JPH088294A - アウタリ−ドボンディング方法 - Google Patents

アウタリ−ドボンディング方法

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JPH088294A
JPH088294A JP6137389A JP13738994A JPH088294A JP H088294 A JPH088294 A JP H088294A JP 6137389 A JP6137389 A JP 6137389A JP 13738994 A JP13738994 A JP 13738994A JP H088294 A JPH088294 A JP H088294A
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substrate
bonding tool
suction nozzle
height
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JP6137389A
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English (en)
Inventor
Ryoko Tomino
涼子 富野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
    • H01L2224/16Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
    • H01L2224/161Disposition
    • H01L2224/16151Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
    • H01L2224/16221Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 TCP部品のアウタリ−ドボンディングを良
好に行うことができるアウタリ−ドボンディング装置を
提供することを目的とするものである。 【構成】 吸着ノズル15に吸着保持されたTCP部品
1のアウタリ−ド3の下面を検出し、最も低く位置する
アウタリ−ド3の高さを検出する工程(図1(a))
と、検出されたアウタリ−ド3の高さに基づいて、上記
吸着ノズル15を上昇駆動し、すべてのアウタリ−ド3
の上面をボンディングツ−ル17の下端面17aに当接
させる工程(b)と、上記吸着ノズル15とボンディン
グツ−ル17を一体的に下降駆動し、上記TCP部品1
のアウタリ−ド3を上記プリント基板6に設けられた配
線パタ−ン7に加圧しつつ加熱することで、上記プリン
ト基板6の反りを矯正しつつこのアウタリ−ド3を上記
配線パタ−ン7に接続する工程(c)とからなるもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、TAB(Ta
pe Automated Bonding)部品の一つであるTCP(Tape
Carrier Package)部品のアウタリ−ドを基板の配線パ
タ−ンに接続するアウタリ−ドボンディング装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体電子部品の高機能化、小型
薄型化の要請に応え、TAB(TapeAutomated Bonding
)の技術を用いて製造されるTCP部品(Tape Carrie
r Package)が、特に薄型の電子機器に組み込まれるよ
うになっている。
【0003】TCP部品は図3に1で示すようなもの
で、インナ−リ−ド2およびアウタリ−ド3が形成され
たシネフィルム状のフィルムキャリア4を用いる。この
TCP部品1は、上記フィルムキャリア4のインナ−リ
−ド3に半導体素子5をボンディングした後、上記アウ
タリ−ド3に沿ってこのフィルムキャリア4を打ち抜
き、上記アウタリ−ド3をガルウイング形状にフォ−ミ
ングして製造される。
【0004】そして、このTCP部品1は、上記各アウ
タリ−ド3…をプリント基板6(基板)の配線パタ−ン
7…上に当接させて載置され、上記アウタリ−ド3を上
記配線パタ−ン7に接合(アウタリ−ドボンディング)
することで、このプリント基板6上に実装される。
【0005】このようなTCP部品1によれば、多端子
狭ピッチ化を容易に実現することが容易である。しか
し、上記フィルムキャリア4は、上述したようにシネフ
ィルム状のものであるから変形し易く、また、上記アウ
タリ−ド3は微細であるため簡単に変形してしまうとい
う欠点もある。
【0006】従来、このようなTCP部品1をプリント
基板6に実装するアウタリ−ドボンディング装置は、図
4(a)に示すような構成であった。図中8は、このT
CP部品1の上面を吸着することでこのTCP部品1を
保持する吸着ノズルである。この吸着ノズル8の径方向
外側には、このTCP部品1のアウタリ−ド3をプリン
ト基板6に加熱すると共に加圧するボンディングツ−ル
9と、このボンディングツ−ル9を保持するホルダ10
が設けられている。
【0007】一般に、上記吸着ノズル8と、上記ボンデ
ィングツ−ル9を保持するホルダ10は、共に、図示し
ないスプリングを介して、同一駆動源に接続されてい
る。したがって、上記吸着ノズル8とボンディングツ−
ル9は同時に上下駆動されるようになっている。
【0008】なお、下降中に例えば上記吸着ノズル8の
動きが規制された場合にはこの吸着ノズル8に取り付け
られたスプリングが圧縮されるだけで、上記ボンディン
グツ−ル9はそのまま下降し続けることができるように
なっている。
【0009】次に、アウタリ−ドボンディング工程につ
いて図4(a)〜(c)を参照して説明する。図4
(a)に示すように、上記プリント基板6上には、この
TCP部品1の各アウタリ−ド3…に対応する配線パタ
−ン7…が形成されている。この配線パタ−ン7…上に
は、図5(a)に拡大して示すように、あらかじめハン
ダ材11が供給されている。
【0010】ついで、図4(b)に示すように、上記T
CP部品を吸着保持した吸着ノズル8およびボンディン
グツ−ル9は、この配線パタ−ン7の上方に位置決めさ
れ、下降駆動される。
【0011】このことで、まず、上記TCP部品1のア
ウタリ−ド3…を上記配線パタ−ン7のハンダ材11に
当接させる。この状態で上記吸着ノズル8の下降は停止
するが、上記ボンディングツ−ル9は、さらに下降し、
図4(c)に示すように、上記アウタリ−ド3の上面に
当接する。
【0012】そして、上記図示しないスプリングの弾性
力により上記アウタリ−ド3…を上記配線パタ−ン7…
(ハンダ材11)に押し付けると共に加熱し、上記ハン
ダ材11を溶融させることで、上記すべてのアウタリ−
ド3…を配線パタ−ン7…に一括的に熱圧着する。この
ことで、上記TCP部品1は上記プリント基板6にアウ
タリ−ドボンディングされる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例のア
ウタリ−ドボンディング装置は、以下説明する解決すべ
き課題がある。すなわち、上記TCP部品1は多ピン
(多端子)大型化しているが、そのような大型TCP部
品1は、上記フィルムキャリア4が可撓性であるため、
それ自体で反りなどの変形を生じやすい。このフィルム
キャリア4が反ると、図5(a)に示すように、上記各
アウタリ−ド3…の先端部の高さに差が生じることとな
る。
【0014】このようなアウタリ−ド3すべてを上記配
線パタ−ン7に供給されたハンダ材11上に当接させる
場合には、図に示す中央部のアウタリ−ド3ほど上記ハ
ンダ材11に強くかつ長時間押し付けられることにな
る。このことにより中央部に位置するアウタリ−ドが破
損する恐れがある。
【0015】また、上記ハンダ材11は、図に示すよう
にかまぼこ形状に供給されているため、上述のように強
く押し付けられたアウタリ−ド3は図4(b)に示すよ
うに上記ハンダ材11の表面に沿って横ずれし、隣のア
ウタリ−ド3に接触したり、接合強度が不十分になった
りする場合がある。
【0016】一方、上記TCP部品1は、通常のプラス
チックプリント基板の他、液晶用の、ガラスプリント基
板やピングリッドアレイ(PGA)用のセラミックスプ
リント基板等、種々のプリント基板に実装されることと
なる。
【0017】プリント基板6によっては、図6(a)に
示すように反っている場合がある。このような場合に
は、同図に示すように、上記アウタリ−ド3の先端の高
さが揃っていても、図5に示す場合と同じ事態が生じる
恐れがある。
【0018】すなわち、この場合にも、同図(b)に示
すように、中央部に位置するアウタリ−ド3が最初にプ
リント基板6に押し付けられることとなり、このアウタ
リ−ド3が破損したりまたは横ずれしたりするというこ
とがある。
【0019】一方、上記アウタリ−ド3の高さにばらつ
きがない場合や、上記プリント基板6が反っていない場
合であっても、上記ボンディングツ−ル9の下降速度が
早い場合には、このボンディングツ−ル9がアウタリ−
ド3に当接した瞬間に、その衝撃により上記アウタリ−
ド3が横ずれしたり、上記プリント基板6が破損したり
するということも考えられる。
【0020】しかし、これを防止するために、上記ボン
ディングツ−ル9の下降速度を初めから遅くしたので
は、ボンディングに時間がかかることになり、生産効率
が低下するということがある。
【0021】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、TAB部品(TCP部品)のアウタリ−ド
ボンディングを良好に行うことができるアウタリ−ドボ
ンディング装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、吸着ノズルで吸着保持したTAB部品のアウタリ−
ドを、ボンディングツ−ルを用いて基板に設けられた配
線パタ−ンに加熱し加圧することで、基板に接合するア
ウタリ−ドボンディング方法において、吸着ノズルに吸
着保持されたTAB部品のアウタリ−ドの上記配線パタ
−ンに接する面を検出し、この面が最も上記基板側に位
置するアウタリ−ドの高さを検出する第1の工程と、検
出されたアウタリ−ドの高さに基づいて、上記吸着ノズ
ルとボンディングツ−ルとを相対的に移動させ、上記ア
ウタリ−ドを上記ボンディングツ−ルの押圧面に当接さ
せることでこのアウタリ−ドの高さを揃えると共にこの
アウタリ−ドを所定の温度に加熱する第2の工程と、上
記吸着ノズルとボンディングツ−ルを一体的に下降駆動
し、上記TAB部品のアウタリ−ドを上記基板に設けら
れた配線パタ−ンに加圧、加熱することでこの基板の反
りを矯正しつつ上記アウタリ−ドを上記配線パタ−ンに
接続する第3の工程とを有することを特徴とするアウタ
リ−ドボンディング方法である。
【0023】第2の手段は、吸着ノズルで吸着保持した
TAB部品のアウタリ−ドを、ボンディングツ−ルを用
いて基板に設けられた配線パタ−ンに加熱し加圧するこ
とで、基板に接合するアウタリ−ドボンディング方法に
おいて、吸着ノズルに吸着保持されたTAB部品のアウ
タリ−ドの上記配線パタ−ンに接する面を検出し、この
面が最も上記基板側に位置するアウタリ−ドの高さを検
出する第1の工程と、検出されたアウタリ−ドの高さに
基づいて、上記吸着ノズルとボンディングツ−ルとを相
対的に移動させ、上記アウタリ−ドを上記ボンディング
ツ−ルの押圧面に当接させることでこのアウタリ−ドの
高さを揃えると共にこのアウタリ−ドを所定の温度に加
熱する第2の工程と、上記基板の上記アウタリ−ド側の
面を検出し、この基板の最もTAB部品側に位置する部
位の高さを検出する第3の工程と、上記吸着ノズルとボ
ンディングツ−ルを一体的に下降駆動し、上記TAB部
品を上記基板側に所定の速度で駆動する第4の工程と、
上記第3の工程で検出した上記基板の高さに基づき、T
AB部品のアウタリ−ドが上記基板の配線パタ−ンに当
接する直前に上記TAB部品の下降速度を遅くする第5
の工程と、上記TAB部品のアウタリ−ドを上記基板に
設けられた配線パタ−ンに加圧、加熱しつつ上記ボンデ
ィングツ−ルを下降駆動し、上記基板を保持するボンデ
ィングステ−ジの保持面を基準に定められた所定の高さ
にまで下降させる第6の工程とを有することを特徴とす
るアウタリ−ドボンディング方法である。
【0024】
【作用】このような構成によれば、アウタリ−ドを基板
に押し付ける前に、すべてのアウタリ−ドの高さを揃え
ることができると共に、上記基板の反りを矯正しつつこ
のアウタリ−ドを基板の配線パタ−ンに押圧し一括的に
接続することができる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。なお、従来例で説明した構成要素と同一の構
成要素には同一符号を付してその説明は省略する。図1
(a)に示すように、この発明のアウタリ−ドボンディ
ング装置は、上記TCP部品1(図2参照)の上面を吸
着可能な吸着ノズル15と、この吸着ノズル15の径方
向外側に配置され、上記TCP部品1の4方向に突出す
るアウタリ−ド3…に対応するように設けられた4個の
ボンディングツ−ル17(図には2個のみ図示)とを具
備する。
【0026】各ボンディングツ−ル17は、給電される
ことで加熱するもので、図に18で示すホルダによって
保持されている。また、このボンディングツ−ル17の
下端面17aは上記アウタリ−ド3…を外部基板例えば
プリント基板6に設けられた配線パタ−ン7…に押圧す
る押圧面となっている。
【0027】また、上記吸着ノズル15は、図示しない
スプリングを介して、この吸着ノズル15を上下駆動す
る吸着ノズル駆動手段19に接続されている。一方、上
記ボンディングツ−ル17(ホルダ18)は、このボン
ディングツ−ル17を上下駆動するボンディングツ−ル
駆動手段20に接続されている。
【0028】つまり、従来例と異なり、上記吸着ノズル
15と上記ボンディングツ−ル17はそれぞれ上記駆動
手段19、20とによって各々独立に上下駆動されるよ
うになっている。
【0029】一方、このアウタリ−ドボンディング装置
は、図1(a)に22で示すアウタリ−ド検出手段、2
3で示すプリント基板検出装置を具備する。アウタリ−
ド検出手段22は、レ−ザ光Lを走査し、その反射レ−
ザ光L´を観察することで上記TCP部品1の各アウタ
リ−ド3…の下面の高さを検出する。
【0030】また、プリント基板検出手段23は、同じ
く、上記プリント基板6上の上記配線パタ−ン7の表面
に沿ってレ−ザ光Lを走査することで上記配線パタ−ン
7の上面の高さを検出する。
【0031】また、上記アウタリ−ド検出手段22およ
び上記プリント基板検出手段23は、演算制御部24に
接続されている。この演算制御部24は、このアウタリ
−ド検出手段22から上記アウタリ−ド3の高さ検出信
号を受取り、最も低く位置するアウタリ−ド3の高さを
求める。また、上記プリント基板検出手段23から上記
プリント基板6の上記配線パタ−ン7周辺の表面の高さ
検出信号を受取り、このプリント基板6の最も高い位置
を求める。
【0032】上記演算制御部24は、上記アウタリ−ド
3および上記プリント基板6の高さに基づく駆動信号を
上記吸着ノズル駆動手段19に送出するようになってい
る。なお、この演算制御部24の処理については、後で
詳しく説明する。
【0033】なお、上記プリント基板6は、図に26で
示すボンディングステ−ジ上に保持されている。このボ
ンディングステ−ジ26の上面(プリント基板6の保持
面)は、平坦かつ水平に形成されている。
【0034】次に、このボンディング装置の動作を図1
(a)〜(c)を参照して説明する。まず、上記アウタ
リ−ドボンディング装置は、上記吸着ノズル15を用い
て、図示しないTCP部品搬送手段から、このTCP部
品1を吸着保持することで受け取る。
【0035】ついで、このアウタリ−ドボンディング装
置は、上記吸着ノズル15を回転させることで、このT
CP部品1の姿勢を補正した後、上記TCP部品1を上
記プリント基板6の上方に搬送し、図1(a)に示すよ
うに、上記アウタリ−ド3と各配線パタ−ン7とを対向
位置決めする。
【0036】なお、上記TCP部品1の姿勢認識、およ
びこのTCP部品1とプリント基板6との位置決めのた
めの認識は、図示しないCCDカメラおよび画像処理装
置を用いて行う。
【0037】上記アウタリ−ド3と配線パタ−ン7とが
位置決めされたならば、上記アウタリ−ド検出手段22
は、各アウタリ−ド3にレ−ザ光Lを照射する。そし
て、反射レ−ザ光を観察することで、各アウタリ−ド3
の高さを求める。
【0038】上記演算制御部24は、このアウタリ−ド
検出手段22からの信号に基づき上記TCP1の各アウ
タリ−ド3…のうち最も低く位置するアウタリ−ド3を
決定する。そして、上記ボンディングツ−ル17の下端
面17aと、このアウタリ−ド3の相対的位置関係か
ら、この最も低く位置するアウタリ−ド3の上面を上記
ボンディングツ−ル17の下端面17aに当接させるの
に必要な上記吸着ノズル15の上昇量を求める。そし
て、この上昇量を上記吸着ノズル駆動手段19に入力す
る。
【0039】ついで、この吸着ノズル駆動手段19は、
上記上昇量だけ上記吸着ノズル15を上昇駆動する。こ
のことにより、上記TCP部品1は、上記最も低いアウ
タリ−ド3の上面が上記ボンディングツ−ル17の下端
面17aに当接するまで上昇する。
【0040】このように、最も低いアウタリ−ド3の上
面を上記ボンディングツ−ル17の下端面17aに当接
させることで、図1(b)に示すようにすべてのアウタ
リ−ド3…を上記ボンディングツ−ル17の下端面17
aに当接させることができる。このことにより、すべて
のアウタリ−ド3…の高さは揃えられる。
【0041】一方、上記プリント基板検出手段23は、
同じくレ−ザ光Lを走査することで、上記プリント基板
6(配線パタ−ン7)の高さを検出する。上記演算制御
部24は、このプリント基板検出手段23から信号に基
づき、上記配線パタ−ン7の設けられている位置のうち
最も高い位置を決定する。
【0042】そして、この演算制御部24は、上記アウ
タリ−ド3と上記プリント基板6の高さの差を求め、す
なわち、上記TCP部品1のアウタリ−ド3を上記配線
パタ−ン7に接触させるのに必要な上記ボンディングツ
−ル17の下降量を決定する。
【0043】ついで、上記演算制御部24は、この下降
量を上記吸着ノズル駆動手段19および上記ボンディン
グツ−ル駆動手段20に入力する。この入力に基づいて
上記吸着ノズル駆動手段19および上記ボンディングツ
−ル駆動手段20は、上記吸着ノズル15およびボンデ
ィングツ−ル17を同時にかつ同じ速さで下降駆動す
る。この時の下降速度は、後述するアウタリ−ド押圧時
の下降速度よりも高速になるように定められる。
【0044】上記ボンディングツ−ル17に保持された
アウタリ−ド3が上記プリント基板6の近傍(上記ボン
ディングツ−ル17が上記下降量に近い位置)に達した
ならば、上記演算制御部24は、上記ボンディングツ−
ル駆動手段20および上記吸着ノズル駆動手段19に命
令を与え、上記ボンディングツ−ル17および吸着ノズ
ル15の下降速度を遅くする。このことで、上記ボンデ
ィングツ−ル17に保持されたアウタリ−ド3と上記配
線パタ−ン7は、衝撃の少ない状態で当接することにな
る。
【0045】なお、上記吸着ノズル15は、上記スプリ
ングを介して保持されているから、上記TCP部品1の
アウタリ−ド3が上記配線パタ−ン7に当接したなら
ば、上記スプリングの復元力に抗して下降を停止するこ
ととなる。このことにより上記TCP部品1に実装され
た半導体チップが上記プリント基板1に接触して破損す
るということを防止できる。
【0046】一方、上記ボンディングツ−ル17は、下
降を続け、図1(c)に示すように、上記TCP部品1
のアウタリ−ド3を上記プリント基板6の配線パタ−ン
7に押圧する。
【0047】このとき上記アウタリ−ド3は、高さが揃
えられていると共に、上記ボンディングツ−ルの下面に
保持され加熱されているので、上記配線パタ−ン7上に
供給されたハンダ材11に接触した瞬間にこのハンダ材
11を溶融させることとなる。
【0048】また、上記ボンディングツ−ル17の最終
下降位置は、上記プリント基板検手段23により決定さ
れた「下降量」とは異なり、上記プリント基板6を保持
するボンディングステ−ジ26の上面を基準として、図
2(c)に示す高さhに設定されている。
【0049】このことで、同図(a)〜(c)に示すよ
うに、上記プリント基板6が反っている場合であって
も、このプリント基板6の反りを矯正しつつ上記アウタ
リ−ドの接合を行える。
【0050】なお、上述したように、上記ボンディング
ツ−ル17および上記吸着ノズル15の下降速度は、同
図(a)における基板6の最も高い位置を基準に制御さ
れ、また、上記アウタリ−ド3がハンダ材11に接した
瞬間にこのハンダ材11が溶融することとなるから、上
記プリント基板6の反りを矯正する最中に、上記アウタ
リ−ド3が上記ハンダ材11の表面に沿って横ずれする
ということはない。
【0051】このような構成によれば、以下に説明する
効果がある。第1に、上記すべてのアウタリ−ド3を、
まず上記ボンディングツ−ル17の下面に当接させるこ
とで、このアウタリ−ド3の高さを揃えると共にこのア
ウタリ−ド3を所定の温度に加熱するようにした。
【0052】このことにより、上記ボンディングツ−ル
17の下面であらかじめ上記すべてのアウタリ−ド3を
加熱することができるので、上記アウタリ−ド3が上記
ハンダ材17に接した瞬間にこのハンダ材11を溶融さ
せることができる。したがって、上記アウタリ−ド3が
上記ハンダ材11の表面に沿って横ずれするということ
を有効に防止できる。
【0053】第2に、最も低く位置する上記アウタリ−
ド3の高さと、上記配線パタ−ン7の最も高い部位の高
さとから、上記ボンディングツ−ル17の基板6までの
下降量を決定し、上記アウタリ−ド3が上記配線パタ−
ン7に高速で衝突することがないように制御するように
した。
【0054】このことにより、衝撃により、上記プリン
ト基板6や配線パタ−ン7およびアウタリ−ド3が破損
してしまうことを有効に防止できる効果がある。また、
上記プリント基板6に反りがある場合でも、このような
制御によれば、上記基板6およびアウタリ−ド3の破損
を効果的に防止できる。
【0055】第3に、上記ボンディングツ−ル17およ
び吸着ノズル15の下降速度を、上記プリント基板6の
近傍までは高速に設定するようにした。このことで、上
述したようにプリント基板6や配線パタ−ン7およびア
ウタリ−ド3の破損を防止つつ、可能な限り高速でボン
ディングを行うことができる。したがって、生産効率を
低下させることなく、良好なボンディングを行うことが
できる効果がある。
【0056】第4に、上記ボンディングツ−ル17の最
終下降位置を上記ボンディングステ−ジ26の上面を基
準にして定めるようにしたので、上記プリント基板6の
反りを矯正しつつ上記アウタリ−ド3を上記配線パタ−
ン7に接合することができる。
【0057】このことにより、上記プリント基板6が反
っている場合であっても、良好なアウタリ−ドボンディ
ングを行うことができる効果がある。なお、従来例のよ
うに、上記ボンディングツ−ル9がスプリングを介して
保持されている場合には、このボンディングツ−ル9が
上記プリント基板6の反りに応じてどちらかに傾くこと
になり良好なボンディングを行うことができない場合が
ある。この発明では、上記ボンディングツ−ル9はリジ
ットに、傾き不能に保持されているから、上記プリント
基板6の反りを矯正しつつ良好なボンディングを行える
効果がある。
【0058】なお、この発明は、上記一実施例に限定さ
れるものではなく発明の要旨を変更しない範囲で種々変
形可能である。上記一実施例では、上記TCP部品1の
すべてのアウタリ−ド3をボンディングツ−ル17の下
端面17aに当接させるために、吸着ノズル15(TC
P部品1)を上昇駆動したが、これに限定されるもので
はない。
【0059】例えば、上記吸着ノズル15(TCP部品
1)を駆動せずに、ボンディングツ−ル17を下降駆動
することで、このボンディングツ−ル17の下端面17
aを上記アウタリ−ド3に当接させるようにしても良
い。
【0060】あるいは、上記ボンディングツ−ル17を
下降駆動すると共に上記吸着ノズル15を上昇駆動し
て、上記TCP部品1のアウタリ−ド3と上記ボンディ
ングツ−ル7の下端面17aとを当接させるようにして
も同様の効果を得ることができる。
【0061】また、上記一実施例では、TAB部品とし
てTCP部品を挙げたが、これに限定されるものではな
く、TABの技術によって製造される部品であれば他の
物であっても良い。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の第1の構
成は、吸着ノズルで吸着保持したTAB部品のアウタリ
−ドを、ボンディングツ−ルを用いて基板に設けられた
配線パタ−ンに加熱し加圧することで、基板に接合する
アウタリ−ドボンディング方法において、吸着ノズルに
吸着保持されたTAB部品のアウタリ−ドの上記配線パ
タ−ンに接する面を検出し、この面が最も上記基板側に
位置するアウタリ−ドの高さを検出する第1の工程と、
検出されたアウタリ−ドの高さに基づいて、上記吸着ノ
ズルとボンディングツ−ルとを相対的に移動させ、上記
アウタリ−ドを上記ボンディングツ−ルの押圧面に当接
させることでこのアウタリ−ドの高さを揃えると共にこ
のアウタリ−ドを所定の温度に加熱する第2の工程と、
上記吸着ノズルとボンディングツ−ルを一体的に下降駆
動し、上記TAB部品のアウタリ−ドを上記基板に設け
られた配線パタ−ンに加圧、加熱することでこの基板の
反りを矯正しつつ上記アウタリ−ドを上記配線パタ−ン
に接続する第3の工程とを有するアウタリ−ドボンディ
ング方法である。
【0063】第2の構成は、吸着ノズルで吸着保持した
TAB部品のアウタリ−ドを、ボンディングツ−ルを用
いて基板に設けられた配線パタ−ンに加熱し加圧するこ
とで、基板に接合するアウタリ−ドボンディング方法に
おいて、吸着ノズルに吸着保持されたTAB部品のアウ
タリ−ドの上記配線パタ−ンに接する面を検出し、この
面が最も上記基板側に位置するアウタリ−ドの高さを検
出する第1の工程と、検出されたアウタリ−ドの高さに
基づいて、上記吸着ノズルとボンディングツ−ルとを相
対的に移動させ、上記アウタリ−ドを上記ボンディング
ツ−ルの押圧面に当接させることでこのアウタリ−ドの
高さを揃えると共にこのアウタリ−ドを所定の温度に加
熱する第2の工程と、上記基板の上記アウタリ−ド側の
面を検出し、この基板の最もTAB部品側に位置する部
位の高さを検出する第3の工程と、上記吸着ノズルとボ
ンディングツ−ルとを一体的に駆動し、上記TAB部品
を上記基板側に所定の速度で駆動する第4の工程と、上
記第3の工程で検出した上記基板の高さに基づき、TA
B部品のアウタリ−ドが上記基板の配線パタ−ンに当接
する直前に上記TAB部品の下降速度を遅くする第5の
工程と、上記TAB部品のアウタリ−ドを上記基板に設
けられた配線パタ−ンに加圧、加熱しつつ上記ボンディ
ングツ−ルを下降駆動し、上記基板を保持するボンディ
ングステ−ジの保持面を基準に定められた所定の高さに
まで下降させる第6の工程とを有することを特徴とする
アウタリ−ドボンディング方法である。
【0064】このような構成によれば、アウタリ−ドお
よび基板の破損を防止つつ、基板が反っている場合であ
っても不良の少ない良好なアウタリ−ドボンディングを
行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は、この発明の一実施例を示す
工程図。
【図2】同じく、(a)〜(c)は、ボンディング工程
を拡大して示す工程図。
【図3】一般的なTCP部品を示す斜視図。
【図4】(a)〜(c)は、従来例を示す工程図。
【図5】(a)、(b)は、同じく、拡大して示す工程
図。
【図6】(a)、(b)は、同じく、拡大して示す工程
図。
【符号の説明】
1…TCP部品、3…アウタリ−ド、6…プリント基板
(基板)、7…配線パタ−ン、15…吸着ノズル、17
…ボンディングツ−ル、17a…下端面、19…吸着ノ
ズル駆動手段、20…ボンディングツ−ル駆動手段、2
2…アウタリ−ド検出手段、23…基板検出手段、24
…演算制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着ノズルで吸着保持したTAB部品の
    アウタリ−ドを、ボンディングツ−ルを用いて基板に設
    けられた配線パタ−ンに加熱し加圧することで、基板に
    接合するアウタリ−ドボンディング方法において、 吸着ノズルに吸着保持されたTAB部品のアウタリ−ド
    の上記配線パタ−ンに接する面を検出し、この面が最も
    上記基板側に位置するアウタリ−ドの高さを検出する第
    1の工程と、 検出されたアウタリ−ドの高さに基づいて、上記吸着ノ
    ズルとボンディングツ−ルとを相対的に移動させ、上記
    アウタリ−ドを上記ボンディングツ−ルの押圧面に当接
    させることでこのアウタリ−ドの高さを揃えると共にこ
    のアウタリ−ドを所定の温度に加熱する第2の工程と、 上記吸着ノズルとボンディングツ−ルを一体的に下降駆
    動し、上記TAB部品のアウタリ−ドを上記基板に設け
    られた配線パタ−ンに加圧、加熱することでこの基板の
    反りを矯正しつつ上記アウタリ−ドを上記配線パタ−ン
    に接続する第3の工程とを有することを特徴とするアウ
    タリ−ドボンディング方法。
  2. 【請求項2】 吸着ノズルで吸着保持したTAB部品の
    アウタリ−ドを、ボンディングツ−ルを用いて基板に設
    けられた配線パタ−ンに加熱し加圧することで、基板に
    接合するアウタリ−ドボンディング方法において、 吸着ノズルに吸着保持されたTAB部品のアウタリ−ド
    の上記配線パタ−ンに接する面を検出し、この面が最も
    上記基板側に位置するアウタリ−ドの高さを検出する第
    1の工程と、 検出されたアウタリ−ドの高さに基づいて、上記吸着ノ
    ズルとボンディングツ−ルとを相対的に移動させ、上記
    アウタリ−ドを上記ボンディングツ−ルの押圧面に当接
    させることでこのアウタリ−ドの高さを揃えると共にこ
    のアウタリ−ドを所定の温度に加熱する第2の工程と、 上記基板の上記アウタリ−ド側の面を検出し、この基板
    の最もTAB部品側に位置する部位の高さを検出する第
    3の工程と、 上記吸着ノズルとボンディングツ−ルとを一体的に下降
    駆動し、上記TAB部品を上記基板側に所定の速度で駆
    動する第4の工程と、 上記第3の工程で検出した上記基板の高さに基づき、T
    AB部品のアウタリ−ドが上記基板の配線パタ−ンに当
    接する直前に上記TAB部品の下降速度を遅くする第5
    の工程と、 上記TAB部品のアウタリ−ドを上記基板に設けられた
    配線パタ−ンに加圧、加熱しつつ上記ボンディングツ−
    ルを下降駆動し、上記基板を保持するボンディングステ
    −ジの保持面を基準に定められた所定の高さにまで下降
    させる第6の工程とを有することを特徴とするアウタリ
    −ドボンディング方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101988996A (zh) * 2009-07-31 2011-03-23 株式会社日立高新技术 Pcb安装处理装置及pcb安装处理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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