JPH05173846A - 障害解析情報トレース方法 - Google Patents

障害解析情報トレース方法

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JPH05173846A
JPH05173846A JP3356587A JP35658791A JPH05173846A JP H05173846 A JPH05173846 A JP H05173846A JP 3356587 A JP3356587 A JP 3356587A JP 35658791 A JP35658791 A JP 35658791A JP H05173846 A JPH05173846 A JP H05173846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trace information
signal
tracer
phase number
determined
Prior art date
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Pending
Application number
JP3356587A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Ishii
靖之 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Ibaraki Ltd filed Critical NEC Ibaraki Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレース情報幅を極力狭くし、有効なトレー
ス情報のみで障害解析を行う。 【構成】 情報処理装置における各種処理を適当に区分
する。例えば、立ち上げ処理,システムリセット処理,
その他の処理に区分する。そして、これら処理毎にフェ
ーズ番号A,B,Cを定め、フェーズ番号A,B,C毎
に障害解析に必要とされるトレース情報の集まりを定め
る。例えば、フェーズ番号Aに対しては、採取トレース
情報としてD1,D2,D3,D5,D8を定める。そ
して、例えば、フェーズ番号Aの処理の実行中は、当該
フェーズ番号Aに対して定められたトレース情報D1,
D2,D3,D5,D8をデータ信号9として得、これ
をトレーサメモリ5に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、情報処理装置におけ
る障害解析情報(以下、トレース情報と言う)のトレー
ス方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、情報処理装置においては、ト
レーサメモリに障害解析に必要とされるトレース情報を
書き込み、障害発生時にこのトレース情報を参照として
障害を解析するものとしている。トレーサメモリへのト
レース情報の書き込みは、従来、固定のトレース情報幅
に固定のトレース情報を書き込む方式となっており、ア
ドレスカウンタをインクリメントすることによりトレー
ス情報を記憶するものとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のトレース方法によると、トレーサメモリにお
ける限られたトレース情報幅に固定のトレース情報を書
き込むものとしているため、書き込まれたトレース情報
で障害解析を行う際、ある障害はそのトレース情報が有
効で障害解析できるが、他の障害ではそのトレース情報
だけでは解析情報が不足していて解析できないというよ
うな問題が生ずることがあった。全ての処理の障害解析
に必要なトレース情報を採取するものとすれば上述の問
題はなくなるが、このようにするとトレーサメモリにお
いてトレース情報幅を大きくしなければならず、すなわ
ち大容量のトレーサメモリを必要とし、またトレース情
報を余分に採取してしまうという問題が生ずる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、情報処理装置におけ
る各種処理を適当に区分し、この区分した処理毎にフェ
ーズ番号を定め、この定めたフェーズ番号毎に障害解析
に必要とされるトレース情報の集まりを定め、実行中の
処理のフェーズ番号に対して定められたトレース情報の
集まりをトレーサメモリに書き込むようにしたものであ
る。
【0005】
【作用】したがってこの発明によれば、トレーサメモリ
における限られたトレース情報幅に、実行中の処理毎に
適したトレース情報の集まりが書き込まれる。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る障害解析情報トレース方
法を詳細に説明する。
【0007】図1はこの障害解析情報トレース方法の一
実施例を適用してなる情報処理装置の要部を示すブロッ
ク図である。
【0008】同図において、1は実行中の処理のフェー
ズ番号を示すフェーズ信号7をデコードして処理毎に定
められたトレース情報を選択するためのセレクト信号8
を出力するデコーダ、2はセレクト信号8の指示に従っ
てトレース情報群6の中から必要なトレース情報(トレ
ース情報の中にフェーズ信号7は必ず含む)を選び出し
データ信号9を作成する選択回路、3はトレーサ停止要
因の判断およびトレーサ書き込み判断をして制御信号1
0とカウントアップ信号11を出力するトレーサ制御回
路、4はカウントアップ信号11を受けてトレーサアド
レスを算出しアドレス信号12を出力するアドレスカウ
ンタ、5は制御信号10とアドレス信号12を受けてデ
ータ信号9を採取するトレーサメモリである。
【0009】図2はフェーズ番号,処理内容,採取トレ
ース情報の関係を示した図である。本実施例において
は、情報処理装置における処理を障害解析し易いように
フェーズ番号A,B,Cに区分し、フェーズ番号Aを立
ち上げ処理、フェーズ番号Bをシステムリセット処理、
フェーズ番号Cをその他の処理としている。そして、フ
ェーズ番号Aに対して採取トレース情報としてD1,D
2,D3,D5,D8を定め、フェーズ番号Bに対して
採取トレース情報としてD1,D2,D3,D6,D
9,D10を定め、フェーズ番号Cに対して採取トレー
ス情報としてD1,D2,D4,D7,D11を定めて
いる。なお、本実施例において、トレース情報群6はト
レース情報D1〜D11で構成されている。また、本実
施例において、トレース情報D1は、フェーズ信号7の
データである。
【0010】次に動作について説明する。立ち上げ処理
の実行中、デコーダ1は、フェーズ番号の状態を示すフ
ェーズ信号を受けてフェーズ番号Aと判断し、フェーズ
番号Aに応じたセレクト信号8を選択回路2へ送る。選
択回路2は、このセレクト信号8の指示に従ってトレー
ス情報群6の中からトレース情報D1,D2,D3,D
5,D8を選択して、データ信号9を作成する。
【0011】一方、トレーサ制御回路3は、トレーサ書
き込みを判断して、制御信号10とカウントアップ信号
11を出力する。カウントアップ信号11を受けて、ア
ドレスカウンタ4はアドレスをカウントアップして、ア
ドレス信号12を出力する。トレーサメモリ5は、制御
信号10とアドレス信号12を受けて、データ信号9す
なわちトレース情報D1,D2,D3,D5,D8の書
き込みを行う。
【0012】システムリセット処理に変わると、デコー
ダ1は、フェーズ信号を受けてフェーズ番号Bと判断す
る。これにより、上記と同様にして、トレース情報D
1,D2,D3,D6,D9,D10がトレーサメモリ
5に書き込まれる。
【0013】その他の処理に変わると、デコーダ1は、
フェーズ信号を受けてフェーズ番号Cと判断する。これ
により、上記と同様にして、トレース情報D1,D2,
D4,D7,D11がトレーサメモリ5に書き込まれ
る。
【0014】ここで、例えばフェーズ番号Bの処理の実
行中に障害が発生すると、これをトレーサ制御回路3が
トレーサ停止と判断し、制御信号10としてトレーサ停
止信号を、またカウントアップ信号11としてカウント
アップ停止信号を出力する。トレーサ制御回路3からの
カウントアップ停止信号11を受けて、アドレスカウン
タ4は、アドレスカウントを停止してアドレス信号12
としてアドレス停止信号を出力する。トレーサ停止信号
10とアドレス停止信号12を受けて、トレーサメモリ
5は、データ信号9の書き込みを停止する。
【0015】この状態で障害解析を行うときは、トレー
サメモリ5に書き込まれたトレース情報を読み出し、こ
の読み出されたトレース情報D1,D2,D3,D6,
D9,D10を障害解析情報として、障害解析を行うこ
とができる。
【0016】同様にして、フェーズ番号A,フェーズ番
号Cの場合も、障害解析を行うことができる。
【0017】以上説明したように、本実施例によれば、
トレーサメモリ5における限られたトレース情報幅に、
実行中の立ち上げ処理,システムリセット処理,その他
の処理毎に適したトレース情報の集まりが書き込まれる
ので、トレース情報幅に余分なトレース情報が書き込ま
れることがなく、トレース情報幅を極力狭くし、有効な
トレース情報のみで障害解析を行うことができるように
なる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、トレーサメモリにおける限られたトレー
ス情報幅に実行中の処理毎に適したトレース情報の集ま
りが書き込まれるので、トレース情報幅に余分なトレー
ス情報が書き込まれることがなく、トレース情報幅を極
力狭くし、有効なトレース情報のみで障害解析を行うこ
とができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る障害解析情報トレース方法の一実
施例を適用してなる情報処理装置の要部を示すブロック
図。
【図2】フェーズ番号,処理内容,採取トレース情報の
関係を示した図。
【符号の説明】
1 デコーダ 2 選択回路 3 トレーサ制御回路 4 アドレスカウンタ 5 トレーサメモリ 6 トレース情報群 7 フェーズ信号 8 セレクト信号 9 データ信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置における各種処理を適当に
    区分し、この区分した処理毎にフェーズ番号を定め、こ
    の定めたフェーズ番号毎に障害解析に必要とされるトレ
    ース情報の集まりを定め、実行中の処理のフェーズ番号
    に対して定められたトレース情報の集まりをトレーサメ
    モリに書き込むようにしたことを特徴とする障害解析情
    報トレース方法。
JP3356587A 1991-12-25 1991-12-25 障害解析情報トレース方法 Pending JPH05173846A (ja)

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JP3356587A JPH05173846A (ja) 1991-12-25 1991-12-25 障害解析情報トレース方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009099045A1 (ja) * 2008-02-04 2009-08-13 Nec Corporation トレース・障害観測システム、トレース・障害観測方法及びトレース・障害観測プログラム
JP2010205064A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Fujitsu Ltd 障害解析のためのトレース装置およびトレース方法

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