二重底構造を有しており、その二重底間には、端部キャップ30(30a,30b)をはめ込むためのスペース(端部差込口17)がある。内底部12cの上面には、1以上の取付バネ13を取り付けるために、図5に示すように、照明器具本体10の長手方向に沿ってレール14が設けられている。取付バネ13は、レール14に沿ってスライド可能な状態で、レール14に取り付けられている。
取付バネ13は、レール14に沿ってスライド可能に配置されている。取付バネ13は、略断面コの字形状を有しており、光源ユニット20を挟み込んで着脱自在に保持することが可能に構成されている。光源ユニット20の長手方向の端には、電源ケーブル(不図示)と接続するためのコネクタ21が設けられている。
次に図6を用いて、本実施形態における照明器具の設置方法を説明する。図6(a)に示すように、初期状態では、フラップ11は倒れた状態(閉じた状態)となっている。この場合、照明器具本体10の正面方向(前面部12aから背面部12dへ向かう方向)から見ると、ベース部材12の背面部12dに開けられた取付穴12eを遮るものがないため、容易に取付ねじ40を取付穴12eに通すことができると共に、取付ねじ40を締めるドライバーも容易に導入することができる。また、取付穴12eが背面部12dの長手方向に複数開けられているので、設置面において取付ねじ40をねじ込むポイントに容易にねじを導入することの自由度が高い。その結果、ベース部材12の設置態様の自由度も高くなり、位置決めも、設置面の裏側にある柱や筋交い等に制限されにくくなる。また、背面部12dに複数の取付穴12eを開けることで、ベース部材12の軽量化が図られ、ベース部材12を設置面に取り付ける際の作業負担の軽減につながる。
ベース部材12を壁面2等の設置面にて位置決めした後、取付ねじ40にてベース部材12を設置面に固定する。その後、レール14に沿って取付バネ13をスライドさせて位置決めし、図6(b)に示すように、光源ユニット20を取付バネ13にてレール14上に固定する。
その後、図6(c)に示すように、フラップ11を立ち上げる。ここで、フラップ11は、ベース部材12に設置された光源ユニット20の高さよりも高くなる所定位置に立ち上がるよう、その可動域が調整されており、これにより、照明器具本体10の正面方向から見た場合に光源ユニット20を目隠しできるよう構成されている。フラップ11を立ち上げた後、照明器具本体10の両端に、端部キャップ30(30a,30b)を装着する。
次に、図7を用いて、本実施形態における照明器具本体10を直列に連結して設置する方法を説明する。なお、図7において、連結する他方の照明器具1の構成を示す符号には、「’」を付与している。複数の照明器具本体10を直列に連結して設置する場合には、図6(c)にて照明器具本体10の両端に、端部キャップ30(30a,30b)を装着する代わりに、図7(a)に示すように連結パーツ50(連結部材)を装着する。
連結パーツ50は、照明器具本体10の長手方向の端部に装着可能に構成され、かつ、隣接する照明器具本体10,10’同士を互いに連結可能に構成されている。具体的には、連結パーツ50は、照明器具本体10の外底部12bと内底部12cとの間のスペースに適合する左右対称の突起部分50aと、その中央に垂直に立設された仕切り板50b,50cとを有している。
連結パーツ50の底部にある突起部分50aが、連結する一方の照明器具本体10の端部差込口17に差し込まれ(図7(a))、反対側の突起部分50aが、連結する他方の照明器具本体10’の端部差込口17’に差し込まれる(図7(b))。A−A´線に沿った断面方向から見た場合、上述したように、照明器具1は、略直角台形状で構成されているが、連結パーツ50は、その略直角台形状のサイズよりもわずかに小さく形成されている。これにより、連結パーツ50は、照明器具本体10,10’同士を連結した場合に照明器具1の外表面上にはみ出して露出しないよう構成されている。
連結パーツ50を介して照明器具本体10,10’同士を連結後、図7(c)に示すように、光源ユニット20’をレール14’に沿って、取付バネ13’にはめ込む。なお、隣接する光源ユニット20,20’の端同士は、光源ユニット20から引き出し可能なコネクタ21を介して接続する。
連結パーツ50を介して照明器具本体10,10’同士を連結し、かつ、光源ユニット20,20’の端同士を連結した後、図7(d)に示すように、フラップ11’を立ち上げる。以上の手順により、二以上の照明器具本体10,10’を長手方向に沿って連設(直列配置)させることができる。
以上説明したとおり、本実施形態における照明器具1は、設置面に取り付けられる長尺状の照明器具本体10と、照明器具本体の長手方向に沿って、照明器具本体10に配置される長尺状の光源ユニット20と、を備え、照明器具本体10において、設置面に対向し、複数の取付穴12eが開けられている背面部12dと、光源ユニット20を保持する底面部12b,12cと前面部12aとが一体的に形成され、前面部12aの高さは該背面部よりも低い構成となっている。
このように構成することにより、設置が容易でかつ設置前後で設置イメージに齟齬がない照明器具を提供することができる。すなわち、本実施形態における照明器具1は、前面部12aの高さが該背面部よりも低い構成となっていることにより、背面部12dに開けられた取付穴12eに取付ねじ40を通しやすく、かつ、取付ねじ40を取り付けるためのドライバーも通しやすいという利点を有する。これにより、天井や壁面に近い場所への取付であっても、施行者が取り付け易く、設置時の作業性が向上するという効果がある。また、固定時に位置の調整を行うことができるため、何度も調整を行う手間を省くことができる。また、複数の取付穴12eを設けているので、照明器具1単体だけでなく連結設置した場合でも、間柱や筋交いのピッチに合わせ、取付ねじ40にて固定することができる。これにより、間柱のピッチと合わない場合に設置する補強材を事前に準備する必要がない。さらに、背面部12dに複数の取付穴12eを設けることにより、照明器具1の軽量化を図ることができる。
照明器具1は、さらに、長手方向と同方向に延びる縁のうち一方の縁が支持軸15として回動可能に支持されるフラップ11を備え、前面部12aは、フラップの支持軸15を回動可能に支持する端部軸受け構造部であり、フラップ11は、光源ユニット20から照射される光が前面部12a側へ漏れないように遮ることができる高さまで回動可能である。
このように構成することにより、光源ユニット20から照射される光が前面部12a側へ漏れないように遮ることができると共に、光を照明器具本体10の上方に照射することができる。すなわち、照明器具本体10を固定する場合にはフラップを下げておき、固定後にフラップを起こすことで、照明器具1の外観にも配慮している。
フラップ11の長手方向と同方向に延びる縁のうち他方の縁が、フラップ11の面に対して略直角に該フラップが倒れる方向に屈曲している。このように構成することにより、フラップ11の強度を補強することができる。すなわち長尺状のフラップが歪みやすい欠点を補うことができる。なお、歪み対策のリブ位置及び数は任意である。
照明器具1は、さらに、当該照明器具1同士の長手方向の末端を連結することにより、当該照明器具同士を直列に連結する連結部材(連結パーツ50)を備えてもよい。このように構成することにより、照明器具1を直列に連結することができる。このとき、長尺状の照明器具1を連結する場合には、固定時に位置の調整を行うことができるため、何度も調整を行う手間を省くことができる。
照明器具1は、さらに、線バネ16を備え、フラップ11が倒れている状態及び光源ユニット20から照射される光が前面部側へ漏れないように遮ることができる高さまで立ち上がっている状態のうち一方の状態になるように最深部に2つの窪みが形成されるように切り込みを支持軸15に対して軸方向に入れ、線バネ16の付勢力により線バネ16が切り込みの形状に沿って、一方の状態を保持する。このように構成することにより、フラップ11が立ち上がっている状態または倒れている状態を保持することができる。
光源ユニット20は、照明器具本体10に着脱可能に配置されている。このように構成することにより、光源ユニット20の交換が容易になる。
また、照明器具本体10及びフラップ11は、アルミニウムで形成されていてもよい。本実施形態では一例としてアルミニウムの押出成形によってできたフラップを採用している。また、照明器具本体10もアルミニウムの押出成形にて形成されており、アルミニウムの放熱効果によって、LEDの放熱効果も期待できる。
本発明に係る照明器具は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内において種々の改変を行なうことができる。
例えば、上述した実施形態では、1つの照明器具本体10に対して、1つの光源ユニット20を取り付けたが、これに限定されず、1つの照明器具本体10に対して、短い光源ユニットを複数直列に取り付けてもよい。この場合、隣接する光源ユニット同士をコネクタ21を介して密着して配置させてもよいし、所定の間隔をおいて複数の光源ユニットを配置し、隣接する光源ユニット同士を電源ケーブルを介して電気的に接続する構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、前面部12aが、倒した状態(閉状態)のフラップ11の最も高い部分と略同じ高さを有するもの、すなわち、内底部12cから上方に向けて延出するものであるとして説明したが、これに限定されず、底面部の厚み(外底部12bと内底部12cとの間の距離)と略同じ高さを有する構成、すなわち、内底部12cから上方に向けて延出しない構成としても良い。
1 照明器具、10 照明器具本体、11 フラップ、12 ベース部材、20 光源ユニット、30(30a,30b) 端部キャップ、40 取付ねじ、50 連結パーツ

Claims (7)

  1. 設置面と平行な方向に向けて開口する収容空間を有する長尺状の照明器具本体と、
    前記照明器具本体の長手方向に沿って前記収容空間に収容され、該照明器具本体の外部に向けて照明光を照射する長尺状の光源ユニットと
    前記照明器具本体の前面部の上端部に回動自在に取り付けられたフラップと
    を備え、
    前記照明器具本体は、前記収容空間を形成する背面部、底面部及び前記前面部を有し、
    前記背面部は、前記照明器具本体を前記設置面に取り付けるための締結手段が取り付けられる取付穴が形成されており、
    前記背面部及び前記底面部は、一体として形成されており、
    前記前面部は、前記背面部の高さよりも低く、
    前記フラップは、前記照明器具本体の前記背面部の前記取付穴を遮らないよう倒れた閉状態と、前記収容空間に収容された前記光源ユニットを目隠しするよう立ち上がった開状態との間において回動可能に構成されている
    ことを特徴とする照明器具。
  2. 前記フラップは、前記照明器具本体の長手方向と同方向に延びる長尺な板状に形成されており、長手方向に延びる縁のうち一方の縁が、前記前面部の前記上端部に回動自在に取り付けられ、他方の縁が、前記底面部に向かって屈曲している
    ことを特徴とする請求項に記載の照明器具。
  3. 前記フラップは、長手方向に延びる縁のうち一方の縁に、長手方向に沿って延びる円柱状に形成された支持軸を有しており、
    前記前面部の前記上端部は、前記フラップの前記支持軸が回動自在な状態で嵌合可能な凹状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 記支持軸は、前記前面部の前記上端部に向けて開口し、かつ、軸方向に沿って延びる切欠きを有しており、
    前記照明器具本体は、前記支持軸の前記切欠き内に挿入された線バネを備え、
    前記線バネは、前記閉状態及び前記開状態において前記フラップを前記前面部の前記上端部に対して付勢することが可能な湾曲形状を有している
    ことを特徴とする請求項に記載の照明器具。
  5. 記取付穴は、前記照明器具本体の長手方向沿って複数形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の照明器具。
  6. 前記照明器具本体の長手方向の端部に装着可能に構成された連結部材を更に備え、
    前記連結部材は、隣接する照明器具本体同士を互いに連結可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の照明器具。
  7. 前記光源ユニットは、前記照明器具本体に対して着脱可能に構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の照明器具。
JP2018051467A 2018-03-19 2018-03-19 照明器具 Active JP6445197B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018051467A JP6445197B1 (ja) 2018-03-19 2018-03-19 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018051467A JP6445197B1 (ja) 2018-03-19 2018-03-19 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6445197B1 true JP6445197B1 (ja) 2018-12-26
JP2019164917A JP2019164917A (ja) 2019-09-26

Family

ID=64899458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018051467A Active JP6445197B1 (ja) 2018-03-19 2018-03-19 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6445197B1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020262099A1 (ja) 2019-06-27 2020-12-30

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04138608A (ja) * 1990-09-29 1992-05-13 Toshiba Lighting & Technol Corp 照明装置及び照明器具用連結部材
JPH0883511A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Toto Ltd 浴室用照明器
JP2008243407A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Sekisui Home Techno Kk 間接照明器具および浴室ユニット
JP2010177145A (ja) * 2009-01-31 2010-08-12 Sumitomo Forestry Co Ltd 間接照明ユニット
JP2012015018A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Toyota Home Kk 照明装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04138608A (ja) * 1990-09-29 1992-05-13 Toshiba Lighting & Technol Corp 照明装置及び照明器具用連結部材
JPH0883511A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Toto Ltd 浴室用照明器
JP2008243407A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Sekisui Home Techno Kk 間接照明器具および浴室ユニット
JP2010177145A (ja) * 2009-01-31 2010-08-12 Sumitomo Forestry Co Ltd 間接照明ユニット
JP2012015018A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Toyota Home Kk 照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019164917A (ja) 2019-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8888313B2 (en) Light emitting diode troffer door assembly
US8297804B2 (en) Recessed light fixture having integrally formed mounting tracks
JP5895192B2 (ja) Led照明器具
US20060152936A1 (en) Light assembly for a vehicle
JP5429999B2 (ja) 照明器具
WO2010136939A1 (en) An elongated luminaire and a method of attaching a luminaire to a surface
JP6445197B1 (ja) 照明器具
JP6149688B2 (ja) 光源ユニット及び照明器具
US10190750B1 (en) Troffer luminaire with an arched lens
JP2010067410A (ja) 照明器具
JP2008300230A (ja) 照明器具
JP6820718B2 (ja) 照明装置および反射板
JP2016162674A (ja) Led光源ユニット及び照明器具
JP6179868B2 (ja) 照明装置とそれを用いた天井板
JP6731641B2 (ja) 照明器具
JP6695060B2 (ja) 照明器具
JP2015219979A (ja) 高欄照明器具
JP5339607B2 (ja) 照明器具
JP2010067412A (ja) 照明器具
JP7458838B2 (ja) 照明器具及び照明装置
JP6731801B2 (ja) 照明器具および照明装置
JP2019220265A (ja) 照明器具
JP6996194B2 (ja) 照明装置
JP6742384B2 (ja) 照明器具
JP2007141642A (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180320

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180320

A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20180328

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180816

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180911

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6445197

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250