JPH0883200A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JPH0883200A
JPH0883200A JP6220101A JP22010194A JPH0883200A JP H0883200 A JPH0883200 A JP H0883200A JP 6220101 A JP6220101 A JP 6220101A JP 22010194 A JP22010194 A JP 22010194A JP H0883200 A JPH0883200 A JP H0883200A
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programmable controller
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JP6220101A
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Hideo Furuno
英夫 古野
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、実行履歴の解析の有効性を維持し
つつハード量の増大を抑え、さらに履歴情報の検索を容
易化して解析時間の短縮を図る。 【構成】 属性分類手段(26)が、履歴情報を所定の
属性に分類し、履歴情報分類記憶手段(22)が、この
属性分類手段による分類に基づいて履歴情報を記憶する
プログラマブルコントローラ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPUの動作を記録可
能なプログラマブルコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プロセッサ(CPU)を有する
プログラマブルコントローラでは、プログラム誤り、ハ
ードウエア故障及び設計誤りのデバッグ技術として、動
作解析のためにプロセッサの動作を動作クロック単位で
逐次記録可能な測定機器が広く知られている。なお、こ
の種の測定機器としては、例えばインサーキットエミュ
レータ(ICE)及びロジックアナライザが使用可能と
なっている。
【0003】しかしながら、この種の測定機器は、解析
対象であるプログラマブルコントローラが量産製品であ
る場合、各製品に付属されることにより、これら各製品
のコスト及びスペースを増加させてしまう問題がある。
【0004】このため、測定機器のうち、プロセッサの
動作履歴の記録装置のみをプログラマブルコントローラ
に組込む方式が考えられる。この方式は、動作履歴の記
録装置を製品に組込むことにより、再現困難な単発現象
を動作履歴として記録するため、故障解析やデバッグに
きわめて有効な技術となっている。
【0005】図3はプログラマブルコントローラに組込
まれた記録装置の構成を示す回路ブロック図である。こ
の記録装置は、製品(図示せず)内のアドレスバス1、
バスサイクル制御信号線2、データバス3、コントロー
ルバス4及びエラー信号線5に接続され、アドレスバス
1上のアドレス情報を第1のバッファ6を介してトレー
スメモリデータバス7に取込み、次にバスサイクル制御
信号線2上のバスサイクル制御信号を第2のバッファ8
を介してトレースメモリデータバス7に取込み、さらに
データバス3上のデータ情報を第3のバッファ9を介し
てトレースメモリデータバス7に取込み、コントロール
バス4上のコマンド情報を第4のバッファ10を介して
トレースメモリデータバス7に取込み、エラー信号線5
上のエラー信号を第5のバッファ11を介してトレース
メモリデータバス7に取込んでいる。また、トレースメ
モリデータバス7はトレースメモリ12に接続されてい
る。
【0006】ここで、トレースメモリ12では、例えば
操作者の入力操作によりトレースメモリ選択信号を受け
ると、トレースメモリデータバス7から順次、履歴情報
としてのアドレス情報、バスサイクル制御信号情報、デ
ータ情報、コマンド情報及びエラー信号情報が、アドレ
スカウンタ13からトレースメモリアドレスバス14を
介して与えられるアドレスに書込まれる。これにより履
歴情報の記録動作が完了する。
【0007】一方、読出しの際には、トレースメモリ1
2では、アドレスバス1から第6のバッファ15を介し
てアドレスがトレースメモリアドレスバス14に与えら
れることにより、このアドレスに対応する情報がトレー
スメモリデータバス7に送出される。また、トレースメ
モリデータバス7上に送出された情報は、第7のバッフ
ァ16を介してデータバス3に送出される。これにより
読出動作が完了する。なお、このようなトレースメモリ
12としては、プロセッサの動作を示す履歴情報をリア
ルタイムに記録するため、記録に要求される高速性から
半導体メモリの使用が好ましい。但し、半導体メモリは
記憶容量が有限であるため、記録可能な履歴情報の個数
が制限されることがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うなプログラマブルコントローラでは、組込む半導体メ
モリの記憶容量を十分大きくすることにより、単発現象
であっても後から解析可能であるが、記憶容量の増加に
伴い、ハード量が増大して全体のコストを圧迫してしま
う。
【0009】また、ある一単位の機能を実現する場合、
プロセッサは通常、数十〜数百個以上の命令を実行する
必要がある。このとき、プロセッサの動作を解析しよう
とすると、人手による解析の場合又はプロセッサの自己
診断による解析の場合の双方とも、多大な情報量のため
に長い解析時間を必要としてしまう。
【0010】このように、プロセッサの履歴情報を詳細
に解析しようとすれば、ハード量の増大と解析時間の増
大とを招くという問題がある。本発明は上記実情を考慮
してなされたもので、実行履歴の解析の有効性を維持し
つつハード量の増大を抑え、さらに履歴情報の検索を容
易化して解析時間の短縮を図り得るプログラマブルコン
トローラを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、CPUの動作に関する少なくともアドレス情報を含
む履歴情報を記録可能なプログラマブルコントローラに
おいて、前記履歴情報を所定の属性に分類するための属
性分類手段と、この属性分類手段による分類に基づいて
前記履歴情報を記憶する履歴情報分類記憶手段とを備え
たプログラマブルコントローラである。
【0012】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応するプログラマブルコントローラにおいて、履
歴情報分類記憶手段が、前記属性分類手段による分類に
基づいて、前記履歴情報を前記属性を示す属性情報と組
にして記憶するプログラマブルコントローラである。
【0013】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1又は請求項2に対応するプログラマブルコントロー
ラにおいて、前記属性分類手段が、前記アドレス情報が
前記CPUとバスを介して接続されたI/Fよりも当該
CPU側を示すか否かに基づいて前記分類を実行するプ
ログラマブルコントローラである。
【0014】また、請求項4に対応する発明は、請求項
1又は請求項2に対応するプログラマブルコントローラ
において、前記属性分類手段が、前記CPUの動作に関
する書込指令又は読出指令に基づいて前記分類を実行す
るプログラマブルコントローラである。
【0015】さらに、請求項5に対応する発明は、請求
項1乃至請求項4のいずれか1項に対応するプログラマ
ブルコントローラにおいて、前記履歴情報分類記憶手段
が、複数の記憶部を有し、前記属性分類手段による分類
に基づいて前記履歴情報を当該各記憶部のうちの少なく
とも1つの記憶部に記憶させるプログラマブルコントロ
ーラである。
【0016】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、属性分類手段が、履歴情報
を所定の属性に分類し、履歴情報分類記憶手段が、この
属性分類手段による分類に基づいて履歴情報を記憶する
ので、例えば重要度に応じて履歴情報を記憶することに
より、実行履歴の解析の有効性を維持しつつハード量の
増大を抑えることができる。
【0017】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する履歴情報分類記憶手段が、属性分類手段に
よる分類に基づいて、履歴情報を属性を示す属性情報と
組にして記憶するので、請求項1に対応する作用と同様
の作用に加え、属性情報に基づいて履歴情報を検索する
ことにより、履歴情報の検索を容易化して解析時間の短
縮を図ることができる。
【0018】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1又は請求項2に対応する属性分類手段が、アドレス
情報がCPUとバスを介して接続されたI/Fよりも当
該CPU側を示すか否かに基づいて分類を実行するの
で、請求項1又は請求項2に対応する作用と同様の作用
に加え、履歴情報をコントローラ本体内部に関する比較
的重要度の低いものと外部機器に関する重要度の高いも
のとに分類でき、もって、解析の容易化を図ることがで
きる。
【0019】また、請求項4に対応する発明は、請求項
1又は請求項2に対応する属性分類手段が、CPUの動
作に関する書込指令又は読出指令に基づいて分類を実行
するので、請求項1又は請求項2に対応する作用と同様
の作用を奏することができる。
【0020】さらに、請求項5に対応する発明は、請求
項1乃至請求項4のいずれか1項に対応する履歴情報分
類記憶手段が、複数の記憶部を有し、属性分類手段によ
る分類に基づいて履歴情報を当該各記憶部のうちの少な
くとも1つの記憶部に記憶させるので、請求項1乃至請
求項4のいずれかに対応する作用と同様の作用に加え、
例えば重要度の高い履歴情報を第1及び第2の記憶部に
記憶し、さらに重要度の低い履歴情報を当該第1の記憶
部に記憶することにより、第1の記憶部により履歴情報
の連続性を維持しつつ、第1の記憶部にて記憶容量の限
界のために内容の消去がある場合でも、第2の記憶部に
て重要度の高い情報を保持することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の一実施例に係るプログラマブ
ルコントローラの構成を示す回路ブロック図であり、図
2はこのプログラマブルコントローラに組込まれる実行
履歴記憶部の構成を示す回路ブロック図であって、図3
と同一部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略
する。
【0022】このプログラマブルコントローラは、アド
レスバス1、バスサイクル制御信号線2、データバス
3、コントロールバス4及びエラー信号線5を有し、こ
れら各バス1,3,4及び各信号線2,5が夫々プロセ
ッサ21及び実行履歴記録部22に接続されている。ま
た、メモリ23、プロセスI/F24及びネットワーク
I/F25は、アドレスバス1、データバス3、コント
ロールバス4及びエラー信号線5に接続されている。
【0023】プロセッサ21は、メモリ23からプログ
ラムを読出し、このプログラムに記述された指令に従っ
てメモリ23、プロセス入出力I/F24又はネットワ
ークI/F25に対するデータをデータバス3を介して
入出力し、あるいは入力データを加工する機能をもって
いる。
【0024】プロセスI/F24は、プロセッサ21か
らコントロールバス4に送出される指令を外部のプロセ
スI/O(プロセス入出力システム)に中継する機能を
もっている。
【0025】ネットワークI/F25は、プロセッサ2
1からコントロールバス4に送出される指令を外部のネ
ットワークステーションに中継する機能をもっている。
入出力選択信号発生部(属性分類手段)26は、例えば
デコーダが使用可能であり、プロセッサ21の動作の履
歴情報を該動作のときのアドレス情報に基づいて分類記
録する場合、アドレスバス1上のアドレス情報の示す内
容に基づいて、属性情報としてのメモリ選択信号27、
プロセスI/F選択信号28又はネットワークI/F選
択信号29と、トレースメモリ選択信号30とを発生
し、当該発生した選択信号を、メモリ23、プロセスI
/F23又はネットワークI/F25のうちのいずれか
対応するものと実行履歴記録部22とに与える機能をも
っている。なお、ここで、入出力選択信号発生部26
は、アドレス情報がプロセスI/F24又はネットワー
クI/F25を示すとき、複数のトレースメモリを選択
するトレースメモリ選択信号30を発生し、アドレス情
報がメモリを示すとき、1つのトレースメモリを選択す
るトレースメモリ選択信号30を発生している。
【0026】実行履歴記録部(履歴情報分類記録手段)
22は、プロセッサ21の動作に関する属性情報に基づ
いて、トレースメモリ及びその内部の記憶領域を変えな
がら該動作の履歴情報及びその属性情報を記憶するもの
であり、具体的には図2に示すように、図1のトレース
メモリに代えて2つのトレースメモリA,Bを有し、且
つこれら各トレースメモリA,Bの少なくとも一方を入
出力選択信号発生部26から受けるトレースメモリ選択
信号30に基づいて選択するメモリ選択部31を備えて
いる。さらに、メモリ選択部31は、入出力選択信号発
生部26から受けるメモリ選択信号27、プロセスI/
F選択信号28又はネットワークI/F選択信号29に
対応してトレースメモリA,Bの記憶領域を変更可能な
機能を有し、具体的には入出力選択信号発生部26から
受けるメモリ選択信号27、プロセスI/F選択信号2
8又はネットワークI/F選択信号29に基づいて、ア
ドレスカウンタ13の数値を制御する機能をもってい
る。なお、このアドレスカウンタ13の数値は、トレー
スメモリA,B内で既に情報の記憶された領域を避ける
ように設定され、新たな記憶領域が無い場合には、記憶
された履歴情報又は属性情報のうちで優先度の低い情報
の記憶領域に対応して設定される。また、メモリ選択部
31は、履歴情報をトレースメモリA,Bに記憶させる
とき、属性情報を履歴情報と組にしてトレースメモリ
A,Bに記憶させるように属性情報用のバッファメモリ
32を介してトレースメモリデータバス7に接続されて
いる。
【0027】各トレースメモリA,Bは、前述同様に、
プロセッサ21の動作の履歴情報及びその属性情報を記
録するためのものであり、属性情報の内容毎に異なる記
憶領域を有している。
【0028】次に、このようなプログラマブルコントロ
ーラの動作を説明する。いま、プロセッサ21は、プロ
セスI/Oに対する制御指令を送出するため、プロセス
I/Oを示すアドレス情報をアドレスバス1に送出し、
制御指令をコントロールバス4に送出する。
【0029】入出力選択信号発生部26は、このアドレ
ス情報に基づいてプロセスI/F選択信号28と、トレ
ースメモリAB選択信号30とを作成し、プロセスI/
F選択信号28をプロセスI/F24及びメモリ選択部
31に与え、トレースメモリAB選択信号30をメモリ
選択部31に与える。
【0030】プロセスI/F24はこのプロセスI/F
選択信号28を受けると、信号線5及び各バス1,3,
4上の情報をプロセスI/Oに中継する。一方、メモリ
選択部31は、トレースメモリAB選択信号30に基づ
いて2つのトレースメモリA,Bを選択し、且つプロセ
スI/F選択信号28に基づいて、トレースメモリA,
B内のプロセスI/Fに関する記憶領域に対応するよう
にアドレスカウンタ13を制御し、さらにプロセスI/
F選択信号28を属性情報用のバッファメモリ32に与
える。このバッファメモリ32は、各信号線2,5及び
各バス1,3,4上の履歴情報が各バッファ6〜11に
よりトレースメモリデータバス7に送出された後、プロ
セスI/F選択信号28をトレースメモリデータバス7
に送出する。
【0031】これにより、各トレースメモリA,Bにお
いては、トレースメモリデータバス7上の履歴情報及び
その属性情報としてのプロセスI/F選択信号28がプ
ロセスI/Fに関する記憶領域に記憶される。
【0032】以下、同様に、プロセッサ21からアドレ
スバス1に外部のネットワークを示すアドレス情報が送
出された場合、入出力選択信号発生部26によりネット
ワークI/F選択信号29及びトレースメモリAB選択
信号30が作成され、各トレースメモリA,Bにはトレ
ースメモリデータバス7上の履歴情報及びその属性情報
としてのネットワークI/F選択信号29がネットワー
クI/Fに関する記憶領域に記憶される。
【0033】一方、プロセッサ21からアドレスバス1
にメモリ23を示すアドレス情報が送出された場合、入
出力選択信号発生部26によりメモリ選択信号27及び
トレースメモリA選択信号30が作成され、トレースメ
モリAのみにトレースメモリデータバス7上の履歴情報
及びその属性情報としてのメモリ選択信号27がメモリ
に関する記憶領域に記憶される。
【0034】このように、プロセスI/F24又はネッ
トワークI/F25等のように外部機器に関する動作の
場合、2つのトレースメモリA,Bに履歴情報及び属性
情報が記憶され、メモリ23等のようにコントローラ本
体内部に関する動作の場合、トレースメモリAにのみ履
歴情報及び属性情報が記憶される。
【0035】上述したように本実施例によれば、入出力
選択信号発生部26が、履歴情報としてのアドレス情報
を所定の属性としての各選択信号27〜30に分類し、
実行履歴記録部22が、この各選択信号27〜30によ
る分類に基づいて、メモリ選択部31によりトレースメ
モリを選択して該トレースメモリに履歴情報を記憶する
ようにしたので、例えば重要度に応じて履歴情報を記憶
することにより、実行履歴の解析の有効性を維持しつつ
ハード量の増大を抑えることができる。
【0036】また、本実施例によれば、メモリ選択部3
1が、入出力選択信号発生部26による分類に基づい
て、履歴情報を属性を示す属性情報(各選択信号)と組
にしてトレースメモリA,Bに記憶させるので、属性情
報に基づいて履歴情報を検索することにより、履歴情報
の検索を容易化して解析時間の短縮を図ることができ
る。
【0037】さらに、本実施例によれば、入出力選択信
号発生部26は、アドレス情報がプロセッサ21とバス
を介して接続されたプロセスI/F24及びネットワー
クI/F25よりも当該プロセッサ21側を示すか否か
に基づいて分類を実行するので、履歴情報をコントロー
ラ本体内部に関する比較的重要度の低いものと外部機器
に関する重要度の高いものとに分類でき、もって、解析
の容易化を図ることができる。
【0038】また、本実施例によれば、実行履歴記録部
22が、複数のトレースメモリA,Bを有し、入出力選
択信号発生部26による分類に基づいて履歴情報を当該
各トレースメモリA,Bのうちの少なくとも1つのトレ
ースメモリに記憶させるので、例えば重要度の高い履歴
情報を第1及び第2のトレースメモリA,Bに記憶し、
さらに重要度の低い履歴情報を当該第1のトレースメモ
リAに記憶することにより、第1のトレースメモリAに
より履歴情報の連続性を維持しつつ、第1のトレースメ
モリAにて記憶容量の限界のために内容の消去がある場
合でも、第2のトレースメモリBにて重要度の高い情報
を保持することができる。
【0039】なお、上記実施例では、入出力選択信号発
生部26がアドレス情報に基づいて属性を分類する場合
について説明したが、これに限らず、メモリ選択部31
が、コントロールバス4上のプロセッサ21の動作に関
する書込指令又は読出指令に基づいて分類を実行し、該
分類に基づいてトレースメモリA,Bを選択する構成と
しても、本発明を同様に実施して同様の効果を得ること
ができる。
【0040】また、上記実施例では、入出力選択信号発
生部26がアドレス情報に基づいて属性を分類する場合
について説明したが、これに限らず、メモリ選択部31
が、エラー信号線5上のエラー信号の有無に基づいて分
類を実行し、該分類に基づいてトレースメモリA,Bを
選択する構成としても、本発明を同様に実施して同様の
効果を得ることができる。その他、本発明はその要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、属性分類手段が、履歴情報を所定の属性に分類
し、履歴情報分類記憶手段が、この属性分類手段による
分類に基づいて履歴情報を記憶するので、例えば重要度
に応じて履歴情報を記憶することにより、実行履歴の解
析の有効性を維持しつつハード量の増大を抑えられるプ
ログラマブルコントローラを提供できる。
【0042】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の履歴情報分類記憶手段が、属性分類手段による分類に
基づいて、履歴情報を属性を示す属性情報と組にして記
憶するので、請求項1の効果に加え、属性情報に基づい
て履歴情報を検索することにより、履歴情報の検索を容
易化して解析時間の短縮を図り得るプログラマブルコン
トローラを提供できる。
【0043】さらに、請求項3の発明によれば、請求項
1又は請求項2の属性分類手段が、アドレス情報がCP
Uとバスを介して接続されたI/Fよりも当該CPU側
を示すか否かに基づいて分類を実行するので、請求項1
又は請求項2の効果に加え、履歴情報をコントローラ本
体内部に関する比較的重要度の低いものと外部機器に関
する重要度の高いものとに分類でき、もって、解析の容
易化を図り得るプログラマブルコントローラを提供でき
る。
【0044】また、請求項4の発明によれば、請求項1
又は請求項2の属性分類手段が、CPUの動作に関する
書込指令又は読出指令に基づいて分類を実行するので、
請求項1又は請求項2の効果と同様の効果を奏すること
ができる。
【0045】さらに、請求項5の発明によれば、請求項
1乃至請求項4のいずれかの履歴情報分類記憶手段が、
複数の記憶部を有し、属性分類手段による分類に基づい
て履歴情報を当該各記憶部のうちの少なくとも1つの記
憶部に記憶させるので、請求項1乃至請求項4のいずれ
かの効果に加え、例えば重要度の高い履歴情報を第1及
び第2の記憶部に記憶し、さらに重要度の低い履歴情報
を当該第1の記憶部に記憶することにより、第1の記憶
部により履歴情報の連続性を維持しつつ、第1の記憶部
にて記憶容量の限界のために内容の消去がある場合で
も、第2の記憶部にて重要度の高い情報を保持できるプ
ログラマブルコントローラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るプログラマブルコント
ローラの構成を示す回路ブロック図、
【図2】同実施例における実行履歴記憶部の構成を示す
回路ブロック図、
【図3】従来のプログラマブルコントローラに組込まれ
た記録装置の構成を示す回路ブロック図。
【符号の説明】
1…アドレスバス、2…バスサイクル制御信号線、3…
データバス、4…コントロールバス、5…エラー信号
線、21…プロセッサ、22…実行履歴記録部、23…
メモリ、24…プロセスI/F、25…ネットワークI
/F、26…入出力選択信号発生部、31…メモリ選択
部、A,B…トレースメモリ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUの動作に関する少なくともアドレ
    ス情報を含む履歴情報を記録可能なプログラマブルコン
    トローラにおいて、 前記履歴情報を所定の属性に分類するための属性分類手
    段と、 この属性分類手段による分類に基づいて前記履歴情報を
    記憶する履歴情報分類記憶手段とを備えたことを特徴と
    するプログラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプログラマブルコント
    ローラにおいて、 前記履歴情報分類記憶手段は、前記属性分類手段による
    分類に基づいて、前記履歴情報を前記属性を示す属性情
    報と組にして記憶することを特徴とするプログラマブル
    コントローラ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のプログラ
    マブルコントローラにおいて、 前記属性分類手段は、前記アドレス情報が前記CPUと
    バスを介して接続されたI/Fよりも当該CPU側を示
    すか否かに基づいて前記分類を実行することを特徴とす
    るプログラマブルコントローラ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載のプログラ
    マブルコントローラにおいて、 前記属性分類手段は、前記CPUの動作に関する書込指
    令又は読出指令に基づいて前記分類を実行することを特
    徴とするプログラマブルコントローラ。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載のプログラマブルコントローラにおいて、 前記履歴情報分類記憶手段は複数の記憶部を有し、前記
    属性分類手段による分類に基づいて前記履歴情報を当該
    各記憶部のうちの少なくとも1つの記憶部に記憶させる
    ことを特徴とするプログラマブルコントローラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011170848A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Arm Ltd トレースデータの優先度の選択

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011170848A (ja) * 2010-02-17 2011-09-01 Arm Ltd トレースデータの優先度の選択
US8887001B2 (en) 2010-02-17 2014-11-11 Arm Limited Trace data priority selection

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